JP2524390Y2 - 蓋付きガスコックの構造 - Google Patents
蓋付きガスコックの構造Info
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- JP2524390Y2 JP2524390Y2 JP1989132199U JP13219989U JP2524390Y2 JP 2524390 Y2 JP2524390 Y2 JP 2524390Y2 JP 1989132199 U JP1989132199 U JP 1989132199U JP 13219989 U JP13219989 U JP 13219989U JP 2524390 Y2 JP2524390 Y2 JP 2524390Y2
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- JP
- Japan
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- plug
- socket
- lid
- releasing means
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、蓋付きガスコックにおいて蓋にソケットを
解除するための機能を設けた考案に関するものである。
解除するための機能を設けた考案に関するものである。
[従来の技術] 従来にあっては、プラグを有するガス用のコック本体
を収納した筐体を壁や床に設けた開口の裏側に配置し、
開口の外側に表面プレートを設け、表面プレートの開口
部にプラグを対向させ、表面プレートの開口部に設けた
蓋を開いて露出したプラグにソケットをはめ込んでい
た。ソケットを外すにはコック本体の近くに設けた解除
釦を押して解除釦の押圧により解除機構を動作させてプ
ラグの接続解除具を押してソケットとプラグとの結合を
解除するようにしていた。そして、このように解除釦を
操作することによりソケットとプレートとの結合を解除
するものとして例えば実願昭59−156804号が知られてい
る。
を収納した筐体を壁や床に設けた開口の裏側に配置し、
開口の外側に表面プレートを設け、表面プレートの開口
部にプラグを対向させ、表面プレートの開口部に設けた
蓋を開いて露出したプラグにソケットをはめ込んでい
た。ソケットを外すにはコック本体の近くに設けた解除
釦を押して解除釦の押圧により解除機構を動作させてプ
ラグの接続解除具を押してソケットとプラグとの結合を
解除するようにしていた。そして、このように解除釦を
操作することによりソケットとプレートとの結合を解除
するものとして例えば実願昭59−156804号が知られてい
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記した従来例においては、押釦を押して
ソケットとプラグとの結合を解除した後に押釦を離し、
その後表面プレートを指でつまみ表面プレートを閉じる
という作業が必要で、押釦を指で押す操作の後で表面プ
レートをつまむという煩わしい手間が必要であり、ま
た、押釦が露出するため見苦しく、また、別部品の押釦
が必要で部品点数が増加し、また、蓋の隣りに蓋とは別
体の押釦が露出するので蓋の開閉の際に押釦が邪魔にな
るおそれもあった。
ソケットとプラグとの結合を解除した後に押釦を離し、
その後表面プレートを指でつまみ表面プレートを閉じる
という作業が必要で、押釦を指で押す操作の後で表面プ
レートをつまむという煩わしい手間が必要であり、ま
た、押釦が露出するため見苦しく、また、別部品の押釦
が必要で部品点数が増加し、また、蓋の隣りに蓋とは別
体の押釦が露出するので蓋の開閉の際に押釦が邪魔にな
るおそれもあった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、プラグを覆う開
閉自在な蓋を操作することでソケット解除手段を操作し
てソケットを外すことができて、外観を向上させ、操作
性を良くし、更に、部品点数を少なくすることができる
と共に、プラグに近い位置で蓋を開閉でき、しかもプラ
グの前方への蓋の突出幅を小さくして蓋の納まりを良く
してコンパクト化を図ることができる蓋付きガスコック
の構造を提供するにある。
のであって、その目的とするところは、プラグを覆う開
閉自在な蓋を操作することでソケット解除手段を操作し
てソケットを外すことができて、外観を向上させ、操作
