JP2000065899A - 半導体装置およびそのデータ書き換え方法 - Google Patents

半導体装置およびそのデータ書き換え方法

Info

Publication number
JP2000065899A
JP2000065899A JP22985398A JP22985398A JP2000065899A JP 2000065899 A JP2000065899 A JP 2000065899A JP 22985398 A JP22985398 A JP 22985398A JP 22985398 A JP22985398 A JP 22985398A JP 2000065899 A JP2000065899 A JP 2000065899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
boundary scan
rewriting
rewrite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22985398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Koga
清和 古賀
Hiroaki Arai
宏明 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22985398A priority Critical patent/JP2000065899A/ja
Priority to US09/365,893 priority patent/US6349397B1/en
Priority to EP99402038A priority patent/EP0981134A3/en
Priority to CN99119119.6A priority patent/CN1246617A/zh
Publication of JP2000065899A publication Critical patent/JP2000065899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/2205Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested
    • G06F11/2236Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested to test CPU or processors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/30Accessing single arrays
    • G11C29/32Serial access; Scan testing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • G01R31/31908Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ書き換えとバウンダリスキャンテスト
のハードウェアを共用することで、基板面積の縮小を実
現でき、異なる種類の不揮発性メモリの書き換えを自由
に対応できる半導体装置およびそのデータ書き換え方法
を実現する。 【解決手段】 スキャンチェーンの制御により、コネク
タ90に接続されている書き込み装置60から書き換え
プログラムをシリアルデータとして入力し、アクセスポ
ート92により選択されたスキャンチェーン27,28
の何れかに転送し、レジスタ29を介してSRAM26
に格納する。CPU24はSRAM26に格納された書
き換えプログラムの制御に基づき、不揮発性メモリ22
の所定の領域を消去し、書き込み装置60から書き換え
データを入力し、SRAM26に格納してから不揮発性
メモリの所定の領域に書き込む。当該書き換え動作を繰
り返して行い、書き換えデータ全体を不揮発性メモリ2
2に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも中央処
理装置(CPU)と外部から書き換え可能な不揮発性メ
モリとを備える半導体装置および当該不揮発性メモリの
データ書き換え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造技術の進歩に伴い高集
積度、高密度の半導体装置を容易に実現でき、例えば、
特定用途向けの集積回路(ASIC)などのように、C
PUおよびメモリなど異なる種類および用途の半導体回
路を一つの基板上に集積して形成される半導体装置が数
多く実現されてきた。
【0003】このような半導体装置の一例として、例え
ば、CPUおよび当該CPUの動作を制御するプログラ
ムを格納する不揮発性メモリ、さらに通常のデータの書
き込みおよび読み出しが行われるメモリ、例えば、SR
AMを合わせて基板上に形成される半導体装置がある。
その中に、プログラムを格納する不揮発性メモリとし
て、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、あるいは
書き込み可能で、しかも書き込んだデータを半永久的に
保存できるEEPROMまたはフラッシュEEPROM
などがある。
【0004】このような半導体装置において、必要に応
じて不揮発性メモリに格納されたプログラムを外部から
書き換えることにより、プログラマブルな半導体装置を
実現でき、ユーザの要求に応じてそれぞれ異なる機能を
実現でき、柔軟性の高い半導体装置を提供できる。
【0005】このようなプログラマブル半導体装置にお
いて、書き換え可能な不揮発性メモリは異なる種類を有
しており、その種類に応じて書き換えの手順が異なる。
従来では、半導体装置の固有の書き換え手順に従ってそ
れぞれの書き換えを行っていた。ここで、この書き換え
手順を実行するためのプログラムをデータ書き換えプロ
グラムと呼ぶ。即ち、通常、異なる種類の不揮発性メモ
リを使用する半導体装置ごとに、書き換えプログラムを
用意しなければならない。
【0006】半導体装置の不揮発性メモリに格納されて
いるプログラムコード、データなど(以下、簡単のため
に単にデータを呼ぶ)を書き換えるために、通常書き換
え対象となる半導体装置に書き込み装置を接続して、当
該書き込み装置により、半導体装置にあるCPUの動作
を制御しながら、データの書き換えを行う。なお、ここ
でいうデータの書き換えは、不揮発性メモリの種類によ
り、必要に応じて例えば、データの消去、部分消去、さ
らに書き込み後の検証(ベリファイ)などを含む。
【0007】半導体装置における不揮発性メモリの書き
換え装置の一例として、特開平5−189584により
開示された技術がある。この例において、半導体装置に
データ書き換えプログラムを予め置いておく。即ち、半
導体装置にデータ書き換えプログラムを格納しているメ
モリ、例えば、ROMを設けて、データ書き換えを行う
とき、CPUは当該ROMからデータ書き換えプログラ
ムをロードし、ロードしたプログラムに応じて、データ
の書き換えを制御する。
【0008】図4は、半導体装置および当該半導体装置
に対してデータの書き換えを行う書き込み装置からなる
システムの構成例を示している。図示のように、半導体
装置10aは、マイクロプロセッサ20a、切り換えス
イッチ30、機能回路40,50およびコネクタ70に
より構成されている。当該半導体装置に対して、書き込
み装置60は、コネクタ70を介して書き込みデータを
マイクロプロセッサ20aに転送し、書き換えデータお
