JP2000215680A - メモリ制御回路 - Google Patents

メモリ制御回路

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JP2000215680A JP1344999A JP1344999A JP2000215680A JP 2000215680 A JP2000215680 A JP 2000215680A JP 1344999 A JP1344999 A JP 1344999A JP 1344999 A JP1344999 A JP 1344999A JP 2000215680 A JP2000215680 A JP 2000215680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルに格納されているデータの信頼性
を向上する。 【解決手段】 センスアンプ23は、センスアンプ10
のしきい値より高いしきい値で、メモリセル6と同等特
性を持ち所定のデータが格納されているデータ揮発検出
用のメモリセル21から、データを読み出してデータ揮
発を検出する。割り込み制御回路24は、CPU1に割
り込みをかけて実行中の処理を停止させ、メモリ上書き
制御回路25の指示により、書き込み/読み出し/消去
制御回路16がメモリセル6に格納されているデータの
上書きを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリに書き込
まれているプログラムやデータが、データ揮発のために
不慮に変化することを防止し、データの内容を書き込み
時のまま保持するメモリ制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き込み及び消去が可能な不揮
発性メモリは、一度メモリに対して書き込みを行えば、
データは永久に書き込まれたまま“1”又は“0”のデ
ータを保持することが理想であるが、実際にはプロセス
の欠陥等の理由により、メモリに書き込んでいたはずの
“0”データが“1”データに変化するといったデータ
揮発の可能性がある。
【0003】図15は従来のメモリ制御回路の構成を示
す図であり、図において、1は所定の処理を実行するC
PU、2はデータを転送するデータバス、3はアドレス
データを転送するアドレスバス、4はアドレスラッチ信
号101を発生するアドレスラッチ信号発生回路、5は
アドレスラッチ信号101によりアドレスバス3からア
ドレスデータ102をラッチするアドレスラッチであ
る。
【0004】また、図15おいて、6はCPU1が処理
するために必要なデータを格納するメモリセル、7はア
ドレスデータ102によりメモリセル6のワード線を解
読するワード線デコーダ、8はアドレスデータ102に
よりメモリセル6のビット線を解読するセレクタデコー
ダ、9はセレクタデコーダ8により解読されたメモリセ
ル6のビット線を選択するビット線セレクタ、10はメ
モリセル6のデータを読み出すセンスアンプである。
【0005】さらに、図15において、11は書き込み
データやコマンドデータ等のデータ103を一時的に格
納するデータラッチ、12はコマンドデータ104を一
時的に格納するコマンドラッチ、13はコマンドデータ
104を解読しデコード信号105を出力するコマンド
デコーダ、14はコマンドデコーダ13からのデコード
信号105により、書き込み用、読み出し用、消去用の
メモリ制御信号106を発生すると共に、クロック発生
要求信号107を出力するメモリ制御信号発生回路であ
る。
【0006】さらに、図15において、15はメモリ制
御信号発生回路14からのクロック発生要求信号107
により、メモリ制御信号発生回路14へのクロック信号
108を出力すると共に、外部のクロック信号109を
分周してCPU1へのクロック信号110を出力するク
ロック発生回路であり、16はメモリ制御信号106に
より、センスアンプ10との間で、データ111の書き
込み/読み出し/消去を制御する書き込み/読み出し/
消去制御回路であり、データラッチ11からの書き込み
のデータ103をセンスアンプ10に出力すると共に、
センスアンプ10から読み出されたデータ111を入力
して、データ112としてデータバス2に出力する。
【0007】図16は従来のメモリ制御回路のメモリ読
み出し特性を示す図であり、図のX軸方向はセンスアン
プ10の電源電圧、Y軸方向はメモリセル6の任意のメ
モリのしきい値を示している。図において、201は
“0”データ読み出し時のメモリのしきい値、202は
“0”データ読み出し時のメモリのしきい値と“1”デ
ータ読み出し時のメモリのしきい値との境界点、203
は“1”データ読み出し時のメモリのしきい値、204
はセンスアンプ10の各電源電圧における“0”と
“1”の読み出し時のメモリのしきい値の境界点を結ん
だ特性曲線である。
【0008】次に動作について説明する。メモリセル6
からデータを読み出すときには、まず、メモリ制御信号
発生回路14が、コマンドデコーダ13からのデコード
信号105により、読み出し用のメモリ制御信号106
を生成し、書き込み/読み出し/消去制御回路16に出
力する。また、アドレスラッチ5が、アドレスラッチ信
号発生回路4からのアドレスラッチ信号101により、
アドレスバス3から与えられたアドレスデータ102を
格納し、ワード線デコーダ7とセレクタデコーダ8にア
ドレスデータ102を送る。
【0009】セレクタデコーダ8へのアドレスデータ1
02により選択されたビット線セレクタ9の任意のビッ
ト線と、ワード線デコーダ7の任意のワード線との組み
合わせにより、メモリセル6内の任意のメモリが選択さ
れ、読み出し用のメモリ制御信号106を入力した書き
込み/読み出し/消去制御回路16の指示により、セン
スアンプ10が選択された任意のメモリのデータを読み
出す。
【0010】センスアンプ10は、読み出したデータが
“1”か“0”かを判断する。このとき、図16に示す
ように、メモリセル6における任意のメモリのしきい値
が高い状態となるポイント201では“0”と読み出
し、メモリセル6のしきい値が低い状態となるポイント
203では“1”と読み出すことにより判断する。判断
されたデータは、センスアンプ10から書き込み/読み
出し/消去制御回路16に送られ、書き込み/読み出し
/消去制御回路16は、データ112をデータバス2に
出力する。
【0011】このセンスアンプ10の読み出しデータ
“1”,“0”の判断の境界点202では、“1”,
“0”のデータ読み出しの判断が不安定となるため、メ
モリセル6のしきい値が特性曲線204から離れたポイ
ント201か203になるように、メモリセル6の書き
込みや消去を行っている。
【0012】ところが、従来の技術で構成されたメモリ
制御回路では、何らかのプロセス的要因等によってメモ
リセル6に欠陥が生じ、最初はポイント201にあるセ
ンスアンプ10が“0”を読み出していたメモリセル6
のしきい値が徐々に低下し、ポイント202までしきい
値が下がることで、“1”に読み違えてしまうといった
現象(以下、データ揮発現象と称す)が発生した場合で
