JP2013159270A - 車両用シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のボタン操作部を備えるとともに、運転者が目視することなく各ボタン操作部を操作でき、さらに、誤操作を防止できる車両用シフト装置を提供することを課題とする。
【解決手段】少なくとも前進レンジに対応するDレンジボタン操作部10dと、中立レンジに対応するNレンジボタン操作部10cと、後進レンジに対応するRレンジボタン操作部10bと、を含み、Dレンジボタン操作部10dとRレンジボタン操作部10bがNレンジボタン操作部10cを挟んで一列にパネル面1aに配置されて運転者の指先で操作可能に構成されるシフト装置1とする。そして、パネル1a面上で運転者がスライド移動させる指先を、Dレンジボタン操作部10dからRレンジボタン操作部10bまで導き、かつ、Rレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dまで導くガイド部が備わることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シフト装置に関する。
例えば特許文献1には、シフトバイワイヤ方式の車両制御装置のシフトレンジ選択操作手段として、運転者によって押下操作される複数のボタン操作部(押しボタンスイッチ)が設けられる構成の車両用シフト装置が開示されている。特許文献1に開示される車両用シフト装置は、それぞれ互いに異なるシフトレンジ(走行レンジ)に対応するボタン操作部が備わるように構成されている。
特開2007−71370号公報
特許文献1に開示される車両用シフト装置は、運転者が走行レンジを選択するためのボタン操作部が運転者以外の乗員から操作しにくい位置に配置される構成が記載されている。しかしながら、運転者による押し間違いを防止する構成や、ボタン操作部を目視しない操作(以下、タッチ操作と称する)を容易にする構成については開示されていない。
例えば、車両の走行レンジには、「駐車レンジ(Pレンジ)」、「中立レンジ(Nレンジ)」、「前進レンジ(Dレンジ)」、「後進レンジ(Rレンジ)」などのレンジがある。このため、ボタン操作部が備わる車両用シフト装置には、「Pレンジボタン」、「Nレンジボタン」、「Dレンジボタン」、「Rレンジボタン」など、少なくとも4つのボタンスイッチが必要になる。
このように複数のボタン操作部が配置されるため、ボタン操作部が単に並んで配置される場合、運転者によるタッチ操作が容易ではなく、運転者には、ボタンスイッチを操作(押下操作)するたびにボタン操作部を目視することが要求される。
例えば車両が雪道や泥道(ぬかるみ)に嵌りこんだ場合、前進と後進を繰り返して車両を前後方向に揺さぶってぬかるみから脱出することがある。このとき運転者は「Dレンジボタン」と「Rレンジボタン」を相互に操作する。このように車両用シフト装置のボタン操作部を頻繁に操作する状況でも容易にタッチ操作が可能で、確実にボタン操作部を操作できる車両用シフト装置が求められている。
そこで本発明は、複数のボタン操作部を備えるとともに、運転者が目視することなく各ボタン操作部を操作でき、さらに、誤操作を防止できる車両用シフト装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、車両の走行レンジとして、少なくとも前進レンジと中立レンジと後進レンジとを運転者によるボタン操作部の操作で切り替え可能であって、前記ボタン操作部は、前記前進レンジに対応するDレンジボタン操作部と、前記中立レンジに対応するNレンジボタン操作部と、前記後進レンジに対応するRレンジボタン操作部と、を含み、前記Dレンジボタン操作部と前記Rレンジボタン操作部が前記Nレンジボタン操作部を挟んで一列にパネル面に配置されて運転者の指先で操作可能に構成される車両用シフト装置とする。そして、前記パネル面上で運転者がスライド移動させる指先を、前記Dレンジボタン操作部から前記Rレンジボタン操作部まで導き、かつ、前記Rレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部まで導くガイド部が備わることを特徴とする。
この発明によると、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部の間に指先を導くガイド部が形成され、運転者はガイド部に沿って指先をスライド移動させることによって、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部を操作できる。したがって、運転者は、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部を交互に操作する場合に、ボタン操作部を目視することなく容易に操作できる。
また、本発明に係る車両用シフト装置のパネル面は、前記Dレンジボタン操作部が配置される面と前記Rレンジボタン操作部が配置される面とが、前記Nレンジボタン操作部が配置される面に対して互いに対向する方向に、ともに傾斜していることを特徴とする。
この発明によると、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部が、Nレンジボタン操作部が配置される面に対して、互いに対向する方向に傾斜する面に配置される。したがって、運転者は傾斜の違いによってDレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部を区別でき、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部を交互に操作する場合に、ボタン操作部を目視することなく容易に操作できる。
