JP2002073407A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002073407A JP2000261187A JP2000261187A JP2002073407A JP 2002073407 A JP2002073407 A JP 2002073407A JP 2000261187 A JP2000261187 A JP 2000261187A JP 2000261187 A JP2000261187 A JP 2000261187A JP 2002073407 A JP2002073407 A JP 2002073407A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去、書き込みおよび読み出しのうちの2機
能以上を同時実行できるメモリ領域を要求仕様に従い可
変、さらには動的に変更できる不揮発性半導体記憶装置
を提供する。 【解決手段】 複数のメモリブロックからなるメモリ領
域群を有し、各メモリ領域群に含まれるメモリブロック
の個数は外部からのコマンド制御によって変更すること
ができる不揮発性半導体記憶装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に消去、書
き込みおよび読み出し可能な機能を有する不揮発性半導
体記憶装置に関する。詳しくは、本発明はそれらの機能
を同時に実行可能な不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的一括消去、電気的書き込みおよび
読み出し可能な不揮発性半導体記憶装置において、消去
および書き込み動作は読み出し動作に対して数百〜数十
万倍も動作時間が必要である。そのため、1つの不揮発
性半導体記憶装置では、消去動作中は書き込みおよび読
み出し動作することができず、また書き込み動作中には
消去および読み出し動作することができなかった。 従って、電気製品などのシステムで消去および書き込み
および読み出し動作を同時に行う場合には、複数の不揮
発性半導体記憶装置を備え、1つの不揮発性半導体記憶
装置で消去または書き込み実行中に、他の不揮発性半導
体記憶装置で読み出し動作を行う必要があった。
【0003】特開平7−281952には、1つの不揮
発性半導体記憶装置で消去、書き込みおよび読み出しの
うち、2機能以上を同時に実行可能とする方法が開示さ
れている。ラッチ回路を用いたことを特徴とする従来例
1を図7に、セレクタ回路を用いたことを特徴とする従
来例2を図8に記載する。以下、図7と図8を参照しな
がら特開平7−281952に開示された従来技術を説
明する。
【0004】図7は従来例1の構成を示すブロック図で
ある。1はIC(不揮発性半導体記憶装置)の全体、2
は外部から入力される制御信号、3は同じくデータ、4は
同じくアドレス、5は同じく電源である。また、6は命令
解析部およびステータスデータ生成部であり、データ3
で入力されるコマンドを解析し、IC1全体の制御を行
う。7は消去制御部であり、8は書き込み制御部であ
る。7aは消去制御部7が動作中であることを命令解析
部およびステータスデータ生成部6へ伝えるステータス
信号、7bは消去制御部7がバス9(9a〜9h、9
i)を使う前に命令解析部およびステータスデータ生成
部6へ送るリクエスト信号、7cは命令解析部およびス
テータスデータ生成部6がリクエスト信号7bを受け、
バス9(9a〜9h、9i)の使用可を消去制御部7へ
伝えるアクノリッジ信号である。8aは書き込み制御部
8が動作中であることを命令解析部およびステータスデ
ータ生成部6へ伝えるステータス信号、8bは書き込み
制御回路8がバス9(9a〜9h、9j)を使う前に命
令解析部およびステータスデータ生成部6へ送るリクエ
スト信号、8cは命令解析部およびステータスデータ生
成部6がリクエスト信号8bを受け、バス9(9a〜9
h、9j)の使用可を書き込み制御部8へ伝えるアクノ
リッジ信号である。
【0005】9(9a〜9h)は命令解析部およびステ
ータスデータ生成部6からのアドレス信号、データ信号、
制御信号を運ぶバス、9iはバス9と消去制御部7をつ
なぐバス、9jはバス9と書き込み制御部8をつなぐバ
スである。10a〜10hはメモリブロックであり、内部
はローデコーダ、カラムデコーダ、センスアンプおよびメ
モリアレイセルから成る。11a〜11hはラッチ回路
であり、バス9a〜9hからのアドレス、データ、制御の
各信号を一時記憶し、メモリブロック10a〜10hへ
送り、一度ラッチしたデータは命令解析部およびステー
タスデータ生成部6からの制御で変更しない限り変更さ
れない。12a〜12hはラッチ回路11a〜11hと
メモリブロック10a〜10hをつなぐバスである。図
8において、14(14a〜14h)は消去制御部7か
らメモリブロック10a〜10hへ送るアドレス、デー
タ、制御の各信号を伝える消去用のバス、15(15a〜
15h)は書き込み制御部8からメモリブロック10a
〜10hへ送るアドレス、データ、制御の各信号を伝える
書き込み用バスである。13a〜13hは消去用バス1
4、書き込み用バス15およびバス9からの信号から1
つを選択してメモリブロック10a〜10hへ送るセレ
クタ回路である。
【0006】次に動作について説明する。先ず、読み出
し動作について説明する。制御信号2およびアドレス4
からなる読み出し信号が外部から命令解析およびステー
タスデータ生成部6へ与えられると、命令解析およびス
テータスデータ生成部6は読み出し対象となるメモリブ
ロックが消去動作中または書き込み動作中でないかを確
認する。動作中ならエラーのステータスをデータ3を介
して外部へ返し、非動作中ならバス9、ラッチ回路1
1、バス12、メモリブロック10と順に読み出し信号
を送り、メモリブロック中のメモリセルからデータを読
み出す。
【0007】そして、メモリブロック10、バス12、ラ
ッチ回路11、バス9、命令解析およびステータスデータ
生成部6と順にデータを送り、読み出したデータをデー
タ3を介して外部へ送り読み出しが完了する。なお、動
作中のメモリブロックにあたるかの確認はラッチ回路1
1a〜11hまで読み出し信号を送ったとき、ラッチ回
路11から動作中であることを示すビジィ信号が命令解
析およびステータスデータ生成部6ヘ帰ることにより行
える。
【0008】次に、書き込み動作について説明する。制
御信号2、アドレス4からなる書き込み信号およびデー
タ3から入力される書き込みデータが外部から命令解析
およびステータスデータ生成部6へ与えられると、命令
解析およびステータスデータ生成部6は書き込み対象と
なるメモリブロックが消去中(動作中)でないことを確
認後(ラッチ回路11から動作中であることを示すビジ
ィ信号が帰らず、次の動作への待機中であることを示す
レディ信号が帰ることを確認後)、命令解析およびステ
ータスデータ生成部6はバス9jを通じて書き込み制御
部8ヘ動作開始信号を送る。この時、書き込み制御部8
は書き込み動作中であることを示すステータス信号8a
をアクティブにする。書き込み制御部8は、リクエスト
信号8bにより命令解析およびステータスデータ生成部
6ヘバス9の利用要求を出し、アクノリッジ信号8cと
して利用許可が返ってくると、バス9、ラッチ回路11、
バス12、メモリブロック10と順に書き込み信号およ