も、センスアンプ10は上記の読み出し動作を続けるた
めに、読み違えたデータ112がデータバス2に出力さ
れる。データバス2に接続している外部の周辺装置は、
読み違えたデータ112を取り込むこととなり、誤動作
の原因となるということがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリ制御回路
は以上のように構成されているので、メモリセル6のデ
ータ揮発が起こり、メモリセル6からの読み出しデータ
が本来書き込まれていたデータと異なったとしても、デ
ータが異なったことを判断する手段がなく、CPU1や
外部の周辺装置が、そのまま誤ったデータを取り込むこ
ととなり、誤動作の原因となるという課題があった。
【0014】上記課題を解決するものとして、特開平9
−320300号公報「半導体記憶装置」や、特開平8
−297987号公報「不揮発性半導体記憶装置」に開
示されているものがある。これらは、読み出し時の電圧
を変化させて、読み出したメモリセルからのデータを比
較することにより、データ揮発を検出して再書き込みを
行うものであるが、データ揮発を検出するために、通常
のデータ処理以外に、少なくとも2回のデータ読み出し
が必要となるという課題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、実際にプログラムやデータとして
使用するメモリセル6とは別に、データ揮発を検出する
ための専用のメモリセルを用意し、実際に使用するメモ
リセル6よりも早くデータ揮発を検出できるようにし、
データ揮発検出時には、メモリセル6に対して再度デー
タの書き込みを行うような割り込み処理等を実行するこ
とにより、メモリセル6に格納されているデータの信頼
性を向上するメモリ制御回路を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリ制
御回路は、所定の処理を実行するCPUと、上記CPU
が実行する所定の処理に必要なデータを格納する第1の
メモリセルと、上記第1のメモリセルに格納されたデー
タを、第1のしきい値に基づき読み出す第1のセンスア
ンプと、上記第1のメモリセルに対し、データの書き込
み、読み出し、消去を制御する書き込み/読み出し/消
去制御回路とを備えたものにおいて、上記第1のメモリ
セルと同等特性を有し、所定のデータを格納する第2の
メモリセルと、上記第2のメモリセルに格納されたデー
タを、上記第1のしきい値より高い第2のしきい値に基
づき読み出し、データ揮発を検出する第2のセンスアン
プと、上記第2のセンスアンプがデータ揮発を検出した
場合、上記CPUが実行している所定の処理を停止する
ための割り込み信号を、上記CPUに出力する割り込み
制御回路と、上記第1のメモリセルのアドレスを順次発
生するアドレス自動生成回路と、上記第2のセンスアン
プがデータ揮発を検出した場合、上記アドレス自動生成
回路に上記第1のメモリセルのアドレスを順次発生さ
せ、上記書き込み/読み出し/消去制御回路に指示し
て、発生した上記第1のメモリセルのアドレスごとに、
上記第1のセンスアンプが読み出したデータを同一アド
レスに書き込ませ、上記割り込み制御回路による割り込
み信号を解除させ、上記CPUによる所定の処理を再開
させるメモリ上書き制御回路とを備えたものである。
【0017】この発明に係るメモリ制御回路は、第2の
センスアンプがデータ揮発を検出した場合、書き込み/
読み出し/消去制御回路が所定のデータを第2のメモリ
セルに書き込むものである。
【0018】この発明に係るメモリ制御回路は、メモリ
上書き制御回路をシーケンスROMにより構成するもの
である。
【0019】この発明に係るメモリ制御回路は、割り込
み制御回路が、割り込み信号を外部の周辺装置に出力す
るものである。
【0020】この発明に係るメモリ制御回路は、電源投
入時に、メモリ上書き制御回路の指示に基づきCPUの
動作を開始させず、アドレス自動生成回路が第2のメモ
リセルのアドレスを順次発生して、第2のセンスアンプ
が、第2のメモリセルからデータを読み出してデータ揮
発を検出し、上記メモリ上書き制御回路によるメモリ上
書き処理後に、上記メモリ上書き制御回路の指示に基づ
き、上記CPUの動作を開始するものである。
【0021】この発明に係るメモリ制御回路は、CPU
が第1の処理を実行中に、第2のセンスアンプがデータ
揮発を検出した場合、割り込み制御回路からの割り込み
信号により、上記CPUによる処理を上記第1の処理か
ら第2の処理に移行させ、上記CPUが上記第2の処理
への移行時のレジスタの状態を退避させてから動作を停
止し、メモリ上書き制御回路によるメモリ上書き処理後
に、上記割り込み制御回路からの割り込み信号を解除す
ることにより上記CPUの動作を再開させ、上記CPU
が上記退避させた状態を上記レジスタに格納し、上記C
PUが上記第2の処理から上記第1の処理に復帰させ、
上記第1の処理を再開するものである。
【0022】この発明に係るメモリ制御回路は、第2の
センスアンプがデータ揮発を検出した場合、入出力端子
における外部の周辺装置との接続状態を固定する入出力
端子固定回路を備え、メモリ上書き制御回路からの割り
込み解除に基づき、割り込み制御回路が上記入出力端子
固定回路による接続状態の固定を解除するものである。
【0023】この発明に係るメモリ制御回路は、第2の
センスアンプがデータ揮発を検出した場合、第1のセン
スアンプが第1のしきい値に基づき第1のメモリセルの
アドレスから読み出した第1のデータと、上記第1のセ
ンスアンプが上記第1のしきい値より高い第3のしきい
値に基づき、上記第1のメモリセルの同一アドレスから
読み出した第2のデータを比較するデータ比較器を備
え、上記第1,第2のデータが異なる場合、メモリ上書
き制御回路の指示に基づき、書き込み/読み出し/消去
制御回路が、読み出した同一アドレスに、上記第1のデ
ータを書き込むものである。
【0024】この発明に係るメモリ制御回路は、第1,
第2のデータが異なる場合、メモリ上書き制御回路の指
示に基づき、書き込み/読み出し/消去制御回路が、読
み出した同一アドレスに、上記第1のデータのうち上記
第2のデータと異なるビットを書き込むものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1によるメモリ制御回
路の構成を示す図であり、図15に示す符号と同一の符
号は同等のものを示している。図1において、21はメ
モリセル(第1のメモリセル)6と同等の特性を持ちデ
ータ揮発を検出するためのメモリセル(第2のメモリセ
ル)、22はセレクタデコーダ8により解読されたメモ
リセル21のビット線を選択するビット線セレクタであ
り、ビット線セレクタ9と同一の回路により構成されて
いる。23はメモリセル21のデータを読み出しデータ
揮発を検出したときにデータ揮発検出信号121を出力
するセンスアンプ(第2のセンスアンプ)である。
【0026】また、図1において、24はセンスアンプ
23からのデータ揮発検出信号121により割り込み動
作を制御し、CPU1に割り込み信号122を出力する