よびデータの書き換えに必要な命令などをマイクロプロ
セッサ20aに供給する。
【0009】マイクロプロセッサ20aは、ROM選択
回路21、フラッシュEEPROM22、データ受信部
(UART)23、CPU24,ROM(BootRO
M)25およびSRAM26により構成されている。マ
イクロプロセッサ20aにおける上記各部分回路がデー
タバスおよび制御信号線(以下、便利のために単にバス
という)100を介してデータまたは制御信号の転送を
行う。さらに、マイクロプロセッサ20aと他の機能回
路40または50との間に、同じバス100を介してデ
ータまたは制御信号の転送を行う。
【0010】マイクロプロセッサ20aにおいて、デー
タ受信部23は、書き込み装置60からのデータを受信
し、バス100を介してCPU24に転送する。CPU
24は、バス100を介して他の部分回路にデータまた
は制御信号を出力し、それぞれの部分回路の動作を制御
する。ROM切り換え回路21は、切り換えスイッチ3
0からの切り換え信号S30に応じてフラッシュEEP
ROM(以下、フラッシュメモリという)22またはR
OM25の何れかを動作させるイネーブル信号を出力す
る。フラッシュメモリ22は、CPU24の動作を制御
する命令または他のデータを格納する。なお、フラッシ
ュメモリ22の格納データは、書き込み装置60の制御
に基づき書き換えられる。ROM25は、データ書き換
えプログラムを格納する。SRAM26は、バス100
を経由して転送されて来たデータを一時保持し、保持デ
ータを他の部分回路に出力する。
【0011】通常動作時に、切り換えスイッチ30から
はある固定レベルを信号S30が出力される。これに応
じてROM切り換え回路21は、フラッシュメモリ22
にイネーブル信号を出力する。この場合、半導体装置1
0aが初期化するとき、ROM切り換え回路21により
選択されたフラッシュメモリ22から命令およびデータ
をロードし、ロードした命令に従って動作する。例え
ば、バス100を介して、機能回路40または50の動
作を制御し、所望の機能を実現させる。
【0012】データの書き換えは、図5のフローチャー
トに示す手順で行われる。データ書き換えのとき、書き
込み装置60からスイッチ30を借り換える制御信号S
C が入力され、これに応じてスイッチ30は切り換わっ
て(ステップSS1)、通常動作時とは異なる信号S3
0を出力する。ROM切り換え回路21は、スイッチ3
0からの信号S30に応じてROM25にイネーブル信
号を出力する。このため、半導体装置10aが初期化
(SS2)したあと、ROM切り換え回路21により選
択されたROM25からデータ書き換えプログラムをロ
ードし(SS3)、ロードした命令に応じて書き換えを
制御する。例えば、CPU24はデータ受信部23を介
して書き込み装置60と通信が行い(SS4)、フラッ
シュメモリ22を消去(SS5)してから、書き込み装
置60から入力された書き換えデータを一旦SRAM2
6に記憶させ(SS7)、SRAM26に記憶されてい
る書き換えデータをフラッシュメモリ22に書き込む
(SS8)。そして、CPU24は、書き込みが終了し
たか否かを判断し(SS9)、終了していないときステ
ップSS6に戻り、書き込み装置60から次の書き込み
データを受け取り、フラッシュメモリ22に書き込む。
【0013】フラッシュメモリ22のデータ書き換えが
正常に行われたとき、CPU24により、スイッチ30
を切り換えて、ROM切り換え回路21によりフラッシ
ュメモリ22を選択する(SS10)。これによって、
半導体装置10aが初期化(SS11)したあと、フラ
ッシュメモリ22から書き換えた後のプログラムまたは
データをCPU24にロードして、システムが起動する
(SS12)。図5のフローチャートにおいて、ステッ
プSS3からSS9までの動作において、CPU24は
ROM25からロードした書き換えプログラムにより制
御され、この間にフラッシュメモリ22のプログラムま
たはデータが書き込み装置60から入力した新しいプロ
グラムまたはデータによって書き換えられる。それ以外
の動作ステップにおいては、CPU24はフラッシュメ
モリ22からロードしたプログラムにより制御され、特
にデータ書き換え後のステップSS10〜SS12にお
いては、CPU24はフラッシュメモリ22に書き換え
られたあとのプログラムにより制御される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の半導体装置において、データ書き換えプログラムを
記憶しているROM25を予め基板に搭載することが必
要である。ROMの代わりに、例えば、フラッシュメモ
リにデータ書き換えプログラムを記憶することもできる
が、この場合基板に実装したフラッシュメモリの容量の
一部分がデータ書き換えプログラムに使用され、実効的
にフラッシュメモリの容量が減少したという不利益があ
る。
【0015】また、基板実装後のデータ書き換えを行う
ために、起動ROMを切り換えるための切り換えスイッ
チが必要であり、ハードウェアの資源が必要である。ま
た、実際に基板実装後のデータ書き換えは、ジャンパー
線などを切り換えることによって、起動ROMの切り換
えを行うので、データ書き換えおよびその後のCPUの
再起動においては手間がかかる。さらに、基板上に書き
換えデータ転送用の専用端子、専用コネクタおよび配線
を配置する必要があり、基板の実装面積の増加を招く。
さらに、不揮発性メモリの種類によってデータ書き換え
の手順が異なるので、不揮発性メモリの種類が変わる
と、それに対応して書き換えプログラムを変更する必要
が生じてしまうという不利益がある。
【0016】近年、JTAG(共同試験動作グループ)
基準の普及に伴い、バウンダリスキャンテスト(Bounda
ry Scan Test, 境界走査テストともいう)による基板テ
ストやシステム基板上のチップテストの要求が増してい
る。バウンダリスキャンテストは、システム基板上のチ
ップ間の接続テストやチップ内部のテストに利用されて
いる。
【0017】CPUを含むチップにバウンダリスキャン
テストを適用する場合に、一般的に不揮発性メモリ書き
換え専用ハードウェアとバウンダリスキャンテスト専用
ハードウェアの両方を基板上およびCPUを含むチップ
上に実装しなければならない。図6にデータ書き換え用
ハードウェアおよびバウンダリスキャンテスト用ハード
ウェアの両方を備えた半導体装置の一構成例を示してい
る。
【0018】図6に示すように、CPU24にバウンダ
リスキャンテストを行うためのバウンダリスキャンレジ
スタ27、さらに、機能回路40および50にもそれぞ
れバウンダリスキャンテストを行うためのバウンダリス
キャンレジスタ42および52が備えられている。これ
らのバウンダリスキャンレジスタは、専用コネクタ90
を介してバウンダリスキャンテスト装置80と接続され
ている。本例の半導体装置10bにおいては、データ書
き換えのためのハードウェア、例えば、切り換えスイッ
チ30、ROM切り換え回路21、コネクタ70などと
バウンダリスキャンテストのためのハードウェア、例え
ば、コネクタ90をそれぞれ別々に設けられている。こ
のため、基板の実装面積が増加し、さらにデータの書き
換えとバウンダリスキャンテストが通常別々に行われて
いることを勘案すると、ハードウェア資源の無駄が生じ
ている。
【0019】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、データ書き換えとバウンダリス
キャンテストのハードウェア資源を共用することによ
