JP2000212792A - 部分めっきプラスチック成形体の製造方法 - Google Patents

部分めっきプラスチック成形体の製造方法

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JP2000212792A
JP2000212792A JP11010517A JP1051799A JP2000212792A JP 2000212792 A JP2000212792 A JP 2000212792A JP 11010517 A JP11010517 A JP 11010517A JP 1051799 A JP1051799 A JP 1051799A JP 2000212792 A JP2000212792 A JP 2000212792A
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electroless plating
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Toru Washimi
亨 鷲見
Takao Ichikawa
貴朗 市川
Masayoshi Aoyama
正義 青山
Rikio Komagine
力夫 駒木根
Toshiaki Ichige
敏明 市毛
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、あらゆる数字、文字、記号等
の所定パターンを印字可能な、装飾性に優れた光沢金属
めっきプラスチック成形体を安価に製造できる、部分め
っきプラスチック成形体の製造方法を提供することにあ
る。 【解決手段】所定形状のABS樹脂成形体21の表面
に、無電解めっきにより無電解Cuめっき層22を形成
し、該無電解Cuめっき層22にレーザ光を照射して所
定パターンに加工した後、残った無電解Cuめっき層の
上に、無電解Niめっき層23および無電解Auめっき
層24による光沢めっき処理を施し、印字部25を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分めっきプラス
チック成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数字、アルファベットおよび漢字等の文
字や記号を表面に印字したプラスチック成形体は、携帯
電話、パソコン、オーディオ等の電子機器のキートップ
(ボタン)に使用されている。
【0003】プラスチック成形体の表面に印字する方法
としては、図5に示すようにプラスチック成形体1の表
面に直接塗料3を印刷して印字部2を形成する方法、ま
た、図6に示すように、プラスチック成形体1の表面に
色の異なる表面塗料3aおよび下地塗料3bのように塗
料を多層に塗布し、その表面層にある表面塗料3aをレ
ーザ加工して除去し、下地塗料3bを露出させて印字す
る方法、更に別な手法として、図7に示すように、淡色
の表面樹脂4aおよび濃色の下地樹脂4bのように色の
異なる2種類の樹脂を2回成形したプラスチック成形体
1から、表面樹脂4aの一部をレーザ加工により除去し
て下地樹脂4bを露出させて印字するという方法などが
ある。
【0004】また、携帯電話に使用されるキートップに
は、夜間でも文字や数字が認識できるように、バックラ
イトでキートップが光るような機能的な工夫がなされた
りしているが、近年、金属光沢などの視覚に訴えるよう
な装飾性も求められるようになってきている。
【0005】この金属光沢については、キートップ表面
に予め金属めっき層を形成し、それに塗料を印刷すると
いう方法があるが、金属めっき表面が平滑面であるた
め、印字した塗膜層が剥げ落ちて外観の品位が低下しや
すいという欠点がある。
【0006】このような欠点を改善するために、フォト
レジスト技術・エッチング技術を応用し、プラスチック
成形体の所定の領域にのみ、選択的に金属層、特に電解
めっき層を形成して印字する方法が提案されている。し
かし、この手法は生産効率が悪く、キートップのような
安価な製品には、製造コストの面で適用が難しい。
【0007】一方、プラスチック成形体に無電解めっき
層を形成し、これをレーザ加工によって文字などを印字
した後に、電解めっき処理を行う方法も提案されている
(特開平5−65687号公報)。即ち、図8に示すよ
うに、所定の形状を有するプラスチック成形体1をエッ
チング液に浸漬してその外周面を粗面化した後(粗化工
程)、粗化された成形体を活性化液に浸漬してその外周
面に金属触媒核を付着させ(活性化工程)、次にこの状
態の成形体を無電解めっき液に浸漬して無電解めっき層
5を形成し(無電解めっき工程)、その無電解めっき層
5を所定パターンにレーザで部分的にくり抜いてその部
分でプラスチック成形体1表面が露出する状態とし(レ
ーザ加工工程)、その後、残った無電解めっき層5の上
に電解めっきを施して電解めっき層6を形成する(電解
めっき工程)方法であり、装飾性に優れたボタンの製造
が可能となるというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平5−65687号公報記載の方法では、数字や
文字を完全に印字できない場合がある。即ち、図9