び書き込みデータを伝え、書き込み動作に入る。書き込
みは、一定時間メモリセルヘ書き込みに要する電圧を与
え続ける必要があるが、この電圧も共通のバス9を介し
て供給されるため、バス9の使用調停が必要となる。す
なわち書き込み動作は比較的長い時間を要するので、そ
の間読み出し動作が制限を受けるとこれらの同時動作の
効果が低減する。そのため、書き込み動作を時間的に分割
し、その間に読み出し動作を許可するということが行わ
れる。書き込み動作を一旦中断するには、ラッチ回路1
1にバス9の状態を保存し、書き込み対象のメモリブロ
ックの動作状態を保持する。その後、リクエスト信号8b
を非アクティブにし、命令解析およびステータスデータ
生成部6ヘバス9を開放する。一定時間後、書き込み動
作を再開するには、書き込み制御部8が再びバス9の使
用を要求するために、リクエスト信号8bをアクティブ
にし、命令解析およびステータスデータ生成部6からア
クノリッジ信号8cが帰ってくるのを待つ。書き込み制
御部8がバス9を開放する時間はその内部のタイマーを
使用する。この動作を繰り返すことにより書き込みが終
了すると書き込み動作を停止し、同様な方法でバス9の
使用を要求し、ライトベリファイの動作に入る。ベリフ
ァイ結果正常(OK)の場合は、ステータス信号8aで
書き込み動作完了を命令解析およびステータスデータ生
成部6へ伝え、書き込み制御部8は動作を停止し、書き込
み動作完了となる。ベリファイ結果異常(NG)の場合
は、再びメモリセルを書き込み状態にし、ライトベリファ
イを行う。この動作を規定回数実施し、ベリファイ結果
異常(NG)の場合は、命令解析およびステータスデー
タ生成部6からデータ3を介して外部ヘライトエラーの
ステータスを返す。
【0009】次に、消去動作について説明する。基本的
に前記書き込み動作と内容は同じであり、メモリセルヘ
与える電圧とその時間が異なるだけである(現量産品種
は3桁長い)。すなわち、制御信号2、データ3、アドレス
4からなる消去信号および消去データが外部から命令解
析およびステータスデータ生成部6へ与えられると、命
令解析およびステータスデータ生成部6は消去対象とな
るメモリブロックが書き込み中(動作中)でないかを確
認後、命令解析およびステータスデータ生成部6はバス
9iを通じて消去制御部7へ動作開始信号を送る。この
時、消去制御部7は消去動作中であることを示すステー
タス信号7aをアクティブにする。消去制御部7は、リ
クエスト信号7bにより命令解析およびステータスデー
タ生成部6ヘバス9の利用要求を出し、アクノリッジ信
号7cによってバス9の利用許可が返ってくると、バス
9、ラッチ回路11、バス12、メモリブロック10と順
に信号を伝え、消去動作に入る。消去は、一定時間メモリ
セルヘ電圧を与え続ける必要があるのでラッチ回路11
の働きにより、メモリブロック10をホールド状態にし
て、バス9の使用を一時停止して、リクエスト信号7bを
非アクティブにして、命令解析およびステータスデータ
生成部6ヘバス9のあけ渡しを伝える。消去制御部7は
内部のタイマーにより時間を待ち、その後再びリクエス
ト信号7bをアクティブにして、命令解析およびステー
タスデータ生成部6からアクノリッジ信号7cが帰るの
を待つ。アクノリッジ信号7cでバス9の使用許可が返
ってくると、消去制御部7がバス9を占有し、イレースベ
リファイの動作をメモリセルに行わせるために、バス9、
ラッチ回路11、バス12、メモリブロック10と順に信
号を伝え、消去動作を停止し、イレースベリファイの動作
に入る。ベリファイ正常(OK)の場合は、ステータス
信号7aで消去動作完了を命令解析およびステータスデ
ータ生成部6へ伝え、消去制御部7は動作を停止し、消去
動作完了となる。ベリファイ異常(NG)の場合は、再
びメモリセルを消去状態にし、イレースベリファイを行
う。この動作を規定回数実施し、ベリファイ結果異常
(NG)の場合は、命令解析およびステータスデータ生
成部6からデータ3を介して外部ヘイレースエラーのス
テータスを返す。このようして、消去、書き込み、読み出
し動作を行うため、例えばメモリブロック10aで消去
中、メモリブロック10bで書き込み中に、メモリブロッ
ク10cで読み出しを行うことができる。もちろん連続
的に読み出しを行っていると、リクエスト信号7b、アク
ノリッジ信号7cの割り込みが時々、間に入るため、部分
的に、アクセスタイムが伸びることになる。これは一般
に、メモリアクセスにウェイトが入る、ビジィが長い、ア
クノリッジを返すのが遅いということだけなので、シス
テムの運用上問題のない使用が可能である。
【0010】図8は従来例2の構成を示すブロック図で
ある。まず、読み出し動作について説明する。制御信号
2、アドレス4からなる読み出し信号が外部から命令解
析およびステータスデータ生成部6へ与えられると、命
令解析およびステータスデータ生成部6は読み出し対象
となるメモリブロックが消去動作中または書き込み動作
中でないかを確認する。動作中ならエラーのステータス
をデータ3を介して外部へ返し、非動作中なら、バス9、
セレクタ回路13、バス12、メモリブロック10と順に
読み出し信号を送り、メモリセルからデータを読み出
す。そして、メモリブロック10、バス12、セレクタ回
路13、バス9、命令解析およびステータスデータ生成部
6と順にデータを送り、データをデータ3から外部へ送
り読み出しが完了する。動作中のメモリブロックにあた
るかの確認は、セレクタ回路13まで読み出し信号を送
ったとき、セレクタ回路13がバス14またはバス15
を選択している場合は消去または書き込み動作中である
ことを示すビジィ信号が命令解析およびステータスデー
タ生成部6へ帰ることにより行える。
【0011】次に、書き込み動作について説明する。制
御信号2、アドレス4からなる書き込み信号およびデー
タ3から入力される書き込みデータが外部から命令解析
およびステータスデータ生成部6へ与えられると、命令
解析およびステータスデータ生成部6は書き込み対象と
なるメモリブロックが消去中(動作中)でないことを確
認後(セレクタ回路13から動作中であることを示すビ
ジィ信号が帰らず、次の動作への待機中であることを示
すレディ信号が帰ることを確認後)、命令解析およびス
テータスデータ生成部6はバス9jを通じて書き込み制
御部8へ動作開始信号を送る。
【0012】この時、書き込み制御部8は書き込み動作
中であることを示すステータス信号8aをアクティブに
する。書き込み制御部8は書き込み用バス15を使用し
てセレクタ回路13、バス12、メモリブロック10と順
に書き込み信号および書き込みデータを伝え、書き込み
動作に入る。一定時間メモリセルヘ書き込みに要する電
圧を与えたあと、ベリファイを行い、ベリファイ結果正常
(OK)なら書き込み完了となり、書き込み制御部8は
ステータス信号8aを非アクテイブにして命令解析およ
びステータスデータ生成部6へ書き込み完了を伝える。
ベリファイ結果異常(NG)なら、再び書き込みおよび
ベリファイ動作に入る。これを規定回数まで実施し、ベ
リファイ結果異常(NG)の場合、命令解析およびステ
ータスデータ生成部6からライトエラーのステータスが
データ3を介して外部へ伝えられる。また、前記一定時
間メモリセルヘ電圧を与えるとあるがこのタイマーは書
き込み制御部8内にあるものを使う。
【0013】この従来例2の特徴として、書き込み用バ
