JP2000059981A - ディジタル形保護継電装置 - Google Patents

ディジタル形保護継電装置

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JP2000059981A
JP2000059981A JP10219520A JP21952098A JP2000059981A JP 2000059981 A JP2000059981 A JP 2000059981A JP 10219520 A JP10219520 A JP 10219520A JP 21952098 A JP21952098 A JP 21952098A JP 2000059981 A JP2000059981 A JP 2000059981A
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ram
area
control program
rom
address
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Masaki Fukumura
政規 福村
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータのROMに書込まれた
プログラム等をRAMにコピーし、RAMのデータ逐次
読出して実行するのでは、ROMエリアとRAMエリア
を区別したアドレス切り替え及びコピー時やコピー後の
プログラムに信頼性の問題がある。 【解決手段】 ブートプログラムにはROM1の制御プ
ログラム等をRAM2のコピーエリアにコピーする命令
の他、RAMアドレスとROMアドレスを切り替える命
令を記述しておき、CPUがこの命令の実行でアドレス
デコーダ3にアドレス切り替え命令を与え、CPUから
のアドレスをRAMエリアを選択することにより、制御
プログラムの作成はROMエリアイメージで作成できる
ようにする。ROMからRAMへのコピー時やコピー後
のプログラムに信頼性を持たせるチェック処理等も含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを使った保護演算で電力系統を保護するディジタル
形保護継電装置に係り、特にROMエリアの制御プログ
ラム等をRAMエリアにコピーして保護演算を行う方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル形保護継電装置の制御部分
は、マイクロコンピュータを制御中枢部として構成され
る。通常マイクロコンピュータのCPUは、メモリ(R
OM)に記憶された命令を逐次読み出しながら実行し、
全体の制御を行っている。現在、電力系統の複雑化に伴
い高度な処理が要望され、処理の高速化が求められてい
る。
【0003】通常、メモリには2種類あり、ROM(リ
ード・オンリーメモリ)とRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)があり、RAMの方が、ROMより高速であ
る。そこで、図7に示すように、電源起動後にROMエ
リアに書込まれているプログラム及びデータをRAMエ
リアへコピーし、RAMエリアのプログラムを使ってC
PUが命令を実行することで高速演算を可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ROMのプログラム及
びデータをRAMにコピーし、RAMのプログラムを逐
次読み出して実行する方法では、以下の問題がある。
【0005】(1)ROMからRAMへコピーする際、
正常にコピーされていないと誤った制御を起こす。
【0006】(2)RAMは書込み可能なため、動作途
中で命令が書き替わる可能性がある。
【0007】(3)RAMで動作するプログラムの実行
アドレスが、ROMの場合とで異なり、プログラムのア
ドレスを書替える必要がある。
【0008】例えば、図8に示すように、ROMエリア
は「F000〜FFFF」まで、RAMエリアは「E0
00〜EFFF」までとされる場合、電源起動時に「F
000から命令が実行されるとすれば、「F000」の
エリアには「ROMデータをRAMエリアにコピーする
命令」がブートプログラムとして書込まれる。このと
き、制御のための命令群になる制御プログラムはROM
エリアからRAMエリアにコピーされるが、この制御プ
ログラムはRAMエリアで実行されることを想定してア
ドレスを書替えておかなければならない。
【0009】(4)RAMは書込み可能なため、データ
が書き替わる可能性がある。
【0010】(5)電源立ち上げ時や異常時の再起動で
は、必ず、ROMから起動する必要がある。
【0011】本発明の目的は、RAMにコピーしたプロ
グラム及びデータを使った保護演算を確実、容易にする
ディジタル形保護継電装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ROMのデー
タをRAMにコピーし、RAM上のデータを使ってCP
∪が命令を実行するにおいて、(a)ROMのアドレス
とRAMのアドレスを切り替えることで命令プログラム
等をROMのアドレスイメージのまま作成できるように
すること、(b)ROMからRAMへのコピー時に正当
性をチェックすることで確実なコピーにすること、
