JP2022024847A - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】変速機のシフト位置を変更するための操作部の操作形態を多くする。【解決手段】シフト装置10では、前操作部14の前面14A又は下面14Cが操作された際に、変速機32のシフト位置が「D」位置にされると共に、後操作部20の後面20B又は下面20Cが操作された際に、変速機32のシフト位置が「R」位置にされる。ここで、前操作部14及び後操作部20がそれぞれ複数の操作面を操作可能にされて複数形態の操作を可能にされている。このため、変速機32のシフト位置を変更するための前操作部14及び後操作部20の操作形態を多くできる。【選択図】図1
Description
本発明は、操作部の操作により変速機のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフト装置では、操作部に傾斜面及び凹部が設けられており、例えば指を傾斜面に沿ってスライドさせた後に凹部に接触させて、操作部を操作することで、変速機のレンジが変更される。
ここで、このシフト装置では、変速機のレンジを変更するための操作部の操作形態が1つに設定されている。
本発明は、上記事実を考慮し、変速機のシフト位置を変更するための操作部の操作形態を多くできるシフト装置を得ることが目的である。
本発明の第1態様のシフト装置は、複数形態の操作を可能にされる複数の操作部と、前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が変更される検出部と、を備える。
本発明の第2態様のシフト装置は、本発明の第1態様のシフト装置において、前記操作部に複数設けられ、操作されて前記操作部が操作されると共に、操作対象が変更されて前記操作部の操作形態が変更される操作面を備える。
本発明の第3態様のシフト装置は、互いに連続する複数の操作面が設けられ、前記操作面が操作されて操作されると共に、操作される前記操作面が変更されることで操作方向が変更されて操作形態が変更される操作部と、前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が変更される検出部と、を備える。
本発明の第4態様のシフト装置は、複数の操作面が設けられ、前記操作面が操作されて操作されると共に、操作される前記操作面が変更されることで操作方向が変更されて操作形態が変更される操作部と、前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が同一のシフト位置に変更される検出部と、を備える。
本発明の第5態様のシフト装置は、本発明の第1態様~第4態様の何れか1つのシフト装置において、前記操作部が操作される際における前記変速機のシフト位置が相違する場合に前記操作部の同一形態の操作により前記変速機のシフト位置が変更される。
本発明の第6態様のシフト装置は、本発明の第1態様~第5態様の何れか1つのシフト装置において、モードが切換可能にされ、モードが切換えられて前記変速機のシフト位置が変更される前記操作部の操作形態が切換えられる。
本発明の第7態様のシフト装置は、本発明の第1態様~第6態様の何れか1つのシフト装置において、所定の機会に前記操作部の操作が制限される。
本発明の第1態様のシフト装置では、操作部の操作を検出部が検出して、車両の変速機のシフト位置が変更される。
ここで、操作部が複数形態の操作を可能にされる。このため、変速機のシフト位置を変更するための操作部の操作形態を多くできる。
本発明の第2態様のシフト装置では、操作部に操作面が複数設けられており、操作面が操作されて、操作部が操作される。
ここで、操作される操作面(操作対象)が変更されて、操作部の操作形態が変更される。このため、操作部の操作形態を容易に変更できる。
本発明の第3態様のシフト装置では、操作部に互いに連続する複数の操作面が設けられており、操作部の操作面が操作されて、操作部が操作される。さらに、操作部の操作を検出部が検出して、車両の変速機のシフト位置が変更される。
ここで、操作される操作面が変更されることで、操作部の操作方向が変更されて、操作部の操作形態が変更される。このため、変速機のシフト位置を変更するための操作部の操作形態を多くできる。
本発明の第4態様のシフト装置では、操作部に複数の操作面が設けられており、操作面が操作されて、操作部が操作される。さらに、操作部の操作を検出部が検出して、車両の変速機のシフト位置が同一のシフト位置に変更される。
ここで、操作される操作面が変更されることで、操作部の操作方向が変更されて、操作部の操作形態が変更される。このため、変速機のシフト位置を変更するための操作部の操作形態を多くできる。
本発明の第5態様のシフト装置では、操作部が操作される際における変速機のシフト位置が相違する場合に、操作部の同一形態の操作により変速機のシフト位置が変更される。このため、操作部の操作を簡単にできる。