性を良くし、更に、部品点数を少なくすることができる
と共に、プラグに近い位置で蓋を開閉でき、しかもプラ
グの前方への蓋の突出幅を小さくして蓋の納まりを良く
してコンパクト化を図ることができる蓋付きガスコック
の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の蓋付きガスコックの構造は、プラグ1内にソ
ケット2の接続により開となり且つソケット2を外すこ
とで閉となる弁3を備えたガスコックにおいて、プラグ
1の前方を覆う移動自在な蓋4の軸12を蓋4の中央部寄
りで且つプラグ1の前面より後方寄りの位置に配置し、
該蓋4がプラグ1の前方を覆う第1の位置Aと、プラグ
1の前方を開放した第2の位置Bと、プラグ1の前方を
開放したままソケット2を解除するためのソケット解除
手段5をソケット2解除側に操作する第3の位置Cとに
移動自在として成るものであって、このような構成を採
用することで上記した従来例の問題点を解決して本考案
の目的を達成したものである。
ケット2の接続により開となり且つソケット2を外すこ
とで閉となる弁3を備えたガスコックにおいて、プラグ
1の前方を覆う移動自在な蓋4の軸12を蓋4の中央部寄
りで且つプラグ1の前面より後方寄りの位置に配置し、
該蓋4がプラグ1の前方を覆う第1の位置Aと、プラグ
1の前方を開放した第2の位置Bと、プラグ1の前方を
開放したままソケット2を解除するためのソケット解除
手段5をソケット2解除側に操作する第3の位置Cとに
移動自在として成るものであって、このような構成を採
用することで上記した従来例の問題点を解決して本考案
の目的を達成したものである。
[作用] しかして、プラグ1にソケット2が接合された状態で
ソケット2を第3の位置に移動することでソケット解除
手段5を操作してソケット2をプラグ1から解除するも
のである。そして、プラグ1の前方を覆う開閉自在な蓋
4の移動によりソケット解除手段5を操作することで、
別体の操作手段が必要でなく、また、蓋4の操作で良い
のでソケット2の先端付近で接続解除具24をつまんで引
く場合に比べて操作性が良くなるようになった。しか
も、プラグ1の前方を覆う移動自在な蓋4の軸12を蓋4
の中央部寄りで且つプラグ1の前面より後方寄りの位置
に配置したから、プラグ1の前方を覆う位置にある蓋4
を開放すると、蓋4は蓋4の中央部寄りで且つプラグ1
の前面よりも後方寄りの位置にある軸12を中心としてプ
ラグ1の前方からプラグ1の側方へと回動するようにな
り、プラグ1に近い位置で蓋4を開閉できるので蓋4の
移動量が少なくて済み、操作性が良くなると共に、蓋4
がプラグ1の側方へ回動することでプラグ1の前方への
蓋4の突出幅が小さくなり、たとえ大型の蓋4であって
も、蓋4全体がプラグ1の前方へ大きく突出するのを防
止できるようになった。
ソケット2を第3の位置に移動することでソケット解除
手段5を操作してソケット2をプラグ1から解除するも
のである。そして、プラグ1の前方を覆う開閉自在な蓋
4の移動によりソケット解除手段5を操作することで、
別体の操作手段が必要でなく、また、蓋4の操作で良い
のでソケット2の先端付近で接続解除具24をつまんで引
く場合に比べて操作性が良くなるようになった。しか
も、プラグ1の前方を覆う移動自在な蓋4の軸12を蓋4
の中央部寄りで且つプラグ1の前面より後方寄りの位置
に配置したから、プラグ1の前方を覆う位置にある蓋4
を開放すると、蓋4は蓋4の中央部寄りで且つプラグ1
の前面よりも後方寄りの位置にある軸12を中心としてプ
ラグ1の前方からプラグ1の側方へと回動するようにな
り、プラグ1に近い位置で蓋4を開閉できるので蓋4の
移動量が少なくて済み、操作性が良くなると共に、蓋4
がプラグ1の側方へ回動することでプラグ1の前方への
蓋4の突出幅が小さくなり、たとえ大型の蓋4であって
も、蓋4全体がプラグ1の前方へ大きく突出するのを防
止できるようになった。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
添付図面の実施例では壁材や床材等の内装材32の開口
33に対応して内装材32の後方側に取り付けられる筐体6
内に器具本体7が内装してある。内装材32の開口33の外
側には表面プレート34が取り付けられ(この表面プレー
ト34は筐体6にねじ等で取り付けられる)、表面プレー
ト34には開口部35が設けてある。器具本体7にはプラグ
1が設けてあり、プラグ1の先端部は上記表面プレート