ス15を備え、図7に示した従来例1のようにリクエス
ト信号8bとアクノリッジ信号8cを用いて1つのバス
9の使用を調停する必要がないため書き込み動作中、書
き込み制御部8が書き込み開始から完了までの制御を全
て行い、セレクタ回路13とメモリブロック10を専有
することができ、これら書き込み制御部8、セレクタ回路
13、メモリブロック10以外の回路の影響を受けない
ため、スピードが速いということがあげられる。
【0014】次に、消去動作について説明する。基本的
に前記書き込み動作と内容は同じである。すなわち、制御
信号2、データ3、アドレス4からなる消去信号および消
去データが外部から命令解析およびステータスデータ生
成部6へ与えられると、命令解析およびステータスデー
タ生成部6は消去対象となるメモリブロックが書き込み
中(動作中)でないかを確認後(セレクタ回路13から
動作中であることを示すビジィ信号が帰らず、次の動作
への待機中であることを示すレディ信号が帰ることを確
認後)、命令解析およびステータスデータ生成部6はバ
ス9iを通じて消去制御部7へ動作開始信号を送る。消
去制御部7は消去動作中であることを示すステータス信
号7aをアクティブにする。消去制御部7は消去用バス
14を使用してセレクタ回路13、バス12、メモリブロ
ツク10と順に信号を伝え、消去動作に入る。一定時間メ
モリセルヘ消去に要する電圧を与えたあと、ベリファイ
を行い、ベリファイ結果正常(OK)なら消去完了とな
り、消去制御部7はステータス信号7aを非アクティブ
にして命令解析およびステータスデータ生成部6へ消去
完了を伝える。
【0015】ベリファイ結果異常(NG)なら、再び消
去動作に入る。これを規定回数まで実施し、ベリファイ
結果異常(NG)の場合、命令解析およびステータスデ
ータ生成部6からイレースエラーのステータスがデータ
3を介して外部へ伝えられる。このようにして、消去、書
き込み、読み出し動作の制御は各々独立したバス14、バ
ス15、バス9を介して行われるため、例えば書き込み制
御部8、書き込み用バス15、15a、セレクタ回路13
a、バス12a、メモリブロック10aで書き込み中、消
去制御部7、消去用バス14、14b、セレクタ回路13
b、バス12b、メモリブロック10bで消去中の状態
で、命令解析およびステータスデータ生成部6、バス9、
9c、セレクタ回路13c、バス12c、メモリブロック
10cで読み出し動作が可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリに代
表される電気的に書き換え可能な不揮発性半導体記憶装
置は携帯機器を中心に市場が拡大し、しかも多機能、高機
能化が急速に進行している。そのため、不揮発性半導体
記憶装置に要求される仕様も多用化しており、従来のよ
うな回路設計の時点で決定される固定的な仕様では市場
の要求に応えられなくなって来ている。
【0017】しかしながら、上述したような不揮発性半
導体記憶装置では、セレクタ回路およびラッチ回路がメ
モリブロックと1対1に対応しており、1つのセレクタ
回路で制御するメモリブロックは1つであり、1つのセ
レクタ回路で制御するメモリ領域は、回路設計時に確定
され変更することができない。すなわち、1つの不揮発
性半導体記憶装置で消去、書き込みおよび読み出しのう
ち、2機能以上を同時に実行できるメモリ領域のサイズ
は固定であり再設計しない限り変更することができな
い。
【0018】かくして、本発明はこのような多様化する
市場の要求に柔軟に対応すべくなされたものであり、2
機能以上を同時実行できるメモリ領域のサイズを要求仕
様に従い可変、さらには動的に変更できる不揮発性半導
体記憶装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者らは、パーティションと称する新たな概念
を導入し、パーティション単位で、消去、書き込みおよび
読み出しを同時実行可能な不揮発性半導体記憶装置を開
発した。本発明によるパーティションは複数のメモリブ
ロックを含み、1つのパーティションに含まれるメモリ
ブロックの個数は外部からのコマンド制御により変更す
ることができる。本発明によれば、消去、書き込みおよ
び読み出し可能であり、それら機能を同時に実行可能な
メモリ領域を変更可能にすることによって使用目的に合
わせたメモリ使用領域配分を効率よく行うことが可能に
なる。すなわち、本発明により、多様化している市場要
求に柔軟に対応できる不揮発性半導体記憶装置の提供が
可能となる。また、メモリ領域配分の変更はコマンド入
力により制御可能であるため、いつでも使用目的に合わ
せたメモリ使用領域配分を効率良く行うことが可能にな
る。
【0020】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
1)は、電気的一括消去、電気的書き込みおよび読み出
し動作が可能な複数のメモリ領域を有し、個々のメモリ
領域は他のメモリ領域とは独立して動作可能な不揮発性
半導体記憶装置において、前記複数のメモリ領域を、少
なくとも1のメモリ領域を含む複数のメモリ領域群に分
割するメモリ領域分割情報を保持するメモリ領域分割情
報保持手段および、保持されたメモリ領域分割情報に従
い、各メモリ領域群に属するすべてのメモリ領域に対し
メモリ領域群の選択信号を生成するメモリ領域群選択手
段を有することを特徴とする。すなわち、1つ以上のメ
モリ領域を含むメモリ領域群、すなわちパーティション
はメモリ領域分割情報保持手段によって保持されるメモ
リ領域分割情報でその構成が決まり、あるパーティショ
ンを構成するメモリ領域の選択はメモリ領域群選択手段
によって実現される。
【0021】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
2)は、前記メモリ領域分割情報保持手段に保持される
メモリ領域分割情報は外部から入力されるコマンドによ
り与えられることを特徴とする。すなわち、パーティシ
ョンの構成はコマンド入力によって変更が可能である。
【0022】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
3)は、前記メモリ領域群選択手段が選択信号生成の対
象とするメモリ領域群は外部から入力されるアドレスに
より指定されることを特徴とする。すなわち、どのパー
ティションがアクセス対象となるかは外部から入力され
るアドレスによって任意に選択される。
【0023】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
4)は、前記メモリ領域は、複数のメモリセルより構成
されるメモリブロック、メモリブロックの動作状態を保
持するラッチ回路、および消去、書き込みおよび読み出
しに要する各信号のいずれかを選択し、前記メモリブロ
ックに与えるセレクタ回路より構成されることを特徴と
する。
【0024】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
(請求項5)は、前記消去、書き込みおよび読み出しに要
する各信号のいずれかを選択するセレクタ回路は、前記
メモリ領域群選択手段よりの選択信号または前記ラッチ
回路に保持されたメモリブロックの動作状態により制御
されることを特徴とする。すなわち、パーティションを