り、ハードウェア資源の無駄を省き、基板面積の縮小を
実現でき、異なる種類の不揮発性メモリの書き換えを自
由に対応できる半導体装置およびそのデータ書き換え方
法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、バウンダリスキャンテスト
を行うためのバウンダリスキャンチェーンと、当該バウ
ンダリスキャンチェーンにより制御可能な中央処理装置
と、当該中央処理装置の動作プログラムおよび必要なデ
ータを格納する不揮発性メモリと、外部から上記バウン
ダリスキャンチェーンにデータおよび他の制御信号を入
力する入力端子とを少なくとも有する半導体装置であっ
て、上記バウンダリスキャンチェーンにより転送された
データを保持し、当該保持データを上記中央処理装置に
より読み出されるレジスタと、上記レジスタから読み出
したデータを保持するメモリとを有し、データ書き換え
時に、上記バウンダリスキャンチェーンの制御に基づ
き、上記入力端子を介して書き込み装置から上記バウン
ダリスキャンチェーンに書き換えプログラムが入力さ
れ、上記レジスタを介して上記メモリに格納され、上記
中央処理装置は、上記メモリに格納された上記書き換え
プログラムの制御に基づき、上記入力端子および上記バ
ウンダリスキャンチェーンを介して、上記不揮発性メモ
リに書き込む書き換えデータを入力して、上記不揮発性
メモリに書き込む。
【0021】また、本発明では、好適には、上記中央処
理装置は、上記消去動作のあと、上記レジスタから上記
書き換えデータを読み出して上記メモリに格納し、当該
メモリに格納された上記書き換えデータを上記不揮発性
メモリの所定の領域に書き込む。
【0022】また、本発明は、バウンダリスキャンテス
トを行うためのバウンダリスキャンチェーンと、当該バ
ウンダリスキャンチェーンにより制御可能な中央処理装
置と、当該中央処理装置の動作プログラムおよび必要な
データを格納する不揮発性メモリと、外部から上記バウ
ンダリスキャンチェーンにデータおよび他の制御信号を
入力する入力端子とを少なくとも有する半導体装置にお
ける上記不揮発性メモリのデータ書き換え方法であっ
て、上記入力端子に接続されている書き込み装置から上
記不揮発性メモリを書き換える動作を制御する書き換え
プログラムを上記バウンダリスキャンチェーンに入力さ
れ、上記バウンダリスキャンチェーンにより転送されて
きた上記書き換えプログラムを読み出してメモリに格納
し、上記中央処理装置は上記メモリに格納された上記書
き換えプログラムの制御に基づき、上記入力端子および
上記バウンダリスキャンチェーンを介して上記書き込み
装置から上記不揮発性メモリに書き込む書き換えデータ
を入力して上記メモリに格納し、上記不揮発性メモリの
所定の領域を消去してから、上記所定の領域に上記メモ
リに格納された上記書き換えデータを書き込む。
【0023】さらに、本発明では、好適には、上記書き
換えデータの量が上記メモリの記憶容量より大きい場
合、上記中央処理装置において上記書き換えプログラム
の制御に基づき、上記書き込み装置から上記書き換えデ
ータの一部分を入力し、当該書き換えデータの一部分を
上記メモリに格納し、当該メモリに格納された上記書き
換えデータの一部分を上記不揮発性メモリに書き込む動
作が上記書き換えデータ全体が上記不揮発性メモリに書
き込まれるまで繰り返して行われる。
【0024】本発明によれば、バウンダリスキャンテス
トのためのハードウェアを備えた半導体装置において、
当該バウンダリスキャンテスト用のハードウェアを当該
半導体装置に内蔵する不揮発性メモリのデータ書き換え
に用いることで、ハードウェア資源の共有を実現し、半
導体装置のチップ面積の低減を図る。具体的に、不揮発
性メモリに対してデータの書き換えを行うとき、バウン
ダリスキャンテスト専用の入力端子にデータ書き込み装
置を接続し、当該データ書き込み装置によりバウンダリ
スキャンチェーンに書き換え動作を制御する書き換えプ
ログラムが入力される。バウンダリスキャンチェーンに
よって転送されてきた書き換えプログラムがレジスタを
介して中央処理装置(CPU)から読み出され、メモリ
に格納される。その後、CPUはメモリに格納された書
き換えプログラムの制御に基づき、データ書き換え動作
を制御する。これにより、不揮発性メモリの所定の領域
が消去され、さらに書き込み装置から不揮発性メモリへ
の書き換えデータが入力され、メモリに一時格納され、
当該格納データが不揮発性メモリに書き込まれる。不揮
発性メモリの書き換えデータの量が上記メモリの記憶容
量より大きい場合、CPUの制御に基づき、書き換えデ
ータの一部分を入力して、メモリに格納してから不揮発
性メモリに書き込む動作が繰り返して実行されるので、
書き換えデータ複数回にわたって順次不揮発性メモリに
書き込まれる。
【0025】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る半導体装置の第1の実施形態を示す
回路図である。本実施形態の半導体装置は、マイクロプ
ロセッサ20および機能回路40,50により構成され
ている。マイクロプロセッサ20は、データバスおよび
制御信号線(以下、単にバスという)100を介して、
機能回路40または50との間にデータおよび制御信号
を転送する。コネクタ90は、バウンダリスキャンテス
ト専用のコネクタであり、本実施形態では、当該コネク
タ90をデータの書き換えおよびバウンダリスキャンテ
ストに共用する。このため、本実施形態の半導体装置2
0においては、データ書き換えのための専用コネクタが
省略されている。
【0026】マイクロプロセッサ20は、不揮発性メモ
リとして設けられているフラッシュEEPROM(以
下、フラッシュメモリという)22、CPU24、SR
AM25、バウンダリスキャンチェーン(以下、簡単の
ために単にスキャンチェーンという)27,28および
レジスタ29により構成されている。なお、レジスタ2
9は、スキャンチェーン28およびCPU24の双方か
らアクセス可能であり、少なくともスキャンチェーン2
8からの書き込みおよびCPU24からの読み出しが可
能である。マイクロプロセッサ20における各部分回路
は、バス100を介してデータおよび制御信号の転送が
行われる。さらに、マイクロプロセッサ20は、スキャ
ンチェーン用アクセスポート(以下、単にアクセスポー
トという)92を介してバウンダリスキャンテスト専用
コネクタ90に接続されている。なお、マイクロプロセ
ッサ20のバウンダリスキャンテストの制御仕様は、J
TAG(IEEE1149.1)の基準に従うものであ
ってもよいし、その他のものであってもよい。
【0027】バウンダリスキャンテストのとき、コネク
タ90にバウンダリスキャンテスト装置が接続される。
当該テスト装置により、マイクロプロセッサ20にある
スキャンチェーン27,28にテストデータなどを転送
し、さらに、これらのスキャンチェーンからテスト結果
を受け取り、テスト結果によりマイクロプロセッサ20
が正しく動作しているか否かを判定する。一方、データ
書き換えのとき、コネクタ90に書き込み装置60が接
続される。当該書き込み装置により、スキャンチェーン
27,28に書き込みデータを転送し、さらに転送した
データをレジスタ29を介してバス100に読み出し、
SRAM26に一時格納してフラッシュメモリ22に書
き込む。
【0028】以下、本実施形態の半導体装置10のバウ
ンダリスキャンテストおよびデータの書き換えについて
それぞれ説明する。バウンダリスキャンテストのとき、