本発明の第6態様のシフト装置は、モードが切換可能にされており、モードが切換えられて、変速機のシフト位置が変更される操作部の操作形態が切換えられる。このため、変速機のシフト位置の変更方法を切換えることができる。
本発明の第7態様のシフト装置では、所定の機会に操作部の操作が制限される。このため、操作部の誤操作を制限できる。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が左方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係るシフト装置10は、車両(自動車)のコンソール(図示省略)の車両上側壁に設置されて、車両の運転席(図示省略)の車幅方向内側(例えば車両右側)に配置されており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。本実施形態に係るシフト装置10は、シフトバイワイヤ式(電気式)の所謂スイッチタイプのシフターである。
図1に示す如く、シフト装置10には、設置体としての略直方体形箱状のハウジング12が設けられており、ハウジング12の下端がコンソールの車両上側壁に固定されて、シフト装置10がコンソールに設置されている。ハウジング12の上壁の前部及び後部には、それぞれ矩形状の前孔12A及び後孔12Bが貫通形成されており、前孔12A及び後孔12Bは、ハウジング12内を上側に開放している。ハウジング12の上壁には、前孔12Aと後孔12Bとの間において、中間壁12Cが形成されており、中間壁12Cは、ハウジング12の上壁の前端部(前孔12Aより前側部分)及び後端部(後孔12Bより後側部分)に対し、下側に配置されている。
ハウジング12内の前部には、操作部(第1操作部)としての略逆矩形錐台形箱状の前操作部14(「D」操作部(ドライブ操作部))が設けられており、前操作部14内は、上側に開放されている。前操作部14の内周面は、ハウジング12の前孔12Aの周面と略面一にされており、前操作部14内は、前孔12Aを介してハウジング12の上側に開放されている。前操作部14内の前面14A、後面14B及び下面14Cは、それぞれ操作面として機能しており、前面14A、後面14B及び下面14Cは、それぞれ乗員(特に運転者)の手指(例えば人差し指)により前側、後側及び下側に押圧操作可能にされている。前操作部14は、前方、後方及び下方に僅かに変位可能にされると共に、付勢力を作用されて初期位置に配置されており、前面14A、後面14B及び下面14Cが押圧操作されて、それぞれ前操作部14が付勢力に抗して前方、後方及び下方に変位される。また、前操作部14への操作力の作用が解除された際には、前操作部14が付勢力により初期位置に復帰される。また、前面14A、後面14B及び下面14Cは、互いに連続した操作面であってもよいし、それぞれ独立した操作面を有するスイッチとしてもよい。
前操作部14の周囲には、検出部(第1検出部)としての前センサ16が設けられており、前センサ16は、前操作部14の前方、後方及び下方への変位を検出して、それぞれ前面14A、後面14B及び下面14Cに対する操作を検出する。前操作部14には、制限部(第1制限部)としての前制限装置18が接続されており、前制限装置18は、作動されて、前操作部14への操作力に対する抵抗力を前操作部14に作用させる。
ハウジング12内の後部には、操作部(第2操作部)としての略逆矩形錐台形箱状の後操作部20(「R」操作部(リバース操作部))が設けられており、後操作部20内は、上側に開放されている。後操作部20の内周面は、ハウジング12の後孔12Bの周面と略面一にされており、後操作部20内は、後孔12Bを介してハウジング12の上側に開放されている。後操作部20内の前面20A、後面20B及び下面20Cは、それぞれ操作面として機能しており、前面20A、後面20B及び下面20Cは、それぞれ乗員の手指(例えば人差し指又は親指)により前側、後側及び下側に押圧操作可能にされている。後操作部20は、前方、後方及び下方に僅かに変位可能にされると共に、付勢力を作用されて初期位置に配置されており、前面20A、後面20B及び下面20Cが押圧操作されて、それぞれ後操作部20が付勢力に抗して前方、後方及び下方に変位される。また、後操作部20への操作力の作用が解除された際には、後操作部20が付勢力により初期位置に復帰される。また、前面20A、後面20B及び下面20Cは、互いに連続した操作面であってもよいし、それぞれ独立した操作面を有するスイッチとしてもよい。
後操作部20の周囲には、検出部(第2検出部)としての後センサ22が設けられており、後センサ22は、後操作部20の前方、後方及び下方への変位を検出して、それぞれ前面20A、後面20B及び下面20Cに対する操作を検出する。後操作部20には、制限部(第2制限部)としての後制限装置24が接続されており、後制限装置24は、作動されて、後操作部20への操作力に対する抵抗力を後操作部20に作用させる。