34の開口部35に対向している。プラグ1内にはソケット
2の接続により開となりソケット2を外すことで閉とな
る弁3を備えてある。ソケット2は第8図に示すような
周知の構造のものが用いられ、ソケット2をプラグ1に
はめ込むとソケット2内に配設された移動体22がプラグ
1の先端に押されてソケット2内方側に移動して移動体
22によるボール23の保持が解除され、ボール23がソケッ
ト2内側に突出し、ボール23により保持されていた筒状
の接続解除具24がばね材26のばね力によりプラグ1を覆
うように突出し、そしてボール23がプラグ1の周溝25に
嵌入し、この嵌入状態を接続解除具24が押さえてソケッ
ト2とプラグ1との接続を維持するようになっている。
このソケット2とプラグ1との接続状態において接続解
除具24をばね材26のばね力に抗して移動することで接続
解除具24によるボール23の押圧が解除され、ソケット2
をプラグ1から解除することができるようになってい
る。ソケット2には押棒36が設けてあって、ソケット2
をプラグ1に接続した状態では押棒36が弁3を押してプ
ラグ1からソケット2側にガスのような流体が流れるよ
うになっており、ソケット2をプラグ1から外すと押棒
36による押圧が解除されるので弁3は内装したばねの力
で再び閉じるようになっている。
33に対応して内装材32の後方側に取り付けられる筐体6
内に器具本体7が内装してある。内装材32の開口33の外
側には表面プレート34が取り付けられ(この表面プレー
ト34は筐体6にねじ等で取り付けられる)、表面プレー
ト34には開口部35が設けてある。器具本体7にはプラグ
1が設けてあり、プラグ1の先端部は上記表面プレート
34の開口部35に対向している。プラグ1内にはソケット
2の接続により開となりソケット2を外すことで閉とな
る弁3を備えてある。ソケット2は第8図に示すような
周知の構造のものが用いられ、ソケット2をプラグ1に
はめ込むとソケット2内に配設された移動体22がプラグ
1の先端に押されてソケット2内方側に移動して移動体
22によるボール23の保持が解除され、ボール23がソケッ
ト2内側に突出し、ボール23により保持されていた筒状
の接続解除具24がばね材26のばね力によりプラグ1を覆
うように突出し、そしてボール23がプラグ1の周溝25に
嵌入し、この嵌入状態を接続解除具24が押さえてソケッ
ト2とプラグ1との接続を維持するようになっている。
このソケット2とプラグ1との接続状態において接続解
除具24をばね材26のばね力に抗して移動することで接続
解除具24によるボール23の押圧が解除され、ソケット2
をプラグ1から解除することができるようになってい
る。ソケット2には押棒36が設けてあって、ソケット2
をプラグ1に接続した状態では押棒36が弁3を押してプ
ラグ1からソケット2側にガスのような流体が流れるよ
うになっており、ソケット2をプラグ1から外すと押棒
36による押圧が解除されるので弁3は内装したばねの力
で再び閉じるようになっている。
器具本体7のプラグ1の突出基部付近にはソケット解
除手段5が設けてある。このソケット解除手段5は第7
図に示すように両側のアーム部20とアーム部20を連結す
る被操作部21とによりコ字状に形成してあって、器具本
体7に軸19により回動自在に取り付けてあり、両側のア
ーム部20がプラグ1の両外側に位置するようになってい
る。そして、プラグ1にソケット2が嵌合した状態でソ
ケット解除手段5が回動してアーム部20が直接または間
接的にソケット2の接続解除具24を押すことでソケット
2を外すことができるようになっている。ここで、本考
案においては、ソケット解除手段5は後述の蓋4による
操作で操作されるようにしてある。
除手段5が設けてある。このソケット解除手段5は第7
図に示すように両側のアーム部20とアーム部20を連結す
る被操作部21とによりコ字状に形成してあって、器具本
体7に軸19により回動自在に取り付けてあり、両側のア
ーム部20がプラグ1の両外側に位置するようになってい
る。そして、プラグ1にソケット2が嵌合した状態でソ
ケット解除手段5が回動してアーム部20が直接または間
接的にソケット2の接続解除具24を押すことでソケット
2を外すことができるようになっている。ここで、本考
案においては、ソケット解除手段5は後述の蓋4による
操作で操作されるようにしてある。
器具本体7にはプラグ1を隙間を介して囲み且つ前方
が開口した囲壁体8が取り付けてある。ここでプラグ1
