JPH11203266A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
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- JPH11203266A JPH11203266A JP10001917A JP191798A JPH11203266A JP H11203266 A JPH11203266 A JP H11203266A JP 10001917 A JP10001917 A JP 10001917A JP 191798 A JP191798 A JP 191798A JP H11203266 A JPH11203266 A JP H11203266A
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- Japan
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- data
- condition
- cpu
- flash memory
- clock signal
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/32—Timing circuits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/34—Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
- G11C16/3436—Arrangements for verifying correct programming or erasure
Landscapes
- Microcomputers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラッシュメモリ14にデータを書き込む処
理を実施する場合には、予め、フラッシュメモリ14か
らCPU12のプログラムをRAM11に転送しなけれ
ばならず、プログラムの構成が複雑化するという課題が
あった。 【解決手段】 CPU42からフラッシュメモリ45に
書き込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマン
ドが送信されると、CPU42に対するCLKの供給を
停止するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシ
ュメモリ45からデータを読み込む処理を実施し、ま
た、データの読み込み処理を完了すると、CPU42に
対するCLKの供給を再開し、CPU42がそのデータ
を受信する。
理を実施する場合には、予め、フラッシュメモリ14か
らCPU12のプログラムをRAM11に転送しなけれ
ばならず、プログラムの構成が複雑化するという課題が
あった。 【解決手段】 CPU42からフラッシュメモリ45に
書き込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマン
ドが送信されると、CPU42に対するCLKの供給を
停止するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシ
ュメモリ45からデータを読み込む処理を実施し、ま
た、データの読み込み処理を完了すると、CPU42に
対するCLKの供給を再開し、CPU42がそのデータ
を受信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内蔵するフラッ
シュメモリにデータを書き込む機能及びデータを消去す
る機能を有するマイクロコンピュータに関するものであ
る。
シュメモリにデータを書き込む機能及びデータを消去す
る機能を有するマイクロコンピュータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のマイクロコンピュータを
示す構成図であり、図において、1は発振子、2,3は
発振子1を接続する端子、4はクロック信号(以下、
「CLK」という)を生成するクロック生成回路、5は
A/D回路等の周辺装置、6はクロック生成回路4によ
り生成されたCLKをカウントし、そのカウント値がリ
セットされずに設定値に到達すると、オーバーフロー信
号を出力する監視タイマー、7は監視タイマー6からオ
ーバーフロー信号が出力されると、割込信号をCPU1
2に出力する割込制御回路、8はフラッシュメモリ14
に書き込むデータを送信するパソコン、9はパソコン8
とマイクロコンピュータ間のデータを送受信するインタ
フェース、10はインタフェース9を接続する端子であ
る。
示す構成図であり、図において、1は発振子、2,3は
発振子1を接続する端子、4はクロック信号(以下、
「CLK」という)を生成するクロック生成回路、5は
A/D回路等の周辺装置、6はクロック生成回路4によ
り生成されたCLKをカウントし、そのカウント値がリ
セットされずに設定値に到達すると、オーバーフロー信
号を出力する監視タイマー、7は監視タイマー6からオ
ーバーフロー信号が出力されると、割込信号をCPU1
2に出力する割込制御回路、8はフラッシュメモリ14
に書き込むデータを送信するパソコン、9はパソコン8
とマイクロコンピュータ間のデータを送受信するインタ
フェース、10はインタフェース9を接続する端子であ
る。
【0003】また、11はCPU12がパソコン8から
送信されたデータをフラッシュメモリ14に書き込む
際、フラッシュメモリ14に記憶されているプログラム
を一時的に格納するRAM、12はクロック生成回路4
により生成されたCLKを基準にしてプログラムを実行
し、フラッシュメモリ4にデータを書き込む場合には、
データの書込完了後にデータのベリファイを実施するC
PU、13はCPU12からデータの書き込みを指示す
るコマンドが出力されると、CPU12がパソコン8か
ら受信したデータをフラッシュメモリ14に書き込む処
理を実行し、また、CPU12からベリファイの実施を
示すコマンドが出力されると、センスアンプやデコーダ
の電圧を通常時より高くしてベリファイ条件を確立する
フラッシュ制御回路、14はCPU12が実行するプロ
グラムやパソコン8から送信されたデータを記憶するフ
ラッシュメモリである。
送信されたデータをフラッシュメモリ14に書き込む
際、フラッシュメモリ14に記憶されているプログラム
を一時的に格納するRAM、12はクロック生成回路4
により生成されたCLKを基準にしてプログラムを実行
し、フラッシュメモリ4にデータを書き込む場合には、
データの書込完了後にデータのベリファイを実施するC
PU、13はCPU12からデータの書き込みを指示す
るコマンドが出力されると、CPU12がパソコン8か
ら受信したデータをフラッシュメモリ14に書き込む処
理を実行し、また、CPU12からベリファイの実施を
示すコマンドが出力されると、センスアンプやデコーダ
の電圧を通常時より高くしてベリファイ条件を確立する
フラッシュ制御回路、14はCPU12が実行するプロ
グラムやパソコン8から送信されたデータを記憶するフ
ラッシュメモリである。
【0004】また、図12はフラッシュ制御回路13の
詳細を示す構成図であり、図において、21はCPU1
2によって“1”のビット値が書き込まれると、マイク
ロコンピュータのモードをデータの書き替えモードに移
行する旨を示すモード指定信号Mを制御部23に出力す
る制御レジスタ、22はCPU12から送信されたコマ
ンドを受信し、そのコマンドを制御部23に出力するコ
マンドレジスタ、23はコマンドレジスタ22からデー
タの書き込みを指示するコマンドが出力されると、CP
U12がパソコン8から受信したデータをフラッシュメ
モリ14に書き込む処理を実行し、また、CPU12か
らベリファイの実施を示すコマンドが出力されると、セ
ンスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くしてベリ
ファイ条件を確立する制御部である。なお、図13は従
来のマイクロコンピュータの動作を説明するタイミング
チャートであり、図14は従来のマイクロコンピュータ
の動作を説明するフローチャートである。
詳細を示す構成図であり、図において、21はCPU1
2によって“1”のビット値が書き込まれると、マイク
ロコンピュータのモードをデータの書き替えモードに移
行する旨を示すモード指定信号Mを制御部23に出力す
る制御レジスタ、22はCPU12から送信されたコマ
ンドを受信し、そのコマンドを制御部23に出力するコ
マンドレジスタ、23はコマンドレジスタ22からデー
タの書き込みを指示するコマンドが出力されると、CP
U12がパソコン8から受信したデータをフラッシュメ
モリ14に書き込む処理を実行し、また、CPU12か
らベリファイの実施を示すコマンドが出力されると、セ
ンスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くしてベリ
ファイ条件を確立する制御部である。なお、図13は従
来のマイクロコンピュータの動作を説明するタイミング
チャートであり、図14は従来のマイクロコンピュータ
の動作を説明するフローチャートである。
【0005】次に動作について説明する。まず、CPU
12はクロック生成回路4により生成されたCLKを基
準にしてプログラムを実行するが、マイクロコンピュー
タに異常が発生して、CPU12が暴走する場合に備
え、CLKのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
6が設けられ、万一、監視タイマー6からオーバーフロ
ー信号が出力された場合には、割込制御回路7がCPU
12に割込信号を出力するようにされている。
12はクロック生成回路4により生成されたCLKを基
準にしてプログラムを実行するが、マイクロコンピュー
タに異常が発生して、CPU12が暴走する場合に備
え、CLKのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
6が設けられ、万一、監視タイマー6からオーバーフロ
ー信号が出力された場合には、割込制御回路7がCPU
12に割込信号を出力するようにされている。
【0006】そして、CPU12がフラッシュメモリ1
4に記憶されているプログラムを実行するに際し、フラ
ッシュメモリ14に対してデータを書き込む処理(ベリ
ファイ処理を含む)がプログラムに記述されている場合
には、CPU12がそのプログラムをフラッシュメモリ
14からRAM11に転送する処理を実行する(ステッ
プST1)。ただし、プログラムをRAM11に転送す
る理由については後述する。
4に記憶されているプログラムを実行するに際し、フラ
ッシュメモリ14に対してデータを書き込む処理(ベリ
ファイ処理を含む)がプログラムに記述されている場合
には、CPU12がそのプログラムをフラッシュメモリ
14からRAM11に転送する処理を実行する(ステッ
プST1)。ただし、プログラムをRAM11に転送す
る理由については後述する。
【0007】そして、CPU12はプログラムをRAM
11に転送すると、以下、そのプログラムに従って動作
するが、フラッシュメモリ14に対してデータを書き込
む処理を実施する場合、CPU12はフラッシュ制御回
路13の制御レジスタ21に“1”を書き込むことによ
り、制御レジスタ21からモード指定信号Mを制御部2
3に出力させ、制御部23にマイクロコンピュータのモ
ードがデータの書き替えモードに移行されたことを認識
させる(ステップST2)。
11に転送すると、以下、そのプログラムに従って動作
するが、フラッシュメモリ14に対してデータを書き込
む処理を実施する場合、CPU12はフラッシュ制御回
路13の制御レジスタ21に“1”を書き込むことによ
り、制御レジスタ21からモード指定信号Mを制御部2
3に出力させ、制御部23にマイクロコンピュータのモ
ードがデータの書き替えモードに移行されたことを認識
させる(ステップST2)。
【0008】これにより、フラッシュ制御回路13の制
御部23は、CPU12からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU12は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路13のコマンドレジスタ22に送信す
るとともに(ステップST3)、パソコン8から送信さ
れたデータを受信して、フラッシュ制御回路13の制御
部23に転送する。
御部23は、CPU12からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU12は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路13のコマンドレジスタ22に送信す
るとともに(ステップST3)、パソコン8から送信さ
れたデータを受信して、フラッシュ制御回路13の制御
部23に転送する。
【0009】そして、フラッシュ制御回路13の制御部
23は、コマンドレジスタ22からコマンドを受信し
て、パソコン8からデータが転送されると、データの書
き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモリ
14に出力して、パソコン8から送信されたデータを実
際にフラッシュメモリ14に書き込む処理を実行する
(図13のAを参照)。
23は、コマンドレジスタ22からコマンドを受信し
て、パソコン8からデータが転送されると、データの書
き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモリ
14に出力して、パソコン8から送信されたデータを実
際にフラッシュメモリ14に書き込む処理を実行する
(図13のAを参照)。
【0010】このようにして、フラッシュメモリ14に
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路13の制
御部23は、データの書き込み中は制御レジスタ21に
“1”を書き込み、データの書き込みを完了すると、
“0”を書き込むので、CPU12は制御レジスタ21
の格納値を監視することにより、データの書き込みが完
了したか否かを判断する(ステップST4,ST5)。
そして、フラッシュ制御回路13の制御レジスタ21の
格納値が“0”になると、CPU12は、データが正し
くフラッシュメモリ14に書き込まれたか否かを判定す
るため、今度は、ベリファイの実施を示すコマンド(例
えば、C0Hのコード)をフラッシュ制御回路13のコ
マンドレジスタ22に送信する(ステップST6)。
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路13の制
御部23は、データの書き込み中は制御レジスタ21に
“1”を書き込み、データの書き込みを完了すると、
“0”を書き込むので、CPU12は制御レジスタ21
の格納値を監視することにより、データの書き込みが完
了したか否かを判断する(ステップST4,ST5)。
そして、フラッシュ制御回路13の制御レジスタ21の
格納値が“0”になると、CPU12は、データが正し