(c)RAMデータのパリティ監視やコピーされたRA
Mエリアヘの書込み禁止をすることでRAMエリアでの
命令実行の信頼性を高めること、(d)RAMエリアの
データ監視で異常発生したときに再起動を可能にするこ
とでシステムの停止時間を短縮すること、(e)異常時
の再起動を行うのに異常継続があると再起動を停止する
ことで永久故障に対応できるようにしたもので、以下の
構成を特徴とする。
【0013】マイクロコンピュータのROMエリアの制
御プログラム等をRAMエリアにコピーし、RAMエリ
アの制御プログラムに従ってCPUが保護演算を行うデ
ィジタル形保護継電装置において、前記RAMエリアに
制御プログラム等をコピーしたときにアドレス切り替え
命令を発生するブートプログラムと、前記切り替え命令
をCPUが実行する前までは前記制御プログラムのアド
レスにROMエリアを選択し、該切り替え命令を実行し
たときに前記RAMエリアを選択するアドレスデコーダ
とを備えたことを特徴とする。
【0014】前記ブートプログラムは、ROMエリアの
制御プログラム等をRAMエリアにコピーしたときに、
RAMにコピーされた内容の正当性を確認する命令を設
けたことを特徴とする。
【0015】前記RAMに制御プログラム等をコピーす
る際にパリティを発生し、該RAMから制御プログラム
等を読み出す際にパリティチェックを行う監視回路を備
えたことを特徴とする。
【0016】前記RAMに制御プログラム等をコピーし
た後に該プログラムがコピーされたRAMエリアへの書
込みを禁止する禁止回路を備えたことを特徴とする。
【0017】前記RAMにデータ異常が発生したときに
再起動を行う再起動回路を備えたことを特徴とする。
【0018】前記再起動回路が複数回の再起動を発生し
たときに再起動を禁止する再起動停止回路を備えたこと
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)ROMエリア
の制御プログラム等をRAMエリアにコピーして保護演
算を行うにおいて、従来ではROMエリアとRAMエリ
アを区別するために2つの異なるアドレスが必要にな
り、前記の課題で説明するように、制御プログラムはR
AMエリアで実行されることを想定してアドレスを書替
える必要がある。
【0020】本実施形態では、制御プログラム自体の書
替えを不要にするもので、ブートプログラムの最後に、
RAMアドレスとROMアドレスを切り替える命令を記
述する事により、外部ハードウェアでアドレスを切り替
え、従来のROMエリアイメージのプログラム作成で済
むようにする。
【0021】図1は、本実施形態を示す要部ブロック図
である。ROM1にはアドレス「F000」からブート
プログラムが書込まれ、アドレス「E100〜EFF
F」までに制御プログラムが書込まれている。RAM2
にはアドレス「F100〜FFFF」までを制御プログ
ラムのコピーエリアとして用意し、電源起動時にROM
1の制御プログラムがコピーされる。
【0022】アドレスデコーダ3は、CPUが命令群を
実行する際のアドレスデータを取り込み、このアドレス
データをアドレス切り替え命令によってROM1又はR
AM2の選択信号を発生する。
【0023】ROM1のブートプログラムは、電源起動
時に実行され、ROM1の制御プログラムをRAM2の
制御プログラムコピーエリアにコピーする命令が書込ま
れるのに加えて、その最後にRAMアドレスとROMア
ドレスを切り替える命令が書込まれる。
【0024】この構成において、ROM1に書込まれる
制御プログラムは、アドレスの記述はROMエリアで実
行されることを想定したアドレス「F100〜FFF
F」のままとし、アドレスの書替えを行うことなく、そ
のままとしておく。
【0025】そして、電源起動時には、ブートプログラ
ムがその先頭命令からCPUに読み込まれ、CPUによ
りROM1の制御プログラムがRAM2の制御プログラ
ムコピーエリアにコピーされる。ブートプログラムの最
後の命令がCPUに読み込まれたとき、CPUはアドレ
ス切り替え命令をアドレスデコーダ3に発生する。これ
により、アドレスデコーダ3は、CPUからのアドレス
からRAM2のアドレスを選択する信号を発生し、以
後、CPUからのアドレスはRAM2にコピーされた制
御プログラムを読み込んで実行する。
【0026】アドレスデコーダ3による選択信号は、以
下の論理を組むことでアドレス切り替えができる。
【0027】 ROMの選択:アドレスF000〜FOFF OR((アドレスE100〜EFFF)AND 2) OR((アドレスF100〜FFFF)AND !2) RAMの選択:((アドレスE100〜EFFF)AND !2) OR((アドレスF100〜FFFF)AND 2) !2:アドレス切り替え命令がLowレベル。
【0028】2:アドレス切り替え命令がHighレベ
ル。
【0029】したがって、本実施形態によれば、ROM
1に書込む制御プログラムを作成する時に、ROM1の
アドレスイメージのまま作成しながら、RAM2上にコ
ピーした制御プログラムを実行することができる。
【0030】(第2の実施形態)ROMエリアの制御プ
ログラム等をRAMエリアにコピーして保護演算を行う
において、単純にコピーしただけでは、コピーしたエリ
アに制御プログラムが正しく書き込まれたかわからな
い。
【0031】本実施形態は、ブートプログラムの中にコ
