JP2000168389A - 自動変速機用走行レンジ選択装置 - Google Patents

自動変速機用走行レンジ選択装置

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JP2000168389A
JP2000168389A JP10351041A JP35104198A JP2000168389A JP 2000168389 A JP2000168389 A JP 2000168389A JP 10351041 A JP10351041 A JP 10351041A JP 35104198 A JP35104198 A JP 35104198A JP 2000168389 A JP2000168389 A JP 2000168389A
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Japan
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range
shift lever
automatic transmission
travel
traveling
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Pending
Application number
JP10351041A
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English (en)
Inventor
Masafumi Hori
政史 堀
Hirotomo Asa
弘知 麻
Kenji Takeda
武田  憲司
Etsushi Yamada
悦史 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Nレンジから目視することなく所望の走行レ
ンジを選択するレンジ選択装置を提供する。 【解決手段】 シフトレバー20は、支持部材11を支
点とし、案内部材12に形成した案内溝13に沿って移
動する。各リミットスイッチ30はシフトレバー20に
よりいずれの走行レンジが選択されたかを検知するもの
である。各リミットスイッチ30が検知した信号は、自
動変速機制御用のECUに送出される。ECUは各リミ
ットスイッチ30の検知信号に基づき選択された走行レ
ンジを決定し、油路切換弁を切換える電気駆動手段に走
行レンジに応じた制御信号を送出する。Nレンジから
RレンジはA方向、NレンジからDレンジはB方向、
NレンジからPレンジはC方向にシフトレバー20を
操作する。Nレンジから他の走行レンジを選択するとき
操作方向が全て異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機用走行
レンジ選択装置(以下、「自動変速機用走行レンジ選択
装置」をレンジ選択装置という)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等の自動変速機の走行レンジ
を選択するレンジ選択装置では、D(前進)レンジ、R
(後進)レンジ、P(駐車)レンジ、N(中立)レンジ
等の走行レンジが一直線上に配置されていることが一般
的である。この走行レンジの配置では、シフトレバーの
同じ操作方向上に選択可能な走行レンジが複数存在する
ことがある。シフトレバーを目視していないとシフトレ
バーの操作方向だけではどの走行レンジを選択したかを
確認できないので、走行レンジを誤選択する恐れがあ
る。
【0003】走行レンジの誤選択を回避するため、図6
に示すように走行レンジを配置したレンジ選択装置が知
られている。PレンジおよびRレンジを選択するシフト
レバーの操作線110と、DレンジおよびDレンジ以外
の前進レンジを選択するUPレンジ、DWレンジを選択
する操作線111とが平行に離れて配置されている。そ
してDレンジから他の前進レンジを選択する操作線11
2と操作線111とを直交させている。このような走行
レンジの配置により、PレンジおよびRレンジからなる
レンジ群と、前進レンジ群とを誤選択することを防止し
ようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Nレン
ジからPレンジまたはRレンジに走行レンジを切換える
場合、Nレンジから同じ操作線110を通り図6のC方
向に移動する。つまりNレンジから、操作方向の同じ配
列であるA方向、C方向の順にシフトレバーを操作する
ことにより、PレンジまたはRレンジが選択される。し
たがって、目視で確認しないとPレンジまたはRレンジ
のいずれが選択されたかを確認することが困難である。
本発明の目的は、Nレンジから目視することなく所望の
走行レンジを選択するレンジ選択装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
レンジ選択装置によると、各走行レンジにシフトレバー
を案内する案内部材は、中立レンジから他の走行レンジ
に移動するシフトレバーの操作方向の一つの配列に一つ
の走行レンジを対応させている。したがって、中立レン
ジから所望の走行レンジを確実に選択できる。
【0006】本発明の請求項2記載のレンジ選択装置に
よると、中立レンジから各走行レンジに移動するときの
シフトレバーの第1操作方向は、走行レンジ毎に異なっ
ている。したがって、シフトレバー操作中に分岐するこ