構成するメモリ領域は、メモリブロックと共にラッチ回
路およびセレクタ回路を含み、パーティションに対しあ
る動作を実行するとその動作に応じた信号が選択され、
その後動作状態が記憶されるので、このパーティション
の動作中に別のパーティションは別の動作が実行可能と
なる。
【0025】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
6)は、前記メモリ領域分割情報保持手段において情報
を保持する回路が不揮発性メモリからなることを特徴と
する。すなわち、一度パーティションの構成を設定する
と電源遮断後もその情報を保持する。
【0026】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
7)は、前記メモリ領域分割情報保持手段において情報
を保持する回路が揮発性メモリからなることを特徴とす
る。すなわち、揮発性メモリを用いることにより情報の
書き換え速度が速くなり、一時的、使用中での動的なパー
ティション構成の変更が可能となる。
【0027】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
8)は、前記メモリ領域分割情報保持手段において情報
を保持する回路が不揮発性メモリおよび揮発性メモリの
両方からなることを特徴とする。すなわち、電源投入後、
予め設定した初期状態から、一時的、動的なパーティショ
ン構成の変更が可能となる。
【0028】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
9)は、前記メモリ領域分割情報保持手段は、メモリ領域
分割情報の保護を示す情報を保持する保護情報保持手段
を有し、さらに保持された保護情報に従いメモリ領域分
割情報の変更を禁止する手段を有することを特徴とす
る。 すなわち、保護情報を設定することにより、誤ったコマン
ド入力による不用意なパーティション構成変更からの保
護が可能となる。
【0029】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
10)は、前記保護情報保持手段は外部からのコマンド
によりメモリ領域分割情報の保護を示す情報が与えられ
ることを特徴とする。すなわち、保護情報自身もコマン
ドにより設定され、保護の設定、解除が必要に応じて可能
となる。
【0030】本発明の不揮発性半導体記憶装置(請求項
11)は、前記保護情報保持手段へのコマンド入力を無
効にする手段を有することを特徴とする。すなわち、保
護情報の設定自身も禁止することにより、一旦設定した
パーティションの構成を以後変更不可にすることができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図1〜6を参照して、本発
明の実施形態を詳細に説明するが、本発明は以下の実施
例に限定されるものではない。
【実施例】本発明による不揮発性半導体記憶装置の構成 図1は本発明の実施例を示すブロック図である。1はI
C(不揮発性半導体記憶装置)の全体であり、2は外部
から入力される制御信号、3は同じくデータ、4は同じく
アドレス、5は同じく電源である。また、6は命令解析部
およびステータスデータ生成部であって、データ3で入
力されるコマンドを解析し、IC1全体の制御を行う。7
は消去制御回路であって、7aは消去制御回路7が動作
中であることを命令解析部およびステータスデータ生成
部6へ伝えるステータス信号線である。8は書き込み制
御回路であって、8aは書き込み制御回路8が動作中で
あることを命令解析部およびステータスデータ生成部6
へ伝えるステータス信号線である。9は、命令解析部お
よびステータスデータ生成部6からのアドレス信号、デ
ータ信号、制御信号、消去または書き込み動作開始リクエ
スト信号、メモリブロックからの読み出しデータおよび
メモリブロックステータス信号を運ぶバスであって、9
dはバス9と消去制御回路7をつなぐバス、9eはバス
9と書き込み制御回路8をつなぐバスである。10a〜
10cはメモリブロックであり、内部は図示しないロー
デコーダ、カラムデコーダ、センスアンプおよびメモリア
レイセルから成る。 11a〜11cはラッチ回路であり、後述するバス21
を通じて送られるパーティションセレクト情報で選択さ
れているメモリブロック10a〜10cからバス12a
〜12cを通じて送られてくるメモリブロックステータ
スを一時記憶する。12a〜12cは、メモリブロック
10a〜10cとラッチ回路11a〜11cおよびセレ
クタ回路13a〜13cとをつなぐバスである。 13a〜13cは、バス9、消去用バス14および書き
込み用バス15からの信号のいずれかを、後述するバス
21を通じて送られるパーティションセレクト情報で選
択されているメモリブロック10a〜10cへ送るセレ
クタ回路である。14は、消去制御回路7からメモリブ
ロック10a〜10cヘアドレスおよび制御の各信号を
伝える消去用のバスである。15は、書き込み制御回路
8からメモリブロック10a〜10cヘアドレス、デー
タ、制御の各信号を伝える書き込み用バスである。16
は、消去、書き込みもしくは読み出しの実行対象となる
メモリブロックを示すアドレスバスである。18は、各
メモリブロックがどのパーティションに属するかの情報
(以後パーティション分割情報と呼ぶ)を保持するパー
ティションラッチ回路である。17は、命令解析部およ
びステータスデータ生成部6が受け取った制御信号2、
データ3およびアドレス4がパーティションラッチ回路
18への書き込みコマンドである場合、パーティション
分割情報をパーティションラッチ回路18へ書き込みを
行うためのバスである。19は、パーティションラッチ
回路18で保持されているパーティション分割情報を出
力するバスである。 20は、アドレスバス16とパーティション分割情報バ
ス19から、アドレスバス16が示すある1つのメモリ
ブロックを含むパーティションを選択し、そのパーティ
ションに含まれるすべてのメモリブロックを選択状態に
するパーティションセレクタ回路である。21は、パー
ティションセレクタ回路20から出力され、あるパーテ
ィションに含まれる選択状態のすべてのメモリブロック
を示すパーティションセレクト情報を伝えるバスであ
る。
【0032】メモリブロックの選択方法、および消去な
らびに書き込み制御 まず、書き込み、消去および読み出し時のパーティショ
ン内のメモリブロックを選択する方法を説明する。命令
解析部およびステータスデータ生成部6は、外部から制
御信号2、データ3およびアドレス4を受け取り、実行す
べき機能とその対象となるメモリブロックを解析する。
解析された情報はバス9を通じて、消去制御回路7また
は書き込み制御回路8に送られる。消去制御回路7およ
び書き込み制御回路8は、解析された情報に従い消去ま
たは書き込み制御信号を、バス14またはバス15を通
じてセレクタ回路13a〜13cへ送信する。
【0033】パーティションラッチ回路18は、命令解
析部およびステータスデータ生成部6からバス17を通
じて送られるパーティション分割情報を保持する。パー
ティションセレクタ回路20は、命令解析部およびステ
ータスデータ生成部6よりバス16を通じて送られる1
つのメモリブロックを選択するアドレス情報およびパー
ティションラッチ回路18よりバス19を通して送られ
るパーティション分割情報により、その選択されている