(a),(b)のように、印字が例えば数字の「1」や
「3」のときには、印字部(プラスチック成形体表面)
2以外の下地の無電解めっき層全面に表面電気めっき層
6が形成されるが、図9(c),(d)のように、印字
が例えば数字の「0」や「8」(或いは図示はしないが
「電」などのような文字)のときには、孤立している円
の中心部に通電できないため、その部分に電気めっきを
施すことはできず、無電解めっき層5がむき出したまま
の状態となってしまう。
【0009】本発明は、上記した従来技術に鑑み為され
たものであり、その目的とするところは、あらゆる数
字、文字、記号等の所定パターンを印字可能な、装飾性
に優れた光沢金属めっきプラスチック成形体を安価に製
造できる、部分めっきプラスチック成形体の製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定形状のプ
ラスチック成形体の表面に、無電解めっきにより少なく
とも1層の下地無電解めっき層を形成し、該下地無電解
めっき層にレーザ光を照射して所定パターンに加工して
プラスチック成形体の表面を露出させた後、残った下地
無電解めっき層の上に無電解めっきによる光沢めっき処
理を施すことを特徴とする部分めっきプラスチック成形
体の製造方法であり、これにより上記目的を達成するこ
とができる。
【0011】なお、上記光沢めっき処理の後、更にクロ
メート処理を施すことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図示した図面に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態を示す説明図
である。まず、所定の形状のプラスチック成形体をエッ
チング液に浸漬して、その外周面を粗化した後(粗化工
程)、表面粗化された成形体を活性化液に浸漬して、そ
の外周面にPd等の金属触媒を付着させる(活性化工
程)。次に、この状態の成形体を無電解めっき液に浸漬
して、その外周面に無電解めっき層を形成した後に(無
電解めっき工程I)、無電解めっき層をレーザマーカを
利用して印字加工する。印字により、金属めっきが除去
された部分は、成形の樹脂表面が露出する状態とする
(レーザ加工工程)。しかる後に、成形体の外周面に残
された無電解めっき層の上に、更に無電解めっきを実施
して、金属光沢を有する装飾性に優れた無電解めっき層
を形成する(無電解めっき工程II)というものである。
【0014】プラスチック成形体に無電解めっきする工
程(無電解メッキ工程I)においては、その金属めっき
は、銅、ニッケル、錫が好ましく、その厚さは0.1〜
1.0μmが好ましい。無電解メッキ工程Iで形成する
無電解めっき層は、レーザマーカにより印字加工できれ
ば多層でもよい。
【0015】また、レーザで印字した後のめっき工程
(無電解めっき工程II)において、そのめっきは光沢を
有するように調整された組成であることが好ましい。こ
の無電解めっき工程IIも、多層めっきであってもよい。
更に、無電解めっき工程IIにより形成されためっき層の
上に、光沢性の向上及び防錆のために、クロメート処理
を適用してもよい。
【0016】
【実施例】<実施例1>本発明により携帯電話などの電
子機器に使用されるキートップを製造した。図2はその
斜視図であり、図3は図2のAA’断面図である。
【0017】本実施例では、キートップ20の基体とな
るプラスチック成形体として、乳白色のABS樹脂成形
体21を用いた。なお、ABS樹脂成形体21は射出成
形により製造したものである。ABS樹脂成形体21の
外周面には、厚さ約0.2μmの無電解Cuめっき層2
2、厚さ約7μmの無電解電解Niめっき層23、厚さ
約0.05μmの無電解Auめっき層24が順次形成さ
れている。
【0018】キートップ20の表面には印字部25とし
て数字の「8」が印字されている。ここで、印字部25
にはめっきが形成されておらず、ABS樹脂成形体21
の表面が露出している状態にある。このキートップ20
の印字部25は、塗装により表面に印刷された文字と異
なり、最表面層としての無電解Auめっき層24の色相
と、ABS樹脂成形体21の色相との違いによって形成
されたものであるため、使用していくうちにこすれて消
えることがない。また、無電解Auめっき層24によっ
て、金属光沢があり、装飾性にも優れている。
【0019】次に、このキートップ20の製造方法を説
明する。
【0020】まず、射出成形によりABS樹脂成形体2
1を準備する。
【0021】次に、このABS樹脂成形体21を約65
℃のエッチング液に約10分間浸漬し、ABS樹脂成形
体21の外周面を粗化する(粗化工程)。なお、エッチ
ング液の組成は次の通りである。
【0022】<エッチング液組成> クロム酸 約 400g/dm3 硫酸 約 400g/dm3 次に濃塩酸で中和を行った後に、ABS樹脂成形体21
を約35℃のキャタリスト液に3分間浸潰し、更に40
℃のアクセレーター液に3分浸漬して、粗化されたAB
S樹脂成形体21の表面に金属触媒核としてのパラジウ
ムを付着させる(活性化工程)。なお、キャタリスト
液、アクセレーター液の組成は次の通りである。
