JP2000240774A - 自動変速機用走行レンジ選択装置 - Google Patents
自動変速機用走行レンジ選択装置Info
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- JP2000240774A JP2000240774A JP3956899A JP3956899A JP2000240774A JP 2000240774 A JP2000240774 A JP 2000240774A JP 3956899 A JP3956899 A JP 3956899A JP 3956899 A JP3956899 A JP 3956899A JP 2000240774 A JP2000240774 A JP 2000240774A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/12—Range selector apparatus comprising push button devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/40—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
- F16H63/42—Ratio indicator devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両が所定速度を超えて走行中、自動変速機
の走行レンジが誤って切換わることを防止するレンジ選
択装置を提供する。 【解決手段】 エンジン運転中、車両が停止し運転者が
ブレーキペダルを踏み込んでいる間、ＥＣＵ１は車両が
停止していると判断しタッチパネル１０にＰ、Ｒ、Ｎ、
Ｄの各レンジ選択スイッチを表示する。運転者は、タッ
チパネル１０に表示されている所望のレンジ選択スイッ
チに触れ走行レンジを選択する。車両が走行を開始して
から所定速度を超えると、ＥＣＵ１の指示によりタッチ
パネル１０からレンジ選択スイッチの表示を消す。つま
り、前進および後進に関わらず所定速度を超えるとタッ
チパネル１０において走行レンジを選択することができ
なくなるので、車両走行中に走行レンジが誤選択される
ことを防止する。
の走行レンジが誤って切換わることを防止するレンジ選
択装置を提供する。 【解決手段】 エンジン運転中、車両が停止し運転者が
ブレーキペダルを踏み込んでいる間、ＥＣＵ１は車両が
停止していると判断しタッチパネル１０にＰ、Ｒ、Ｎ、
Ｄの各レンジ選択スイッチを表示する。運転者は、タッ
チパネル１０に表示されている所望のレンジ選択スイッ
チに触れ走行レンジを選択する。車両が走行を開始して
から所定速度を超えると、ＥＣＵ１の指示によりタッチ
パネル１０からレンジ選択スイッチの表示を消す。つま
り、前進および後進に関わらず所定速度を超えるとタッ
チパネル１０において走行レンジを選択することができ
なくなるので、車両走行中に走行レンジが誤選択される
ことを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機用走行
レンジ選択装置（以下、「自動変速機用走行レンジ選択
装置」をレンジ選択装置という）に関する。
レンジ選択装置（以下、「自動変速機用走行レンジ選択
装置」をレンジ選択装置という）に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動変速機の走行レンジの切換え
は、スプール弁等のレンジ切換弁により行われることが
一般的である。さらに、シフトレバーとレンジ切換弁と
をワイヤでリンクし機械的にレンジ切換弁を切換える代
わりに、ソレノイド等の電気駆動部により電気的にレン
ジ切換弁を切換える自動変速機も知られている。このよ
うな自動変速機の走行レンジを選択するレンジ選択装置
では、Ｄ（前進）レンジ、Ｒ（後進）レンジ、Ｐ（駐
車）レンジ、Ｎ（中立）レンジ等の走行レンジが一直線
上に配置されていることが一般的である。この走行レン
ジの配置では、シフトレバーの同じ操作方向上に選択可
能な走行レンジが複数存在することがある。シフトレバ
ーを目視していないとシフトレバーの操作方向だけでは
どの走行レンジを選択したかを確認できないので、走行
レンジを誤選択する恐れがある。
は、スプール弁等のレンジ切換弁により行われることが
一般的である。さらに、シフトレバーとレンジ切換弁と
をワイヤでリンクし機械的にレンジ切換弁を切換える代
わりに、ソレノイド等の電気駆動部により電気的にレン
ジ切換弁を切換える自動変速機も知られている。このよ
うな自動変速機の走行レンジを選択するレンジ選択装置
では、Ｄ（前進）レンジ、Ｒ（後進）レンジ、Ｐ（駐
車）レンジ、Ｎ（中立）レンジ等の走行レンジが一直線
上に配置されていることが一般的である。この走行レン
ジの配置では、シフトレバーの同じ操作方向上に選択可
能な走行レンジが複数存在することがある。シフトレバ
