JPS6246563Y2 - - Google Patents
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- JPS6246563Y2 JPS6246563Y2 JP1981032835U JP3283581U JPS6246563Y2 JP S6246563 Y2 JPS6246563 Y2 JP S6246563Y2 JP 1981032835 U JP1981032835 U JP 1981032835U JP 3283581 U JP3283581 U JP 3283581U JP S6246563 Y2 JPS6246563 Y2 JP S6246563Y2
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- Japan
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- door
- air
- vent
- passage
- duct
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 13
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、ヒータコアを設けたヒータユニツト
において、ミツクスドアの開閉により温度調節す
るようにした自動車用空気調和装置に関する。
において、ミツクスドアの開閉により温度調節す
るようにした自動車用空気調和装置に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車用空気調和装置はインテークユ
ニツト1と、クーラユニツト2と、ヒータユニツ
ト3とを有している。インテークユニツト1には
モータ4により駆動されるフアン5が内蔵され、
更に車室内循環流が流入する内気流入口6と、外
気が流入する外気取入口7と、内気流入口6及び
外気取入口7の何れか一方若しくは両方から吸入
した空気をフアン5によつて送り出すための流出
口8とがインテークユニツト1に設けられてい
る。またインテークユニツト1内へ内気流入口6
を通つて流入する空気と、外気取入口7を通つて
流入する空気とを制御するため、インテークユニ
ツト1内にはインテークドア9が取付けられてい
る。インテークドア9は内気流入口6を閉じるA
位置、外気取入口7を閉じるC位置、そしてこれ
らの中間のB位置に移動する。
ニツト1と、クーラユニツト2と、ヒータユニツ
ト3とを有している。インテークユニツト1には
モータ4により駆動されるフアン5が内蔵され、
更に車室内循環流が流入する内気流入口6と、外
気が流入する外気取入口7と、内気流入口6及び
外気取入口7の何れか一方若しくは両方から吸入
した空気をフアン5によつて送り出すための流出
口8とがインテークユニツト1に設けられてい
る。またインテークユニツト1内へ内気流入口6
を通つて流入する空気と、外気取入口7を通つて
流入する空気とを制御するため、インテークユニ
ツト1内にはインテークドア9が取付けられてい
る。インテークドア9は内気流入口6を閉じるA
位置、外気取入口7を閉じるC位置、そしてこれ
らの中間のB位置に移動する。
インテークユニツト1からの空気が流入するク
ーラユニツト2にはインテークユニツト1の流出
口8に接続される流入口10が形成されると共
に、冷房サイクルの冷媒導管11からの冷媒が膨
張弁11a等の減圧手段を通つて減圧されて流入
するエバポレータ(蒸発器)12が内蔵されてお
り、このエバポレータでインテークユニツト1か
らの空気と冷媒との間で熱交換し冷却される。ク
ーラユニツト3の流出口13はヒータユニツト3
の流入口14と接続されており、クーラユニツト
2内で冷却された空気はヒータユニツト3内に流
入する。
ーラユニツト2にはインテークユニツト1の流出
口8に接続される流入口10が形成されると共
に、冷房サイクルの冷媒導管11からの冷媒が膨
張弁11a等の減圧手段を通つて減圧されて流入
するエバポレータ(蒸発器)12が内蔵されてお
り、このエバポレータでインテークユニツト1か
らの空気と冷媒との間で熱交換し冷却される。ク
ーラユニツト3の流出口13はヒータユニツト3
の流入口14と接続されており、クーラユニツト
2内で冷却された空気はヒータユニツト3内に流
入する。
ヒータユニツト3内には、ヒータユニツト3内
に流入した空気を加熱するために、導管tにより
循環するエンジン冷却水が温水コツクCを通つて
