JPH02157894A - 部分メッキ照光表示体の製造方法 - Google Patents

部分メッキ照光表示体の製造方法

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JPH02157894A
JPH02157894A JP31354588A JP31354588A JPH02157894A JP H02157894 A JPH02157894 A JP H02157894A JP 31354588 A JP31354588 A JP 31354588A JP 31354588 A JP31354588 A JP 31354588A JP H02157894 A JPH02157894 A JP H02157894A
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JP
Japan
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electroless plating
plated
layer
desired pattern
mask
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JP31354588A
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English (en)
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Satoshi Odajima
智 小田嶋
Toshihiko Egawa
敏彦 江川
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は部分メッキ照光表示体の製造方法、特にはオー
ディオ、カーオーディオ、エアコン、カーエアコンなど
の電気製品の銘板、スイッチ用キートップあるいはイル
ミネーションなどに有用な部分メッキ照光表示体の製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 部分メッキ照光表示体の製造については、従来第4図に
示したように例えば板状に成形されている光透過性のプ
ラスチック板11のメッキをしない部分、すなわち光を
透過し、照光する部分にマスク12を置いて、マスキン
グし、マスキングしていない部分をエツチングしく第4
図a)参照)、活性化して活性化面13を作り(第4図
b)参照)、これに無電解メッキ層14を施しく第4図
C)参照)、ついでこの上に電解メッキ15を施して(
第4図d)参照)からマスク12を除去して所望のパタ
ーン16からなる透光部を得る(第4図e)参照)とい
う方法で作られており、このものは消灯時には抜と文字
、記号0図柄、符号などの所望のパターンが見え、また
点灯時には所望のパターン16が光り、これは着色灯と
することもできるので視認性もよく、したがって可成り
広い範囲で使用されている。
[発明が解決すべき課題J しかし、この従来の方法で作られた部分メッキ照光表示
体はプラスチック板に文字3図柄などの所望のパターン
16をメッキするときに、このパターンが数字の例えば
「0」や五輪マークに代表されるように周面と不連続な
部位を有するものはメッキすることができないために連
続するように切れ目を設けてメッキすることになり、そ
の結果第5図a)、b)に示したようにブリッジ17を
生じてしまうという欠点があり、このためにデザインの
自由度が大変小さいものになるという不利がある。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような不利を解決することのできる部分メ
ッキ照光表示体の製造方法に関するものであり、これは
その表面が無電解メッキされた光透過性プラスチック成
形体表面に、マスク剤からなる所望パターンを設けて当
該被覆層以外の成形体表面に電気メッキしたのち、当該
所望パターンの少なくとも一部を除去して無電解メッキ
を露出させ、この露出した無電解メッキ部分を除去する
ことを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは従来法において欠点とされてい
るブリッジの形成されない、したがってパターンデザイ
ンの自由度の大きい部分メッキ照光表示体を作る方法に
ついて種々検討した結果、プラスチック成形品の表面を
まず無電解メッキしてから光を透過させる部分に所望の
文字1図形。
符号などの所望パターンをもつマスク剤を用いてマスキ
ングし、ついで電気メッキをし、マスクを除いてから無
電解メッキ層を除去すると、その電解メッキ層にブリッ
ジのない所望の文字1図柄。
符号などのパターンからなるものでも部分メッキ照光表
示体を得ることができるということを見出し、この具体
的処理方法などについて研究を進めて本発明を完成させ
た。
[作 用] つぎに添付の図面にもとづいて本発明を説明する。
第1図は本発明を工程順に示した縦断面図、第2図は本
発明で作られた部分メッキ照光表示板のブリッジのない
数字を示す上面図、第3図のa)は本発明の部分メッキ
