JP4582574B2 - 位相シフトマスクおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、位相シフトマスクとその製造方法にかかり、特に位相シフトマスク適用による不要なレジストパターンの除去工程を不要とする位相シフトマスクとその製造方法に関する。
最近の半導体技術においては、半導体集積回路パターンの微細化が進み、回路素子や配線のデザインルールが100ナノメータ以下のレベルになってきている。この場合に採用されるフォトリソグラフィにおいては、例えばFレーザ光(波長:157ナノメータ)などの短波長光を使用して、フォトマスク上の集積回路パターンを半導体ウェーハ上に転写する。しかしながら、露光光の波長以下のパターンサイズを加工することは非常に困難であり、この限界を超えるひとつの手段として、位相シフト技術がある。位相シフト技術においては、所定の領域をもう一方の領域とは異なる光路長とすることで、ウェーハ上での光の位相を双方のパターン間で180度シフトさせる。これによって、ウェーハ上での光のコントラストを向上させ、従来のフォト露光装置を用いたレジスト解像度を大幅に改善するものである。
以下に、通常のフォト露光と位相シフトマスクを用いた露光について比較説明する。
図7は、通常のフォトマスクを用いた露光光の様子を表す模式図である。図7において、(a)はフォトマスクの断面形状、(b)はウェーハ上での光の光強度振幅、(c)はその光強度分布をそれぞれ表している。
図7(a)に表すように、通常のフォトマスクは、透明基板701上に光の透過を妨げる遮光領域702と透過領域703とが設けられている。
図7(a)のフォトマスクを透過した光は、図7(b)に表すような光強度振幅をなす。これら透過光の位相は同相であるため、ウェーハ上の遮光領域において光強度振幅が重なり合い、強め合ってしまう。このため、図7(c)に表すように、ウェーハ上の光強度分布は増幅されてしまう。これは隣接する透過領域からの回析光によるもので、この影響により、光コントラストが悪くなり、解像度が劣化する原因となる。
同様にして、位相シフトマスクを用いた露光について説明する。
図8は、位相シフトマスクを用いた露光光の様子を表す模式図である。図8において、(a)は位相シフトマスクの断面形状、(b)はウェーハ上での光の光強度振幅、(c)はその光強度分布をそれぞれ表している。
図8(a)に表すように、位相シフトマスクは、透明基板801上に光の透過を妨げる遮光領域802と透過領域とが設けられ、隣り合った透過領域の一方は透明基板が掘り込まれた位相シフタ803と呼ばれる領域になっている。位相シフタ803透過した光と隣り合う透明領域804を透過する光の位相差が180度となるように、掘り込み量dは決定されている。透明基板の掘り込み量dは、露光光の波長λと透明基板の屈折率nとに依存し、

d = λ/2(n−1)