シフト装置10には、「P」スイッチ26(パーキングスイッチ)及び「N」スイッチ28(ニュートラルスイッチ)が設けられている。「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28は、例えばコンソールにおけるハウジング12の周囲又はハウジング12の中間壁12Cに設けられており、「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28は、それぞれ、乗員の手指(例えば人差し指)により押圧操作可能にされて、1形態のみの操作を可能にされている。
前センサ16、前制限装置18、後センサ22、後制限装置24、「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28は、それぞれ車両の制御装置30に電気的に接続されており、制御装置30には、車両の変速機32(自動変速機)が電気的に接続されている。制御装置30には、検知装置としての障害物センサ34が電気的に接続されており、障害物センサ34は、車両の周囲の障害物を検知する。制御装置30には、切換部及び選択部としての切換スイッチ36が電気的に接続されており、切換スイッチ36は、乗員により操作可能にされている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、切換スイッチ36が操作されて、制御装置30の制御により、シフト装置10のモードが第1モードと第2モードと第3モードとの間で切換えられる(選択される)。
シフト装置10が第1モード、第2モード及び第3モードである場合において、「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28が押圧操作された際には、それぞれ、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が「P」位置(パーキング位置)及び「N」位置(ニュートラル位置)にされる。
シフト装置10が第1モードである場合(図2の(A)及び(B)参照)において、前操作部14の前面14A又は下面14Cがそれぞれ前側又は下側に押圧操作された際(前センサ16がそれぞれ前操作部14の前方又は下方への変位を検出した際)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が「D」位置(ドライブ位置)にされる。また、後操作部20の後面20B又は下面20Cがそれぞれ後側又は下側に押圧操作された際(後センサ22がそれぞれ後操作部20の後方又は下方への変位を検出した際)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が「R」位置(リバース位置)にされる。このため、前側の前操作部14が操作されて車両が前進されると共に、後側の後操作部20が操作されて車両が後進される。これにより、乗員による操作位置の配置側と車両の進行方向とが一致される。また、シフト装置10の第1モードにおいて、前操作部14の後面14B又は後操作部20の前面20Aが操作される場合には、当該操作が無効にされ又は操作が不能にされてもよい。
シフト装置10が第2モードである場合(図3参照)において、例えば前操作部14の後面14Bから後操作部20の前面20Aまでの範囲が摘まれた状態で、前操作部14の後面14Bが後側に押圧操作された際(前センサ16が前操作部14の後方への変位を検出した際)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が「D」位置にされる。また、例えば前操作部14の後面14Bから後操作部20の前面20Aまでの範囲が摘まれた状態で、後操作部20の前面20Aが前側に押圧操作された際(後センサ22が後操作部20の前方への変位を検出した際)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が「R」位置にされる。このため、前操作部14が後側に操作されて車両の前進により乗員に後側への慣性力が作用されると共に、後操作部20が前側に操作されて車両の後進により乗員に前側への慣性力が作用される。これにより、乗員による操作方向と乗員が感じる荷重(慣性力)の方向とが一致される。また、シフト装置10の第2モードにおいて、前操作部14の前面14A、下面14C、後操作部20の後面20B又は下面20Cが操作される場合には、当該操作が無効にされ又は当該操作が不能にされてもよい。さらに、前センサ16が前操作部14の後面14Bの接触操作を検出可能にされると共に、後センサ22が後操作部20の前面20Aの接触操作を検出可能にされてもよく、この場合、シフト装置10の第2モードにおいて、後操作部20の前面20Aが接触操作された状態で前操作部14の後面14Bが後側に押圧操作された際に変速機32のシフト位置が「D」位置にされてもよく、前操作部14の後面14Bが接触操作された状態で後操作部20の前面20Aが前側に押圧操作された際に変速機32のシフト位置が「R」位置にされてもよい。
