JP2000239226A - ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの製法 - Google Patents

ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの製法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱的・化学的安定性の優れた特定のアニオン
交換樹脂を触媒として使用することにより、蒸留ボトム
の性状悪化等を招くことなく、効率的かつ経済的にヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレートを製造することの
できる方法を提供すること。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸とアルキレンオキシ
ドとを反応させてヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートを製造するに当たり、触媒として下記一般式(1)
で表わされる繰り返し単位を構成要素として含むアニオ
ン交換樹脂を使用する。 (式中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキレン基を表わ
し、R、R、Rは水酸基で置換されていてもよい
炭素数1〜4の炭化水素基またはアルカノール基を表わ
し、Xはアンモニウム基に配位した対イオンを表わ
す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートの製法に関し、詳しくは(メタ)
アクリル酸とアルキレンオキシドを原料として使用し、
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを工業的に有
利に製造し得る様に改善された製法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トは、塩化第二鉄、水酸化鉄などの鉄化合物;塩化クロ
ム、アセチルアセトンクロムなどのクロム化合物;トリ
アルキルアミン類、ピリジンなどのアミン化合物の如き
均一系触媒の存在下で、(メタ)アクリル酸とアルキレ
ンオキシドとを反応させることによって得られることが
知られている。ところがこれらの均一系触媒は、反応液
からの触媒の分離が難しく、触媒の再使用が困難で経済
性を欠く。
【0003】またこれらの触媒は、生成するエステルの
重合を促進する作用も有しているため、蒸留系に触媒が
持ち込まれることによって蒸留ボトム液が重合したりゲ
ル化を起こし、装置閉塞などのトラブルが発生する。
【0004】そこでこれらの問題を解決するため、不均
一系触媒としてアニオン交換樹脂を使用する方法が提案
されている。例えば特公昭41−13019号公報に
は、イオン活性基の大部分が4級アンモニウム基である
イオン交換樹脂を触媒として使用する方法が開示されて
いる。ここで用いられる代表的なイオン交換樹脂とし
て、「ダイヤイオンRSA10A」(三菱化学社製のス
チレン系アニオン交換樹脂)、「アンバーライトIRA
−400」(ローム&ハース社製のスチレン系アニオン
交換樹脂)が挙げられる。
【0005】また特開平4−49265号公報には、ア
クリル主鎖を有する強塩基マクロ多孔質アニオン交換樹
脂を触媒として使用する方法が開示されている。ここで
用いられる代表的なイオン交換樹脂としては、「アンバ
ーライトIRA−958」(ローム&ハース社製のアニ
オン交換樹脂)や「レバチットAP−247−A」(バ
イエル社製のアニオン交換樹脂)が挙げられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した様
な公知のスチレン系、或いはアクリル系アニオン交換樹
脂には次の様な欠点が指摘される。
【0007】即ち、トリメチルアンモニウム基を有する
前記アニオン交換樹脂が耐熱性に劣ることはよく知られ
たことであり、これらの樹脂の使用可能な最高温度は5
0〜70℃程度とされている。一方、(メタ)アクリル
酸とアルキレンオキシドとを反応させてヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを工業的に製造する際の好適
反応温度は50℃以上であり、反応速度を高めて反応収
率を高めるにはできるだけ高い反応温度を採用すること
が望まれるため、熱安定性を欠く上記イオン交換樹脂は