流入するヒータコア15を組み込んでおり、ヒー
タユニツト3のこのヒータコア15の上流部には
ヒータコア15へ流入する空気量とヒータコアを
バイパスする空気量を調整するミツクスドア16
が取付けられている。このミツクスドア16を開
位置(F位置)、閉位置(D位置)、或いはこれら
の間の任意の中間位置、例えばE位置に作動する
ことにより、ヒータユニツト3に流入した空気を
全てヒータコア16を経て車室内に送つたり、ヒ
ータコア16を通すことなく直接車室内に送つた
り、或いは空気の一部をヒータコア15を通し加
熱し他の空気をヒータコア15を通さずその後ミ
ツクスし適温に調整した車室内に送つたり、又は
ミツクスせず別々の吹出口から車室内に送るよう
にしている。
に流入した空気を加熱するために、導管tにより
循環するエンジン冷却水が温水コツクCを通つて
流入するヒータコア15を組み込んでおり、ヒー
タユニツト3のこのヒータコア15の上流部には
ヒータコア15へ流入する空気量とヒータコアを
バイパスする空気量を調整するミツクスドア16
が取付けられている。このミツクスドア16を開
位置(F位置)、閉位置(D位置)、或いはこれら
の間の任意の中間位置、例えばE位置に作動する
ことにより、ヒータユニツト3に流入した空気を
全てヒータコア16を経て車室内に送つたり、ヒ
ータコア16を通すことなく直接車室内に送つた
り、或いは空気の一部をヒータコア15を通し加
熱し他の空気をヒータコア15を通さずその後ミ
ツクスし適温に調整した車室内に送つたり、又は
ミツクスせず別々の吹出口から車室内に送るよう
にしている。
前記ヒータコア15の下流側には混合室17が
形成され、混合室17には、ヒータユニツト3か
ら導いてフロントガラスの内面に沿つて空気を吹
き出させるためのデフダクト18と、自動車の前
席の足元に向つて空気を吹き出させるためのフロ
ントダクト19と運転席前方のインストルメント
パネルに組み付けられたセンターベンチレータ
(図示省略)から車室内へ吹出すために空気を送
るベントダクト20とが開口している。更に、第
2図に示すようにデフダクト18の配風制御を行
うためのデフドア21、ベントダクト20への配
風制御を行うためのベントドア22、フロアダク
ト19への配風制御を行うためのフロアドア23
がヒータユニツト3内に取付けられている。
形成され、混合室17には、ヒータユニツト3か
ら導いてフロントガラスの内面に沿つて空気を吹
き出させるためのデフダクト18と、自動車の前
席の足元に向つて空気を吹き出させるためのフロ
ントダクト19と運転席前方のインストルメント
パネルに組み付けられたセンターベンチレータ
(図示省略)から車室内へ吹出すために空気を送
るベントダクト20とが開口している。更に、第
2図に示すようにデフダクト18の配風制御を行
うためのデフドア21、ベントダクト20への配
風制御を行うためのベントドア22、フロアダク
ト19への配風制御を行うためのフロアドア23
がヒータユニツト3内に取付けられている。
そして、これら各種ドアの開閉により空気調和
装置は各モードに設定される。すなわち、クーラ
モードにおいてはベントドア22を全開にし、デ
フドア21およびフロアドア23を全閉とし、バ
イレベルモードではベントドア22をおよびフロ
アドア23を半開とし、デフドア21を全閉にす
る。さらにヒータモードにおいてはベントドア2
2を全閉にし、フロアド23を全開とし、デフド
ア21を半開にする。また、デフモードのときに
はベトドア22およびフロアドア23を全閉に
し、デフドア21を全開とする。
装置は各モードに設定される。すなわち、クーラ
モードにおいてはベントドア22を全開にし、デ
フドア21およびフロアドア23を全閉とし、バ
イレベルモードではベントドア22をおよびフロ
アドア23を半開とし、デフドア21を全閉にす
る。さらにヒータモードにおいてはベントドア2
2を全閉にし、フロアド23を全開とし、デフド
ア21を半開にする。また、デフモードのときに
はベトドア22およびフロアドア23を全閉に
し、デフドア21を全開とする。
なお、各モードにおける空気の温度調整はミツ
クスドア16の開度調整によりヒータコア15を
通過して混合室に入る空気量と直接混合室に入る
空気量の比を変化することにより行なわれる。
クスドア16の開度調整によりヒータコア15を
通過して混合室に入る空気量と直接混合室に入る
空気量の比を変化することにより行なわれる。
前記混合室17の上流側には上下に間隔を配し
