JP2000189218A - 電動ファスナ― - Google Patents

電動ファスナ―

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JP2000189218A
JP2000189218A JP10376898A JP37689898A JP2000189218A JP 2000189218 A JP2000189218 A JP 2000189218A JP 10376898 A JP10376898 A JP 10376898A JP 37689898 A JP37689898 A JP 37689898A JP 2000189218 A JP2000189218 A JP 2000189218A
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flexible rod
motor
fastener
slider
peripheral surface
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JP10376898A
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Tomokatsu Narukawa
友克 成川
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ファスナーの長手方向に沿ってフレキシブ
ル杆1を配設し、フレキシブル杆1の端部をモーターM
の回転に連動させ、モーターMの回転で回転するフレキ
シブル杆1の周面に設けた螺旋条1Aによってフレキシ
ブル杆1の長手方向に移動する連動駒2をスライダー3
に連結する。連動駒2は、摺接部の先端を出没自在に設
ける。フレキシブル杆1を、務歯4と平行に設けた収納
筒体8の内部に収納する。この収納筒体8の内部に緩嵌
する外周面と、フレキシブル杆1の外側面に摺接する内
周面とを有するガイド管2Dを連動駒2に設ける。 【効果】テント等の大型の収納体からバッグ等の小型の
収納体に至るまで使用が可能になる。モーターが作動し
ない場合でも、手動での開閉ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば旅行用鞄や
セカンドバッグなどのバッグ類、あるいは、テント等の
大型の収納体に使用するファスナーのスライダーを電動
で開閉操作する電動ファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のファスナーとして、特公
平 5-4083 号公報に記載されたファスナーの自動開閉装
置や、特開平10-108号公報に記載されたモーターで駆動
するファスナー等がある。この装置は、主に魚網やチュ
ーブコンベアなどに用いられるファスナ−を自動的に開
閉する装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらのフ
ァスナーは、いずれも駆動用のモーターをスライダーに
装着しているので、駆動用のモーターを小型に形成して
も、このスライダーやファスナーが大型になる不都合が
ある。したがって、魚網やチューブコンベアなどの大型
の物品に使用することはできても、旅行用鞄やセカンド
バッグなどの小型の物品類に用いることは困難であっ
た。
【0004】しかも、これらのファスナーは、モーター
を駆動しなければファスナーの開閉ができない構造であ
るから、万が一、バッテリーが切れた場合など、手動で
開閉するには、極めて面倒な手間を要するおそれもあ
る。
【0005】また、バッグ類などに使用されているファ
スナーの操作は、健常者にとっては容易に行うことがで
きるが、手指の操作が不自由な者にとっては、極めて困
難な操作になっている。また、ファスナーによっては、
スライダーを移動させる際に、ファスナーの端部を持た
なければスライダーの移動が困難なタイプもあり、この
ようなファスナーを片手で操作する場合は、健常者であ
っても困難な操作になっていた。
【0006】そこで、本発明は上述の課題を解消すべく
創出されたもので、テント等の大型の収納体からバッグ
等の小型の収納体に至るまで使用が可能で、しかも、モ
ーターが作動しない場合でも、手動での開閉ができる電
動ファスナーの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
本発明の第1の手段は、駆動用モーターMの回転でスラ
イダー1が移動する電動ファスナーにおいて、ファスナ
ーの長手方向に沿ってフレキシブル杆1を配設し、フレ
キシブル杆1の端部をモーターMの回転に連動させ、モ
ーターMの回転で回転するフレキシブル杆1の周面に設
けた螺旋条1Aによってフレキシブル杆1の長手方向に
移動する連動駒2をスライダー3に連結したことにあ
る。
【0008】また、第2の手段の連動駒2は、前記フレ
キシブル杆1の螺旋条1Aに摺接する先端を出没自在に
設ける。
【0009】更に、第3の手段のフレキシブル杆1は、
務歯4と平行に設けた収納筒体8の内部に収納され、こ
の収納筒体8の内部に緩嵌する外周面とフレキシブル杆
1の外側面に摺接する内周面とを有するガイド管2Dを
前記連動駒2に設けたことを課題解消のための手段とす
る。
【0010】本発明電動ファスナーによると、ファスナ
ーのスライダー3に連結固定した連動駒2を、モーター
Mの回転で回転するフレキシブル杆1の螺旋条1Aで移
動させることでファスナーのスライダー3を開閉する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0012】フレキシブル杆1は、モーターMの駆動に
連動して正回転と逆回転とに回転する。そして、このフ
レキシブル杆1の周囲に設けた螺旋条1Aに沿って、連