で表される。
図8(a)の位相シフトマスクを透過した光は、図8(b)に表すような光強度振幅をなす。位相シフタ803が設置されるため、隣り合う透過光の位相が反転し、ウェーハ上の光強度振幅は相殺される。したがって、図8(c)に表すように、ウェーハ上の光強度分布はゼロとなる。このように、位相シフタを設けることにより、この部分の露光光の位相が180度シフトし、遮光領域において回折光による影響が打ち消されるので、光コントラストが向上して解像度も向上する。
図9は、図8(a)の位相シフトマスクを改良した位相シフトマスクの断面形状を表す模式図である。
ドライエッチングとウエットエッチングの両工程を用いて、透明基板901上に形成する位相シフタ902の掘り込み溝をサイドにも形成した構造となっている。このような構造を用いることにより、露光の際に位相シフタの溝の側面で発生する散乱光の透過を防ぐことができる。このため、位相シフタを透過した180度の位相を有する露光光に依存する加工寸法と、透明領域を透過した0度の位相を有する露光光に依存する加工寸法との相違を調整することが可能となる。
以上、説明してきたように、位相シフトマスクは微細なパターンの露光時に解像度を向上させることができ、有効な手段である。しかしながら、図8(a)、図9(a)に表した位相シフトマスクの場合、遮光領域をはさんで隣接する透過領域をそれぞれ透明領域と180度の位相シフタとにする必要があるため、パターンの微細化に対しては限界があった。 これに対して、隣接する透明領域と位相シフタの間に遮光領域が設けられていない位相シフトマスクを用いた露光方法が提案されている。
図10は、透明領域と位相シフタ間が隣接した位相シフトマスクとこれを用いた露光光の様子を表す模式図である。
図10(a)は位相シフトマスクの上面図、(b)は(a)上の破線B−B’から見た位相シフトマスクの断面形状、(c)はウェーハ上での光強度分布をそれぞれ表す。
図10(a)、(b)より、位相シフトマスクは、透明領域1001と位相シフタ1002と遮光領域1003とで構成されるが、透明領域1001と位相シフタ1002との間に遮光領域は存在しない。透明領域1001を透過する光の位相を0度とすると、位相シフタ1002を透過する光の位相は180度となるように溝の深さが調整されている。(以下、透明領域を0度透明領域、位相シフタを180度透明領域と呼ぶ。)
図10(c)より、0度透明領域1001と180度透明領域1002との段差部分で位相シフト効果によって光強度は小さくなり、暗い光の領域が発生する。ウェーハ上のレジスト解像に必要な光強度を図10(c)に示すライン1004とすると、段差部分において微細なパターン幅の暗い光(以下、位相シフトによる遮光と呼ぶ)の領域を得ることができる。
図11は、この位相シフトマスクを用いた露光処理の様子を表す模式図である。最終的に、図11(e)に表す微細なパターンを得るための露光処理の手順を、本図を用いて説明する。露光処理には、2枚のマスクを用いて、2回の露光を行う手法が一般的である。 図11(a)(c)は、露光処理に用いるマスク、(b)(d)はマスクを用いた場合の露光イメージ、(e)は2枚のマスクを用いて得られた最終的な露光イメージをそれぞれ表す。
図11(a)は、図10(a)に表す位相シフトマスクである。この位相シフトマスクを用いて露光処理を行うと、図11(b)に表す露光イメージが得られる。先に図10を用いて説明したように、0度透明領域1001と180度透明領域1002の境界部分で、暗い光の領域が得られる。このため、所望の遮光光1101に加えて、不要な遮光光1102も発生してしまう。
この不要な遮光光1102を取り除くために、図11(c)に表すバイナリーマスクを用いる。バイナリーマスクは遮光領域1103と透明領域1104より構成され、図11(b)の不要な遮光光1102に相当する領域が透明領域に当てられる。このバイナリーマスクを用いて露光処理を行うと、図11(d)に表す露光イメージが得られる。図11(b)の不要な遮光光1102に相当する領域に、透明領域1104を透過した透明光1105が得られる。
このように、(a)の位相シフトマスクを用いて1回目の露光処理を行い、引き続き(c)のバイナリーマスクを用いて2回目の露光処理を行うことにより、1回目の露光処理によって発生した不要な遮光光領域は、透明領域に変更される。従って、1回目と2回目とのトータルの露光イメージは、(e)となり、所望の露光イメージを得ることができる。
特開平2−140743号 特開平8−194303号 米国特許第5858580号明細書
以上、説明してきたように、位相シフトマスクを使用して微細なパターンの露光転写を行う場合は、位相シフトマスクの他にバイナリーマスクも必要となる。位相シフトマスクのみを使用して露光転写を行うと、所望の露光イメージに加えて不要な露光イメージも発生してしまい、これを除去するためのマスクが必要になるからである。そして、これら2枚のマスクを用いて合計2回の露光処理を行うことになる。
露光処理においては、1回目と2回目の露光との重ね合わせを非常に高い座標精度で行う必要がある。例えば、線幅65ナノメータの集積回路パターンで許容される重ね合わせの精度は23ナノメータ以下の高い精度が要求される。
また、マスク作製においても、位相シフトマスクとバイナリーマスクの重ね合わせに高い精度が要求される。
さらに露光装置のシステムにおいても、2回露光処理に対応した装置仕様の変更が必要になるなど、種々問題点がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、その目的は、2回露光を必要としない位相シフトマスク、およびその製造方法を提供することにある。
本発明の位相シフトマスクにおいては、位相シフト効果によって発生する不要な露光イメージとなる暗部の光強度を意図的に大きくする機能を位相シフトマスクに持たせる。より詳しくは、不要な位相シフト効果が発生するマスク上のパターンの高さを360度位相で変更させ、ウェーハ上で焦点ズレを発生させ、本来暗くなる領域で光強度が大きくすることで実現する。
すなわち、本発明の一態様によれば、透明材料よりなるマスク基板と、
前記マスク基板の主面の第1の領域に形成される、第1の位相シフト領域と、
前記第1の位相シフト領域に隣接して形成される、第2の位相シフト領域と、
前記第2の位相シフト領域に隣接して形成される、第3の位相シフト領域と、を備え、
前記マスク基板を透過する光と前記第1の位相シフト領域を透過する光との間で生じる位相差は、それぞれの領域を透過する光の干渉光がその境界部分で弱め合うよう設定され、
前記第2の位相シフト領域の前記第1の位相シフト領域に対する位相差、および前記第3の位相シフト領域の前記マスク基板に対する位相差が360度であり、
前記第2の位相シフト領域と前記第3の位相シフト領域を透過する光と、前記第1の位相シフト領域と前記マスク基板を透過する光との間で生じる位相差は、前記第2および第3の位相シフト領域の段差が設けられた境界部分と、前記第3の位相シフト領域と前記マスク基板の段差が設けられた境界部分とにおいて焦点ズレを発生させるよう設定される位相シフトマスクを提供する。
また、 前記第1〜3の位相シフト領域は、前記マスク基板の主面に形成されその深さによって位相差を決定する溝部であり、それぞれの溝部の深さをd〜dとすると、