また、運転者は傾斜の違いによってNレンジボタン操作部と、Dレンジボタン操作部およびRレンジボタン操作部と、を区別できる。したがって、運転者がDレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部を交互に操作する場合にNレンジボタン操作部を操作する誤操作を防止できる。
また、本発明に係る車両用シフト装置は、車速検出手段が検出する車速が所定値を超える場合に、運転者による前記Rレンジボタン操作部の操作を規制する操作規制手段を備えることを特徴とする。
この発明によると、車速が所定値を超えている場合には、Rレンジボタン操作部の操作が規制される。したがって、車速が所定値を超えている場合に運転者がRレンジボタン操作部を操作する誤操作を防止できる。
また、本発明に係る車両用シフト装置の操作規制手段は、前記車速が前記所定値を超える場合に前記ガイド部から突出し、前記車速が前記所定値以下の場合に前記ガイド部から退出する可動部を含んで構成されることを特徴とする。
この発明によると、車速が所定値を超えているときには、Dレンジボタン操作部とRレンジボタン操作部の間に形成されるガイド部に沿った指先のスライド移動を可動部によって遮断できる。したがって、Dレンジボタン操作部からRレンジボタン操作部に向かう指先のスライド移動が可動部によって遮断され、車速が所定値を超えているときのRレンジボタン操作部の誤操作を防止できる。
また、本発明に係る車両用シフト装置は、所定時間内に、前記Rレンジボタン操作部と前記Dレンジボタン操作部が交互に所定回数以上操作された場合に、前記Nレンジボタン操作部の操作を規制する第2操作規制手段を備えることを特徴とする。
この発明によると、運転者がRレンジボタン操作部とDレンジボタン操作部を交互に操作する場合にNレンジボタン操作部の操作が規制される。したがって、Rレンジボタン操作部とDレンジボタン操作部を交互に操作する場合に運転者がNレンジボタン操作部を操作する誤操作を防止できる。
また、本発明に係る車両用シフト装置は、前記前進レンジと異なる第2前進レンジに対応する第2Dレンジボタン操作部が、前記Rレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部に向かう一列の横方向に前記Dレンジボタン操作部と隣接して配置され、前記パネル面上で運転者がスライド移動させる指先を、前記Dレンジボタン操作部から前記第2Dレンジボタン操作部まで導き、かつ、前記第2Dレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部まで導く第2ガイド部が備わることを特徴とする。
この発明によると、走行レンジの第2前進レンジに対応する第2Dレンジボタン操作部が備わる場合には、Dレンジボタン操作部と第2Dレンジボタン操作部の間で指先を導く第2ガイド部が形成され、運転者は指先での触感によってDレンジボタン操作部と第2Dレンジボタン操作部を区別できる。したがって、運転者はボタン操作部を目視することなく、Dレンジボタン操作部と第2Dレンジボタン操作部を容易に操作できる。
本発明によると、複数のボタン操作部を備えるとともに、運転者が目視することなく各ボタン操作部を操作でき、さらに、誤操作を防止できる車両用シフト装置を提供できる。
(a)は本実施形態に係るシフト装置を示す図、(b)はシフトレバーが備わるシフト装置を示す図である。 (a)はボタン操作部の誤操作防止壁および傾斜面を示す斜視図、(b)はパネル面上を指先がスライド移動する状態を示す図である。 (a)は傾斜面に突出した可動壁を示す斜視図、(b)は図3の(a)におけるSec1−Sec1断面図である。 (a)はRレンジボタン操作部、Nレンジボタン操作部、Dレンジボタン操作部の周囲を囲う第2誤操作防止壁を示す斜視図、(b)はRレンジボタン操作部、Nレンジボタン操作部、Dレンジボタン操作部の間に形成される第1ガイド溝と第2ガイド溝を示す斜視図である。 (a)、(b)はシフト装置の側面図である。 (a)はBレンジボタン操作部を備えるシフト装置のボタン操作部の配置を示す図、(b)、(c)はBレンジボタン操作部が備わるシフト装置の側面図である。 Bレンジボタン操作部が備わるシフト装置のボタン操作部の配置を示す図である。 (a)はPレンジボタン操作部、Dレンジボタン操作部、Nレンジボタン操作部、Rレンジボタン操作部の順に配置されるシフト装置を示す図、(b)はBレンジボタン操作部が備わるシフト装置のボタン操作部の配置を示す図である。 制御装置が備わるシフト装置を側面から見た断面図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について、適宜図を参照して詳細に説明する。
図1の(a)に示すように、本実施形態に係るシフト装置1は、複数のボタン操作部(本実施形態においては、4つのボタン操作部10a〜10d)を備える。
シフト装置1は、オートマチックトランスミッション(図示せず)に設定する車両の走行レンジを運転者が選択するための操作部であり、オートマチックトランスミッションに設定可能な走行レンジに対応する4つのボタン操作部10a〜10dがパネル面1aに配置されて構成される。
本実施形態に係るボタン操作部10a〜10dは、例えばセンターコンソール100に取り付けられるパネル面1aに配置されるが、ダッシュボードや操向ハンドル(いずれも図示せず)など運転者による操作が容易な場所であれば、ボタン操作部10a〜10dが配置されるパネル面1aの位置は限定されない。
本実施形態において、車両の走行レンジは「駐車レンジ」、「中立レンジ」、「前進レンジ」、および「後進レンジ」の4つのレンジを含んでなり、シフト装置1には各レンジに対応する4つのボタン操作部10a〜10dが備わっている。
Pレンジボタン操作部10aは「駐車レンジ」に対応し、運転者がPレンジボタン操作部10aを操作するとオートマチックトランスミッション(図示せず)は駐車レンジに設定される。そしてエンジン(図示せず)から駆動輪(図示せず)への動力伝達が切断され、さらに、駆動輪がロックされる。
