JP2000206667A - フォトマスク及びフォトマスクを用いた露光方法 - Google Patents

フォトマスク及びフォトマスクを用いた露光方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写すべきパターンの結像面上での光強度のコ
ントラストを大きくし、かつ、補助パターン自体の転写
を抑制することができるフォトマスク及びフォトマスク
の提供。 【解決手段】相隣り合うパターンを透過する光の位相を
反転する4点照明法を適用した露光に用いられるフォト
マスクにおいて、転写すべきメインパターン(図3の
1)の上下左右方向にメインパターンと同一面若しくは
360度のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相
当する段差を透明基板に設けた第1の補助パターン(図
3の2a)が配設され、メインパターンの斜め45度方
向に第1の補助パターンと180度の(2L+1)倍
(Lは0を含む整数)の位相差に相当する段差を設けた
第2の補助パターン(図3の2b)が配設され、第2の
補助パターンにより第1の補助パターンのコントラスト
を低下させ、焦点深度の拡大を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトマスク及び
フォトマスクを用いた露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化及び微細化
が進められ、それに伴い、半導体基板に形成される回路
パターンの微細化が要求されている。この微細化の要求
に対してリソグラフィ技術にも種々の改良が施されてい
る。
【0003】これまでのリソグラフィ技術においては、
主に露光装置の開発、特に投影レンズ系の高NA(開口
数)化により、半導体基板に転写するレジストパターン
の微細化に対応してきた。一般に、解像できる限界の微
細パターン寸法(限界解像度:R)とNAとは、R=K
1×λ/NA(K1は感光樹脂の性能等のプロセスに依存
する定数、λは波長)の関係があり、NAが大きくなる
とそれに反比例して限界解像度を小さくすることができ
る。
【0004】しかし、焦点深度DOF、すなわち焦点位
置のずれが許容できる範囲とNAとは、DOF=K2×
λ/NA(K2はプロセスに依存する定数)の関係があ
り、高NA化によって焦点深度は逆に小さくなってしま
う。現在の半導体装置は、成膜・レジストパターン形成
・エッチング等の工程を繰り返して製造されるものであ
るため、半導体基板には通常、数μmの段差が生じてい
る。
【0005】このような段差のある半導体基板にレジス
トパターンを形成しようとすると、段差の上部と下部と
で焦点が異なってしまい、精度の良い微細パターンを形
成することが困難である。このような観点から、今日の
半導体装置の製造においては、焦点深度を大きくするこ
とも重要な課題となっている。
【0006】そこで、焦点深度を大きくするために様々
な方向から検討が行われており、その一例として、照明
光学系からのアプローチとして変形照明法あるいは斜入
射照明法と呼ばれる超解像手法が、フォトマスク側から
の改良として補助パターンを用いる手法がある。なお、
フォトマスクは、透明領域と遮光領域とからなるパター
ンが形成された露光用原板であり、縮小率が1:1でな
い場合、特に“レチクル”とも呼ばれているが、ここで
は、いずれも“フォトマスク”と呼ぶ。
【0007】まず、照明光学系からのアプローチとして
の変形照明法について、簡単に説明すると、変形照明法
は有効光源の形状(絞りの形状)によって、絞りの中央
部を遮光してリング型の照明光源を用いる輪帯照明法
と、周辺の四隅のみ開口した絞りを用いる4点照明法と
に区別される。
【0008】通常の照明光学系は、パターンが形成され
ているフォトマスクに垂直に光を入射し、投影レンズ系
を通して半導体基板上にパターンを転写するものであ
り、パターンの解像には、回折光のうち0次光と+1次
光又は−1次光を用いることになるが、パターンが微細
になってくると回折角が大きくなり、投影レンズ系には
回折光のうち0次光しか入射しなくなる。そのため、微
細パターンを透過する光はほぼ垂直成分のみとなり、像
面での光強度分布のコントラストを低下させてしまう。
【0009】しかし、例えば、4点照明法では、フォト
マスクには斜めからの光のみが入射するために、+1若
しくは−1次回折光のいずれかが投影レンズ系に入射
し、像面での光強度分布のコントラストを強め合うこと
ができる。このように、照明を斜め入射することによ
り、光強度分布のコントラストが強調されるため、焦点
位置がずれた場合においても、十分な解像度を得ること
ができ、従って、焦点深度を向上させることができる。
【0010】ただし、この変形照明法は、フォトマスク
上のパターンが回折光を生じるような周期パターンであ
る場合に有効な手法であって、周期性のない孤立したパ
ターンに対しては効果が得られない。そこで、このよう
な孤立パターンに対しては、パターン周辺に転写させな
い微細パターン(補助パターンという)を設け、パター
ンに周期性を持たせる手法が用いられる。
【0011】この補助パターンを用いた手法について図
20及び図21を参照して説明する。図20は、従来の
補助パターン方式のフォトマスクを示すものであり、
(a)はフォトマスク上のパターン配置図、(b)は
(a)のM−M′線における断面図である。また、図2
1は、図20のフォトマスクで露光を行った場合の結像
面上での光強度分布を示す図である。
【0012】図20(a)に示すように、従来の手法で
は、4点照明法を用いる場合において、解像するパター
ン(メインパターン1という)の図における上下左右方
向に所定の間隔をおいて補助パターン2を配置してパタ
ーンに周期性を持たせている。孤立するメインパターン
1だけの場合は、フォーカス位置をずらすと、結像面上
の光強度分布はすそが大きく広がり、解像度を著しく劣
化させてしまうが、補助パターン2を設けた場合には、
メインパターン1と補助パターン2との間で、斜め入射
による位相の反転効果が起こり、コントラストを強調す
るために、フォーカス位置がずれても解像度の劣化を抑
制することが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、照明方法
として斜入射照明法を用い、フォトマスクには補助パタ
ーンを形成することによって、孤立パターンにおいても
結像面上での光強度のコントラストを高め、解像度を向
上させることはできるが、フォトマスク上に補助パター
ンを形成すると補助パターン自体が転写されてしまうと
言う問題が生じる。
【0014】すなわち、補助パターンには片側にメイン
パターンがあるのみで他側にはパターンがないために、
メインパターンのように結像面上での光強度のコントラ
ストは大きくならないが、補助パターンに対応する部分
の光強度が0になるわけではなく、メインパターンのサ
イズ等の条件によっては補助パターンも半導体基板に転
写されてしまい、ウェハ検査(KLA等)で不良と判定
される等の問題が生じる。
【0015】補助パターンの大きさは、透過光の干渉効
果を考慮すると、メインパターンと同じ大きさに近くな
るほどメインパターンのコントラスト向上に寄与する
が、一方、補助パターンが大きくなると補助パターン自
体が半導体基板に転写されやすくなると言う問題があ
り、その解決方法として、補助パターンを細かく分割し
て転写を抑制する方法(特開平10−92706号公報
参照)や、焦点位置を多段階にずらして補助パターンの
コントラストを低下させる方法(特開平4−27342
8号公報参照)や、補助パターンをフォトマスクを彫り
込んで形成する方法(特開平10−239827号公報
参照)等が提案されている。
【0016】上記方法のうち、補助パターンを細分化す
る方法は、個々の補助パターンの転写抑制には効果があ
るものの、実質的に補助パターンがない部分が生じるた
めに、メインパターンのすべての部分についてコントラ
ストを向上させることができないという問題がある。
【0017】また、フォトマスクを彫り込んで補助パタ
ーンを形成する方法について図22を参照して説明す
る。図22は、本願発明者の先願に記載したものであ
り、(a)はフォトマスク上のパターン配置図、(b)
は(a)のN−N′線における断面図である。
【0018】この方法では、メインパターン1の上下左
右方向に配置される補助パターン2を、メインパターン
1と位相が360度ずれるように、透明基板4を彫り込
むことによって形成している。このような構造では、補
助パターン2の周囲の段差部分では透過光の位相が乱
れ、補助パターン2中央を透過する光と干渉しあい、補
助パターン2の光強度を小さくする効果が得られるが、
なお、十分に補助パターン2自体の転写を防止できるも
のではない。