< d < d

となる位相シフトマスクを提供する。
また、前記第1〜3の位相シフト領域は、前記マスク基板の主面に形成されその高さによって位相差を決定する突起部であり、それぞれの透明領域の高さをh〜hとすると、

< h < h

となる位相シフトマスクを提供する。
また、前記第1〜3の位相シフト領域のうち少なくとも1つの位相シフト領域が、位相シフト効果を有する半透明膜で形成される位相シフトマスクを提供する。
また、前記マスク基板の位相差を0度としたとき、前記第1の位相シフト領域の位相差は180度、前記第2の位相シフト領域の位相差は540度、前記第3の位相シフト領域の位相差は360度である位相シフトマスクを提供する。
また、前記マスク基板上の任意の部分に、光を透過させない遮光領域を備える位相シフトマスクを提供する。
さらに、本発明の別の態様によれば、透明基板上に第1の遮光膜を成膜する工程と、
前記第1の遮光膜上に電子線レジストを塗布する工程と、
電子ビーム描画と現像により、前記電子線レジストに第1および第2の位相シフト領域となる部分をパターニングする工程と、
前記パターニングされた電子線レジストをマスクとして、前記第1の遮光膜および透明基板をエッチングする第1のエッチング工程と、
前記電子線レジストと前記第1の遮光膜を剥離する工程と、
前記第1および第2の位相シフト領域となる部分がエッチングされた透明基板上に第2の遮光膜を成膜する工程と、
前記第2の遮光膜上に電子線レジストを塗布する工程と、
電子ビーム描画と現像により、前記電子線レジストに第2および第3位相シフト領域となる部分をパターニングする工程と、
前記パターニングされた電子線レジストをマスクとして、前記第2の遮光膜および透明基板をエッチングする第2のエッチング工程と、
前記電子線レジストと前記第2の遮光膜とを剥離する工程と、を備え
前記第2の位相シフト領域と前記第3の位相シフト領域との境界に段差を設けるとともに、前記第3の位相シフト領域と前記マスク基板との境界に段差を設け、前記第2の位相シフト領域の前記第1の位相シフト領域に対する位相差、および前記第3の位相シフト領域の前記透明基板に対する位相差が360度になるように形成する位相シフトマスクの製造方法を提供する。
また、前記第1のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがd、前記第2のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがdであり、
前記第1の位相シフト領域の深さがd
前記第2の位相シフト領域の深さがd+d
前記第3の位相シフト領域の深さがd、となる位相シフトマスクの製造方法を提供する。
ここで、前記第1のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがdと、前記第2のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さが2dであり、
前記第1の位相シフト領域の深さがd
前記第2の位相シフト領域の深さが3d
前記第3の位相シフト領域の深さが2d、とすることができる。
また、露光光の波長をλ、前記透明基板の屈折率をnとすると、