メモリブロックが属するパーティション内のすべてのメ
モリブロックを選択する信号であるパーティションセレ
クト情報を、バス21を通じてセレクタ回路13a〜1
3cへ送信する。
【0034】1.メモリブロックの選択方法 以下、あるパーティションに含まれるすべてのメモリブ
ロックを選択する方法の具体例を図2を用いて説明す
る。パーティションは、メモリブロックとそれに接続さ
れるラッチ回路およびセレクタ回路を一組とする複数の
組から構成される。図2に、パーティションが2つある
場合を示す。具体的には、メモリブロック0、1および
2がパーティション0を構成し、メモリブロック3およ
び4がパーティション1を構成している。図2におい
て、図1と同一符号は、図1の構成と同一または相当部
分を示す。図1と異なる構成を以下に説明する。10a
〜10eはメモリブロックであり、内部は図示しないロ
ーデコーダ、カラムデコーダ、センスアンプおよびメモ
リアレイセルから成る。12a〜12eは、メモリブロ
ック10a〜10eとラッチ回路11a〜11eおよび
セレクタ回路13a〜13eとをつなぐバスである。1
3a〜13eは、バス9、消去用バス14および書き込
み用バス15からの信号のいずれかをバス21を通じて
送られるパーティションセレクト情報で選択されている
すべてのメモリブロック(ここでは、10a〜10c)
へ送るセレクタ回路である。14は、消去制御回路7か
らメモリブロック10a〜10eへ送るアドレス、制御
の各信号を伝える消去用のバスである。
【0035】まず、外部から入力された制御信号2、デ
ータ3およびアドレス4がパーティションラッチ回路1
8への書き込みコマンドである場合、命令解析部および
ステータスデータ生成部6はそれらをパーティション分
割情報としてパーティションラッチ回路18へ書き込み
を行う。さらに、パーティションラッチ回路18に設定
されたパーティション分割情報は、バス19を通してパ
ーティションセレクタ回路20に送られる。このように
してパーティションセレクタ回路20に送られたパーテ
ィション分割情報が、メモリブロック0、1および2
(すなわち、10a〜10c)、およびこれらに接続さ
れるラッチ回路11a〜11cならびにセレクタ回路1
3a〜13cが1つのパーティション(パーティション
0)を構成し、メモリブロック3および4(すなわち、
10d〜10e)、およびこれらに接続されているラッ
チ回路11d〜11eならびにセレクタ回路13d〜1
3eがもう一つのパーティション(パーティション1)
を構成することを示し、バス16を通じて送られる1つ
のメモリブロックを選択するアドレス情報がメモリブロ
ック1を示している場合を考える。
【0036】上記のごとく、パーティションはメモリブ
ロック、ラッチ回路およびセレクタ回路を一組とし、複
数のこの組から構成されるが、以下では簡略化のため、
パーティションの構成はそれに含まれるメモリブロック
で代表して説明する。パーティションセレクタ回路20
は、入力されたパーティション分割情報から、メモリブ
ロック1がメモリブロック0および2と共にパーティシ
ョン0を構成していると判断して、バス21を通じてメ
モリブロック1と同一パーティション内のメモリブロッ
ク0および2も選択状態にするパーティションセレクト
情報を送信する。バス16を通じて送られる1つのメモ
リブロックを選択するアドレス情報がメモリブロック3
を示している場合も同様に、パーティションセレクタ回
路20は、入力されたパーティション情報から、メモリ
ブロック3がメモリブロック4と共にパーティション1
を構成していると判断して、バス21を通じてメモリブ
ロック3と同一パーティション内のメモリブロック4も
選択状態にするパーティションセレクト情報を送信す
る。
【0037】このようにして、外部から与えられたコマ
ンド(データ)、アドレス、制御信号によって、消去、
書き込みもしくは読み出しの実行対象となるメモリブロ
ックからそのブロックが属するパーティションに含まれ
るすべてのメモリブロックを選択することにより、1つ
パーティションを選択状態にすることが可能である。
【0038】2.消去および書き込み制御 次に、上記選択されたパーティション内のメモリブロッ
クの消去および書き込み動作を示す。図1において、命
令解析部およびステータスデータ生成部6は、外部から
制御信号2、データ3およびアドレス4を受け取り、実行
すべき機能とその対象となるメモリブロックを解析す
る。解析された情報は、実行すべき機能が消去か書き込
み動作かによって、バス9dまたは9eを通じて消去制
御回路7または書き込み制御回路8に送られる。 ここでは、パーティションセレクト情報によってメモリ
ブロック0、1および2(すなわち、10a〜10c)
から構成されるパーティション0が選択されている場合
を考える。セレクタ回路13a〜13cは、命令解析部
およびステータスデータ生成部6より生成した消去また
は書き込み動作開始リクエスト信号のいずれかを選択
し、選択した動作開始リクエスト信号を、パーティション
セレクタ回路20よりバス21を通じて送られるパーテ
ィションセレクト情報で選択されているパーティション
内のすべてのメモリブロックに、バス12a〜12cを
通じて送信する。
【0039】パーティションセレクタ回路20よりバス
21を通じて送られるパーティションセレクト情報で選
択されているパーティション内のすべてのメモリブロッ
クは、消去または書き込み動作開始リクエスト信号を受
けると、消去または書き込み動作中であることを示すメ
モリブロックステータス情報をバス12a〜12cを通
してラッチ回路11a〜11cへ送信する。ラッチ回路
11a〜11cは、バス12a〜12cを通じて送られ
てきたメモリブロックステータス情報を保持する。保持
された情報はバス9(9a〜9c)を通して、命令解析
部およびステータスデータ生成部6およびセレクタ回路
13a〜13cへ渡され、命令解析部およびステータス
データ生成部6では、消去制御回路7または書き込み制
御回路8が動作中であることを認識し、セレクタ回路1
3a〜13cでは、保持された消去または書き込み動作
中であることを示すメモリブロックステータス情報に基
づき、消去制御回路7または書き込み制御回路8から送
られる消去または書き込み制御信号のいずれかを選択
し、メモリブロックヘバス12(12a〜12c)を通
じて与える。これは消去または書き込み動作終了時まで
継続される。
【0040】消去、書き込みおよび読み出しを同時に実
行する方法 次に、パーティション毎に消去、書き込みまたは読み出し
動作を独立して同時に実行する方法の具体例を図3を用
いて説明する。図3は、メモリブロック0、1および2
から構成されるパーティション0について詳細に記載す
る。図3において、図1と同一の符号は、図1における
構成と同一または相当部分を示す。以下、図1と異なる
構成を説明する。12aa、12baおよび12ca
は、それぞれ、ラッチ回路11a〜11cとメモリブロ
ック10a〜10cとをつなぐバスである。12ab、
12bbおよび12cbは、それぞれ、セレクタ回路1
3a〜13cとメモリブロック10a〜10cとをつな
ぐバスである。
【0041】まず、図2において説明したと同様に外部
から入力された制御信号2、データ3およびアドレス4
がパーティションラッチ回路18への書き込みコマンド