【0019】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、転写すべきパターンの
結像面上での光強度のコントラストを大きくし、かつ、
補助パターン自体の転写を抑制することができるフォト
マスク及びフォトマスクを用いた露光方法を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の視点において、転写すべき所望の
メインパターンと、回折により前記メインパターンと干
渉効果を生じる複数の補助パターンと、を含むフォトマ
スクであって、前記複数の補助パターンが、該補助パタ
ーンを透過する光の結像面上における位相、及びパター
ンサイズが相異なる2以上のグループによって構成され
ているものである。
【0021】本発明は、第2の視点において、転写すべ
き所望のメインパターンと、前記メインパターンの少な
くとも一方向に、該メインパターンを透過する光の結像
面上におけるコントラストを強める関係となる間隔で配
設された第1の補助パターンと、前記第1の補助パター
ンの少なくとも一方向に、回折により前記第1の補助パ
ターンを透過する光の結像面上におけるコントラストを
弱める関係となる間隔で配設された第2の補助パターン
と、を有するものである。
【0022】本発明は、第3の視点において、透明基板
に形成された相隣り合うパターンを透過する光の位相を
反転する変形照明法を適用した露光に用いられるフォト
マスクにおいて、転写すべき所望のメインパターンのマ
スク平面上における上下左右に所定の距離だけ離間し
て、前記メインパターンと同一面若しくは360度のK
倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する光路差
を前記透明基板に設けた4つの第1の補助パターンが配
設され、前記所望のパターンのマスク平面上における斜
め45度方向であって、前記第1の補助パターンの上下
左右のいずれかに対応する位置に、該第1の補助パター
ンと180度の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の
位相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた4つの
第2の補助パターンが配設されるものである。
【0023】また、本発明は、第4の視点において、透
明基板に形成された相隣り合うパターンを透過する光の
位相を反転する変形照明法を適用した露光に用いられる
フォトマスクにおいて、所定の間隔をおいて繰り返され
る、転写すべき複数のメインパターンを有し、前記複数
のメインパターンのうち、一のメインパターンのマスク
平面上における上下左右に所定の距離だけ離間して、前
記一のメインパターンと同一面若しくは360度のK倍
(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する光路差を
前記透明基板に設けた4つの第1の補助パターンが配設
され、前記所望のパターンのマスク平面上における斜め
45度方向であって、前記第1の補助パターンの上下左
右のいずれかに対応する位置に、該第1の補助パターン
と180度の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の位
相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた4つの第
2の補助パターンが配設されて、前記一のメインパター
ンと前記4つの第1の補助パターンと、前記4つの第2
の補助パターンとにより第1のグループを構成し、前記
一のメインパターンと隣り合う他のメインパターンは、
前記一のメインパターンと位相が逆転し、かつ、該他の
メインパターンの上下左右に所定の距離だけ離間して、
前記他のメインパターンと同一面若しくは360度のK
倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する光路差
を前記透明基板に設けた4つの第2の補助パターンが配
設され、前記他のメインパターンのマスク平面上におけ
る斜め45度方向であって、前記第2の補助パターンの
上下左右のいずれかに対応する位置に、該第2の補助パ
ターンと180度の(2L+1)倍(Lは0を含む整
数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた
4つの第1の補助パターンが配設されて、前記他のメイ
ンパターンと前記4つの第1の補助パターンと前記4つ
の第2の補助パターンとにより第2のグループを構成
し、前記第1のグループと前記第2のグループとが、各
々のグループを構成する補助パターン同士が互いに位相
が反転する関係になるように、繰り返し配列されている
である。
【0024】また、本発明は、第5の視点において、透
明基板に形成された相隣り合うパターンを透過する光の
位相を反転する変形照明法を適用した露光に用いられる
フォトマスクにおいて、転写すべき所望のライン状のメ
インパターンのマスク平面上における両側に所定の距離
だけ離間して、該メインパターンと同一面若しくは36
0度のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当す
る光路差を前記透明基板に設けた第1のライン状の補助
パターンが配設され、前記第1のライン状の補助パター
ンのマスク平面上における外側に所定の距離だけ離間し
て、該第1のライン状の補助パターンと180度の(2
L+1)倍(Lは0を含む整数)の位相差に相当する光
路差を前記透明基板に設けた第2のライン状の補助パタ
ーンが配設されるものである。
【0025】また、本発明は、段差を有する半導体基板
上に塗布したレジスト膜に露光光を結像するに際し、少
なくとも段差の上段と下段とに焦点を合わせて複数回の
露光を行う多段階フォーカス露光方法において、上記フ
ォトマスクを用いて露光を行う露光方法を提供する。
【0026】本発明は上記構成により、メインパターン
のコントラストを向上させるとともに、補助パターン同
士は位相を揃えることによってコントラストを弱め、補
助パターンの転写を抑制するとともに、焦点深度を拡大
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係るフォトマスクは、そ
の好ましい一実施の形態において、相隣り合うパターン
を透過する光の位相を反転する4点照明法を適用した露
光に用いられるフォトマスクにおいて、転写すべきメイ
ンパターン(図3の1)の上下左右方向にメインパター
ンと同一面若しくは360度のK倍(Kは0を含まない
整数)の位相差に相当する段差を透明基板に設けた第1
の補助パターン(図3の2a)が配設され、メインパタ
ーンの斜め45度方向に第1の補助パターンと180度
の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の位相差に相当
する段差を設けた第2の補助パターン(図3の2b)が
配設され、第2の補助パターンにより第1の補助パター
ンのコントラストを低下させ、焦点深度の拡大を図るも
のである。
【0028】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。
【0029】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るフォトマスクについて、図1及び図2を参照して
説明する。図1は、第1の実施例に係るフォトマスクの
一部を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
のA−A′線における断面図、(c)はB−B′線にお
ける断面図である。また、図2は、図1のフォトマスク
を用いて露光を行った場合の効果を説明する図であり、
(a)は、結像面上における光強度分布を示す図、
(b)は、フォーカス位置ずれに対するメインパターン
のコントラストを示す図である。
【0030】図1(a)に示すように、第1の実施例の
フォトマスクは、孤立又は干渉の効果が現れない程度に
離間している転写すべきパターン(メインパターン1)
の図における上下左右にメインパターン1と位相が同じ
第1の補助パターン2aを配置し、更に、メインパター
ン1に対しては斜め45度の方向(第1の補助パターン
2aに対して上下左右のいずれかの位置)にメインパタ
ーン1及び第1の補助パターン2aと位相が反転した第
2の補助パターン2bを配置したものである。
【0031】このフォトマスクは、例えば、合成石英等
からなる透明基板4上にクロムを主成分とする遮光膜3
を形成し、この遮光膜3を選択的に除去することによっ
てメインパターン1、第1の補助パターン2a及び第2
の補助パターン2bを形成している。また、フォトマス
ク上でのパターンの寸法及び間隔は、露光光源の波長等
の条件によって変化するが、例えば、メインパターン1
は0.2μm角、第1の補助パターン2a及び第2の補