= λ/2(n−1)

となる位相シフトマスクの製造方法を提供する。
本発明によれば、1回の露光処理で所望の露光イメージを得ることが可能となり、パターン精度が向上する。また、マスク作製上の負荷の低減、および工程の簡略化なども可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクの構造を表す上面図、(b)は(a)上の破線A−A’から見た位相シフトマスクの断面形状、(c)はウェーハ上での光強度分布をそれぞれ表す。
図1(a)(b)より、位相シフトマスクは、透明領域101と位相シフタ102〜104と遮光領域105とで構成される。透明領域101を透過する光の位相を0度とすると、位相シフタ102を透過する光の位相は180度、位相シフタ103を透過する光の位相は540度、位相シフタ104を透過する光の位相は360度となるように溝の深さが調整されている。(以下、透明領域を0度透明領域、位相シフタ1〜3をそれぞれ180度透明領域、540度透明領域、360度透明領域と呼ぶ。)
180度透明領域102と540度透明領域103は、図10(a)に表した位相シフタ1002に相当し、これに隣接して360度透明領域104が設けられている。ちょうど、図11(b)に表した不要な遮光光1102が発生する領域をはさむような形で、540度透明領域と360度透明領域が配置される。
図1(c)より、0度透明領域101と180度透明領域102との段差部分では、図10(c)同様、位相シフト効果により光強度が小さくなり暗い光の領域が発生する。540度透明領域103と360度透明領域104との段差部分では、位相シフト効果が発生するものの、540度透明領域103は180度透明領域102に対して、360度透明領域は0度透明領域101に対して、それぞれ360度の位相シフトがなされることにより、焦点ズレが発生する。この焦点ズレの効果により、540度透明領域103と360度透明領域104との段差部分においては、ウェーハ上のレジスト解像に必要な光強度106を下回る暗い光の領域は存在しなくなる。
図2は、本発明の実施の形態の位相シフトマスクを用いた投影露光装置の模式図である。 荷電粒子線露光装置200は、露光光201を発生する光源202、マスクM、マスクMを透過した露光光の結像等の調整を行う露光投影系レンズ203、レジストが塗布されたウェーハWが設置されるステージ204より構成される。
マスクMは図1で説明した位相シフトマスクを用いる。マスクMを透過した荷電粒子線は、0度透明領域を透過した露光光と、これに対して180度、360度、540度の位相差を有する露光光とに分かれてウェーハW上に到達する。露光投影系レンズ203は、0度透明領域を透過する露光光がウェーハW上に結像するよう調整を行う。このため、360度透明領域を透過する露光光に対しては、結像位置がウェーハより露光投影系レンズ203側にずれることになる。すなわち、1波長分の光路差による焦点ズレの現象が局所的に発生する。同様にして、180度透明領域を透過する露光光と540度透明領域を透過する露光光においても、焦点ズレが発生する。
図3は、図1に表す位相シフトマスクにおける各位相シフタを透過する光の光強度を表した図表である。
位相シフタの溝部の深さdは、露光光の波長をλ、透明基板の屈折率をnとすると、以下の式で表される。

d = λ/2(n−1)

ここで、

λ = 157.6
n = 1.68

とすると、

d = 0.11(μm)