照光表示板の縦断面図、b)はこの上面図を示したもの
である。
本発明は板、シート、フィルム、ブロック体。
管状体、中実体1箱体なと各種のプラスチック成形品(
代表例として第1図にプラスチック板を示す)に加工を
施すものであるが、ここに使用される被メッキ母材とし
てのプラスチック材1としてはABS樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
スルホン樹脂、ノリル樹脂、ポリアセタール樹脂、ナイ
ロン樹脂あるいはこれらのブレンド体、アロイや、これ
ら上記したもののラミネート体など多種のものが例示さ
れるが、メッキ性、光透過性、強度などを考慮するとこ
れにはポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、アクリル樹
脂あるいはポリカーボネート樹脂のメッキ性を高めたA
BS樹脂とのアロイ、さらには必要に応じこれらをガラ
ス!a維などで強化したものが好ましいものであるが、
これはデザインの点から例えば最終的に印刷などの方法
で着色したものとしてもよい。
本発明はこのプラスチック成形品1の少なくとも表側に
まず無電解メッキを施すのであるが、この無電解メッキ
を効果的に施すために、これは予め第1図a)に示した
ように裏面マスク2を設けてマスキングしてからエツチ
ングし、活性化してこの表面に無電解メッキ層を設ける
ためのエツチング活性化層3を設けるようにすることが
よい。
このマスク剤は以後の工程におけるエツチング、活性化
、無電解メッキ、電気メッキに耐え、かつ必要なとぎに
は容易に除去できるものとする必要があり、ビニル系、
アクリル系、セルロース系。
アスファルト系、シリコーン系など各種のタイプのもの
が使用し得るが、通常はシリコーン系のものが耐薬品性
の観点からはよい、また、このエツチングは適宜のエツ
チング液を用いて行えばよく、例えばこのプラスチック
成形品がABS樹脂であるときには高硫酸浴、りん酸浴
、高クロム浴などを使用して加温3例えば高クロム浴の
場合は65〜70℃で5〜10分間行えばよい。しかし
、このエツチングで表面を粗面化しただけでは無電解メ
ッキ被膜は析出しないので、このものはシンセサイザー
・アクナベ−ター法、キャタリスト法などで活性化する
ことが必要であり、例えばこれはキャタリスト法の場合
30〜40℃で1〜3分間で充分である。
この表面がエツチングし、活性化されたプラスチック成
形品1にはついで第1図b)に示したように無電解メッ
キ層4を設けるのであるが、これは公知の方法で銅また
はニッケルを用いて行えばよく、通電性をよくするため
にはニッケルの上に銅をメッキしたものとすることがよ
いが、この無電解メッキ層4の厚さは0.01〜10μ
m、特には約0.2〜0,3μmとすればよい。
このものはつぎに第1図C)に示したようにその光を透
過させるべき部分にマスク5を使用してマスキングした
のち、第1図d)に示したように無電解メッキ層3上に
電気メッキ層6が設けられるのであるが、このマスキン
グに用いられるマスク剤は上記した第1図a)の工程で
使用したものと同一のものでも異種のものであってもよ
いが、後述するマスク除去の工程では同時に除去される
ことが望ましいので同系のマスク剤と同じものとするこ
とが好ましい、このマスキングは所望のパターンでスク
リーン印刷、グラビア印刷、タンポ印刷などで印刷する
ようにすればよい。また、この電気メッキは公知の方法
で行えばよく、これは単層でも多層であってもよいが密
着性、耐久性の面からはCu−Ni−Crの3層メッキ
とすることがよく、これは前工程としてストライクメッ
キを行ってから行うようにしてもよいが、この電気メッ
キ層の厚・さけ5〜100μmとすればよい。
このように電気メッキ層6を設けたプラスチック成形品
は、ついで第1図e)に示したようにそのマスク2.5
を取り除くのであるが、このマスクの除去は溶剤処理で
行えばよく、母材としてのプラスチック成形品1をいた
めないために、リグロインなどのような比較的溶解性の
弱いもので行うことがよい。つぎに第1図f)に示した
ようにこの無電解メッキ層4をレーザーマーカーを用い
たり、酸、アルカリの処理により除去するのであるが、
工程の簡易化という観点からはレーザーマーカーを用い
るのが好ましく、このレーザーマーカーによる無電解メ
ッキ層の除去は例えば出力が0.5〜50 Joule
/cm’のYAGレーザ−(マスクタイプ)などを用い
て1〜20回処理するようにすればよく、これによれば
目的とする部分メッキ照光表示体を容易に得ることがで
きる。なお、このレーザーの種類としてはYAGレーザ
ーのほかに、Co2. E X C夏MER,アレキサ
ンドライトなど各種のレーザーが用いられるが、これら
のうちでは加工性の観点からYAGレーザーを用いるこ
とが好ましい。また、マスク2.5はそのすべてを取り
除く必要はなく、でき上りパターンとしてマスクの一部
を残す必要がある場合にはそのままとしてもよいが、し
かし本発明では少なくともパターンの一部を完全に除去
する必要がある。
[実施例] つぎに本発明の実施例をあげる。
実施例1 緑色に着色された厚さが1mmで光線透過率が60%で