助パターン2bは0.17μm角、パターンのピッチは
0.4μm程度としている。
【0032】ここで、第1の補助パターン2aとメイン
パターン1とは、干渉効果により結像面上でのコントラ
ストを強め合う関係とするため、第1の補助パターン2
aは実質的に結像面上でメインパターン1と逆の位相を
持つように設定されるが、本実施例は、斜入射照明法、
特に4点照明法を適用する場合を考慮しているため、4
点照明法では隣接開口部の透過光に対して180度の位
相差が生じることから、フォトマスク上では第1の補助
パターン2aとメインパターン1とは同位相となるよう
にしている。
【0033】また、第2の補助パターン2bと第1の補
助パターン2aとは、干渉効果によりコントラストを弱
め合う関係であるため、第2の補助パターン2bは結像
面上で実質的にメインパターン1と同位相になるよう
に、すなわち、変形照明法の適用下においては、図1
(c)に示すように、フォトマスク上では第2の補助パ
ターン2bは第1の補助パターン2a及びメインパター
ン1とは逆位相となるように設定している。
【0034】なお、位相差を設ける手段として、本実施
例では光路長に差を設けており、具体的には、第2の補
助パターン2bは透明基板4の屈折率及びエキシマレー
ザ光の波長を考慮して、第1の補助パターン2aと18
0度の位相差に相当する光路長が生じるように透明基板
4を248nm程度の深さにエッチングしている(透明
基板のKrFエキシマレーザー光(λ=248nm)に
対する屈折率nは1.5である)。
【0035】次に、本実施例のフォトマスクで露光を行
った場合の効果について説明する。露光装置としては、
縮小倍率=5倍(マスクパターン寸法:結像面上パター
ン寸法=5:1)、NA=0.6、4点照明(σc=
0.65、σr=0.15、ここでσrは4つの円形開
口の半径の大きさでありσcはその開口中央のセンター
からの距離である)のKrFエキシマレーザー露光装置
を用い、フォトマスクは、結像面上で0.2μmの大き
さとなるホールパターンを形成するマスクを用いてい
る。
【0036】上記の条件で露光を行うと、メインパター
ン1は、第1の補助パターン2aとの関係においては斜
入射照明により位相が反転するために、干渉効果により
パターン像のコントラストは向上するが、第1の補助パ
ターン2aには、メインパターン1と反対側にパターン
がなく、かつ、その直交方向には第1の補助パターン2
aと位相が反転した第2の補助パターン2bが形成され
ているため、パターン像のコントラストは低下し、第1
の補助パターン2aは半導体基板に転写されにくくな
る。
【0037】この効果を図2を参照して説明する。図2
(a)の光強度分布は、市販のリソグラフィシミュレー
タ:Porlith/2(FINLE Technol
ogies Inc.:米国)を用いて計算したであ
り、図中の横軸は結像面上での距離を、縦軸は光強度の
相対値(パターンのない十分に広い透明領域の光強度を
1に規格化)を示しており、中央のピーク(横軸が0の
位置)がメインパターン1の光強度を、その両側のピー
ク(横軸が±400nmの位置)が第1の補助パターン
2aの光強度を表している。また、ベストフォーカスに
対してフォーカス位置を0.2〜0.8μmずらした場
合の光強度分布も併せて示している。
【0038】図2(a)に示すように、本実施例では、
フォーカス位置がずれるに従って、メインパターン1と
補助パターン2aとの光強度のコントラストは大きくな
り、メインパターン1のみ転写し補助パターン2aを転
写しない焦点位置のずれの許容範囲を大きく取ることが
できる。ここで、図中Iedgeと記載した破線は、パター
ンが設計寸法通りに開口する相対光強度を示しており、
第1の補助パターン2aのベストフォーカス位置での相
対光強度がこの値以下となる限界まで、第1の補助パタ
ーン2aのサイズを大きくすることができる。
【0039】本実施例では、上記条件の下で0.2μm
角のメインパターン1に対して0.17μm角まで第1
の補助パターン2aのサイズを大きくすることができる
が、図20に示す第2の補助パターンがない従来例で
は、0.16μm角が限界である。このサイズの差自体
はさほど大きくはないが、フォーカス位置がずれた場合
にコントラストに与える影響は非常に大きくなる。
【0040】フォーカス位置がずれた場合の効果につい
て、図2(b)を参照して説明する。図の横軸はフォー
カス位置にずれを示し、縦軸のコントラストは、各々の
デフォーカス時におけるメインパターン1の相対光強度
のピーク値を上記Iedgeで割った値を示している。ま
た、図中の実線は補助パターンのない孤立パターンの計
算結果を示し、破線は第1の補助パターンのみ配置した
従来のパターンを、点線は第1と第2の補助パターンを
配置した本実施例の計算結果を示している。
【0041】図からわかるように、本実施例では、第2
の補助パターン2bを設けることによって、第1の補助
パターン2aのサイズを大きくすることができ、従っ
て、フォーカス位置がずれた場合においても、メインパ
ターン1のコントラストを強調する効果を維持すること
ができ、コントラストの低下を抑制することができる。
【0042】例えば、コントラスト1.3で露光を行う
場合を考えると、従来例では±0.57μmのフォーカ
スずれしか許容できなかったが、本実施例では±0.6
3μmまでフォーカスずれを許容することができる。な
お、コントラストをいくつに設定するかは、レジストの
性能等のプロセス条件に依存し、例えば、レジストの性
能が高くなるほどコントラストが小さい値でも解像する
ことが可能である。
【0043】このように、本実施例では、転写すべきメ
インパターン1の上下左右の4方向にはメインパターン
1と同位相の第1の補助パターン2aを設け、更に、メ
インパターン1の斜め45度の方向(第1の補助パター
ン2aに対して上下左右のいずれかの位置)には、第1
の補助パターン2aと逆の位相の第2の補助パターン2
bを設け、斜光照明法で露光することによって、メイン
パターン1と第1の補助パターン2aとは位相が逆転
し、第1の補助パターン2aと第2の補助パターン2b
とは同位相となるために、メインパターン1と第1の補
助パターン2aのコントラストを強めることができる。
従って、フォーカスマージンを大きく取ることができる
ために焦点深度を大きくすることができ、表面の段差の
大きい多層配線基板においても良好な微細レジストパタ
ーンを形成することが可能となる。
【0044】この焦点深度を大きくすることができると
いう効果は、本実施例のフォトマスクを、従来例におい
て記載した、焦点位置を多段階にずらして補助パターン
の転写を抑制するという多段階フォーカス法に適用する
ことによって、更に高めることができる。すなわち、多
段階フォーカス法では、段差の上部から下部にわたって
多段階にフォーカスを合わせて露光を行うことにより、
各部においてレジストを解像するために必要となる光を
積算して照射するものであり、補助パターン部分にも同
様に光が積算されてしまうが、本実施例では、フォーカ
ス位置がずれた場合に、従来例に比べてメインパターン
1と第1の補助パターン2aとの光強度のコントラスト
を大きく向上させることができるため、メインパターン
1部分の積算光量のみ著しく増大させることができるか
らである。
【0045】本実施例では、最も効果が得られる例とし
て、パターンの配列方向の斜め45度方向から光を照射
する4点照明法を用いる場合について記載したが、本発
明は4点照明法に限定されるものではなく、輪帯照明法
を用いても上述した効果が得られる。これは、上下左右
の補助パターン1aと斜め45度方向の補助パターン1
bのメインパターン1への距離が異なるためであり、4
5度方向の補助パターン1bはメインパターン1との間
隔が長いため、補助パターン2aより影響が少なく、輪
帯照明を用いてもメインパターンのコントラストを低下
させる効果は少ないからである。従って、メインパター
ンの焦点深度を低下させずに補助パターン1aの転写が
防止できる。
【0046】また、本実施例では、現在最も多く用いら
れているフォトマスクについて説明したが、等倍X線露
光(波長λ=1nm程度)の透過型マスクでも同様に適
用できる。また、EUV露光(Extreme ult
raviolet:波長λ=11〜14nm程度)等の
反射型マスクにも同様に適用できる。これらのX線マス
クの透過型マスクあるいは反射型マスクにおいても、従
来から位相シフトマスクが提案されており、これら位相
シフトマスクと同様に露光波長に対して吸収の少ない材
料、例えばSOG(スピンオングラス)を用いて第2の
補助パターンの位相を反転させることで本発明は実現す
ることができる。
【0047】更に、メインパターン1とその上下左右に
配置される第1の補助パターン2aとが結像面上におい
て実質的に位相が逆転し、メインパターン1の斜め45
度の方向に配置される第2の補助パターン2bと第1の
