JP3152535B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3152535B2
JP3152535B2 JP5850593A JP5850593A JP3152535B2 JP 3152535 B2 JP3152535 B2 JP 3152535B2 JP 5850593 A JP5850593 A JP 5850593A JP 5850593 A JP5850593 A JP 5850593A JP 3152535 B2 JP3152535 B2 JP 3152535B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/103Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port using serially addressed read-write data registers

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  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的に書き換え可能な
EEPROM(Electrically Erasable Programable Re
ad Only Memory)等の不揮発性半導体記憶装置及びそれ
を用いたデータ処理装置に係り、特に、1つの不揮発性
半導体記憶装置をプログラム用及びデータ用として共用
しているデータ処理システムにおいて、簡単な付加回路
により、不揮発性半導体記憶装置が書き込み期間中に読
み出しを行う場合にも、システムのスループットを下げ
ることなく、システムの暴走を防止できる不揮発性半導
体記憶装置及びそれを用いたデータ処理装置に関する。
【0002】近年のEEPROMは、書き込み制御回路
や高電圧発生回路を内蔵しており、通常のSRAM(St
atic Random Access Memory )と同じように扱えるよう
になってきている。但し、書き込みには時間がかかり、
書き込み終了までは読み出すことができない。
【0003】
【従来の技術】図5に、従来の不揮発性半導体記憶装置
(EEPROM)の構成図を示す。同図は、CPU40
とEEPROM60’とを備えるデータ処理システムの
構成図であり、CPU40とEEPROM60’はシス
テムバスIBUS(コントロールバスCBUS、データ
バスDBUS、及びアドレスバスABUSから成る)を
介して接続されている。
【0004】CPU40内には、後述の説明において使
用する構成要素のみを示しており、プログラムカウンタ
21、命令デコーダ22、及び実行ユニット23を備え
ている。
【0005】またEEPROM60’は、メモリセルが
配列されて成るメモリセルアレイ部1、外部から供給さ
れるアドレスをラッチするアドレスラッチ2、データを
入出力する入出力バッファ3、外部から入出力バッファ
3を介して入力されるデータをラッチするデータラッチ
4、メモリセルアレイ部1から読み出されたデータを増
幅するセンスアンプ5、タイマ6、制御信号(出力イネ
ーブル信号OE#,ライトイネーブル信号WE#等)及
びタイマ6に制御されて書き込み動作を制御する書き込
み制御回路7、並びに、外部電源電圧(5V)を昇圧し
て、消去及び書き込みに必要な高電圧(12V)を発生
する高電圧発生回路8を有して構成されている。尚、信
号の記述法として負論理信号の信号名の最後には記号#
を付すものとする。
【0006】このような構成の従来のEEPROM6
0’では、書き込み時に書き込み制御回路7は以下の手
順で動作する。 (1) 先ず、アドレスラッチ2及びデータラッチ4をして
外部から供給されるアドレス及びデータをラッチさせ
る。 (2) 次に、高電圧発生回路8を動作させ、アドレスラッ
チ2にラッチされているアドレスにより指定されるメモ
リセルの消去を行う。消去時間はタイマ6により制御さ
れる。 (3) 次に、高電圧発生回路8の動作を停止させ、高電圧
がチップ内から抜けるのを待つ。待ち時間はタイマ6に
より制御される。 (4) 再び、高電圧発生回路8を動作させ、データラッチ
4にラッチされているデータを、アドレスラッチ2にラ
ッチされているアドレスにより指定されているメモリセ
ルに書き込む。書き込み時間はタイマ6により制御され
る。 (5) 次に、高電圧発生回路8の動作を再び停止させ、高
電圧がチップ内から抜けるのを待つ。待ち時間はタイマ