割り込み制御回路であり、28はメモリセル21,ビッ
ト線セレクタ22,センスアンプ23,割り込み制御回
路24により構成されるデータ揮発検出・割り込みブロ
ックである。
【0027】さらに、図1において、25はセンスアン
プ23からのデータ揮発検出信号121により、メモリ
上書き制御信号123を出力し、メモリセル6のデータ
の上書き処理を制御するメモリ上書き制御回路であり、
割り込み制御回路24との間で、割り込み処理確認信号
/割り込み処理解除要求信号127を入出力する。ま
た、メモリ上書き制御回路25は、データラッチ11に
対してデータラッチ要求信号128を出力している。
【0028】さらに、図1において、26はメモリ上書
き制御回路25からのメモリ上書き制御信号123によ
り、メモリセル6の先頭番地から順次番地をインクリメ
ントし、自動生成されたアドレスデータ124を生成す
るアドレス自動生成回路であり、アドレスデータ124
を自動生成中は、クロック発生回路15とメモリ上書き
制御回路25に、アドレスデータ124を自動生成中で
あることを示す確認用のアドレスデータ125を出力し
ている。27はメモリ上書き制御回路25からのメモリ
上書き制御信号123により、アドレスラッチ5に格納
されたアドレスデータ102から、アドレス自動生成回
路26により自動生成されたアドレスデータ124に切
り替えてアドレスデータ126として出力するアドレス
データ切替回路である。
【0029】図2は実施の形態1によるメモリ制御回路
のメモリ読み出し特性を示す図であり、図において、2
12はセンスアンプ23における“0”データ読み出し
時のしきい値と“1”データ読み出し時のしきい値との
境界点、214はセンスアンプ23の各電源電圧におけ
る“0”と“1”読み出し時のしきい値の境界点を結ん
だ特性曲線である。その他は図16と同一である。すな
わち、実線はセンスアンプ(第1のセンスアンプ)10
の特性曲線、一点鎖線はセンスアンプ23の特性曲線で
ある。図2に示すように、メモリのしきい値はセンスア
ンプ10,23の電源電圧を調整することにより設定で
きる。
【0030】図3は図1におけるメモリ上書き制御回路
25の構成を示す図であり、図において、25aは読み
出し信号生成ブロックであり、メモリ制御信号発生回路
14に、メモリ上書き制御信号123として、読み出し
要求信号123aを出力すると共に、データラッチ11
にデータを格納するためのデータラッチ要求信号128
を出力する。25bは書き込み信号生成ブロックであ
り、メモリ制御信号発生回路14に、メモリ上書き制御
信号123として、書き込み要求信号123bを出力す
る。
【0031】また、図3において、25cはクロック・
アドレス要求信号生成ブロックであり、クロック発生回
路15に、メモリ上書き制御信号123として、クロッ
ク発生要求信号123cを出力し、クロック発生回路1
5からのクロック信号108を入力して、アドレス自動
生成回路26,アドレスデータ切替回路27に、メモリ
上書き制御信号123として、アドレス自動生成要求信
号123dを出力し、アドレス自動生成回路26からの
確認用のアドレスデータ125を入力することにより、
自動生成されたアドレスデータが出力されたことを確認
する。
【0032】さらに、図3において、25dはデータ揮
発検出・割り込み要求/解除ブロックであり、センスア
ンプ23からのデータ揮発検出信号121を入力してメ
モリ上書き処理モードに入り、割り込み制御回路24か
らの割り込み処理確認信号127aを入力し、割り込み
制御回路24に割り込み処理解除要求信号127bを出
力する。
【0033】次に動作について説明する。センスアンプ
23は、図2の特性曲線214に示すように、センスア
ンプ10がメモリの読み出しデータの“1”,“0”の
判断を行うしきい値よりも高いメモリのしきい値で
“1”,“0”の判断を行う。メモリセル6及びメモリ
セル21の特性は同等のため、メモリのデータ揮発傾向
は両方のメモリセルとも同様に存在すると考える。メモ
リセル6の読み出し動作は従来の技術と同じであり、メ
モリセル21の読み出しは、書き込み/読み出し/消去
制御回路16を介さないため、メモリセル6の読み出し
に関係なく、常にセンスアンプ23が読み出し動作を行
っている。
【0034】図4及び図5はデータ揮発検出時のメモリ
上書き処理を示すフローチャートである。メモリセル2
1はあらかじめ全領域が“0”に書き込まれており、メ
モリセル21のうち、いずれか一つのメモリでもしきい
値が境界点212よりも下がると、図4のステップST
101において、センスアンプ23はデータ揮発を検出
し、ステップST102において、センスアンプ23
は、メモリ上書き制御回路25のデータ揮発検出・割り
込み要求/解除ブロック25dと、割り込み制御回路2
4に、データ揮発検出信号121を出力する。
【0035】ここで“0”を読み出していたメモリセル
6及びメモリセル21のしきい値が、データ揮発現象に
より低下してきたと想定する。メモリセル6及びメモリ
セル21の特性は同等のため、メモリのしきい値は同等
の速度で低下する。センスアンプ23はセンスアンプ1
0よりもメモリのしきい値が高いポイントで、“1”,
“0”のデータを判断しており、センスアンプ10がメ
モリセル6のデータ揮発によってデータの読み違えを起
こすよりも早い段階で、センスアンプ23はデータ揮発
を検出し、データ揮発検出信号121を出力する。
【0036】ステップST103において、データ揮発
検出信号121を受けた割り込み制御回路24は、CP
U1に割り込み信号122を出力し、メモリ上書き制御
回路25のデータ揮発検出・割り込み要求/解除ブロッ
ク25dに、割り込み処理確認信号127aを送る。ス
テップST104において、CPU1は、割り込み制御
回路24からの割り込み信号122を受け付けて動作を
停止する。ステップST105において、メモリ上書き
制御回路25により、メモリの自動書き換えモードに移
行する。
【0037】ステップST106において、メモリ上書
き制御回路25のクロック・アドレス要求信号生成ブロ
ック25cは、クロック発生回路15にクロック発生要
求信号123cを出力し、クロック発生回路15は、C
PU1に供給していたクロック信号110の供給を停止
すると共に、クロック信号108を出力する。クロック
発生回路15からのクロック信号108を入力したクロ
ック・アドレス要求信号生成ブロック25cは、アドレ
ス自動生成回路26とアドレスデータ切替回路27に、
アドレス自動生成要求信号123dを出力し、アドレス
自動生成回路26は、アドレスデータ切替回路27に、
メモリセル6の先頭番地を示す自動生成されたアドレス
データ124を出力すると共に、クロック発生回路15
とメモリ上書き制御回路25のクロック・アドレス要求
信号生成ブロック25cに、確認用のアドレスデータ1
25を送り、アドレスデータ切替回路27が、アドレス
自動生成回路26からのメモリセル6の先頭番地を示す
自動生成されたアドレスデータ124をアドレスデータ
126として出力する。
【0038】ステップST107において、メモリ上書