補助パターン2aとが結像面上において実質的に同位相
であればよく、従って、位相のずれが生じない照明法を
用いる場合には、フォトマスクのエッチング量、又は位
相シフトマスクのSOG膜の膜厚を変えて、フォトマス
ク上で、メインパターン1と第1の補助パターン2aと
が位相が逆転し、第1の補助パターン2aと第2の補助
パターン2bとが同位相となるように設定することによ
っても上記と同様な効果を得ることもできる。
【0048】本実施例では、メインパターン1と第1の
補助パターン2a及び第2の補助パターン2bが正方形
の抜きパターンの例を示したが、本発明は上記形状に限
定されるものではなく、各々のパターンが円形、多角形
等の場合においても同様の効果が得られることは明らか
である。また、第1の補助パターン2aと第2の補助パ
ターン2bが同じサイズの場合について記述したが、第
2の補助パターン2bを第1の補助パターン2aよりも
小さくし、第2の補助パターン2b自体の転写を抑制す
ることもできる。更に、マスクのレイアウトが許す限り
において、第2の補助パターン2bに対しても位相の逆
転した補助パターンを順次設けて、徐々に補助パターン
のサイズを小さくしていくこともできる。
【0049】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るフォトマスクについて、図3及び図4を参照して
説明する。図3は、第2の実施例のフォトマスクの一部
を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC
−C′線における断面図、(c)はD−D′線における
断面図である。また、図4は、補助パターンの段差部分
における位相の乱れを模式的に示した図である。
【0050】第2の実施例のフォトマスクは、前記した
第1の実施例と同様に、4点照明法の適用下において、
孤立又は干渉の効果が現れない程度に離間しているメイ
ンパターン1の図における上下左右にメインパターン1
と位相が同じ第1の補助パターン2aを配置し、更に、
メインパターン1に対しては斜め45度の方向(第1の
補助パターン2aに対して上下左右のいずれかの位置)
にメインパターン1及び第1の補助パターン2aと逆位
相の第2の補助パターン2bを配置したものであるが、
本実施例では、図3に示すように、第1の補助パターン
2aは、透明基板4の屈折率を考慮して、エキシマレー
ザ光を照射したときに360度の整数倍(本実施例では
360度)の位相差が生じるように透明基板4を496
nm程度の深さにエッチングしていることを特徴として
いる。なお、各々のパターンのサイズ、及び露光条件等
は前記した第1の実施例と同様である。
【0051】本実施例では、第1の補助パターン2aを
360度位相がずれるようにフォトマスクを彫り込む構
造にすることによって、図4に示すように、第1の補助
パターン2aの段差部側壁では、光の入射および反射が
生じ、位相が乱れた(0度、360度以外の位相になっ
た)領域が形成される。この第1の補助パターン2a外
周部の位相が乱れた部分の光は、第1の補助パターン2
a中央部の位相が揃った光と干渉しあい、結像面上の光
強度を低下させる。本実施例の結像面上での光強度分布
は図示していないが、本願発明者の先願(特開平10−
239827号公報)に記載した通り、第1の補助パタ
ーン2aの転写は、前記した第1の実施例と比較して更
に抑制されることとなる。
【0052】このように、本実施例では、転写すべきメ
インパターン1の上下左右にはメインパターン1と位相
が360度異なる第1の補助パターン2aを設け、更
に、メインパターン1の斜め45度の方向には、第1の
補助パターン2aと逆の位相の第2の補助パターン2b
を設けことによって、前記した第1の実施例と同様に、
メインパターン1の光強度のコントラストを強めること
ができ、フォーカスマージンを大きく取ることができる
ために、焦点深度を大きくすることができる。
【0053】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
に係るフォトマスクについて、図5乃至図7を参照して
説明する。図5は、第3の実施例のフォトマスクの一部
を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のE
−E′線における断面図であり、図6は、透明膜を形成
する領域を説明するための上面図である。また、図7
は、本実施例のフォトマスクを用いて露光を行った場合
の効果を説明するための図である。第3の実施例と前記
した第1及び第2の実施例との相違点は、本実施例で
は、メインパターン1が周期的に繰り返される場合につ
いて記載するものであり、その他の照明条件、露光条件
等は前記した第1及び第2の実施例と同様である。
【0054】本実施例は、0.2μm角のホールパター
ンが縦横1.2μmピッチで配列されたパターンに適用
した場合の例である。ここでは、メインパターンの位相
も交互に反転させることで隣接する補助パターン同士が
配置されるようにしている。すなわち、第1のメインパ
ターン1aの透過光の位相は0度であり、その上下左右
に配置される第1の補助パターン2aも位相0度となっ
ている。そして、第1のメインパターン1aの45度方
向に配置される第2の補助パターン2bの透過光の位相
は180度であり、第2の補助パターン2bに上下左右
を囲まれる第2のメインパターン1bの位相も180度
としている。
【0055】なお、本実施例においては位相差を生じさ
せる方法として、例えばSOGからなる透明膜5を用い
ており、SOGの屈折率が1.46であるので、その膜
厚tをt=λ/2(n−1)の式より、270nmとす
ることで透過光の位相差を180度にしている。なお、
透明膜5の材料としては、この他に、スパッタSiO
2、CVDSiO2等を使用することができる。なお、
図6に、透明膜5を形成する領域を図示している。
【0056】次に、本実施例の効果を図23に示す従来
の補助パターンと比較して示す。また、図7(a)は、
図5における補助パターン1a、bの寸法を0.17μ
mとした場合の光強度分布であり、各線はデフォーカス
を変化させた場合を示している。本実施例においても、
孤立ホールに対する場合と同じく寸法0.17μmの補
助パターンまで転写されない。一方、図23に示す従来
の補助パターンでは、補助パターン同士の間にも斜入射
照明の効果が働き、コントラストが強調されるため、補
助パターンの寸法の限界は図20に示す上下左右にのみ
補助パターンを有する場合よりも逆に小さくなる。図2
4は、従来パターンにおいて補助パターン寸法を0.1
5μmとした場合の結像面(半導体基板上)での光強度
分布を示しているが、従来法では0.15μmが転写さ
れない限界である。
【0057】そして、図7(b)には前記した第1の実
施例と同様に、コントラストとデフォーカスの関係を示
す。コントラスト1.3以上を解像条件とすると、補助
パターン寸法0.15μmの従来法では焦点深度は±
0.60μmであるのに対し、補助パターン寸法0.1
7μmの本実施例の構成では±0.71μmに拡大して
いる。
【0058】[実施例4]次に、本発明の第4の実施例
に係るフォトマスクについて図8乃至図11を参照して
説明する。図8は、第4の実施例のフォトマスクの一部
を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のF
−F′線における断面図、(c)は(a)のG−G′線
における断面図である。また、図9乃至図11は、本実
施例のフォトマスクを用いて露光を行った場合の効果を
説明するための図である。第4の実施例と前記した第1
乃至第3の実施例との相違点は、本実施例では、多段階
焦点露光により補助パターン転写を防止する場合につい
て記載するものである。多段階焦点の露光回数は2回と
し、その間隔は1μmとした。その他の照明条件、露光
条件等は前記した第1乃至第3の実施例と同様である。
【0059】本実施例は、0.2μm角のホールが0.
8μmピッチで縦横に配置されたパターンに適用した例
である。本実施例においては、メインパターン1の中間
に同位相の第1の補助パターンを配置している。そし
て、メインパターン1の45度方向に逆位相の第2の補
助パターン2bを配置し、すべてのパターンが0.4μ
mピッチとなるようにしている。
【0060】まず、図9に図8のフォトマスクを通常露
光した場合の結像面上での光強度分布を示す。第1およ
び第2の補助パターン2a、2bの寸法はいずれも0.
15μm角とした。本実施例のように、補助パターン2
aが同位相のメインパターン1に挟まれると、補助パタ
ーン2aにも斜入射照明の効果が大きく現れ、光強度が
強くなり、転写されない補助パターン寸法は0.15μ
mが最大である。一方、図25に示す従来の補助パター
ン法でも、やはり転写されない補助パターン寸法は0.