Rレンジボタン操作部10bは「後進レンジ」に対応し、運転者がRレンジボタン操作部10bを操作するとオートマチックトランスミッションは後進レンジに設定される。そして車両が後進する。
Nレンジボタン操作部10cは「中立レンジ」に対応し、運転者がNレンジボタン操作部10cを操作するとオートマチックトランスミッションは中立レンジに設定される。そしてエンジンから駆動輪への動力伝達が切断される。
Dレンジボタン操作部10dは「前進レンジ」に対応し、運転者がDレンジボタン操作部10dを操作するとオートマチックトランスミッションは前進レンジに設定される。そして車両が前進するとともに、好適なギヤ比がオートマチックトランスミッションによって自動的に選択される。
本実施形態に係るシフト装置1はこのような4つのボタン操作部10a〜10dを含んで構成され、運転者は車両を運転するときにボタン操作部10a〜10dを操作してオートマチックトランスミッションに設定する走行レンジを適宜選択する。
4つのボタン操作部10a〜10dは、図1の(b)に示すようにシフトレバー2aが備わるシフト装置2における走行レンジの配置に準じて配置されていることが好ましい。
図1の(b)に示すように、シフトレバー2aが備わるシフト装置2は、一般的に車両の前方から「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」、「Dレンジ」の順に車両の走行レンジが配置される。そこで、本実施形態のシフト装置1においても図1の(a)に示すように、Pレンジボタン操作部10a、Rレンジボタン操作部10b、Nレンジボタン操作部10c、Dレンジボタン操作部10d、の順に配置されることが好ましい。
このようにシフトレバー2aが備わるシフト装置2における走行レンジの配置に準じてボタン操作部10a〜10dが配置される構成によって、運転者はシフトレバー2aの操作感と違和感なくシフト装置1を操作できる。
なお、詳細は後記するが、例えば、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dが入れ替わった配置であってもよい。
また、例えば単一部品の大量使用によるコストダウンや生産性の向上を図るために、4つのボタン操作部10a〜10dは同じ部品で構成されることが多い。このため、4つのボタン操作部10a〜10dの形状や大きさはほぼ同一となり、運転者が触感でボタン操作部10a〜10dを区別することは容易ではない。つまり、運転者にとって、シフト装置1を目視することなく意図するボタン操作部10a〜10dを操作するタッチ操作が容易ではない。
例えば、ぬかるみから脱出する場合に車両を前後に揺するときなど、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作する操作が運転者にとって容易ではない。
そこで、運転者がタッチ操作でボタン操作部10a〜10dを容易に操作できるシフト装置1が好ましく、運転者等による誤操作を防止できるシフト装置1がさらに好ましい。
例えば、図2の(a)、(b)に示すように、ボタン操作部10a〜10dがシフト装置1のパネル面1aから落ち込んだ位置に配置され、その周囲に、ボタン操作部10a〜10dを凸状に囲む誤操作防止壁11a〜11dが設けられてボタン操作部10a〜10dの誤操作を防止する構成とする。
このようにボタン操作部10a〜10dの周囲がそれぞれ誤操作防止壁11a〜11dで囲まれる構成によって、運転者等がシフト装置1のパネル面1aに意図せずに接触したときのボタン操作部10a〜10dへの接触が防止されて誤操作を防止できる。
また、Rレンジボタン操作部10bの周囲の誤操作防止壁11bとDレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dは、それぞれNレンジボタン操作部10c側の一部に切り欠き部110b、110dを有する。さらに、Nレンジボタン操作部10cの周囲の誤操作防止壁11cは、Rレンジボタン操作部10bの側とDレンジボタン操作部10dの側に2つの切り欠き部110cを有する。
そして、各切り欠き部110b、110c、110dは運転者の指先f1の太さ(標準的な太さ)より広い幅で形成されることが好ましい。
また、図2の(a)に示すように、誤操作防止壁11bの切り欠き部110bではパネル面1aがRレンジボタン操作部10bに向かって傾斜して傾斜面111bが形成され、誤操作防止壁11dの切り欠き部110dではパネル面1aがDレンジボタン操作部10dに向かって傾斜して傾斜面111dが形成される構成であってもよい。
同様に、誤操作防止壁11cの2つの切り欠き部110cでは、パネル面1aがそれぞれNレンジボタン操作部10cに向かって傾斜して、2つの傾斜面111cが形成される構成であってもよい。
このような構成であれば、図2の(b)に示すように、直線状に配列される切り欠き部110b、2つの切り欠き部110c、切り欠き部110dと、傾斜面111b、111c、111dとで、指先f1をDレンジボタン操作部10dからRレンジボタン操作部10bまで導き、かつ、Rレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dまで導くガイド部が形成される。
図2の(a)、(b)に示すようにシフト装置1が構成されると、図2の(b)に示すように、運転者は指先f1を、パネル面1a上でガイド部に沿って、Dレンジボタン操作部10dとRレンジボタン操作部10bの間をスライド移動させることが容易になる。そして、運転者は、容易にDレンジボタン操作部10dとRレンジボタン操作部10bを交互に操作できる。