て2つの固定配風板24,25が設けられ、前記
配風板24はクーラユニツトからの冷風をヒータ
ユニツトの中心側に案内し、前記配風板25はヒ
ータコア15を通過した温風をヒータユニツトの
中心側に導き、前記冷風と温風とを衝突せしめそ
の混合を良好にするようにしていた。
て2つの固定配風板24,25が設けられ、前記
配風板24はクーラユニツトからの冷風をヒータ
ユニツトの中心側に案内し、前記配風板25はヒ
ータコア15を通過した温風をヒータユニツトの
中心側に導き、前記冷風と温風とを衝突せしめそ
の混合を良好にするようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、このように、2つの固定配風板2
4,25を混合室17の上流域に設けると、これ
ら配風板により空気通路が狭くなるとともに通気
抵抗が大きくなり効率が悪いという欠点があつ
た。
4,25を混合室17の上流域に設けると、これ
ら配風板により空気通路が狭くなるとともに通気
抵抗が大きくなり効率が悪いという欠点があつ
た。
本考案は、かかる点に鑑み、ヒータユニツトの
空気通路を狭めることなく、通気抵抗を小さく
し、しかも構造も簡単で温風と冷風とを充分に混
合させ得るようにすることを目的とする。
空気通路を狭めることなく、通気抵抗を小さく
し、しかも構造も簡単で温風と冷風とを充分に混
合させ得るようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するための本考案は、ヒータコ
アが内蔵されたヒータユニツト内の下流側に混合
室を形成し、前記混合室の下流域をベント通路と
併用通路とに分離する仕切壁を前記ヒータユニツ
ト内に設け、前記ベント通路にベントダクトを接
続すると共に、前記併用通路にデフダクトとフロ
アダクトとを接続し、前記ベント通路を開閉する
ベトンドアを前記ベント通路の入口部に回動自在
に設けると共に、前記併用通路を開閉するフロア
ドアを前記併用通路の入口部に回動自在に設け、
前記ベントドアと前記フロアドアとを、それぞれ
の内側が凹部となるように断面弧状に湾曲して形
成したことを特徴とする自動車用空気調和装置で
ある。
アが内蔵されたヒータユニツト内の下流側に混合
室を形成し、前記混合室の下流域をベント通路と
併用通路とに分離する仕切壁を前記ヒータユニツ
ト内に設け、前記ベント通路にベントダクトを接
続すると共に、前記併用通路にデフダクトとフロ
アダクトとを接続し、前記ベント通路を開閉する
ベトンドアを前記ベント通路の入口部に回動自在
に設けると共に、前記併用通路を開閉するフロア
ドアを前記併用通路の入口部に回動自在に設け、
前記ベントドアと前記フロアドアとを、それぞれ
の内側が凹部となるように断面弧状に湾曲して形
成したことを特徴とする自動車用空気調和装置で
ある。
(作 用)
混合室内は上流域と下流域とにそれぞれ区分さ
れ、下流域が仕切壁によつてベント通路と併用通
路とに区画されている。したがつて、ヒータコア
を通過した温風とバイパスした冷風とは混合室の
上流域で充分に混合されると共に、下流域を構成
するベント或いは併用通路内でも混合されること
になる。この混合作用はベントドアとフロアドア
とがそれぞれ弧状となつていることから、通気抵
抗を増加することなく達成される。
れ、下流域が仕切壁によつてベント通路と併用通
路とに区画されている。したがつて、ヒータコア
を通過した温風とバイパスした冷風とは混合室の
上流域で充分に混合されると共に、下流域を構成
するベント或いは併用通路内でも混合されること
になる。この混合作用はベントドアとフロアドア
とがそれぞれ弧状となつていることから、通気抵
抗を増加することなく達成される。
(実施例)
以下、第3図乃至第6図を参照して本考案の一
実施例について説明する。なお、第3図乃至第6
図において、第1図および第2図と同一部材には
同一符号を付す。
実施例について説明する。なお、第3図乃至第6
図において、第1図および第2図と同一部材には
同一符号を付す。
第3図乃至第6図において、ヒータユニツト3
0の上側ケーシング31の下流域は内側を凹部と
して孤状に丸く形成され、その下側ケーシング3
2も全体として内側を凹部として孤状に丸く形成
されている。このように、それぞれ弧状に丸く形
成されたケーシング31,32内は、混合室の上
流域Mに対して下流側に位置する混合室の下流域
となつている。
0の上側ケーシング31の下流域は内側を凹部と
して孤状に丸く形成され、その下側ケーシング3