となく走行レンジを選択するので、所望の走行レンジを
確実に選択できる。
【0007】本発明の請求項3記載のレンジ選択装置に
よると、シフトレバーの操作方向が直交しているので、
Nレンジから他の走行レンジにシフトレバーを移動する
際、操作者がシフトレバーの操作方向の配列を目視する
ことなく容易に認識できる。
【0008】本発明の請求項4記載のレンジ選択装置に
よると、自動変速機の油圧回路の油路を切換える切換弁
を検知手段の検知信号に基づき電気駆動手段で切換える
ので、シフトレバーと切換弁とを機械的に連結する構成
に比べ、レンジ選択装置を小型化できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるレンジ選択装
置の操作部を図1に示す。操作部10は例えば運転席と
助手席との間に配置されている。シフトレバー20は、
支持部材11を支点とし、案内部材12に形成した案内
溝13に沿って移動する。各走行レンジの位置にシフト
レバー20を移動すると、シフトレバー20は軽く固定
される。案内溝13はT字状に形成されており、T字の
交差部は直交している。案内溝13の各端部にDレン
ジ、Rレンジ、Pレンジが配置されており、案内溝13
の交差部にNレンジが配置されている。Rレンジ、Nレ
ンジ、Dレンジはこの順で直線上に配置されている。検
知手段としての各リミットスイッチ30はシフトレバー
20によりいずれの走行レンジが選択されたかを検知す
るものである。各リミットスイッチ30が検知した信号
は、図2に示す自動変速機制御用のECU1に送出され
る。ECU1は各リミットスイッチ30の検知信号に基
づき選択された走行レンジを決定する。各リミットスイ
ッチ30の信号が論理的に0であれば、Nレンジが選択
されたと判断する。ECU1は、決定した走行レンジを
メータパネル内に配設されているインジケータ2に表示
する。またECU1は、走行レンジに応じた信号を駆動
回路4に送出する。駆動回路4は、自動変速機3内に配
設されている図示しない油路切換弁を切換える電気駆動
手段5に走行レンジに応じた制御信号を送出する。ソレ
ノイド等の電気駆動手段5は、駆動回路4から送出され
る制御信号により油路切換弁を切換える。ECU1、駆
動回路4、電気駆動手段5および操作部10がレンジ選
択装置を構成している。
【0010】次に、Nレンジから他の走行レンジを選択
するときのシフトレバー20の操作方向を図1に基づい
て説明する。 NレンジからRレンジはA方向、NレンジからDレ
ンジはB方向、NレンジからPレンジはC方向に操作
する。つまり、Nレンジから他の走行レンジに移動する
ときのシフトレバー20の第1操作方向は全て異なって
いる。Nレンジから他の走行レンジを選択するときの操
作方向の配列は走行レンジ毎に一方向だけであるが、N
レンジから他の走行レンジを選択するとき操作方向の一
つの配列に一つの走行レンジが対応している。
【0011】第1実施例では、シフトレバー20で選択
された走行レンジをリミットスイッチ30で検知し、そ
の検知信号に基づいて油路切換弁を電気駆動手段5が切
換えるので、シフトレバーと油路切換弁とをワイヤ等で
機械的に連結する場合に比べ、レンジ選択装置を小型化
できる。
【0012】(変形例1)第1実施例の変形例1を図3
に示す。Nレンジから他の走行レンジを選択するとき案
内溝40が案内するシフトレバー20の操作方向は、
NレンジからRレンジはA、D、A方向、Nレンジか
らDレンジはB方向、NレンジからPレンジはC、A
方向である。したがって、Nレンジから他の走行レンジ
を選択するとき操作方向の一つの配列に一つの走行レン
ジが対応している。
【0013】(変形例2)第1実施例の変形例2を図4
に示す。Nレンジから他の走行レンジを選択するとき案
内溝41が案内するシフトレバー20の操作方向は、
NレンジからRレンジはA、D、A方向、Nレンジか
らDレンジはB、D方向、NレンジからPレンジは
C、A方向である。したがって、Nレンジから他の走行
レンジを選択するとき操作方向の一つの配列に一つの走
行レンジが対応している。
【0014】以上説明した本発明の第1実施例およびそ
の変形例1、2では、Nレンジから他の走行レンジを選
択するときのシフトレバー20の第1操作方向、つまり
変形例1であれば、NレンジからRレンジを選択する
ときのA方向、NレンジからDレンジを選択するとき
のB方向、NレンジからPレンジを選択するときのC
方向が走行レンジ毎に異なっている。したがって、Nレ
ンジから他の走行レンジを選択中にシフトレバー20の
操作軌跡が分岐せず、シフトレバー20の第1操作方向
を決定すれば確実に所望の走行レンジを選択することが
できる。
【0015】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第2実施例の走行レンジは、前進レンジとして
1レンジ、2レンジ、3レンジが第1実施例に追加され
ている。Nレンジから他の走行レンジを選択するとき案
内溝42が案内するシフトレバー20の操作方向は、
Nレンジから1レンジはC、A方向、Nレンジから2
レンジはC、B方向、Nレンジから3レンジはA方
向、NレンジからDレンジはB方向、Nレンジから
RレンジはD、A方向、NレンジからPレンジはD、
B方向である。したがって、Nレンジから他の走行レン
ジを選択するとき操作方向の一つの配列に一つの走行レ
ンジが対応している。