コネクタ90に図示していないバウンダリスキャンテス
ト装置が接続されている。当該テスト装置からコネクタ
90を介してシリアルのテストデータが出力される。テ
スト装置から出力されたテストデータはアクセスポート
92を介してマイクロプロセッサ20に転送される。マ
イクロプロセッサ20では、アクセスポート92から入
力されたシリアルデータがそれぞれスキャンチェーン2
7または28の何れかに入力される。なお、スキャンチ
ェーン27,28それぞれは、例えば、複数のシフトレ
ジスタにより構成され、これらのシフトレジスタにより
入力されたシリアルデータが順次シフトされる。スキャ
ンチェーン28のデータがバス100を介さずレジスタ
29に転送される。即ち、レジスタ29により、テスト
装置から入力されたシリアルデータがパラレルデータに
変換される。レジスタ29のデータがさらにCPU24
により読み出される。これにより、半導体装置10の外
部に接続されているテスト装置から所定のテストデータ
がCPU24に転送される。一方、スキャンチェーン2
7はテストデータを直接CPU24に転送することがで
きる。この場合CPU24はテストデータによりステッ
プ実行動作することが可能である。
【0029】なお、マイクロプロセッサ20に設けられ
たレジスタ29は、上述のように、スキャンチェーン2
8およびCPU24の双方からアクセスできるレジスタ
である。少なくとも、レジスタ29は、スキャンチェー
ン28からデータの書き込みおよびCPU24からデー
タの読み出しが可能であるが、望ましくは、CPU24
から書き込みおよびスキャンチェーン28からの読み出
しも可能ならばより好適である。これにより、バウンダ
リスキャンテスト装置とCPU24との間に、双方向の
通信を実現でき、テスト動作の操作性および信頼性が向
上する。
【0030】CPU24は、転送されてきたテストデー
タに応じて、所定の処理を行う。例えば、マイクロプロ
セッサ20にあるSRAM26の動作をテストすると
き、テスト装置から所定のテストパターンデータをCP
U24に転送する。CPU24は入力されたテストパタ
ーンをSRAM26に書き込み、そして、SRAM26
からデータの読み出しを行う。書き込み用のテストパタ
ーンと読み出したデータとを比較することにより、SR
AM26を正しく動作しているか否かを判断できる。S
RAM26の他に、例えば、機能回路40または50を
テストするとき、CPU24は、テスト装置から入力さ
れたテストデータに応じて、テスト対象となる機能回路
に所定のテストデータを提供し、それを動作させる。機
能回路から動作の結果を示すデータが出力されるので、
CPU24は、テスト対象の機能回路の出力データに応
じて当該テスト回路が所定の動作を正しく実効できるか
否かを判定することができる。
【0031】データ書き換えのとき、図1に示すように
コネクタ90に書き込み装置60が接続されている。こ
のときの半導体装置10の動作を図2に示すフローチャ
ートにより表される。図2のフローチャートにおいて、
ステップS3,S4においてCPU24はバウンダリス
キャンチェーンの制御下にあり、この間CPU24は書
き込み装置60から入力されたデータ書き換えプログラ
ムをSRAM26に転送する。ステップS5〜S10に
おいて、CPU24はSRAM26からロードしたデー
タ書き換えプログラムにより制御され、当該データ書き
換えプログラムにより設定した動作手順でフラッシュメ
モリ22を書き換える。以下、図1および図2を参照し
つつ、本実施形態の半導体装置におけるデータの書き換
えについて詳細に説明する。
【0032】CPU24は、通常任意の動作状態にある
(S1)と仮定する。書き換え開始すると、まず、CP
U24はバウンダリスキャンチェーンの制御下に置かれ
る(S2)。例えば、マイクロプロセッサ20に設けら
れた複数のスキャンチェーン27,28の内、何れか一
つがアクセスポート92により選択される。CPU24
はバウンダリスキャンモードにし、当該動作モードにお
いてCPU24はバウンダリスキャンチェーンの制御下
におくためのデータをシリアルスキャンすることによ
り、CPU24はスキャンチェーンの制御下に置かれ
る。
【0033】次いで、スキャンチェーンの制御下におい
て書き込み装置60からデータ書き換えプログラムが入
力され、SRAM26に格納される(S3)。具体的
に、例えば、書き込み装置60からシリアルデータの形
で書き換えプログラムコードがコネクタ90およびマイ
クロプロセッサ20のアクセスポート92を介して転送
される。転送されてきたデータがアクセスポート92に
より選択されたスキャンチェーン27に入力される。ス
キャンチェーン27において、入力されたデータが順次
シフトされ、シフト完了後CPU24内の汎用レジスタ
に転送される。これによってシリアルデータがパラレル
データに変換される。CPU24内の汎用レジスタのデ
ータがバス100を介して、SRAM26に転送され、
SRAM26に格納される。
【0034】そして、CPU24はスキャンチェーンの
制御下から開放され、SRAM26に格納されているデ
ータ書き換えプログラムに制御を移す。具体的に、例え
ば、CPU24のプログラムカウンタレジスタにSRA
M26に格納されているデータ書き換えプログラムの先
頭アドレスが設定される。これによって、CPU24に
おいてSRAM26に格納されているデータ書き換えプ
ログラムが実行される。
【0035】CPU24は、データ書き換えプログラム
の制御下において動作し、フラッシュメモリ22の所定
のブロックが消去される(ステップS5)。その後、C
PU24は、スキャンチェーン28およびレジスタ29
を介して、書き込み装置60との通信が行われる(ステ
ップS6)。ここで、レジスタ29はスキャンチェーン
28およびCPU24の両方から書き込みおよび読み出
しをできるものとする。
【0036】これにより、書き込み装置60からプログ
ラムコードおよびその他のデータ(以下、書き換えデー
タという)が入力され、SRAM26の空き領域に一時
格納される(ステップS7)。
【0037】次に、CPU24はデータ書き換えプログ
ラムの制御に基づき書き換え動作を行う。これによっ
て、フラッシュメモリ22の書き込み手順に従って、S
RAM26に格納されている書き換えデータがフラッシ
ュメモリ22の所定の領域に書き込まれる(ステップS
8)。
【0038】なお、データの書き換え動作において、S
RAM26の空き領域の容量より書き換えデータのサイ
ズが大きい場合に、SRAM26の格納データがフラッ
シュメモリ22に書き込んだあと、ステップS6に戻
り、書き込み装置60から次の書き換えデータがSRA
M26に転送し、SRAM26に一時格納される。そし
て、SRAM26の格納データがフラッシュメモリ22
の所定の領域に書き込まれる。ステップS6からS8の
動作が書き込み装置60にある書き込みデータが全部フ
ラッシュメモリ22に書き込まれるまで繰り返して行わ
れる。
【0039】データの書き換えが終了したあと(ステッ
プS9)、CPU24はSRAM26に格納されている
データ書き換えプログラムの制御下から開放され、フラ
ッシュメモリ22のプログラムの制御下に移す(ステッ
プS10)。具体的に、例えば、CPU24のプログラ
ムカウンタレジスタに、リセットベクトルのアドレスが
設定される。この結果、システムがフラッシュメモリ2
2に書き込まれたプログラムまたはデータから再起動す
る。これによって、CPU24は、フラッシュメモリ2
2に書き換えられたあとのプログラムまたはデータによ