2も全体として内側を凹部として孤状に丸く形成
されている。このように、それぞれ弧状に丸く形
成されたケーシング31,32内は、混合室の上
流域Mに対して下流側に位置する混合室の下流域
となつている。
前記ヒータコア15の下流側に設けられた混合
室の下流域中央部には空気の流れ方向に水平に伸
びる仕切壁33が設けられ、この仕切壁33と前
記上側ケーシング31間にはベント通路34が形
成され、ベント通路34の下流端にはベントダク
ト34aが連結されインストルメントパネルの吹
出口(図示しない)へ通じる。前記仕切壁33と
前記下側ケーシング32間には併用通路35が形
成され、この併用通路35の下流端部にはデフダ
クト36およびフロアダクト37が連通されそれ
ぞれの吹出口へ通じる。
室の下流域中央部には空気の流れ方向に水平に伸
びる仕切壁33が設けられ、この仕切壁33と前
記上側ケーシング31間にはベント通路34が形
成され、ベント通路34の下流端にはベントダク
ト34aが連結されインストルメントパネルの吹
出口(図示しない)へ通じる。前記仕切壁33と
前記下側ケーシング32間には併用通路35が形
成され、この併用通路35の下流端部にはデフダ
クト36およびフロアダクト37が連通されそれ
ぞれの吹出口へ通じる。
前記ベント通路34の上流端にはベントドア3
8がその入口を開閉するために回動自在に設けら
れ、前記併用通路35の上流端にはフロアドア3
9がその入口を開閉するために回動自在に設けら
れている。前記ベントドア38の回動中心38a
は上側ケーシング31の内側に形成され、前記フ
ロントドア39の回動中心39aは下側ケーシン
グ32の内側に形成されている。そして、前記両
ドア38,39は断面孤状をなしており、両ドア
を閉じたときには、両ドアはそれらの回動中心3
8a,39aから仕切壁33の上流端に向つて斜
め下流側に伸びている。そして、それぞれのドア
38,39の先端は仕切壁33に当接するように
なつている。
8がその入口を開閉するために回動自在に設けら
れ、前記併用通路35の上流端にはフロアドア3
9がその入口を開閉するために回動自在に設けら
れている。前記ベントドア38の回動中心38a
は上側ケーシング31の内側に形成され、前記フ
ロントドア39の回動中心39aは下側ケーシン
グ32の内側に形成されている。そして、前記両
ドア38,39は断面孤状をなしており、両ドア
を閉じたときには、両ドアはそれらの回動中心3
8a,39aから仕切壁33の上流端に向つて斜
め下流側に伸びている。そして、それぞれのドア
38,39の先端は仕切壁33に当接するように
なつている。
なお、前記デフダクト36の入口にはデフドア
40が設けられている。
40が設けられている。
また、前記両ドア38,39は図示しないリン
ク機構によつて連結され、一方のドアを閉じると
他方のドアが開放され相互に連動するようになつ
ている。
ク機構によつて連結され、一方のドアを閉じると
他方のドアが開放され相互に連動するようになつ
ている。
第3図は、外気が高温で冷房したいときや日中
長く駐車している車内を急速に冷房したいときに
選択するクーラモードのドアの開閉状態を示し、
このときにはベントドア38は全開でフロアドア
39およびデフドア40が全閉となつている。こ
のときミツクスドア16によつてヒータコア15
を通過する空気と通過しない空気に分けられる。
ヒータコア15を通過して温風となつた空気はフ
ロアドア39により混合室の上流域Mに案内され
て、ここを通過してベント通路34入口側に導び
かれヒータコア15を通過しない冷風と衝突して
良好な混合状態となりベントダクト34aに流入
する。このとき、ベントダクト34aからの吹出
空気の温度はミツクスドア16の温度調節によつ
てなされる。
長く駐車している車内を急速に冷房したいときに
選択するクーラモードのドアの開閉状態を示し、
このときにはベントドア38は全開でフロアドア
39およびデフドア40が全閉となつている。こ
のときミツクスドア16によつてヒータコア15
を通過する空気と通過しない空気に分けられる。
ヒータコア15を通過して温風となつた空気はフ
ロアドア39により混合室の上流域Mに案内され
て、ここを通過してベント通路34入口側に導び
かれヒータコア15を通過しない冷風と衝突して
良好な混合状態となりベントダクト34aに流入
する。このとき、ベントダクト34aからの吹出
空気の温度はミツクスドア16の温度調節によつ
てなされる。
第4図は頭寒足熱の暖房をするバイレベルモー
ドを示し、このときには、これらのドア38,3
9,40は全て中間位置をとつており、ベントダ
クト34aからは冷風がフロアダクト37および
デフダクト36からは温風が吹出す。
ドを示し、このときには、これらのドア38,3
9,40は全て中間位置をとつており、ベントダ
クト34aからは冷風がフロアダクト37および
デフダクト36からは温風が吹出す。
第5図はヒータモードを示し、前記ベントドア
38およびデフドア40は全閉され、フロアドア
39は全開となつており、足元に温風が吹出す。
このときには冷風はベントドア38によつて混合
室の下流域Mに案内され、ここを通つて併用通路
35の入口側に案内され、ヒータコア15を通過
して温風になつた空気と衝突して良好な混合状態
になる。
38およびデフドア40は全閉され、フロアドア
39は全開となつており、足元に温風が吹出す。
このときには冷風はベントドア38によつて混合
室の下流域Mに案内され、ここを通つて併用通路
35の入口側に案内され、ヒータコア15を通過
して温風になつた空気と衝突して良好な混合状態
になる。
第6図はフロントガラスが曇つたときや、霜が
付着したときに選択するデフモードを示し、この
とき、前記ベントドア38は全閉し、フロアドア
39を全開するとともにデフドア40によつてフ
ロアダクト37の入口を閉じ、デフダクト36を
開放する。したがつてデフダクト36からの良好
な混合状態の空気が吹出すことになる。
付着したときに選択するデフモードを示し、この
とき、前記ベントドア38は全閉し、フロアドア
39を全開するとともにデフドア40によつてフ
ロアダクト37の入口を閉じ、デフダクト36を
開放する。したがつてデフダクト36からの良好
な混合状態の空気が吹出すことになる。
第7図は仕切壁の近傍に回転中心を設けた場合
を示すものであり、第3図のクーラーモードに対
応する。
を示すものであり、第3図のクーラーモードに対
応する。
なお、前記ベントドア38とフロアドア39と
は前述のように連動するようになつており、両ド
ア38,39は互いのドア面に加わる風圧を相殺
するように連動するので両ドア38,39の開閉
操作も小さい力ですむ。たとえば、クーラモード
(第3図)からヒータモード(第5図)に切換え
る場合を考えてみると、フロアドア39に加わる
風圧をベントドア38を動かすための力として利
用できるので、両ドアを動かすのには小さな力し
か要求されない。
は前述のように連動するようになつており、両ド
ア38,39は互いのドア面に加わる風圧を相殺
するように連動するので両ドア38,39の開閉
操作も小さい力ですむ。たとえば、クーラモード
(第3図)からヒータモード(第5図)に切換え
る場合を考えてみると、フロアドア39に加わる
風圧をベントドア38を動かすための力として利
用できるので、両ドアを動かすのには小さな力し
か要求されない。
本考案は、上述したように、ヒータユニツト内
に形成された混合室を上流域と下流域に区分し、
下流域内を仕切壁によりベント通路と併用通路と
に区画し、それぞれの通路を断面が弧状となつた
ドアにより開閉するようにしたので、冷風と温風
は上流域と下流域とで充分に混合され、ヒータユ
ニツト内部を流れる空気の流通抵抗を上昇させる
ことなく、温風と冷風のミツクス性を向上させる
ことができる。また、ベントドアとフロアドアと
が配風板としての機能をも果し、混合室の通気抵
抗ともならず、構造も簡単でしかも材料の節約に
もなるという効果を奏する。
に形成された混合室を上流域と下流域に区分し、
下流域内を仕切壁によりベント通路と併用通路と
に区画し、それぞれの通路を断面が弧状となつた
ドアにより開閉するようにしたので、冷風と温風
は上流域と下流域とで充分に混合され、ヒータユ
ニツト内部を流れる空気の流通抵抗を上昇させる
ことなく、温風と冷風のミツクス性を向上させる
ことができる。また、ベントドアとフロアドアと
が配風板としての機能をも果し、混合室の通気抵
抗ともならず、構造も簡単でしかも材料の節約に
もなるという効果を奏する。
第1図は従来の自動車用空気調和装置の縦断面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図乃至
第6図は本考案の自動車用空気調和の縦断面図
で、第3図はクーラモード時、第4図はバイレベ
ル時、第5図はヒータモード時、第6図はデフモ
ード時の各ドアの開閉状態説明図、第7図は本考
案の他の実施例を示す縦断面図である。 1……インテークユニツト、2……クーラユニ
ツト、15……ヒータコア、16……ミツクスド
ア、17……混合室、34……ベント通路、34
a……ベントダクト、36……デフダクト、37
……フロアダクト、38……ベントドア、39…
…フロアドア、40……デフドア、M……上流
域。
図、第2図は第1図の−断面図、第3図乃至
第6図は本考案の自動車用空気調和の縦断面図
で、第3図はクーラモード時、第4図はバイレベ
ル時、第5図はヒータモード時、第6図はデフモ
ード時の各ドアの開閉状態説明図、第7図は本考
案の他の実施例を示す縦断面図である。 1……インテークユニツト、2……クーラユニ
ツト、15……ヒータコア、16……ミツクスド
ア、17……混合室、34……ベント通路、34
a……ベントダクト、36……デフダクト、37
……フロアダクト、38……ベントドア、39…
…フロアドア、40……デフドア、M……上流
域。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータコアが内蔵されたヒータユニツト内の
下流側に混合室を形成し、前記混合室の下流域
をベント通路と併用通路とに分離する仕切壁を
前記ヒータユニツト内に設け、前記ベント通路
にベントダクトを接続すると共に、前記併用通
路にデフダクトとフロアダクトとを接続し、前
記ベント通路を開閉するベトンドアを前記ベン
ト通路の入口部に回動自在に設けると共に、前
記併用通路を開閉するフロアドアを前記併用通
路の入口部に回動自在に設け、前記ベントドア
と前記フロアドアとをそれぞれの内側が凹部と
なるように断面弧状に湾曲して形成したことを
特徴とする自動車用空気調和装置。 (2) 前記ベントドアと前記フロアドアとの両方を
相互にリンク機構で連結し、一方のドアと他方
のドアとを連動させるようにしたことを特徴と
する前記実用新案登録請求の範囲第1項に記載
の自動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981032835U JPS6246563Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981032835U JPS6246563Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147104U JPS57147104U (ja) | 1982-09-16 |
JPS6246563Y2 true JPS6246563Y2 (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=29830218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981032835U Expired JPS6246563Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6246563Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6356019B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2018-07-11 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4117017Y1 (ja) * | 1964-01-11 | 1966-08-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50150052U (ja) * | 1974-05-28 | 1975-12-13 | ||
JPS5732901Y2 (ja) * | 1978-05-22 | 1982-07-20 |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP1981032835U patent/JPS6246563Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4117017Y1 (ja) * | 1964-01-11 | 1966-08-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147104U (ja) | 1982-09-16 |
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