【0023】<キャタリスト液組成> 塩化パラジウム 約 0.2g/dm3 塩化第一スズ 約 15g/dm3 塩酸 約 150cm3 /dm3 <アクセレーター液組成> 硫酸 約 100g /dm3 次にABS樹脂成形体21を、例えば、下記の組成を有
する無電解Cuめっき液(20℃)に浸漬して、ABS
樹脂成形体21の外周面全体に無電解Cuめっき層22
を約0.2μm形成する(無電解めっき工程I)。
【0024】 <無電解Cuめっき組成> 硫酸銅 約 10g/dm3 ロシェル塩 約 40g/dm3 ホルムアルデヒド 約 10g/dm3 水酸化ナトリウム 約 10g/dm3 (pH12.5) 次に、無電解Cuめっき層22にレーザ光で印字する。
印字には、YAGレーザマーカを使用した。この際、下
地のABS樹脂成形体21が露出し、かつ樹脂に熱影響
を及ぼさないようにレーザの出力を適正化して印字を行
った。(レーザ加工工程)。
【0025】次に、金属めっきの光沢を向上させるため
に、下記に示す無電解Niめっき浴(45℃)を用いて
無電解Niめっき層23を厚さ約7μm形成した(無電
解めっき工程II)。更に、下記の無電解Auめっき液を
用いて、無電解Auめっき層24を約0.05μm形成
した(無電解めっき工程II)。
【0026】<無電解Niめっき組成> 硫酸ニッケル 約 20g/dm3 ホスフィン酸ナトリウム 約 15g/dm クエン酸塩 約 30g/dm <無電解Auめっき組成> シアン化金カリウム 約 10g/dm3 シアン化カリウム 約 30g/dm3 炭酸カリウム 約 30g/dm3 第2リン酸カリウム 約 35g/dm3 レーザ加工した印字部25においては、無電解めっき工
程Iで形成された、Cuめっき層22がレーザ加工によ
り完全に除去されて、ABS樹脂成形体21の表面が露
出した状態である。従って、この領域には無電解めっき
工程IIの際にめっき層が形成されることはなく、キート
ップの金属光沢が向上する。また、印字部と各めっき層
の境界が、従来の樹脂をレーザ加工して印字したものと
遜色なくシャープに加工されており、印字品質が優れた
ものであった。
【0027】<実施例2>本実施例のキートップを図3
に示す。本実施例では、キートップの基体となるプラス
チック成形体として、透明なPC(ポリカーボネイト)
樹脂成形体31を用いた。そのため、本実施例のキート
ップは、底面から光を入射したときに印字部25から光
を透過させることができる。PC樹脂成形体31は射出
成形により製造したものであり、その外周面には、厚さ
約0.3μmの無電解Cuめっき層22、厚さ約5μm
の無電解電解Niめっき層23、厚さ約0.03μmの
無電解Auめっき層24が順次形成されている。
【0028】上記実施例1と同様に、印字部25にはめ
っきが形成されておらず、PC樹脂成形体31の表面が
露出している状態にある。このキートップの印字部25
は、塗装により表面に印刷された文字と異なり、最表面
層としての無電解Auめっき層24の色相と、PC樹脂
成形体31の色相との違いによって形成されたものであ
るため、使用していくうちにこすれて消えることがな
い。また、無電解Auめっき層24によって、金属光沢
があり、装飾性にも優れている。なお、本実施例におい
ては、PC樹脂成形体31の底面にテーピングでマスク
をし、その部分にめっきが施されないようにした。
【0029】次に、本実施例のキートップの製造方法を
説明する。
【0030】まず、射出成形によりPC樹脂成形体31
を準備し、その底面をテーピングでマスクしておく。
【0031】次に、このPC樹脂成形体31を約65℃
のエッチング液に約20分間浸漬し、外周面を粗化する
(粗化工程)。なお、エッチング液の組成は次の通りで
ある。
【0032】<エッチング液組成> クロム酸 約 400g/dm3 硫酸 約 400g/dm3 次に濃塩酸で中和を行った後に、PC樹脂成形体31を
約35℃のキャタリスト液に5分間浸潰し、更に40℃
のアクセレーター液に3分浸漬して、粗化されたPC樹
脂成形体31の表面に金属触媒核としてのパラジウムを
付着させる(活性化工程)。なお、キャタリスト液、ア
クセレーター液の組成は次の通りである。
【0033】<キャタリスト液組成> 塩化パラジウム 約 0.2g/dm3 塩化第一スズ 約 15g/dm3 塩酸 約 150cm3 /dm3 <アクセレーター液組成> 硫酸 約 100g /dm3 次にPC樹脂成形体31を、例えば、下記の組成を有す
る無電解Cuめっき液(20℃)に浸漬して、外周面全
体に無電解Cuめっき層22を約0.3μm形成する
(無電解めっき工程I)。
【0034】 <無電解Cuめっき組成> 硫酸銅 約 10g/dm3 ロシェル塩 約 40g/dm3 ホルムアルデヒド 約 10g/dm3 水酸化ナトリウム 約 10g/dm3 (pH12.5) 次に、無電解Cuめっき層22にレーザ光で印字する。
印字には、YAGレーザマーカを使用した。この際、下
地のPC樹脂成形体31が露出し、かつ樹脂に熱影響を
及ぼさないようにレーザの出力を適正化して印字を行っ
た。(レーザ加工工程)。
【0035】次に、金属めっきの光沢を向上させるため
に、下記に示す無電解Niめっき浴(45℃)を用いて
無電解Niめっき層23を厚さ約5μm形成した(無電
解めっき工程II)。更に、下記の無電解Auめっき液を