6により制御される。 (6) 読み出し回路を動作させ、読み出したデータとデー
タラッチ4にラッチされたデータとを比較して動作を終
了する。 尚、ステップ(3) とステップ(4) との間にメモリセルが
消去されたことを確認するステップを入れる場合もあ
る。
【0007】このように、EEPROM60’の書き込
み制御回路7は、書き込み終了までの間、アドレスラッ
チ2及びデータラッチ4によりシステムバスIBUSと
切り離された構造となっている。つまり、EEPROM
60’への書き込み期間中にはEEPROM60’から
の読み出しはできないようになっている。
【0008】書き込み期間中に、無理に読み出そうとす
ると、例えば、全ビット“1”といったデータが読み出
される。また、書き込み期間中に、書き込み中である旨
を示すビジー信号BUSY#をアクティブにするEEP
ROM60’もある(図5の従来例はこれに相当す
る)。また、ビジー信号BUSY#の出力端子を特に持
たず、書き込み期間中に読み出しを行うと、書き込んだ
値(またはその一部)の反転値を出力するものもある。
何れにしても、書き込み期間中に読み出した内容は意味
のないデータである。
【0009】従来、EEPROM60’はデータメモリ
として使用される機会が多かったが、プログラムメモリ
として使用することも可能であり、近年、このような使
い方をするシステムが増えつつある。つまり、データ処
理システムのメモリとして、ROM、EEPROM、及
びRAMを備え、例えば図3に示すようなメモリ空間を
構成するような場合である。
【0010】図3のメモリ空間において、EEPROM
60’は、6000H番地(添え字のHは16進数であ
ることを示す)から6FFFH番地のデータメモリ領域
A2−2、及び7000H番地から7FFFH番地のプ
ログラムメモリ領域A2−1として割り当てられてい
る。具体的には、データメモリ領域A2−2の内容を書
き換えるプログラム(サブルーチン)等がプログラムメ
モリ領域A2−1に配置されている。
【0011】このようなメモリ空間を持つデータ処理シ
ステムが、EEPROM60’をアクセスしながら処理
を進めていく時の動作を、図6に示すタイミングチャー
トを用いて説明する。
【0012】CPU40内のプログラムカウンタ21が
EEPROM60’のプログラムメモリ領域A2−1を
指している時には、順次EEPROM60’から命令を
取り出して、命令デコーダ22で解釈し、実行ユニット
23で実行する。
【0013】命令AがデータD1をEEPROM60’
のデータメモリ領域A2−2内に書き込む命令である場
合、CPU40はデータD1をデータバスDBUSに流
し、所定のアドレスをアドレスバスABUSに流し、ラ
イトイネーブル信号WE#をアクティブにする。これら
の信号を受けてEEPROM60’では上述の手順で書
き込み動作を開始する。この書き込み動作が終了するま
での間(通常、数[msec]〜数十[msec])、
ビジー信号BUSY#はアクティブとなり、上述のよう
に、この間のEEPROM60’に対する読み出し動作
は正常に行われない。つまり、EEPROM60’が書
き込み期間中の読み出しデータは意味のないデータであ
るために、CPU40が命令だと思って取り込んだ内容
は定義されている命令ではなく、最悪の場合、CPU4
0が暴走することとなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような事態に対処
するため、従来では以下のような対策が採られていた。 (1) 複数個のEEPROM60’を用意して、プログラ
ム格納用とデータ格納用とに使い分ける。 (2) ビジー信号BUSY#がアクティブの時には、CP
U40を停止させる。 (3) EEPROM60’が書き込み期間中に読み出し動
作を行った場合、禁止行為を行ったとしてハードウェア
割り込みをかける。
【0015】しかしながら、(1) の方法の場合、コスト
が余計にかかり、CPU40とEEPROM60’をシ
ングルチップ化する際には面積が増大し、結果としてコ
ストアップにつながる。また、(2) の方法の場合、CP
U40が停止している間、他の作業を行うことができ
ず、また、わざわざEEPROM60’に書き込み制御
回路7を持たせてEEPROM60’をシステムから切
り離している意味がなくなる。更に、(3) の方法の場
合、割り込み処理ルーチン(ソフトウェア)で例外処理
を行うこととなり、リアルタイム処理でないのでソフト
ウェアのオーバヘッドがかかる。というようにそれぞれ