15μmであった。
【0061】図26に従来補助パターンマスク(補助パ
ターン寸法=0.15μm)を通常露光した場合の光強
度分布を示す。補助パターンの光強度は転写されると予
測される光強度レベルIedgeにかなり近いが、かろ
うじてIedgeを越えず0.15μm補助パターンは
使用可能である。従って、このような配列の場合の通常
露光のジャストフォーカス時では、補助パターンの寸法
拡大の効果はあまり得られないが、図9に示す本実施例
の光強度分布と図26に示す従来補助パターンの光強度
分布を比較すると、デフォーカス時には補助パターン部
の光強度の低下に大きな差が認められる。
【0062】このように、本実施例ではデフォーカスに
より、急激に補助パターン部の光強度が低下しているた
め、デフォーカスをした光強度を重ねる多段焦点階露光
を行うことで補助パターンの転写を防止することができ
る。一方、従来法では、補助パターン部の光強度低下が
メインパターン部の光強度低下より少ないので、デフォ
ーカスした光強度を重ねても補助パターンの転写は防止
できない。
【0063】図10に図8のフォトマスクを用いて多段
階露光を行った場合の光強度分布を示す。露光回数2回
で焦点間隔1μmの多段階露光をおこなった図10にお
いて、デフォーカス=0μmとは、通常露光のデフォー
カス=±0.5を重ね合わせたものであり、デフォーカ
ス=0.2μmの光強度は通常露光のデフォーカス=−
0.3μmと0.7μmの光強度分布の合成である。図
10に示すように、本実施例のフォトマスクと露光方法
により、補助パターン部の光強度を低下させることがで
き、この多段階焦点露光を用いた場合には補助パターン
の限界寸法はメインパターンと同じ0.2μmまで拡大
することが可能となる。なお、図11に、補助パターン
寸法を0.2μmとした場合の光強度分布を示す。
【0064】図27に従来補助パターンマスク(補助パ
ターン寸法=0.15μm)を多段階焦点露光した場合
の光強度分布を示す。従来の補助パターンマスクでは、
多段階露光を行うことにより逆に補助パターンの転写性
が高まり、0.15μmの補助パターンも使用できない
ことが判る。従来補助パターンマスクを多段階焦点露光
で用いる際の最大補助パターン寸法は0.13μmであ
った。図28に0.13μm寸法の従来補助パターンマ
スクの多段階焦点露光での光強度分布を示す。
【0065】以上の効果を、前記した第1の実施例と同
様に、コントラストとデフォーカスの関係を用いて説明
すると、図11(b)の多段階焦点露光におけるコント
ラストとデフォーカスの関係を示す図からわかるよう
に、従来法では焦点深度は±0.81μmであるのに対
し、本実施例では±1.05μmまで焦点深度を大きく
することが可能となる。
【0066】[実施例5]次に、本発明の第5の実施例
に係るフォトマスクについて図12乃至図14を参照し
て説明する。図12は、第5の実施例のフォトマスクの
一部を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
のH−H′線における断面図、(c)はI−I′線にお
ける断面図であり、図13は、図12の補助パターンを
上下方向と左右方向とで異なるサイズに設定した場合を
示す平面図である。第5の実施例と前記した第1及び第
2の実施例との相違点は、本実施例では、DRAMでよ
く見られるレイアウトでメインパターン1が周期的に繰
り返される場合について記載するものであり、その他の
照明条件、露光条件等は前記した第1及び第2の実施例
等と同様である。
【0067】第5の実施例は、図29(a)に示すDR
AMのビットコンタクトアレイのような繰り返しパター
ンに本発明を適用したものであり、図12に示すよう
に、第1のメインパターン1aの上下及び左右に第1の
メインパターン1aと同位相の第1の補助パターン2a
を配置し、第1のメインパターン1aの斜め45度方向
(第1の補助パターン2aの上下左右方向)に第1の補
助パターン2aと逆位相の第2の補助パターン2bを配
置し、更に第2の補助パターン2bと相隣り合う部分に
は第2の補助パターン2bと同位相(第1のメインパタ
ーン1aと逆位相)の第2のメインパターン1bを配置
するものである。
【0068】すなわち、本実施例では、位相差が0又は
360度の整数倍の関係にある第1のメインパターン1
と第1の補助パターン2aとにより構成されるグループ
と、位相が第1のメインパターン1(又は第1の補助パ
ターン2a)に対して180度ずれた第2のメインパタ
ーン1と第2の補助パターン2bとにより構成されるグ
ループとが、第1及び第2の補助パターン同士が隣り合
うように繰り返し配列されたものであり、図12(a)
に即して述べると、第1のメインパターン1の上下方向
(列方向)には第1のメインパターン1と第1の補助パ
ターン2aとが交互に並び、その横の列には第1の補助
パターン2aと第2の補助パターン2bが交互に並び、
更にその横の列には第2のメインパターン1と第2の補
助パターン2bとが交互に並ぶように配列されている。
【0069】このような配列にすることによって、第1
のメインパターン1と第1の補助パターン2a、又は、
第2のメインパターン1と第2の補助パターン2bと
は、前記した第1の実施例と同様に光強度のコントラス
トを強める関係になり、第1の補助パターン2aと第2
の補助パターン2b同士は位相が逆転して繰り返されて
いるために、補助パターン同士の光強度のコントラスト
を弱める関係となっている。
【0070】なお、3方を逆位相のパターンで囲まれる
補助パターンは寸法をより大きくしても半導体基板上に
は転写されにくいが、同位相のメインパターンで挟まれ
る補助パターンは寸法を小さくする必要がある。そこ
で、図13に示すように、同位相のメインパターンで挟
まれる補助パターンは3方を逆位相のパターンで囲まれ
る補助パターンより小さくすることが好ましく、多重焦
点露光を用いる場合は、3方を逆位相のパターンで囲ま
れる補助パターンの寸法は0.2μm、同位相のメイン
パターンで挟まれる補助パターンの寸法は0.15μm
としている。
【0071】図14に従来の補助パターンと本実施例の
コントラストとデフォーカスの関係を示す。従来の補助
パターンマスクでは、転写されない最大の補助パターン
寸法は0.13μmであり、このとき焦点深度は±0.
83μmであるのに対し、本実施例では±1.1μmに
焦点深度が拡大している。
【0072】このように、周期的に繰り返されるパター
ンの場合でも、第1の補助パターン2a及び第2の補助
パターン2bのレイアウトを工夫して、位相の異なる補
助パターン同士が互いに配置されるようにすることによ
って、図29(b)に示す従来のレイアウトに比べてメ
インパターン1のコントラストを強め、補助パターンの
光強度を弱めることができるため、フォーカスマージン
を大きくすることが可能となる。
【0073】なお、本実施例においては第2のメインパ
ターン1も位相差を設けるためにフォトマスクをエッチ
ングして形成しているが、メインパターン1において
は、勾配が急峻な段差部はメインパターン1自体の光強
度を弱めてしまうために、その影響を緩和する目的で、
遮光膜がエッチング段差を覆うような形状としている。
このような遮光膜がオーバーハングする構造は、透明基
板をCHF3等のガスで異方性エッチングした後にバッ
ファードフッ酸等のエッチング液で等方性エッチングす
ることによって形成することができる。
【0074】[実施例6]次に、本発明の第6の実施例
に係るフォトマスクについて図15及び図16を参照し
て説明する。図15は、第6の実施例のフォトマスクの
一部を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
のJ−J′線における断面図である。また、図16は、
図15のフォトマスクを用いて露光を行った場合の効果
を説明する図である。第6の実施例は、前記した第1及
び第2の実施例の補助パターンの配列を繰り返し外側に
拡張した場合について記載するものであり、その他の照
明条件、露光条件等は前記した第1の実施例と同様であ
る。
【0075】第6の実施例は、図15に示すように、メ
インパターン1の図における上下左右にメインパターン
1と同位相(位相差0又は360度の整数倍、本実施例
では360度)の第1の補助パターン2aを配置し、メ
インパターン1の斜め45度方向(第1の補助パターン
2aの上下左右のいずれかの位置)に第1の補助パター
ン2aと位相が反転した第2の補助パターン2bを配置
し、更に、これら第1の補助パターン2a又は第2の補
助パターン2bと相隣り合う外側の部分には、互いに位
相が反転した補助パターンを順次配置するものである。
【0076】前記した第1から第2の実施例では、メイ
ンパターン1の周囲に設けた第1の補助パターン2a又
は第2の補助パターン2bの片側には補助パターンはな
いため、第1の補助パターン2a又は第2の補助パター
ン2b自体のコントラストを完全には低減させることが
できないが、本実施例では、第1の補助パターン2a又
は第2の補助パターン2bの外側には必ず位相が反転し
た補助パターンが配置されているため、補助パターン自
体のコントラストを十分に小さくすることが可能とな
る。
【0077】図16に示すように、先に示した周期パタ
ーンの実施例と同様に、完全に孤立した0.2μm角の
メインパターン1に対して複数周回の補助パターンを配
置する場合にも0.17μm角まで第1の補助パターン
2aのサイズを大きくすることができるが、図30に示
す第1の補助パターンのみが全体に配置される従来例で
は、光強度分布は図31のようになり、0.15μm角
が第1の補助パターンのサイズの限界となる。
【0078】このように、本実施例の構成では、第1の
補助パターン2a又は第2の補助パターン2bは、メイ
ンパターン1に隣接するものを除き位相が反転した補助
パターンで周囲が囲まれるために、4点照明におけるコ
ントラストの低減を十分に発揮することができ、前記し
た実施例よりも更にフォーカスマージンを大きく取るこ
とができる。
【0079】なお、上記した第2乃至第6の実施例にお