り制御される。以降、CPU24はフラッシュメモリ2
2に書き換えられた新しいプログラムおよびデータの制
御に基づき動作する。
【0040】以上説明したように、本実施形態におい
て、図4に示す従来の半導体装置に比べて、CPU24
を制御可能なスキャンチェーン27,28、レジスタ2
9およびスキャンチェーン27,28とコネクタ90と
を接続するためのアクセスポート92が追加された。通
常、バウンダリスキャンテスト機能を備えた半導体装置
において、バウンダリスキャンチェーン27,28およ
び接続用のアクセスポート92は必ず配置されているの
で、本実施形態の半導体装置10においてはこれらを変
更せず、そのまま利用する。従来の半導体装置に比べ
て、データ通信部(UART)23、ROM25、RO
M切り換え回路21および切り換えスイッチ30が省略
できる。
【0041】さらに、本実施形態によれば、データ書き
換えプログラムは書き込み装置60に記憶され、書き換
えの前にスキャンチェーンおよびレジスタを介して、プ
ログラム20に内蔵されているSRAM26に転送され
るので、異なる種類のフラッシュメモリの書き換えに対
応してデータ書き換えプログラムの変更を容易に実現で
きる。
【0042】第2実施形態 図3は本発明に係る半導体装置の第2の実施形態を示す
回路図である。図示のように、本実施形態の半導体装置
10cは、図1に示す第1の実施形態の半導体装置10
とほぼ同じ構成を有している。ただし、本実施形態の半
導体装置10cにおいて、機能回路40および50にそ
れぞれバウンダリスキャンチェーン(以下、単にスキャ
ンチェーンという)42,52が配置されている。これ
によって、機能回路40および50は、それぞれ独立に
バウンダリスキャンテストを実行することができる点
は、第1の実施形態の半導体装置10とは異なる。な
お、マイクロプロセッサ20および機能回路40,50
のバウンダリスキャンテストの制御仕様は、JTAG
(IEEE1149.1)の基準に従うものであっても
よいし、その他のものであってもよい。
【0043】本実施形態の半導体装置10cにおいて、
マイクロプロセッサ20は、図1に示す第1の実施形態
と同じ構成を有している。図示のように、本実施形態に
おいて、コネクタ90から入力されたシリアルデータが
機能回路40および50に備えられているスキャンチェ
ーン42および52を介して、順次転送されたあと、マ
イクロプロセッサ20のアクセスポート92に入力され
る。マイクロプロセッサ20において、アクセスポート
92から転送されてきたシリアルデータがスキャンチェ
ーン27または28に入力される。スキャンチェーン2
8に入力されたデータは、レジスタ29に転送され、パ
ラレルデータに変換される。スキャンチェーン27に入
力されたデータは直接CPU24に転送される。
【0044】図3に示す本実施形態の半導体装置におい
て、第1の実施形態とほぼ同様にフラッシュメモリ22
に対してデータの書き換えが行われる。コネクタ90に
バウンダリスキャンテスト装置または書き込み装置の何
れかが接続され、当該コネクタ90を介してテストデー
タまたはプログラムコードが機能回路に設けられたスキ
ャンチェーン42,52に転送され、さらに、アクセス
ポート92により選択されたスキャンチェーン27,2
8の何れかに転送される。
【0045】バウンダリスキャンテストのとき、本実施
形態においては、コネクタ90にバウンダリスキャンテ
スト装置が接続されている。このとき、テストデータな
どがコネクタ90から入力され、機能回路40および5
0のスキャンチェーン42,52に転送される。さらに
マイクロプロセッサ20のアクセスポート92に入力さ
れ、当該アクセスポート92により選択されたスキャン
チェーン27または28の何れかに入力される。データ
書き換えのとき、コネクタ90に書き換え装置が接続さ
れている。まず、データ書き換えプログラムおよび必要
なデータがコネクタ90から入力され、機能回路40お
よび50のスキャンチェーン42,52に転送され、さ
らにマイクロプロセッサ20のアクセスポート92に入
力され、当該アクセスポート92により選択されたスキ
ャンチェーン27に入力される。
【0046】スキャンチェーン27に入力された書き換
えプログラムがCPU24内の汎用レジスタに転送され
る。これによってシリアルデータがパラレルデータに変
換される。CPU24内の汎用レジスタのデータがバス
100を介してSRAM26に格納される。そして、C
PU24は、SRAM26に格納されているデータ書き
換えプログラムから起動して、当該データ書き換えプロ
グラムにより設定した操作手順でデータの書き換えを行
う。なお、データの書き換えは、第1の実施形態で述べ
た動作手順と同じく行われる。例えば、フラッシュメモ
リ22の所定のブロックが消去され、書き込み装置から
入力された書き換えデータがSRAM26に一旦格納さ
れ、フラッシュメモリ22の所定の領域に書き込まれ
る。
【0047】フラッシュメモリ22の書き換えが終了し
たあと、CPU24はフラッシュメモリ22から再起動
する。このため、CPU24はフラッシュメモリ22に
書き換えられた新しいプログラムに基づき所定の動作を
実行することが可能である。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、共通のバウンダリスキャンテスト仕様を有するマイ
クロプロセッサ20および機能回路40,50を備えた
半導体装置において、マイクロプロセッサ20に内蔵さ
れているフラッシュメモリのデータ書き換えはバウンダ
リスキャンテスト用のハードウェアを用いて行い、スキ
ャンチェーンを介してデータ書き換えプログラムを転送
し、SRAM26に一時格納する。CPU24はSRA
M26に格納されているプログラムの制御のもとでフラ
ッシュメモリ22を書き換える。このため、バウンダリ
スキャンテストとデータ書き換えにおいてハードウェア
資源を共用することにより、データ書き換えのために専
用のハードウェアを省略でき、バウンダリスキャンテス
トおよびデータの書き換え両方の機能を実現しながら、
半導体装置の基板面積の増加を抑制可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、半導体装置に内蔵する不揮発性メモリのデ
ータの書き換えには、バウンダリスキャンテスト用のハ
ードウェアを用いるので、データ書き換え専用のハード
ウェアを要せず、マイクロプロセッサを含む半導体装置
のチップ面積の低減を実現可能である。また、本発明に
おいては、不揮発性メモリのデータ書き換えの動作手順
を制御するデータ書き換えプログラムを半導体装置とは
別に外部の書き込み装置に持つことができ、異なる種類
の不揮発性メモリを備えた半導体装置においてデータ書
き換えの手順が異なる場合でも、書き込み装置にあるデ
ータ書き換えプログラムを変更するだけで対応できる。
また、バウンダリスキャンテストの仕様が共通であれば
半導体装置に内蔵するマイクロプロセッサが異なる場合
においても、書き込み装置のプログラムを変更するだけ
で対応できる利点がある。本発明によれば、バウンダリ
スキャンテスト用のハードウェア資源をプログラムデバ
ッグに併用できるマイクロプロセッサを備えた半導体装
置に適用することによりさらにその有効性を発揮でき
る。即ち、プログラムデバッガーに本発明の手順を実行
するプログラムを組み込むことで、プログラムデバッグ
と不揮発性メモリの書き換えを同一の装置で実現でき、