の対処法には問題がある。
【0016】本発明は、上記問題点を解決するもので、
1つの不揮発性半導体記憶装置をプログラム用及びデー
タ用として共用しているデータ処理システムにおいて、
簡単な付加回路により、不揮発性半導体記憶装置が書き
込み期間中に読み出しを行う場合にも、システムのスル
ープットを下げることなく、システムの暴走を防止でき
る不揮発性半導体記憶装置及びそれを用いたデータ処理
装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴のデータ処理装置は、図1に示
す如く、メモリセルが配列されて成るメモリセルアレイ
部1と、外部から供給されるアドレスをラッチするアド
レスラッチ2と、外部から入力されるデータをラッチす
るデータラッチ4と、前記メモリセルアレイ部1からデ
ータを読み出すセンスアンプ5と、書き込み動作を制御
する書き込み制御回路7とを備える不揮発性半導体記憶
装置及び中央処理装置を備えるデータ処理装置であっ
て、前記不揮発性半導体記憶装置が書き込み中である場
合に前記中央処理装置が実行する所定の命令を保持する
レジスタ9と、前記不揮発性半導体記憶装置が書き込み
中である旨を示す前記書き込み制御回路からのビジー信
号BUSY#基づき、前記ビジー信号BUSY#が書
き込み中を示さない場合は前記センスアンプ5の出力
を、前記ビジー信号BUSY#が書き込み中を示す場合
は前記レジスタ9の出力を選択して出力する選択手段1
前記選択手段10から出力された命令を実行する
中央処理装置とを有して構成する。
【0018】
【0019】また、本発明の第2の特徴のデータ処理装
は、第1の特徴のデータ処理装置において、前記レジ
スタ9内に保持される所定のデータは、該アクセス時の
命令が保持されている番地に分岐する相対番地分岐命令
である。
【0020】また、本発明の第3の特徴のデータ処理装
は、第1の特徴のデータ処理装置において、前記レジ
スタ9内に保持される所定のデータは、ソフトウェア割
り込み命令である。
【0021】また、本発明の第4の特徴のデータ処理装
は、第1の特徴のデータ処理装置において、前記レジ
スタ9内に保持される所定のデータは、当該不揮発性半
導体記憶装置60以外の記憶手段50に保持されている
プログラムに分岐する絶対番地分岐命令である。
【0022】
【0023】
【作用】本発明の第1の特徴のデータ処理装置では、図
1に示す如く、不揮発性半導体記憶装置60が書き込み
中である場合、選択手段10は書き込み制御回路7から
のビジー信号BUSY#に基づいてレジスタ9の出力を
選択している。従って、中央処理装置40からの読み出
し要求があった場合には、選択手段10からはレジスタ
9内の所定のデータが出力され、中央処理装置40は該
所定の命令を取り込んで実行することとなる。
【0024】従って、1つの不揮発性半導体記憶装置を
プログラム用及びデータ用として共用しているデータ処
理システムにおいて、レジスタ9及び選択手段10の簡
単な付加回路により、不揮発性半導体記憶装置が書き込
み期間中に読み出しを行う場合にも、システムのスルー
プットを下げることなく、システムの暴走を防止でき
る。
【0025】また、本発明の第2の特徴のデータ処理装
では、レジスタ9内に保持される所定のデータを、該
アクセス時の命令が保持されている番地に分岐する相対
番地分岐命令とし、中央処理装置40が不揮発性半導体
記憶装置60に対する書き込み命令を発して、不揮発性
半導体記憶装置60が書き込み中である間、即ち、ビジ
ー信号BUSY#がアクティブである間、中央処理装置
40内のプログラムカウンタ21の値が変わることなく
その場でループすることとなり、前記書き込みが終了し
てビジー信号BUSY#がノンアクティブになると、該
相対番地分岐命令ではなく本来そこに書き込まれていた
正しい命令を読み出すこととなる。従って、上述の効果
を実現できる。
【0026】また、本発明の第3の特徴のデータ処理装
では、レジスタ9内に保持される所定のデータを、ソ
フトウェア割り込み命令とし、中央処理装置40が不揮
発性半導体記憶装置60に対する書き込み命令を発し
て、不揮発性半導体記憶装置60が書き込み中である間
に、中央処理装置40からの命令の読み出し要求があっ
た場合には、レジスタ9内のソフトウェア割り込み命令
が出力され、中央処理装置40は該命令を取り込んで割
り込み処理ルーチンによる例外処理を実行することとな
る。従って、上述の効果を実現できる。
【0027】また、本発明の第4の特徴のデータ処理装