触媒として有効に活用できない。
【0008】具体的に説明すると上記アニオン交換樹脂
は、高温の反応条件下で、反応の活性基として作用する
トリメチルアンモニウム基の脱離が起こり易く、反応時
間の経過に伴って触媒活性が急激に低下してくる。しか
も、反応生成物中にアニオン交換樹脂由来のトリメチル
アミンが混入して汚染され、最終製品の色調悪化などの
問題を引き起こす。
【0009】そこで上記アニオン交換樹脂の耐熱性を高
めるため、ポリメチレン鎖を介してベンゼン環とアンモ
ニウム基を結合させたアニオン交換体が提案されている
(特開平4−349941号公報)。
【0010】他方、ポリアルキレン鎖がエチレン鎖であ
る場合はホフマン分解(トリメチルアミンの脱離反応)
を起こし易く、また、該ホフマン分解を抑制するためα
位にジメチル基を導入した1,1−ジメチルエチレン鎖で
は、α位の両メチル基の立体障害によりアニオン交換基
の熱安定性が劣化することも報告されている[J.Ap
pl.Polym.Sci.,8.1659(196
4)]。
【0011】即ち公知のイオン交換樹脂を触媒として使
用する方法では、イオン交換樹脂の化学的もしくは熱的
安定性が劣るため、結局のところ、(メタ)アクリル酸
とアルキレンオキシドとからヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートを工業的に効率よく製造することはで
きない。
【0012】本発明は上記の様な事情に着目してなされ
たものであって、その目的は、熱的・化学的安定性の優
れた特定のアニオン交換樹脂を触媒として使用すること
により上記従来技術の問題点を解消し、蒸留ボトムの性
状悪化等を招くことなく、効率的かつ経済的にヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートを製造することのでき
る方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明にかかる製法とは、(メタ)アクリル酸
とアルキレンオキシドとを反応させてヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレートを製造するに当たり、触媒とし
て下記一般式(1)で表わされる繰り返し単位を構成要
素として含むアニオン交換樹脂を使用するところに要旨
を有している。
【0014】
【化2】
【0015】(式中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキ
レン基を表わし、R1,R2,R3は水酸基で置換されて
いてもよい炭素数1〜4の炭化水素基またはアルカノー
ル基を表わし、X-はアンモニウム基に配位した対イオ
ンを表わす。また、アンモニウム基を有する置換基は、
ベンゼン環のどの位置に置換されていてもよく、該ベン
ゼン環はアルキル基またはハロゲン原子で置換されてい
てもよい)。
【0016】本発明で触媒としてアニオン交換樹脂の中
でも特に好ましいのは、上記一般式(1)で表わされる
繰返し単位中、Aがブチレン基であるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】上記の様に本発明では、前記一般
式(1)で示される繰り返し単位を構成要素として含む
アニオン交換樹脂を触媒として使用するところに特徴を
有するもので、前記一般式(1)で示される如く、イオ
ン交換基とベンゼン環との間に直鎖状アルキレン鎖を導
入することにより、従来のアニオン交換樹脂に指摘され
る耐熱性不良の問題を解消し、比較的高い反応温度を採
用した場合でも、(メタ)アクリル酸とアルキレンオキ
シドを効率よく反応させることができ、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを効率よく製造可能にしたも
のである。
【0018】本発明で用いられる前記一般式(1)の繰
り返し単位を含むアニオン交換樹脂は、(メタ)アクリ
ル酸とアルキレンオキシドとの反応系(反応原料および
反応生成物)に不溶性の重合体であり、該一般式中のA
は炭素数3〜8の直鎖状アルキレン基である。
【0019】イオン交換基に結合した該Aは、イオン交
換樹脂の耐熱性を高めるのに必須の要素であり、Aのア
ルキレン鎖が上記範囲を超えると、一般式(1)で表わ
される構成単位の分子量が過大となり、単位重量当たり
のイオン交換容量が減少することになって触媒としての
作用が低くなる。従ってAが直鎖状アルキレン基の場合