半導体装置のプログラム開発の利便性が著しく向上でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施形態を示
す回路図である。
【図2】第1の実施形態のデータ書き換え動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2の実施形態を示
す回路図である。
【図4】従来の半導体装置の一構成例を示す回路図であ
る。
【図5】図4に示す半導体装置のデータ書き換え動作を
示すフローチャートである。
【図6】従来の半導体装置の他の構成例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
10,10a,10b…半導体装置、20,20a,2
0b…マイクロプロセッサ、21…ROM切り換え回
路、22…フラッシュメモリ、23…データ受信部、2
4…CPU、25…ROM、26…SRAM、27,2
8…スキャンチェーン、29…レジスタ、30…切り換
えスイッチ、40,50…機能回路、60…書き込み装
置、70…書き込み装置専用コネクタ、80…バウンダ
リスキャンテスト装置、90…バウンダリスキャンテス
トおよびデータ書き換え共用コネクタ、92…アクセス
ポート、VCC…電源電圧、GND…接地電位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G032 AA01 AA03 AA04 AA07 AA08 AB01 AE06 AE08 AE10 AE12 AF01 AG01 AG02 AG07 AH01 AK01 AK02 AK11 AK15 AK16 5B025 AF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バウンダリスキャンテストを行うためのバ
    ウンダリスキャンチェーンと、当該バウンダリスキャン
    チェーンにより制御可能な中央処理装置と、当該中央処
    理装置の動作プログラムおよび必要なデータを格納する
    不揮発性メモリと、外部から上記バウンダリスキャンチ
    ェーンにデータおよび他の制御信号を入力する入力端子
    とを少なくとも有する半導体装置であって、 上記バウンダリスキャンチェーンにより転送されたデー
    タを保持し、当該保持データを上記中央処理装置により
    読み出されるレジスタと、 上記レジスタから読み出したデータを保持するメモリと
    を有し、 データ書き換え時に、上記バウンダリスキャンチェーン
    の制御に基づき、上記入力端子を介して書き込み装置か
    ら上記バウンダリスキャンチェーンに書き換えプログラ
    ムが入力され、上記レジスタを介して上記メモリに格納
    され、 上記中央処理装置は、上記メモリに格納された上記書き
    換えプログラムの制御に基づき、上記入力端子および上
    記バウンダリスキャンチェーンを介して、上記不揮発性
    メモリに書き込む書き換えデータを入力して、上記不揮
    発性メモリに書き込む半導体装置。
  2. 【請求項2】上記中央処理装置は、上記不揮発性メモリ
    に上記書き換えデータを書き込む前に、当該不揮発性メ
    モリの所定の領域を消去する請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】上記中央処理装置は、上記消去動作のあ
    と、上記レジスタから上記書き換えデータを読み出して
    上記メモリに格納し、当該メモリに格納された上記書き
    換えデータを上記不揮発性メモリの所定の領域に書き込
    む請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】上記メモリは、ランダムアクセスメモリで
    ある請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】上記書き換えデータの量が上記メモリの記
    憶容量より大きい場合、上記中央処理装置において上記
    書き換えプログラムの制御に基づき、上記書き込み装置
    から上記書き換えデータの一部分を入力して上記メモリ
    に格納し、当該メモリに格納された上記書き換えデータ
    の一部分を上記不揮発性メモリに書き込む動作を上記書
    き換えデータ全体が上記不揮発性メモリに書き込まれる
    まで繰り返して行われる請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】バウンダリスキャンテストを行うためのバ
    ウンダリスキャンチェーンと、当該バウンダリスキャン
    チェーンにより制御可能な中央処理装置と、当該中央処
    理装置の動作プログラムおよび必要なデータを格納する
    不揮発性メモリと、外部から上記バウンダリスキャンチ
    ェーンにデータおよび他の制御信号を入力する入力端子
    とを少なくとも有する半導体装置における上記不揮発性
    メモリのデータ書き換え方法であって、 上記入力端子に接続されている書き込み装置から上記不
    揮発性メモリを書き換える動作を制御する書き換えプロ
    グラムを上記バウンダリスキャンチェーンに入力され、
    上記バウンダリスキャンチェーンにより転送されてきた
    上記書き換えプログラムを読み出してメモリに格納し、 上記中央処理装置は上記メモリに格納された上記書き換
    えプログラムの制御に基づき、上記入力端子および上記
    バウンダリスキャンチェーンを介して上記書き込み装置
    から上記不揮発性メモリに書き込む書き換えデータを入
    力して上記メモリに格納し、 上記不揮発性メモリの所定の領域を消去してから、上記
    所定の領域に上記メモリに格納された上記書き換えデー
    タを書き込む半導体装置のデータ書き換え方法。
  7. 【請求項7】上記書き換えデータの量が上記メモリの記
    憶容量より大きい場合、上記中央処理装置において上記
    書き換えプログラムの制御に基づき、上記書き込み装置
    から上記書き換えデータの一部分を入力し、当該書き換
    えデータの一部分を上記メモリに格納し、当該メモリに
    格納された上記書き換えデータの一部分を上記不揮発性
    メモリに書き込む動作が上記書き換えデータ全体が上記
    不揮発性メモリに書き込まれるまで繰り返して行われる
    請求項6記載の半導体装置のデータ書き換え方法。
JP22985398A 1998-08-14 1998-08-14 半導体装置およびそのデータ書き換え方法 Pending JP2000065899A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22985398A JP2000065899A (ja) 1998-08-14 1998-08-14 半導体装置およびそのデータ書き換え方法
US09/365,893 US6349397B1 (en) 1998-08-14 1999-08-03 Signal processing apparatus having non-volatile memory and programming method of the non-volatile memory
EP99402038A EP0981134A3 (en) 1998-08-14 1999-08-11 Signal processing apparatus having non-volatile memory and programming method of the non-volatile memory
CN99119119.6A CN1246617A (zh) 1998-08-14 1999-08-14 具有非易失性存储器的信号处理装置及非易失性存储器的编程方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22985398A JP2000065899A (ja) 1998-08-14 1998-08-14 半導体装置およびそのデータ書き換え方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000065899A true JP2000065899A (ja) 2000-03-03

Family

ID=16898720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22985398A Pending JP2000065899A (ja) 1998-08-14 1998-08-14 半導体装置およびそのデータ書き換え方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6349397B1 (ja)
EP (1) EP0981134A3 (ja)
JP (1) JP2000065899A (ja)
CN (1) CN1246617A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036895A1 (fr) * 2001-10-25 2003-05-01 Renesas Technology Corp. Circuit integre a semi-conducteurs pour communications, modem, et procede de diagnostic de la communication
KR100478567B1 (ko) * 2002-08-22 2005-03-22 엠디에스테크놀로지 주식회사 경계주사열을 이용한 플래시롬 프로그래밍 방법

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571359B1 (en) * 1999-12-13 2003-05-27 Intel Corporation Systems and methods for testing processors
JP4475709B2 (ja) * 1999-11-15 2010-06-09 株式会社ルネサステクノロジ マイクロコンピュータ
US7100027B1 (en) 1999-12-13 2006-08-29 Intel Corporation System and method for reproducing system executions using a replay handler
US6684290B2 (en) * 2001-10-18 2004-01-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory rewriting apparatus and method for memory mapping rewriting program to same address space
CN100346309C (zh) * 2002-03-11 2007-10-31 华为技术有限公司 存储器在板测试方法
US7073094B1 (en) * 2002-05-09 2006-07-04 Winbond Electronics Corporation Method and systems for programming and testing an embedded system
US7464310B2 (en) * 2002-09-30 2008-12-09 Broadcom Corporation Programmable state machine of an integrated circuit
US6973588B2 (en) * 2002-11-27 2005-12-06 Symbol Technologies, Inc. Disaster recovery port in a portable computer
US7493478B2 (en) * 2002-12-05 2009-02-17 International Business Machines Corporation Enhanced processor virtualization mechanism via saving and restoring soft processor/system states
CN100370430C (zh) * 2003-08-05 2008-02-20 华为技术有限公司 一种边界扫描链自测方法
CN100364010C (zh) * 2003-12-24 2008-01-23 华为技术有限公司 一种eeprom在板编程方法
DE102004057819B4 (de) * 2004-12-01 2010-07-22 Qimonda Ag Eingangsschaltung für eine integrierte Schaltung
US7474801B2 (en) * 2005-07-07 2009-01-06 Shutterfly, Inc. Automatic generation of a photo album
US7707467B2 (en) * 2007-02-23 2010-04-27 Micron Technology, Inc. Input/output compression and pin reduction in an integrated circuit
US8384410B1 (en) 2007-08-24 2013-02-26 Advantest (Singapore) Pte Ltd Parallel test circuit with active devices
US7827452B2 (en) * 2007-08-24 2010-11-02 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Error catch RAM support using fan-out/fan-in matrix
US8242796B2 (en) * 2008-02-21 2012-08-14 Advantest (Singapore) Pte Ltd Transmit/receive unit, and methods and apparatus for transmitting signals between transmit/receive units
US7928755B2 (en) * 2008-02-21 2011-04-19 Verigy (Singapore) Pte. Ltd. Methods and apparatus that selectively use or bypass a remote pin electronics block to test at least one device under test
JP2010009642A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Toshiba Corp 半導体記憶装置およびそのテスト方法