となる。
従って、位相シフタ102を基準面(0マイクロメータ)とすると、位相シフタ103の深さは0.22マイクロメータ、位相シフタ104の深さは0.11マイクロメータとなる。図3において、曲線301〜303は位相シフタの高さを、0マイクロメータ、0.11マイクロメータ、0.22マイクロメータとしたときの、光強度分布を表す曲線である。この図表より明らかなように、位相シフタの高さが高くなるほど光コントラストは小さくなり、暗部での光強度が強くなる。各位相シフタを透過する光強度分布を合成すると、図1(c)に表した光強度分布となる。
図4は、本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクを用いた露光処理の様子を表す模式図である。図4(a)は本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスク、(b)はこの位相シフトマスクを用いた露光イメージをそれぞれ表す。
図4(a)は、図1(a)に表す位相相シフトマスクである。この位相シフトマスクを用いて露光処理を行うと、図1で説明したように、不要な遮光光が発生しない。従って、所望の遮光光401のみをダイレクトに得ることが可能となり、従来用いていたバイナリーマスクは不要となる。
次に、本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクの製造方法について説明する。
図5は、図1(a)に表す位相シフトマスクの製造工程を表す模式図である。
まず、図5(a)に表すように、透明基板501上にスパッタ、真空蒸着等により、遮光膜502を形成し、その上に、電子線レジスト503を塗布する。次いで、電子ビーム描画を行う。180度透明領域と540度透明領域に相当する領域の遮光膜と透明基板がエッチングされるよう、この部分の電子線レジストに電子線レジストが解像されるのに必要な電荷量を設定し、電子ビーム504を照射する。
透明基板501の材料としては、適用する露光光の波長157ミリメートル以上において、85パーセント以上の透過率を有する石英ガラスが有効である。遮光膜502の材料としては、例えば157ナノメータ以上の波長の光においては、透過率が0.5パーセント以下であるクロム(Cr)が有効である。
次に、図5(b)に表すように、現像により電子線レジスト503を選択的にパターンニングし、下地の遮光膜502をエッチングした後、透明基板501をエッチングする。 電子線レジスト503としてポジレジストを適用した場合、電子ビームが照射された領域は電子線レジストが現像液に溶解し、遮光膜が露出する。電子ビームが照射されない領域は電子線レジストが現像液に溶解しないので、電子線レジストのパターンが残存する。
遮光膜502のドライエッチングを行う場合は、平行平板型反応性イオンエッチング(RIE)法を適用する。例えば、遮光膜502がクロム(Cr)の場合、エッチングガスは、テトラクロロメタン(CCl)と、酸素(O)あるいはジクロロメタン(CHCl)を流量比率1:3に制御して適用する。エッチングの際、透明基板501とのエッチング選択比は十分でなければならない。
透明基板501のドライエッチングを行う場合は、平行平板型反応性イオンエッチング(RIE)法を適用する。例えば、透明基板が石英ガラスの場合、エッチングガスは、テトラフルオロメタン(CF)と酸素(O2)を流量比率20:1に制御して適用する。
次に、図5(c)に表すように、電子線レジスト503と遮光膜502を剥離する。ここまでの工程を第1工程とすると、第1工程により、透明基板501上には180度透明領域と540度透明領域に相当する領域に溝部が形成される。この溝部のエッチング量を180度の位相差となるように形成する。
電子線レジストの剥離液としては、硫酸(HSO)と過酸化水素水(H)を3:1の比率で混ぜ合わせた混合液が適用される。この際、露出している透明基板501との剥離耐性は十分でなければならない。
遮光膜502の剥離液としては、過塩素酸(HClO)と硝酸第二セリウムアンモニウム(Ce(No・2NHNO)との混合液が適用される。この際、露出している透明基板501との剥離耐性は十分でなければならない。
次に、図5(d)に表すように、溝部が形成された透明基板501上にスパッタ、真空蒸着等により、遮光膜505を形成し、その上に、電子線レジスト506を塗布する。次いで、電子ビーム描画を行う。360度透明領域と540度透明領域に相当する遮光膜と透明基板がエッチングされるよう、この部分の電子線レジストに電子線レジストが解像されるのに必要な電荷量を設定し、電子ビーム507を照射する。
次に、図5(e)に表すように、現像により電子線レジスト506を選択的にパターンニングし、下地の遮光膜505をエッチングした後、透明基板501をエッチングする。