Dレンジボタン操作部10dを操作したあと、運転者はパネル面1a上でガイド部に沿ってRレンジボタン操作部10bの側に指先f1をスライド移動する。指先f1は、誤操作防止壁11dの切り欠き部110dを通ってDレンジボタン操作部10dから外れる。このとき、切り欠き部110dの位置に形成される傾斜面111dを通ることによって、指先f1は落ち込んだDレンジボタン操作部10dから滑らかに抜け出る。
そして指先f1は、Nレンジボタン操作部10cの周囲に形成される誤操作防止壁11cのDレンジボタン操作部10d側の切り欠き部110cを通過してNレンジボタン操作部10cに到達し、さらに、Rレンジボタン操作部10b側の切り欠き部110cを通過する。このとき、切り欠き部110cの位置に形成される傾斜面111cを通ることによって、指先f1はNレンジボタン操作部10cを滑らかに通過できる。
その後、指先f1は、Rレンジボタン操作部10bの周囲に形成される誤操作防止壁11bの切り欠き部110bを通過してRレンジボタン操作部10bに到達する。このときも指先f1は切り欠き部110bの位置に形成される傾斜面111bを通ることによって、滑らかにRレンジボタン操作部10bに到達する。Rレンジボタン操作部10bにおけるNレンジボタン操作部10cの逆側(Pレンジボタン操作部10a側)では誤操作防止壁11bに切り欠き部は形成されていない。したがって、運転者は、Rレンジボタン操作部10bを目視することなく、指先f1が誤操作防止壁11bに当接する触感で指先f1がRレンジボタン操作部10bに到達したことを認識できる。そして指先f1を押し下げることによってRレンジボタン操作部10bを操作できる。
Rレンジボタン操作部10bを操作した後、運転者は、パネル面1a上をガイド部に沿った逆の経路で、指先f1をDレンジボタン操作部10dまでスライド移動させる。Dレンジボタン操作部10dにおけるNレンジボタン操作部10cの逆側では誤操作防止壁11dに切り欠き部は形成されていない。したがって、運転者は、Dレンジボタン操作部10dを目視することなく、指先f1が誤操作防止壁11dに当接する触感で指先f1がDレンジボタン操作部10dに到達したことを認識できる。そして、指先f1でDレンジボタン操作部10dを操作できる。
なお、ボタン操作部10a〜10dの操作は、例えば、運転者が指先f1を押下げることによる押下操作であるが、その他、運転者の指先f1が触れることによる操作(接触操作)や、Wクリックなどのクリック操作であってもよい。
このような操作を繰り返すことによって、運転者はシフト装置1を目視することなく、Dレンジボタン操作部10dとRレンジボタン操作部10bを交互に操作できる。つまり、運転者はタッチ操作でDレンジボタン操作部10dとRレンジボタン操作部10bを交互に操作できる。
本実施形態においては、Rレンジボタン操作部10bの周囲の誤操作防止壁11bに形成される切り欠き部110b、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dに形成される切り欠き部110d、Nレンジボタン操作部10cの周囲の誤操作防止壁11cに形成される2つの切り欠き部110cによって、指先f1をRレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dまで導き、かつ、Dレンジボタン操作部10dからRレンジボタン操作部10bまで導くガイド部が構成される。そして、ガイド部が構成されることによって、運転者は、タッチ操作でボタン操作部10a〜10d(特に、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10d)を容易に操作できる。
また、Pレンジボタン操作部10aの周囲の誤操作防止壁11aには切り欠き部が形成されず、Rレンジボタン操作部10bの周囲の誤操作防止壁11bにはPレンジボタン操作部10aと逆側に切り欠き部110bが形成される。さらに、Nレンジボタン操作部10cの周囲の誤操作防止壁11cには2つの切り欠き部110cが形成され、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dにはPレンジボタン操作部10aの側に切り欠き部110dが形成される。
このように、ボタン操作部10a〜10dの周囲の誤操作防止壁11a〜11dは全て形状が異なる。したがって、運転者はシフト装置1を目視することなく、誤操作防止壁11a〜11dに接触することによって各ボタン操作部10a〜10dを区別できる。このことからも運転者による各ボタン操作部10a〜10dのタッチ操作を容易にできる。
なお、図示はしないが、傾斜面111b〜111dが形成されない構成であってもよい。この場合、切り欠き部110b、110c、110dでガイド部が構成される。また、図示はしないが、誤操作防止壁11a〜11dが形成されない構成であってもよい。この場合、傾斜面111b〜111dでガイド部が形成される。
さらに、車両が前進走行しているときにRレンジボタン操作部10bの操作を規制することによって、Rレンジボタン操作部10bの誤操作が防止される構成としてもよい。例えば、図3の(a)、(b)に示すように、Rレンジボタン操作部10bの周囲の誤操作防止壁11bの切り欠き部110bの位置に形成される傾斜面111bに、操作を規制する操作規制手段としての可動部(可動壁112b)が備わる構成としてもよい。
可動壁112bは、例えばパネル面1aの下方に備わるアクチュエータ113bによって上下動し、上方に移動したときには傾斜面111bから突出するとともに下方に移動したときには傾斜面111bから退出して傾斜面111bよりも下方に収納されるように構成される。
アクチュエータ113bはコントローラ14が出力する制御信号に基づいて可動壁112bを駆動する。また、コントローラ14には、車速(車体速)を検出する車速検出手段(車速検出装置14a)から車速を示す検出信号が入力され、コントローラ14は車速検出装置14aが検出する車速に応じた制御信号をアクチュエータ113bに入力する構成が好ましい。例えば、コントローラ14は、車両が前進している場合に車速検出装置14aが検出する車速が所定値(例えば、8km/h)を超えるときには可動壁112bを上方に移動して傾斜面111bに突出させるようにアクチュエータ113bを制御する構成が好ましい。
