JP2008274743A - 開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】開き動作、閉じ動作の両方をより簡単に行うことができるようにした、開閉機構を提供する。
【解決手段】開閉部材と、開閉部材を開閉するための操作部と、操作部にリンクして進退可能に設けられ、操作部の操作によって前進するスライダー6と、スライダー6を後退方向に付勢する付勢手段8と、スライダー6の先端部に設けられた、第1の押圧部10aと第2の押圧部10bとを有する二股状のセレクトアーム10と、開閉部材にリンクして、開閉部材に開き動作をなさせるための第1動作、および閉じ動作をなさせるための第2動作を、選択的に行う開閉動作部7と、を備えた開閉機構である。開閉動作部7は、セレクトアーム10の、第1の押圧部10aおよび第2の押圧部10bのうちの一方によって選択的に押圧され、これによって第1動作あるいは第2動作を行うよう構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、収納ケースや各種の装置などにおいて、収納部の開口などを開閉するための蓋体を動作させる、開閉機構に関する。
収納ケースや各種の装置などでは、収納部の開口を開閉するための蓋体や、操作部を開閉可能に閉じる化粧扉などが取り付けられている。このような蓋体や化粧扉は、その開閉動作を手動で行うのが普通であるが、半自動で行えるように構成されたものも知られている。
すなわち、このような蓋体や化粧扉の開閉機構では、開扉釦を押圧することでロック機構を解除し、バネの付勢力を利用して蓋体を半自動的に開けるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、扉体(開閉扉)を直接押圧することにより、この扉体が半自動的に開いて開口部を開放するようにしたものも提案されている(特許文献2参照)。
さらに、扉を手動でスライドさせて開き、閉じる際には押ボタンを押圧することにより、半自動的に閉じるようにしたものも提案されている(特許文献3参照)。
特開平08−46370号公報 特開平07−76972号公報 特開平08−213768号公報
しかしながら、収納ケースや各種装置では、使用形態が複雑化するに連れて、蓋体や扉等の開閉部材の開閉動作についてもその操作性のさらなる向上が望まれている。具体的には、片手のみでしか操作できなかったり、操作箇所を十分に直視できない状態で操作する場合などを考慮して、開き動作や閉じ動作についてその一方だけでなく、両方を自動(半自動)でしかも簡単に操作できる開閉機構が望まれている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、開き動作、閉じ動作の両方をより簡単に行うことができるようにした、開閉機構を提供することにある。
本発明の開閉機構は、固定部と、前記固定部に対して開閉可能に設けられた開閉部材と、押圧操作によって前記開閉部材に開閉動作をなさせるための操作部と、前記操作部にリンクして進退可能に設けられ、該操作部の押圧操作に対応して前進するスライダーと、前記スライダーを後退方向に付勢する付勢手段と、前記スライダーの先端部に設けられた、第1の押圧部と第2の押圧部とを有する二股状のセレクトアームと、前記開閉部材にリンクして、該開閉部材に開き動作をなさせるための第1動作、および閉じ動作をなさせるための第2動作を、選択的に行う開閉動作部と、を備え、前記開閉動作部は、前記セレクトアームの、前記第1の押圧部および第2の押圧部のうちの一方によって選択的に押圧され、これによって前記第1動作あるいは前記第2動作を行うよう構成されていることを特徴としている。
この開閉機構によれば、一つの操作部を押圧してスライダーを前進させることにより、セレクトアームによって開閉動作部に第1の動作、あるいは第2の動作を選択的に行わせることができ、これにより、第1動作によって開閉部材に開き動作をなさせ、あるいは第2動作によって開閉部材に閉じ動作をなさせることが可能になる。その際、操作部の押圧は、単にスライダーを前進させて、セレクトアームによって開閉動作部を選択的に押圧するだけの、一つの動作だけをなさせるものであるため、簡単で誤動作を生じにくい機構を提供することができる。