くフラッシュメモリ14に書き込まれたか否かを判定す
るため、今度は、ベリファイの実施を示すコマンド(例
えば、C0Hのコード)をフラッシュ制御回路13のコ
マンドレジスタ22に送信する(ステップST6)。
【0011】そして、フラッシュ制御回路13の制御部
23は、コマンドレジスタ22からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くしてベリファイ条件を確立する
(図13のB,C,Dを参照)。ここで、ベリファイを
実施するに際し、センスアンプやデコーダの電圧を通常
時より高くするのは、データが確実に書き込まれたこと
を確認するため、通常時より厳しい条件下でもデータを
正しく読み込めるか否かを判定するためである。なお、
以上から明らかであるが、フラッシュメモリ14にデー
タを書き込む処理を実施する際に、CPU12が実行す
るプログラムをRAM11に転送する理由は、ベリファ
イ条件が確立すると、通常時よりデータの読込条件が厳
しくなるので、CPU12がフラッシュメモリ12から
プログラムを正しく読み込めなくなり、以後、正常に動
作できなくなるおそれがあるからである。
23は、コマンドレジスタ22からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くしてベリファイ条件を確立する
(図13のB,C,Dを参照)。ここで、ベリファイを
実施するに際し、センスアンプやデコーダの電圧を通常
時より高くするのは、データが確実に書き込まれたこと
を確認するため、通常時より厳しい条件下でもデータを
正しく読み込めるか否かを判定するためである。なお、
以上から明らかであるが、フラッシュメモリ14にデー
タを書き込む処理を実施する際に、CPU12が実行す
るプログラムをRAM11に転送する理由は、ベリファ
イ条件が確立すると、通常時よりデータの読込条件が厳
しくなるので、CPU12がフラッシュメモリ12から
プログラムを正しく読み込めなくなり、以後、正常に動
作できなくなるおそれがあるからである。
【0012】このようにして、ベリファイ条件が確立す
ると、CPU12は、フラッシュメモリ14からデータ
を読み込むとともに、そのデータが期待値(パソコン8
から送信されたデータ)と一致するか否かを判定し、一
致する場合には、データが正しく書き込まれたものと判
断する。一方、一致しない場合には、データが正しく書
き込まれていないものと判断し、再度、データの書き込
みを実施する(ステップST7〜ST9)。
ると、CPU12は、フラッシュメモリ14からデータ
を読み込むとともに、そのデータが期待値(パソコン8
から送信されたデータ)と一致するか否かを判定し、一
致する場合には、データが正しく書き込まれたものと判
断する。一方、一致しない場合には、データが正しく書
き込まれていないものと判断し、再度、データの書き込
みを実施する(ステップST7〜ST9)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは以上のように構成されているので、CPU12
がベリファイ条件確立時にフラッシュメモリ14からデ
ータを読み込む処理を実施する必要があるが、そのデー
タの読込処理を実施するためには、ベリファイ条件確立
時にプログラムを正確に読み込む必要がある。しかし、
ベリファイ条件確立時は通常時よりデータの読込条件が
厳しいので、フラッシュメモリ14から正確にプログラ
ムを読み込むことができないおそれがあり、そのため、
フラッシュメモリ14にデータを書き込む処理を実施す
る場合には、予め、そのプログラムをフラッシュメモリ
14からRAM11に転送しなければならず、プログラ
ムの構成が複雑化する課題があった。また、プログラム
をRAM11に転送する分、RAM11の記憶容量を大
きくしなければならない課題もあった。
ュータは以上のように構成されているので、CPU12
がベリファイ条件確立時にフラッシュメモリ14からデ
ータを読み込む処理を実施する必要があるが、そのデー
タの読込処理を実施するためには、ベリファイ条件確立
時にプログラムを正確に読み込む必要がある。しかし、
ベリファイ条件確立時は通常時よりデータの読込条件が
厳しいので、フラッシュメモリ14から正確にプログラ
ムを読み込むことができないおそれがあり、そのため、
フラッシュメモリ14にデータを書き込む処理を実施す
る場合には、予め、そのプログラムをフラッシュメモリ
14からRAM11に転送しなければならず、プログラ
ムの構成が複雑化する課題があった。また、プログラム
をRAM11に転送する分、RAM11の記憶容量を大
きくしなければならない課題もあった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、フラッシュメモリからプログラム
をRAMに転送することなく、ベリファイを実施するこ
とができるマイクロコンピュータを得ることを目的とす
る。
めになされたもので、フラッシュメモリからプログラム
をRAMに転送することなく、ベリファイを実施するこ
とができるマイクロコンピュータを得ることを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
コンピュータは、フラッシュメモリに書き込まれたデー
タのベリファイを実施する旨のコマンドが送信される
と、CPUに対するクロック信号の供給を停止して、ベ
リファイ条件を確立する条件確立手段と、その条件確立
手段によりベリファイ条件が確立されると、フラッシュ
メモリからデータを読み込み、そのデータをレジスタに
格納するデータ読込手段と、そのデータ読込手段がレジ
スタにデータを格納すると、ベリファイ条件を解除し
て、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条件
解除手段とを設けたものである。
コンピュータは、フラッシュメモリに書き込まれたデー
タのベリファイを実施する旨のコマンドが送信される
と、CPUに対するクロック信号の供給を停止して、ベ
リファイ条件を確立する条件確立手段と、その条件確立
手段によりベリファイ条件が確立されると、フラッシュ
メモリからデータを読み込み、そのデータをレジスタに
格納するデータ読込手段と、そのデータ読込手段がレジ
スタにデータを格納すると、ベリファイ条件を解除し
て、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条件
解除手段とを設けたものである。
【0016】この発明に係るマイクロコンピュータは、
フラッシュメモリから消去されたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込
手段と、そのデータ読込手段がレジスタにデータを格納
すると、ベリファイ条件を解除して、CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを設けたも
のである。
フラッシュメモリから消去されたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込
手段と、そのデータ読込手段がレジスタにデータを格納
すると、ベリファイ条件を解除して、CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを設けたも
のである。
【0017】この発明に係るマイクロコンピュータは、
フラッシュメモリに書き込まれたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込むとともに、そのデータを期待値と比較する比較
手段と、その比較手段から比較結果が出力されると、ベ
リファイ条件を解除して、CPUに対するクロック信号
の供給を再開する条件解除手段とを設けたものである。
フラッシュメモリに書き込まれたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込むとともに、そのデータを期待値と比較する比較
手段と、その比較手段から比較結果が出力されると、ベ
リファイ条件を解除して、CPUに対するクロック信号
の供給を再開する条件解除手段とを設けたものである。
【0018】この発明に係るマイクロコンピュータは、
フラッシュメモリから消去されたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込むとともに、そのデータを期待値と比較する比較
手段と、その比較手段から比較結果が出力されると、ベ
リファイ条件を解除して、CPUに対するクロック信号
の供給を再開する条件解除手段とを設けたものである。
フラッシュメモリから消去されたデータのベリファイを
実施する旨のコマンドが送信されると、CPUに対する
クロック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立
する条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファ
イ条件が確立されると、フラッシュメモリからデータを
読み込むとともに、そのデータを期待値と比較する比較
手段と、その比較手段から比較結果が出力されると、ベ
リファイ条件を解除して、CPUに対するクロック信号
の供給を再開する条件解除手段とを設けたものである。
【0019】この発明に係るマイクロコンピュータは、
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリに書き込
まれたデータのベリファイを実施する場合には、CPU
が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべて
一致するか否かを判定するようにしたものである。
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリに書き込
まれたデータのベリファイを実施する場合には、CPU
が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべて
一致するか否かを判定するようにしたものである。
【0020】この発明に係るマイクロコンピュータは、
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリから消去
されたデータのベリファイを実施する場合には、CPU
が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべて
一致するか否かを判定するようにしたものである。
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリから消去
されたデータのベリファイを実施する場合には、CPU
が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべて
一致するか否かを判定するようにしたものである。
【0021】この発明に係るマイクロコンピュータは、
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリに書き込
まれたデータのベリファイを実施する場合には、比較手
段が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべ
て一致するか否かを判定するようにしたものである。
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリに書き込
まれたデータのベリファイを実施する場合には、比較手
段が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべ
て一致するか否かを判定するようにしたものである。
【0022】この発明に係るマイクロコンピュータは、
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリから消去
されたデータのベリファイを実施する場合には、比較手
段が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべ
て一致するか否かを判定するようにしたものである。
オートイレーズの実施によりフラッシュメモリから消去
されたデータのベリファイを実施する場合には、比較手
段が、フラッシュメモリから読み込まれたデータがすべ
て一致するか否かを判定するようにしたものである。
【0023】この発明に係るマイクロコンピュータは、
クロック生成手段により生成されたクロック信号をカウ
ントし、そのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
を設けたものである。
クロック生成手段により生成されたクロック信号をカウ
ントし、そのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
を設けたものである。
【0024】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、監視タイマーのカウント値をリセットするととも
に、クロック信号の供給停止指令を条件確立手段に送信
し、その監視タイマーがオーバーフロー信号を出力する
と、クロック信号の供給再開指令を条件解除手段に送信
するようにしたものである。
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、監視タイマーのカウント値をリセットするととも
に、クロック信号の供給停止指令を条件確立手段に送信
し、その監視タイマーがオーバーフロー信号を出力する
と、クロック信号の供給再開指令を条件解除手段に送信
するようにしたものである。
【0025】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、クロック信号のパルスレートを変更するようにし
たものである。
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、クロック信号のパルスレートを変更するようにし
たものである。
【0026】この発明に係るマイクロコンピュータは、
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、監視タイマーの設定値を変更するようにしたもの
である。
CPUからベリファイの実施を示すコマンドが送信され
ると、監視タイマーの設定値を変更するようにしたもの
である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータを示す構成図であり、図において、
31は発振子、32,33は発振子31を接続する端
子、34はクロック信号(以下、「CLK」という)を
生成するクロック生成回路(クロック生成手段)、35
はA/D回路等の周辺装置、36はクロック生成回路3
4により生成されたCLKをカウントし、そのカウント
値がリセットされずに設定値に到達すると、オーバーフ
ロー信号を出力する監視タイマー、37は監視タイマー
36からオーバーフロー信号が出力されると、割込信号
をCPU42に出力する割込制御回路、38はフラッシ
ュメモリ45に書き込むデータを送信するパソコン、3