と囲壁体8との間の隙間はソケットはめ込み用隙間9と
なっている。囲壁体8は第5図に示すような形状をして
いる。囲壁体8の前面部外端部には一端辺の除いて前方
に向けて突壁部10が突設してある。そして、突壁部10に
囲まれた部分に第6図に示すような蓋4が位置した状態
(第1図の状態)がちょうどプラグ1の前方に蓋4が位
置してプラグ1の前方を覆う第1の位置Aとなるように
なっている。添付図面の実施例ではこのプラグ1の前方
を蓋4で覆う第1の位置Aの状態で蓋4により同時に表
面プレート34の開口部35を閉じるようになっている。蓋
4は両側から脚11が突設してあり、この脚11の略中間部
分に軸12が外側に向けて突設してある。つまり、第1図
(b)に示すように、蓋4の軸12は蓋4の中央部寄りで
且つプラグ1の前面よりも後方寄りの位置に配置してあ
り、さらに脚11の先端部分にばね取付け用軸部13が外側
に向けて突設してある。また、蓋4にはソケット解除手
段5を操作するための操作部18が設けてある。囲壁体8
の両側には長孔部14が設けてあり、この長孔部14に軸12
が回動且つスライド自在にはめ込んであり、更に、囲壁
体8に設けたばね取付け部15に一端部を取り付けたばね
16(引張ばね)の他端部をばね取付け用軸部13に取り付
けてあって、ばね16のばね力により軸12を上方に引き上
げるようになっている。そして、蓋4は軸12を中心にし
て回動するのであるが、ばね取付け部15とばね取付け用
軸部13とを結ぶ線が軸12を越えることで蓋4を閉方向に
閉じるばね力を付与したり、あるいは、蓋4を開方向に
開くばね力を付与したりするようになっている。すなわ
ち、蓋4が第1図のようにプラグ1の前方を覆う第1の
位置に位置している場合、ばね16は蓋4を閉じる方向へ
のばね力を蓋4に与えており、また、この状態で蓋4を
回動してプラグ1の前方を開く操作をすると、ばね取付
け部15とばね取付け用軸部13とを結ぶ線が軸12を越える
とばね力が反転して蓋4を開く方向に作用する。そし
て、蓋4は蓋4自体または脚11がストッパ17に当たった
状態で停止する。この状態が第2図に示すプラグ1の前
方を開放した第2の位置Bである。この第2の位置Bで
は蓋4に設けた操作部18がソケット解除手段5の被操作
部21に近接対向した位置となっている。この状態で蓋4
を押すと軸12が長孔部14に沿ってスライドして押し込ま
れ、このことにより蓋4に設けた操作部18がソケット解
除手段5の被操作部21を押し、このことによりソケット
解除手段5のアーム部20が回動するようになっている。
この状態が第4図に示すようにプラグ1の前方を開放し
たままソケット2を解除するためのソケット解除手段5
をソケット2解除側に操作する第3の位置Cとなってい
る。
が開口した囲壁体8が取り付けてある。ここでプラグ1
と囲壁体8との間の隙間はソケットはめ込み用隙間9と
なっている。囲壁体8は第5図に示すような形状をして
いる。囲壁体8の前面部外端部には一端辺の除いて前方
に向けて突壁部10が突設してある。そして、突壁部10に
囲まれた部分に第6図に示すような蓋4が位置した状態
(第1図の状態)がちょうどプラグ1の前方に蓋4が位
置してプラグ1の前方を覆う第1の位置Aとなるように
なっている。添付図面の実施例ではこのプラグ1の前方
を蓋4で覆う第1の位置Aの状態で蓋4により同時に表
面プレート34の開口部35を閉じるようになっている。蓋
4は両側から脚11が突設してあり、この脚11の略中間部
分に軸12が外側に向けて突設してある。つまり、第1図
(b)に示すように、蓋4の軸12は蓋4の中央部寄りで
且つプラグ1の前面よりも後方寄りの位置に配置してあ
り、さらに脚11の先端部分にばね取付け用軸部13が外側
に向けて突設してある。また、蓋4にはソケット解除手
段5を操作するための操作部18が設けてある。囲壁体8
の両側には長孔部14が設けてあり、この長孔部14に軸12
が回動且つスライド自在にはめ込んであり、更に、囲壁
体8に設けたばね取付け部15に一端部を取り付けたばね
16(引張ばね)の他端部をばね取付け用軸部13に取り付
けてあって、ばね16のばね力により軸12を上方に引き上
げるようになっている。そして、蓋4は軸12を中心にし
て回動するのであるが、ばね取付け部15とばね取付け用
軸部13とを結ぶ線が軸12を越えることで蓋4を閉方向に
閉じるばね力を付与したり、あるいは、蓋4を開方向に
開くばね力を付与したりするようになっている。すなわ