また、前記開閉機構においては、前記開閉動作部は、正逆方向に回動可能に軸支されたことにより、前記セレクトアームの第1の押圧部および第2の押圧部のうちの一方に選択的に押圧されて回動する切換アームと、前記開閉部材にリンクするとともに、正逆方向へ回動可能に軸支された連結アームと、一端側が前記切換アームに正逆方向へ回動可能に連結され、他端側が前記連結アームに正逆方向へ回動可能に連結されたバネ体と、を備え、前記バネ体は、前記切換アームが回動してその一端側が移動させられると弾性変形し、その後反転ポイントを通過することで弾性復帰し、該弾性復帰力により前記連結アームを付勢して回動させるよう、前記切換アームと前記連結アームとの間に取り付けられているのが好ましい。
このようにすれば、セレクトアームによって切換アームを正方向あるいは逆方向に回動させ、トーションバネ等からなるバネ体の一端側を移動させて該バネ体の反転ポイントを通過させることにより、このバネ体の弾性復帰力によって連結アームが付勢され、回動する。したがって、複雑な機構を要することなく、また電気的手段を用いることなく、正方向、逆方向の両方についてそれぞれ、セレクトアームを介して切換アームを回動させることにより、連結アームにリンクする開閉部材に開き動作、閉じ動作の両方をなさせることが可能になる。
また、前記開閉機構においては、前記切換アームには、前記セレクトアームの第1の押圧部に対応してこれに押圧される第1の受圧部と、第2の押圧部に対応してこれに押圧される第2の受圧部とが設けられ、前記セレクトアームは、前記スライダーの先端部に揺動可能に設けられたことにより、前記第1の押圧部によって前記第1の受圧部を押圧した際、前記第2の押圧部が前記第2の受圧部を押圧することが回避され、前記第2の押圧部によって前記第2の受圧部を押圧した際、前記第1の押圧部が前記第1の受圧部を押圧することが回避されている。
このようにすれば、セレクタアームの第1の押圧部あるいは第2の押圧部による開閉動作部の選択的押圧が、いずれの場合にも、別の押圧部が対応する受圧部に干渉されないため、より確実になされるようになる。
また、前記開閉機構においては、前記開閉部材が固定部に対して閉じた状態にあるとき、前記連結アームの回動を規制して前記開閉部材が開き動作するのを規制する、ロック機構が設けられているのが好ましい。
このようにすれば、開閉部材が閉じている状態で不測の力が働いても、開閉部材にリンクする連結アームが、ロック機構によって開き動作するのが規制されているので、開閉部材が不測に開いてしまうことが防止される。
また、前記開閉機構においては、前記スライダーと、付勢手段と、セレクトアームと、開閉動作部とは、それぞれの少なくとも一部がケース内に収容されたことにより、ユニット化されているのが好ましい。
このようにすれば、固定部と開閉部材とを備えた収納部などに対し、開閉機構を設けるための組み立て工程が容易になる。
本発明の開閉機構にあっては、操作部の押圧による動作を、単にスライダーを前進させて、セレクトアームによって開閉動作部を選択的に押圧するだけの、一つの動作をなさせるだけにしたので、押圧操作を比較的短いストロークで行うことができ、したがって押圧操作による開閉部材の開き動作、閉じ動作の両方を、誤動作させることなく簡単に行うことができる。また、一つの操作部を押圧操作することにより、開閉部材の開き動作と閉じ動作との両方を行えるようにしたので、例えば片手のみでしか操作できなかったり、操作箇所を十分に直視できない状態で操作する場合などであっても、従来に比べて開き動作、閉じ動作の両方をより簡単に行うことができる。
以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の開閉機構を、テレビ(図示せず)を置くための収納台に設けられた収納部に適用した場合の一実施形態を示す図である。図1中符号1は収納台(固定部)、2は収納台1に設けられた収納部(図示せず)を開閉可能に覆う蓋体(開閉部材)、3は蓋体2に開閉動作をなさせるための操作ボタン(操作部)である。