ピーエリアの正当性をチェックするための処理を追加す
ることにより、より信頼性のあるシステムが構成できる
ようにする。
【0032】図2は、ブートプログラムに記述される
「RAMにコピーされた内容の正当性確認処理」を示
す。ROMエリアからRAMエリアへコピーし(S
1)、このコピー終了でRAMエリアのデータの正当性
を確認する(S2)。この正当性確認処理は、以下の方
法で実現される。
【0033】(a)ROMの制御プログラムエリアとコ
ピーしたRAMエリアの対応するデータが、同一である
ことを確認する方法。
【0034】(b)ROMの制御プログラムエリアとコ
ピーしたRAMエリアのチェックサム(各エリアのデー
タの総和)が等しいことで確認する方法。
【0035】上記の正当性確認処理でRAMデータに異
常が発生したとき(S3)、コピーのリトライ回数をチ
ェックし(S4)、リトライ回数内であれば再度のコピ
ー処理を行う(S1)。リトライ回数に達したときは異
常出力処理を行い(S5)、リトライ回数内でRAMデ
ータに異常がないときは次の処理に入る(S6)。
【0036】したがって、本実施形態によれば、ROM
の制御プログラム等をRAMにコピーするときにその正
当性をチェックしてコピーのリトライを行うため、より
確かなデータコピーと一過性不具合の場合に動作できる
確率を増すことができる。
【0037】(第3の実施形態)ROMエリアの制御プ
ログラム等をRAMエリアにコピーし、RAMエリアに
おいて逐次読み出しながら保護演算を実行する場合、何
らかの要因でRAMデータが異なる命令に書替えられる
可能性がある。そのまま実行するといろいろな問題が発
生する可能性がある。
【0038】本実施形態では、RAMのデータ誤りを監
視し、異常発生時に警報を出力するものである。
【0039】図3は、本実施形態になる監視ブロック図
を示す。RAMには制御プログラムのデータをコピーす
るエリア2Aの他に、プログラムデータ毎のパリティを
格納するエリア2Bをもつものを用意する。そして、パ
リティ発生・チェック回路4により、各プログラムデー
タをエリア2Aにコピーする時にパリティビットを作成
してエリア2Bに書込み、エリア2Aからのデータ読み
出し時にエリア2Bからそのパリティを読み出して正し
いか否かをチェックする。このチェックで異常が発生し
たときは異常出力回路5によってCPUに異常命令を出
力して処理を停止させる。
【0040】図4は、本実施形態の他の方式を示すもの
で、ブートプログラム終了時にRAMエリアの書込み信
号をロックし、ハードウェアで書込みを禁止し、動作時
に制御プログラムエリアのチェックサムをチェックす
る。
【0041】同図の(a)に示す書込み禁止方式では、
書込み信号禁止回路6はRAM2への書込み信号が与え
られたときに、書込み禁止信号で書込み信号がでなくな
るように制御する。
【0042】同図の(b)に示す書込み禁止方式では、
選択信号禁止回路7はRAM2への選択信号が与えられ
たときに、書込み禁止信号があると書込み信号で選択信
号信号が出なくなるように制御する。この切り替え信号
は、ROM,RAM切り替え信号を使う。
【0043】したがって、本実施形態によれば、制御プ
ログラム等がコピーされたRAMエリアのデータ監視及
びコピー後の書込み禁止を行うため、RAMエリアでの
命令実行の信頼性を高め、不具合発生を無くすことがで
きる。
【0044】(第4の実施形態)RAMエリアの命令実
行時のデータ誤りについて、上記の第3の実施形態では
その監視を行うことができる。しかし、監視しただけで
は、一過性不具合の場合、再起動で動作可能にも関わら
ず、動作できない事になってしまう恐れがある。
【0045】本実施形態では、図5に示すように、再起
動回路8を設け、監視異常の信号を基にシステムを再起
動できるようにしたものである。この再起動回路8は、
ROM、RAMのアドレス切り替え信号を解除し、元の
アドレス状態に戻し、CPUに対しリセットを出し、再
起動を行う。このための再起動回路8は、以下の論理で
出力を制御する。
【0046】(a)RAM選択信号 再起動信号の入力時は、RAMアドレス(最初の例で
は、E100〜EFFF)に信号を変更し、書込み信号
時も選択信号を出す。再起動信号の入力時以外は、RO
M,RAMアドレス切り替え信号により、例では、E1
000〜EFFF)又はF100〜FFFFに切り替え
る。
【0047】(b)ROM選択信号 再起動信号の入力時は、その信号でROMアドレス(最
初の例では、F000〜FFFF)に信号を変更する。
再起動信号の入力時以外は、ROM,RAMアドレス切
り替え信号により、例では、E1000〜EFFF又は
F000〜FFFFに切り替える。
【0048】(c)RAMへの書込み信号 再起動信号の入力時は、禁止しない。再起動信号の入力
時以外は、ROM,RAMアドレス切り替え信号に従い
信号を出す/出さないを切り替える。
【0049】(d)CPUへのリセット信号 再起動信号の入力信号ある場合、一定時間Lowレベル
を保ち、Highレベルになる信号を出力する。CPU
は、これによりリセットされる。
【0050】したがって、本実施形態によれば、パリテ
ィチェックやチェックサムチェックによりRAMエリア
のデータ監視を行い、異常発生時にはシステムの再起動
を行うことができ、システムの停止時間を短縮できる。