いても、前記した第1の実施例と同様に、輪帯照明法を
用いても上述した効果が得られ、等倍X線露光の透過型
マスクやEUV露光等の反射型マスクにも同様に適用で
きる。これらのX線マスクの透過型マスクあるいは反射
型マスクにおいても、位相シフトマスクと同様に露光波
長に対して吸収の少ない材料を用いて第2の補助パター
ンの位相を反転させることで同様の効果を得ることがで
きる。
【0080】また、メインパターン1と第1の補助パタ
ーン2aとが結像面上において実質的に位相が逆転し、
第2の補助パターン2bと第1の補助パターン2aとが
結像面上において実質的に同位相であればよく、従っ
て、位相のずれが生じない照明法を用いる場合には、フ
ォトマスクのエッチング量、又は位相シフトマスクのS
OG膜の膜厚を変えることによっても上記と同様な効果
を得ることもできる。
【0081】更に、本実施例では、メインパターン1と
第1の補助パターン2a及び第2の補助パターン2bが
正方形の抜きパターンの例を示したが、本発明は上記形
状に限定されるものではなく、各々のパターンが円形、
多角形等の場合においても同様の効果が得られることは
明らかであり、第2の補助パターン2bを第1の補助パ
ターン2aよりも小さくし、第2の補助パターン2b自
体の転写を抑制することもできる。
【0082】[実施例7]次に、本発明の第7の実施例
に係るフォトマスクについて図17を参照して説明す
る。図17は、第7の実施例のフォトマスクの一部を表
す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のK−
K′線における断面図である。第7の実施例は、前記し
た実施例とは異なり、ライン状のパターンに適用した場
合について記載するものであり、そのため、照明条件は
これまで異なりなり、一方向パターンに適した2点照明
を用いる。2点照明とは4点照明の開口の代わりに、照
明光学系の絞り上において、対象とするラインパターン
と直角の軸上の2つの開口を用いて照明する照明方法で
ある。そのため、一方向のパターンに限っては最大の焦
点深度が得られる。
【0083】第7の実施例は、図17に示すように、ラ
イン状の第1のメインパターン1の両側にメインパター
ン1と同位相(位相差0又は360度の整数倍、本実施
例では360度)のライン状の第1の補助パターン2a
を配置し、更に、第1の補助パターン2aの両側に第1
の補助パターン2aと位相が反転したライン状の第2の
補助パターン2bを配置するものである。
【0084】本実施例においても、光の照射方向とライ
ンと直交する方向を一致させることによって、メインパ
ターン1はその両側に配置された第1の補助パターン2
aによって光強度のコントラストを強められ、第1の補
助パターン2aはメインパター1と反対方向に配置され
た位相が反転した第2の補助パターン2bによってコン
トラストが弱められるため、上述した実施例と同様に、
フォーカスマージンを大きく取ることができ、段差の大
きい半導体基板に対しても良好なパターンを形成するこ
とができる。
【0085】また、メインパターン1とその両側に配置
される第1の補助パターン2aとが結像面上において実
質的に位相が逆転し、第1の補助パターン2aと更にそ
の外側に配置される第2の補助パターン2bとが結像面
上において実質的に同位相であればよく、また、第2の
補助パターン2bを第1の補助パターン2aよりも細く
し、第2の補助パターン2b自体の転写を抑制すること
もできる。
【0086】[実施例8]次に、本発明の第8の実施例
に係るフォトマスクについて図18及び図19を参照し
て説明する。図18は、第8の実施例のフォトマスクの
一部を表す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
のL−L′線における断面図である。第8の実施例は、
前記した実施例とは異なり、位相シフトマスクに適用し
た場合について記載するものであり、そのため、照明条
件はこれまで異なりなり、干渉性の高い小σ照明(σ=
0.3)を用いる。
【0087】図18に示すように、0.16μmのライ
ン状開口パターンをメインパターン1とし、寸法0.1
3μmの第1の補助パターン2aおよび第2の補助パタ
ーン2bをピッチ0.32μmで配置している。位相シ
フトマスクで用いられる小σ照明では、マスクに対して
垂直に光が入射するため、メインパターン1と第1の補
助パターン2aの位相を180度反転させることで斜入
射照明と同じ2光束干渉と呼ばれる結像状態を実現して
いる。そして、ここでは第1の補助パターン2aの光強
度を低下させるため、同位相の第2の補助パターン2b
を配置した。
【0088】図19に本実施例の光強度分布を、図32
に第1の補助パターンのみをメインパターン1の両側に
設けた従来の補助パターン位相シフトマスクの光強度分
布を示す。本実施例では、0.12μmの補助パターン
は半導体基板に転写されないが、従来の補助パターンに
おいては、補助パターン同士が位相シフトマスクの効果
で光強度を強め合うため、補助パターンの寸法は0.0
9μmが転写されない限界であるため、本実施例の構成
により転写されすに適用できる補助パターンの寸法を大
きくすることができる。
【0089】上記した各実施例では、本発明の効果が得
られる代表的なパターンレイアウトについて記載した
が、本発明は、第1の補助パターン2aがメインパター
ン1のコントラストを強め、第2の補助パターン2bが
第1の補助パターン2aのコントラストを弱めるように
配置されていればよく、従って、メインパターン1のサ
イズ及び配置に応じて変更されるレイアウトは上記技術
的思想に含まれるものである。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板に転写すべきパターンの周囲に補助パターンを設け
てメインパターンの結像面上の光強度分布を改善するフ
ォトマスクにおいて、補助パターンの光強度を弱めて転
写を防止し、かつ、メインパターンとのコントラストを
高めることによって焦点深度を大きくし、段差の大きい
多層配線基板に対しても良好な微細レジストパターンを
形成することができるという効果を奏する。
【0091】その理由は、変形照明法を適用するフォト
マスクにおいては、メインパターンの周囲にメインパタ
ーンと同位相の第1の補助パターンを配置し、更に、第
1の補助パターンの周囲に第1の補助パターンと位相が
反転した第2の補助パターンを配置することによって、
メインパターンと第1の補助パターンとの関係におい
て、メインパターンのコントラストを向上させるととも
に、第1の補助パターンと第2の補助パターンとの関係
において、第1の補助パターンのコントラストを弱める
ことができ、従って、焦点位置のずれが大きくなっても
メインパターンは十分なコントラストを維持することが
できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るフォトマスクの構
成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のA−A′線における断面図、
(c)は(a)のB−B′線における断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るフォトマスクを用
いた場合の効果を説明する図であり、(a)は、結像面
における光強度分布を示す図、(b)は、フォーカス位
置ずれに対するメインパターンのコントラストを示す図
である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るフォトマスクの構
成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のC−C′線における断面図、
(c)は(a)のD−D′線における断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るフォトマスクの段
差部分での透過光の位相の乱れを模式的に説明するため
の図ある。
【図5】本発明の第3の実施例に係るフォトマスクの構
成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のE−E′線における断面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例に係るフォトマスクの透
明膜形成領域を説明するための上面図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係るフォトマスクを用
いた場合の効果を説明する図であり、(a)は、結像面
における光強度分布を示す図、(b)は、フォーカス位
置ずれに対するメインパターンのコントラストを示す図
である。
【図8】本発明の第4の実施例に係るフォトマスクの構
成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のF−F′線における断面図、
(c)は(a)のG−G′線における断面図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係るフォトマスクを用
いた場合の結像面における光強度分布を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係るフォトマスクを
用いて多段階焦点露光を行った場合の結像面における光
強度分布を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施例に係るフォトマスクを
用いて多段階焦点露光を行った場合の効果を説明する図
であり、(a)は、結像面における光強度分布を示す
図、(b)は、フォーカス位置ずれに対するメインパタ
ーンのコントラストを示す図である。
【図12】本発明の第5の実施例に係るフォトマスクの
構成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のH−H′線における断面図、
(c)は(a)のI−I′線における断面図である。
【図13】本発明の第5の実施例に係るフォトマスクの
