JP2000203238A - 自動車用の暖房／空調装置 - Google Patents
自動車用の暖房／空調装置Info
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- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00842—Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
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- B60H1/00664—Construction or arrangement of damper doors
- B60H1/00671—Damper doors moved by rotation; Grilles
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- B60H2001/00721—Air deflecting or air directing means
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- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 自動車用の暖房/空調装置は、冷気ダク
ト（１２）と、加熱ラジエータ（１８）を収容する熱気
ダクト（１４）と、冷気ダクト（１２）の送出口（２
４）及び熱気ダクト（１４）の送出口（２６）と連なっ
ている混合室（２８）と、「熱気」位置において、冷気
ダクト（１２）の送出口（２４）を閉じ、「冷気」位置
において、熱気ダクト（１４）の送出口（２６）を閉じ
る、ドラム型の混合フラップ（１４４）を備える少なく
とも１つの混合手段とを備えている。混合フラップ（１
４４）の仕切壁（１４８）は、混合フラップ（１４４）
が「熱気」位置から「冷気」位置に移動すると、冷気流
（Ｆ１）が凹部を通過して、熱気流（Ｆ２）と混合され
るように、少なくとも１つの凹部（１５８）（１６０）
を有している。
ト（１２）と、加熱ラジエータ（１８）を収容する熱気
ダクト（１４）と、冷気ダクト（１２）の送出口（２
４）及び熱気ダクト（１４）の送出口（２６）と連なっ
ている混合室（２８）と、「熱気」位置において、冷気
ダクト（１２）の送出口（２４）を閉じ、「冷気」位置
において、熱気ダクト（１４）の送出口（２６）を閉じ
る、ドラム型の混合フラップ（１４４）を備える少なく
とも１つの混合手段とを備えている。混合フラップ（１
４４）の仕切壁（１４８）は、混合フラップ（１４４）
が「熱気」位置から「冷気」位置に移動すると、冷気流
（Ｆ１）が凹部を通過して、熱気流（Ｆ２）と混合され
るように、少なくとも１つの凹部（１５８）（１６０）
を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の暖房/
空調装置に関する。
空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷気ダクトと、加熱ラジエータが収容さ
れている熱気ダクトと、前記各ダクトの送出口と連なる
混合室と、混合室の空気の温度を所望の割合で設定する
ために、前記送出口を好適に制御する混合手段とを備え
る暖房/空調装置は公知である。
れている熱気ダクトと、前記各ダクトの送出口と連なる
混合室と、混合室の空気の温度を所望の割合で設定する
ために、前記送出口を好適に制御する混合手段とを備え
る暖房/空調装置は公知である。
【０００３】この種の暖房/空調装置により、冷気ダク
トからの冷気流と熱気ダクトからの熱気流とを、制御さ
れた割合で混合室で混合し、調節した温度の空気を流す
ことができる。
トからの冷気流と熱気ダクトからの熱気流とを、制御さ
れた割合で混合室で混合し、調節した温度の空気を流す
ことができる。