動駒2を直線状に移動させる(図1参照)。図示の螺旋
条1Aは、フレキシブル杆1の周囲に突設しているが、
フレキシブル杆1の周囲に凹設する螺旋条1Aでもよ
い。また、フレキシブル杆1は、務歯4と平行に設けて
あり、この務歯4が屈曲する場合は、フレキシブル杆1
もまた、同様に屈曲して設ける。図示のフレキシブル杆
1は、テープ5に沿って固定しているが、このフレキシ
ブル杆1の固定位置は任意に設定できるものである。
【0013】フレキシブル杆1は、連動駒2をスライド
させる切欠を側面に設けた収納筒体8に収納している。
そして、この収納筒体8の内部を移動するガイド管2D
を連動駒2の先端に設けている。ガイド管2Dは、収納
筒体8の内部に緩嵌する外周面と、フレキシブル杆1の
外側面に摺接する内周面とを有する管体状を成している
(図2、図3参照)。このガイド管2Dにより、螺旋条
1Aと連動駒2の先端部との距離を一定に保つことがで
きる。
【0014】連動駒2は、螺旋条1Aによってフレキシ
ブル杆1の長手方向に移動するもので、スライダー3に
固定する固定部2Bと、フレキシブル杆1の螺旋条1A
に摺接する摺接部2Aとを設けている。図示の摺接部2
Aは、尖鋭状をなした摺接部2Aの基端部にコイルスプ
リング2Cを配設して、摺接部2Aをフレキシブル杆1
方向に押圧付勢している。これは、スライダー3を手指
で強制的に操作した場合に、摺接部2Aが螺旋条1Aか
ら自動的に外れるようにしたものである。また、このス
プリング3Cによって、務歯4端部までスライダー3を
移動させた場合の安全装置としても機能する。
【0015】一方、スライダー3に固定する連動駒2の
固定部2Bは、スライダー3の任意の位置に固定できる
ものである。例えば、図1および図2に示す固定部2B
は、スライダー3の引手6に固定している。この引手6
は、スライダー3の胴体7に固定している。また、図3
に示す固定部2Bは、胴体7に直接固定した状態を示し
ている。この場合、スライダー3の引手6は揺動自在に
なるので、引手6を自由に操作できるので、電動と手動
とを併用する場合に適したものになる。
【0016】フレキシブル杆1を連動するモーターM
は、このフレキシブル杆1の端部に配設するもので、図
示例ではモーターMにフレキシブル杆1を直接連結して
いるが、いくつかの歯車を介して連結してもよい。更
に、フレキシブル杆1を延長することで、モーターMの
位置を、ファスナーから離して設置することもできる。
また、図示では、電池やスイッチなどを省略している
が、モーターMの駆動操作に必要な装置は従来技術の選
択で適宜配されるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したことによ
り、当初の目的を達成する。すなわち、請求項1のフレ
キシブル杆1と連動駒2とによって、モーターMを連動
駒2から離して設置できるので、モーターMをスライダ
ー3に装着した従来のファスナーに比べて、スライダー
3を小型にすることができる。この結果、大型の収納体
からバッグ等の小型の収納体に至るまで使用が可能にな
った。したがって、旅行用鞄やセカンドバッグなどに設
けられたファスナーでも電動で操作することができる。
【0018】また、請求項2により、モーターが作動し
ない場合でも、手動での開閉が可能になった。したがっ
て、従来の電動ファスナーのように、バッテリーが切れ
た場合でも、極めて面倒な手間を要せずに手動で開閉で
きる。
【0019】更に、請求項3により、螺旋条1Aと連動
駒2の先端部との距離を一定に保つことができるので、
安定した操作ができる。しかも、フレキシブル杆1と連
動駒2の螺旋条1Aの係合部分とを収納筒体8が保護す
るので、操作時の安全性を高める。また、フレキシブル
杆1の螺旋条1Aを保護して耐久性を高めている。
【0020】このように、本発明によると、テント等の
大型の収納体からバッグ等の小型の収納体に至るまで使
用が可能で、しかも、モーターが作動しない場合でも、
手動での開閉ができるなどといった有益な種々の効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】本発明の一実施例を示す横断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す横断面図。
【符号の説明】
M モーター 1 フレキシブル杆 1A 螺旋条 2 連動駒 2A 摺接部 2B 固定部 2C コイルスプリング 2D ガイド管 3 スライダー 4 務歯 5 テープ 6 引手 7 胴体 8 収納筒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用モーターの回転でスライダーが移
    動する電動ファスナーにおいて、ファスナーの長手方向
    に沿ってフレキシブル杆を配設し、フレキシブル杆の端
    部をモーターの回転に連動させ、モーターの回転で回転
    するフレキシブル杆の周面に設けた螺旋条によってフレ
    キシブル杆の長手方向に移動する連動駒をスライダーに
    連結したことを特徴とする電動ファスナー。
  2. 【請求項2】 前記連動駒は、前記フレキシブル杆の螺
    旋条に摺接する先端を出没自在に設けた請求項1記載の
    電動ファスナー。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブル杆は、務歯と平行に設
    けた収納筒体の内部に収納され、この収納筒体の内部に
    緩嵌する外周面とフレキシブル杆1の外側面に摺接する
    内周面とを有するガイド管を前記連動駒2に設けた請求
    項1又は2記載の電動ファスナー。
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