このような収納台1の収納部には、蓋体2の開閉動作を自動的になさせるための開閉機構が設けられている。この開閉機構は、収納台1の内部に設けられたもので、本実施形態では図2(a)、(b)、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)、に示すように、トップケース4aとボトムケース4bとからなるケース4内に収容されて、ユニット化されたものとなっている。すなわち、このユニッと化されてなる開閉ユニット5は、前記収納台1内の、収納部の側壁部の外側に配設され、ビス止め等によって固定されたものである。
なお、図2(a)は開閉ユニット5の裏面側(ボトムケース4b側)を示す斜視図であり、図2(b)は開閉ユニット5の上面側(トップケース4a側)を示す斜視図である。また、図3(a)は開閉ユニット5の表側外面を示す図であり、図3(b)は開閉ユニット5を表側から見た場合の内部構成を示す図である。さらに、図4(a)は開閉ユニット5の裏側外面を示す図であり、図4(b)は開閉ユニット5を裏側から見た場合の内部構成を示す図である。
この開閉ユニット5は、取付爪3aを介して前記操作ボタン3を取り付けるスライダー6を有し、また、リンク機構(図示せず)によって前記蓋体2にリンクする開閉動作部7を有したことにより、操作ボタン3の押圧操作を受けて蓋体2に開閉動作をなさせるものである。
スライダー6は、ケース4に対して進退可能に設けられたもので、その先端側がケース4内に収容され、後端側がケース4の外側に引き出されたものである。そして、この後端側で、前記したように取付爪3aを介して前記操作ボタン3に連結し、操作ボタン3が押圧操作されると、その押圧力によってケース4内を前進するようになっている。
また、このスライダー6には、図4(b)、および開閉ユニット5の要部の分解斜視図である図5(a)に示すように、その裏面側にコイルバネ(付勢手段)8が設けられている。このコイルバネ8は、スライダー6のコイルバネ収容部6aに収容されたもので、その一端側がコイルバネ収容部6aにおけるスライダー6の後端側の壁部に当接し、他端側が、図5(a)に示すようにボトムケース4bの内面側に形成された一対の係止片9、9に係止したものである。そして、このような構成によってコイルバネ8は、スライダー6の後端側をケース4の外側に、すなわちスライダー6をその後退方向に押し出すように付勢している。したがって、このスライダー6は、前記したように操作ボタン3の押圧操作によって前進した後、操作ボタン3への押圧が解除されると、コイルバネ8の付勢力によって後退し、元の位置に復帰するようになっているのである。
前記スライダー6の先端部には、図4(b)、および開閉ユニット5の要部の分解斜視図である図6(a)、同じく開閉ユニット5の要部の斜視図である図6(b)に示すように、Y字状、すなわち先端側が二股状のセレクトアーム10が取り付けられている。このセレクトアーム10は、二股状の先端側の一方を第1の押圧部10a、他方を第2の押圧部10bとし、後端側を基端部10cとしたものである。そして、基端部10cに形成された貫通孔11が、前記スライダー6に形成された軸6bに回動可能に嵌合したことにより、スライダー6の先端部に、揺動可能に取り付けられたものとなっている。すなわち、基端部10cの中心軸に対して、第1の押圧部10a側および第2の押圧部10bの双方に、回動(揺動)可能となっている。
また、このセレクトアーム10の裏面側には、図4(b)に示すように係合片12が設けられており、この係合片12は、スライダー6に形成された切り欠き6c内に移動可能に係合している。さらに、セレクトアーム10には、その基端部10cの表面側に、図6(a)に示したように係合部13が形成されており、この係合部13は、図5(a)に示すようにスライダー6の係合突起(図示せず)に保持固定されたトーションバネ14の、一対のアーム14a、14aによって保持されている。このような構成によってセレクトアーム10は、係合片12と切り欠き6cとの係合によってその揺動(回動)範囲が規制され、さらに、トーションバネ14によってその位置が、初期状態となる位置に復帰するように付勢されている。すなわち、前記第1の押圧部10aあるいは第2の押圧部10bに圧がかかっておらず、解放された状態になると、セレクトアーム10は、その基端部10cの中心軸がスライダー6の中心軸にほぼ一致するように、トーションバネ14によって付勢されているのである。