【０００４】この空気流は、客室の所望の位置に設けら
れた各種の通風口となるダクトを備える適切な分配手段
により、自動車の客室に分配して供給される。
れた各種の通風口となるダクトを備える適切な分配手段
により、自動車の客室に分配して供給される。
【０００５】混合手段は、概ね、加熱ラジエータに近接
する軸の周りに回転可能に取り付けられ、冷気ダクト及
び熱気ダクトの各送出口を好適に制御する２つの翼片を
有する、蝶型の混合フラップを備えている。
する軸の周りに回転可能に取り付けられ、冷気ダクト及
び熱気ダクトの各送出口を好適に制御する２つの翼片を
有する、蝶型の混合フラップを備えている。
【０００６】このような混合フラップは、２つの端位
置、つまり、「熱気」位置（冷気ダクトの送出口を閉
じ、熱気ダクトの送出口を開く）と、「冷気」位置（熱
気ダクトの送出口を閉じ、冷気ダクトの送出口を開く）
とに移動することができる。
置、つまり、「熱気」位置（冷気ダクトの送出口を閉
じ、熱気ダクトの送出口を開く）と、「冷気」位置（熱
気ダクトの送出口を閉じ、冷気ダクトの送出口を開く）
とに移動することができる。
【０００７】上述した暖房/空調装置は、蝶型の混合フ
ラップが、「熱気」位置から「冷気」位置に移動する
と、冷気が、混合フラップの自由端に近接して位置す
る、冷気ダクトの送出口の領域から混合室に流れてしま
うという欠点がある。
ラップが、「熱気」位置から「冷気」位置に移動する
と、冷気が、混合フラップの自由端に近接して位置す
る、冷気ダクトの送出口の領域から混合室に流れてしま
うという欠点がある。
【０００８】上述した領域は、熱気流が混合室に流れる
ために通過する熱気ダクトの送出口の領域とは反対の領
域、つまり、混合フラップの対向する縁に近接する領域
にある。冷気流と熱気流とは、層になりやすいので、そ
れらの混合は、加熱ラジエータから大きく離れたところ
で行われる。従って、混合室を、ひいては暖房/空調装
置を、大きくしなければならない。
ために通過する熱気ダクトの送出口の領域とは反対の領
域、つまり、混合フラップの対向する縁に近接する領域
にある。冷気流と熱気流とは、層になりやすいので、そ
れらの混合は、加熱ラジエータから大きく離れたところ
で行われる。従って、混合室を、ひいては暖房/空調装
置を、大きくしなければならない。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような欠点を本質的に改善することにある。
ような欠点を本質的に改善することにある。
【００１０】本発明により、加熱ラジエータに近接する
領域に、冷気流と熱気流とを集めて効率的に混合し、か
つ加熱ラジエータの下流側に、空気を分配するための空
間を残すことができるようになる。
領域に、冷気流と熱気流とを集めて効率的に混合し、か
つ加熱ラジエータの下流側に、空気を分配するための空
間を残すことができるようになる。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷気ダクト
と、加熱ラジエータを収容する熱気ダクトと、前記ダク
トの各送出口と連なっている混合室と、混合室の空気の
温度を所望の割合で設定するために、前記送出口を好適
に制御する混合手段とを備え、少なくとも１つの混合手
段は、「熱気」位置において、冷気ダクトの送出口を閉
じ、「冷気」位置において、熱気ダクトの送出口を閉じ
るようになっている仕切壁を有するドラム型の混合フラ
ップからなり、また、混合フラップが「熱気」位置から
「冷気」位置に移動すると、冷気流が凹部を通過して、
熱気流と混合されるように、混合フラップの仕切壁は、
少なくとも１つの凹部を有している、自動車用の暖房/
空調装置である。
と、加熱ラジエータを収容する熱気ダクトと、前記ダク
トの各送出口と連なっている混合室と、混合室の空気の
温度を所望の割合で設定するために、前記送出口を好適
に制御する混合手段とを備え、少なくとも１つの混合手