き制御回路25の読み出し信号生成ブロック25aは、
メモリ制御信号発生回路14に、読み出し要求信号12
3aを出力し、メモリ制御信号発生回路14は、書き込
み/読み出し/消去制御回路16に、読み出し用のメモ
リ制御信号106を送り、書き込み/読み出し/消去制
御回路16の指示により、センスアンプ10は、メモリ
セル6の先頭番地のデータを1バイト分読み出す。
【0039】ステップST108において、センスアン
プ10が読み出したデータ111を入力した書き込み/
読み出し/消去制御回路16は、データ112をデータ
ラッチ11に送り、メモリ上書き制御回路25の読み出
し信号生成ブロック25aからのデータラッチ要求信号
128により、データラッチ11は1バイト分のデータ
112をラッチする。
【0040】ステップST109において、メモリ上書
き制御回路25の書き込み信号生成ブロック25bから
の書き込み要求信号123bにより、メモリ制御信号発
生回路14は、書き込み/読み出し/消去制御回路16
に、書き込み用のメモリ制御信号106を送る。ステッ
プST110において、書き込み/読み出し/消去制御
回路16は、ステップST107で読み出したメモリセ
ル6のアドレスと同一のアドレスに対して、データラッ
チ11にラッチした1バイト分のデータの書き込みを行
う。
【0041】1バイト分の書き込みが終了すると、ステ
ップST111において、メモリ上書き制御回路25の
クロック・アドレス要求信号生成ブロック25cは、ア
ドレス自動生成回路26とアドレスデータ切替回路27
に、アドレス自動生成要求信号123dを送り、アドレ
ス自動生成回路26は、アドレスをインクリメントし、
ステップST112において、上記ステップST107
からST111を、メモリセル6の最終アドレスまで、
読み出し及び書き込み動作を実行する。
【0042】メモリセル6の上書き処理終了後、図5の
ステップST113において、書き込み/読み出し/消
去制御回路16は、データ揮発検出用のメモリセル21
に対して、“0”データを上書きし、ステップST11
4において、自動書き換えモードからマイコンモードに
移行する。
【0043】マイコンモードに移行後、ステップST1
15において、メモリ上書き制御回路25のデータ揮発
検出・割り込み要求/解除ブロック25dは、割り込み
制御回路24に、割り込み処理解除要求信号127bを
送り、割り込み制御回路24はCPU1に対する割り込
み信号122を解除する。このとき、メモリ上書き制御
回路25のクロック・アドレス要求信号生成ブロック2
5cは、クロック発生要求信号123c,アドレス自動
生成要求信号123dの生成を終了する。
【0044】ステップST116において、クロック発
生回路15は、メモリ上書き制御回路25のクロック・
アドレス要求信号生成ブロック25cが出力されなくな
ることにより、外部のクロック信号109を分周して、
クロック信号110をCPU1に出力することにより、
CPU1が動作を再開し、ステップST117において
復帰する。
【0045】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、メモリセル6のデータが揮発する前に、センスアン
プ23が高いしきい値で、メモリセル21のデータを読
み出してデータ揮発を検出し、メモリセル6へのデータ
の書き込みを行うことにより、メモリ制御回路の動作を
完全に停止することなく、メモリセル6に格納されてい
るデータの信頼性を向上することができるという効果が
得られる。
【0046】実施の形態2.図6は実施の形態2による
メモリ上書き制御回路31の構成を示す図であり、この
実施の形態におけるメモリ制御回路の構成は、実施の形
態1の図1におけるメモリ上書き制御回路25を、シー
ケンスROM回路により構成されたメモリ上書き制御回
路31に置き換えたものである。図6において、31a
はシーケンスROMであり、実施の形態1のメモリ上書
き制御回路25における読み出し信号生成ブロック25
a,書き込み信号生成ブロック25b,クロック・アド
レス要求信号生成ブロック25c,データ揮発検出・割
り込み要求/解除ブロック25dの機能を有している。
【0047】また、図6において、31bはデコーダで
あり、センスアンプ23からのデータ揮発検出信号12
1,割り込み制御回路24からの割り込み処理確認信号
127a,アドレス自動生成回路26からの確認用のア
ドレスデータ125,クロック発生回路15からのクロ
ック信号108を入力して解読する。
【0048】さらに、図6において、31cはセレクタ
であり、シーケンスROM31aからの読み出し要求信
号123a,書き込み要求信号123b,クロック発生
要求信号123c,アドレス自動生成要求信号123
d,データラッチ要求信号128,割り込み処理解除要
求信号127bを選択して出力する。
【0049】次に動作について説明する。実施の形態1
のメモリ上書き制御回路25は、読み出し信号生成ブロ
ック25a,書き込み信号生成ブロック25b,クロッ
ク・アドレス要求信号生成ブロック25c,データ揮発
検出・割り込み要求/解除ブロック25dにより構成さ
れているが、図6に示すように、シーケンスROM31
aを用いることにより、各動作ブロックに分けて回路を
設計するよりも、ロジック数や回路の占める面積を少な
くした簡単な構成により、実施の形態1のメモリ上書き
制御回路25と同様な動作を得ることが可能となる。
【0050】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、メモリ上書き制御回路31をシーケンスROM31
aにより構成することで、簡単な構成で、メモリセル6
に格納されているデータの信頼性を向上することができ
るという効果が得られる。
【0051】実施の形態3.図7は実施の形態3による
メモリ制御回路の部分的な構成を示す図である。図にお
いて、41は外部出力端子であり、その他の構成は、実
施の形態1の図1と同等である。
【0052】次に動作について説明する。実施の形態1
では、メモリのデータ揮発を検出した場合、割り込み制
御回路24は、CPU1にのみ割り込み信号122を出
力して、割り込み処理を行う仕組みになっていたが、こ
の実施の形態では、割り込み信号122を外部出力端子
41にも出力することで、メモリの周辺に接続されてい
る外部の周辺装置にもデータ揮発が検出されたことを通
知し、各々の外部の周辺装置が安全に動作停止や割り込
み処理を行うことが可能となる。
【0053】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、メモリセル6のデータが揮発する前に、センスアン
プ23が高いしきい値で、メモリセル21のデータを読
み出してデータ揮発を検出し、メモリセル6へのデータ
の書き込みを行うことにより、メモリ制御回路の動作を
完全に停止することなく、メモリセル6に格納されてい
るデータの信頼性を向上することができると共に、割り
込み制御回路24が割り込み信号122を外部の周辺装
置に出力することにより、外部の周辺装置が安全に動作