この構成によると、車両が所定値(例えば、8km/h)を超える車速で前進しているときはガイド部から可動壁112bが突出する。したがって、運転者が無意識にDレンジボタン操作部10dからRレンジボタン操作部10bの側に、パネル面1a上でガイド部に沿って指先f1(図2の(b)参照)をスライド移動しても、指先f1のスライド移動が可動壁112bによって遮断されて指先f1がRレンジボタン操作部10bに容易に到達しない。この構成によって、Rレンジボタン操作部10bの操作が可動壁112b(操作規制手段)によって規制されることになり、運転者が車両の前進中にRレンジボタン操作部10bを無意識に操作する誤操作を防止できる。
さらに、コントローラ14が、車速が所定値未満のときに可動壁112bをガイド部から退出させるようにアクチュエータ113bを制御する構成とすれば、車速が所定値未満のときは運転者がDレンジボタン操作部10d(図1の(a)参照)からパネル面1a上でガイド部に沿って指先f1をスライド移動して、Rレンジボタン操作部10bに指先f1を容易に到達させることができる。
なお操作規制手段となる可動部は可動壁112bに限定されない。例えば、可動壁112bに替わって、アクチュエータ113bで駆動するピン状部材(図示せず)が備わる構成であってもよい。
また図示はしないが、可動壁112bに替わり、前進する車両の車速検出装置14aが検出する車速が所定値を超える場合に、Rレンジボタン操作部10bを誤操作防止壁11bの側から閉塞して(誤操作防止壁11bの開口部を閉じて)、Rレンジボタン操作部10bを操作不可能にする蓋状の部材が操作規制手段として備わる構成であってもよい。
または、オートマチックトランスミッション(図示せず)を制御するプログラムに、車両が前進している場合に車速検出装置14aが検出する車速が所定値を超えるときはRレンジボタン操作部10bの操作を無効にする(つまり、Rレンジボタン操作部10bが操作されても後進レンジに設定しない)機能が備わる構成としてもよい。
また、傾斜面111b〜111dが形成されない構成であってもよい。この構成の場合、運転者は、誤操作防止壁11b〜11dに形成される切り欠き部110b〜110dを通すように指先f1(図2の(b)参照)をパネル面1a(図1の(a)参照)上でスライド移動させることによって、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作することができる。この構成では、誤操作防止壁11b〜11dに形成される切り欠き部110b〜110dによってガイド部が構成される。
なお本実施形態は、図2の(a)に示すように各ボタン操作部10a〜10dの周囲にそれぞれ誤操作防止壁11a〜11dが備わる構成としたが、この構成に限定されるものではない。
例えば、図4の(a)に示すように、Pレンジボタン操作部10aの周囲を囲うように凸状に形成される第1誤操作防止壁12と、Rレンジボタン操作部10bとNレンジボタン操作部10cとDレンジボタン操作部10dの周囲を囲うように凸状に形成される第2誤操作防止壁13と、が備わる構成であってもよい。この場合、運転者は第2誤操作防止壁13の内側でパネル面1a上で指先f1(図2の(b)参照)をスライド移動させることによって、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作することができる。そして、指先f1は第2誤操作防止壁13の内側でRレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dまで導かれ、かつ、Dレンジボタン操作部10dからRレンジボタン操作部10bまで導かれる。したがって、第2誤操作防止壁13で囲まれた部分がガイド部になる。
また本実施形態は、図2の(a)に示すようにパネル面1aから落ち込んだ位置に配置されるRレンジボタン操作部10b、Nレンジボタン操作部10c、Dレンジボタン操作部10dに向かってパネル面1aから傾斜する傾斜面111b、111c、111dが形成される構成としたが、この構成に限定するものではない。
例えば、図4の(b)に示すように、Rレンジボタン操作部10bからNレンジボタン操作部10cに向かう、Rレンジボタン操作部10bやNレンジボタン操作部10cの落ち込みの深さと略同等の深さの溝部(第1ガイド溝15a)が形成されていてもよい。同様に、Nレンジボタン操作部10cからDレンジボタン操作部10dに向かう、Nレンジボタン操作部10cやDレンジボタン操作部10dの落ち込みの深さと略同等の深さの溝部(第2ガイド溝15b)が形成されていてもよい。
運転者は、パネル面1a上で第1ガイド溝15aおよび第2ガイド溝15bを通すように指先f1(図2の(b)参照)をスライド移動することによって、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作することができる。
この場合は、第1ガイド溝15a、第2ガイド溝15bを含んでガイド部が構成される。
さらに、各ボタン操作部10a〜10dの周囲にそれぞれ誤操作防止壁11a〜11d(図2の(a)参照)が形成される構成であってもよいし、Pレンジボタン操作部10aの周囲を囲うように形成される第1誤操作防止壁12(図4の(a)参照)と、Rレンジボタン操作部10bとNレンジボタン操作部10cとDレンジボタン操作部10dの周囲を囲うように形成される第2誤操作防止壁13(図4の(a)参照)と、が形成される構成であってもよい。
また、図5に示すように、Pレンジボタン操作部10a、Rレンジボタン操作部10b、Nレンジボタン操作部10c、およびDレンジボタン操作部10dが配置される面でパネル面1aの傾斜が異なる構成であってもよい。