段は、「熱気」位置において、冷気ダクトの送出口を閉
じ、「冷気」位置において、熱気ダクトの送出口を閉じ
るようになっている仕切壁を有するドラム型の混合フラ
ップからなり、また、混合フラップが「熱気」位置から
「冷気」位置に移動すると、冷気流が凹部を通過して、
熱気流と混合されるように、混合フラップの仕切壁は、
少なくとも１つの凹部を有している、自動車用の暖房/
空調装置である。
【００１２】この暖房/空調装置より、冷気流及び熱気
流は、好適に混合され、かつ、混合室の大きさを、従来
のものよりも小さくできる。
流は、好適に混合され、かつ、混合室の大きさを、従来
のものよりも小さくできる。
【００１３】ドラム型の混合フラップ（１４４）は、
「熱気」位置において、冷気ダクトの送出口を閉じ、
「冷気」位置において、熱気ダクトの送出口を閉じる、
１つのフラップであるのが好ましい。
「熱気」位置において、冷気ダクトの送出口を閉じ、
「冷気」位置において、熱気ダクトの送出口を閉じる、
１つのフラップであるのが好ましい。
【００１４】混合フラップ（１４４）の仕切壁（１４
８）は、対向する縁（１５４）（１５６）の間に位置す
る、概ね円筒状の壁である。仕切壁（１４８）に形成さ
れた凹部は、対向する縁に近接して凹んでおり、混合フ
ラップ（１４４）が「熱気」位置から「冷気」位置に移
動すると、冷気流は、凹部を通過して、熱気流と混合さ
れる。
８）は、対向する縁（１５４）（１５６）の間に位置す
る、概ね円筒状の壁である。仕切壁（１４８）に形成さ
れた凹部は、対向する縁に近接して凹んでおり、混合フ
ラップ（１４４）が「熱気」位置から「冷気」位置に移
動すると、冷気流は、凹部を通過して、熱気流と混合さ
れる。
【００１５】この暖房/空調装置は、混合フラップが
「冷気」位置にあると、熱気ダクトを好適に閉じ、少な
くとも１つの補助フラップを備えているのが好ましい。
「冷気」位置にあると、熱気ダクトを好適に閉じ、少な
くとも１つの補助フラップを備えているのが好ましい。
【００１６】また、調和して作動するようになっている
蝶型の２つの補助フラップを備えているのが好ましい。
蝶型の２つの補助フラップを備えているのが好ましい。
【００１７】
【実施態様】本発明の説明に用いる図面において、同一
部材には同一符号を付してある。
部材には同一符号を付してある。
【００１８】図１は、自動車の客室用の暖房/空調装置
を示している。この暖房/空調装置は、共通の送入口か
ら冷気流（Ｆ１）が供給される冷気ダクト（１２）、及
び熱気ダクト（１４）を収容するハウジング（１０）を
備えている。
を示している。この暖房/空調装置は、共通の送入口か
ら冷気流（Ｆ１）が供給される冷気ダクト（１２）、及
び熱気ダクト（１４）を収容するハウジング（１０）を
備えている。
【００１９】また、加熱ダクトである熱気ダクト（１
４）には、高温の液体、通常は、自動車のエンジンを冷
却するための液体が好適に流れる加熱ラジエータ（１
８）が収容されている。
４）には、高温の液体、通常は、自動車のエンジンを冷
却するための液体が好適に流れる加熱ラジエータ（１
８）が収容されている。
【００２０】本実施例では、加熱ラジエータ（１８）
は、ハウジング（１０）内において、冷気ダクト（１
２）の送出口（２４）と、熱気ダクト（１４）の送出口
（２６）とを限定する仕切板（２２）の下方で、概ね垂
直に設けられている。送出口（２４）（２６）の上方に
は、自動車の客室全体に空気を送る各種の通風口（図示
しない）と連なっている混合室（２８）が設けられてい
る。
は、ハウジング（１０）内において、冷気ダクト（１
２）の送出口（２４）と、熱気ダクト（１４）の送出口
（２６）とを限定する仕切板（２２）の下方で、概ね垂
直に設けられている。送出口（２４）（２６）の上方に
は、自動車の客室全体に空気を送る各種の通風口（図示
しない）と連なっている混合室（２８）が設けられてい
る。
【００２１】混合フラップ（１４４）が「熱気」位置に