である場合、命令解析部およびステータスデータ生成部
6はそれをパーティション分割情報としてパーティショ
ンラッチ回路18へ書き込みを行う。このパーティショ
ン分割情報により、メモリブロック0、1および2(1
0a〜10c)が1つのパーティション(パーティショ
ン0)を構成しており、バス21(21a〜21c)を
通して送られるパーティションセレクト情報により、パ
ーティション0を構成するメモリブロック0、1および
2が選択状態である場合を考える。命令解析部およびス
テータスデータ生成部6は、外部から制御信号2、データ
3およびアドレス4を受け取り、実行すべき機能とその
対象となるメモリブロックを解析する。
【0042】1.消去および書き込み動作 実行すべき機能が消去動作の場合について説明する。ま
ず、消去動作開始リクエスト信号がバス9a〜9cを通
じてセレクタ回路13a〜13cに送られる。セレクタ
回路13a〜13cは、バス21(21a〜21c)を
通して送られるパーティションセレクト情報によりパー
ティション0を構成するメモリブロック0、1および2
が選択された状態であるため、消去動作開始リクエスト
信号を受け取り、メモリブロック10a〜10cにバス
12ab、12bbおよび12cbを通じて消去動作開
始リクエスト信号を送信する。
【0043】メモリブロック10a〜10cは消去動作
開始リクエスト信号を受けると、消去動作を開始し、消去
動作中であることを示すメモリブロックステータス情報
をバス12aa、12baおよび12caを通してラッ
チ回路11a〜11cへ送信する。ラッチ回路11a〜
11cは、バス12aa、12baおよび12caを通し
て送られてきた消去動作中であることを示すメモリブロ
ックステータス情報を保持する。保持された消去動作中
であることを示すメモリブロックステータス情報は、バ
ス9(9a〜9c)を通して命令解析部およびステータ
スデータ生成部6およびセレクタ回路13a〜13cへ
渡される。次いで、命令解析部およびステータスデータ
生成部6は、消去制御回路7が動作中であることを認識
し、セレクタ回路13a〜13cは、保持された消去動
作中であることを示すメモリブロックステータス情報に
基づき、消去制御回路7から送られる消去制御信号を選
択し、メモリブロック10a〜10cヘバス12a〜1
2cを通じて送信する。これは消去動作終了時まで継続
される。
【0044】消去動作終了時は、ラッチ回路11a〜1
1cはメモリブロック10a〜10cからバス12a
a、12baおよび12caを通して送られる消去動作
完了を示すメモリブロックステータス情報を保持する。
保持された消去動作完了を示すメモリブロックステータ
ス情報は、バス9を通して命令解析部およびステータス
データ生成部6およびセレクタ回路13a〜13cへ渡
される。次いで、命令解析部およびステータスデータ生
成部6は、消去制御回路7が動作中でないことを認識し、
セレクタ回路13a〜13cでは、保持された消去動作
終了である情報に基づき、消去制御回路7から送られる
消去制御信号のメモリブロック10a〜10cへの送信
を終了する。つまり、消去動作開始時にはバス21(2
1a〜21c)を通して送られるパーティションセレク
ト情報により選択されていたメモリブロック10a〜1
0cは、消去動作中にはラッチ回路11a〜11cで保
持されていた消去動作中であることを示すメモリブロッ
クステータス情報により選択される。このため、消去動
作中は消去用バス14とバス12を介して消去制御回路
7とセレクタ回路13a〜13cとメモリブロック10
a〜10cとラッチ回路11a〜11cだけで消去動作
を実行できる。その他のメモリブロック、セレクタ回路、
ラッチ回路、および書き込み制御回路8とは独立して実
行可能である。
【0045】書き込み動作についても、上記の一連の内
部動作と同様である。したがって、上記の例のように、
パーティションと消去制御回路7または書き込み制御回
路8とを1対1に関連付け、パーティションごとに消去
または書き込み動作を実行することが可能となる。また
図1では消去制御回路7、書き込み制御回路8が1つず
つあるが、複数の消去制御回路および書き込み制御回路
を装備することにより、消去動作中または書き込み動作
中のパーティションを複数持つことが可能となる。
【0046】2.読み出し動作 次に、読み出し動作について説明する。読み出し動作は
消去制御回路7とも書き込み制御回路8とも関連付けら
れていない、つまり消去または書き込み動作中でないパ
ーティションに対し、命令解析部およびステータスデー
タ生成部6からバス9を通じて読み出しリクエスト信号
が送信される。ラッチ回路11a〜11cが消去および
書き込み動作中であるメモリブロックステータス情報を
保持していない場合、セレクタ回路13a〜13cはメ
モリブロッククステータス情報をバス9に出力しないた
め、セレクタ回路13a〜13cはバス9を選択し、バス
9からの読み出しリクエスト信号がバス12a〜12c
を通じてメモリブロック10a〜10cへと送信され
る。メモリブロック10a〜10cは読み出しデータを
バス12ab、12bbおよび12cbを通じてセレク
タ回路13a〜13cへ送り、セレクタ回路13a〜1
3cはバス9を選択しバス9を通じて命令解析部および
ステータスデータ生成部6へ読み出しデータを送り、命
令解析部およびステータスデータ生成部6はデータ3か
ら外部へ読み出しデータを出力する。
【0047】このようにして、パーティションごとに消
去または書き込み動作中であることをラッチ回路11a
〜11cで保持し、パーティションごとに消去制御回路
7または書き込み制御回路8を各々独立した消去用バス
14または書き込み用バス15を介して関連付けること
により、消去および書き込みは、独立して動作可能であ
る。また、消去または書き込み動作中でないパーティシ
ョンは、命令解析部およびステータスデータ生成部6の
制御の下にバス9を介して読み出し可能である。従っ
て、消去、書き込みおよび読み出しは、各々、独立して
動作可能であり、それら機能を同時に実行可能なパーテ
ィションを持つことが可能となる。
【0048】3.パーティション分割情報の保持方法 次に、パーティションラッチ回路18にパーティション
分割情報を保持する方法について説明する。 パーティションラッチ回路18は、パーティション分割
情報を保持するラッチ回路である。命令解析部およびス
テータスデータ生成部6は、外部から制御信号2、データ
3およびアドレス4を受け取り、それがパーティション
ラッチ回路18への書き込みコマンドである場合、パー
ティション分割情報をパーティションラッチ回路18へ
書き込みを行う。
【0049】次に、パーティションラッチ回路18ヘパ
ーティション分割情報を書き込むためのコマンド入力列
例1として下記シーケンスを示す。 1.パーティション分割情報書き込みコマンド 2.パーティションNo 3.メモリブロックNo. 4.メモリブロックNo. ・ ・ ・ とコマンド入力し、項目2のパーティションNo.情報
で指定されるパーティションに含まれるメモリブロック
を項目3以下のメモリブロックNo.情報として与え
る。この場合、各パーティションに含まれるメモリブロッ
クは任意に指定できる。
【0050】次に、パーティションラッチ回路18ヘパ
ーティション分割情報を書き込むためのコマンド入力列