また、前記開閉動作部7は、図3(b)、図4(b)、および開閉ユニット5の要部の分解斜視図である図7(a)、同じく開閉ユニット5の要部の斜視図である図7(b)に示すように、略T字状の切換アーム15が、ボトムケース4bに対して正逆方向に回動可能に軸支されている。すなわち、この切換アーム15は、図7(a)に示すようにその裏面側の一端部(後端部)に形成された嵌合筒16が、ボトムケース4bに設けられた軸29に回動可能に嵌合したことにより、ボトムケース4bに対して回動可能に保持されたものとなっている。
また、この切換アーム15には、前記嵌合筒16の一方の側部に、第1の受圧軸(第1の受圧部)15aが形成され、他方の側部に第2の受圧軸(第2の受圧部)15bが形成されている。第1の受圧軸15aは、前記セレクトアーム10の第1の押圧部10aに対応してこれに押圧されるよう構成されたものであり、第2の受圧軸15bは、第2の押圧部10bに対応してこれに押圧されるよう構成されたものである。
また、この切換アーム15には、前記嵌合筒16と反対の側(先端側)に、後述するロック機構を構成する係合部17が形成されており、この係合部17の裏面側には、図4(b)に示すようにトーションバネからなるバネ体18の一端側(一方のアーム18a)が回動可能に保持されている。また、前記嵌合筒16と係合部17との間には、湾曲してなる切り欠き19が形成されている。この切り欠き19は、図7(a)、(b)に示すように、連結アーム20の回動軸21を、相対移動可能に挿通させたものである。
連結アーム20は、図5(a)、(b)に示したように、ボトムケース4bに取り付けられた回動軸21に、正逆方向へ回動可能に支持された略扇形状のものである。すなわち、この連結アーム20は、その扇の中心位置に、前記回動軸21に回動可能に嵌合する嵌合筒20aを有し、この嵌合筒20a内の回動軸21が、図7(a)、(b)に示したように、切換アーム15の切り欠き19内に挿通したものである。また、この連結アーム20には、扇の一方の角部に形成された係合突片20bに、前記バネ体18の他端側(他方のアーム18b)が回動可能に保持されている。さらに、扇の他方の角部には、図4(a)、(b)に示すようにこの連結アーム20の裏面側に、リンク軸22が形成されている。このリンク軸22は、ボトムケース4bに形成された窓部23内に移動可能に突出させられたもので、リンク機構(図示せず)を介して前記蓋体2にリンクしたものである。
バネ体18は、一対のアーム18a、18bを有してなるもので、図4(b)に示したように一方のアーム18aの先端部に形成された円環状の取り付け部(図示せず)が、切換アーム15の裏面側の軸(図示せず)に回動可能に保持され、これによってアーム18aは、切換アーム15の移動(回動)に追従して移動するようになっている。また、図7(a)、(b)に示したように、他方のアーム18bの先端部に形成された円環状の取り付け部(図示せず)が、連結アーム20の係合突片20bの表面側の軸(図示せず)に回動可能に保持され、これによってアーム18bは、連結アーム20の移動(回動)に追従して移動するようになっている。
このような構成のもとにバネ体18は、後述するように前記切換アーム15が回動して一方のアーム(一端側)18aが移動させられると弾性変形し、その後反転ポイントを通過することで弾性復帰し、この弾性復帰力により、他方のアーム18bが前記連結アーム20を付勢してこれを回動させるようになっている。ここで、このようなバネ体18の弾性変形、および反転後の弾性復帰は、前記切換アーム15の、正方向の回動、および逆方向の回動のいずれの場合にも同様に起こるよう、バネ体18は、切換アーム15と連結アーム20との間に取り付けられている。
したがって、連結アーム20は、切換アーム15の正逆の回動にそれぞれ連動して、正逆方向に回動するようになっている。よって、開閉動作部7は、バネ体18によって連結アーム20を正逆方向に回動させることにより、連結アーム20のリンク軸22を窓部23内にて移動させ、これにより、リンク機構を介して蓋体2を開閉動作させるものとなっている。なお、図7(a)、(b)に示すように、スライダー6およびセレクトアーム10の表面側には遮蔽板30が取り付けられており、これによってセレクトアーム10は、スライダー6から外れないようになっている。
また、連結アーム20の係合突片20b側には、図4(b)および図6(a)、(b)に示したようにボトムケース4bに取り付けられた回動軸24に、ロックアーム25が回動可能に保持されている。このロックアーム25は、前記回動軸24に回動可能に嵌合する嵌合筒25aと、この嵌合筒25aの下端部に一体に形成された下部アーム25bと、嵌合筒25aの上端部に一体に形成された上部アーム25cとからなるものである。
このロックアーム25とボトムケース4bとの間には、トーションバネ26が取り付けられており、これによってロックアーム25は、嵌合筒25aと反対の側となる先端側が、図4(b)中矢印Aで示す方向に付勢されている。すなわち、ボトムケース4bには、図6(a)に示すように前記回動軸24を取り付けるための取付筒27が形成されており、トーションバネ26は、そのコイル部分が取付筒27に巻回されたことによってここに保持されている。そして、このトーションバネ26は、図4(b)に示すようにその一方のアーム26aが規制壁40に当接し、他方のアーム26bが下部アーム25bの底面に形成された係合凸部28に当接して配設されている。これにより、トーションバネ26は回動軸24を中心にして係合凸部28を規制壁40から離間する方向、すなわち矢印Aで示した方向に回動させるよう、ロックアーム25を付勢するものとなっている。
また、このロックアーム25は、連結アーム20が図4(b)に示した状態にあるとき、すなわち、後述するように連結アーム20がそのリンク軸22によって蓋体2を閉じた状態としているとき、下部アーム25bの先端部(嵌合筒25aと反対の側の端部)25dが、連結アーム20の移動(回動)を規制するようになっている。ロックアーム25は、図4(b)に示した状態では、トーションバネ26の作用によって矢印A方向に付勢されている。これにより、下部アーム25bは、その後端部25eの側面が規制壁40に当接してこれに規制されるまで、回動させられている。その際、先端部25dが連結アーム20側に近接して前記係合突片20bの側方に位置することにより、連結アーム20は、その係合突片20bが下部アーム25bの先端部25dに干渉されるようになる。その結果、連結アーム20は、図4(b)中矢印B方向への回動(移動)が規制(ロック)されるようになる。
また、このように蓋体2を閉じた状態とするべく、図4(b)、およびこの図4(b)の状態を表側より見た図8(a)に示すように、連結アーム20のリンク軸22を窓部23の一方の側に保持した状態から、後述するように蓋体2を開いた状態にするべく、図8(b)に示すように切換アーム15を回動させると、この切換アーム15の係合部17が、ロックアーム25の上部アーム25cの側面を押圧してこれを回動させる。これにより、前記したロックアーム25による連結アーム20の回動(移動)の規制(ロック)が解除され、連結アーム20は図4(b)中矢印B方向への回動が可能になる
このような切換アーム15の係合部17やロックアーム25、および連結アーム20により、本発明のロック機構が構成されている。
次に、本実施形態の開閉機構(開閉ユニット5)の動作について説明する。
まず、図1に示した蓋体2が閉じている状態(第1の初期状態)から、これを開くには、操作ボタン3を押圧する。ここで、蓋体2が閉じている状態では、切換アーム15や連結アーム20等は図4(b)および図8(a)に示す状態になっており、特に、セレクトアーム10の第1の押圧部10aが、第1の受圧軸15aに対応してこれに近接しあるいは当接している。また、切換アーム15は、その嵌合筒16を中心にして回動していることにより、第1の受圧軸15aとは反対の側にある第2の受圧軸15bは、第2の押圧部10bに対して十分に離間した状態となっている。
ここで、図4(b)および図8(a)に示した状態の要部を、図9(a)に示す。なお、以下の図9、図10の各図においては、バネ体18の取付方向を反転させているが、後述するようにバネ体18はその動作の間に反転するので、バネ体18の作用としては図4(b)、図8(a)に示した場合と同じである。
この状態から操作ボタン3を押圧すると、スライダー6はその初期位置ラインLより前進する。すると、スライダー6の先端側のセレクトアーム10の第1の押圧部10aが第1の受圧軸15aを押圧することにより、切換アーム15が回動し、図9(b)に示すように切換アーム15が回動のセンター位置(センターラインC上)に至る。すなわち、図9(a)に示した状態では第1の押圧部10a(図示せず)のみが第1の受圧軸15aに近接しあるいは当接し、第2の受圧軸15bは第2の押圧部10bに対して十分に離間しているので、蓋体2が閉じている状態、つまり開閉動作部7が蓋体(開閉部材)2に閉じる第2動作をなさせている状態からスライダー6が前進させられると、切換アーム15(開閉動作部7)は、第1の押圧部10aによる押圧のみを選択的に受け、図9(a)中の矢印C方向に回動するようになる。
このようにして切換アーム15が回動すると、切換アーム15に一方のアーム18aが保持されたバネ体18も、図9(b)に示したようにそのアーム18a側がこの回動に伴われて回動する。これにより、バネ体18は、アーム18aとアーム18bとの間が狭められることで弾性変形する。そして、切換アーム15が回動し、この弾性変形がさらに大きくなると、図9(c)に示すようにバネ体18はその反転ポイントに至る。すなわち、アーム18aとアーム18bとの間隔が最小となる位置に至る。
そして、操作ボタン3が最も押し込まれ、スライダー6が最も前進した位置に至ると、図10(a)に示すようにバネ体18は前記の反転ポイントを通過し、弾性復帰を開始する。すると、バネ体18は弾性復帰力によって狭められていた両端間を拡げるように作用し、これによって切換アーム15は、図10(b)に示すようにわずかに回動し、その切り欠き19の端縁が連結アーム20の回動軸21に当接することで、回動を停止する。
その結果、切換アーム15が停止させられていることにより、切換アーム15に保持されているアーム18a側に対し、連結アーム20に保持されているアーム18b側を遠ざけるようにバネ体18の弾性復帰力が働く。これにより、連結アーム20はバネ体18に付勢され、その回動軸21を中心にして、図10(c)に示すように切換アーム15とは反対の方向に回動させられる。すると、連結アーム20の回動(移動)に伴ってそのリンク軸22も回動し、図示しないリンク機構を介して蓋体2を開く。つまり、開閉動作部7は第1動作をなすようになる。このようにして蓋体2を開いたら、操作ボタン3への押圧をやめて指を離す。すると、スライダー6は押圧が解除されるため、コイルバネ8の付勢力によって後退し、元の位置(初期位置)に復帰する。これにより、開閉機構は図10(d)に示すように第2の初期状態、すなわち、蓋体2が開いている状態になる。
ここで、前記したようにスライダー6を前進させ、セレクトアーム10の第1の押圧部10aで切換アーム15の第1の受圧軸15aを押圧し、切換アーム15を回動させると、図4(b)中矢印Cで示す方向に切換アーム15が回動する結果、第2の受圧軸15bが第2の押圧部10bに当接する方向に移動する。しかし、セレクトアーム10は、スライダー6に対して揺動可能に設けられているので、第1の押圧部10aが第1の受圧軸15aを押圧した際、第1の押圧部10aが第1の受圧軸15aから反力を受けることにより、図4(b)中矢印D方向に揺動(回動)する。したがって、第2の受圧軸15bが第2の押圧部10bに当接し、結果的に第2の押圧部10bが第2の受圧軸15bを押圧してしまうことが回避される。すなわち、対応する押圧部と受圧軸とが押圧動作する際、別の押圧部と受圧軸とによってこのこの押圧動作が干渉されないようになっているのである。これにより、セレクタアーム10によって切換アーム15を選択的に動作させることができる。