シフト装置10が第3モードである場合には、シフト装置10が第1モードである場合(図2の(A)及び(B)参照)と同様に前操作部14及び後操作部20の操作により変速機32のシフト位置が変更されると共に、シフト装置10が第2モードである場合(図3参照)と同様に前操作部14及び後操作部20の操作により変速機32のシフト位置が変更される。
ここで、前操作部14が複数の操作面(前面14A、後面14B及び下面14C)を操作可能にされて複数形態の操作を可能にされると共に、前操作部14が複数の操作方向(前側、後側及び下側)に操作可能にされて前操作部14が複数形態の操作を可能にされている。また、後操作部20が複数の操作面(前面20A、後面20B及び下面20C)を操作可能にされて複数形態の操作を可能にされると共に、後操作部20が複数の操作方向(前側、後側及び下側)に操作可能にされて後操作部20が複数形態の操作を可能にされている。このため、変速機32のシフト位置を変更するための前操作部14及び後操作部20の操作形態を多くできる。
さらに、前操作部14が操作される操作面(前面14A、後面14B又は下面14C)が変更されて操作形態を変更されると共に、後操作部20が操作される操作面(前面20A、後面20B又は下面20C)を変更されて操作形態を変更される。このため、前操作部14及び後操作部20の操作形態を容易に変更できる。
また、シフト装置10の各モードにおいては、前操作部14が操作される際における変速機32のシフト位置が相違する場合に、常に前操作部14の同一形態の操作により変速機32のシフト位置が変更される。さらに、シフト装置10の各モードにおいては、後操作部20が操作される際における変速機32のシフト位置が相違する場合に、常に後操作部20の同一形態の操作により変速機32のシフト位置が変更される。このため、前操作部14及び後操作部20の操作を簡単にできる。
さらに、シフト装置10のモードが第1モードと第2モードとの間で切換えられる際には、変速機32のシフト位置が変更される前操作部14の操作形態が切換えられると共に、変速機32のシフト位置が変更される後操作部20の操作形態が切換えられる。このため、変速機32のシフト位置の変更方法を切換えることができる。
また、障害物センサ34が車両の前側の障害物を検知した際(所定の機会)には、制御装置30の制御により前制限装置18が作動されることで、前制限装置18が前操作部14への操作力に対する抵抗力を前操作部14に作用させて、前操作部14の操作が制限される。このため、前操作部14が操作されて変速機32のシフト位置が「D」位置にされる(車両が前進する)ことを制限できると共に、車両の前進が制限されていることを乗員が認識できる。また、前操作部14の操作が解除された後(前操作部14が初期位置に復帰されたことを前センサ16が検出した後)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が自動的に「P」位置又は「N」位置にされてもよい。
さらに、障害物センサ34が車両の後側の障害物を検知した際(所定の機会)には、制御装置30の制御により後制限装置24が作動されることで、後制限装置24が後操作部20への操作力に対する抵抗力を後操作部20に作用させて、後操作部20の操作が制限される。このため、後操作部20が操作されて変速機32のシフト位置が「R」位置にされる(車両が後進する)ことを制限できると共に、車両の後進が制限されていることを乗員が認識できる。また、後操作部20の操作が解除された後(後操作部20が初期位置に復帰されたことを後センサ22が検出した後)には、制御装置30の制御により、変速機32のシフト位置が自動的に「P」位置又は「N」位置にされてもよい。
また、車両が駆動される変速機32のシフト位置(「D」位置及び「R」位置)に変更される前操作部14及び後操作部20の操作形態と、車両が駆動されない変速機32のシフト位置(「P」位置及び「N」位置)に変更される「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28の操作形態と、が明確に区別されている。このため、前操作部14及び後操作部20と「P」スイッチ26及び「N」スイッチ28との間での誤操作を抑制できる。
なお、本実施形態において、後操作部20の操作荷重(作用される付勢力)が前操作部14の操作荷重(作用される付勢力)に比し大きくされてもよく、後操作部20が前操作部14に比し変速機32のシフト位置が変更されるための操作時間を長くされてもよい。これにより、後操作部20の誤操作により変速機32のシフト位置が「R」位置にされることを抑制できる。