例えば図5の(a)に示すように、Nレンジボタン操作部10cがPレンジボタン操作部10aから盛り上がった位置に配置され、さらに、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dがNレンジボタン操作部10cからPレンジボタン操作部10aの側に落ち込む方向に傾斜する面に配置されるように、シフト装置1のパネル面1aが凹凸を有して形成される構成であってもよい。
つまり、パネル面1aは側面視で、Dレンジボタン操作部10dが配置される面とRレンジボタン操作部10bが配置される面とが、Nレンジボタン操作部10cが配置される面に対してともに傾斜する形状であってもよい。
パネル面1aがこのような形状の場合、運転者は、ボタン操作部10a〜10dが配置される位置やパネル面1aの傾斜によって、シフト装置1を目視することなくボタン操作部10a〜10dをタッチ操作できる。
Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dはNレンジボタン操作部10cが配置される面に対して傾斜する面に配置されているが、Rレンジボタン操作部10bはPレンジボタン操作部10a側に配置されることから、運転者はシフト装置1を目視することなく触感だけでRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを区別できる。
また、図5の(a)に示すように、Nレンジボタン操作部10cとPレンジボタン操作部10aが傾斜しない面に配置される場合、Nレンジボタン操作部10cはPレンジボタン操作部10aから盛り上がった位置に配置されるため、運転者はシフト装置1を目視することなく触感だけでPレンジボタン操作部10aとNレンジボタン操作部10cを区別できる。
そして、図2の(a)、(b)に示すような誤操作防止壁11a〜11dを含んで形成されるガイド部を有することによって、運転者がRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互にタッチ操作で操作することも容易となる。さらに、Rレンジボタン操作部10bおよびDレンジボタン操作部10dは、Nレンジボタン操作部10cが配置される面に対して傾斜する面に配置される。このため、運転者は、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作するときに、Nレンジボタン操作部10cと、Rレンジボタン操作部10bおよびDレンジボタン操作部10dと、を容易に区別できる。したがって、運転者がNレンジボタン操作部10cを操作する誤操作をより効果的に防止できる。
なお、図5の(b)に示すように、Nレンジボタン操作部10cがPレンジボタン操作部10aから落ち込んだ位置に配置される構成でも同様の効果を期待できる。つまり、パネル面1aが側面視で、Nレンジボタン操作部10cが配置される面に対し、Dレンジボタン操作部10dが配置される面とRレンジボタン操作部10bが配置される面が互いに対向する方向に傾斜している形状であってもよい。
また、本実施形態のシフト装置1は、4つのボタン操作部10a〜10d(図1の(a)参照)を有する構成としたが、例えば、エンジンブレーキを効かせて車両を前進させるために通常走行用の前進レンジと異なる前進レンジ(第2前進レンジ)が車両の走行レンジとして備わる場合がある。この場合、図6の(a)に示すようにシフト装置1に、「第2前進レンジ」に対応する「第2Dレンジボタン操作部(以下、Bレンジボタン操作部10eという)」が備わる場合もある。そして、Bレンジボタン操作部10eはDレンジボタン操作部10dと隣接して配置されることが好ましい。例えば、図6の(a)に示すように、Rレンジボタン操作部10bからBレンジボタン操作部10eまで直線状に一列に配置される構成としてもよい。
運転者がBレンジボタン操作部10eを操作するとオートマチックトランスミッション(図示せず)は第2前進レンジに設定される。そして、車両が前進するとともに、例えば、エンジンブレーキが効くように好適なギヤ比がオートマチックトランスミッションによって自動的に選択される。
Bレンジボタン操作部10eは他のボタン操作部10a〜10dと同様にパネル面1aから落ち込んで配置され、Bレンジボタン操作部10eの周囲には誤操作防止壁11eが形成される。そして、Bレンジボタン操作部10eの周囲の誤操作防止壁11eはDレンジボタン操作部10dの側に切り欠き部110eが形成され、さらに、切り欠き部110eの位置ではパネル面1aがBレンジボタン操作部10eに向かって傾斜する傾斜面111eが形成される構成が好ましい。また、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dには、Bレンジボタン操作部10eの側にも切り欠き部110dが形成され、切り欠き部110dの位置には傾斜面111dが形成される構成が好ましい。
この構成によると、Bレンジボタン操作部10eの周囲の誤操作防止壁11eに形成される切り欠き部110eと、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dのBレンジボタン操作部10eの側に形成される切り欠き部110dとで、運転者がパネル面1a上でスライド移動させる指先f1(図2の(b)参照)を、Dレンジボタン操作部10dからBレンジボタン操作部10eまで導き、かつ、Bレンジボタン操作部10eからDレンジボタン操作部10dまで導くガイド部(第2ガイド部)が構成される。
また、図6の(b)に示すように、Bレンジボタン操作部10eが端部に向かって上る方向に傾斜する面に配置される構成としてもよいし、図6の(c)に示すように、Bレンジボタン操作部10eが端部に向かって下る方向に傾斜する面に配置される構成としてもよい。