ーを目視していないとシフトレバーの操作方向だけでは
どの走行レンジを選択したかを確認できないので、走行
レンジを誤選択する恐れがある。
【０００３】走行レンジの誤選択を回避するため、異な
る直線上に走行レンジを配置したレンジ選択装置が知ら
れている。このレンジ選択装置では、例えば、Ｐレンジ
およびＲレンジを選択するシフトレバーの操作線と、Ｄ
レンジおよびＤレンジ以外の前進レンジを選択する操作
線とを平行に離れて配置することにより、走行レンジの
誤選択を防止しようとしている。
る直線上に走行レンジを配置したレンジ選択装置が知ら
れている。このレンジ選択装置では、例えば、Ｐレンジ
およびＲレンジを選択するシフトレバーの操作線と、Ｄ
レンジおよびＤレンジ以外の前進レンジを選択する操作
線とを平行に離れて配置することにより、走行レンジの
誤選択を防止しようとしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した異なる操作線
上に走行レンジを配置したレンジ切換装置では、運転者
が走行レンジを誤選択する可能性は低下する。しかし、
動かそうと思えば一方の操作線上にある走行レンジから
他方の操作線上にある走行レンジにシフトレバーを切換
えることができるので、助手席に子供等を座らせている
場合、子供のいたずら等により走行中にシフトレバーが
動き自動変速機の走行レンジが切換わる恐れがある。例
えば、車両が所定速度を超えて前進中または後進中にＰ
レンジや逆方向の走行レンジが選択されると、大きな衝
撃が車両に加わることがある。本発明の目的は、車両が
所定速度を超えて走行中、自動変速機の走行レンジが誤
って切換わることを防止するレンジ選択装置を提供する
ことにある。
上に走行レンジを配置したレンジ切換装置では、運転者
が走行レンジを誤選択する可能性は低下する。しかし、
動かそうと思えば一方の操作線上にある走行レンジから
他方の操作線上にある走行レンジにシフトレバーを切換
えることができるので、助手席に子供等を座らせている
場合、子供のいたずら等により走行中にシフトレバーが
動き自動変速機の走行レンジが切換わる恐れがある。例
えば、車両が所定速度を超えて前進中または後進中にＰ
レンジや逆方向の走行レンジが選択されると、大きな衝
撃が車両に加わることがある。本発明の目的は、車両が
所定速度を超えて走行中、自動変速機の走行レンジが誤
って切換わることを防止するレンジ選択装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
レンジ選択装置によると、車両が所定速度を超えて走行
中、操作部の走行レンジをすべて無効にするか、あるい
は前進中操作部の前進レンジだけを有効にしている。し
たがって、所定速度を超えて走行中に自動変速機の走行
レンジが停止または逆方向の走行レンジに切換わらない
ので、走行中に衝撃が車両に加わることを防止する。一
方、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが操作され
ている間操作部の走行レンジの全レンジを有効にするの
で、車両の停止状態から任意の走行レンジを選択するこ
とができる。一般に車速を検出する車速センサは数ｋｍ
／ｈ以下の低速を正確に出力できない。したがって、所
定速度とは停止した状態と区別できない低速を意味す
る。
レンジ選択装置によると、車両が所定速度を超えて走行
中、操作部の走行レンジをすべて無効にするか、あるい
は前進中操作部の前進レンジだけを有効にしている。し
たがって、所定速度を超えて走行中に自動変速機の走行
レンジが停止または逆方向の走行レンジに切換わらない
ので、走行中に衝撃が車両に加わることを防止する。一
方、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが操作され
ている間操作部の走行レンジの全レンジを有効にするの
で、車両の停止状態から任意の走行レンジを選択するこ
とができる。一般に車速を検出する車速センサは数ｋｍ
／ｈ以下の低速を正確に出力できない。したがって、所
定速度とは停止した状態と区別できない低速を意味す
る。
【０００６】本発明の請求項２記載のレンジ選択装置に
よると、制御手段は、車両が所定速度を超えて走行中、
操作部のレンジ選択スイッチをすべて非表示にするか、
あるいは前進中操作部の前進レンジ選択スイッチだけを
表示し、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが操作
されている間、操作部のすべてのレンジ選択スイッチを
表示する。したがって、所定速度を超える速度で走行中
に停止または逆方向の走行レンジを誤選択することを防
止する。
よると、制御手段は、車両が所定速度を超えて走行中、
操作部のレンジ選択スイッチをすべて非表示にするか、
あるいは前進中操作部の前進レンジ選択スイッチだけを