9はパソコン38とマイクロコンピュータ間のデータを
送受信するインターフェス、40はインタフェース39
を接続する端子である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータを示す構成図であり、図において、
31は発振子、32,33は発振子31を接続する端
子、34はクロック信号(以下、「CLK」という)を
生成するクロック生成回路(クロック生成手段)、35
はA/D回路等の周辺装置、36はクロック生成回路3
4により生成されたCLKをカウントし、そのカウント
値がリセットされずに設定値に到達すると、オーバーフ
ロー信号を出力する監視タイマー、37は監視タイマー
36からオーバーフロー信号が出力されると、割込信号
をCPU42に出力する割込制御回路、38はフラッシ
ュメモリ45に書き込むデータを送信するパソコン、3
9はパソコン38とマイクロコンピュータ間のデータを
送受信するインターフェス、40はインタフェース39
を接続する端子である。
【0028】また、41はRAM、42はクロック生成
回路34により生成されたCLKを基準にしてプログラ
ムを実行する際、フラッシュメモリ45に書き込まれた
データのベリファイを実施する場合には、ベリファイの
実施を示すコマンドを送信する一方、フラッシュメモリ
45に書き込まれたデータがフラッシュ制御回路43の
レジスタに格納されると、そのデータを期待値と比較す
るCPU、43はCPU42からベリファイの実施を示
すコマンドが送信されると、Hレベルのゲート制御信号
G(CPU42に対するCLKの供給を停止する旨を示
すゲート制御信号G)を出力するとともに、ベリファイ
条件を確立してフラッシュメモリ45からデータを読み
込む機能と、フラッシュメモリ45からデータを読み込
むと、ベリファイ条件を解除して、Lレベルのゲート制
御信号G(CPU42に対するCLKの供給を再開する
旨を示すゲート制御信号G)を出力する機能等を有する
フラッシュ制御回路(条件確立手段、データ読込手段、
条件解除手段)、44はフラッシュ制御回路43から出
力されるゲート制御信号GにしたがってCPU42に対
するCLKの供給を制御するANDゲート(条件確立手
段、条件解除手段)、45はCPU42が実行するプロ
グラムやパソコン38から送信されたデータを記憶する
フラッシュメモリである。
回路34により生成されたCLKを基準にしてプログラ
ムを実行する際、フラッシュメモリ45に書き込まれた
データのベリファイを実施する場合には、ベリファイの
実施を示すコマンドを送信する一方、フラッシュメモリ
45に書き込まれたデータがフラッシュ制御回路43の
レジスタに格納されると、そのデータを期待値と比較す
るCPU、43はCPU42からベリファイの実施を示
すコマンドが送信されると、Hレベルのゲート制御信号
G(CPU42に対するCLKの供給を停止する旨を示
すゲート制御信号G)を出力するとともに、ベリファイ
条件を確立してフラッシュメモリ45からデータを読み
込む機能と、フラッシュメモリ45からデータを読み込
むと、ベリファイ条件を解除して、Lレベルのゲート制
御信号G(CPU42に対するCLKの供給を再開する
旨を示すゲート制御信号G)を出力する機能等を有する
フラッシュ制御回路(条件確立手段、データ読込手段、
条件解除手段)、44はフラッシュ制御回路43から出
力されるゲート制御信号GにしたがってCPU42に対
するCLKの供給を制御するANDゲート(条件確立手
段、条件解除手段)、45はCPU42が実行するプロ
グラムやパソコン38から送信されたデータを記憶する
フラッシュメモリである。
【0029】また、図2はフラッシュ制御回路43の詳
細を示す構成図であり、図において、51はCPU42
によって“1”のビット値が書き込まれると、マイクロ
コンピュータのモードをデータの書き替えモードに移行
する旨を示すモード指定信号Mを制御部53に出力する
制御レジスタ、52はCPU42から送信されたコマン
ドを受信し、そのコマンドを制御部53に出力するコマ
ンドレジスタ、53はコマンドレジスタ52からデータ
の書き込みを指示するコマンドが出力されると、CPU
42がパソコン38から受信したデータをフラッシュメ
モリ45に書き込む処理を実行し、また、CPU42か
らベリファイの実施を示すコマンドが出力されると、セ
ンスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くしてベリ
ファイ条件を確立する制御部である。
細を示す構成図であり、図において、51はCPU42
によって“1”のビット値が書き込まれると、マイクロ
コンピュータのモードをデータの書き替えモードに移行
する旨を示すモード指定信号Mを制御部53に出力する
制御レジスタ、52はCPU42から送信されたコマン
ドを受信し、そのコマンドを制御部53に出力するコマ
ンドレジスタ、53はコマンドレジスタ52からデータ
の書き込みを指示するコマンドが出力されると、CPU
42がパソコン38から受信したデータをフラッシュメ
モリ45に書き込む処理を実行し、また、CPU42か
らベリファイの実施を示すコマンドが出力されると、セ
ンスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くしてベリ
ファイ条件を確立する制御部である。
【0030】また、54は制御部53からビジー信号
(制御部53はデータの書き込み処理を実施している
間、ビジー信号を出力する)又はベリファイ信号(制御
部53はベリファイ条件を確立する処理を開始後、ベリ
ファイ条件の確立を解除するまでベリファイ信号を出力
する)が出力されている間に限り、Hレベルのゲート制
御信号Gを出力するORゲート、55は制御部53から
ベリファイ条件の確立を示すベリファイパルスが出力さ
れると(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイパル
スの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、フラッシュメモリ45からデータの読み込みを指
示するベリファイリードパルスを出力するワンショット
パルス生成回路、56はワンショットパルス生成回路5
5からベリファイリードパルスが出力されると、フラッ
シュメモリ45からデータを読み込んで格納するベリフ
ァイリードラッチ(レジスタ)である。なお、図3はこ
の発明の実施の形態1によるマイクロコンピュータの動
作を説明するタイミングチャートであり、図4はこの発
明の実施の形態1によるマイクロコンピュータの動作を
説明するフローチャートである。
(制御部53はデータの書き込み処理を実施している
間、ビジー信号を出力する)又はベリファイ信号(制御
部53はベリファイ条件を確立する処理を開始後、ベリ
ファイ条件の確立を解除するまでベリファイ信号を出力
する)が出力されている間に限り、Hレベルのゲート制
御信号Gを出力するORゲート、55は制御部53から
ベリファイ条件の確立を示すベリファイパルスが出力さ
れると(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイパル
スの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、フラッシュメモリ45からデータの読み込みを指
示するベリファイリードパルスを出力するワンショット
パルス生成回路、56はワンショットパルス生成回路5
5からベリファイリードパルスが出力されると、フラッ
シュメモリ45からデータを読み込んで格納するベリフ
ァイリードラッチ(レジスタ)である。なお、図3はこ
の発明の実施の形態1によるマイクロコンピュータの動
作を説明するタイミングチャートであり、図4はこの発
明の実施の形態1によるマイクロコンピュータの動作を
説明するフローチャートである。
【0031】次に動作について説明する。まず、CPU
42はクロック生成回路34により生成されたCLKを
基準にしてプログラムを実行するが、マイクロコンピュ
ータに異常が発生して、CPU42が暴走する場合に備
え、CLKのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
36が設けられ、万一、監視タイマー36からオーバー
フロー信号が出力された場合には、割込制御回路37が
CPU42に割込信号を出力するようにされている。
42はクロック生成回路34により生成されたCLKを
基準にしてプログラムを実行するが、マイクロコンピュ
ータに異常が発生して、CPU42が暴走する場合に備
え、CLKのカウント値がリセットされずに設定値に到
達すると、オーバーフロー信号を出力する監視タイマー
36が設けられ、万一、監視タイマー36からオーバー
フロー信号が出力された場合には、割込制御回路37が
CPU42に割込信号を出力するようにされている。
【0032】そして、CPU42は、フラッシュメモリ
45に記憶されているプログラムに従って動作するが、
フラッシュメモリ45に対してデータを書き込む処理を
実施する場合、CPU42はフラッシュ制御回路43の
制御レジスタ51に“1”を書き込むことにより、制御
レジスタ51からモード指定信号Mを制御部53に出力
させ、制御部53にマイクロコンピュータのモードがデ
ータの書き替えモードに移行されたことを認識させる
(ステップST11)。
45に記憶されているプログラムに従って動作するが、
フラッシュメモリ45に対してデータを書き込む処理を
実施する場合、CPU42はフラッシュ制御回路43の
制御レジスタ51に“1”を書き込むことにより、制御
レジスタ51からモード指定信号Mを制御部53に出力
させ、制御部53にマイクロコンピュータのモードがデ
ータの書き替えモードに移行されたことを認識させる
(ステップST11)。
【0033】これにより、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、CPU42からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU42は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信す
るとともに(ステップST12)、パソコン38から送
信されたデータを受信して、フラッシュ制御回路43の
制御部53に転送する。
御部53は、CPU42からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU42は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信す
るとともに(ステップST12)、パソコン38から送
信されたデータを受信して、フラッシュ制御回路43の
制御部53に転送する。
【0034】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、コマンドレジスタ52からコマンドを受信し
て、パソコン38からデータが転送されると、データの
書き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモ
リ45に出力して、パソコン38から送信されたデータ
を実際にフラッシュメモリ45に書き込む処理を実行す
る(ステップST13)。また、フラッシュ制御回路4
3の制御部53は、実際にフラッシュメモリ45にデー
タを書き込む処理を実行中は、ビジー信号をORゲート
54に送信するので、ORゲート54からHレベルのゲ
ート制御信号Gが出力される。これにより、ANDゲー
ト44は、クロック生成回路34からCPU42に供給
されるCLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる
(図3参照)。
53は、コマンドレジスタ52からコマンドを受信し
て、パソコン38からデータが転送されると、データの
書き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモ
リ45に出力して、パソコン38から送信されたデータ
を実際にフラッシュメモリ45に書き込む処理を実行す
る(ステップST13)。また、フラッシュ制御回路4
3の制御部53は、実際にフラッシュメモリ45にデー
タを書き込む処理を実行中は、ビジー信号をORゲート
54に送信するので、ORゲート54からHレベルのゲ
ート制御信号Gが出力される。これにより、ANDゲー
ト44は、クロック生成回路34からCPU42に供給
されるCLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる
(図3参照)。
【0035】このようにして、フラッシュメモリ45に
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、データの書き込みを完了すると、ビジー信
号を停止するので、ORゲート54からLレベルのゲー
ト制御信号GがANDゲート44に出力され、CPUの
動作が再開される(図3参照)。これにより、CPU4
2は、データが正しくフラッシュメモリ45に書き込ま
れたか否かを判定するため、今度は、ベリファイの実施
を示すコマンド(例えば、C0Hのコード)をフラッシ
ュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信する(ス
テップST14)。
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、データの書き込みを完了すると、ビジー信
号を停止するので、ORゲート54からLレベルのゲー
ト制御信号GがANDゲート44に出力され、CPUの
動作が再開される(図3参照)。これにより、CPU4
2は、データが正しくフラッシュメモリ45に書き込ま
れたか否かを判定するため、今度は、ベリファイの実施
を示すコマンド(例えば、C0Hのコード)をフラッシ
ュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信する(ス
テップST14)。
【0036】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、コマンドレジスタ52からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、Hレベルのベリファイ信号
をORゲート54に送信するので、Hレベルのゲート制
御信号Gが出力される。これにより、ANDゲート44
は、クロック生成回路34からCPU42に供給される
CLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる(図3
参照)。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、センスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くし
てベリファイ条件を確立する(図3参照)。ここで、ベ
リファイを実施するに際し、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くするのは、データが確実に書き込