停止や割り込み処理を行うことができるという効果が得
られる。
【0054】実施の形態4.この実施の形態におけるメ
モリ制御回路の構成は、実施の形態1の図1と同じであ
る。実施の形態1では、メモリのデータ揮発を検出した
ときには、既にCPU1はデータ処理を開始しており、
CPU1は余分なデータ処理を行ったことになるが、こ
の実施の形態は、CPU1がデータ処理を開始する前の
電源投入時に、データ揮発を検出してメモリの上書き処
理を行うものである。
【0055】次に動作について説明する。図8は電源投
入時のメモリ上書き処理を示すフローチャートである。
ステップST121において、メモリ制御回路の電源が
投入されると、ステップST122において、メモリ上
書き制御回路25のクロック・アドレス要求信号生成ブ
ロック25cは、クロック発生回路15にクロック発生
要求信号123cを出力する。ステップST123にお
いて、クロック発生回路15は、メモリ上書き制御回路
25にクロック信号108を出力する。ここでは、クロ
ック発生回路15は、CPU1にクロック信号110を
供給していないので、CPU1は動作を開始していな
い。
【0056】ステップST124において、クロック発
生回路15からのクロック信号108を入力したクロッ
ク・アドレス要求信号生成ブロック25cは、アドレス
自動生成回路26とアドレスデータ切替回路27に、メ
モリセル21の先頭番地を示すアドレスデータを生成す
るためのアドレス自動生成要求信号123dを出力す
る。ステップST125において、アドレス自動生成回
路26は、メモリセル21の先頭番地を示すアドレスデ
ータを生成し、アドレスデータ切替回路27から出力さ
れる。
【0057】ステップST126において、メモリ上書
き制御回路25の読み出し信号生成ブロック25aは、
メモリ制御信号発生回路14に、読み出し要求信号12
3aを出力し、メモリ制御信号発生回路14は、書き込
み/読み出し/消去制御回路16に、読み出し用のメモ
リ制御信号106を出力する。ステップST127にお
いて、センスアンプ23は、書き込み/読み出し/消去
制御回路16の指示に基づき、メモリセル21の先頭番
地のデータを読み出す。
【0058】ステップST128において、センスアン
プ23がデータ揮発を検出しない場合は、ステップST
129,ST130において、メモリセル21のアドレ
スを最終アドレスまでインクリメントし、上記ステップ
ST126からST128を繰り返す。ステップST1
28において、センスアンプ23がデータ揮発を検出し
た場合は、ステップST131において、センスアンプ
23は、メモリ上書き制御回路25にデータ揮発検出信
号121を出力する。
【0059】ステップST132において、データ揮発
検出信号121を入力したメモリ上書き制御回路25
は、メモリセル6,21に対してメモリ上書き処理を行
う。この処理は、実施の形態1の図4,図5におけるス
テップST106からST113の処理と同様である。
【0060】上記ステップST130の最終アドレスま
での処理が完了した場合と、上記ステップST132の
メモリ上書き処理を完了した場合に、ステップST13
3において、メモリ上書き制御回路25のクロック・ア
ドレス要求信号生成ブロック25cは、クロック発生要
求信号123cとアドレス自動生成要求信号123dの
出力を停止する。ST134において、クロック発生回
路15は、クロック発生要求信号123cが解除される
ことにより、CPU1にクロック信号110を供給し、
CPU1は動作を開始し通常のデータ処理を行う。
【0061】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、CPU1が動作を開始する前の電源投入時に、セン
スアンプ23が高いしきい値で、メモリセル21のデー
タを読み出してデータ揮発を検出し、メモリセル6への
データの書き込みを行うことにより、CPU1に無駄な
処理をさせずに、メモリセル6に格納されているデータ
の信頼性を向上することができるという効果が得られ
る。
【0062】実施の形態5.この実施の形態5によるメ
モリ制御回路の構成は、実施の形態1の図1と同じであ
り、プログラム実行中にメモリの上書き処理を行うもの
である。
【0063】次に動作について説明する。図9は実施の
形態5によるデータ揮発検出時のメモリ上書き処理を示
すフローチャートであり、実際にメインプログラムを実
行中に、メモリセル21のデータ揮発を検出した時か
ら、割り込み処理に入り、CPU1の動作を停止し、メ
モリセル6,21に対するデータの上書きの実施を経
て、CPU1の動作復帰及びプログラムの実行再開まで
の処理を示している。割り込みプログラムは、ステップ
ST143の割り込み要求によって自動的に実行される
ものである。
【0064】ステップST141のメインプログラムを
実行中に、ステップST142において、センスアンプ
23がデータ揮発を検出すると、ステップST143に
おいて、割り込み制御回路24がCPU1に対し割り込
み要求を行い、CPU1が割り込みプログラムを実行す
る。
【0065】割り込みプログラムでは、ステップST1
44において、CPU1は、ステップST143の割り
込み要求発生時におけるマイコンの各レジスタ(図1に
図示せず)の状態を、RAM等のメモリ(図1に図示せ
ず)に退避させ、ステップST145において、割り込
み制御回路24からの割り込み信号122により、CP
U1は動作を停止する。そしてステップST146にお
いて、メモリセル6,21の自動上書き処理を行う。こ
の処理は、実施の形態1の図4,図5におけるステップ
ST105からST115の処理と同一である。
【0066】ステップST147において、割り込み制
御回路24からの割り込み信号122が解除されること
により、CPU1は動作を再開し、ステップST148
において、CPU1は、一旦RAM等に退避した各レジ
スタの状態を元のレジスタに格納し、ステップST14
9において、レジスタの状態の復帰が終了すると、ステ
ップST150において、CPU1は、メインプログラ
ムへの割り込み復帰を行い、ステップST151におい
て、メインプログラムの実行を再開する。以上の処理に
より、データ揮発の検出時におけるメモリ制御回路の動
作状態を変えることなく、メモリ上書き動作を行うこと
が可能となる。
【0067】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、メインプログラムの処理を実行中にデータ揮発が検
出されて割り込みプログラムの処理に移行する場合、移
行時のレジスタの状態を退避させてから、CPU1が動
作を停止し、メモリ上書き処理後にCPU1の動作を再
開させ、退避させた状態をレジスタに格納して、メイン
プログラムの処理に復帰させることにより、データ揮発
の検出時におけるメモリ制御回路の動作状態を変えるこ
となく、メモリセル6に格納されているデータの信頼性
を向上することができるという効果が得られる。
【0068】実施の形態6.図10は実施の形態6によ
るメモリ制御回路の部分的な構成を示す図であり、図に