最後に、図5(f)に表すように、電子線レジスト506と遮光膜505を剥離する。第1工程以降を第2工程とすると、第2工程により、第1工程により加工された透明基板501上の360度透明領域と540度透明領域に相当する領域に溝部が形成される。この溝部のエッチング量を360度の位相差となるように形成する。遮光膜505および電子線レジスト506の材料およびこれらの加工条件に関しては、第1工程と同様なので、説明を割愛する。
以上、第1、第2工程によって、0度透明領域の基板上に、180度、360度、540度の透明領域が形成され、本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクが得られる。
これまで、本発明の実施の形態として、図1(a)に表すような、透明基板上に位相シフタとしての溝部を有する凹型の位相シフトマスクを例に説明してきたが、別の構造のものでも同様の効果を得ることができる。
図6は、本発明の別の実施の形態にかかる位相シフトマスクの構造を表す模式図である。
図6(a)は透明基板601上に、位相シフタとして、180度透明領域602、540度透明領域603、360度透明領域604が凸型に形成されたものである。
図6(b)は透明基板605上に、位相シフタとして例えばクロムフロライド(CrF)等の半透明膜が形成されている。半透明膜は、180度半透明領域606、540度半透明領域607、360度半透明領域608となり、厚みに応じて露光光に位相差を与える。 図6(c)は、位相シフタとして、溝部と例えばクロムフロライド(CrF)等の半透明膜が形成されており、それぞれ180度位相シフト領域610、540度位相シフト領域611、360度位相シフト領域612となる。
図6(d)は、位相シフタとして、突起部と例えばクロムフロライド(CrF)等の半透明膜が形成されており、それぞれ180度位相シフト領域614、540度位相シフト領域615、360度位相シフト領域616となる。(c)(d)において、溝部もしくは突起部と半透明膜の組み合わせは一例であり、その組み合わせはパターン形状等を考慮して最適な形態を選べばよい。 また、本発明の位相シフトマスクの形態はこの限りではなく、露光光に任意の位相差を与えるもので、この位相差によってウェーハ上での光強度を本願発明に趣旨に沿って調整できるのものであれば、その範囲に含まれる。
以上、説明してきたように、本発明の位相シフトマスクを用いることにより、1回の露光処理で所望の露光イメージを得ることが可能となり、パターン精度が向上する。また、不要な露光イメージを取り除くためのバイナリーマスクが不要となるため、高い精度が要求されたマスク作製上の負荷も低減される。そして、このことは半導体集積回路の微細化に大きく貢献するものである。
本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクを表す模式図、および図表である。 本発明の実施の形態の位相シフトマスクを用いた投影露光装置の模式図である。 図1に表す位相シフトマスクにおける各位相シフタを透過する光の光強度を表した図表である。 本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクを用いた露光処理の様子を表す模式図である。 本発明の実施の形態にかかる位相シフトマスクの製造工程を表す模式図である。 本発明の別の実施の形態にかかる位相シフトマスクの構造を表す模式図である。 通常のフォトマスクを用いた露光光の様子を表す模式図である。 位相シフトマスクを用いた露光光の様子を表す模式図である。 改良型位相シフトマスクを用いた露光光の様子を表す模式図である。 透明領域と位相シフタ間が隣接した位相シフトマスクとこれを用いた露光光の様子を表す模式図である。 図10に表す位相シフトマスクを用いた露光処理の様子を表す模式図である。
符号の説明
101、1001 0度透明領域
102、602、606、610、614、1002 180度透明領域
103、603、607、611、615 540度透明領域
104、604、608、612、616 360度透明領域
105、702 遮光領域
200 荷電粒子線露光装置
201 露光光
202 光源
203 露光投影系レンズ
204 ステージ
401、1101、1102 遮光光
501、601、605、701、801、901 透明基板
502、505 遮光膜
503、507 電子線レジスト
504 電子ビーム
506 電子線レジスト
703 透過領域
802、1003、1103 遮光領域
803、902、803 位相シフタ
804、1104 透明領域
1105 透明光
M マスク
W ウェーハ