まれたことを確認するため、通常時より厳しい条件下で
もデータを正しく読み込めるか否かを判定するためであ
る。
53は、コマンドレジスタ52からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、Hレベルのベリファイ信号
をORゲート54に送信するので、Hレベルのゲート制
御信号Gが出力される。これにより、ANDゲート44
は、クロック生成回路34からCPU42に供給される
CLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる(図3
参照)。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、センスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くし
てベリファイ条件を確立する(図3参照)。ここで、ベ
リファイを実施するに際し、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くするのは、データが確実に書き込
まれたことを確認するため、通常時より厳しい条件下で
もデータを正しく読み込めるか否かを判定するためであ
る。
【0037】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、ベリファイ条件が確立すると、その旨を示すベ
リファイパルスをワンショットパルス生成回路55に出
力するので(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイ
パルスの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、ワンショットパルス生成回路55からデータの読
み込みを指示するベリファイリードパルスがベリファイ
リードラッチ56に出力される。これにより、ベリファ
イリードラッチ56が、フラッシュメモリ45からデー
タを読み込む処理を実施する(ステップST15)。
53は、ベリファイ条件が確立すると、その旨を示すベ
リファイパルスをワンショットパルス生成回路55に出
力するので(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイ
パルスの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、ワンショットパルス生成回路55からデータの読
み込みを指示するベリファイリードパルスがベリファイ
リードラッチ56に出力される。これにより、ベリファ
イリードラッチ56が、フラッシュメモリ45からデー
タを読み込む処理を実施する(ステップST15)。
【0038】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、ベリファイリードラッチ56がデータの読み込
みを完了すると、ベリファイ条件を解除する処理を実施
する。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、ベリファイ条件を解除する処理を終了すると、Lレ
ベルのベリファイ信号をORゲート54に出力するの
で、ORゲート54からLレベルのゲート制御信号Gが
出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を解除し
て、CPU42に対するCLKの供給を再開する。これ
により、CPU42の動作が再開することになる(図3
参照)。
53は、ベリファイリードラッチ56がデータの読み込
みを完了すると、ベリファイ条件を解除する処理を実施
する。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、ベリファイ条件を解除する処理を終了すると、Lレ
ベルのベリファイ信号をORゲート54に出力するの
で、ORゲート54からLレベルのゲート制御信号Gが
出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を解除し
て、CPU42に対するCLKの供給を再開する。これ
により、CPU42の動作が再開することになる(図3
参照)。
【0039】そして、動作を再開したCPU42は、フ
ラッシュメモリ45から読み込まれたデータをフラッシ
ュ制御回路43のベリファイリードラッチ56から読み
込み、そのデータが期待値(パソコン38から送信され
たデータ)と一致するか否かを判定し、一致する場合に
は、データが正しく書き込まれたものと判断する。一
方、一致しない場合には、データが正しく書き込まれて
いないものと判断し、再度、データの書き込みを実施す
る(ステップST16,ST17)。
ラッシュメモリ45から読み込まれたデータをフラッシ
ュ制御回路43のベリファイリードラッチ56から読み
込み、そのデータが期待値(パソコン38から送信され
たデータ)と一致するか否かを判定し、一致する場合に
は、データが正しく書き込まれたものと判断する。一
方、一致しない場合には、データが正しく書き込まれて
いないものと判断し、再度、データの書き込みを実施す
る(ステップST16,ST17)。
【0040】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、CPU42からフラッシュメモリ45に書き
込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンドが
送信されると、CPU42に対するCLKの供給を停止
するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシュメ
モリ45からデータを読み込む処理を実施し、また、デ
ータの読み込み処理を完了すると、CPU42に対する
CLKの供給を再開し、CPU42がそのデータを受信
するように構成したので、ベリファイ条件確立時にCP
U42がフラッシュメモリ45からデータを読み込む必
要がなくなり、その結果、フラッシュメモリ45にCP
U42のプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリ45からプログラムをRAM41に転送することな
く、ベリファイを実施することができる効果を奏する。
によれば、CPU42からフラッシュメモリ45に書き
込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンドが
送信されると、CPU42に対するCLKの供給を停止
するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシュメ
モリ45からデータを読み込む処理を実施し、また、デ
ータの読み込み処理を完了すると、CPU42に対する
CLKの供給を再開し、CPU42がそのデータを受信
するように構成したので、ベリファイ条件確立時にCP
U42がフラッシュメモリ45からデータを読み込む必
要がなくなり、その結果、フラッシュメモリ45にCP
U42のプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリ45からプログラムをRAM41に転送することな
く、ベリファイを実施することができる効果を奏する。
【0041】実施の形態2.上記実施の形態1では、フ
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、フラッシュメモリ4
5から消去されたデータのベリファイを実施するように
してもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏するこ
とができる。即ち、CPU42が、データの書き込みを
指示するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンド
レジスタ52に送信する代わりに、データの消去を指示
するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンドレジ
スタ52に送信することにより、データを消去する。そ
して、消去されたデータのベリファイは、上記実施の形
態1と同様にして、フラッシュメモリ45のベリファイ
リードラッチ56に格納されたデータを読み込み、その
データが“FFH”であれば、正しくデータが消去され
たものと判断する。
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、フラッシュメモリ4
5から消去されたデータのベリファイを実施するように
してもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏するこ
とができる。即ち、CPU42が、データの書き込みを
指示するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンド
レジスタ52に送信する代わりに、データの消去を指示
するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンドレジ
スタ52に送信することにより、データを消去する。そ
して、消去されたデータのベリファイは、上記実施の形
態1と同様にして、フラッシュメモリ45のベリファイ
リードラッチ56に格納されたデータを読み込み、その
データが“FFH”であれば、正しくデータが消去され
たものと判断する。
【0042】実施の形態3.上記実施の形態1では、フ
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45に書き込まれたデータの
ベリファイを実施する場合には、フラッシュメモリ45
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
し、すべて一致すれば、オートイレーズの実施により正
しくデータが書き込まれたものと判断するようにすれば
よい。これにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏
することができる。
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45に書き込まれたデータの
ベリファイを実施する場合には、フラッシュメモリ45
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
し、すべて一致すれば、オートイレーズの実施により正
しくデータが書き込まれたものと判断するようにすれば
よい。これにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏
することができる。
【0043】実施の形態4.上記実施の形態2では、フ
ラッシュメモリ45から消去されたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45から消去されたデータの
ベリファイを実施する場合には、フラッシュメモリ45
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
し、すべて一致すれば、オートイレーズの実施により正
しくデータが消去されたものと判断するようにすればよ
い。これにより、上記実施の形態2と同様の効果を奏す
ることができる。
ラッシュメモリ45から消去されたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45から消去されたデータの
ベリファイを実施する場合には、フラッシュメモリ45
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
し、すべて一致すれば、オートイレーズの実施により正
しくデータが消去されたものと判断するようにすればよ
い。これにより、上記実施の形態2と同様の効果を奏す
ることができる。
【0044】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるマイクロコンピュータにおけるフラッシュ制
御回路43の詳細を示す構成図であり、図において、図
2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省
略する。57は制御部53からフラッシュ制御信号Fが
出力されると(フラッシュ制御信号Fはフラッシュメモ
リ45にデータを書き込むとき出力される)、フラッシ
ュメモリ45に書き込まれるデータの格納を指示するデ
ータリードパルスを出力するワンショットパルス生成回
路、58はワンショットパルス生成回路57からデータ
リードパルスが出力されると、フラッシュメモリ45に
書き込まれるデータを格納するデータラッチ、59はベ
リファイリードラッチ56にベリファイ条件確立時のデ
ータが格納されると、そのデータとデータラッチ58に
格納されたデータを比較し、その比較結果をバスを介し
てCPU42に出力する比較器(比較手段)である。な
お、図6はこの発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するタイミングチャートであり、
図7はこの発明の実施の形態5によるマイクロコンピュ
ータの動作を説明するフローチャートである。
態5によるマイクロコンピュータにおけるフラッシュ制
御回路43の詳細を示す構成図であり、図において、図
2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省
略する。57は制御部53からフラッシュ制御信号Fが
出力されると(フラッシュ制御信号Fはフラッシュメモ
リ45にデータを書き込むとき出力される)、フラッシ
ュメモリ45に書き込まれるデータの格納を指示するデ
ータリードパルスを出力するワンショットパルス生成回
路、58はワンショットパルス生成回路57からデータ
リードパルスが出力されると、フラッシュメモリ45に
書き込まれるデータを格納するデータラッチ、59はベ
リファイリードラッチ56にベリファイ条件確立時のデ
ータが格納されると、そのデータとデータラッチ58に
格納されたデータを比較し、その比較結果をバスを介し
てCPU42に出力する比較器(比較手段)である。な
お、図6はこの発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するタイミングチャートであり、
図7はこの発明の実施の形態5によるマイクロコンピュ
ータの動作を説明するフローチャートである。
【0045】次に動作について説明する。まず、CPU
42は、フラッシュメモリ45に対してデータを書き込
む処理を実施する場合、上記実施の形態1と同様に、フ
ラッシュ制御回路43の制御レジスタ51に“1”を書
き込むことにより、制御レジスタ51からモード指定信
号Mを制御部53に出力させ、制御部53にマイクロコ
ンピュータのモードがデータの書き替えモードに移行さ
れたことを認識させる(ステップST21)。
42は、フラッシュメモリ45に対してデータを書き込
む処理を実施する場合、上記実施の形態1と同様に、フ
ラッシュ制御回路43の制御レジスタ51に“1”を書