おいて、51はメモリ制御回路の入出力端子である。5
2は入出力端子固定回路であり、センスアンプ23から
のデータ揮発検出信号121により、入出力端子51に
おける外部の周辺装置との接続状態を固定するための入
出力端子固定信号142を出力する。その他の構成は、
実施の形態1の図1に示したものと同等である。
【0069】次に動作について説明する。メモリセル2
1のデータ揮発を検出したセンスアンプ23は、データ
揮発検出信号121を、メモリ上書き制御回路25,割
り込み制御回路24,入出力端子固定回路52に出力す
る。割り込み制御回路24は図示していないCPU1の
動作を停止させ、メモリ上書き制御回路25はメモリセ
ル6の上書き処理を実行する。このとき、入出力端子固
定回路52は、入出力端子51に対し入出力端子固定信
号142を出力し、入出力端子51における外部の周辺
装置との接続状態を、データ揮発検出時のまま固定す
る。
【0070】また、メモリ上書きが終了した時には、割
り込み制御回路24より、入出力端子固定回路52に入
出力端子制御信号141が出力され、入出力端子固定回
路52は、入出力端子固定信号142を解除することに
より、入出力端子51における外部の周辺装置との接続
状態の固定を解除する。これにより、外部の周辺装置と
の接続状態に関しても、データ揮発の検出前と変わりな
く、外部の周辺装置に影響のない状態で、メモリ上書き
動作を実現することが可能となる。
【0071】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、入出力端子51における外部の周辺装置との接続状
態を固定することにより、データ揮発の検出時における
外部の周辺装置との接続状態を変えることなく、メモリ
セル6に格納されているデータの信頼性を向上すること
ができるという効果が得られる。
【0072】実施の形態7.図11は実施の形態7によ
るメモリ制御回路の構成を示す図であり、図において、
61は比較用データラッチであり、通常のしきい値、す
なわち、図2の特性曲線204に設定したときに、セン
スアンプ10がメモリセル6から読み出した1バイトの
データを格納する。62はデータ比較器であり、メモリ
セル6のしきい値を通常のしきい値、すなわち、図2の
特性曲線204に設定したときに、センスアンプ10が
メモリセル6から読み出したデータと、メモリセル6の
しきい値を通常のしきい値より高いしきい値、例えば図
2の特性曲線214に設定したときに、センスアンプ1
0がメモリセル6から読み出したデータとを、メモリ上
書き制御回路25からの比較制御信号153により比較
する。これらのしきい値の設定は、センスアンプ10の
電源電圧を調整することにより行われる。その他の構成
は、実施の形態1における図1と同等である。
【0073】次に動作について説明する。図12及び図
13はデータ揮発検出時におけるメモリ上書き処理を示
すフローチャートである。データ揮発の検出及び自動上
書きモードヘの移行処理は、実施の形態1と同一である
が、この実施の形態では、データ揮発の可能性があるア
ドレスのデータのみ上書きするものである。
【0074】ステップST161において、アドレス自
動生成回路26が自動生成されたアドレスデータ124
を出力し、アドレスデータ切替回路27が、自動生成さ
れたアドレスデータ124をアドレスデータ126とし
て出力する。ステップST162において、センスアン
プ10が通常のしきい値で読み出すように設定する。ス
テップST163において、書き込み/読み出し/消去
制御回路16からの指示により、センスアンプ10は、
メモリセル6から1バイトのデータの読み出しを行い、
ステップST164において、書き込み/読み出し/消
去制御回路16は、読み出したデータ112を比較用デ
ータラッチ61にラッチする。
【0075】ステップST165において、通常のしき
い値より高いしきい値で、センスアンプ10が読み出す
ように設定し、ステップST166において、書き込み
/読み出し/消去制御回路16からの指示により、セン
スアンプ10は、同一アドレスのメモリセル6より、通
常のしきい値より高いしきい値で、再度読み出しを行
う。
【0076】ステップST167において、書き込み/
読み出し/消去制御回路16は、読み出したデータ15
1をデータ比較器62にラッチし、ステップST168
において、データ比較器62は、メモリ上書き制御回路
25からの比較制御信号153に基づき、比較用データ
ラッチ61にラッチされているデータ152と比較す
る。データ比較の結果は、比較制御信号153により、
メモリ上書き制御回路25に送られる。両者のデータが
一致する場合は、データ揮発の可能性がなく上書きする
必要がないため、ステップST169,ST170にお
いて、アドレス自動生成回路26はアドレスをインクリ
メントして、メモリセル6における最終アドレスのデー
タまで、同様に読み出して比較動作を行う。
【0077】また、ステップST168におけるデータ
比較の結果、両者のデータが不一致になる場合は、メモ
リセル6に格納されているデータのしきい値が、例え
ば、図2に示すメモリ読み出し特性の特性曲線204と
特性曲線214の間のポイントとなり、データ揮発の可
能性があるため、通常のしきい値でメモリセル6から読
み出したデータが本来のデータであるものと判断し、図
13のステップST171において、メモリ上書き制御
回路25からの比較制御信号153により、比較用デー
タラッチ61にラッチされていた通常のしきい値でメモ
リセル6から読み出した1バイトのデータ152を、デ
ータラッチ11にラッチする。
【0078】ステップST172において、メモリ制御
信号発生回路14が書き込み用のメモリ制御信号106
を出力し、ステップST173において、書き込み/読
み出し/消去制御回路16が、読み出したアドレスと同
一アドレスのメモリに対して、データラッチ11にラッ
チされている1バイトのデータの書き込みを行い、ステ
ップST174において、メモリ上書き制御回路25
は、書き込み動作を終了する。
【0079】データの書き込み終了後、図12のステッ
プST169,ST170において、アドレスをインク
リメントし、最終アドレスまでのデータを読み出して比
較動作を行う。最終アドレスのデータを読み出して比較
動作が終了すると、ステップST175において、書き
込み/読み出し/消去制御回路16は、データ揮発検出
用のメモリセル21の上書きを行い、ステップST17
6において、メモリの上書き動作を終了する。以上の処
理により、データ揮発傾向のあるメモリにのみ上書きを
行うことができ、他のメモリに対する不要な書き込みパ
ルス印加を抑えることで、メモリの特性劣化を防ぐこと
が可能となる。
【0080】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、センスアンプ23がデータ揮発を検出した場合、セ
ンスアンプ10が通常のしきい値に基づきメモリセル6
のアドレスから読み出したデータと、センスアンプ10
が通常より高いしきい値に基づき、メモリセル6の同一
アドレスから読み出したデータを比較し、データが異な