表示し、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが操作
されている間、操作部のすべてのレンジ選択スイッチを
表示する。したがって、所定速度を超える速度で走行中
に停止または逆方向の走行レンジを誤選択することを防
止する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図に基づいて説明する。本発明の一実施例によ
るレンジ選択装置を用いた自動変速システムを図２に示
す。制御手段としてのＥＣＵ１は操作部としてのタッチ
パネル１０で選択された走行レンジを検出し走行レンジ
を決定する。タッチパネル１０は例えばフロントパネル
の中央部に配置されており、運転者がタッチパネル１０
に表示されたレンジ選択スイッチに触れることにより走
行レンジが選択される。ＥＣＵ１は、決定した走行レン
ジをメータパネル内に配設されているインジケータ２に
表示し、走行レンジに応じた信号を駆動回路３に送出す
る。駆動回路３は、自動変速機４内に配設されている電
気駆動部５に走行レンジに応じた制御信号を送出する。
駆動回路３および電気駆動部５はともに電気駆動部を構
成している。ソレノイド等で構成される電気駆動部５
は、駆動回路３から送出される制御信号によりスプール
弁等で構成される走行レンジ切換装置としての油路切換
弁と、Ｐレンジへの切換え部とを駆動する。
実施例を図に基づいて説明する。本発明の一実施例によ
るレンジ選択装置を用いた自動変速システムを図２に示
す。制御手段としてのＥＣＵ１は操作部としてのタッチ
パネル１０で選択された走行レンジを検出し走行レンジ
を決定する。タッチパネル１０は例えばフロントパネル
の中央部に配置されており、運転者がタッチパネル１０
に表示されたレンジ選択スイッチに触れることにより走
行レンジが選択される。ＥＣＵ１は、決定した走行レン
ジをメータパネル内に配設されているインジケータ２に
表示し、走行レンジに応じた信号を駆動回路３に送出す
る。駆動回路３は、自動変速機４内に配設されている電
気駆動部５に走行レンジに応じた制御信号を送出する。
駆動回路３および電気駆動部５はともに電気駆動部を構
成している。ソレノイド等で構成される電気駆動部５
は、駆動回路３から送出される制御信号によりスプール
弁等で構成される走行レンジ切換装置としての油路切換
弁と、Ｐレンジへの切換え部とを駆動する。
【０００８】ＥＣＵ１は、検出手段としての車速センサ
６およびブレーキスイッチ７の出力信号を入力する。車
速センサ６は例えば車両の車輪またはドライブシャフト
の回転を検知している。車速センサ６の検出精度はあま
り高くないので、例えば車両が５ｋｍ／ｈ程度の微低速
で走行していても車両が停止していると判定される。タ
ッチパネル１０で選択された走行レンジ、車速センサ６
およびブレーキスイッチ７の出力信号等により、ＥＣＵ
１はエンジン運転状態を検知する。ＥＣＵ１、駆動回路
３、電気駆動部５、車速センサ６、ブレーキスイッチ７
およびタッチパネル１０はレンジ選択装置を構成してい
る。
６およびブレーキスイッチ７の出力信号を入力する。車
速センサ６は例えば車両の車輪またはドライブシャフト
の回転を検知している。車速センサ６の検出精度はあま
り高くないので、例えば車両が５ｋｍ／ｈ程度の微低速
で走行していても車両が停止していると判定される。タ
ッチパネル１０で選択された走行レンジ、車速センサ６
およびブレーキスイッチ７の出力信号等により、ＥＣＵ
１はエンジン運転状態を検知する。ＥＣＵ１、駆動回路
３、電気駆動部５、車速センサ６、ブレーキスイッチ７
およびタッチパネル１０はレンジ選択装置を構成してい
る。
【０００９】次に、レンジ選択装置の作動について説明
する。エンジン運転中、運転者が制動装置であるブレー
キペダルを踏み込み車両が停止している間、図１の
（Ａ）に示すように、タッチパネル１０にＰ、Ｒ、Ｎ、
Ｄの各レンジ選択スイッチが表示されている。運転者
は、所望のレンジ選択スイッチに触れ走行レンジを選択
する。Ｐ、Ｒ、Ｎ、Ｄの中からＤレンジまたはＲレンジ
を選択し車両が走行を開始してから所定速度を超える
と、図１の（Ｂ）に示すようにタッチパネル１０からレ
ンジ選択スイッチの表示が消える。つまり、前進および
後進に関わらず所定速度を超えるとタッチパネル１０に
おいて走行レンジを選択することができなくなる。ＥＣ
Ｕ１内には、自動変速機制御ルーチンがＲＯＭに格納さ
れており、このルーチンで車速が所定値以下、例えば５
ｋｍ／ｈ以下であるかを判定する。前述したように車速
センサ６の検知精度は低いので、数ｋｍ／ｈ以下の車速
を正確に出力できない。したがって、５ｋｍ／ｈを所定
速度とし、車速がこれ以下であれば停止していると判断
し、５ｋｍ／ｈを超えると走行中であると判断する。
する。エンジン運転中、運転者が制動装置であるブレー
キペダルを踏み込み車両が停止している間、図１の
（Ａ）に示すように、タッチパネル１０にＰ、Ｒ、Ｎ、