き込むことにより、制御レジスタ51からモード指定信
号Mを制御部53に出力させ、制御部53にマイクロコ
ンピュータのモードがデータの書き替えモードに移行さ
れたことを認識させる(ステップST21)。
【0046】これにより、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、CPU42からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU42は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信す
るとともに(ステップST22)、パソコン38から送
信されたデータを受信して、フラッシュ制御回路43の
制御部53に転送する。
御部53は、CPU42からコマンドの送信を受け付け
る待機状態になるので、CPU42は、データの書き込
みを指示するコマンド(例えば、40Hのコード)をフ
ラッシュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信す
るとともに(ステップST22)、パソコン38から送
信されたデータを受信して、フラッシュ制御回路43の
制御部53に転送する。
【0047】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、コマンドレジスタ52からコマンドを受信し
て、パソコン38からデータが転送されると、データの
書き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモ
リ45に出力して、パソコン38から送信されたデータ
を実際にフラッシュメモリ45に書き込む処理を実行す
るとともに(ステップST23)、後段のベリファイの
実施に備え、フラッシュメモリ45に書き込むデータを
データラッチ58に格納させるため、ワンショットパル
ス生成回路57にもフラッシュ制御信号Fを出力する。
これにより、データラッチ58はワンショットパルス生
成回路57からデータリードパルスが出力されると、フ
ラッシュメモリ45に書き込むデータを格納する処理を
実行する。
53は、コマンドレジスタ52からコマンドを受信し
て、パソコン38からデータが転送されると、データの
書き込みを示すフラッシュ制御信号Fをフラッシュメモ
リ45に出力して、パソコン38から送信されたデータ
を実際にフラッシュメモリ45に書き込む処理を実行す
るとともに(ステップST23)、後段のベリファイの
実施に備え、フラッシュメモリ45に書き込むデータを
データラッチ58に格納させるため、ワンショットパル
ス生成回路57にもフラッシュ制御信号Fを出力する。
これにより、データラッチ58はワンショットパルス生
成回路57からデータリードパルスが出力されると、フ
ラッシュメモリ45に書き込むデータを格納する処理を
実行する。
【0048】また、フラッシュ制御回路43の制御部5
3は、実際にフラッシュメモリ45にデータを書き込む
処理を実行中は、ビジー信号をORゲート54に送信す
るので、ORゲート54からHレベルのゲート制御信号
Gが出力される。これにより、ANDゲート44は、ク
ロック生成回路34からCPU42に供給されるCLK
を阻止し、CPU42の動作を停止させる(図6参
照)。
3は、実際にフラッシュメモリ45にデータを書き込む
処理を実行中は、ビジー信号をORゲート54に送信す
るので、ORゲート54からHレベルのゲート制御信号
Gが出力される。これにより、ANDゲート44は、ク
ロック生成回路34からCPU42に供給されるCLK
を阻止し、CPU42の動作を停止させる(図6参
照)。
【0049】このようにして、フラッシュメモリ45に
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、データの書き込みを完了すると、ビジー信
号を停止するので、ORゲート54からLレベルのゲー
ト制御信号GがANDゲート44に出力され、CPUの
動作が再開される(図6参照)。これにより、CPU4
2は、データが正しくフラッシュメモリ45に書き込ま
れたか否かを判定するため、今度は、ベリファイの実施
を示すコマンド(例えば、C0Hのコード)をフラッシ
ュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信する(ス
テップST24)。
データが書き込まれるが、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、データの書き込みを完了すると、ビジー信
号を停止するので、ORゲート54からLレベルのゲー
ト制御信号GがANDゲート44に出力され、CPUの
動作が再開される(図6参照)。これにより、CPU4
2は、データが正しくフラッシュメモリ45に書き込ま
れたか否かを判定するため、今度は、ベリファイの実施
を示すコマンド(例えば、C0Hのコード)をフラッシ
ュ制御回路43のコマンドレジスタ52に送信する(ス
テップST24)。
【0050】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、コマンドレジスタ52からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、Hレベルのベリファイ信号
をORゲート54に送信するので、Hレベルのゲート制
御信号Gが出力される。これにより、ANDゲート44
は、クロック生成回路34からCPU42に供給される
CLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる(図6
参照)。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、センスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くし
てベリファイ条件を確立する(図6参照)。ここで、ベ
リファイを実施するに際し、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くするのは、データが確実に書き込
まれたことを確認するため、通常時より厳しい条件下で
もデータを正しく読み込めるか否かを判定するためであ
る。
53は、コマンドレジスタ52からベリファイの実施を
示すコマンドを受信すると、Hレベルのベリファイ信号
をORゲート54に送信するので、Hレベルのゲート制
御信号Gが出力される。これにより、ANDゲート44
は、クロック生成回路34からCPU42に供給される
CLKを阻止し、CPU42の動作を停止させる(図6
参照)。そして、フラッシュ制御回路43の制御部53
は、センスアンプやデコーダの電圧を通常時より高くし
てベリファイ条件を確立する(図6参照)。ここで、ベ
リファイを実施するに際し、センスアンプやデコーダの
電圧を通常時より高くするのは、データが確実に書き込
まれたことを確認するため、通常時より厳しい条件下で
もデータを正しく読み込めるか否かを判定するためであ
る。
【0051】そして、フラッシュ制御回路43の制御部
53は、ベリファイ条件が確立すると、その旨を示すベ
リファイパルスをワンショットパルス生成回路55に出
力するので(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイ
パルスの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、ワンショットパルス生成回路55からデータの読
み込みを指示するベリファイリードパルスがベリファイ
リードラッチに出力される。これにより、ベリファイリ
ードラッチ56が、フラッシュメモリ45からデータを
読み込む処理を実施する(ステップST25)。
53は、ベリファイ条件が確立すると、その旨を示すベ
リファイパルスをワンショットパルス生成回路55に出
力するので(ベリファイ条件が確立すると、ベリファイ
パルスの信号レベルがHレベルからLレベルに立ち下が
る)、ワンショットパルス生成回路55からデータの読
み込みを指示するベリファイリードパルスがベリファイ
リードラッチに出力される。これにより、ベリファイリ
ードラッチ56が、フラッシュメモリ45からデータを
読み込む処理を実施する(ステップST25)。
【0052】そして、ベリファイリードラッチ56にフ
ラッシュメモリ45から読み込まれたデータが格納され
ると、比較器59が、そのデータとデータラッチ58に
格納されたデータ(データ書き込み時に格納したデー
タ)を比較し、その比較結果をバスに出力する。そし
て、フラッシュ制御回路43の制御部53は、比較器5
9の比較処理が終了すると、ベリファイ条件を解除する
処理を実施する。そして、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、ベリファイ条件を解除する処理を終了する
と、Lレベルのベリファイ信号をORゲート54に出力
するので、ORゲート54からLレベルのゲート制御信
号Gが出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を
解除して、CPU42に対するCLKの供給を再開す
る。これにより、CPU42の動作が再開することにな
る(図6参照)。
ラッシュメモリ45から読み込まれたデータが格納され
ると、比較器59が、そのデータとデータラッチ58に
格納されたデータ(データ書き込み時に格納したデー
タ)を比較し、その比較結果をバスに出力する。そし
て、フラッシュ制御回路43の制御部53は、比較器5
9の比較処理が終了すると、ベリファイ条件を解除する
処理を実施する。そして、フラッシュ制御回路43の制
御部53は、ベリファイ条件を解除する処理を終了する
と、Lレベルのベリファイ信号をORゲート54に出力
するので、ORゲート54からLレベルのゲート制御信
号Gが出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を
解除して、CPU42に対するCLKの供給を再開す
る。これにより、CPU42の動作が再開することにな
る(図6参照)。
【0053】そして、動作を再開したCPU42は、比
較器59から出力された比較結果をバスから読み込み、
データが正しく書き込まれたか否かを判断する(ステッ
プST26,ST27)。
較器59から出力された比較結果をバスから読み込み、
データが正しく書き込まれたか否かを判断する(ステッ
プST26,ST27)。
【0054】以上で明らかなように、この実施の形態5
によれば、CPU42からフラッシュメモリ45に書き
込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンドが
送信されると、CPU42に対するCLKの供給を停止
するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシュメ
モリ45からデータを読み込んで期待値と比較し、ま
た、そのデータと期待値の比較処理が終了すると、CP
U42に対するCLKの供給を再開するように構成した
ので、ベリファイ条件確立時にCPU42がフラッシュ
メモリ45からデータを読み込む必要がなくなり、その
結果、フラッシュメモリ45にCPU42のプログラム
が格納されていても、フラッシュメモリ45からプログ
ラムをRAM41に転送することなく、ベリファイを実
施することができる効果を奏する。
によれば、CPU42からフラッシュメモリ45に書き
込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンドが
送信されると、CPU42に対するCLKの供給を停止
するとともに、ベリファイ条件を確立してフラッシュメ
モリ45からデータを読み込んで期待値と比較し、ま
た、そのデータと期待値の比較処理が終了すると、CP
U42に対するCLKの供給を再開するように構成した
ので、ベリファイ条件確立時にCPU42がフラッシュ
メモリ45からデータを読み込む必要がなくなり、その
結果、フラッシュメモリ45にCPU42のプログラム
が格納されていても、フラッシュメモリ45からプログ
ラムをRAM41に転送することなく、ベリファイを実
施することができる効果を奏する。
【0055】実施の形態6.上記実施の形態5では、フ
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、フラッシュメモリ4
5から消去されたデータのベリファイを実施するように
してもよく、上記実施の形態5と同様の効果を奏するこ
とができる。即ち、CPU42が、データの書き込みを
指示するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンド
レジスタ52に送信する代わりに、データの消去を指示
するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンドレジ
スタ52に送信することにより、データを消去する。そ
して、消去されたデータのベリファイは、上記実施の形
態5と同様にして、フラッシュメモリ45のベリファイ
リードラッチ56に格納されたデータと、予めデータラ
ッチ58に格納されたデータ(“FFH”のデータ)を
比較すれば、正しくデータが消去されたか否かを判断す
ることができる。
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、フラッシュメモリ4
5から消去されたデータのベリファイを実施するように
してもよく、上記実施の形態5と同様の効果を奏するこ
とができる。即ち、CPU42が、データの書き込みを
指示するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンド
レジスタ52に送信する代わりに、データの消去を指示
するコマンドをフラッシュ制御回路43のコマンドレジ
スタ52に送信することにより、データを消去する。そ
して、消去されたデータのベリファイは、上記実施の形
態5と同様にして、フラッシュメモリ45のベリファイ
リードラッチ56に格納されたデータと、予めデータラ
ッチ58に格納されたデータ(“FFH”のデータ)を
比較すれば、正しくデータが消去されたか否かを判断す
ることができる。
【0056】実施の形態7.上記実施の形態5では、フ
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45に書き込まれたデータの
ベリファイを実施する場合には、上記実施の形態5と同
様にしてフラッシュメモリ45から読み込まれたデータ
が、すべて一致するか否かを判定し、すべて一致すれ
ば、オートイレーズの実施により正しくデータが書き込
まれたものと判断するようにすればよい。これにより、
上記実施の形態5と同様の効果を奏することができる。
ラッシュメモリ45に書き込まれたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45に書き込まれたデータの
ベリファイを実施する場合には、上記実施の形態5と同
様にしてフラッシュメモリ45から読み込まれたデータ
が、すべて一致するか否かを判定し、すべて一致すれ