さらに、Bレンジボタン操作部10eが配置される面の傾斜角度を、Rレンジボタン操作部10bやDレンジボタン操作部10dが配置される面の傾斜角度と異なる角度とすれば、運転者は傾斜角度の違いによって、シフト装置1を目視することなく触感だけでBレンジボタン操作部10eとRレンジボタン操作部10bおよびDレンジボタン操作部10dを区別できる。ここでいう傾斜角度は、例えば、Nレンジボタン操作部10cが配置される面に対する傾斜角度である。
また、図7に示すように、Rレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dに向かう一列の横方向に、Dレンジボタン操作部10dと隣接するようにBレンジボタン操作部10eが配置される構成であってもよい。例えば、図7に示すようにDレンジボタン操作部10dに隣接して「L字」状にBレンジボタン操作部10eが配置される構成であってもよい。
この場合もBレンジボタン操作部10eの周囲の誤操作防止壁11eはDレンジボタン操作部10dの側に切り欠き部110eが形成され、さらに、切り欠き部110eの位置に傾斜面111eが形成される構成が好ましい。また、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dには、Bレンジボタン操作部10eの側に切り欠き部110dが形成され、切り欠き部110dの位置に傾斜面111dが形成される構成が好ましい。
そして、Bレンジボタン操作部10eの周囲の誤操作防止壁11eに形成される切り欠き部110eと、Dレンジボタン操作部10dの周囲の誤操作防止壁11dのBレンジボタン操作部10eの側に形成される切り欠き部110dとで、運転者がパネル面1a上でスライド移動させる指先f1(図2の(b)参照)を、Dレンジボタン操作部10dからBレンジボタン操作部10eまで導き、かつ、Bレンジボタン操作部10eからDレンジボタン操作部10dまで導く第2ガイド部が構成される。
この構成によると、Rレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dに向かう一列の延長上にBレンジボタン操作部10eは配置されてないため、Rレンジボタン操作部10bからDレンジボタン操作部10dに向かう一列の直線上に誤操作防止壁11dの切り欠き部110dは形成されない。
したがって、運転者がRレンジボタン操作部10bを操作した後に、Dレンジボタン操作部10dの側にパネル面1a上でガイド部に沿って指先f1(図2の(b)参照)をスライド移動させた場合、運転者は誤操作防止壁11dに指先f1が当接する触感で指先f1がDレンジボタン操作部10dに到達したことを認識できる。
したがって、運転者は、Bレンジボタン操作部10eを操作することなく、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作できる。
また、運転者がDレンジボタン操作部10dとBレンジボタン操作部10eを交互に操作することも容易となる。
以上、図1の(a)に示すように、本実施形態に係るシフト装置1は、Pレンジボタン操作部10a、Rレンジボタン操作部10b、Nレンジボタン操作部10c、Dレンジボタン操作部10dの順に配置される構成とした。しかしながら、ボタン操作部10a〜10dの配置順は限定されるものではない。例えば、図8の(a)に示すように、Pレンジボタン操作部10a、Dレンジボタン操作部10d、Nレンジボタン操作部10c、Rレンジボタン操作部10bの順に直線状に一列に配置される構成であってもよい。
図1の(b)に示すように、シフトレバー2aが備わるシフト装置2は、「Pレンジ」が前方に配置される。そこで、図8の(a)に示すようにボタン操作部10a〜10dを配置すると、Pレンジボタン操作部10aが車両の前方に配置される場合は、車両の走行レンジを前進レンジに設定するためのDレンジボタン操作部10dが前方に配置され、走行レンジを後進レンジに設定するためのRレンジボタン操作部10bが後方に配置される。したがって、車両を前進させるときに運転者は指先f1(図2の(b)参照)を前方にスライド移動させ、車両を後進させるときに運転者は指先f1を後方にスライド移動させることになる。つまり、指先f1のスライド移動の方向と車両の進行方向が一致して操作感が向上する。
なお、Bレンジボタン操作部10eが備わる場合、例えば、図8の(b)に示すように、ボタン操作部10a〜10dが配置される直線状の一列の横側となるようにDレンジボタン操作部10dに隣接してBレンジボタン操作部10eが配置される構成とすればよい。
また、例えば、図9に示すように、ボタン操作部10a〜10dが操作されたことを検出し、操作されたボタン操作部10a〜10dに対応する信号をオートマチックトランスミッション(図示せず)に送信する制御装置4が備わる構成としてもよい。この場合、制御装置4はRレンジボタン操作部10bが所定時間内に操作された回数と、Dレンジボタン操作部10dが同じ所定時間内に操作された回数と、を計測できる。
そこで、所定時間内にRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dが交互に所定回数以上、操作されていることを制御装置4が検出した場合、制御装置4は、Nレンジボタン操作部10cが操作されても、Nレンジボタン操作部10cの操作に対応する信号(以下、N信号と称する)をオートマチックトランスミッションに送信しない構成としてもよい。
例えば、ぬかるみから脱出する場合に車両を前後に揺する場合など、運転者がパネル面1a上で指先f1をスライド移動させてRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作するとき、指先f1はRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dに挟まれて配置されるNレンジボタン操作部10cを通過する。そして、指先f1がNレンジボタン操作部10cにあるときに、運転者が例えば無意識に指先f1を下方に押し込むと、Nレンジボタン操作部10cが操作されて制御装置4はN信号をオートマチックトランスミッション(図示せず)に送信する。したがって、車両の走行レンジが「中立レンジ」に一瞬切り替わって車両が振動する。つまり、Nレンジボタン操作部10cの誤操作によって車両が振動し、運転者が違和感を感じることがある。
そこで前記したように、所定時間内に所定回数以上、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dが交互に操作されている場合にNレンジボタン操作部10cが操作されても、制御装置4がN信号をオートマチックトランスミッション(図示せず)に送信しない構成としてもよい。
この構成であれば、運転者がRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dを交互に操作する場合に、意図しないNレンジボタン操作部10cの操作を規制でき誤操作を防止できる。つまり、所定時間内に、Rレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dが交互に所定回数以上、操作されたときにNレンジボタン操作部10cの操作を規制する操作規制手段(第2操作規制手段)として制御装置4を機能させることができる。
なお、制御装置4がNレンジボタン操作部10cの操作を規制するときの所定時間および所定回数は、例えば車両に要求される運動性能等に基づいて適宜設定されることが好ましい。
また、所定時間内にRレンジボタン操作部10bとDレンジボタン操作部10dが操作される回数が所定回数未満となったときに、制御装置4は、Nレンジボタン操作部10cの操作の規制を解除する構成とすればよい。
1 シフト装置(車両用シフト装置)
4 制御装置(第2操作規制手段)
1a パネル面
10a Pレンジボタン操作部
10b Rレンジボタン操作部
10c Nレンジボタン操作部
10d Dレンジボタン操作部
10e Bレンジボタン操作部(第2Dレンジボタン操作部)
12 第1誤操作防止壁
13 第2誤操作防止壁(ガイド部)
14 コントローラ
14a 車速検出装置(車速検出手段)
15a 第1ガイド溝(ガイド部)
15b 第2ガイド溝(ガイド部)
11b、11c 誤操作防止壁(ガイド部)
11d 誤操作防止壁(ガイド部、第2ガイド部)
11e 誤操作防止壁(第2ガイド部)
110b、110c 切り欠き部(ガイド部)
110d 切り欠き部(ガイド部、第2ガイド部)
110e 切り欠き部(第2ガイド部)
111b、111c 傾斜面(ガイド部)
111d 傾斜面(ガイド部、第2ガイド部)
111e 傾斜面(第2ガイド部)
112b 可動壁(可動部、操作規制手段)
113b アクチュエータ
f1 指先

Claims (6)

  1. 車両の走行レンジとして、少なくとも前進レンジと中立レンジと後進レンジとを運転者によるボタン操作部の操作で切り替え可能であって、
    前記ボタン操作部は、前記前進レンジに対応するDレンジボタン操作部と、前記中立レンジに対応するNレンジボタン操作部と、前記後進レンジに対応するRレンジボタン操作部と、を含み、
    前記Dレンジボタン操作部と前記Rレンジボタン操作部が前記Nレンジボタン操作部を挟んで一列にパネル面に配置されて運転者の指先で操作可能に構成される車両用シフト装置において、
    前記パネル面上で運転者がスライド移動させる指先を、前記Dレンジボタン操作部から前記Rレンジボタン操作部まで導き、かつ、前記Rレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部まで導くガイド部が備わることを特徴とする車両用シフト装置。
  2. 前記パネル面は、前記Dレンジボタン操作部が配置される面と前記Rレンジボタン操作部が配置される面とが、前記Nレンジボタン操作部が配置される面に対して互いに対向する方向に、ともに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シフト装置。
  3. 車速検出手段が検出する車速が所定値を超える場合に、運転者による前記Rレンジボタン操作部の操作を規制する操作規制手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用シフト装置。
  4. 前記操作規制手段は、前記車速が前記所定値を超える場合に前記ガイド部から突出し、前記車速が前記所定値以下の場合に前記ガイド部から退出する可動部を含んで構成されることを特徴とする請求項3に記載の車両用シフト装置。
  5. 所定時間内に、前記Rレンジボタン操作部と前記Dレンジボタン操作部が交互に所定回数以上操作された場合に、前記Nレンジボタン操作部の操作を規制する第2操作規制手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用シフト装置。
  6. 前記前進レンジと異なる第2前進レンジに対応する第2Dレンジボタン操作部が、前記Rレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部に向かう一列の横方向に前記Dレンジボタン操作部と隣接して配置され、
    前記パネル面上で運転者がスライド移動させる指先を、前記Dレンジボタン操作部から前記第2Dレンジボタン操作部まで導き、かつ、前記第2Dレンジボタン操作部から前記Dレンジボタン操作部まで導く第2ガイド部が備わることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の車両用シフト装置。
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