例2として下記シーケンスを図4を用いて説明する。 1.パーティション分割情報書き込みコマンド 2.パーティション分割情報 とコマンド入力する。パーティション分割情報書き込み
コマンドを図1のデータ 3、パーティション分割情報を図1のアドレス4で与え
ることにより、1度の書き込みで行うことも可能であ
る。
【0051】パーティション分割情報は、番号付けられ
たメモリブロックでパーティションに属するメモリブロ
ックの境界を示すフラグである。図4の例では、同じパ
ーティションに属する場合は"0"、パーティションの境
界の場合は"1"とし、パーティション分割情報が"001
01000…"となっているので、パーティション1はメ
モリブロック0、1および2を含み、パーティション2
はメモリブロック3および4を含み、パーティション3
はメモリブロック5、6、7・・・を含む。 この場合、入力列例1とは異なり、パーティションには
連続したメモリブロックが指定されることになるが、コ
マンド入力が短くなり、さらに、異なるパーティション
に対し、重複してメモリブロックを指定する危険性を回
避できる。
【0052】次に、パーティションラッチ回路18の情
報保持手段について説明する。パーティションラッチ回
路18の情報保持には、不揮発性メモリを使用したラッ
チ回路または揮発性メモリを使用したラッチ回路のどち
らでも使用可能である。不揮発性のラッチ回路ならば、
電源遮断後もパーティション分割状態を保持できる。一
方、揮発性のラッチ回路ならば、不揮発性のラッチ回路
に比べて書き換え速度が速いため、一時的なパーティシ
ョン分割情報の変更が可能である。また不揮発性ラッチ
回路および揮発性ラッチ回路を一緒に使用することもで
きる。この場合、不揮発性ラッチ回路は、電源投入時の
各パーティションの初期状態を保持し、揮発性ラッチ回
路は一時的なパーティション分割情報の変更に使用する
ことができる。
【0053】4.パーティション分割情報の保護 次に、パーティション分割情報を保護するための機能に
ついて、図5を用いて説明する。図5において、図1と
同一の符号は、図1における構成と同一または相当部分
を示す。17は、外部から命令解析部およびステータス
データ生成部6に入力された制御信号2、データ3およ
びアドレス4がパーティションラッチ回路18への書き
込みコマンドである場合、パーティション分割情報をパ
ーティションラッチ回路18へ書き込みを行うためのバ
スである。このとき17a〜17dがパーティション分
割情報、17eがパーティション分割情報書き込み制御
信号、および17fならびに17gが後述のパーティシ
ョン分割情報保護信号である。 18は、各メモリブロックがどのパーティションヘ属す
るかの情報を保持するパーティションラッチ回路であ
る。19は、ラッチ回路18で保持しているパーティシ
ョン分割情報を出力するバスである。 23(23a〜23d)は、パーティション分割情報を
保持するラッチ回路であり、1つのラッチ回路で1つの
パーティション分割情報をラッチする。 22は、ラッチ回路23(23a〜23d)への書き込
みを保護するための情報を保持するための保護用ラッチ
回路である。24は、保護用ラッチ回路22の出力信号
である。25は、ラッチ回路22で保持されている書き
込みを保護するための情報の出力信号24に従い、パー
ティション分割情報書き込み制御信号17eを有効か無
効かを判定する回路である。26(26a〜26d)
は、パーティション分割情報を保持するラッチ回路23
(23a〜23d)の情報をパーティション分割情報1
7a〜17dに書き換えるための制御信号である。
【0054】まず、パーティション分割情報を保護する
ために、パーティションラッチ回路18にパーティショ
ン分割情報保護用のラッチ回路22を用意する。以後、
このパーティション分割情報保護用のラッチ回路22の
出力信号24をパーティション分割情報保護フラグ24
と呼ぶ。前述のパーティション分割情報書き込み時に、
パーティション分割情報保護フラグ24を参照し、パー
ティション分割情報保護が有効の時は、パーティション
分割情報書き込み制御信号26が無効になり、パーティ
ション分割情報を保持するラッチ回路23(23a〜2
3d)の情報は書き換えられない。これにより、パーテ
ィション分割情報は保護される。
【0055】パーティション分割情報保護フラグのデー
タを保持する方法は、パーティション分割情報を保持す
る方法と同様に、外部から命令解析部およびステータス
データ生成部6に入力された制御信号2、データ3およ
びアドレス4がパーティション分割情報保護用のラッチ
回路22への書き込みコマンドである場合、バス17
(17fおよび17g)を通じてパーティション分割情
報保護フラグのデータをパーティション分割情報保護用
のラッチ回路22へ書き込みを行う。ここで、17fお
よび17gは、それぞれ、ラッチ回路22への書き込み
制御信号およびデータ信号である。
【0056】パーティション分割情報を保持するラッチ
回路23およびパーティション分割情報保護フラグを出
力する保護用ラッチ回路22は不揮発性または揮発性ラ
ッチ回路どちらでも動作可能であるが、不揮発性ラッチ
回路で構成されているときは、図6で示すように、ラッ
チ回路22で保持されている書き込みを保護するための
情報の出力信号24に従い、パーティション分割情報書
き込み制御信号17eが有効か無効かを判定する回路2
7と、その出力信号であるパーティション分割情報書き
込み制信号28とを追加することによって、パーティシ
ョン分割情報保護フラグ24が有効な場合には、パーテ
ィション分割情報書き込み制御信号28が無効になり、
ラッチ回路22の情報は書き換えられない。つまり、パ
ーティション分割情報保護フラグ24を無効にすること
は不可能となり、パーティション分割情報保護フラグ2
4は有効であり続けるためにラッチ回路23(23a〜
23d)への書き込みが保護され続ける。これにより、
パーティション分割情報を固定化し、以後、変更不可に
することが可能である。
【0057】1のパーティションに含まれるメモリブロ
ックの個数は、パーティションラッチ回路18のパーテ
ィション分割情報により決定され、そのパーティション
分割情報がコマンドにより変更可能なため、パーティシ
ョン内のメモリ容量はいつでも変更可能となり、メモリ
使用領域配分を効率よく行うことが可能となる。さら
に、パーティション分割情報書き込みコマンドによって
与えられたパーティション分割情報が不揮発性半導体記
憶装置内に1つのパーティションしかない場合、すなわ
ち、不揮発性半導体記憶装置の全てのメモリブロックが
1つのパーティションに含まれる場合、例えば、消去動
作中であれば、全てのラッチ回路11が消去動作中の情
報を保持しているため、同時に読み出しや書き込みの実
行可能なメモリブロックが存在しない。また、書き込み
についても同様なため、この不揮発性半導体記憶装置
は、消去、書き込みおよび読み出しのうち2機能以上を
同時実行不可能な状態になり、すなわち、これは従来技
術である同時実行できない不揮発性半導体記憶装置と同
等の機能であるため、不揮発性半導体記憶装置のテスト
や使用方法で互換性を保つことができる。
【0058】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
不揮発性半導体記憶装置は、消去、書き込みおよび読み
出し可能であり、それら機能を同時に実行可能なメモリ