ば、オートイレーズの実施により正しくデータが書き込
まれたものと判断するようにすればよい。これにより、
上記実施の形態5と同様の効果を奏することができる。
【0057】実施の形態8.上記実施の形態6では、フ
ラッシュメモリ45から消去されたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45から消去されたデータの
ベリファイを実施する場合には、上記実施の形態6と同
様にしてフラッシュメモリ45から読み込まれたデータ
が、すべて一致するか否かを判定し、すべて一致すれ
ば、オートイレーズの実施により正しくデータが消去さ
れたものと判断するようにすればよい。これにより、上
記実施の形態6と同様の効果を奏することができる。
ラッシュメモリ45から消去されたデータのベリファイ
を実施するものについて示したが、オートイレーズの実
施によりフラッシュメモリ45から消去されたデータの
ベリファイを実施する場合には、上記実施の形態6と同
様にしてフラッシュメモリ45から読み込まれたデータ
が、すべて一致するか否かを判定し、すべて一致すれ
ば、オートイレーズの実施により正しくデータが消去さ
れたものと判断するようにすればよい。これにより、上
記実施の形態6と同様の効果を奏することができる。
【0058】実施の形態9.図8はこの発明の実施の形
態9によるマイクロコンピュータを示す構成図であり、
図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
すので説明を省略する。60はCPU42に供給するC
LKを生成するとともに、フラッシュ制御回路43から
ベリファイパルスが出力されると、CLKのパルスレー
トを変更して、FCLKを出力するクロック生成回路
(クロック生成手段、クロック管理手段)、61はフラ
ッシュ制御回路43からベリファイパルスが出力される
と、監視タイマー35の接続先を割込制御回路37から
ORゲート62に切り替えるスイッチ(クロック管理手
段)、62は監視タイマー36からHレベルの信号が出
力され、または、フラッシュ制御回路43からHレベル
の信号が出力されると、Hレベルのゲート制御信号G
(CPU42に対するCLKの供給を停止する旨を示す
ゲート制御信号G)をANDゲート44に出力するOR
ゲートである。
態9によるマイクロコンピュータを示す構成図であり、
図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
すので説明を省略する。60はCPU42に供給するC
LKを生成するとともに、フラッシュ制御回路43から
ベリファイパルスが出力されると、CLKのパルスレー
トを変更して、FCLKを出力するクロック生成回路
(クロック生成手段、クロック管理手段)、61はフラ
ッシュ制御回路43からベリファイパルスが出力される
と、監視タイマー35の接続先を割込制御回路37から
ORゲート62に切り替えるスイッチ(クロック管理手
段)、62は監視タイマー36からHレベルの信号が出
力され、または、フラッシュ制御回路43からHレベル
の信号が出力されると、Hレベルのゲート制御信号G
(CPU42に対するCLKの供給を停止する旨を示す
ゲート制御信号G)をANDゲート44に出力するOR
ゲートである。
【0059】次に動作について説明する。上記実施の形
態1から実施の形態8では、特に言及していないが、ベ
リファイ実施期間のカウントは、通常、図示せぬ内蔵の
タイマー等を用いてフラッシュ制御回路43がベリファ
イ実施期間をカウントするが、図8に示すように、監視
タイマー36を用いてベリファイ実施期間をカウントす
るようにしてもよい。
態1から実施の形態8では、特に言及していないが、ベ
リファイ実施期間のカウントは、通常、図示せぬ内蔵の
タイマー等を用いてフラッシュ制御回路43がベリファ
イ実施期間をカウントするが、図8に示すように、監視
タイマー36を用いてベリファイ実施期間をカウントす
るようにしてもよい。
【0060】即ち、フラッシュ制御回路43からベリフ
ァイ条件を確立する処理の開始を示すベリファイパルス
が出力されると(フラッシュ制御回路43は、ベリファ
イ条件を確立する処理を開始するとき、ベリファイパル
スの信号レベルをLレベルからHレベルに立ち上げ
る)、クロック生成回路60が、CLKのパルスレート
を変更し、ベリファイ実施期間のカウントに適したFC
LKを出力する。また、フラッシュ制御回路43からベ
リファイ条件を確立する処理の開始を示すベリファイパ
ルスが出力されると、スイッチ61が、監視タイマー3
5の接続先を割込制御回路37からORゲート62に切
り替える。
ァイ条件を確立する処理の開始を示すベリファイパルス
が出力されると(フラッシュ制御回路43は、ベリファ
イ条件を確立する処理を開始するとき、ベリファイパル
スの信号レベルをLレベルからHレベルに立ち上げ
る)、クロック生成回路60が、CLKのパルスレート
を変更し、ベリファイ実施期間のカウントに適したFC
LKを出力する。また、フラッシュ制御回路43からベ
リファイ条件を確立する処理の開始を示すベリファイパ
ルスが出力されると、スイッチ61が、監視タイマー3
5の接続先を割込制御回路37からORゲート62に切
り替える。
【0061】これにより、ベリファイ実施期間は、監視
タイマー36からHレベルの信号が出力されるので(ベ
リファイ実施期間が経過すると、カウント値が設定値に
到達するので、出力信号(オーバーフロー信号)の信号
レベルがHレベルからLレベルに遷移する)、ORゲー
ト62からHレベルのゲート制御信号Gが出力され、A
NDゲート44は、クロック生成回路34からCPU4
2に供給されるCLKを阻止し、CPU42の動作を停
止させる(図10参照)。
タイマー36からHレベルの信号が出力されるので(ベ
リファイ実施期間が経過すると、カウント値が設定値に
到達するので、出力信号(オーバーフロー信号)の信号
レベルがHレベルからLレベルに遷移する)、ORゲー
ト62からHレベルのゲート制御信号Gが出力され、A
NDゲート44は、クロック生成回路34からCPU4
2に供給されるCLKを阻止し、CPU42の動作を停
止させる(図10参照)。
【0062】一方、ベリファイ実施期間を終了すると、
監視タイマー36からLレベルの信号が出力されるの
で、ORゲート62からLレベルのゲート制御信号Gが
出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を解除し
て、CPU42に対するCLKの供給を再開する。これ
により、CPU42の動作が再開することになる(図1
0参照)。
監視タイマー36からLレベルの信号が出力されるの
で、ORゲート62からLレベルのゲート制御信号Gが
出力され、ANDゲート44は、CLKの阻止を解除し
て、CPU42に対するCLKの供給を再開する。これ
により、CPU42の動作が再開することになる(図1
0参照)。
【0063】なお、フラッシュメモリ45に対するデー
タの書込時及び消去時は、フラッシュ制御回路43から
ビジー信号(Hレベルの信号)がORゲート62に出力
されるので、この場合も、ORゲート62からHレベル
のゲート制御信号Gが出力され、ANDゲート44は、
クロック生成回路34からCPU42に供給されるCL
Kを阻止し、CPU42の動作を停止させる。
タの書込時及び消去時は、フラッシュ制御回路43から
ビジー信号(Hレベルの信号)がORゲート62に出力
されるので、この場合も、ORゲート62からHレベル
のゲート制御信号Gが出力され、ANDゲート44は、
クロック生成回路34からCPU42に供給されるCL
Kを阻止し、CPU42の動作を停止させる。
【0064】以上で明らかなように、この実施の形態9
によれば、監視タイマー36を用いてベリファイ実施期
間をカウントするようにしたので、ベリファイ実施期間
をカウントするためのタイマー等をフラッシュ制御回路
43に内蔵する必要がなくなり、その分だけ、マイクロ
コンピュータを小型化することができる効果を奏する。
によれば、監視タイマー36を用いてベリファイ実施期
間をカウントするようにしたので、ベリファイ実施期間
をカウントするためのタイマー等をフラッシュ制御回路
43に内蔵する必要がなくなり、その分だけ、マイクロ
コンピュータを小型化することができる効果を奏する。
【0065】実施の形態10.上記実施の形態9では、
クロック生成回路60が出力するCLKのパルスレート
を変更するものについて示したが、監視タイマー36の
設定値を変更するようにしてもよく、上記実施の形態9
と同様の効果を奏することができる。
クロック生成回路60が出力するCLKのパルスレート
を変更するものについて示したが、監視タイマー36の
設定値を変更するようにしてもよく、上記実施の形態9
と同様の効果を奏することができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フラ
ッシュメモリに書き込まれたデータのベリファイを実施
する旨のコマンドが送信されると、CPUに対するクロ
ック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立する
条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファイ条
件が確立されると、フラッシュメモリからデータを読み
込み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込手段
と、そのデータ読込手段がレジスタにデータを格納する
と、ベリファイ条件を解除して、CPUに対するクロッ
ク信号の供給を再開する条件解除手段とを設けるように
構成したので、ベリファイ条件確立時にCPUがフラッ
シュメモリからデータを読み込む必要がなくなり、その
結果、フラッシュメモリにCPUのプログラムが格納さ
れていても、フラッシュメモリからプログラムをRAM
に転送することなく、ベリファイを実施することができ
る効果がある。
ッシュメモリに書き込まれたデータのベリファイを実施
する旨のコマンドが送信されると、CPUに対するクロ
ック信号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立する
条件確立手段と、その条件確立手段によりベリファイ条
件が確立されると、フラッシュメモリからデータを読み
込み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込手段
と、そのデータ読込手段がレジスタにデータを格納する
と、ベリファイ条件を解除して、CPUに対するクロッ
ク信号の供給を再開する条件解除手段とを設けるように
構成したので、ベリファイ条件確立時にCPUがフラッ
シュメモリからデータを読み込む必要がなくなり、その
結果、フラッシュメモリにCPUのプログラムが格納さ
れていても、フラッシュメモリからプログラムをRAM
に転送することなく、ベリファイを実施することができ
る効果がある。
【0067】この発明によれば、フラッシュメモリから
消去されたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込み、そのデー
タをレジスタに格納するデータ読込手段と、そのデータ
読込手段がレジスタにデータを格納すると、ベリファイ
条件を解除して、CPUに対するクロック信号の供給を
再開する条件解除手段とを設けるように構成したので、
ベリファイ条件確立時にCPUがフラッシュメモリから
データを読み込む必要がなくなり、その結果、フラッシ
ュメモリにCPUのプログラムが格納されていても、フ
ラッシュメモリからプログラムをRAMに転送すること
なく、ベリファイを実施することができる効果がある。
消去されたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込み、そのデー
タをレジスタに格納するデータ読込手段と、そのデータ
読込手段がレジスタにデータを格納すると、ベリファイ
条件を解除して、CPUに対するクロック信号の供給を
再開する条件解除手段とを設けるように構成したので、
ベリファイ条件確立時にCPUがフラッシュメモリから
データを読み込む必要がなくなり、その結果、フラッシ
ュメモリにCPUのプログラムが格納されていても、フ
ラッシュメモリからプログラムをRAMに転送すること
なく、ベリファイを実施することができる効果がある。
【0068】この発明によれば、フラッシュメモリに書
き込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込むとともに、
そのデータを期待値と比較する比較手段と、その比較手
段から比較結果が出力されると、ベリファイ条件を解除
して、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条
件解除手段とを設けるように構成したので、ベリファイ
条件確立時にCPUがフラッシュメモリからデータを読
み込む必要がなくなり、その結果、フラッシュメモリに
CPUのプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリからプログラムをRAMに転送することなく、ベリ
ファイを実施することができる効果がある。
き込まれたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込むとともに、
そのデータを期待値と比較する比較手段と、その比較手
段から比較結果が出力されると、ベリファイ条件を解除
して、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条
件解除手段とを設けるように構成したので、ベリファイ
条件確立時にCPUがフラッシュメモリからデータを読
み込む必要がなくなり、その結果、フラッシュメモリに
CPUのプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリからプログラムをRAMに転送することなく、ベリ
ファイを実施することができる効果がある。
【0069】この発明によれば、フラッシュメモリから
消去されたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込むとともに、
そのデータを期待値と比較する比較手段と、その比較手
段から比較結果が出力されると、ベリファイ条件を解除
して、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条
件解除手段とを設けるように構成したので、ベリファイ
条件確立時にCPUがフラッシュメモリからデータを読
み込む必要がなくなり、その結果、フラッシュメモリに
CPUのプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリからプログラムをRAMに転送することなく、ベリ
ファイを実施することができる効果がある。
消去されたデータのベリファイを実施する旨のコマンド
が送信されると、CPUに対するクロック信号の供給を
停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、