あると、仕切壁（１４８）は、冷気ダクト（１２）の送
出口（２４）を完全に閉じるように、仕切板（２２）と
壁（３６）との間に位置するため、空気流は、加熱ラジ
エータ（１８）を通過する。
あると、仕切壁（１４８）は、冷気ダクト（１２）の送
出口（２４）を完全に閉じるように、仕切板（２２）と
壁（３６）との間に位置するため、空気流は、加熱ラジ
エータ（１８）を通過する。
【００２２】図１において、送出ダクト（７０）は、混
合室（２８）と連なり、「フィートダクト」である送出
ダクト（７４）がフラップ（７６）により制御されるの
と同様に、フラップ（７２）により制御されて、自動車
の氷結防止/通風送出口に空気流を送り出す。
合室（２８）と連なり、「フィートダクト」である送出
ダクト（７４）がフラップ（７６）により制御されるの
と同様に、フラップ（７２）により制御されて、自動車
の氷結防止/通風送出口に空気流を送り出す。
【００２３】図１及び図２に示す暖房/空調装置は、軸
（１４６）の周りに回転可能に取り付けられたドラム型
の混合フラップ（１４４）を備えている。混合フラップ
（１４４）は、軸（１４６）をなすピボット（１５２）
をそれぞれ有するフランジ（１５０）の間に形成され
た、概ね円筒状の仕切壁（１４８）を備えている（図３
及び図４）。
（１４６）の周りに回転可能に取り付けられたドラム型
の混合フラップ（１４４）を備えている。混合フラップ
（１４４）は、軸（１４６）をなすピボット（１５２）
をそれぞれ有するフランジ（１５０）の間に形成され
た、概ね円筒状の仕切壁（１４８）を備えている（図３
及び図４）。
【００２４】仕切壁（１４８）の凹面は、冷気ダクト
（１２）の送出口（２４）と熱気ダクト（１４）の送出
口（２６）とに対向している。混合フラップ（１４４）
は、仕切壁（１４８）が冷気ダクト（１２）の送出口
（２４）を閉じる「熱気」位置（実線で示す）と、仕切
壁（１４８）が熱気ダクト（１４）の送出口（２６）を
閉じる「冷気」位置（点線で示す）とに旋回できるよう
になっている（図１）。
（１２）の送出口（２４）と熱気ダクト（１４）の送出
口（２６）とに対向している。混合フラップ（１４４）
は、仕切壁（１４８）が冷気ダクト（１２）の送出口
（２４）を閉じる「熱気」位置（実線で示す）と、仕切
壁（１４８）が熱気ダクト（１４）の送出口（２６）を
閉じる「冷気」位置（点線で示す）とに旋回できるよう
になっている（図１）。
【００２５】さらに、暖房/空調装置は、例えば蝶型や
旗型で、加熱ラジエータ（１８）の上流側において、熱
気ダクト（１４）に収容された補助フラップ（４６）を
備えている。
旗型で、加熱ラジエータ（１８）の上流側において、熱
気ダクト（１４）に収容された補助フラップ（４６）を
備えている。
【００２６】仕切壁（１４８）は、概ね円筒状であり、
仕切壁（１４８）の２辺をなす、対向する縁（１５４）
（１５６）の間に位置している。混合フラップ（１４
４）が「熱気」位置にあると、縁（１５４）は、ハウジ
ング（１０）と、加熱ラジエータ（２８）の真上にある
仕切板（２２）とに密接する（図１）。仕切壁（１４
８）は、縁（１５４）の領域において、ハウジング（１
０）の一部をなす係止部（１５７）により部分的に覆わ
れていることに注目されたい。従って、縁（１５４）が
係止部（１５７）と密接する「熱気」位置や、「熱気」
位置に近い位置に、混合フラップ（１４４）が位置する
と、冷気は、混合室に到達できない。
仕切壁（１４８）の２辺をなす、対向する縁（１５４）
（１５６）の間に位置している。混合フラップ（１４
４）が「熱気」位置にあると、縁（１５４）は、ハウジ
ング（１０）と、加熱ラジエータ（２８）の真上にある
仕切板（２２）とに密接する（図１）。仕切壁（１４
８）は、縁（１５４）の領域において、ハウジング（１
０）の一部をなす係止部（１５７）により部分的に覆わ
れていることに注目されたい。従って、縁（１５４）が
係止部（１５７）と密接する「熱気」位置や、「熱気」