は、炭素数が8以下、より好ましくは6以下に抑えるべ
きである。但し、該アルキレン基が炭素数2以下のエチ
レン基やメチレン基である場合は、耐熱性不足となって
触媒として満足な活性持続性が得られなくなるので、直
鎖状アルキレンとしては炭素数が3以上のものを使用し
なければならない。該アルキレン鎖の中でも特に好まし
い具体例は、プロピレン鎖、ブチレン鎖、ペンチレン鎖
である。
【0020】イオン交換基を有する該アルキレン基は、
ベンゼン環のどの位置に置換されていてもよい。また上
記一般式(1)におけるベンゼン環には、アルキル基や
ハロゲン原子が置換されていてもよく、該アルキル基と
しては、メチル基、エチル基などが、またハロゲンとし
ては塩素、臭素、沃素など挙げられる。
【0021】アニオン交換基を示すR1、R2,R3は、
炭素数1〜4のアルキル基、あるいはヒドロキシエチル
基等のアルカノール基であり、これらの基は置換基とし
て水酸基を有するものであっても良い。これらの基は、
夫々異なるものであってもよいし、一部もしくは全部が
同じ基であっても構わないが、中でも特に好ましいのは
全てが炭素数1のメチル基であるトリメチルアンモニウ
ム基である。
【0022】一般式(1)中のX-は、イオン交換基と
して作用する上記アンモニウム基に配位して対イオンを
構成するもので、対イオンの型は特に限定されるもので
はなく、Cl―等のハロゲン型、OH型、アルコレート
(RO―)型など何れであっても構わないが、好ましい
のは、本発明を実施する際に用いる反応原料である(メ
タ)アクリル酸、及び/又は反応生成物であるヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートの塩型である。
【0023】上記一般式(1)で表わされる繰り返し単
位を構成要素として含むアニオン交換樹脂は、様々の方
法によって合成することができ、その製法自体は本発明
を制限するものではないが、例えば特開平4−3499
41号公報に記載された様な方法が挙げられる。
【0024】即ち、一般式(1)で表わされる構造単位
を有する共重合成分は、不飽和炭化水素含有架橋性単量
体、及び必要に応じて第三の不飽和炭化水素含有単量体
との共重合により製造することができる。この不飽和炭
化水素含有架橋性単量体(即ち、2個以上のラジカル重
合活性なエチレン性不飽和二重結合を有する単量体)
は、反応系(反応原料および反応生成物)に不溶性の架
橋重合体として得るための必須成分であり、かかる単量
体としては、ジビニルベンゼン、ポリビニルベンゼン、
アルキルジビニルベンゼン、ジアルキルジビニルベンゼ
ン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レンビス(メタ)アクリルアミド等が挙げられ、触媒と
して実用化する際の物理的強度を維持するには、これら
の架橋性単量体を全単量体中に占める比率で0.1〜5
0重量%、より好ましくは0.5重量%以上、25重量
%以下の範囲で含有させることが望ましい。
【0025】第三の成分として用いられる不飽和炭化水
素含有単量体としては、例えば、スチレン、アルキルス
チレン、ポリアルキルスチレン、(メタ)アクリル酸エ
ステル、(メタ)アクリル酸、アクリロニトリル等が、
イオン交換樹脂に求められる前記機能を損なわない範囲
で共重合できるが、それらの含有率は、重合性単量体中
に占める比率で50重量%以下、より好ましくは20重
量%以下に抑えるべきである。
【0026】本発明で触媒として用いられる該アニオン
交換樹脂は、公知の方法で様々の形状・サイズに成形で
き、触媒としての機能を有効に発揮させる上で好ましい
サイズ・形状は100μm〜10mmの粒状であるが、
必要により塊状、粉末状、繊維状、膜状などに成形して
使用することもできる。その例として、イオン交換膜や
イオン交換繊維が挙げられる。
【0027】この触媒を用いて(メタ)アクリル酸とア
ルキレンオキシドからヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレートを製造する反応は、攪拌回分式反応器または固
定床もしくは流動床反応器等を用いて行なうことがで
き、反応方式もバッチ式および連続式の如何を問わな
い。
【0028】この合成反応に使用されるアルキレンオキ
シドは、炭素数が好ましくは2〜6、より好ましくは2
〜4のアルキレンオキシドであり、代表例としては、エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ドが挙げられる。アルキレンオキシドは(メタ)アクリ