また、本実施形態において、後操作部20が左側又は右側に操作された後に前側、後側又は下側に操作されて変速機32のシフト位置が「R」位置にされてもよい。これにより、後操作部20の誤操作により変速機32のシフト位置が「R」位置にされることを抑制できる。
さらに、本実施形態において、車両の速度が所定速度以下(例えば0km/時)である場合、及び、車両のブレーキが操作された場合の少なくとも1つの場合のみにおいて、前操作部14の操作により変速機32のシフト位置が「D」位置にされてもよく、また、後操作部20の操作により変速機32のシフト位置が「R」位置にされてもよい。
また、本実施形態において、前操作部14及び後操作部20が同時に操作されて、変速機32のシフト位置が「N」位置にされてもよい。
さらに、本実施形態において、シフト装置10のモードが第4モードに切換えられることで、前操作部14の後面14Bが後側に操作された際に変速機32のシフト位置が「R」位置にされると共に、後操作部20の前面20Aが前側に操作された際に変速機32のシフト位置が「D」位置にされてもよい。これにより、乗員による操作方向と車両の進行方向とが一致される。
また、本実施形態では、操作部(前操作部14及び後操作部20)が押圧操作されて変速機32のシフト位置が変更される。しかしながら、これと共に、又は、これに代えて、操作部が乗員の手指により接触操作及びスライド操作(摺動操作、なぞり操作)の少なくとも1つをされて変速機32のシフト位置が変更されてもよい。この場合、操作部が押圧操作、接触操作及びスライド操作の少なくとも2つを可能にされて複数形態の操作を可能にされてもよい。
さらに、本実施形態において、操作部(前操作部14及び後操作部20)が前側及び下側に操作されて(例えば前面14A及び下面14C又は前面20A及び下面20Cが操作されて)変速機32のシフト位置が変更されてもよく、操作部(前操作部14及び後操作部20)が後側及び下側に操作されて(例えば後面14B及び下面14C又は後面20B及び下面20Cが操作されて)変速機32のシフト位置が変更されてもよい。
さらに、本実施形態では、検出部(前センサ16及び後センサ22)が操作部(前操作部14及び後操作部20)の変位を検出する。しかしながら、検出部が、操作部と一体の静電容量センサ又は感圧センサにされて、乗員の手指の操作部に対する接触操作又はスライド操作を検出してもよい。そして、このような場合には、操作部が変位不能にされてもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10がコンソールに設置される。しかしながら、シフト装置10、50が車両の他の部分(インストルメントパネル又はコラムカバー等)に設置されてもよい。
10・・・シフト装置、14・・・前操作部(操作部)、14A・・・前面(操作面)、14B・・・後面(操作面)、14C・・・下面(操作面)、16・・・前センサ(検出部)、20・・・後操作部(操作部)、20A・・・前面(操作面)、20B・・・後面(操作面)、20C・・・下面(操作面)、22・・・後センサ(検出部)、32・・・変速機
Claims (7)
- 複数形態の操作を可能にされる複数の操作部と、
前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が変更される検出部と、
を備えるシフト装置。 - 前記操作部に複数設けられ、操作されて前記操作部が操作されると共に、操作対象が変更されて前記操作部の操作形態が変更される操作面を備える請求項1記載のシフト装置。
- 互いに連続する複数の操作面が設けられ、前記操作面が操作されて操作されると共に、操作される前記操作面が変更されることで操作方向が変更されて操作形態が変更される操作部と、
前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が変更される検出部と、
を備えるシフト装置。 - 複数の操作面が設けられ、前記操作面が操作されて操作されると共に、操作される前記操作面が変更されることで操作方向が変更されて操作形態が変更される操作部と、
前記操作部の操作を検出して車両の変速機のシフト位置が同一のシフト位置に変更される検出部と、
を備えるシフト装置。 - 前記操作部が操作される際における前記変速機のシフト位置が相違する場合に前記操作部の同一形態の操作により前記変速機のシフト位置が変更される請求項1~請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
- モードが切換可能にされ、モードが切換えられて前記変速機のシフト位置が変更される前記操作部の操作形態が切換えられる請求項1~請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
- 所定の機会に前記操作部の操作が制限される請求項1~請求項6の何れか1項記載のシフト装置。
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