CN108021385A (zh) * 2017-12-29 2018-05-11 北京神州龙芯集成电路设计有限公司 一种板载SPI Flash的烧写系统和方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355369A (en) 1991-04-26 1994-10-11 At&T Bell Laboratories High-speed integrated circuit testing with JTAG
US5412260A (en) 1991-05-03 1995-05-02 Lattice Semiconductor Corporation Multiplexed control pins for in-system programming and boundary scan state machines in a high density programmable logic device
GB9217728D0 (en) * 1992-08-20 1992-09-30 Texas Instruments Ltd Method of testing interconnections between integrated circuits in a circuit
US5519715A (en) 1995-01-27 1996-05-21 Sun Microsystems, Inc. Full-speed microprocessor testing employing boundary scan
US6028983A (en) * 1996-09-19 2000-02-22 International Business Machines Corporation Apparatus and methods for testing a microprocessor chip using dedicated scan strings
US6421812B1 (en) 1997-06-10 2002-07-16 Altera Corporation Programming mode selection with JTAG circuits
US6195774B1 (en) * 1998-08-13 2001-02-27 Xilinx, Inc. Boundary-scan method using object-oriented programming language

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036895A1 (fr) * 2001-10-25 2003-05-01 Renesas Technology Corp. Circuit integre a semi-conducteurs pour communications, modem, et procede de diagnostic de la communication
KR100478567B1 (ko) * 2002-08-22 2005-03-22 엠디에스테크놀로지 주식회사 경계주사열을 이용한 플래시롬 프로그래밍 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6349397B1 (en) 2002-02-19
EP0981134A3 (en) 2000-05-31
EP0981134A2 (en) 2000-02-23
CN1246617A (zh) 2000-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000065899A (ja) 半導体装置およびそのデータ書き換え方法
US5327531A (en) Data processing system including corrupt flash ROM recovery
US9245634B2 (en) Initialization of flash storage via an embedded controller
US4752871A (en) Single-chip microcomputer having a program register for controlling two EEPROM arrays
US6662314B1 (en) Microcomputer including program for rewriting data in an internal flash memory
US6745278B2 (en) Computer capable of rewriting an area of a non-volatile memory with a boot program during self mode operation of the computer
JP2004118826A (ja) フラッシュメモリを用いてブーティングされるシステム装置及びそのブーティング方法
TWI783590B (zh) 晶片驗證系統及其驗證方法
JP3875139B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、そのデータ書き込み制御方法およびプログラム
US20080155309A1 (en) Memory card and debugging method employed by the same
JP3152535B2 (ja) データ処理装置
US20020101764A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory and automatic erasing/writing method thereof
US6934537B2 (en) Radio communication device, method of and program for rewriting boot program therefor
US6598176B1 (en) Apparatus for estimating microcontroller and method thereof
US6240377B1 (en) Integrated circuit with embedded reprogrammable EEPROM and emulation method to facilitate debugging
EP1367598A1 (en) Testing method and device for non volatile memories having a LPC (low pin count) communication serial interface
EP0582991B1 (en) Data processing apparatus having a flash memory built-in which is rewritable by use of external device
JP2001147863A (ja) フラッシュメモリ書き替え装置
KR20050031960A (ko) 반도체 장치 및 그 시험 방법
KR100290280B1 (ko) 프로그램 가능한 플래시 메모리를 내장하는 마이크로콘트롤러
JP2679591B2 (ja) エミュレーションチップ及びインサーキットエミュレー タ
EP1083481A2 (en) Computer and firmware writing method and apparatus thereof
JP2001318907A (ja) フラッシュメモリ内蔵マイクロコンピュータ
JP3052385B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH06222917A (ja) 電子装置