ル酸に対して当モル以上、好ましくは1.0〜5.0倍
モルの範囲で用いられ、この反応は通常50〜130
℃、好ましくは50〜100℃の温度範囲で行われる。
反応温度が50℃未満では、反応速度が遅すぎて実際的
でなくなり、また130℃を超える高温になると、反応
原料や反応生成物が重合反応を起こし易くなるので好ま
しくない。
【0029】この合成反応は通常加圧下に液状で行わ
れ、該圧力は反応混合物を液相に保つのに十分な圧力を
採用することが望ましい。また反応を行う際の雰囲気条
件は特に制限されないが、窒素などの不活性雰囲気で行
うのがよい。この反応に際し、(メタ)アクリレートの
重合を防止する目的で通常は重合防止剤が使用される
が、その種類にも格別の制限はなく、この種の反応に一
般に用いられる重合防止剤を適宜選択して使用すればよ
い。
【0030】その代表例としては、ハイドロキノン、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル、フェノチアジン、ジ
ブチルジチオカルバミン酸銅などが例示される。該重合
防止剤の使用量は、通常(メタ)アクリル酸に対して
0.001重量%以上、より好ましくは0.01重量%
以上で、1重量%以下、より好ましくは0.5重量%以
下である。また、この反応は溶剤の存在下に行うことも
でき、溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ヘキサン、ヘプタン、石油エ−テルなど、上記反応に不
活性の溶剤が適宜選択して使用される。
【0031】そして本発明では、これらの反応系に、触
媒として前記(1)で表わされる繰り返し単位を構成要
素として含有するアニオン交換樹脂を共存させることに
より、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを高い
収率で効率よく得ることができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例に
よって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適
合し得る範囲で適当に変更して実施することも可能であ
り、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0033】尚、下記実施例、比較例において、meq
/gは乾燥樹脂量当りの交換容量(ミリ当量)を示し、
また、アニオン交換樹脂の交換容量は、ダイヤイオンマ
ニュアル(三菱化学発行)に従って測定した。比較例1
のアニオン交換樹脂としては、三菱化学社製の「ダイヤ
イオンSAlOA」を使用し、反応原料である(メタ)
アクリル酸の転化率および耐熱試験後の残存率は下記式
によって求めた。
【0034】転化率(%)=[消費された(メタ)アク
リル酸のモル数/供給した(メタ)アクリル酸のモル
数]×100 残存率(%)=[耐熱試験後の中性塩分解量(meq/ml)
×試験後のCl型樹脂の体積]/[耐熱試験前の中性塩分
解量(meq/ml)×試験前のCl型樹脂の体積]×100。
【0035】製造例1 (ω−ハロゲノアルキルスチレンの合成)クロルメチル
スチレン100gを、窒素置換したジエチルエーテル中
で金属マグネシウムと攪拌下に0℃で3時間保持し、マ
グネシウム複合体とした。溶媒を窒素置換したテトラヒ
ドロフランと置換した後、0℃で1,3−ジブロモプロ
パンとLi2CuCl4を滴下し、0℃に保って5時間反
応を続けた後、得られた生成物を蒸留により分取した。
【0036】4−(4−ブロモブチル)スチレン(以
下、4−ブロモブチルスチレンと略記する)は0.3t
orr、120℃で得られ、原料クロルメチルスチレン
を基準とする収率は35%であった。4−ブロモブチル
スチレンの同定は、「ジャーナル・オブ・ポリマーサイ
エンス・ポリマー・ケミストリー・エディション、第2
0巻、1982年、3015頁」に記載されたNMR法
によって行なった。
【0037】(架橋化ω−ハロゲノアルキルスチレンの
合成)上記で得た4−ブロモブチルスチレン92.7重
量部と、工業グレードのジビニルベンゼン(純度55
%、残りの主成分はエチルビニルベンゼン)7.3重量
部に、1.0重量部のアゾビスイソブチロニトリルを加
え、窒素雰囲気下に70℃18時間保持する懸濁重合法
によりポリマービーズを90%の収率で得た。
【0038】(アニオン交換体の合成)上記で得た架橋