ち、蓋4が第1図のようにプラグ1の前方を覆う第1の
位置に位置している場合、ばね16は蓋4を閉じる方向へ
のばね力を蓋4に与えており、また、この状態で蓋4を
回動してプラグ1の前方を開く操作をすると、ばね取付
け部15とばね取付け用軸部13とを結ぶ線が軸12を越える
とばね力が反転して蓋4を開く方向に作用する。そし
て、蓋4は蓋4自体または脚11がストッパ17に当たった
状態で停止する。この状態が第2図に示すプラグ1の前
方を開放した第2の位置Bである。この第2の位置Bで
は蓋4に設けた操作部18がソケット解除手段5の被操作
部21に近接対向した位置となっている。この状態で蓋4
を押すと軸12が長孔部14に沿ってスライドして押し込ま
れ、このことにより蓋4に設けた操作部18がソケット解
除手段5の被操作部21を押し、このことによりソケット
解除手段5のアーム部20が回動するようになっている。
この状態が第4図に示すようにプラグ1の前方を開放し
たままソケット2を解除するためのソケット解除手段5
をソケット2解除側に操作する第3の位置Cとなってい
る。
ソケットはめ込み用隙間9内には環状をした外側ソケ
ット受け28と環状をした内側ソケット受け29とが対向し
て配置してあり、外側ソケット受け28と内側ソケット受
け29との間にばね30が介装してある。内側ソケット受け
29はソケット解除解除手段5のアーム部20に当接して支
持してあり、一方、外側ソケット受け28は囲壁体7内に
設けた段部31に当接して外側に飛び出さないようになっ
ている。
ット受け28と環状をした内側ソケット受け29とが対向し
て配置してあり、外側ソケット受け28と内側ソケット受
け29との間にばね30が介装してある。内側ソケット受け
29はソケット解除解除手段5のアーム部20に当接して支
持してあり、一方、外側ソケット受け28は囲壁体7内に
設けた段部31に当接して外側に飛び出さないようになっ
ている。
しかして、第1図のように蓋4によりプラグ1の前方
を覆う第1の位置Aではプラグ1が蓋4により覆われプ
ラグ1が外部に露出せず、外観を向上させるとともにプ
ラグ1側にごみが侵入しないようになっている。この場
合、ばね16のばね力により蓋4は閉じた状態を保持して
いる。次に、ソケット2を接続するに当たっては、ま
ず、蓋4を回動して第2図のようにプラグの前方を開放
した第2の位置Bとする。この状態では外側ソケット受
け28がばねで押されて段部31に当たっている状態であ
り、外側ソケット受け28によりソケットはめ込み用隙間
9が閉じられて外部から内部が見えないようにしてい
る。このとき、プラグ1の前方を覆う移動自在な蓋4の
軸12が蓋4の中央部寄りで且つプラグ1の前面より後方
寄りの位置に配置されているので、プラグ1の前方を覆
う位置(第1の位置)にある蓋4を開放すると、蓋4は
蓋4の中央部寄りで且つプラグ1の前面よりも後方寄り
の位置にある軸12を中心としてプラグ1の前方からプラ
グ1の側方へと回動して第2の位置に移動するようにな
り、プラグ1に近い位置で蓋4を開閉できるので蓋4の
移動量が少なくて済み、操作性が良くなる。また、蓋4
がプラグ1の側方へ回動することでプラグ1の前方への
蓋4の突出幅が小さくなり、たとえ大型の蓋4であって
も、蓋4全体がプラグ1の前方へ大きく突出するのを防
止でき、結果として、開放時の蓋4の納まりが良くな
り、コンパクト化を図れるので、ソケット2をプラグ1
に差し込む際に開放された蓋4が障害とならず、ソケッ
ト2とプラグ1の接続を容易に行なうことができると共
に、開放された蓋4の突出幅が小さいので物が当たり難
くなり、蓋4を十分に保護できるものである。このよう
に蓋4を第2の位置Bに位置させた状態で第3図に示す
ようにソケット2をプラグ1にはめ込んで接合する。こ
の時ソケット2はソケットはめ込み用隙間9に差し込ま
れるのでソケット2が外側ソケット受け28をばね30に抗
して押し込まれる。この状態がプラグ1にソケット2を
接続した使用状態である。次に、プラグ1からソケット
2を外したい場合には、蓋4を第4図の矢印方向に押圧
操作すると、軸12が長孔部14に沿ってスライドし蓋4に
設けた操作部18がソケット解除手段5の被操作部21を押
し、これによりソケット解除手段5が回動してアーム部
20が内側ソケット受け29を押し、これに伴ってばね30を
介して外側ソケット受け28も押され、更に、外側ソケッ
ト受け28によりソケット2の接続解除具24が押されてソ