Ｄの各レンジ選択スイッチが表示されている。運転者
は、所望のレンジ選択スイッチに触れ走行レンジを選択
する。Ｐ、Ｒ、Ｎ、Ｄの中からＤレンジまたはＲレンジ
を選択し車両が走行を開始してから所定速度を超える
と、図１の（Ｂ）に示すようにタッチパネル１０からレ
ンジ選択スイッチの表示が消える。つまり、前進および
後進に関わらず所定速度を超えるとタッチパネル１０に
おいて走行レンジを選択することができなくなる。ＥＣ
Ｕ１内には、自動変速機制御ルーチンがＲＯＭに格納さ
れており、このルーチンで車速が所定値以下、例えば５
ｋｍ／ｈ以下であるかを判定する。前述したように車速
センサ６の検知精度は低いので、数ｋｍ／ｈ以下の車速
を正確に出力できない。したがって、５ｋｍ／ｈを所定
速度とし、車速がこれ以下であれば停止していると判断
し、５ｋｍ／ｈを超えると走行中であると判断する。
【００１０】前進に複数のレンジを有する車両の場合、
走行速度が所定値を超えた状態で、例えばＤ、３、２、
１レンジから走行レンジを選択する場合、タッチパネル
１０にＤ、３、２、１のレンジ選択スイッチを表示し、
所望の走行レンジを選択できるようにしてもよい。ま
た、前進走行中複数の前進レンジ選択スイッチをタッチ
パネル１０に表示する代わりに、複数の前進レンジを選
択するスイッチを図示しないステアリング等に配置し、
ステアリングにおいて前進レンジを選択することも可能
である。
走行速度が所定値を超えた状態で、例えばＤ、３、２、
１レンジから走行レンジを選択する場合、タッチパネル
１０にＤ、３、２、１のレンジ選択スイッチを表示し、
所望の走行レンジを選択できるようにしてもよい。ま
た、前進走行中複数の前進レンジ選択スイッチをタッチ
パネル１０に表示する代わりに、複数の前進レンジを選
択するスイッチを図示しないステアリング等に配置し、
ステアリングにおいて前進レンジを選択することも可能
である。
【００１１】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記実施例では、前進走行または後進走行において走行速
度が所定値を超えるとタッチパネル１０にレンジ選択ス
イッチを表示しない。複数の前進走行レンジを有する車
両の場合、前進速度が所定値を超えた場合だけタッチパ
ネル１０に前進レンジ選択スイッチを表示するか、タッ
チパネル１０に表示しないでステアリング等の子供が触
ろうとしても容易に触れない位置に前進レンジ選択スイ
ッチを設けている。これにより、車両に同乗した子供の
いたずら等により、車両が所定速度を超えた状態で走行
中にＰレンジまたは逆方向の走行レンジが誤選択される
ことを防止する。
記実施例では、前進走行または後進走行において走行速
度が所定値を超えるとタッチパネル１０にレンジ選択ス
イッチを表示しない。複数の前進走行レンジを有する車
両の場合、前進速度が所定値を超えた場合だけタッチパ
ネル１０に前進レンジ選択スイッチを表示するか、タッ
チパネル１０に表示しないでステアリング等の子供が触
ろうとしても容易に触れない位置に前進レンジ選択スイ
ッチを設けている。これにより、車両に同乗した子供の
いたずら等により、車両が所定速度を超えた状態で走行
中にＰレンジまたは逆方向の走行レンジが誤選択される
ことを防止する。
【００１２】上記実施例では、操作部としてタッチパネ
ルを用い、誤選択する恐れのある走行レンジを表示しな
いことにした。他の構成として、従来のシフトレバーま
たは押しボタン式のレンジ選択装置を用い、走行レンジ
を誤選択しても選択された走行レンジを制御手段で判定
することにより誤選択された走行レンジを無効にするこ
とも可能である。例えば、走行速度が所定値を超えた前
進走行中に誤ってシフトレバーをＲレンジに切換えて
も、所定速度を超えた前進走行中においてＲレンジが選
択されたことを制御手段が検出し、Ｒレンジが選択され
たことを無視することにより車両に急激な衝撃が加わる
ことを防止できる。前進走行中に誤ってＲレンジが選択
されても、メータパネル内に配置されたインジケータが
Ｒレンジが選択されていることを表示することにより、
運転者が誤選択に気づきシフトレバーを切換えることが
できる。また、走行レンジを誤選択したまま車両を停止
させようとし走行速度が所定値以下になると、完全に停
止しない状態で制御手段がＲレンジを検出し走行レンジ
を切換えるが、走行速度が低速であるから車両に加わる
衝撃を低減できる。
ルを用い、誤選択する恐れのある走行レンジを表示しな
いことにした。他の構成として、従来のシフトレバーま
たは押しボタン式のレンジ選択装置を用い、走行レンジ
を誤選択しても選択された走行レンジを制御手段で判定
することにより誤選択された走行レンジを無効にするこ
とも可能である。例えば、走行速度が所定値を超えた前
進走行中に誤ってシフトレバーをＲレンジに切換えて
も、所定速度を超えた前進走行中においてＲレンジが選
択されたことを制御手段が検出し、Ｒレンジが選択され