化4−ブロモブチルスチレン100重量部をジオキサン
300重量部中に懸濁させ、2時間攪拌して膨潤させ
た。次いで、ブロモ基に対して3モル当量のトリメチル
アミンを滴下し、懸濁液を50℃で10時間反応させ
た。得られたアニオン交換体を脱塩水で十分に洗浄した
後、塩型をクロル型に変換し、下記特性のアニオン交換
樹脂を得た。 ・中性塩分解容量:1.10meq/ml(3.65meq/g) ・水分含有量 :54.1% ・膨潤度 :3.32ml/g なお上記一般性能の測定は「本田ら編著、イオン交換樹
脂、廣川書店、17〜56頁」に記載の方法によって行
なった。
【0039】比較剤1 比較剤1として用いた「ダイヤイオンSA10A(三菱
化学社製のアニオン交換樹脂)」の性能は下記の通りで
ある。 ・中性塩分解容量:1.37meq/ml ・水分含有量 :45.4% 尚、ダイヤイオンSA10Aは、下記化学式で示される繰返
し単位を構成要素として含むアニオン交換樹脂である。
【0040】
【化3】
【0041】[アニオン交換樹脂の耐熱試験1]前記製
造例1で得たアニオン交換樹脂または比較剤1の樹脂5
0mlを秤り取った。この樹脂を500mlの2N−水
酸化ナトリウム水溶液を通液して再生し、体積を測定し
た。これを、脱塩水中で以下の耐熱性試験に供した。
【0042】一方この再生型樹脂に、樹脂量の10倍量
の60%エチレングリコール(EG)水溶液、又は10
0%EG水溶液を通液し、樹脂をEG溶液で置換した。
脱塩水またはEG溶液で置換した各樹脂をガラス製オー
トクレーブ管に入れ、OH型樹脂の体積に対し0.8倍
量の脱塩水を加え、容器内の溶存酸素を除去するため、
50℃に加温した状態で窒素ガスを30分間通じた。
【0043】このオートクレーブ管をオイルバスに浸
し、表1,2に示す温度で30日間または90日間静置
した。耐熱試験後、樹脂を500m1の2N水酸化ナト
リウム水溶液で再生し、樹脂の体積を測定した。更に、
5倍量の4%塩化ナトリウム水溶液を通液し、対イオン
-をCl型に変換してから、該樹脂の体積と一般性能
を測定した。結果を表1,2に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】製造例2 上記製造例1におけるω−ハロゲノアルキルスチレンの
合成において、1,3−ジブロモプロパンに代えて1,
6−ジブロモヘキサンを使用した以外は製造例1と同様
の方法でアニオン交換樹脂を得た(前記一般式(1)にお
けるAの炭素数が7の例)。 ・交換容量 :1.16meq/ml ・水分含有量:44.1% なお、中間体である7−ブロモヘプチルスチレンは、
0.4torr,120℃の条件で蒸留分取された。
【0047】比較例2 上記製造例1におけるω−ハロゲノアルキルスチレンの
合成において、1,3−ジブロモプロパンに代えて1,
9−ジブロモノナンを使用した以外は製造例1と同様の
方法でアニオン交換樹脂を得た(前記一般式(1)におけ
るAの炭素数が10の例)。 ・交換容量 :0.91meq/ml ・水分含有量:40.3% なお、中間体である10−ブロモデシルスチレンは、
0.2torr,130℃の条件で蒸留分取された。
【0048】実施例1 内径10mm、長さ5000mmのステンレス製反応管
に、上記製造例1で得たアニオン交換樹脂を390ml
(水膨潤状態)充填し、反応管の両端には樹脂が系外へ
流出しない様に金属製の金網を設置した。またこの反応
管の上端(反応管出口側)には、反応管内の圧力を約1
MPaに保つ様に背圧弁を設置し、この反応管を70℃
のオイルバスに浸漬した。
【0049】次にこの反応管の下端側から、毎時、アク
リル酸:235g、エチレンオキシド:145g、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル:2gよりなる混合液を
連続的に導入した。反応管の出口側液組成が一定となる
まで通液を続けた後、この反応管の出口から流出する反
応生成物を分析したところ、アクリル酸の69%が2−
ヒドロキシエチルアクリレートに転化していることが確
認され、この反応管の出口留出液に着色は認められなか
った。
【0050】実施例2 ステンレスチューブの反応管に充填する樹脂として、製
造例1の樹脂に代えて製造例2の樹脂を使用した以外は
実施例1と同様の操作を行なった。反応管(ステンレス
チューブ)の出口から流出する反応生成物を分析したと
ころ、アクリル酸の63%が2−ヒドロキシエチルアク