ケット2がプラグ1から外れるのである。ここで、蓋4
を第4図の矢印方向に押した場合、アーム部20の先端が
囲壁体8に設けた長孔部14と平行なガイド部37にガイド
されて蓋4がはぼ真っ直ぐ押し込まれるようになってい
る。第4図において蓋4への押圧を解除するとばね30に
より内側ソケット受け29が押され、内側ソケット受け29
によりアーム部20が押されてソケット解除手段5が元の
状態に戻ると共にソケット解除手段5が回動して元の状
態に戻ることで蓋4が押されて第2図の状態に戻る。し
たがって、この状態で蓋4を回動して再び第1図に示す
プラグ1の前方を覆う閉状態とするものである。
を覆う第1の位置Aではプラグ1が蓋4により覆われプ
ラグ1が外部に露出せず、外観を向上させるとともにプ
ラグ1側にごみが侵入しないようになっている。この場
合、ばね16のばね力により蓋4は閉じた状態を保持して
いる。次に、ソケット2を接続するに当たっては、ま
ず、蓋4を回動して第2図のようにプラグの前方を開放
した第2の位置Bとする。この状態では外側ソケット受
け28がばねで押されて段部31に当たっている状態であ
り、外側ソケット受け28によりソケットはめ込み用隙間
9が閉じられて外部から内部が見えないようにしてい
る。このとき、プラグ1の前方を覆う移動自在な蓋4の
軸12が蓋4の中央部寄りで且つプラグ1の前面より後方
寄りの位置に配置されているので、プラグ1の前方を覆
う位置(第1の位置)にある蓋4を開放すると、蓋4は
蓋4の中央部寄りで且つプラグ1の前面よりも後方寄り
の位置にある軸12を中心としてプラグ1の前方からプラ
グ1の側方へと回動して第2の位置に移動するようにな
り、プラグ1に近い位置で蓋4を開閉できるので蓋4の
移動量が少なくて済み、操作性が良くなる。また、蓋4
がプラグ1の側方へ回動することでプラグ1の前方への
蓋4の突出幅が小さくなり、たとえ大型の蓋4であって
も、蓋4全体がプラグ1の前方へ大きく突出するのを防
止でき、結果として、開放時の蓋4の納まりが良くな
り、コンパクト化を図れるので、ソケット2をプラグ1
に差し込む際に開放された蓋4が障害とならず、ソケッ
ト2とプラグ1の接続を容易に行なうことができると共
に、開放された蓋4の突出幅が小さいので物が当たり難
くなり、蓋4を十分に保護できるものである。このよう
に蓋4を第2の位置Bに位置させた状態で第3図に示す
ようにソケット2をプラグ1にはめ込んで接合する。こ
の時ソケット2はソケットはめ込み用隙間9に差し込ま
れるのでソケット2が外側ソケット受け28をばね30に抗
して押し込まれる。この状態がプラグ1にソケット2を
接続した使用状態である。次に、プラグ1からソケット
2を外したい場合には、蓋4を第4図の矢印方向に押圧
操作すると、軸12が長孔部14に沿ってスライドし蓋4に
設けた操作部18がソケット解除手段5の被操作部21を押
し、これによりソケット解除手段5が回動してアーム部
20が内側ソケット受け29を押し、これに伴ってばね30を
介して外側ソケット受け28も押され、更に、外側ソケッ
ト受け28によりソケット2の接続解除具24が押されてソ
ケット2がプラグ1から外れるのである。ここで、蓋4
を第4図の矢印方向に押した場合、アーム部20の先端が
囲壁体8に設けた長孔部14と平行なガイド部37にガイド
されて蓋4がはぼ真っ直ぐ押し込まれるようになってい
る。第4図において蓋4への押圧を解除するとばね30に
より内側ソケット受け29が押され、内側ソケット受け29
によりアーム部20が押されてソケット解除手段5が元の
状態に戻ると共にソケット解除手段5が回動して元の状
態に戻ることで蓋4が押されて第2図の状態に戻る。し
たがって、この状態で蓋4を回動して再び第1図に示す
プラグ1の前方を覆う閉状態とするものである。
[考案の効果] 本考案は、叙述のように、プラグの前方を覆う移動自
在な蓋の軸を蓋の中央部寄りで且つプラグの前面よりも
後方寄りの位置に配置し、該蓋がプラグの前方を覆う第
1の位置と、プラグの前方を開放した第2の位置と、プ
ラグの前方を開放したままソケットを解除するためのソ
ケット解除手段をソケット解除側に操作する第3の位置
とに移動自在としてあるので、プラグにソケットが接合
された状態でソケットを外したい場合には、ソケットを
第3の位置に移動することでソケット解除手段を操作し
てソケットをプラグから解除することができ、ソケット
の先端部の接続解除具を指でつまんで引いたりすること