る場合、読み出した同一アドレスに、通常のしきい値に
基づき読み出したデータを、データ揮発傾向のあるアド
レスのみに上書きを行うことにより、メモリセル6に格
納されているデータの信頼性を向上することができると
共に、他のアドレスに対する不要な書き込みパルス印加
を抑えることで、メモリの特性劣化を防ぐことができる
という効果が得られる。
【0081】実施の形態8.この実施の形態におけるメ
モリ制御回路の構成は、実施の形態7の図11と同一で
ある。
【0082】次に動作について説明する。図14はデー
タ揮発検出時のメモリ上書き処理を示すフローチャート
であり、ステップST181からST184は、実施の
形態7の図13におけるステップST171からST1
74に相当する。その他の処理は、、実施の形態7の図
12におけるステップST161からST176までの
処理と同一である。
【0083】ステップST181において、メモリ上書
き制御回路25からの比較制御信号153により、比較
用データラッチ61にラッチされている1ワードのデー
タのうち、データ比較器62にラッチされているデータ
と異なるビットのみデータラッチ11にラッチする。す
なわち、“0”読み出しデータから“1”読み出しデー
タに変化した不一致のビットのみデータラッチ11にラ
ッチする。ステップST182からST184までの処
理は、実施の形態7の図13におけるステップST17
2からST174までの処理と同一である。
【0084】以上の処理により、メモリセル6には
“0”データが書き込まれており、かつデータ揮発のな
いビットに対しては上書きしなくなるため、メモリセル
6に対する書き込みストレスを、少なくすることが可能
となる。
【0085】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、センスアンプ23がデータ揮発を検出した場合、セ
ンスアンプ10が通常のしきい値に基づきメモリセル6
のアドレスから読み出したデータと、センスアンプ10
が通常より高いしきい値に基づき、メモリセル6の同一
アドレスから読み出したデータを比較し、データが異な
る場合、読み出した同一アドレスに、通常のしきい値に
基づき読み出したデータのうち、通常より高いしきい値
に基づき読み出したデータと異なるビットを書き込むこ
とにより、メモリセル6に格納されているデータの信頼
性を向上することができると共に、データ揮発傾向のあ
るアドレスのみにビット単位で上書きを行うことがで
き、他のアドレスに対する不要な書き込みパルス印加を
抑えることで、メモリの特性劣化を防ぐことができると
いう効果が得られる。
【0086】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
のメモリセルのデータが揮発する前に、第2のセンスア
ンプがしきい値の高い第2のしきい値で、第2のメモリ
セルのデータを読み出してデータ揮発を検出し、第1の
メモリセルへのデータの書き込みを行うことにより、メ
モリ制御回路の動作を完全に停止することなく、第1の
メモリセルに格納されているデータの信頼性を向上する
ことができるという効果がある。
【0087】この発明によれば、メモリ上書き制御回路
をシーケンスROMにより構成することで、簡単な構成
で、第1のメモリセルに格納されているデータの信頼性
を向上することができるという効果がある。
【0088】この発明によれば、割り込み制御回路が割
り込み信号を外部の周辺装置に出力することにより、メ
モリの上書き処理中に、外部の周辺装置が安全に動作停
止や割り込み処理を行うことができるという効果があ
る。
【0089】この発明によれば、CPUが動作を開始す
る前の電源投入時に、第2のセンスアンプが高いしきい
値で、第2のメモリセルのデータを読み出してデータ揮
発を検出し、第1のメモリセルへのデータの書き込みを
行うことにより、CPUに無駄な処理をさせずに、第1
のメモリセルに格納されているデータの信頼性を向上す
ることができるという効果がある。
【0090】この発明によれば、第1の処理を実行中に
データ揮発が検出されて第2の処理に移行する場合、移
行時のレジスタの状態を退避させてから、CPUが動作
を停止し、メモリ上書き処理後にCPUの動作を再開さ
せ、退避させた状態をレジスタに格納して、第1の処理
に復帰させることにより、データ揮発の検出時における
メモリ制御回路の動作状態を変えることなく、第1のメ
モリセルに格納されているデータの信頼性を向上するこ
とができるという効果がある。
【0091】この発明によれば、データ揮発を検出した
場合、入出力端子における外部の周辺装置との接続状態
を固定することにより、データ揮発の検出時における外
部の周辺装置との接続状態を変えることなく、第1のメ
モリセルに格納されているデータの信頼性を向上するこ
とができるという効果がある。
【0092】この発明によれば、第2のセンスアンプが
データ揮発を検出した場合、第1のセンスアンプが第1
のしきい値に基づき第1のメモリセルのアドレスから読
み出した第1のデータと、第1のセンスアンプが第1の
しきい値より高い第3のしきい値に基づき、第1のメモ
リセルの同一アドレスから読み出した第2のデータを比
較し、第1,第2のデータが異なる場合、読み出した同
一アドレスに、第1のデータをデータ揮発傾向のあるア
ドレスのみに上書きを行うことにより、第1のメモリセ
ルに格納されているデータの信頼性を向上することがで
きると共に、他のアドレスに対する不要な書き込みパル
ス印加を抑えることで、メモリの特性劣化を防ぐことが
できるという効果がある。
【0093】この発明によれば、第1,第2のデータが
異なる場合、読み出した同一アドレスに、第1のデータ
のうち第2のデータと異なるビットを、データ揮発傾向
のあるアドレスのみに、ビット単位で上書きを行うこと
により、第1のメモリセルに格納されているデータの信
頼性を向上することができると共に、他のアドレスに対
する不要な書き込みパルス印加を抑えることで、メモリ
の特性劣化を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリ制御回
路の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるメモリ制御回
路のメモリ読み出し特性を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるメモリ上書き
制御回路の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるデータ揮発検
出時のメモリ上書き処理を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1によるデータ揮発検
出時のメモリ上書き処理を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるメモリ上書き
制御回路の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるメモリ制御回