領域を変更可能にすることによって使用目的に合わせた
メモリ使用領域配分を効率良く行うことが可能になる。
すなわち、本発明により、多様化している市場要求に柔
軟に対応できる不揮発性半導体記憶装置の提供が可能と
なる。また、メモリ領域区分の変更はコマンド入力によ
り制御可能であるため、いつでも使用目的に合わせたメ
モリ使用領域配分を効率よく行うことが可能になる。ま
た、パーティション分割情報の保持手段に、不揮発性メ
モリ、揮発性メモリあるいはそれら両方を用いることに
より、パーティション分割情報を電源遮断後も保存した
り、使用中に変更したり、電源投入時の初期値としてパ
ーティション分割情報を保持するという使用方法が可能
になる。また、パーティション分割情報を保存するラッ
チ回路の書き換えを保護する機能はパーティション分割
情報を固定化し、前述したように半導体記憶装置の製造
後に使用目的に合わせたメモリ使用領域配分を可能にし
つつ、コマンド誤入力によるメモリ使用領域配分の変更
を防ぐこと可能にする。
【0059】さらに消去、書き込みおよび読み出し可能
で、それら機能を同時に実行可能なメモリ領域を複数の
メモリブロックで構成されるパーティションで管理する
ことにより、個々のメモリブロック単位で管理するより
も少数で状態を管理することが可能となり、本発明の不
揮発性半導体記憶装置を用いたシステム側においても従
来より制御を簡素化できるという効果を奏する。
【0060】さらには、本発明を用いた製品から見て
も、フラッシュメモリに代表される不揮発性半導体記憶
装置の大きな市場である携帯電話を例にとると、通話専
用の携帯電話に近年大きく普及しているメール機能のよ
うなインターネットアプリケーションを追加する場合、
プログラム領域(読み出し用メモリ領域)を、製品の設
計を変更することなく増やすことができ、しかもデータ
領域(書き込み用メモリ領域)への書き込み動作と平行
してプログラムの実行(読み出し用メモリ領域からの読
み出し)を行えるため、高速に処理できるという顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成図である。
【図2】 本発明の実施形態の構成図である。
【図3】 本発明の実施形態の構成図である。
【図4】 本発明のコマンド入力列例2の説明図である
【図5】 本発明の実施形態の構成図である。
【図6】 本発明の実施形態の構成図である。
【図7】 従来技術の実施形態1の構成図である。
【図8】 従来技術の実施形態2の構成図である。
【符号の説明】
1 IC(不揮発性半導体記憶装置)の外枠 2 外部から入力される制御信号 3 外部から入力されるデータ 4 外部から入力されるアドレス 5 外部から入力される電源 6 命令解析部およびステータスデータ生成部 7 消去制御回路 7a 消去信号線 8 書き込み制御回路 8a 書き込み信号線 9 バス 10 メモリブロック 11 メモリブロック状態ラッチ回路 12 バス 13 メモリブロック動作セレクタ回路 14 消去用バス 15 書き込み用バス 16 アドレスバス 17 バス 18 パーティションラッチ回路 19 バス 20 パーティションセレクタ回路 21 バス 22 保護ラッチ回路 23 パーティション分割情報ラッチ回路 24 保護情報信号 25 論理回路 26 制御信号 27 論理回路 28 制御信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的一括消去、電気的書き込みおよび
    読み出し動作が可能な複数のメモリ領域からなるメモリ
    領域を有し、個々のメモリ領域は他のメモリ領域とは独
    立して動作可能な不揮発半導体記憶装置において、前記
    メモリ領域を、少なくとも1のメモリ領域を含む複数の
    メモリ領域群に分割するメモリ領域分割情報を保持する
    メモリ領域分割情報保持手段、および保持されたメモリ
    領域分割情報に従い、各メモリ領域群に属するすべての
    メモリ領域に対しメモリ領域群の選択信号を生成するメ
    モリ領域群選択手段を有することを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ領域分割情報保持手段に保持
    されるメモリ領域分割情報は外部から入力されるコマン
    ドにより与えられることを特徴とする請求項1記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ領域群選択手段が選択信号生
    成の対象とするメモリブロック群は外部から入力される
    アドレスにより指定されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ領域は、メモリブロック、メ
    モリブロックの動作状態を保持するラッチ回路、および
    消去、書き込みおよび読み出しに要する各信号のいずれ
    かを選択し、前記メモリブロックに与えるセレクタ回路
    より構成されることを特徴とする請求項1ないし3いず
    れかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記消去、書き込みおよび読み出しに要
    する各信号のいずれかを選択するセレクタ回路は、前記
    メモリ領域群選択手段よりの選択信号または前記ラッチ
    回路に保持されたメモリブロックの動作状態により制御
    されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリ領域分割情報保持手段におい
    て情報を保持する回路が不揮発性メモリからなることを
    特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリ領域分割情報保持手段におい
    て情報を保持する回路が揮発性メモリからなることを特
    徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリ領域分割情報保持手段におい
    て情報を保持する回路が不揮発性メモリおよび揮発性メ
    モリの両方からなることを特徴とする請求項1ないし5
    いずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ領域分割情報保持手段は、メ
    モリ領域分割情報の保護を示す情報を保持する保護情報
    保持手段を有し、さらに保持された保護情報に従いメモ
    リ領域分割情報の変更を禁止する手段を有することを特
    徴とする請求項6〜8いずれかに記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記保護情報保持手段は外部からのコ
    マンドによりメモリ領域分割情報の保護を示す情報が与
    えられることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記保護情報保持手段へのコマンド入
    力を無効にする手段をさらに有することを特徴とする請
    求項10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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