では、レジスタ9内に保持される所定のデータを、当
該不揮発性半導体記憶装置60以外の記憶手段(例えば
ROM50)に保持されているプログラムに分岐する絶
対番地分岐命令とし、中央処理装置40が不揮発性半導
体記憶装置60に対する書き込み命令を発して、不揮発
性半導体記憶装置60が書き込み中である間に、中央処
理装置40からの命令の読み出し要求があった場合に
は、レジスタ9内の絶対番地分岐命令が出力され、中央
処理装置40は該命令を取り込んで、他の実行可能な命
令を先に行うこととなる。従って、上述の効果を実現で
きる。
【0028】
【0029】
【実施例】次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。第1実施例 図1に本発明の第1実施例に係る不揮発性半導体記憶装
置を内蔵したシングルチップ・マイクロコントローラS
MCの構成図を示す。図1において、図5(従来例)と
重複する部分には同一の符号を附する。
【0030】同図は、中央処理装置(以下、CPUとい
う)40と不揮発性半導体記憶装置(以下、EEPRO
Mという)60とを備えるデータ処理システムの構成図
であり、CPU40とEEPROM60は内部システム
バスIBUS(コントロールバスCBUS、データバス
DBUS、及びアドレスバスABUSから成る)を介し
て接続されている。
【0031】CPU40内には、後述の説明において使
用する構成要素のみを示しており、プログラムカウンタ
21、命令デコーダ22、及び実行ユニット23を備え
ている。
【0032】またEEPROM60は、メモリセルが配
列されて成るメモリセルアレイ部1、外部から供給され
るアドレスをラッチするアドレスラッチ2、データを入
出力する入出力バッファ3、外部から入出力バッファ3
を介して入力されるデータをラッチするデータラッチ
4、メモリセルアレイ部1から読み出されたデータを増
幅するセンスアンプ5、タイマ6、制御信号(出力イネ
ーブル信号OE#,ライトイネーブル信号WE#等)及
びタイマ6に制御されて書き込み動作を制御する書き込
み制御回路7、消去及び書き込みに必要な高電圧を発生
する高電圧発生回路8、所定のデータを保持するレジス
タ9、並びに、書き込み制御回路7からの当該EEPR
OMが書き込み中である旨を示すビジー信号BUSY#
に基づき、ビジー信号BUSY#がノンアクティブの時
にセンスアンプ5出力を、ビジー信号BUSY#がアク
ティブの時にはレジスタ9出力をそれぞれ選択して入出
力バッファ3に出力するセレクタ(選択手段)10を有
して構成されている。
【0033】本実施例のEEPROM60においても、
書き込み時における書き込み制御回路7の動作は従来例
と同様の手順で動作する。本実施例のEEPROM60
は、例えば図2に示すようなシングルチップマイクロコ
ンピュータ90内の一構成要素として適用される。
【0034】同図において、シングルチップマイクロコ
ンピュータ90は、中央処理装置(以下、CPUとい
う)40と、プログラム及びデータを保持するROM5
0、EEPROM60、及びRAM70と、周辺回路8
0と、外部とのインタフェースを司る入出力ポート30
とから構成されている。各構成要素は内部システムバス
ISYSを介して接続されており、内部システムバスI
SYSは入出力ポート30を介して外部システムバスE
SYSと接続される。
【0035】また、本実施例のEEPROM60が適用
されるシングルチップマイクロコンピュータ90は、R
OM50、EEPROM60、及びRAM70により、
図3に示すメモリ空間を備えている。尚、EEPROM
60は、6000H番地から6FFFH番地のデータメ
モリ領域A2−2、及び7000H番地から7FFFH
番地のプログラムメモリ領域A2−1として割り当てら
れており、EEPROM60はプログラム用及びデータ
用の共用メモリとして使用される。
【0036】このようなメモリ空間を持つデータ処理シ
ステムにおいて、CPU40がEEPROM60をアク
セスしながら処理を進めていく時の動作を、図4に示す
タイミングチャートを用いて説明する。
【0037】CPU40内のプログラムカウンタ21が
EEPROM60のプログラムメモリ領域A2−1を指
している時には、順次EEPROM60から命令を取り
出して、命令デコーダ22で解釈し、実行ユニット23
で実行する。
【0038】8100H番地の命令Aが、データD1を
EEPROM60のデータメモリ領域A2−2内に書き
込む命令である場合、CPU40はデータD1をデータ