路の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電源投入時の
メモリ上書き処理を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態5によるデータ揮発検
出時のメモリ上書き処理を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態6によるメモリ制御
回路の構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態7によるメモリ制御
回路の構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態7によるデータ揮発
検出時におけるメモリ上書き処理を示すフローチャート
である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるデータ揮発
検出時におけるメモリ上書き処理を示すフローチャート
である。
【図14】 この発明の実施の形態8によるデータ揮発
検出時におけるメモリ上書き処理を示すフローチャート
である。
【図15】 従来のメモリ制御回路の構成を示す図であ
る。
【図16】 従来のメモリ制御回路のメモリ読み出し特
性を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU、6 メモリセル(第1のメモリセル)、1
0 センスアンプ(第1のセンスアンプ)、16 書き
込み/読み出し/消去制御回路、21 メモリセル(第
2のメモリセル)、23 センスアンプ(第2のセンス
アンプ)、24割り込み制御回路、25,31 メモリ
上書き制御回路、26 アドレス自動生成回路、31a
シーケンスROM、51 入出力端子、52 入出力
端子固定回路、62 データ比較器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理を実行するCPUと、 上記CPUが実行する所定の処理に必要なデータを格納
    する第1のメモリセルと、 上記第1のメモリセルに格納されたデータを、第1のし
    きい値に基づき読み出す第1のセンスアンプと、 上記第1のメモリセルに対し、データの書き込み、読み
    出し、消去を制御する書き込み/読み出し/消去制御回
    路とを備えたメモリ制御回路において、 上記第1のメモリセルと同等特性を有し、所定のデータ
    を格納する第2のメモリセルと、 上記第2のメモリセルに格納されたデータを、上記第1
    のしきい値より高い第2のしきい値に基づき読み出し、
    データ揮発を検出する第2のセンスアンプと、 上記第2のセンスアンプがデータ揮発を検出した場合、
    上記CPUが実行している所定の処理を停止するための
    割り込み信号を、上記CPUに出力する割り込み制御回
    路と、 上記第1のメモリセルのアドレスを順次発生するアドレ
    ス自動生成回路と、 上記第2のセンスアンプがデータ揮発を検出した場合、
    上記アドレス自動生成回路に上記第1のメモリセルのア
    ドレスを順次発生させ、上記書き込み/読み出し/消去
    制御回路に指示して、発生した上記第1のメモリセルの
    アドレスごとに、上記第1のセンスアンプが読み出した
    データを同一アドレスに書き込ませ、上記割り込み制御
    回路による割り込み信号を解除させ、上記CPUによる
    所定の処理を再開させるメモリ上書き制御回路とを備え
    たことを特徴とするメモリ制御回路。
  2. 【請求項2】 第2のセンスアンプがデータ揮発を検出
    した場合、書き込み/読み出し/消去制御回路が所定の
    データを第2のメモリセルに書き込むことを特徴とする
    請求項1記載のメモリ制御回路。
  3. 【請求項3】 メモリ上書き制御回路をシーケンスRO
    Mにより構成することを特徴とする請求項1記載のメモ
    リ制御回路。
  4. 【請求項4】 割り込み制御回路が、割り込み信号を外
    部の周辺装置に出力することを特徴とする請求項1記載
    のメモリ制御回路。
  5. 【請求項5】 電源投入時に、メモリ上書き制御回路の
    指示に基づきCPUの動作を開始させず、アドレス自動
    生成回路が第2のメモリセルのアドレスを順次発生し
    て、第2のセンスアンプが、第2のメモリセルからデー
    タを読み出してデータ揮発を検出し、上記メモリ上書き
    制御回路によるメモリ上書き処理後に、上記メモリ上書
    き制御回路の指示に基づき、上記CPUの動作を開始す
    ることを特徴とする請求項1記載のメモリ制御回路。
  6. 【請求項6】 CPUが第1の処理を実行中に、第2の
    センスアンプがデータ揮発を検出した場合、割り込み制
    御回路からの割り込み信号により、上記CPUによる処
    理を上記第1の処理から第2の処理に移行させ、上記C
    PUが上記第2の処理への移行時のレジスタの状態を退
    避させてから動作を停止し、メモリ上書き制御回路によ
    るメモリ上書き処理後に、上記割り込み制御回路からの
    割り込み信号を解除することにより上記CPUの動作を
    再開させ、上記CPUが上記退避させた状態を上記レジ
    スタに格納し、上記CPUが上記第2の処理から上記第
    1の処理に復帰させ、上記第1の処理を再開することを
    特徴とする請求項1記載のメモリ制御回路。
  7. 【請求項7】 第2のセンスアンプがデータ揮発を検出
    した場合、入出力端子における外部の周辺装置との接続
    状態を固定する入出力端子固定回路を備え、 メモリ上書き制御回路からの割り込み解除に基づき、割
    り込み制御回路が上記入出力端子固定回路による接続状
    態の固定を解除することを特徴とする請求項1記載のメ
    モリ制御回路。
  8. 【請求項8】 第2のセンスアンプがデータ揮発を検出
    した場合、第1のセンスアンプが第1のしきい値に基づ
    き第1のメモリセルのアドレスから読み出した第1のデ
    ータと、上記第1のセンスアンプが上記第1のしきい値
    より高い第3のしきい値に基づき、上記第1のメモリセ
    ルの同一アドレスから読み出した第2のデータを比較す
    るデータ比較器を備え、 上記第1,第2のデータが異なる場合、メモリ上書き制
    御回路の指示に基づき、書き込み/読み出し/消去制御
    回路が、読み出した同一アドレスに、上記第1のデータ
    を書き込むことを特徴とする請求項1記載のメモリ制御
    装置。
  9. 【請求項9】 第1,第2のデータが異なる場合、メモ
    リ上書き制御回路の指示に基づき、書き込み/読み出し
    /消去制御回路が、読み出した同一アドレスに、上記第
    1のデータのうち上記第2のデータと異なるビットを書
    き込むことを特徴とする請求項8記載のメモリ制御装
    置。
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