たことを無視することにより車両に急激な衝撃が加わる
ことを防止できる。前進走行中に誤ってＲレンジが選択
されても、メータパネル内に配置されたインジケータが
Ｒレンジが選択されていることを表示することにより、
運転者が誤選択に気づきシフトレバーを切換えることが
できる。また、走行レンジを誤選択したまま車両を停止
させようとし走行速度が所定値以下になると、完全に停
止しない状態で制御手段がＲレンジを検出し走行レンジ
を切換えるが、走行速度が低速であるから車両に加わる
衝撃を低減できる。
【図１】本発明の一実施例によるレンジ選択装置のタッ
チパネルを示す斜視図であり、（Ａ）は停止中の状態を
示し、（Ｂ）は走行中の状態を示す。
チパネルを示す斜視図であり、（Ａ）は停止中の状態を
示し、（Ｂ）は走行中の状態を示す。
【図２】本実施例によるレンジ選択装置を自動変速シス
テムに用いた例を示すシステム構成図である。
テムに用いた例を示すシステム構成図である。
１ ＥＣＵ（制御手段） ３ 駆動回路 ４ 自動変速機 ５ 電気駆動部 ６ 車速センサ（検出手段） ７ ブレーキスイッチ（検出手段） １０ （タッチパネル）操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 政史 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 山田 悦史 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 株式会 社デンソー内 Ｆターム(参考） 3D040 AA10 AA13 AA40 AB01 AC36 AD05 AE09 AE14 AF07 AF26 AF29 3J052 AA08 BB03 BB11 EA08 FB31 GC04 GC46 GC64 LA01
Claims (2)
- 【請求項１】 自動変速機の走行レンジを選択する操作
部と、 自動変速機の走行レンジ切換装置を駆動する電気駆動部
と、 ブレーキペダルを操作中か否かを検出し、かつ車速を検
出する検出手段と、 前記操作部で選択された走行レンジに基づき前記電気駆
動部に制御信号を送出可能であるとともに、前記検出手
段から出力される検出信号に基づき前記操作部で選択可
能な有効走行レンジを設定する制御手段とを備え、 前記制御手段は、車両が所定速度を超えて走行中、前記
操作部で選択可能な走行レンジをすべて無効にするか、
あるいは前進中前記操作部の前進レンジだけを有効に
し、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが操作され
ている間前記操作部で選択可能なすべての走行レンジを
有効にすることを特徴とする自動変速機用走行レンジ選
択装置。 - 【請求項２】 前記操作部は、走行レンジを選択する各
レンジ選択スイッチを表示および非表示可能であり、 前記制御手段は、車両が所定速度を超えて走行中、前記
操作部のレンジ選択スイッチをすべて非表示にするか、
あるいは前進中前記操作部の前進レンジ選択スイッチだ
けを表示し、車速が所定値以下でかつブレーキペダルが
操作されている間、前記操作部で選択可能なすべてのレ
ンジ選択スイッチを表示することを特徴とする請求項１
記載の自動変速機用走行レンジ選択装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3956899A JP2000240774A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 自動変速機用走行レンジ選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3956899A JP2000240774A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 自動変速機用走行レンジ選択装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240774A true JP2000240774A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12556693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3956899A Pending JP2000240774A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 自動変速機用走行レンジ選択装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240774A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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