なく、蓋の移動操作で簡単にソケットを外すことがで
き、しかも、このようにプラグの前方を覆う開閉自在な
蓋の移動によりソケット解除手段を操作するので、別体
の操作手段が必要でなく、外観が良くなると共に蓋とソ
ケット解除手段を操作するための部材とが兼用してある
ので、操作性が良く、また、部品点数が少なくてすみ、
構成が簡略化されるとともに外観も良くなるものであ
る。さらに、プラグの前方を覆う移動自在な蓋の軸を蓋
の中央部寄りで且つプラグの前面よりも後方寄りの位置
に配置したから、プラグの前方を覆う位置にある蓋を開
放すると、蓋は蓋の中央部寄りで且つプラグの前面より
も後方寄りの位置にある軸を中心としてプラグの前方か
らプラグの側方へと回動するようになり、プラグに近い
位置で蓋を開閉できるので蓋の移動量が少なくて済み、
操作性が良くなる。また、蓋がプラグの側方へ回動する
ことでプラグの前方への蓋の突出幅が小さくなり、たと
え大型の蓋であっても、蓋全体がプラグの前方へ大きく
突出するのを防止でき、結果として、開放時の蓋の納ま
りが良くなり、コンパクト化を図れるので、ソケットを
プラグに差し込む際に開放された蓋が障害とならず、ソ
ケットとプラグの接続を容易に行なうことができると共
に、開放された蓋の突出幅が小さいので物が当たり難く
なり、蓋を十分に保護できるものである。
在な蓋の軸を蓋の中央部寄りで且つプラグの前面よりも
後方寄りの位置に配置し、該蓋がプラグの前方を覆う第
1の位置と、プラグの前方を開放した第2の位置と、プ
ラグの前方を開放したままソケットを解除するためのソ
ケット解除手段をソケット解除側に操作する第3の位置
とに移動自在としてあるので、プラグにソケットが接合
された状態でソケットを外したい場合には、ソケットを
第3の位置に移動することでソケット解除手段を操作し
てソケットをプラグから解除することができ、ソケット
の先端部の接続解除具を指でつまんで引いたりすること
なく、蓋の移動操作で簡単にソケットを外すことがで
き、しかも、このようにプラグの前方を覆う開閉自在な
蓋の移動によりソケット解除手段を操作するので、別体
の操作手段が必要でなく、外観が良くなると共に蓋とソ
ケット解除手段を操作するための部材とが兼用してある
ので、操作性が良く、また、部品点数が少なくてすみ、
構成が簡略化されるとともに外観も良くなるものであ
る。さらに、プラグの前方を覆う移動自在な蓋の軸を蓋
の中央部寄りで且つプラグの前面よりも後方寄りの位置
に配置したから、プラグの前方を覆う位置にある蓋を開
放すると、蓋は蓋の中央部寄りで且つプラグの前面より
も後方寄りの位置にある軸を中心としてプラグの前方か
らプラグの側方へと回動するようになり、プラグに近い
位置で蓋を開閉できるので蓋の移動量が少なくて済み、
操作性が良くなる。また、蓋がプラグの側方へ回動する
ことでプラグの前方への蓋の突出幅が小さくなり、たと
え大型の蓋であっても、蓋全体がプラグの前方へ大きく
突出するのを防止でき、結果として、開放時の蓋の納ま
りが良くなり、コンパクト化を図れるので、ソケットを
プラグに差し込む際に開放された蓋が障害とならず、ソ
ケットとプラグの接続を容易に行なうことができると共
に、開放された蓋の突出幅が小さいので物が当たり難く
なり、蓋を十分に保護できるものである。
第1図(a)(b)(c)は本考案の蓋を閉じた状態の
平面図、断面図及び一部省略斜視図、第2図(a)
(b)は同上の蓋を開いた状態の平面図及び断面図、第
3図(a)(b)は同上のソケットを接続した状態の断
面図及び一部省略斜視図、第4図(a)(b)は同上の
ソケットを外す場合に蓋を操作した状態の断面図及び斜
視図、第5図(a)(b)(c)(d)(e)は同上の
囲壁体の平面図、正面図、下面図、側面図及び断面図、
第6図(a)(b)(c)(d)(e)は同上の蓋の平
面図、正面図、下面図、側面図及び断面図、第7図
(a)(b)は同上のソケット解除手段の平面図及び正
面図、第8図(a)(b)はプラグとソケットの非接続
状態における説明のための断面図及び接続状態における
説明のための断面図であって、1はプラグ、2はソケッ
ト、3は弁、4は蓋、5はソケット解除手段、Aは第1
の位置、Bは第2の位置、Cは第3の位置である。
平面図、断面図及び一部省略斜視図、第2図(a)
(b)は同上の蓋を開いた状態の平面図及び断面図、第
3図(a)(b)は同上のソケットを接続した状態の断
面図及び一部省略斜視図、第4図(a)(b)は同上の
ソケットを外す場合に蓋を操作した状態の断面図及び斜
