JP2003028292A - 変速機のシフト制御装置 - Google Patents

変速機のシフト制御装置

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JP2003028292A JP2001219529A JP2001219529A JP2003028292A JP 2003028292 A JP2003028292 A JP 2003028292A JP 2001219529 A JP2001219529 A JP 2001219529A JP 2001219529 A JP2001219529 A JP 2001219529A JP 2003028292 A JP2003028292 A JP 2003028292A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変速機のシフトポジション又は変速比を切替え
る切替手段の耐久性の低下を防止することができる変速
機のシフト制御装置を提供する。 【解決手段】自動変速機のシフトポジションが任意のシ
フトポジションの状態において、タイミングt1におい
て所定のシフト装置が操作されてDポジション信号が入
力されると、タイマが起動されて所定時間TOFFが計
測されるとともに、カウンタが起動される。この所定時
間TOFF以内に上記所定のシフト装置からDポジショ
ン信号が連続して入力されると、カウンタにより信号の
数がカウントされる。Dポジション信号の連続であるた
め、実際の判定はタイミングt1においてDポジション
に維持され、この判定結果に基づいてシフトポジション
がDポジションに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
変速機のシフトポジション又は変速比の切り替えが電気
的な制御で実現される変速機のシフト制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される変速機のひとつとして
自動変速機が採用される。近年、シフト装置のシフトレ
バーのシフト操作位置をシフト検出センサによって電気
的に検出し、この検出信号に基づいてシフト用モータを
駆動して自動変速機のマニュアルバルブを切り替えるこ
とにより、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニ
ュートラル)、D(ドライブ)等のシフトポジションを
切り替える、いわゆるシフト・バイ・ワイヤ方式のシフ
ト制御装置が、特開2000−74211公報において
提案されている。
【0003】このようなシフト制御装置では、シフト装
置のシフトレバーはマニュアルバルブに対して機械的に
連結されないため、シフトレバーを小さな操作力で容易
に操作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
シフト制御装置では、シフト装置のシフトレバーは小さ
な操作力で容易に操作されるため、短い所定時間内に連
続したシフト操作も行われ得る。このようなシフトレバ
ーの連続したシフト操作を検出してシフト検出センサか
ら連続して検出信号が出力される。この連続した検出信
号に基づいてシフト用モータが頻繁に駆動されることに
なり、シフト用モータの耐久性が低下する。また、シフ
ト装置のシフト検出センサの故障等に起因して、シフト
レバーの一回の操作に対して連続した検出信号が出力さ
れる可能性もある。この場合にも、連続した検出信号に
基づいてシフト用モータが頻繁に駆動されることにな
り、シフト用モータの耐久性が低下する。
【0005】本発明は上記の事情を鑑みてなされたもの
であって、その目的は、変速機のシフトポジション又は
変速比を切替える切替手段の耐久性の低下を防止するこ
とができる変速機のシフト制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明は、車両に搭載された変速機にあっ
て、変速機のシフトポジション又は変速比を選択するシ
フト操作を電気的に検出するシフト装置を備え、そのシ
フト検出信号に基づいて切替手段を駆動することにより
変速機のシフトポジション又は変速比を切り替える制御
手段を備えた変速機のシフト制御装置において、前記制
御手段は、前記シフト装置のシフト操作に応じて出力さ
れるシフト検出信号が所定時間内に所定回数以上入力さ
れたとき、前記所定回数を超えるシフト検出信号に基づ
くシフトポジション又は変速比の切替を禁止することを
特徴とする。
【0007】請求項1の構成によれば、シフト装置のシ
フト操作に応じたシフト検出信号が所定時間内に所定回
数以上入力されたとき、所定回数を超えるシフト検出信
号に基づく切替手段の駆動が禁止されるので、切替手段
の耐久性低下を防止することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の変速機のシフト制御装置において、前記シフト検出信
号は同一のシフトポジション又は同一の変速比に応じた
出力信号であることを特徴とする。
【0009】請求項2の構成によれば、所定時間内に所
定回数以上入力される信号が同一のシフトポジション又
は同一の変速比に応じた出力信号である場合には、その
最初の検出信号に基づいて切替手段を制御すればよいた
め、切替手段の駆動回数が低減され切替手段の耐久性低
下を防止することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の変速機のシフト制御装置において、前記シフト検出信
号は異なるシフトポジション又は異なる変速比に応じた
出力信号であることを特徴とする。
【0011】請求項3の構成によれば、請求項1と同様
の作用及び効果が得られる。請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の変速機のシフト制御装置において、前
記シフト検出信号にパーキングポジションに応じた出力
信号が含まれているとき、前記制御手段は前記パーキン
グポジションに応じた検出信号に基づいて前記変速機の
シフトポジションをパーキングポジションに切り替える
ことを特徴とする。
【0012】請求項4の構成によれば、所定時間内に所
定回数以上入力される信号にパーキングポジションに応
じた検出信号が含まれているとき、変速機のシフトポジ
ションがパーキングポジションに切り替えられる。
【0013】請求項5に記載の発明は、車両に搭載され
た変速機にあって、変速機のシフトポジション又は変速
比を選択するシフト操作を電気的に検出するシフト装置
を備え、そのシフト検出信号に基づいて切替手段を駆動
することにより変速機のシフトポジション又は変速比を
切り替える制御手段を備えた変速機のシフト制御装置に
おいて、前記制御手段は、前記シフト装置のシフト操作
に応じて出力されるシフト検出信号が所定時間内に所定
回数以上入力されたとき、前記シフト装置の異常と判定
する判定手段を備えることを特徴とする。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の変速機のシフト制御装置において、前記シフト
検出信号は同一のシフトポジション又は同一の変速比に
応じた出力信号であることを特徴とする。
【0015】さらに請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載の変速機のシフト制御装置において、前記シフト
検出信号は異なるシフトポジション又は異なる変速比に
応じた出力信号であることを特徴とする。
【0016】請求項5〜7の構成によれば、シフト装置
からシフト操作に応じて出力される検出信号が所定時間
内に所定回数以上入力されたときには、そのシフト装置
の異常を判定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
自動変速機のシフト制御装置に具体化した第1実施形態
を図1〜図6を参照して詳細に説明する。
【0018】図2は、本実施形態にかかる自動変速機を
搭載した車両及びそのシフト制御装置を示す概略構成図
である。図2に示すように、エンジン2の出力軸(図示
略)は、トルクコンバータ4に連結されている。このト
ルクコンバータ4は、入力された回転を流体(オイル)
を媒介して伝達する流体継手の一種であり、エンジン2
の出力軸の回転を自動変速機(以下、「A/T」と称
す)6に伝達する。
【0019】A/T6の油圧制御部8にはアクチュエー
タとしてのポジション切替用のモータ10が設けられて
いる。モータ10はA/T6の油圧制御部8の油圧を制
御するA/TECU40によって駆動制御される。図3
に示すように、モータ10の出力軸(図示略)には油圧
制御部8のハウジングを貫通するアウタレバー12が連
結されている。アウタレバー12にはディテントプレー
ト14が一体に設けられ、ディテントプレート14は制
御油圧の供給先を切替えるマニュアルバルブ17に連結
されている。モータ10が回転駆動されると、ディテン
トプレート14を介してマニュアルバルブ17が切り替
えられることにより、P(パーキング)、R(リバー
ス)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)等のシフト
ポジション(レンジ)の切替が行われる。
【0020】また、ディテントプレート14の外周部に
はディテントスプリング16の先端部が弾性的に押し付
けられている。ディテントスプリング16の先端部がデ
ィテントプレート14の外周縁に形成されたレンジ位置
決め用のディテント溝15と係合することにより節度感
が付与されるとともに、A/T6の上記各レンジ位置が
位置決めされる。
【0021】図1に示すように、車室18の運転席19
の前方にはステアリングコラム20上にステアリングホ
イール21が設けられている。運転席19の側方のフロ
ア上には前記A/T6のシフト操作を行うための第1シ
フト装置22が設けられている。また、可動部としての
運転席ドア24には前記A/T6のシフト操作を行うた
めの第2シフト装置26が設けられている。
【0022】第1シフト装置22及び第2シフト装置2
6は同一構成をなす。操作パネル28上にはPポジショ
ン及びNポジションをそれぞれ選択するための選択スイ
ッチ29,30が設けられている。また、シフトレバー
31は操作パネル28に形成された十字状のガイド溝3
2に沿って傾動操作可能に設けられている。ガイド溝3
2には車両の前後方向においてRポジション及びDポジ
ションが設定され、車両の左右方向においてDポジショ
ン以外の前進走行ポジション(3,2,L)を選択する
ための−(シフトダウン)ポジション及び+(シフトア
ップ)ポジションが設定されている。第1シフト装置2
2及び第2シフト装置26には選択スイッチ29,30
の操作及びシフトレバー31の選択操作を電気的に検出
する第1シフト検出センサ42及び第2シフト検出セン
サ44が設けられている。なお、ガイド溝32に沿って
シフトレバー31をRポジション,Dポジション,−ポ
ジション及び+ポジションのいずれかに操作してもその
操作力を解除すれば、図示しないディテント機構の機能
によりシフトレバー31はその都度ガイド溝32の交差
部の操作中心位置に戻されるようになっている。
【0023】本実施形態にかかる車両では、上記の制御
系として役割を司る電子制御装置(ECU)として、主
にエンジン2の運転制御を行うエンジン用ECU(「E
/GECU」)38、主に上記前記A/T6の制御を行
う変速機用ECU(「A/TECU」)40を備えてい
る。各ECU38,40はそれぞれ、車内ネットワーク
回線を通じて電気的に接続されている。
【0024】A/TECU40には前記第1シフト装置
22の第1シフト検出センサ42の検出信号、前記第2
シフト装置26の第2シフト検出センサ44の検出信号
が入力されている。A/TECU40は、マイクロコン
ピュータが使用され、前記A/T6のシフトポジション
切替え及び前進走行ポジションにおける各変速段の自動
切替えに関連する各種ソフトウェア処理に必要なプログ
ラムを記憶させた読出し専用メモリ(ROM)、このプ
ログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)、プロ
グラムに必要な変数を一時的に記憶する書き込み可能メ
モリ(RAM)などを主体として構成されている。
【0025】A/TECU40は、エンジン2の運転状
態において前記第1シフト検出センサ42の検出信号と
前記第2シフト検出センサ44の検出信号とが同時に入
力されたときには前記第1シフト検出センサ42の検出
信号を優先し、その検出信号に基づいてモータ10の駆
動制御を行う。
【0026】次に、上記A/TECU40が実行するシ
フト制御処理を図4のフローチャートに基づいて説明す
る。本処理は予め設定されている短時間毎に周期的に繰
り返し実行される処理である。
【0027】本処理が開始されると、まず、ステップ1
00において第1シフト装置22又は第2シフト装置2
6からのシフト操作信号が入力されたかどうかが判定さ
れる。シフト操作信号が入力されたと判定されるとステ
ップ110に進み、シフト操作信号が入力されていない
と判定されると、本処理を一旦終了する。なお、シフト
操作信号が入力されるとタイマが起動され、そのタイマ
によって所定時間TOFFが測定される。
【0028】ステップ110にて同一のシフト装置から
同一のポジション信号が連続して入力されたかどうかが
判定される。同一のポジション信号が連続して入力され
たと判定されるとステップ180に進み、否定判定され
るとステップ120に進む。
【0029】ステップ120では同一のシフト装置から
相違するポジション信号が所定時間TOFF以内に連続
して所定回数以上入力されたかどうかが判定される。肯
定判定されるとステップ150に進み、否定判定される
とステップ130に進む。
【0030】ステップ130では第1シフト装置22及
び第2シフト装置26がともにアクティブにされる。そ
の結果、第1シフト装置22のシフト操作に基づく第1
シフト検出センサ42の検出信号が有効として処理され
るとともに、第2シフト装置26のシフト操作に基づく
第2シフト検出センサ44の検出信号が有効として処理
される。
【0031】次のステップ140では第1シフト装置2
2のシフト操作に基づく検出信号が第2シフト装置26
のシフト操作に基づく検出信号に対して優先処理され
る。すなわち、第1シフト検出センサ42の検出信号と
第2シフト検出センサ44の検出信号とが同時にA/T
ECU40に入力される場合には、第1シフト装置22
のシフト操作に基づく検出信号に基づいてモータ10が
制御されてA/T6のポジション切替が行われる。
【0032】前記ステップ110にて同一連続入力であ
ると判定された場合、ステップ180にてその検出信号
に応じたポジションとなるようにモータ10が制御さ
れ、マニュアルバルブ17が切替えられる。次のステッ
プ190では前記所定時間TOFF以内に同一ポジショ
ン信号が入力されてもこれを無視し、ステップ180に
て切替えられたポジションに固定する。
【0033】前記ステップ120にて相違連続入力であ
ると判定された場合、ステップ150にて所定回数の検
出信号にPポジション信号又はNポジション信号がある
かどうかが判定される。肯定判定されるとステップ17
0に進み、否定判定されるとステップ160に進む。
【0034】ステップ170ではモータ10を制御して
マニュアルバルブ17をPポジション又はNポジション
に切替えて固定する。ここでは車速の大きさにもよる
が、特に車両が停止しているときにはPポジションを優
先する。
【0035】また、ステップ160では現シフトポジシ
ョンに固定し、前記所定時間TOFF以内にいかなるシ
フト操作信号が入力されてもこれを無視する。図5、図
6は上記A/T6のシフト制御の一例を示している。
【0036】図5は同一のシフト装置から同一のポジシ
ョン信号が連続して入力された場合の制御の一例を示し
ている。図5に示すように、A/T6のシフトポジショ
ンが任意ポジションの状態において、例えばタイミング
t1において第1シフト装置22が操作されてDポジシ
ョン信号が入力されると、タイマが起動されて所定時間
TOFFが計測されるとともに、カウンタが起動され
る。
【0037】この所定時間TOFF以内に第1シフト装
置22からDポジション信号が連続して入力されると、
カウンタにより信号の数がカウントされる。しかしなが
ら、Dポジション信号の連続であるため、実際の判定は
タイミングt1においてDポジションに維持され、この
判定結果に基づいてモータ10の制御が行われる。
【0038】また、図6は同一のシフト装置から相違す
るポジション信号が連続して入力された場合の制御の一
例を示している。図6に示すように、実際の判定ポジシ
ョンが任意ポジションの状態において、例えばタイミン
グt2において第1シフト装置22が操作されてDポジ
ション信号が入力されると、タイマが起動されて所定時
間TOFFが計測されるとともに、カウンタが起動され
る。
【0039】この所定時間TOFF以内に第1シフト装
置22からRポジション信号及びDポジション信号が交
互に連続して入力されると、カウンタにより信号の数が
カウントされる。所定時間TOFF以内にシフト信号が
入力される毎に実際の判定はD,R,D,Rポジション
に切り替えられる。
【0040】タイミングt2において所定時間TOFF
以内にカウンタにより信号が4つカウントされると、そ
のシフト信号は受け付けられず、無視される。この判定
結果に基づいてモータ10の制御が行われる。
【0041】以上説明した本実施形態によれば、以下の
効果が得られる。 ・ 第1シフト装置22及び第2シフト装置26は小さ
な操作力で容易に操作されるため、短い所定時間内に連
続したシフト操作も行われ、連続したシフト操作に基づ
いてシフト検出センサから連続して検出信号が出力され
る。これに対して本実施形態では同一のシフト装置から
同一のポジション信号が連続して入力されたときには最
初のシフト信号にのみ基づいてモータ10の制御を実行
する。従って、モータ10や油圧制御部8の耐久性の低
下を防止することができる。
【0042】・ 同様に同一のシフト装置から相違する
ポジション信号が連続して入力されたときには所定時間
内に所定回数以上のシフト信号が入力されたときには所
定回数を超える検出信号に基づくモータ10の制御が行
われない。従って、モータ10や油圧制御部8の耐久性
の低下を防止することができる。
【0043】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図7〜図9に従って説明する。上記第1実施形態
においては、同一のシフト装置から所定時間内に所定回
数以上の検出信号が入力されたとき、所定回数を超える
検出信号に基づくモータ10の制御を行わないようにし
た。本実施形態においては、同一のシフト装置から所定
時間内に所定回数以上の検出信号が入力されたとき、そ
のシフト装置のフェールを判定するようにしている。
【0044】本実施形態において、自動変速機を搭載し
た車両及びそのシフト制御装置のシステム構成は第1実
施形態と同様である。本実施形態においてA/TECU
40が実行するシフト制御処理を図7のフローチャート
に基づいて説明する。本処理は予め設定されている短時
間毎に周期的に繰り返し実行される処理である。
【0045】本処理が開始されると、まず、ステップ2
00において第1シフト装置22又は第2シフト装置2
6からのシフト操作信号が入力されたかどうかが判定さ
れる。シフト操作信号が入力されたと判定されるとステ
ップ210に進み、シフト操作信号が入力されていない
と判定されると、本処理を一旦終了する。なお、シフト
操作信号が入力されるとタイマが起動され、そのタイマ
によって所定時間TOFFが測定される。
【0046】ステップ210にて同一のシフト装置から
同一のポジション信号が連続して入力されたかどうかが
判定される。同一のポジション信号が連続して入力され
たと判定されるとステップ250に進み、否定判定され
るとステップ220に進む。
【0047】ステップ220では同一のシフト装置から
相違するポジション信号が所定時間TOFF以内に連続
して所定回数以上入力されたかどうかが判定される。肯
定判定されるとステップ250に進み、否定判定される
とステップ230に進む。
【0048】ステップ230では第1シフト装置22及
び第2シフト装置26がともにアクティブにされる。そ
の結果、第1シフト装置22のシフト操作に基づく第1
シフト検出センサ42の検出信号が有効として処理され
るとともに、第2シフト装置26のシフト操作に基づく
第2シフト検出センサ44の検出信号が有効として処理
される。
【0049】次のステップ240では第1シフト装置2
2のシフト操作に基づく検出信号が第2シフト装置26
のシフト操作に基づく検出信号に対して優先処理され
る。すなわち、第1シフト検出センサ42の検出信号と
第2シフト検出センサ44の検出信号とが同時にA/T
ECU40に入力される場合には、第1シフト装置22
のシフト操作に基づく検出信号に基づいてモータ10が
制御されてA/T6のポジション切替が行われる。
【0050】ステップ250では同一連続入力又は相違
連続入力のシフト装置がフェールしていると判定され、
該シフト装置がノンアクティブにされ、そのシフト装置
のシフト操作に基づく検出信号は無効として処理され
る。
【0051】続くステップ260では他方のシフト装置
のみがアクティブにされ、そのシフト装置のシフト操作
に基づく検出信号が有効として処理される。図8、図9
は上記A/T6のシフト制御の一例を示している。
【0052】図8は同一のシフト装置から同一のポジシ
ョン信号が連続して入力された場合の制御の一例を示し
ている。図8に示すように、実際の判定ポジションが任
意ポジションの状態において、例えばタイミングt4に
おいて第1シフト装置22が操作されてDポジション信
号が入力されると、タイマが起動されて所定時間TOF
Fが計測されるとともに、カウンタが起動される。
【0053】この所定時間TOFF以内に第1シフト装
置22からDポジション信号が連続して入力されると、
カウンタにより信号の数がカウントされる。所定時間T
OFF以内にシフト信号が入力される毎に実際の判定は
D,D,D,Dポジションとなる。
【0054】タイミングt5において所定時間TOFF
以内にカウンタにより信号が5つカウントされると、第
1シフト装置22のフェールが判定される。また、図9
は同一のシフト装置から相違するポジション信号が連続
して入力された場合の制御の一例を示している。
【0055】図9に示すように、実際の判定ポジション
が任意ポジションの状態において、例えばタイミングt
6において第1シフト装置22が操作されてDポジショ
ン信号が入力されると、タイマが起動されて所定時間T
OFFが計測されるとともに、カウンタが起動される。
【0056】この所定時間TOFF以内に第1シフト装
置22からRポジション信号及びDポジション信号が交
互に連続して入力されると、カウンタにより信号の数が
カウントされる。所定時間TOFF以内にシフト信号が
入力される毎に実際の判定はD,R,D,Rポジション
となる。
【0057】タイミングt7において所定時間TOFF
以内にカウンタにより信号が4つカウントされると、第
1シフト装置22のフェールが判定される。以上説明し
た本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
【0058】・ 本実施形態では同一のシフト装置から
同一のポジション信号が連続して入力されたときには、
そのシフト装置のフェールを判定することができ、この
シフト装置をノンアクティブにするようにしている。そ
のため、フェールと判断されたシフト装置の検出信号に
基づいてモータ10が制御されることはないので、モー
タ10や油圧制御部8の耐久性の低下を防止することが
できる。
【0059】・ 同様に同一のシフト装置から相違する
ポジション信号が連続して入力されたときにはそのシフ
ト装置のフェールを判定することができ、このシフト装
置をノンアクティブにするようにしている。そのため、
フェールと判断されたシフト装置の検出信号に基づいて
モータ10が制御されることはないので、モータ10や
油圧制御部8の耐久性の低下を防止することができる。
【0060】なお、実施の形態は以下のように変更する
ことも可能である。 ・ 第1実施形態において、所定時間TOFF又は検出
信号の連続して入力される所定回数を、ポジション毎に
又は連続入力されるポジション信号の組み合わせに応じ
て変更するようにしてもよい。
【0061】・ 上記各実施形態において、車両ドア
(運転席ドア24)が開いている時、及び衝突検出時に
は第1シフト装置22のシフト操作に基づくモータ10
の駆動を禁止するようにしてもよい。
【0062】・ 上記各実施形態において、第2シフト
装置26をステアリングコラム20上に設けてもよい。 ・ 上記各実施形態では、シフトレバー31の操作に基
づく第1シフト検出センサ42及び第2シフト検出セン
サ44の検出信号に基づいてアクチュエータとしてのポ
ジション切替用のモータ10を駆動制御してA/T6の
ポジションを切り替えるようにしたが、A/T6に内蔵
されたシフトソレノイドバルブを駆動制御することによ
り変速段を切り替えるように構成してもよい。
【0063】・ 上記実施形態では自動変速機のシフト
制御装置に具体化したが、シフト装置のシフト操作を電
気的に検出して変速機のシフトポジション又は変速比を
切り替えるようにした変速機のシフト制御装置に具体化
してもよい。例えばマニュアルシフトを行う手動変速
機、自動変速モードを備えた手動変速機、あるいは無段
変速機のシフト制御装置に具体化してもよい。
【0064】次に、上記各実施形態から把握できる他の
技術的思想を、以下に記載する。 ・ 請求項1〜7のいずれかに記載の変速機のシフト制
御装置において、前記シフト装置の操作部材は、操作中
心位置とその周りのそれぞれ異なる方向に設定された複
数の操作位置との間を移動可能に設けられかつ復帰機構
により前記操作中心位置に復帰されるシフトレバーであ
ることを特徴とする変速機のシフト制御装置。この構成
によれば、シフトレバーの複数の操作位置は複数のポジ
ションにそれぞれ割り当てられているので、レバー操作
によって所望するポジションを容易かつ確実に選択する
ことができ、シフト操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるシフト装置の配置図。
【図2】第1実施形態にかかる自動変速機を搭載した車
両及びそのシフト制御装置を示す概略構成図。
【図3】第1実施形態のシフト制御装置の要部の概略
図。
【図4】第1実施形態のシフト制御処理を示すフローチ
ャート。
【図5】第1実施形態のシフト制御の一例を示すタイム
チャート。