その条件確立手段によりベリファイ条件が確立される
と、フラッシュメモリからデータを読み込むとともに、
そのデータを期待値と比較する比較手段と、その比較手
段から比較結果が出力されると、ベリファイ条件を解除
して、CPUに対するクロック信号の供給を再開する条
件解除手段とを設けるように構成したので、ベリファイ
条件確立時にCPUがフラッシュメモリからデータを読
み込む必要がなくなり、その結果、フラッシュメモリに
CPUのプログラムが格納されていても、フラッシュメ
モリからプログラムをRAMに転送することなく、ベリ
ファイを実施することができる効果がある。
【0070】この発明によれば、オートイレーズの実施
によりフラッシュメモリに書き込まれたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、CPUが、フラッシュメモリ
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
するように構成したので、オートイレーズを実施する場
合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに転
送することなく、ベリファイを実施することができる効
果がある。
によりフラッシュメモリに書き込まれたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、CPUが、フラッシュメモリ
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
するように構成したので、オートイレーズを実施する場
合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに転
送することなく、ベリファイを実施することができる効
果がある。
【0071】この発明によれば、オートイレーズの実施
によりフラッシュメモリから消去されたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、CPUが、フラッシュメモリ
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
するように構成したので、オートイレーズを実施する場
合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに転
送することなく、ベリファイを実施することができる効
果がある。
によりフラッシュメモリから消去されたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、CPUが、フラッシュメモリ
から読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判定
するように構成したので、オートイレーズを実施する場
合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに転
送することなく、ベリファイを実施することができる効
果がある。
【0072】この発明によれば、オートイレーズの実施
によりフラッシュメモリに書き込まれたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、比較手段が、フラッシュメモ
リから読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判
定するように構成したので、オートイレーズを実施する
場合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに
転送することなく、ベリファイを実施することができる
効果がある。
によりフラッシュメモリに書き込まれたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、比較手段が、フラッシュメモ
リから読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判
定するように構成したので、オートイレーズを実施する
場合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに
転送することなく、ベリファイを実施することができる
効果がある。
【0073】この発明によれば、オートイレーズの実施
によりフラッシュメモリから消去されたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、比較手段が、フラッシュメモ
リから読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判
定するように構成したので、オートイレーズを実施する
場合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに
転送することなく、ベリファイを実施することができる
効果がある。
によりフラッシュメモリから消去されたデータのベリフ
ァイを実施する場合には、比較手段が、フラッシュメモ
リから読み込まれたデータがすべて一致するか否かを判
定するように構成したので、オートイレーズを実施する
場合でも、フラッシュメモリからプログラムをRAMに
転送することなく、ベリファイを実施することができる
効果がある。
【0074】この発明によれば、クロック生成手段によ
り生成されたクロック信号をカウントし、そのカウント
値がリセットされずに設定値に到達すると、オーバーフ
ロー信号を出力する監視タイマーを設けるように構成し
たので、ベリファイ実施時にCPUが暴走しても、CP
Uを正常時の動作に戻すことができる効果がある。
り生成されたクロック信号をカウントし、そのカウント
値がリセットされずに設定値に到達すると、オーバーフ
ロー信号を出力する監視タイマーを設けるように構成し
たので、ベリファイ実施時にCPUが暴走しても、CP
Uを正常時の動作に戻すことができる効果がある。
【0075】この発明によれば、CPUからベリファイ
の実施を示すコマンドが送信されると、監視タイマーの
カウント値をリセットするとともに、クロック信号の供
給停止指令を条件確立手段に送信し、その監視タイマー
がオーバーフロー信号を出力すると、クロック信号の供
給再開指令を条件解除手段に送信するように構成したの
で、ベリファイ実施期間をカウントするためのタイマー
等を条件確立手段及び条件解除手段に内蔵する必要がな
くなり、その分だけ、マイクロコンピュータを小型化す
ることができる効果がある。
の実施を示すコマンドが送信されると、監視タイマーの
カウント値をリセットするとともに、クロック信号の供
給停止指令を条件確立手段に送信し、その監視タイマー
がオーバーフロー信号を出力すると、クロック信号の供
給再開指令を条件解除手段に送信するように構成したの
で、ベリファイ実施期間をカウントするためのタイマー
等を条件確立手段及び条件解除手段に内蔵する必要がな
くなり、その分だけ、マイクロコンピュータを小型化す
ることができる効果がある。
【0076】この発明によれば、CPUからベリファイ
の実施を示すコマンドが送信されると、クロック信号の
パルスレートを変更するように構成したので、監視タイ
マーをベリファイ実施期間計測用のタイマーとして利用
することができる効果がある。
の実施を示すコマンドが送信されると、クロック信号の
パルスレートを変更するように構成したので、監視タイ
マーをベリファイ実施期間計測用のタイマーとして利用
することができる効果がある。
【0077】この発明によれば、CPUからベリファイ
の実施を示すコマンドが送信されると、監視タイマーの
設定値を変更するように構成したので、監視タイマーを
ベリファイ実施期間計測用のタイマーとして利用するこ
とができる効果がある。
の実施を示すコマンドが送信されると、監視タイマーの
設定値を変更するように構成したので、監視タイマーを
ベリファイ実施期間計測用のタイマーとして利用するこ
とができる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータを示す構成図である。
ピュータを示す構成図である。
【図2】 フラッシュ制御回路43の詳細を示す構成図
である。
である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するタイミングチャートである。
ピュータの動作を説明するタイミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するフローチャートである。
ピュータの動作を説明するフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータにおけるフラッシュ制御回路43の詳細を示す
構成図である。
ピュータにおけるフラッシュ制御回路43の詳細を示す
構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するタイミングチャートである。
ピュータの動作を説明するタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータの動作を説明するフローチャートである。
ピュータの動作を説明するフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態9によるマイクロコン
ピュータを示す構成図である。
ピュータを示す構成図である。
【図9】 フラッシュ制御回路43の詳細を示す構成図
である。
である。
【図10】 この発明の実施の形態9によるマイクロコ
ンピュータの動作を説明するタイミングチャートであ
る。
ンピュータの動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図11】 従来のマイクロコンピュータを示す構成図
である。
である。
【図12】 フラッシュ制御回路13の詳細を示す構成
図である。
図である。
【図13】 従来のマイクロコンピュータの動作を説明
するタイミングチャートである。
するタイミングチャートである。
【図14】 従来のマイクロコンピュータの動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
34 クロック生成回路(クロック生成手段)、36
監視タイマー、42CPU、43 フラッシュ制御回路
(条件確立手段、データ読込手段、条件解除手段)、4
4 ANDゲート(条件確立手段、条件解除手段)、4
5 フラッシュメモリ、56 ベリファイリードラッチ
(レジスタ)、59 比較器(比較手段)、60 クロ
ック生成回路(クロック生成手段、クロック管理手
段)、61スイッチ(クロック管理手段)、62 OR
ゲート(クロック管理手段)。
監視タイマー、42CPU、43 フラッシュ制御回路
(条件確立手段、データ読込手段、条件解除手段)、4
4 ANDゲート(条件確立手段、条件解除手段)、4
5 フラッシュメモリ、56 ベリファイリードラッチ
(レジスタ)、59 比較器(比較手段)、60 クロ
ック生成回路(クロック生成手段、クロック管理手
段)、61スイッチ(クロック管理手段)、62 OR
ゲート(クロック管理手段)。
Claims (12)
- 【請求項1】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、フラッシュ
メモリに書き込まれたデータのベリファイを実施する場
合には、ベリファイの実施を示すコマンドを送信すると
ともに、そのフラッシュメモリに書き込まれたデータが
レジスタに格納されると、そのデータを期待値と比較す
るCPUと、上記CPUからベリファイの実施を示すコ
マンドが送信されると、そのCPUに対するクロック信
号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立する条件確
立手段と、上記条件確立手段によりベリファイ条件が確
立されると、上記フラッシュメモリからデータを読み込
み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込手段
と、上記データ読込手段がレジスタにデータを格納する
と、ベリファイ条件を解除して、上記CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを備えたマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項2】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、フラッシュ
メモリから消去されたデータのベリファイを実施する場
合には、ベリファイの実施を示すコマンドを送信すると
ともに、そのフラッシュメモリに書き込まれたデータが
レジスタに格納されると、そのデータを期待値と比較す
るCPUと、上記CPUからベリファイの実施を示すコ
マンドが送信されると、そのCPUに対するクロック信
号の供給を停止して、ベリファイ条件を確立する条件確
立手段と、上記条件確立手段によりベリファイ条件が確
立されると、上記フラッシュメモリからデータを読み込
み、そのデータをレジスタに格納するデータ読込手段
と、上記データ読込手段がレジスタにデータを格納する
と、ベリファイ条件を解除して、上記CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを備えたマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項3】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、フラッシュ
メモリに書き込まれたデータのベリファイを実施する場
合には、ベリファイの実施を示すコマンドを送信するC
PUと、上記CPUからベリファイの実施を示すコマン
ドが送信されると、そのCPUに対するクロック信号の
供給を停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手
段と、上記条件確立手段によりベリファイ条件が確立さ
れると、上記フラッシュメモリからデータを読み込むと
ともに、そのデータを期待値と比較する比較手段と、上
記比較手段から比較結果が出力されると、ベリファイ条
件を解除して、上記CPUに対するクロック信号の供給
を再開する条件解除手段とを備えたマイクロコンピュー
タ。 - 【請求項4】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、フラッシュ
メモリから消去されたデータのベリファイを実施する場
合には、ベリファイの実施を示すコマンドを送信するC
PUと、上記CPUからベリファイの実施を示すコマン
ドが送信されると、そのCPUに対するクロック信号の
供給を停止して、ベリファイ条件を確立する条件確立手
段と、上記条件確立手段によりベリファイ条件が確立さ
れると、上記フラッシュメモリからデータを読み込むと
ともに、そのデータを期待値と比較する比較手段と、上
記比較手段から比較結果が出力されると、ベリファイ条
件を解除して、上記CPUに対するクロック信号の供給
を再開する条件解除手段とを備えたマイクロコンピュー
タ。 - 【請求項5】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、オートイレ
ーズの実施によりフラッシュメモリに書き込まれたデー
タのベリファイを実施する場合には、ベリファイの実施
を示すコマンドを送信するとともに、そのフラッシュメ
モリに書き込まれたデータが読み込まれると、そのデー
タがすべて一致するか否かを判定するCPUと、上記C
PUからベリファイの実施を示すコマンドが送信される
と、そのCPUに対するクロック信号の供給を停止し
て、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、上記条
件確立手段によりベリファイ条件が確立されると、上記
フラッシュメモリからデータを読み込むデータ読込手段
と、上記データ読込手段によりデータが読み込まれる
と、ベリファイ条件を解除して、上記CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを備えたマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項6】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、オートイレ
ーズの実施によりフラッシュメモリから消去されたデー
タのベリファイを実施する場合には、ベリファイの実施
を示すコマンドを送信するとともに、そのフラッシュメ
モリに書き込まれたデータが読み込まれると、そのデー
タがすべて一致するか否かを判定するCPUと、上記C
PUからベリファイの実施を示すコマンドが送信される
と、そのCPUに対するクロック信号の供給を停止し
て、ベリファイ条件を確立する条件確立手段と、上記条
件確立手段によりベリファイ条件が確立されると、上記
フラッシュメモリからデータを読み込むデータ読込手段
と、上記データ読込手段によりデータが読み込まれる
と、ベリファイ条件を解除して、上記CPUに対するク
ロック信号の供給を再開する条件解除手段とを備えたマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項7】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、オートイレ
ーズの実施によりフラッシュメモリに書き込まれたデー
タのベリファイを実施する場合には、ベリファイの実施
を示すコマンドを送信するCPUと、上記CPUからベ
リファイの実施を示すコマンドが送信されると、そのC
PUに対するクロック信号の供給を停止して、ベリファ
イ条件を確立する条件確立手段と、上記条件確立手段に
よりベリファイ条件が確立されると、上記フラッシュメ
モリからデータを読み込むとともに、そのデータがすべ
て一致するか否かを判定する比較手段と、上記比較手段
から判定結果が出力されると、ベリファイ条件を解除し
て、上記CPUに対するクロック信号の供給を再開する
条件解除手段とを備えたマイクロコンピュータ。 - 【請求項8】 クロック信号を生成するクロック生成手
段と、上記クロック生成手段により生成されたクロック
信号を基準にしてプログラムを実行する際、オートイレ
ーズの実施によりフラッシュメモリから消去されたデー
タのベリファイを実施する場合には、ベリファイの実施
を示すコマンドを送信するCPUと、上記CPUからベ
リファイの実施を示すコマンドが送信されると、そのC
PUに対するクロック信号の供給を停止して、ベリファ
イ条件を確立する条件確立手段と、上記条件確立手段に
よりベリファイ条件が確立されると、上記フラッシュメ
モリからデータを読み込むとともに、そのデータがすべ
て一致するか否かを判定する比較手段と、上記比較手段
から判定結果が出力されると、ベリファイ条件を解除し
て、上記CPUに対するクロック信号の供給を再開する
条件解除手段とを備えたマイクロコンピュータ。 - 【請求項9】 クロック生成手段により生成されたクロ
ック信号をカウントし、そのカウント値がリセットされ
ずに設定値に到達すると、オーバーフロー信号を出力す
る監視タイマーを設けたことを特徴とする請求項1から
請求項8のうちのいずれか1項記載のマイクロコンピュ
ータ。 - 【請求項10】 CPUからベリファイの実施を示すコ
マンドが送信されると、監視タイマーのカウント値をリ
セットするとともに、クロック信号の供給停止指令を条
件確立手段に送信し、その監視タイマーがオーバーフロ
ー信号を出力すると、クロック信号の供給再開指令を条
件解除手段に送信するクロック管理手段を設けたことを
特徴とする請求項9記載のマイクロコンピュータ。 - 【請求項11】 クロック管理手段は、CPUからベリ
ファイの実施を示すコマンドが送信されると、クロック
信号のパルスレートを変更することを特徴とする請求項
10記載のマイクロコンピュータ。 - 【請求項12】 クロック管理手段は、CPUからベリ
ファイの実施を示すコマンドが送信されると、監視タイ
マーの設定値を変更することを特徴とする請求項10記
載のマイクロコンピュータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001917A JPH11203266A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | マイクロコンピュータ |
US09/084,506 US6212646B1 (en) | 1998-01-07 | 1998-05-27 | Microprocessor including flash memory with its verification simplified |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001917A JPH11203266A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11203266A true JPH11203266A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11514950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10001917A Pending JPH11203266A (ja) | 1998-01-07 | 1998-01-07 | マイクロコンピュータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6212646B1 (ja) |
JP (1) | JPH11203266A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6732306B2 (en) | 2000-12-26 | 2004-05-04 | Intel Corporation | Special programming mode with hashing |
US6834323B2 (en) | 2000-12-26 | 2004-12-21 | Intel Corporation | Method and apparatus including special programming mode circuitry which disables internal program verification operations by a memory |
US7007131B2 (en) * | 2000-12-27 | 2006-02-28 | Intel Corporation | Method and apparatus including special programming mode circuitry which disables internal program verification operations by a memory |
JP2003159465A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-03 | Aruze Corp | 遊技関連機器鍵ユニット、遊技関連機器及び遊技場監視システム |
US6851226B2 (en) * | 2002-02-15 | 2005-02-08 | Steelcase Development Corporation | Partition panel with modular appliance mounting arrangement |
JP4624732B2 (ja) * | 2003-07-16 | 2011-02-02 | パナソニック株式会社 | アクセス方法 |
ITMI20050063A1 (it) * | 2005-01-20 | 2006-07-21 | Atmel Corp | Metodo e sistema per la gestione di una richiesta di sospensione in una memoria flash |
US9250995B2 (en) * | 2013-05-29 | 2016-02-02 | Seagate Technology Llc | Protection of data in memory |
US10205416B2 (en) * | 2015-02-24 | 2019-02-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric driving apparatus and electric power steering apparatus |
KR102476357B1 (ko) * | 2015-08-06 | 2022-12-09 | 삼성전자주식회사 | 클럭 관리 유닛과 이를 적용하는 집적 회로 및 시스템 온 칩 및 그 동작 방법 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63206852A (ja) | 1987-02-24 | 1988-08-26 | Hitachi Maxell Ltd | シングルチツプlsi |
US5287469A (en) * | 1988-12-27 | 1994-02-15 | Nec Corporation | Electrically erasable and programmable non-volatile memory (EEPROM), wherein write pulses can be interrupted by subsequently received read requests |
US5355464A (en) * | 1991-02-11 | 1994-10-11 | Intel Corporation | Circuitry and method for suspending the automated erasure of a non-volatile semiconductor memory |
US5295255A (en) * | 1991-02-22 | 1994-03-15 | Electronic Professional Services, Inc. | Method and apparatus for programming a solid state processor with overleaved array memory modules |
US5687345A (en) * | 1992-03-17 | 1997-11-11 | Hitachi, Ltd. | Microcomputer having CPU and built-in flash memory that is rewritable under control of the CPU analyzing a command supplied from an external device |
JP3152535B2 (ja) * | 1993-03-18 | 2001-04-03 | 富士通株式会社 | データ処理装置 |
US5509134A (en) * | 1993-06-30 | 1996-04-16 | Intel Corporation | Method and apparatus for execution of operations in a flash memory array |
US5724289A (en) * | 1993-09-08 | 1998-03-03 | Fujitsu Limited | Nonvolatile semiconductor memory capable of selectively performing a pre-conditioning of threshold voltage before an erase self-test of memory cells and a method related therewith |
JPH08273383A (ja) | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Hitachi Ltd | 不揮発性半導体メモリ装置 |
US5838614A (en) * | 1995-07-31 | 1998-11-17 | Lexar Microsystems, Inc. | Identification and verification of a sector within a block of mass storage flash memory |
US5950222A (en) * | 1996-03-14 | 1999-09-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Microcomputer using a non-volatile memory |
US5805501A (en) * | 1996-05-22 | 1998-09-08 | Macronix International Co., Ltd. | Flash memory device with multiple checkpoint erase suspend logic |
JPH10177563A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ |
JP4229482B2 (ja) * | 1997-10-24 | 2009-02-25 | 株式会社ルネサステクノロジ | フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ |
-
1998
- 1998-01-07 JP JP10001917A patent/JPH11203266A/ja active Pending
- 1998-05-27 US US09/084,506 patent/US6212646B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6212646B1 (en) | 2001-04-03 |
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