用いて、無電解Auめっき層24を約0.03μm形成
した(無電解めっき工程II)。
【0036】<無電解Niめっき組成> 硫酸ニッケル 約 20g/dm3 ホスフィン酸ナトリウム 約 15g/dm3 クエン酸塩 約 30g/dm3 <無電解Auめっき組成> シアン化金カリウム 約 10g/dm3 シアン化カリウム 約 35g/dm3 炭酸カリウム 約 35g/dm3 第2リン酸カリウム 約 35g/dm3 そして最後に、成形体の底面のマスクテープを除去す
る。
【0037】上記実施例1と同様に、レーザ加工した印
字部25においては、無電解めっき工程Iで形成され
た、Cuめっき層22がレーザ加工により完全に除去さ
れて、PC樹脂成形体31の表面が露出した状態であ
る。従って、この領域には無電解めっき工程IIの際にめ
っき層が形成されることはなく、キートップの金属光沢
が向上する。また、印字部と各めっき層の境界が、従来
の樹脂をレーザ加工して印字したものと遜色なくシャー
プに加工されており、印字品質が優れたものであった。
【0038】本実施例で使用したPC樹脂成形体31は
透明であるため、バックライトをキートップの底面に備
えることにより、携帯電話などの暗闇でも使用する電子
機器のキートップに有効である。実際、バックライトを
付けて、携帯電話に実装したところ、優れた透光性が得
られ、文字を容易に認識することができた。
【0039】なお、上記実施例1、2において、エッチ
ング液、活性化液、無電解めっきは、上記の液組成に限
定されるものではない。また、粗化工程においては、気
相エッチング法やプラズマエッチング法を用いてもよ
い。そして、成形体の材質としては、ABS樹脂、PC
樹脂に限らず、プラスチックめっきが可能な材質であれ
ば、いずれの材質であってもよい。
【0040】<実施例3>実施例2において、無電解め
っき工程IIのあとで、クロメート処理を実施したとこ
ろ、更に金属光沢を向上させることができた。
【0041】
【発明の効果】以上の通り、本発明においては、レーザ
加工工程において、プラスチック表面にめっきされた無
電解めっき層をレーザ加工により、部分的にくり抜いた
後に、金属光沢仕上げのための無電解めっき工程を行う
ことにより、従来よりも優れた機能性と装飾性を有する
部分めっきプラスチック成形体を提供することができ
る。また、本発明により、レーザ加工後に電解めっきで
は完全に印字できなかった数字や文字を印字できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例であるキートップを示す斜視
図である。
【図3】図2のAA’断面図である。
【図4】本発明の他の実施例であるキートップを示す断
面図である。
【図5】従来技術(塗装法)を示す説明図である。
【図6】従来技術(塗装+レーザ加工法)を示す説明図
である。
【図7】従来技術(樹脂2回成形+レーザ加工法)を示
す説明図である。
【図8】従来技術(無電解めっき+レーザ加工+電解め
っき法)を示す説明図である。
【図9】(a)〜(d)のいずれも電解めっき法による
印字状態を示す説明図である。
【符号の説明】
20 キートップ 21 ABS樹脂成形体 22 無電解Cuめっき層 23 無電解Niめっき層 24 無電解Auめっき層 25 印字部 31 ポリカーボネート樹脂成形体
フロントページの続き (72)発明者 青山 正義 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 (72)発明者 駒木根 力夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 市毛 敏明 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 4K022 AA13 AA14 AA20 AA47 BA03 BA08 BA14 BA21 BA35 BA36 CA12 CA29 DA01 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定形状のプラスチック成形体の表面に、
    無電解めっきにより少なくとも1層の下地無電解めっき
    層を形成し、該下地無電解めっき層にレーザ光を照射し
    て所定パターンに加工してプラスチック成形体の表面を
    露出させた後、残った下地無電解めっき層の上に無電解
    めっきによる光沢めっき処理を施すことを特徴とする部
    分めっきプラスチック成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記光沢めっき処理の後にクロメート処理
    を施すことを特徴とする請求項1に記載の部分めっきプ
    ラスチック成形体の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002129348A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Konica Corp 無電解メッキによる電極パターンの形成方法及びインクジェットヘッドの製造方法
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