【0016】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記複数の実施例および変形例では、Nレンジから他の走
行レンジを選択するとき操作方向の一つの配列に一つの
走行レンジが対応しているので、シフトレバー20の操
作を目視することなく、所望の走行レンジを容易に選択
することができる。したがって、走行レンジの誤選択を
防止できる。さらに、シフトレバー20の操作方向が直
交しているので、シフトレバー20の操作方向を容易に
認識できる。
【0017】上記複数の実施例では、各走行レンジの固
定位置までシフトレバーを移動し走行レンジを選択する
構成とした。この構成に対し、Nレンジ以外の走行レン
ジの固定位置からシフトレバーを外すと付勢部材の付勢
力等によりシフトレバーがNレンジの固定位置に戻る構
成にしてもよい。Nレンジから他の走行レンジに切換え
る場合に加え、Nレンジ以外の走行レンジからNレンジ
以外の走行レンジに切換える場合にもNレンジの固定位
置を認識しながら走行レンジを切換えることができるの
で、走行レンジの誤選択を確実に防止できる。
【0018】また、シフトレバーと油路切換弁とをワイ
ヤ等で連結し、シフトレバーの動きに連動して油路切換
弁を切換えてもよい。また、リミットスイッチに代え、
他の位置センサを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるレンジ選択装置の操
作部を示す斜視図である。
【図2】第1実施例によるレンジ選択装置を自動変速シ
ステムに用いた例を示すシステム構成図である。
【図3】第1実施例の変形例1を示す説明図である。
【図4】第1実施例の変形例2を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例によるレンジ選択装置の案
内溝を示す説明図である。
【図6】従来のレンジ選択装置の案内溝を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ECU 3 自動変速機 4 駆動回路 5 電気駆動手段 10 操作部 12 案内部材 13 案内溝 20 シフトレバー 30 リミットスイッチ(検知手段)
フロントページの続き (72)発明者 麻 弘知 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 武田 憲司 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 山田 悦史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D040 AA13 AA23 AB01 AC63 AE19 AF16 3J052 AA08 DA06 GA16 GA18 GB03 GC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーと、走行レンジの選択位置
    に前記シフトレバーを案内する案内部材とを備える自動
    変速機用走行レンジ選択装置であって、 中立レンジから他の走行レンジを選択するとき、前記案
    内部材は、前記シフトレバーの操作方向の一つの配列に
    一つの走行レンジを対応させることを特徴とする自動変
    速機用走行レンジ選択装置。
  2. 【請求項2】 中立レンジから他の走行レンジを選択す
    るとき、前記シフトレバーの第1操作方向は走行レンジ
    毎に異なっていることを特徴とする請求項1記載の自動
    変速機用走行レンジ選択装置。
  3. 【請求項3】 前記シフトレバーの操作方向は直交して
    いることを特徴とする請求項1または2記載の自動変速
    機用走行レンジ選択装置。
  4. 【請求項4】 前記シフトレバーが選択した走行レンジ
    を検知する検知手段と、自動変速機の油圧回路の油路を
    切換える切換弁を前記検知手段の検知信号に基づき切換
    える電気駆動手段とを備えることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の自動変速機用走行レンジ選択装
    置。
JP10351041A 1998-12-10 1998-12-10 自動変速機用走行レンジ選択装置 Pending JP2000168389A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8075447B2 (en) 2007-03-28 2011-12-13 Denso Corporation Vehicle control system and method
US8296025B2 (en) 2008-03-12 2012-10-23 Denso Corporation Shift range switching control apparatus
CN111306290A (zh) * 2020-04-09 2020-06-19 江苏盛海智能科技有限公司 一种基于控制仿形靶车的安全控制系统及控制方法

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Effective date: 20080218

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080707