他の構成を模式的に説明するための上面図である。
【図14】図12のフォトマスクを用いた場合の結像面
におけるフォーカス位置ずれに対するメインパターンの
コントラストを示す図である。
【図15】本発明の第6の実施例に係るフォトマスクの
構成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のJ−J′線における断面図であ
る。
【図16】本発明の第6の実施例に係るフォトマスクを
用いて露光を行った場合の効果を説明する図であり、
(a)は、結像面における光強度分布を示す図、(b)
は、フォーカス位置ずれに対するメインパターンのコン
トラストを示す図である。
【図17】本発明の第7の実施例に係るフォトマスクの
構成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のK−K′線における断面図であ
る。
【図18】本発明の第8の実施例に係るフォトマスクの
構成を模式的に説明するための図であり、(a)は上面
図、(b)は(a)のL−L′線における断面図であ
る。
【図19】図18のフォトマスクを用いた場合の結像面
における光強度分布を説明するための図である。
【図20】従来のフォトマスクの構成を模式的に説明す
るための図であり、(a)は上面図、(b)は(a)の
M−M′線における断面図である。
【図21】図20のフォトマスクを用いた場合の結像面
における光強度分布を説明するための図である。
【図22】従来のフォトマスクの構成を模式的に説明す
るための図であり、(a)は上面図、(b)は(a)の
N−N′線における断面図である。
【図23】第3の実施例に対応する従来のフォトマスク
の構成を模式的に説明するための図である。
【図24】図23のフォトマスクを用いた場合の結像面
における光強度分布を説明するための図である。
【図25】第4の実施例に対応する従来のフォトマスク
の構成を模式的に説明するための図である。
【図26】図25のフォトマスクを用いた場合の結像面
における光強度分布を説明するための図である。
【図27】図25のフォトマスクを用い、多段階焦点露
光を行った場合の結像面における光強度分布を説明する
ための図である。
【図28】図25のフォトマスクを用い、多段階焦点露
光を行った場合の結像面における光強度分布を説明する
ための図である。
【図29】第5の実施例に対応するDRAMのビットコ
ンタクトアレイを示す平面図であり、(a)はコンタク
トアレイのみ、(b)は補助パターンを配置した状態を
示す図である。
【図30】第6の実施例に対応する従来のフォトマスク
の構成を模式的に説明するための図であり、(a)は上
面図、(b)は(a)のO−O′線における断面図であ
る。
【図31】図30のフォトマスクを用いて露光を行った
場合の結像面における光強度分布を説明するための図で
ある。
【図32】第8の実施例に対応する従来のフォトマスク
を用いた場合の結像面における光強度分布を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 メインパターン 1a 第1のメインパターン 1b 第2のメインパターン 2 補助パターン 2a 第1の補助パターン 2b 第1の補助パターン 3 遮光膜 4 透明基板 5 透明膜

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写すべき所望のメインパターンと、回折
    により前記メインパターンと干渉効果を生じる複数の補
    助パターンと、を含むフォトマスクであって、 前記複数の補助パターンが、該補助パターンを透過する
    光の結像面上における位相、及びパターンサイズが相異
    なる2以上のグループによって構成されている、ことを
    特徴とするフォトマスク。
  2. 【請求項2】転写すべき所望のメインパターンと、 回折により前記メインパターンを透過する光の結像面上
    におけるコントラストを強める第1の補助パターンと、 回折により前記第1の補助パターンを透過する光の結像
    面上におけるコントラストを弱め、寸法が該第1の補助
    パターン以下である第2の補助パターンと、を少なくと
    も有する、ことを特徴とするフォトマスク。
  3. 【請求項3】転写すべき所望のメインパターンと、 結像面上において前記メインパターンと実質的に位相が
    反転し、回折により前記メインパターンのコントラスト
    を強める第1の補助パターンと、 結像面上において前記第1の補助パターンと実質的に同
    位相で、前記第1の補助パターンのコントラストを弱
    め、寸法が該第1の補助パターン以下である第2の補助
    パターンと、を少なくとも有する、ことを特徴とするフ
    ォトマスク。
  4. 【請求項4】転写すべき所望のメインパターンと、 前記メインパターンの少なくとも一方向に、該メインパ
    ターンを透過する光の結像面上におけるコントラストを
    強める関係となる間隔で配設された第1の補助パターン
    と、 前記第1の補助パターンの少なくとも一方向に、回折に
    より前記第1の補助パターンを透過する光の結像面上に
    おけるコントラストを弱める関係となる間隔で配設され
    た第2の補助パターンと、を有することを特徴とするフ
    ォトマスク。
  5. 【請求項5】前記メインパターン、前記第1の補助パタ
    ーン及び前記第2の補助パターンが、各々の中心が直線
    で結ばれる位置関係となるように配列されている、こと
    を特徴とする請求項4記載のフォトマスク。
  6. 【請求項6】前記メインパターンと前記第1の補助パタ
    ーンの各中心を結ぶ1又は複数の直線と、前記第1の補
    助パターンと前記第2の補助パターンの各中心を結ぶ1
    又は複数の直線と、から構成される直線群が、互いに直
    交する直線を少なくとも含むように、前記メインパター
    ン、前記第1の補助パターン及び前記第2の補助パター
    ンが配列されている、ことを特徴とする請求項4記載の
    フォトマスク。
  7. 【請求項7】4点照明法を適用した露光において用いら
    れる、請求項1乃至6のいずれか一に記載のフォトマス
    ク。
  8. 【請求項8】輪帯照明法を適用した露光において用いら
    れる、請求項1乃至6のいずれか一に記載のフォトマス
    ク。
  9. 【請求項9】前記フォトマスクが位相シフトマスクであ
    る、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記
    載のフォトマスク。
  10. 【請求項10】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する斜入射照明法を適用し
    た露光に用いられるフォトマスクにおいて、 転写すべき所望のメインパターンと、該メインパターン
    と同一面若しくは360度のK倍(Kは0を含まない整
    数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた
    第1の補助パターンと、該第1の補助パターンと180
    度の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の位相差に相
    当する光路差を前記透明基板に設けた第2の補助パター
    ンと、を含むことを特徴とするフォトマスク。
  11. 【請求項11】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 転写すべき所望のメインパターンのマスク平面上におけ
    る上下左右に所定の距離だけ離間して、前記メインパタ
    ーンと同一面若しくは360度のK倍(Kは0を含まな
    い整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設
    けた4つの第1の補助パターンが配設され、 前記所望のパターンのマスク平面上における斜め45度
    方向であって、前記第1の補助パターンの上下左右のい
    ずれかに対応する位置に、該第1の補助パターンと18
    0度の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の位相差に
    相当する光路差を前記透明基板に設けた4つの第2の補
    助パターンが配設される、ことを特徴とするフォトマス
    ク。
  12. 【請求項12】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 所定の間隔をおいて繰り返される、転写すべき複数のメ
    インパターンを有し、 前記複数のメインパターンのうち、一のメインパターン
    のマスク平面上における上下左右に所定の距離だけ離間
    して、前記一のメインパターンと同一面若しくは360
    度のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する
    光路差を前記透明基板に設けた4つの第1の補助パター
    ンが配設され、前記所望のパターンのマスク平面上にお
    ける斜め45度方向であって、前記第1の補助パターン
    の上下左右のいずれかに対応する位置に、該第1の補助
    パターンと180度の(2L+1)倍(Lは0を含む整
    数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた
    4つの第2の補助パターンが配設されて、前記一のメイ
    ンパターンと前記4つの第1の補助パターンと前記4つ
    の第2の補助パターンとにより第1のグループを構成
    し、 前記一のメインパターンと隣り合う他のメインパターン
    は、前記一のメインパターンと位相が逆転し、かつ、該
    他のメインパターンの上下左右に所定の距離だけ離間し
    て、前記他のメインパターンと同一面若しくは360度
    のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する光
    路差を前記透明基板に設けた4つの第2の補助パターン
    が配設され、前記他のメインパターンのマスク平面上に
    おける斜め45度方向であって、前記第2の補助パター
    ンの上下左右のいずれかに対応する位置に、該第2の補
    助パターンと180度の(2L+1)倍(Lは0を含む
    整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設け
    た4つの第1の補助パターンが配設されて、前記他のメ
    インパターンと前記4つの第1の補助パターンと前記4
    つの第2の補助パターンとにより第2のグループを構成
    し、 前記第1のグループと前記第2のグループとが、各々の
    グループを構成する補助パターン同士が互いに位相が反
    転する関係になるように、繰り返し配列されている、こ
    とを特徴とするフォトマスク。
  13. 【請求項13】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 所定の間隔をおいて升目状に繰り返される、転写すべき
    複数のメインパターンを有し、 前記複数のメインパターンのうち、マスク平面上におけ
    る上下左右に隣り合うメインパターンの間には、該メイ
    ンパターンと同一面若しくは360度のK倍(Kは0を
    含まない整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基
    板に設けた第1の補助パターンが配設され、 前記複数のメインパターンのうち、マスク平面上におけ
    る斜め45度方向に隣り合うメインパターンの間には、
    該メインパターンと180度の(2L+1)倍(Lは0
    を含む整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板
    に設けた第2の補助パターンが配設されている、ことを
    特徴とするフォトマスク。
  14. 【請求項14】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 所定の間隔をおいて繰り返される、転写すべき複数のメ
    インパターンを有し、 前記複数のメインパターンのうち、一のメインパターン
    のマスク平面上における上下左右に所定の距離だけ離間
    して、前記一のメインパターンと同一面若しくは360
    度のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する
    光路差を前記透明基板に設けた4つの第1の補助パター
    ンが配設されて、前記一のメインパターンと前記4つの
    第1の補助パターンとにより第1のグループを構成し、 前記一のメインパターンと隣り合う他のメインパターン
    は、前記一のメインパターンと位相が逆転し、かつ、該
    他のメインパターンの上下左右に所定の距離だけ離間し
    て、前記他のメインパターンと同一面若しくは360度
    のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当する光
    路差を前記透明基板に設けた4つの第2の補助パターン
    が配設されて、前記他のメインパターンと前記4つの第
    2の補助パターンとにより第2のグループを構成し、 前記第1のグループを構成する前記第1の補助パターン
    と前記第2のグループを構成する前記第2の補助パター
    ンとが上下左右に相隣り合い、同一のグループを構成す
    る補助パターン同士は相重なり合うように、繰り返し配
    列されている、ことを特徴とするフォトマスク。
  15. 【請求項15】前記4つの第1の補助パターンは、上下
    のパターンと左右のパターンとが異なる寸法で形成さ
    れ、 前記4つの第2の補助パターンは、上下のパターンと左
    右のパターンとが異なる寸法で設定されている、ことを
    特徴とする請求項14記載のフォトマスク。
  16. 【請求項16】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 転写すべき所望のメインパターンのマスク平面上におけ
    る上下左右に、前記メインパターンと同一面若しくは3
    60度のK倍(Kは0を含まない整数)の位相差に相当
    する光路差を前記透明基板に設けた4つの第1の補助パ
    ターンが配設され、 前記所望のパターンのマスク平面上における斜め45度
    方向であって、前記第1の補助パターンの上下左右のい
    ずれかに対応する位置に、該第1の補助パターンと18
    0度の(2L+1)倍(Lは0を含む整数)の位相差に
    相当する光路差を前記透明基板に設けた4つの第2の補
    助パターンが配設され、 かつ、前記第1及び第2の補助パターンの外側には、相
    隣り合う補助パターン同士が互いに位相が反転するよう
    に補助パターンが繰り返し配置される、ことを特徴とす
    るフォトマスク。
  17. 【請求項17】前記第1の補助パターンの形状が、前記
    メインパターンの略4/5以上の寸法を有する、ことを
    特徴とする請求項10乃至16のいずれか一に記載のフ
    ォトマスク。
  18. 【請求項18】前記第1の補助パターン及び前記第2の
    補助パターンの形状が、前記メインパターンの略4/5
    以上の寸法を有する、ことを特徴とする請求項10乃至
    16のいずれか一に記載のフォトマスク。
  19. 【請求項19】前記第1の補助パターンの形状が、前記
    転写すべきパターンの略4/5以上の寸法を有し、か
    つ、前記第2の補助パターンの寸法が前記第1の補助パ
    ターンよりも小さい、ことを特徴とする請求項10乃至
    16のいずれか一に記載のフォトマスク。
  20. 【請求項20】前記第1の補助パターンのうち、前記メ
    インパターンのマスク平面上の上下に位置するパターン
    の形状が、左右に位置するパターンよりも小さく、 前記第2の補助パターンのうち、前記メインパターンの
    マスク平面上の上下に位置するパターンの形状が、左右
    に位置するパターンよりも小さい、ことを特徴とする請
    求項15記載のフォトマスク。
  21. 【請求項21】透明基板に形成された相隣り合うパター
    ンを透過する光の位相を反転する変形照明法を適用した
    露光に用いられるフォトマスクにおいて、 転写すべき所望のライン状のメインパターンのマスク平
    面上における両側に所定の距離だけ離間して、該メイン
    パターンと同一面若しくは360度のK倍(Kは0を含
    まない整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板
    に設けた第1のライン状の補助パターンが配設され、 前記第1のライン状の補助パターンのマスク平面上にお
    ける外側に所定の距離だけ離間して、該第1のライン状
    の補助パターンと180度の(2L+1)倍(Lは0を
    含む整数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に
    設けた第2のライン状の補助パターンが配設される、こ
    とを特徴とするフォトマスク。
  22. 【請求項22】前記第1のライン状の補助パターンの幅
    が、前記転写すべきパターンの幅の略4/5以上であ
    る、ことを特徴とする請求項21記載のフォトマスク。
  23. 【請求項23】前記第1のライン状の補助パターンの幅
    が、前記転写すべきパターンの幅の略4/5以上であ
    り、かつ、前記第2のライン状の補助パターンの幅が前
    記第1のライン状の補助パターンの幅よりも狭い、こと
    を特徴とする請求項21記載のフォトマスク。
  24. 【請求項24】4点照明法を適用した露光において用い
    られる、請求項10乃至20のいずれか一に記載のフォ
    トマスク。
  25. 【請求項25】2点照明法を適用した露光において用い
    られる、請求項21乃至23のいずれか一に記載のフォ
    トマスク。
  26. 【請求項26】透明基板に垂直に入射する光を用いた露
    光に使用する位相シフトマスクであって、 転写すべき所望のライン状のメインパターンのマスク平
    面上における両側に所定の距離だけ離間して、該メイン
    パターンと180度の(2L+1)倍(Lは0を含む整
    数)の位相差に相当する光路差を前記透明基板に設けた
    第1のライン状の補助パターンが配設され、 前記第1のライン状の補助パターンのマスク平面上にお
    ける外側に所定の距離だけ離間して、該第1のライン状
    の補助パターンと同一面若しくは360度のK倍(Kは
    0を含まない整数)の位相差に相当する光路差を前記透
    明基板に設けた第2のライン状の補助パターンが配設さ
    れる、ことを特徴とする位相シフトマスク。
  27. 【請求項27】前記光路差が、前記透明基板をエッチン
    グして形成された段差により生じる、ことを特徴とする
    請求項10乃至26のいずれか一に記載のフォトマス
    ク。
  28. 【請求項28】前記光路差が、前記透明基板上に形成し
    た透明膜により生じる、ことを特徴とする請求項10乃
    至26のいずれか一に記載のフォトマスク。
  29. 【請求項29】段差を有する半導体基板上に塗布したレ
    ジスト膜に露光光を結像するに際し、少なくとも段差の
    上部と下部とに焦点を合わせて複数回の露光を行う多段
    階フォーカス露光方法において、 請求項10乃至28のいずれか一に記載のフォトマスク
    を用いて露光を行う、ことを特徴とする露光方法。
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