リレートに転化していることが確認された。該反応管の
出口留出液に着色は認められなかった。
【0051】比較例1 反応管に充填する樹脂を、比較剤1の樹脂に代えた以外
は上記実施例1と同様の実験を行った。そして、反応管
の出口から流出する反応生成物を分析したところ、アク
リル酸の2−ヒドロキシエチルアクリレートへの転化率
は58%で、実施例1に比べて低く、しかも該反応管の
出口留出液には若干の着色(黄色)が認められた。
【0052】比較例2 ステンレスチューブの反応管に充填する樹脂を、比較剤
2の樹脂に代えた以外は上記実施例1と同様の実験を行
った。そして、反応器(ステンレスチューブ)の出口か
ら流出する反応生成物を分析したところ、アクリル酸の
2−ヒドロキシエチルアクリレートへの転化率は49%
で、実施例1に比べて低かった。但し、該反応管の出口
留出液に着色は認められなかった。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、反
応系(反応原料および反応生成物)に不溶性の架橋重合
体からなるアニオン交換樹脂を触媒として使用するの
で、反応生成物と触媒の分離が容易となり、触媒の蒸留
工程への持ち込みによる蒸留ボトム液の性状悪化等を効
果的に防止しつつ、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レートを効率よく製造できる。
【0054】特に本発明で触媒として用いられるアニオ
ン交換樹脂は熱的、化学的に安定であるので、従来のア
ニオン交換樹脂を触媒として使用した場合に見られる官
能基などの脱離による製品の着色といった問題を引き起
こすこともない。
【0055】また該アニオン交換樹脂は、高温条件下に
おいても長期的に安定で、且つ反応系(反応原料および
反応生成物)に不溶性であるので、反応生成物からの分
離が容易であり、バッチ反応を採用する場合は、該アニ
オン交換樹脂を触媒として長期にわたってリサイクル使
用することができ、また連続反応を採用する場合は、長
期にわたって連続使用することができ、ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートを経済的に効率よく製造でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上岡 正敏 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 株式会社日本触媒内 (72)発明者 渡辺 純哉 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 久保田 裕久 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 Fターム(参考) 4G069 AA08 BA23A BA23B CB17 4H006 AA02 AC41 AC48 BA72 BN10 BT12 DA66 KA19 4H039 CA60 CA66 CH70

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリル酸とアルキレンオキシ
    ドとを反応させてヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
    ートを製造するに当たり、触媒として下記一般式(1)
    で表わされる繰り返し単位を構成要素として含むアニオ
    ン交換樹脂を使用することを特徴とするヒドロキシアル
    キル(メタ)アクリレートの製法。 【化1】 (式中、Aは炭素数3〜8の直鎖状アルキレン基を表わ
    し、R1,R2,R3は水酸基で置換されていてもよい炭
    素数1〜4の炭化水素基またはアルカノール基を表わ
    し、X-はアンモニウム基に配位した対イオンを表わ
    す。また、アンモニウム基を有する置換基は、ベンゼン
    環のどの位置に置換されていてもよく、該ベンゼン環は
    アルキル基またはハロゲン原子で置換されていてもよ
    い)
  2. 【請求項2】 上記一般式(1)で表わされる繰返し単
    位中、Aがブチレン基であるアニオン交換樹脂を使用す
    る請求項1に記載のヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
    レートの製法。
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