あるポリカーボネート樹脂板の片面にシリコーン系のマ
スク剤でマスキングしたのち、エツチング、活性化を行
ない、ついでこれに無電解メッキ法で銅を厚さ0.2μ
mにメッキした。
つぎにこの上に数字「O」をシリコーン系のマスク剤で
スクリーン印刷してマスキングし、このマスキングして
いない部分にCu−Nl−Crの三層電気メッキを施し
、マスク剤をリグロインで除去したのち、マスクタイプ
YAGレーザ−(出力10Joule/cm’ 5パル
ス)で処理して無電解メッキ層を除いたところ、第2図
に示したように「0」の文字にブリッジのない部分メッ
キ照光表示体が得られ、このものは消灯時は黒色文字1
点灯時は緑色の照光文字となった。
実施例2 第3図a)に示した青色に印刷した防眩材8をインサー
ト成形した厚さが1.5mmで光線透過率が75%であ
るポリカーボネート樹脂に実施例1と同様の方法でマス
キング、エツチング、活性化。
無電解メッキ、電気メッキを施し、マスク剤を除去した
のちYAGレーザーで無電解メッキ層を除いたところ、
部分メッキ照光表示板が得られた。
このものは点灯時の可視角が制御され、自動車のフロン
トガラスへの写り込みを防止すると共に、ブリッジがな
いので視認性がよく、また防眩材が青色に印刷されてい
るので点灯時には青色の光を発した。
実施例3 実施例1と同様に活性化し、メッキした厚み0.5mm
のポリエステルフィルム(緑色に着色。
光線透過率65%)の右側にマーク「■ 」を、左側に
r◎」をビニル系のマスキング剤でスクリーン印刷で印
刷してマスキングし、マスキングしていない部分にCu
−Niの二層電気メッキを施して左側のマーク「◎」の
みをリグロインで除去したのち、アレキサンドライトレ
ーザーで処理して露出している無電解メッキ層を除いた
ところ、マーク「◎」は消灯特恵色文字1点灯時は緑色
の照光文字となった。
[発明の効果] 本発明による部分メッキ照光表示体の製造は上記したよ
うな方法で行われるが、このようにして得られたプラス
チック成形品1はその表面が光を透過させたい部分を除
いて金属メッキ6を施したものとなっており、このもの
は第1図b)工程に示したようにプラスチック成形品1
の少なくとも表側はその全面に無電解メッキ被膜4が設
けられていて電気的導通が得られるようになっているの
で、これに第1図C)工程に示したようにマスク5でマ
スキングし、第1図d)に示したように電気メッキ層6
を設けると、この電気メッキ層6に任意のデザインでブ
リッジのない所望パターンを設けることができるし、不
要になった無電解メッキ層4はレーザーマーカーや酸、
アルカリでの処理で除去され、電気メッキ層6は、レー
ザーの影響を受けないので、これによればブリッジのな
い文字1図柄、符号などの所望パターンをもった部分メ
ッキ照光表示体を容易に得ることができるという有利性
が与えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図a)〜f)は本発明による部分メッキ照光表示板
の製造を工程順に示した縦断面図、第2図はこのように
して得た部分メッキ照光表示板の上面図、第3図a)は
本発明になる他の部分メッキ照光表示板の縦断面図、第
3図b)はその上面図、第4図a)〜e)は従来法によ
る部分メッキ照光表示体の製造方法を工程順に示した縦
断面図、第5図a)、b)はいずれも従来法で得られた
部分メッキ照光表示体の上面図を示したものである。 1.11・・・プラスチック成形品。 2.5.12・・・マスク剤。 3.13・・・活性化面。 4.14・・・無電解メッキ層。 6.15・・・電気メッキ層。 7.16・・・光透過部。 8・・・防眩材。 17・・・ブリッジ 第4図 0】 b) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、その表面が無電解メッキされた光透過性プラスチッ
    ク成形体表面に、マスク剤からなる所望パターンを設け
    て当該被覆層以外の成形体表面を電気メッキしたのち、
    当該所望パターンの少なくとも一部を除去して無電解メ
    ッキを露出させ、この露出した無電解メッキ部分を除去
    することを特徴とする部分メッキ照光表示体の製造方法
JP31354588A 1988-12-12 1988-12-12 部分メッキ照光表示体の製造方法 Pending JPH02157894A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10246695A1 (de) * 2002-10-07 2004-04-15 Siemens Ag Anzeigefeld und Verfahren zu dessen Herstellung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10246695A1 (de) * 2002-10-07 2004-04-15 Siemens Ag Anzeigefeld und Verfahren zu dessen Herstellung
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