位置に近い位置に、混合フラップ（１４４）が位置する
と、冷気は、混合室に到達できない。
【００２７】図３、図４，及び図５に示すように、仕切
壁（１４８）は、円弧状に延び、対向する縁（１５４）
（１５６）の近くに凹部（１５８）を有している。図３
及び図４に示す実施例においては、仕切壁（１４８）
は、１つの凹部（１５８）を有している。
壁（１４８）は、円弧状に延び、対向する縁（１５４）
（１５６）の近くに凹部（１５８）を有している。図３
及び図４に示す実施例においては、仕切壁（１４８）
は、１つの凹部（１５８）を有している。
【００２８】混合フラップ（１４４）が「冷気」位置と
「熱気」位置との中間にある時には、凹部（１５８）
は、冷気流（Ｆ１）の通路となることが、図２及び図５
からわかる。
「熱気」位置との中間にある時には、凹部（１５８）
は、冷気流（Ｆ１）の通路となることが、図２及び図５
からわかる。
【００２９】混合フラップ（１４４）が、「熱気」位置
から「冷気」位置に旋回を開始すると、混合フラップ
（１４４）は、加熱ラジエータ（１８）の真上の領域に
おいて、冷気流（Ｆ１）が熱気流（Ｆ２）と混合できる
空気路を形成し始める（図２）。この空気路の形成は、
仕切壁（１４８）の縁（１５４）が係止部（１５７）と
非係合になった時から始まる。
から「冷気」位置に旋回を開始すると、混合フラップ
（１４４）は、加熱ラジエータ（１８）の真上の領域に
おいて、冷気流（Ｆ１）が熱気流（Ｆ２）と混合できる
空気路を形成し始める（図２）。この空気路の形成は、
仕切壁（１４８）の縁（１５４）が係止部（１５７）と
非係合になった時から始まる。
【００３０】図６に示す実施例では、仕切壁（１４８）
は、上述した原理で動作する空気路を構成する２つの凹
部（１６０）を有している。
は、上述した原理で動作する空気路を構成する２つの凹
部（１６０）を有している。
【００３１】図７には、１つの補助フラップの代わり
に、蝶型の２つの補助フラップ（４６）を設けた点を除
いては、図１及び図２のものと極めて類似した暖房/空
調装置を示してある。これら２つの補助フラップ（４
６）は、加熱ラジエータ（１８）の上流側において、熱
気ダクト（１４）に収容されている。１つの補助フラッ
プの代わりに、２つの補助フラップを設けることによ
り、断面がより広い空気路を制御することができる。
に、蝶型の２つの補助フラップ（４６）を設けた点を除
いては、図１及び図２のものと極めて類似した暖房/空
調装置を示してある。これら２つの補助フラップ（４
６）は、加熱ラジエータ（１８）の上流側において、熱
気ダクト（１４）に収容されている。１つの補助フラッ
プの代わりに、２つの補助フラップを設けることによ
り、断面がより広い空気路を制御することができる。
【００３２】２つの補助フラップ（４６）は、一方が他
方よりも遅く開くという一定の規則に従って協働する。
それにより、２つの補助フラップ（４６）は、例えば、
漸進的に開いたり、ほぼ「全冷気」位置に空気を流した
りすることができる。後者の場合には、最初に、上部に
設けたフラップ（４６）が閉じ、次に、下部に設けたフ
ラップ（４６）が閉じる。
方よりも遅く開くという一定の規則に従って協働する。
それにより、２つの補助フラップ（４６）は、例えば、
漸進的に開いたり、ほぼ「全冷気」位置に空気を流した
りすることができる。後者の場合には、最初に、上部に
設けたフラップ（４６）が閉じ、次に、下部に設けたフ
ラップ（４６）が閉じる。
【００３３】上述した全ての実施例において、この暖房
/空調装置は、冷気流を熱気流に直接向けるために、混
合フラップ（１４４）が「熱気」位置から「冷気」位置
に変化する時、熱交換器に近接する領域でそれらを確実
に混合する混合手段を備えている。これにより、混合室
の容量を減少させ、暖房/空調装置の全体的な寸法を小
型化することができる。
/空調装置は、冷気流を熱気流に直接向けるために、混
合フラップ（１４４）が「熱気」位置から「冷気」位置
に変化する時、熱交換器に近接する領域でそれらを確実
に混合する混合手段を備えている。これにより、混合室
の容量を減少させ、暖房/空調装置の全体的な寸法を小
型化することができる。
【００３４】本発明は、単なる例として示した上述の実
施例に限定されるものではなく、種々の形態に変形でき
るものである。
施例に限定されるものではなく、種々の形態に変形でき
るものである。
【００３５】本発明において、複数のフラップを用いる
場合には、同種の、または異種のフラップを用いること
ができる。
場合には、同種の、または異種のフラップを用いること
ができる。
【図１】熱気位置にある場合の、本発明による暖房/空
調装置の断面図である。
調装置の断面図である。
【図２】熱気位置にある場合の、本発明による暖房/空
調装置の断面図である。
調装置の断面図である。
【図３】図１及び図２に示す暖房/空調装置の混合フラ
ップの斜視図である。
ップの斜視図である。
【図４】図３のXXXI-XXXI線断面図である。
【図５】図４のXXXII-XXXII線断面図である。
【図６】図４と同様の混合フラップの変形例を示す断面
図である。
図である。
【図７】図２と同様の暖房/空調装置の変形例を示す断
面図である。
面図である。
10 ハウジング 12 冷気ダクト 14 熱気ダクト 18 加熱ラジエータ 22 仕切板 24 送出口 26 送出口 28 混合室 46 補助フラップ 70 送出ダクト 72 フラップ 74 送出ダクト 76 フラップ 144 混合フラップ 146 軸 148 仕切壁 154 縁 156 縁 157 係止部 158 凹部 160 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン・イヴ ケーヌック フランス国 78990 エランクール リュ デュ サジテール 12 (72)発明者 フィリップ ヴァンサン フランス国 28230 エペルノン リュ デ ピクール ドゥ グレ ９
Claims (5)
- 【請求項１】 冷気ダクト（１２）と、加熱ラジエータ
（１８）を収容している熱気ダクト（１４）と、冷気ダ
クト（１２）の送出口（２４）及び熱気ダクト（１４）
の送出口（２６）と連なっている混合室（２８）と、混
合室（２８）の空気の温度を所望の割合で設定するため
に、送出口（２４）（２６）を好適に制御する混合手段
とを備え、少なくとも１つの混合手段は、「熱気」位置
において、冷気ダクト（１２）の送出口（２４）を閉
じ、「冷気」位置において、熱気ダクト（１４）の送出
口（２６）を閉じるようになっている仕切壁（１４８）
を有するドラム型の混合フラップ（１４４）からなり、
また、混合フラップ（１４４）が「熱気」位置から「冷
気」位置に移動すると、冷気流（Ｆ１）が凹部を通過し
て、熱気流（Ｆ２）と混合されるように、混合フラップ
（１４４）の仕切壁（１４８）は、少なくとも１つの凹
部（１５８）（１６０）を有する、自動車用の暖房/空
調装置。 - 【請求項２】 混合手段は、１つの混合フラップを備え
ていることを特徴とする、請求項１記載の暖房/空調装
置。 - 【請求項３】 フラップ（１４４）の仕切壁（１４８）
は、混合フラップ（１４４）の対向する２つの縁（１５
４）（１５６）の間に位置する、概ね円筒状の壁であ
り、かつ対向する縁（１５４）（１５６）に近接して凹
んでいる凹部（１５８）（１６０）を有していることを
特徴とする、請求項２記載の暖房/空調装置。 - 【請求項４】 混合フラップ（１４４）が「冷気」位置
にあると、熱気ダクト（１４）を好適に閉じるようにな
っている、少なくとも１つの補助フラップ（４６）を備
えていることを特徴とする、請求項３記載の暖房/空調
装置。 - 【請求項５】 調和して動くようになっている蝶型の２
つの補助フラップ（４６）を備えていることを特徴とす
る、請求項４記載の暖房/空調装置。
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