【図6】第1実施形態のシフト制御の一例を示すタイム
チャート。
【図7】第2実施形態のシフト制御処理を示すフローチ
ャート。
【図8】第2実施形態のシフト制御の一例を示すタイム
チャート。
【図9】第2実施形態のシフト制御の一例を示すタイム
チャート。
【符号の説明】
6…自動変速機、10…ポジション切替用のモータ、1
7…マニュアルバルブ、22…第1シフト装置、24…
運転席ドア、26…第2シフト装置、31…シフトレバ
ー、40…A/TECU、42,44…シフト検出セン
サ。
フロントページの続き (72)発明者 友松 秀夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 宮田 英樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AB21 BA58 DB31 FA05 FB85 GA01 3J552 MA01 MA12 MA26 NA01 NB01 PA61 PB03 QB07 SB12 UA04 VA62W VA63W VA74W VA76W VA76X VA80W

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載された変速機にあって、変速機
    のシフトポジション又は変速比を選択するシフト操作を
    電気的に検出するシフト装置を備え、そのシフト検出信
    号に基づいて切替手段を駆動することにより変速機のシ
    フトポジション又は変速比を切り替える制御手段を備え
    た変速機のシフト制御装置において、 前記制御手段は、前記シフト装置のシフト操作に応じて
    出力されるシフト検出信号が所定時間内に所定回数以上
    入力されたとき、前記所定回数を超えるシフト検出信号
    に基づくシフトポジション又は変速比の切替を禁止する
    ことを特徴とする変速機のシフト制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の変速機のシフト制御装置
    において、 前記シフト検出信号は同一のシフトポジション又は同一
    の変速比に応じた出力信号であることを特徴とする変速
    機のシフト制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の変速機のシフト制御装置
    において、 前記シフト検出信号は異なるシフトポジション又は異な
    る変速比に応じた出力信号であることを特徴とする変速
    機のシフト制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の変速機のシフト制御装置
    において、 前記シフト検出信号にパーキングポジションに応じた出
    力信号が含まれているとき、前記制御手段は前記パーキ
    ングポジションに応じた検出信号に基づいて前記変速機
    のシフトポジションをパーキングポジションに切り替え
    ることを特徴とする変速機のシフト制御装置。
  5. 【請求項5】車両に搭載された変速機にあって、変速機
    のシフトポジション又は変速比を選択するシフト操作を
    電気的に検出するシフト装置を備え、そのシフト検出信
    号に基づいて切替手段を駆動することにより変速機のシ
    フトポジション又は変速比を切り替える制御手段を備え
    た変速機のシフト制御装置において、 前記制御手段は、前記シフト装置のシフト操作に応じて
    出力されるシフト検出信号が所定時間内に所定回数以上
    入力されたとき、前記シフト装置の異常と判定する判定
    手段を備えることを特徴とする変速機のシフト制御装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の変速機のシフト制御装置
    において、 前記シフト検出信号は同一のシフトポジション又は同一
    の変速比に応じた出力信号であることを特徴とする変速
    機のシフト制御装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の変速機のシフト制御装置
    において、 前記シフト検出信号は異なるシフトポジション又は異な
    る変速比に応じた出力信号であることを特徴とする変速
    機のシフト制御装置。
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