バスDBUSに流し、アドレスデータ“7200H”を
アドレスバスABUSに流し、ライトイネーブル信号W
E#をアクティブにする。これらの信号を受けてEEP
ROM60では所定の手順で書き込み動作を開始する。
この書き込み動作が終了するまでの間、ビジー信号BU
SY#はアクティブとなり、セレクタ10ではレジスタ
9の出力を選択して入出力バッファ3に出力することと
なる。
【0039】従って、中央処理装置40から命令の読み
出し要求があった場合には、EEPROM60からはレ
ジスタ9内のデータが出力され、CPU40はその命令
を取り込んで実行することとなる。
【0040】本実施例では、レジスタ9内に保持される
データは、該アクセス時の命令が保持されている番地に
分岐する(自分自身の命令に分岐する)相対アドレスジ
ャンプ命令(相対分岐命令)Iである。従って、データ
処理装置40がEEPROM60に対する書き込み命令
Aを発して、EEPROM60が書き込み中である間、
即ち、ビジー信号BUSY#がアクティブである間、C
PU40内のプログラムカウンタ21の値が(8101
Hのまま)変わることなくその場でループすることとな
り、書き込み命令Aが終了してビジー信号BUSY#が
ノンアクティブになると、該書き込み命令Aの次の(8
101H番地の)命令Bを読み出すこととなる。
【0041】以上のように本実施例では、1つのEEP
ROM60をプログラム用及びデータ用として共用して
いるデータ処理装置において、レジスタ9及びセレクタ
10の簡単な付加回路により、EEPROM60が書き
込み期間中にCPU40から命令の読み出しを行う場合
にも、システムの暴走を防止でき、EEPROM60の
書き込み終了後、本来行うべき命令Bの処理に復帰でき
る。第2実施例 第2実施例に係る不揮発性半導体記憶装置では、第1実
施例と同様のハードウェア構成を用いる。
【0042】本実施例では、予め、レジスタ9内にはソ
フトウェア割り込み命令が保持されている。CPU40
がEEPROM60に対する書き込み命令Aを発して、
EEPROM60が書き込み中である間に、CPU40
からの命令の読み出し要求があった場合には、レジスタ
9内のソフトウェア割り込み命令が出力され、CPU4
0は該命令を取り込んで割り込み処理ルーチンによる例
外処理を実行することとなる。
【0043】従って、システムの暴走を防止でき、ま
た、割り込み処理ルーチンの処理時間をEEPROM6
0の書き込みに要する時間にほぼ等しくしておけば、割
り込み処理ルーチン終了後、スタックに退避されたアド
レスから命令の読み出しを行うので、第1実施例同様、
EEPROM60の書き込み終了後、直ちに本来行うべ
き命令Bの処理に復帰できる。第3実施例 本発明の第3実施例に係る不揮発性半導体記憶装置にお
いても、第1実施例と同様のハードウェア構成を用い
る。
【0044】本実施例では、予め、レジスタ9内には絶
対アドレスジャンプ命令(絶対番地分岐命令)が保持さ
れている。絶対アドレスジャンプ命令のジャンプ先は、
EEPROM60以外の例えばROM50に保持されて
いる他の処理を行うプログラムの先頭アドレスである。
【0045】つまり、CPU40がEEPROM60に
対する書き込み命令を発して、EEPROM60が書き
込み中である間に、CPU40からの命令の読み出し要
求があった場合には、レジスタ9内の絶対アドレスジャ
ンプ命令が出力され、CPU40は該命令を取り込ん
で、他の実行可能な命令を先に行うこととなる。従っ
て、システムのスループットを下げることなく、システ
ムの暴走を防止できる。
【0046】また、レジスタ9内に保持される命令とし
ては、第1、第2、及び第3実施例で示した相対アドレ
スジャンプ命令、ソフトウェア割り込み命令、及び絶対
アドレスジャンプ命令の他、何も実行しないNOP(NO
Operation)命令がある。この場合にも同様にしてシス
テムの暴走を防止できる。
【0047】更に、レジスタ9内に保持されるをCPU
40から設定できる構成としてもよい。これにより、ソ
フトウェアによるより柔軟な対処が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不揮発性
半導体記憶装置及びデータ処理装置によれば、不揮発性
半導体記憶装置が書き込み中である場合、選択手段は書
き込み制御回路からのビジー信号に基づいてレジスタの
出力を選択することとしたので、中央処理装置からの読
み出し要求があった場合、選択手段からはレジスタ内の