視図、第5図(a)(b)(c)(d)(e)は同上の
囲壁体の平面図、正面図、下面図、側面図及び断面図、
第6図(a)(b)(c)(d)(e)は同上の蓋の平
面図、正面図、下面図、側面図及び断面図、第7図
(a)(b)は同上のソケット解除手段の平面図及び正
面図、第8図(a)(b)はプラグとソケットの非接続
状態における説明のための断面図及び接続状態における
説明のための断面図であって、1はプラグ、2はソケッ
ト、3は弁、4は蓋、5はソケット解除手段、Aは第1
の位置、Bは第2の位置、Cは第3の位置である。
Claims (1)
- 【請求項1】プラグ内にソケットの接続により開となり
且つソケットを外すことで閉となる弁を備えたガスコッ
クにおいて、プラグの前方を覆う移動自在な蓋の軸を蓋
の中央部寄りで且つプラグの前面よりも後方寄りの位置
に配置し、該蓋がプラグの前方を覆う第1の位置と、プ
ラグの前方を開放した第2の位置と、プラグの前方を開
放したままソケットを解除するためのソケット解除手段
をソケット解除側に操作する第3の位置とに移動自在と
して成る蓋付きガスコックの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132199U JP2524390Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 蓋付きガスコックの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989132199U JP2524390Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 蓋付きガスコックの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369768U JPH0369768U (ja) | 1991-07-11 |
JP2524390Y2 true JP2524390Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31679668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989132199U Expired - Fee Related JP2524390Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 蓋付きガスコックの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524390Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10312997B3 (de) * | 2003-03-24 | 2004-01-08 | Mertik Maxitrol Gmbh & Co. Kg | Gassteckdose |
JP5666858B2 (ja) * | 2010-09-07 | 2015-02-12 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスコンセント用の保護キャップ |
JP5666856B2 (ja) * | 2010-09-07 | 2015-02-12 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスコンセント用の保護キャップ |
JP6037747B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-12-07 | 大阪瓦斯株式会社 | 埋設型ガス栓用カバー及び埋設型ガス栓 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2552545B2 (ja) * | 1988-06-29 | 1996-11-13 | 未来工業株式会社 | 流体用コンセント |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1989132199U patent/JP2524390Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0369768U (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |