JP2000229262A - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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JP2000229262A
JP2000229262A JP11031671A JP3167199A JP2000229262A JP 2000229262 A JP2000229262 A JP 2000229262A JP 11031671 A JP11031671 A JP 11031671A JP 3167199 A JP3167199 A JP 3167199A JP 2000229262 A JP2000229262 A JP 2000229262A
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edge surface
coating liquid
support
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Mikio Tomaru
美喜男 都丸
Kazunori Komatsu
和則 小松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の問題点を解消し、塗膜の品質を良
好に維持して高速で薄層化が可能な塗布方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の塗布方法は、前記支持体と前記
フロントエッジ面で形成される間隙を通して、第1塗布
液の吐出量の10〜80%を溢れ出させた状態で塗膜を
層設するので、第1塗布液の溢出量を必要最小限に絞っ
ても、塗布むら故障を誘発させる非定常な振動の発生を
抑制するとともに、ウェブの同伴空気及び異物の侵入を
効果的に阻止して極めて安定した状態に維持し、かつ塗
膜の薄層化を図ることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、エクストルージョ
ン型塗布装置を用いて連続的に移送される長尺の可撓性
帯状支持体の表面に、少なくとも一層の塗膜を層設する
塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体の塗布などの分野に
おいて、製品性能の向上に伴い機能層を高速で薄く塗布
する研究が行われ、種々の提案がなされている。例え
ば、特公平4−5508号公報、同5−8065号公報
等にそれぞれ可撓性支持体にエクストルージョン型塗布
ヘッドを押し当てる塗布方式が開示されている。
【0003】図6は、特公平5−8065号公報に開示
された塗布装置に準ずる装置の要部略図である。開示さ
れた従来のエクストルージョン型塗布ヘッド10は、上
流側ウェブサポートローラ(図示せず)寄りに配設され
た凸曲状のフロントエッジ面11aを有するフロントエ
ッジ・ブロック11と、該フロントエッジ面11aから
下流側ウェブサポートローラ(図示せず)寄りに若干の
段差を付けて全体的に後退した凸曲状のドクタエッジ面
12aを有するドクタエッジ・ブロック12と、前記フ
ロントエッジ・ブロック11と前記ドクタエッジ・ブロ
ック12をわずかな間隔を以て分離し、ポケット部13
から塗布液Aを連続的に供給するスロット14からなっ
ている。
【0004】更に、前記塗布ヘッド10は、前記フロン
トエッジ面11aのスロット出口端部における該フロン
トエッジ面11aの第1接線t1 と、前記ドクタエッジ
面12aの後端部における該ドクタエッジ面12aの第
2接線t2 とのなす角θ1 と、前記第2接線t2 と前記
フロントエッジ面11aのスロット出口端部から前記ド
クタエッジ面12aを結ぶ第3接線t3 とのなす角θ2
が、θ1 <θ2 <180°の大小関係にあり、かつ前記
フロントエッジ面11aは、前記上流側ウェブサポート
ローラ寄りに可撓性支持体Wの下面に対して近接するよ
うな相対位置関係にある。
【0005】前記上流側ウェブサポートローラを通過し
た可撓性支持体Wは、前記フロントエッジ面11a、前
記スロット14の出口及び前記ドクタエッジ面12a上
を順次巻き付くようにして前記下流側ウェブサポートロ
ーラに向けて矢印Cの方向に連続的に移送される間、前
記スロット14の出口近傍に供給された前記塗布液Aの
供給量及び液圧、ウェブ張力、θ1 <θ2 <180°の
大小関係に基づく前記フロントエッジ面11aと前記ド
クタエッジ面12aの形態等の諸因子の組み合わせ効果
によって、前記フロントエッジ面11aから上流側への
前記塗布液Aの溢出を阻止するに足るわずかな間隙を該
フロントエッジ面11a上で付与される。
【0006】また、前記間隙内には前記塗布液Aのメニ
スカスが形成されて、上流側から移送される前記可撓性
支持体Wに付着した異物及び同伴空気の侵入を阻止する
一方、前記段差により形成された塗布点近傍の液溜部の
塗り着け作用によって前記ドクタエッジ面12aの後端
部から離脱する前記可撓性支持体Wの下面には、湿潤状
態で約10μmの厚さまで薄層化された塗膜が得られ
る。
【0007】一方、特公平4−5508号公報に開示さ
れた塗布ヘッドは、そのフロントエッジ面が、前述した
特公平5−8065号公報に開示されたエクストルージ
ョン型塗布ヘッド10におけるフロントエッジ面11a
と異なり、前記可撓性支持体Wとのわずかな間隙から前
記塗布液Aの余剰分を上流側の塗布ヘッド外に溢出さ
せ、その溢出流によって前記可撓性支持体Wに付着した
異物及び同伴空気の侵入を阻止するように構成されてい
る。更に、この塗布ヘッドは、フロントエッジ・ブロッ
クからスロットを介して二個のドクタエッジ・ブロック
を隣接させ、前記可撓性支持体Wの下面において前記塗
布液Aの湿潤状態にある塗膜上に別の塗布液の塗膜を重
層塗布するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法にお
いても、その後の更なる塗布層の薄層化、例えば、塗布
層をいわゆる湿潤状態で10μm以下にしようとする場
合等では対応が困難であった。それは、薄層化により上
流側の自由表面が不安定化し、塗膜へのエアーの混入が
顕著となり、いわゆる薄塗りスジ等の故障が発生するた
めである。そこで、ドクターエッジの曲率半径を小さく
したり、可撓性支持体のテンションを上げることにより
ドクターエッジ上での液圧を上昇させることでエアーの
混入をある程度抑止する方法が採られるが、逆に自由表
面がダイエッジ先端部に溜まらずに上流側に移動するこ
とで膜が不均一化してしまうという問題が生じていた。
また、薄層化に伴い、本来極めて狭い隙間を維持してい
るところのフロントエッジと前記可撓性支持体との距離
が、より近接し、微妙な速度変動やテンション変動、或
いは前記可撓性支持体の表面性等に起因して、前記フロ
ントエッジに前記可撓性支持体が接触する場合が不可避
的に発生する。その結果、支持体表面の削れが発生した
り、局所的に支持体が変形して、その結果、塗布スジの
原因となったり、塗布層や支持体自身に傷を発生させた
りするなど悪影響を及ぼす場合もある。
【0009】また、特公平4−5508号公報に開示さ
れた塗布ヘッドは、高速薄層化に伴って前記フロントエ
ッジ面から上流側の塗布ヘッド外に溢出させる前記塗布
液Aの余剰分の流量と、前記可撓性支持体Wと前記フロ
ントエッジ面との間隙を適正に設定しないと、前記塗布
液Aの溢出流が非定常な振動を伴った不均一な流動状態
を招き、その結果、塗布むらあるいは同伴空気及び異物
の侵入によるスジ故障が発生し易い。
【0010】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解消し、塗膜の品質を良好に維持して高速で薄層化
が可能な塗布方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成により達成される。 (1) サポートローラ間に装架されて走行する可撓性
支持体に、フロントエッジ面と少なくとも1つのドクタ
ーエッジ面とを有するエクストルージョン型塗布ヘッド
を押し付けて、少なくとも1つのスロットから吐出され
る塗布液を塗布して少なくとも1層の塗膜を層設する塗
布方法において、前記支持体と前記フロントエッジ面で
形成される間隙を通して、第1塗布液の吐出量の10〜
80%を溢れ出させた状態で塗膜を層設することを特徴
とする塗布方法。
【0012】(2) 上流側サポートローラの外周面か
ら第1ドクターエッジ面を結ぶ接線と、フロントエッジ
ブロックのフロントエッジ面との最短距離を10μm以
上に設定して塗膜を層設することを特徴とする前記
(1)に記載の塗布方法。
【0013】(3) 静止粘度が1ポアズ以上で且つせ
ん断速度10000sec-1での粘度が50センチポア
ズ以下となるように調整された第1塗布液を溢出させた
状態で塗膜を層設することを特徴とする前記(1)に記
載の塗布方法。
【0014】
【作用】本発明の塗布方法は、前記支持体と前記フロン
トエッジ面で形成される間隙を通して、第1塗布液の吐
出量の10〜80%を溢れ出させた状態で塗膜を層設す
ることにより、フロントエッジと支持体は直接接触せ
ず、支持体の削れを発生させないばかりか、エアーの混
入も起きないため、薄く均一な塗布が可能となる。この
際、塗布液の溢出を一様で且つ安定に保つために塗布液
の粘度が重要となる。ブルックフィールド粘度計で測定
されるいわゆる静止粘度を高くすることで、ドクターエ
ッジ部でのエアーの混入を抑止する効果がある。更に、
第1ドクターエッジ面の下流端のエッジは、塗布液によ
り形成される層とその上に重畳される別の層との界面の
乱れを抑止する効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の塗布方法の一実施形態に
ついて、添付した図面に基づき以下に詳述する。図1及
び図2は本発明の塗布方法を実施するためのエクストル
ージョン型塗布装置20の要部を示す略図であり、図1
の塗布装置20は一層塗布用装置を、また図2の塗布装
置20は二層塗布用装置をそれぞれ示したものである。
【0016】図1の塗布装置20を用いた本発明の塗布
方法において、上流側ウェブサポートローラSR1 の外
周面に支持されて矢印Cの方向に連続的に移送される長
尺の可撓性帯状支持体W(以下、ウェブと称する) は、
その下面がまずエクストルージョン型塗布装置20にお
けるフロントエッジ・ブロック21のフロントエッジ面
21aに漸近し、引き続きポケット部23を経て圧送さ
れる第1塗布液Aを上方に連続的に供給するスロット2
4の出口を通過し、次に第1ドクタエッジ・ブロック2
2の凸曲状の第1ドクタエッジ面22aに最接近した
後、下流側ウェブサポートローラ(図示せず)の外周面
に向けて前記第1ドクタエッジ面22aから離脱するよ
うに移送される。なお、前記第1塗布液Aは、その用途
に応じて磁性体分散液あるいは非磁性体分散液が適用さ
れるが、前記第1塗布液Aを磁性体分散液として以下に
説明する。
【0017】本発明におけるウェブWは、一般に、その
幅が0.3〜3m、長さが45〜10,000m、厚さ
が2〜200μmのポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン−2,6−ナフタレート、セルロースダイアセ
テート、セルローストリアセテート、セルロースアセテ
ートプロピオネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド等の
プラスチックフィルム; 紙; 紙にポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレンブテン共重合体等の炭素数が2〜1
0のα−ポリオレフィン類を塗布またはラミネートした
紙; アルミニウム、銅、錫等の金属箔; 等からなる可撓
性帯状物あるいは該帯状物を基材としてその表面に加工
層を形成した帯状物が含まれる。また、これらウェブW
に接着層などの機能層を予め塗布し、乾燥或いは固化さ
せたものも用いることができる。
【0018】塗布液の成分は製品の機能に基づき自由に
選択され得る。また、本発明の塗布方法では下層である
塗布液Aとその上に塗り重ねられる塗布液Bは異なる組
成の液を用いることができる。例えば本発明を磁気記録
媒体の塗布に用いる場合は、塗布液Aとして無機粉体分
散液を用い、塗布液Bとして磁性粉体分散液などを用い
ることや、塗布液A、塗布液Bとも特性の異なる磁性体
を分散した液などを用いることができる。前記磁性体分
散液の主成分である強磁性微粉末は、γ−Fe2 3
Co含有のγ−Fe2 3 、Fe3 4 、Co含有のF
3 4 、γ−FeOx、Co含有のγ−FeOx(X
=1.33〜1.50) 、CrO2 、Co−Ni−P合
金、Co−Ni−Fe−B合金、Fe−Ni−Zn合
金、Ni−Co合金、Co−Ni−Fe合金等の公知の
強磁性微粉末が使用でき、これら強磁性微粉末の粒子サ
イズは約0.005〜1μmの長さで、軸長/軸幅の比
は、1/1〜50/1程度である。また、これらの強磁
性体微粉末の比表面積は、1m2 /g〜70m 2 /g程
度である。更に、強磁性微粉末として、板状六方晶のバ
リウムフェライトも使用でき、バリウムフェライトの粒
子サイズは約0.001〜1μmの直径で、厚みが直径
の1/2〜1/20である。バリウムフェライトの比重
は4〜6g/ccで、比表面は1m2 /g〜70m2 /g
である。
【0019】また、磁性体分散液は前記強磁性微粉末と
ともにバインダーが使用される。使用されるバインダー
は、従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹
脂やこれらの混合物が挙げられる。熱可塑性樹脂として
は、軟化温度が150℃以下、平均分子量が10,00
0〜300,000、重合度が約50〜2,000程度
のもので、例えば塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロニ
トリル共重合体、アクリル酸エステルアクリロニトリル
共重合体、アクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合
体、アクリル酸エステルスチレン共重合体、メタクリル
酸エステルアクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
スチレン共重合体、ウレタンエラストマー、ナイロン−
シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリアミド樹脂、
ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共
重合体、ブタジェンアクリロニトリル共重合体、ポリア
ミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体
(セルロースアセテートブチレート、セルロースジアセ
テート、セルローストリアセテート、セルロースプロピ
オネート、ニトロセルロース等)、スチレンブタジェン
共重合体、ポリエステル樹脂、クロロビニルエーテルア
クリル酸エステル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴ
ム系の熱可塑性樹脂及びこれらの混合物等が使用され
る。
【0020】熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、
塗布液の状態では200,000以下の分子量のもの
で、磁性層形成用組成物を塗布し、乾燥させた後、加熱
すると、縮合、付加等の反応を生じて分子量が無限大の
ものとなり得る。また、これらの樹脂の中で、樹脂が熱
分解するまでの問に軟化または溶融しないものであるこ
とが望ましい。具体的には、例えばフェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、硬化型ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、反応型アク
リル系樹脂、エポキシポリアミド樹脂、ニトロセルロー
ズメラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシア
ネートプレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体
とジイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートとの混合物、尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジ
オール/トリフェニルメタントリイソシアネートの混合
物、ポリアミド樹脂及びこれらの混合物などがある。な
お、バインダー中に分散する強磁性微粉末、溶剤、また
添加剤としての分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤及
び非磁性支持体等は従来使用されていたものが同様に使
用される。
【0021】分散剤は、カプリル酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、
ステアロール酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(R1
COOH、R1 は炭素数11〜17個のアルキルまたは
アルケニル基):前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li,
Na,K等)またはアルカリ土類金属(Mg,Ca,B
a)からなる金属石鹸:前記の脂肪酸エステルの弗素を
含有した化合物:前記の脂肪酸のアミド:ポリアルキレ
ンオキサイドアルキルリン酸エステル:レジチン:トリ
アルキルポリオレフィンオキシ第四アンモニウム塩(ア
ルキルは炭素数1〜5個、オレフィンはエチレン、プロ
ピレンなど):等が使用される。この他に炭素数12以
上の高級アルコール、及びこれらの他に硫酸エステル等
も使用可能である。
【0022】潤滑剤は、前述の分散剤もその効果が認め
られるが、ジアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素
数1〜5個)、ジアルコキシポリシロキサン(アルコキ
シは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコキシポ
リシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アルコキシ
は炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、フロロ
アルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個)
などのシリコンオイル、グラファイトなどの導電性微粉
末:二硫化モリブデン、二酸化タングステンなどの無機
微粉末:ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチレンなど
のプラスチック微粉末:α−オレフィン重合物:常温で
液状の不飽和脂肪族炭化水素(二重結合が末端の炭素に
結合したα−オレフィン、炭素数約20):炭素数12
〜20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜12個の一価の
アルコールからなる脂肪酸エステル類、フルオロカーボ
ン類等が使用できる。
【0023】研磨剤は、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸
化クロム(Cr2 3 )、コランダム、人造コランダ
ム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、エメ
リー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。
帯電防止剤は、カーボンブラック、カーボンブラックグ
ラフトポリマーなどの導電性微粉末:サポニンなどの天
然界面活性剤:アルキレンオキサイド系、グリセリン
系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤:高級ア
ルキルアミン類、第4級アンモニウム塩類、ピリジンそ
の他の複素環類、ホスホニウム又はスルホニウム類など
のカチオン界面活性剤:カルボン酸基、スルホン酸基、
燐酸基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の酸性基を
含むアニオン界面活性剤:アミノ酸類、アミノスルホン
酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エステル類等
の両性活性剤などが使用される。
【0024】磁性体分散液に使用する有機溶媒、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系:酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチ
ルエーテル等のエステル系:ベンゼン、トルエン、キシ
レン等のタール系(芳香族炭化水素):メチレンクロラ
イド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホル
ム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩
素化炭化水素等がある。前記有機溶剤の量は、磁性微粉
末の2〜3倍である。バインダー100重量部に対し
て、分散剤は0.5〜20重量部、潤滑剤は0.2〜2
0重量部、研磨剤は0.5〜20重量部、帯電防止剤と
して使用する導電性微粉末は0.2〜20重量部、同じ
く帯電防止剤として使用する界面活性剤は0.1〜10
重量部である。前記磁性粉末、結合剤、分散剤、潤滑
剤、研磨剤、帯電防止剤、溶剤等は混練されて磁性体分
散液となる。
【0025】ウェブWに最も近い層を形成する塗布液A
については、その粘度を注意深く調整する必要がある。
ブルックフィールド粘度計にて測定されるいわゆる静止
粘度が1ポアズ以上で且つロトビスコ粘度計にて測定さ
れるせん断速度10000sec-1での粘度が50セン
チポアズ以下となるように固形分量や結合剤量を調整す
る。同時に2層以上塗布する場合には、すべての塗布液
のせん断速度10000sec-1での粘度の差が10セ
ンチポアズ以内となるように調整することにより、各層
の界面の乱れを少なくすることができる。
【0026】図1に示した本発明方法に適用される塗布
装置20は、前記上流側サポートローラSR1 から前記
第1ドクタエッジ面22aを結ぶ第1接線T1 に沿って
ウェブ張力を5〜50kg/mの範囲内に設定されて移
送される前記ウェブWの下面に対し、前記フロントエッ
ジ面21aの略平坦な傾斜面を前記第1接線T1 よりも
下側で上流側サポートローラSR1 に対して後退するよ
うに設定することを特徴としている。前述したフロント
エッジ面21aを利用する本発明方法は、該フロントエ
ッジ面21aと前記ウェブWの下面との間隙を通して、
全給液量の10〜80%の前記第1塗布液Aを溢出させ
ながら、前記第1ドクタエッジ面22aのメタリング作
用によって所望する厚さの前記第1塗布液Aの塗膜を層
設する。フロントエッジは図1のような平坦面に限られ
るものではなく、略円弧面などであってもよい。
【0027】前記第1塗布液Aの溢出流A1は、その溢
出量を全給液量の10〜80%の範囲内に設定すること
によって、前記フロントエッジ面21a上の前記第1塗
布液Aのメニスカス及び該フロントエッジ面21a上か
ら上流側の前記フロントエッジ・ブロック21の外面に
沿って溢出する前記溢出流A1はそれぞれ、その溢出量
を必要最小限に絞っても、塗布むら故障を誘発させる非
定常な振動の発生が抑制されるとともに、前記ウェブW
の同伴空気及び異物の侵入が効果的に阻止される極めて
安定した状態に維持され、かつ前記塗膜の薄層化が図れ
る。また、塗布液Aの溢出量A1を10〜80%の範囲
内で調整することによって、塗膜の厚みを調整すること
ができる。
【0028】塗膜厚みはこれ以外にウェブ張力、第1接
線T1 とフロントエッジとの間隙gを調整することによ
っても調整できる。間隙gの調整は、上流側サポートロ
ーラと塗布装置の位置関係の調整或いはフロントエッジ
と第1ドクターエッジの高さの差を調整することによっ
て行うことができる。
【0029】また、前記第1ドクターエッジ下流端か
ら、塗布装置直後に位置するサポートローラの、支持体
に接触している周面に向けて引いた接線より、下流側の
ドクターエッジ面の少なくとも一部が突出していると、
上層の薄層性が向上するので望ましい。
【0030】更に、本発明方法は、前記第1ドクタエッ
ジ面22a上を通過した前記ウェブWを、前記第1接線
1 に対して40〜140°の範囲内に設定された前記
第1ドクタエッジ面22aの下流端部エッジ角θから離
脱させ、下流側に向けて移送させるので、前記ウェブW
の下面に塗着した前記第1塗布液Aの塗膜表面が前記下
流端部エッジ角θから安定した状態で離脱することによ
って塗布スジ故障の発生を抑制する。なお、前記ウェブ
進入角αは、前記上流側サポートローラSR1の軸芯を
上下に移動させることによって容易に調節、設定でき
る。
【0031】図2に示した塗布装置20を用いた本発明
方法は、前記第1ドクタエッジ面22aの前記下流端部
エッジ角θから離脱した前記ウェブWを、下流側サポー
トローラSR2 から第2ドクタエッジ・ブロック25の
第2ドクタエッジ面25aを結ぶ第2接線T2 に沿って
湿潤状態にある前記第1塗布液Aの塗膜上に、別の第2
塗布液Bの塗膜を重層塗布しながら該第2ドクタエッジ
面25aの凸曲面上を通過させた後、前記上流側サポー
トローラSR1 から前記第1ドクタエッジ面22aを結
ぶ前記第1接線T1 と前記下流側サポートローラSR2
から前記第2ドクタエッジ面25aを結ぶ前記第2接線
2 とのなす40〜140°の範囲内に設定されたウェ
ブ離脱角βを以て該第2ドクタエッジ面25aの下流端
部から離脱させ、前記下流側サポートローラSR2 に向
けて移送させるので、前記第1ドクタエッジ面22aの
前記下流端部エッジ角θが両層の境界面を明確に区分す
る一方、前記第2ドクタエッジ面25aにおける前記ウ
ェブ離脱角βが前記ウェブWのバタツキ走行を抑制す
る。
【0032】なお、前記第1塗布液A及び前記第1塗布
液Bはいずれも、互いに相溶性を有する有機溶媒とバイ
ンダからなる磁性体分散液として説明したが、前記第1
塗布液Aを前記非磁性体分散液とし、前記第1塗布液B
を磁性体分散液として、有機溶媒とバインダの相溶性、
相互の表面張力、界面張力、拡張係数等を適宜調整しな
がら各塗膜を湿潤重層状態で薄層塗布することも可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】本発明の塗布方法は、前記支持体と前記
フロントエッジ面で形成される間隙を通して、第1塗布
液の吐出量の10〜80%を溢れ出させた状態で塗膜を
層設することにより、フロントエッジと支持体は直接接
触せず、支持体の削れを発生させないばかりか、エアー
の混入も起きないため、前記第1塗布液の溢出量を必要
最小限に絞っても、前記塗布むら故障を誘発させる非定
常な振動の発生を抑制するとともに、前記ウェブの同伴
空気及び異物の侵入を効果的に阻止して極めて安定した
状態に維持し、かつ薄く均一な塗布が可能となる。この
際、塗布液の溢出を一様で且つ安定に保つために塗布液
の粘度が重要となる。ブルックフィールド粘度計で測定
されるいわゆる静止粘度を高くすることで、ドクターエ
ッジ部でのエアーの混入を抑止する効果がある。更に、
第1ドクターエッジ面の下流端のエッジは、塗布液によ
り形成される層とその上に重畳される別の層との界面の
乱れを抑止する効果がある。
【0034】
【実施例】本発明方法の新規な効果を実施例によって一
層明確にする。 実施例1〜3、比較例1〜3 支持体 厚み60μmのポリエチレンテレフタレート 塗布速度 300m/min テンション 20kgf/m幅 ダイNo.1 実施例 a=40μm、γ=15°、g=15μm 比較例 a=25μm、γ=15°、g=0 塗布液として、下記成分組成を連続ニーダで混合した
後、サンドミルを用いて分散させて得られた分散液にメ
チルエチルケトンを40部加え、1μmの平均孔径を有
するフィルタを用いてろ過したものを用いた。
【0035】 塗布液1 強磁性金属粉末 組成 Fe/Zn/Ni=92/4/4 100部 平均長軸長 0.2μm 針状比 10 塩化ビニル系共重合体 12部 重合度 300 メチルエチルケトン 90部 シクロヘキサン 100部 静止粘度 10ポアズ ハイシェア粘度 20センチポアズ
【0036】図3に示す仕様により、溢出率((溢出量
/吐出量)×100)と湿潤塗膜厚みとを変えて塗布を
行った。なお、比較例1は特公平5−8065号公報に
記載の方法により塗布を行った。実験の結果、表1の結
果が得られた。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示すように、実施例1〜3では薄く
均一な塗布が可能であったが、比較例1では9.5μm
の厚みまでしか塗布できず、比較例2,3では面性にム
ラがあった。
【0039】 実施例4〜6、比較例4〜6 支持体 厚み6μmのポリエチレンテレフタレート 塗布速度 100m/min テンション 15kgf/m幅 ダイNo.2 実施例 a=30μm、γ=10°、g=23μm φ=5°、h=20μm 比較例 a=30μm、γ=15°、g=0 φ=5°、h=20μm 塗布液として、下記成分組成を連続ニーダで混合した
後、サンドミルを用いて分散させて得られた分散液にメ
チルエチルケトンを40部加え、1μmの平均孔径を有
するフィルタを用いてろ過したものを用いた。
【0040】 下層(塗布液A) 塗布液2 上層(塗布液B) 塗布液1 上層湿潤塗布厚み 2μm 塗布液2 TiO2 粉末 100部 平均粒子径 0.05μm 塩化ビニル系共重合体 10部 重合度 300 シクロヘキサン 200部 静止粘度 2ポアズ ハイシェア粘度 40センチポアズ
【0041】図4に示す仕様により、溢出率と湿潤塗膜
厚みとを変えて塗布を行った。なお、比較例4は特許第
2581975号明細書に記載の方法により塗布を行っ
た。実験の結果、表2の結果が得られた。
【0042】
【表2】
【0043】表2に示すように、実施例4〜6では薄く
均一な塗布が可能であったが、比較例4では9.8μm
の厚みまでしか塗布できず、比較例5,6では面性にム
ラがあった。
【0044】実施例7 図3に示す先端形状のダイを用い、図3の条件で、高さ
aと角度θとを変えることで間隙gを変更し、厚み6μ
mのポリエチレンテレフタレート上に塗布速度200m
/minで湿潤状態で1.0μmとなるよう支持体テン
ションを10〜20kgf/m幅の範囲で調整し塗布を