所定の命令が出力され、中央処理装置は該所定の命令を
取り込んで実行することとなり、結果として、1つの不
揮発性半導体記憶装置をプログラム用及びデータ用とし
て共用しているデータ処理システムにおいて、不揮発性
半導体記憶装置が書き込み期間中に読み出しを行う場合
にも、レジスタ及び選択手段の簡単な付加回路により、
システムのスループットを下げることなく、システムの
暴走を防止しうる不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る不揮発性半導体記憶装置
の構成図である。
【図2】本発明の不揮発性半導体記憶装置が適用される
シングルチップマイクロコンピュータの構成図である。
【図3】シングルチップマイクロコンピュータ、または
従来のデータ処理装置の持つメモリ空間を説明する図で
ある。
【図4】第1実施例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図5】従来の不揮発性半導体記憶装置(EEPRO
M)の構成図である。
【図6】従来例の動作を説明するタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ部 2…アドレスラッチ 3…入出力バッファ 4…データラッチ 5…センスアンプ 6…タイマ 7…書き込み制御回路 8…高電圧発生回路 9…レジスタ 10…セレクタ(選択手段) 21…プログラムカウンタ 22…命令デコーダ 23…実行ユニット 30…入出力ポート 40…中央処理装置(CPU) 50…ROM 60,60’…不揮発性半導体記憶装置(EEPRO
M) 70…RAM 80…周辺回路 90…シングルチップマイクロコンピュータ ESYS…外部システムバス IBUS…(内部)システムバス CBUS…コントロールバス DBUS…データバス ABUS…アドレスバス OE#…出力イネーブル信号 WE#…ライトイネーブル信号 BUSY#…ビジー信号 A1…ROM A2−1…EEPROMプログラムメモリ領域 A2−2…EEPROMデータメモリ領域 A3…RAM領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルが配列されて成るメモリセル
    アレイ部、 外部から供給されるアドレスをラッチするアドレスラッ
    、 外部から入力されるデータをラッチするデータラッチ
    、 前記メモリセルアレイ部からデータを読み出すセンスア
    ンプ、 書き込み動作を制御する書き込み制御回路を備える不
    揮発性半導体記憶装置及び中央処理装置を備えるデータ
    処理装置であって、前記不揮発性半導体記憶装置が書き込み中である場合に
    前記中央処理装置が実行する所定の命令 を保持するレジ
    スタと、前記不揮発性半導体記憶装置が書き込み中である旨を示
    す前記書き込み制御回路からの ビジー信号基づき、
    記ビジー信号が書き込み中を示さない場合は前記センス
    アンプの出力を、前記ビジー信号が書き込み中を示す場
    合は前記レジスタ出力を選択して出力する選択手段前記選択手段から出力された命令を実行する中央処理装
    とを有することを特徴とするデータ処理装置
  2. 【請求項2】 前記レジスタ内に保持される所定の命令
    は、該アクセス時の命令が保持されている番地に分岐す
    る相対番地分岐命令であることを特徴とする請求項1に
    記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記レジスタ内に保持される所定のデー
    タは、ソブトウェア割り込み命令であることを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記レジスタ内に保持される所定のデー
    タは、当該不揮発性半導体記憶装置以外の記憶手段に保
    持されているプログラムに分岐する絶対番地分岐命令で
    あることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装
    置。
JP5850593A 1993-03-18 1993-03-18 データ処理装置 Expired - Lifetime JP3152535B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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