Claims (10)

  1. 透明材料よりなるマスク基板と、
    前記マスク基板の主面の第1の領域に形成される、第1の位相シフト領域と、
    前記第1の位相シフト領域に隣接して形成される、第2の位相シフト領域と、
    前記第2の位相シフト領域に隣接して形成される、第3の位相シフト領域と、を備え、
    前記マスク基板を透過する光と前記第1の位相シフト領域を透過する光との間で生じる位相差は、それぞれの領域を透過する光の干渉光がその境界部分で弱め合うよう設定され、
    前記第2の位相シフト領域の前記第1の位相シフト領域に対する位相差、および前記第3の位相シフト領域の前記マスク基板に対する位相差が360度であり、
    前記第2の位相シフト領域と前記第3の位相シフト領域を透過する光と、前記第1の位相シフト領域と前記マスク基板を透過する光との間で生じる位相差は、前記第2および第3の位相シフト領域の段差が設けられた境界部分と、前記第3の位相シフト領域と前記マスク基板の段差が設けられた境界部分とにおいて焦点ズレを発生するよう設定されることを特徴とする位相シフトマスク。
  2. 前記第1〜3の位相シフト領域は、前記マスク基板の主面に形成されその深さによって位相差を決定する溝部であり、それぞれの溝部の深さをd〜dとすると、

    < d < d

    となることを特徴とする請求項1記載の位相シフトマスク。
  3. 前記第1〜3の位相シフト領域は、前記マスク基板の主面に形成されその高さによって位相差を決定する突起部であり、それぞれの透明領域の高さをh〜hとすると、

    < h < h

    となることを特徴とする請求項1記載の位相シフトマスク。
  4. 前記第1〜3の位相シフト領域のうち少なくとも1つの位相シフト領域が、位相シフト効果を有する半透明膜で形成されることを特徴とする請求項1〜3記載の位相シフトマスク。
  5. 前記マスク基板の位相差を0度としたとき、前記第1の位相シフト領域の位相差は180度、前記第2の位相シフト領域の位相差は540度、前記第3の位相シフト領域の位相差は360度であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1つに記載の位相シフトマスク。
  6. 前記マスク基板上の任意の部分に、光を透過させない遮光領域を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれか1つに記載の位相シフトマスク。
  7. 透明基板上に第1の遮光膜を成膜する工程と、
    前記第1の遮光膜上に電子線レジストを塗布する工程と、
    電子ビーム描画と現像により、前記電子線レジストに第1および第2の位相シフト領域となる部分をパターニングする工程と、
    前記パターニングされた電子線レジストをマスクとして、前記第1の遮光膜および透明基板をエッチングする第1のエッチング工程と、
    前記電子線レジストと前記第1の遮光膜を剥離する工程と、
    前記第1および第2の位相シフト領域となる部分がエッチングされた透明基板上に第2の遮光膜を成膜する工程と、
    前記第2の遮光膜上に電子線レジストを塗布する工程と、
    電子ビーム描画と現像により、前記電子線レジストに第2および第3位相シフト領域となる部分をパターニングする工程と、
    前記パターニングされた電子線レジストをマスクとして、前記第2の遮光膜および透明基板をエッチングする第2のエッチング工程と、
    前記電子線レジストと前記第2の遮光膜とを剥離する工程と、を備え
    前記第2の位相シフト領域と前記第3の位相シフト領域との境界に段差を設けるとともに、前記第3の位相シフト領域と前記マスク基板との境界に段差を設け、前記第2の位相シフト領域の前記第1の位相シフト領域に対する位相差、および前記第3の位相シフト領域の前記透明基板に対する位相差が360度になるように形成することを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。
  8. 前記第1のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがd、前記第2のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがdであり、
    前記第1の位相シフト領域の深さがd
    前記第2の位相シフト領域の深さがd+d
    前記第3の位相シフト領域の深さがd、となることを特徴とする請求項7記載の位相シフトマスクの製造方法。
  9. 前記第1のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さがdと、前記第2のエッチング工程によりエッチングされる前記透明基板の深さが2dであり、
    前記第1の位相シフト領域の深さがd
    前記第2の位相シフト領域の深さが3d
    前記第3の位相シフト領域の深さが2d、となることを特徴とする請求項7記載の位相シフトマスクの製造方法。
  10. 露光光の波長をλ、前記透明基板の屈折率をnとすると、

    = λ/2(n−1)

    となることを特徴とする請求項8もしくは9記載の位相シフトマスクの製造方法。
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