行った。なお、塗布液1を用い、溢出率50%で塗布を
行った。結果を表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表3に示すように、間隙gが5μmのとき
は塗布面に若干ムラがあったが、間隙gが17μm、1
0μm、15μmのときは面性が良好であった。
【0047】実施例8 図4に示したダイにおいて、高さaを40μm、角度θ
を15°に設定し、塗布液1及び2の材料中、γ−Fe
2 3 粉末、塩化ビニル共重合体、メチルエチルケトン
の配合比を変えたさまざまな液について、静止粘度とハ
イシェア粘度を測定し、塗布適性を調べた。なお、支持
体は厚み4μmのポリアミドであり、テンションは10
kgf/m幅、塗布速度は150m/minである。結
果を図5に示す。
【0048】図5に示すように、静止粘度が1〜100
ポアズで、かつハイシェア粘度が10〜50センチポア
ズの塗布液は、良好に塗布された。これに対し、静止粘
度が1ポアズより低く、かつハイシェア粘度が50セン
チポアズより低い塗布液は、塗布面に一部塗布ムラがあ
った。また、静止粘度が1〜100で、かつハイシェア
粘度が50センチポアズより高い塗布液は、塗布面に一
部エアーが混入していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布方法を実施するためのエクストル
ージョン型一層塗布用装置の要部を示す略図である。
【図2】本発明の塗布方法を実施するためのエクストル
ージョン型二層塗布用装置の要部を示す略図である。
【図3】実施例に用いた塗布装置の要部を示す略図であ
る。
【図4】実施例に用いた塗布装置の要部を示す略図であ
る。
【図5】実施例における塗布液の粘度分布に応じた塗布
面性を表わすグラフである。
【図6】従来の塗布装置の要部を示す略図である。
【符号の説明】
10 従来の磁気記録媒体の製造方法に使用される
一層塗布装置 11 フロントエッジ・ブロック 11a フロントエッジ面 12 ドクタエッジ・ブロック 12a ドクタエッジ面 13 ポケット部 14 スロット部 W ウェブ A 第1塗布液 20 本発明の塗布方法に使用される塗布用装置 21 フロントエッジ・ブロック 21a フロントエッジ面 22 第1ドクタエッジ・ブロック 22a 第1ドクタエッジ面 23 第1ポケット部 24 第1スロット部 25 第2ドクタエッジ・ブロック 25a 第2ドクタエッジ面 26 第2ポケット部 27 第2スロット部 SR1 上流側サポートローラ SR2 下流側サポートローラ W ウェブ A 第1塗布液 A1 第1塗布液の溢出流 B 第2塗布液 T1 第1接線 T2 第2接線 α フロントエッジ面に対するウェブ進入角 β 第2ドクタエッジ面に対するウェブ離脱角 θ 上流側ウェブに対する第1ドクタエッジ面の
下流端部エッジ角 g 第1塗布液の溢出流における重力の作用方向 λ 第1塗布液の溢出流における重力の作用方向
に対するウェブ進入角 R1 ドクタエッジ面の曲率半径 R2 第1ドクタエッジ面の曲率半径 R3 第2ドクタエッジ面の曲率半径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポートローラ間に装架されて走行する
    可撓性支持体に、フロントエッジ面と少なくとも1つの
    ドクターエッジ面とを有するエクストルージョン型塗布
    ヘッドを押し付けて、少なくとも1つのスロットから吐
    出される塗布液を塗布して少なくとも1層の塗膜を層設
    する塗布方法において、 前記支持体と前記フロントエッジ面で形成される間隙を
    通して、第1塗布液の吐出量の10〜80%を溢れ出さ
    せた状態で塗膜を層設することを特徴とする塗布方法。
  2. 【請求項2】 上流側サポートローラの外周面から第1
    ドクターエッジ面を結ぶ接線と、フロントエッジブロッ
    クのフロントエッジ面との最短距離を10μm以上に設
    定して塗膜を層設することを特徴とする請求項1に記載
    の塗布方法。
  3. 【請求項3】 静止粘度が1ポアズ以上で且つせん断速
    度10000sec -1での粘度が50センチポアズ以下
    となるように調整された第1塗布液を溢出させた状態で
    塗膜を層設することを特徴とする請求項1に記載の塗布
    方法。
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