【0051】(第5の実施形態)上記の第4の実施形態
では、異常発生時にシステムの再起動を行うが、永久故
障が発生した場合に再起動を永久に繰り返すことにな
る。
【0052】本実施形態では、図6に示すように、再起
動停止回路9を設け、再起動回路8による再起動を一定
時間に2回数以上連続発生した場合、警報出力し、再起
動回路8の起動を禁止することで、永久故障時の不要再
起動を防止する。
【0053】再起動停止回路9は、以下の処理回路に構
成される。
【0054】(a)異常信号が入力されたときに一定時
間でタイムアップするタイマを起動する。出力として再
起動回路の入力に再起動信号を入力し、再起動回路を起
動する。
【0055】(b)タイマー起動中に異常入力がある
と、出力として異常出力する。
【0056】(c)異常入力がなく、起動タイマーがタ
イムアップしたら、初期状態に戻る。再起動異常人力が
あると、再びタイマを起動する。
【0057】したがって、本実施形態によれば、異常時
の再起動を行うにおいて、異常継続するときに再起動を
停止することにより、永久故障に対して永久に再起動を
かけることを防止できる。
【0058】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、以下の
効果がある。
【0059】(a)ROMのアドレスとRAMのアドレ
スをアドレスデコーダで切り替えるため、命令プログラ
ム等をROMのアドレスイメージのまま作成できる。
【0060】(b)ROMからRAMへのコピー時に正
当性をチェックするため、確実なコピーが得られる。
【0061】(c)RAMデータのパリティ監視やコピ
ーされたRAMエリアヘの書込み禁止をするため、RA
Mエリアでの命令実行の信頼性を高めることができる。
【0062】(d)RAMエリアのデータ監視で異常発
生したときに再起動を可能にするため、システムの停止
時間を短縮することができる。
【0063】(e)異常時の再起動を行うのに異常継続
があると再起動を停止するため、永久故障に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すアドレス切り替えブロ
ック図。
【図2】本発明の実施形態を示すRAMデータのコピー
正当性確認処理手順。
【図3】本発明の実施形態を示すRAMデータのパリテ
ィチェックによる監視ブロック図。
【図4】本発明の実施形態を示す書込み禁止ブロック
図。
【図5】本発明の実施形態を示す再起動ブロック図。
【図6】本発明の実施形態を示す再起動停止ブロック
図。
【図7】RAMエリアで命令を実行するための手順。
【図8】ROMとRAMエリアが異なる場合ののアドレ
ス。
【符号の説明】
1…ROM 2…RAM 3…アドレスデコーダ 4…パリティ発生・チェック回路 5…異常出力回路 6…書込み信号禁止回路 7…選択信号禁止回路 8…再起動回路 9…再起動停止回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータのROMエリアの
    制御プログラム等をRAMエリアにコピーし、RAMエ
    リアの制御プログラムに従ってCPUが保護演算を行う
    ディジタル形保護継電装置において、 前記RAMエリアに制御プログラム等をコピーしたとき
    にアドレス切り替え命令を発生するブートプログラム
    と、前記切り替え命令をCPUが実行する前までは前記
    制御プログラムのアドレスにROMエリアを選択し、該
    切り替え命令を実行したときに前記RAMエリアを選択
    するアドレスデコーダとを備えたことを特徴とするディ
    ジタル形保護継電装置。
  2. 【請求項2】 前記ブートプログラムは、ROMエリア
    の制御プログラム等をRAMエリアにコピーしたとき
    に、RAMにコピーされた内容の正当性を確認する命令
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のディジタル
    形保護継電装置。
  3. 【請求項3】 前記RAMに制御プログラム等をコピー
    する際にパリティを発生し、該RAMから制御プログラ
    ム等を読み出す際にパリティチェックを行う監視回路を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のディジタル形
    保護継電装置。
  4. 【請求項4】 前記RAMに制御プログラム等をコピー
    した後に該プログラムがコピーされたRAMエリアへの
    書込みを禁止する禁止回路を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のディジタル形保護継電装置。
  5. 【請求項5】 前記RAMにデータ異常が発生したとき
    に再起動を行う再起動回路を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1に記載のディジタル形保護継
    電装置。
  6. 【請求項6】 前記再起動回路が複数回の再起動を発生
    したときに再起動を禁止する再起動停止回路を備えたこ
    とを特徴とする請求項5に記載のディジタル形保護継電
    装置。
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