また、蓋体2が閉じている状態、すなわち図4(b)および図8(a)に示した状態では、前述したように、連結アーム20はロックアーム25の下部アーム25bの先端部25dによってその移動(回動)、つまり図4(b)中矢印B方向への回動(移動)が規制(ロック)されている。したがって、このようにロックアーム25等からなるロック機構によって連結アーム20がロックされているので、蓋体2が閉じている状態で蓋体2等に不測の力が働いても、蓋体2が不測に開いてしまうことが防止されている。
そして、前記したようにスライダー6を前進させて切換アーム15を回動させると、この切換アーム15の係合部17が、ロックアーム25の上部アーム25cの側面を押圧してこれを回動させる。これにより、前記したロックアーム25による連結アーム20の回動(移動)規制(ロック)が解除され、前記したように連結アーム20が回動して蓋体2が開くようになる。
また、図10(d)に示したように蓋体2が開いている状態から、蓋体2を閉じるには、再度操作ボタン3を押圧する。すると、元の位置に復帰(後退)していたスライダー6は再度前進する。これにより、セレクトアーム10の第2の押圧部10bが第2の受圧軸15bを押圧することによって、切換アーム15が図8(a)に示すように回動させられる。すなわち、図8(c)に示した状態(図10(d)に示した状態)では、図4(b)に示した状態から切換アーム15が回動させられ、第2の受圧軸15bが矢印E方向に移動(回動)していることにより、第2の押圧部10bのみが第2の受圧軸15aに近接しあるいは当接している。
したがって、第1の受圧軸15aは第1の押圧部10aに対して十分に離間しているので、蓋体2が開いている状態、つまり開閉動作部7が蓋体(開閉部材)2を開かせている状態から、スライダー6が前進させられると、切換アーム15(開閉動作部7)は、第2の押圧部10bによる押圧のみを選択的に受け、図8(c)中矢印F方向に回動し、図8(a)に示した位置にまで移動(回動)する。
すると、切換アーム15の回動によってバネ体18は、先の図9(a)から図10(d)に至る動作、つまり図8(a)から図8(b)、図8(c)に至る動作とは逆に動作する。すなわち、切換アーム15の回動によってバネ体18は、アーム18aとアーム18bとの間が狭められることで弾性変形し、反転ポイントに至る。その後、反転ポイントを通過することによってバネ体18は弾性復帰し、狭められていた両端間を拡げるように作用する。
これにより、切換アーム15に保持されているアーム18a側に対し、連結アーム20に保持されているアーム18b側を遠ざけるように弾性復帰力が働き、図9(a)(図8(a))に示したように連結アーム20が切換アーム15とは反対の方向に回動させられる。すると、連結アーム20の回動(移動)に伴ってそのリンク軸22も回動し、図示しないリンク機構を介して蓋体2を閉じる。つまり、開閉動作部7は第2動作をなすようになる。
また、切換アーム15の回動により、その係合部17によるロックアーム25の上部アーム25cの側面に対する押圧が解除され、これによってロックアーム25は、トーションバネ26の付勢力によって図8(a)に示した位置に復帰する。これにより、ロックアーム25によって連結アーム20の回動(移動)が再度規制(ロック)され、連結アーム20は図4(b)中矢印B方向への回動が不能になる
このような開閉機構(開閉ユニット5)にあっては、操作ボタン(操作部)3の押圧による動作を、単にスライダー6を前進させて、セレクトアーム10によって開閉動作部7を選択的に押圧するだけの、一つの動作をなさせるだけにしたので、押圧操作を比較的短いストロークで行うことができ、したがって押圧操作による蓋体2の開き動作、閉じ動作の両方を、より簡単に行うことができる。また、一つの操作ボタン3を押圧操作することにより、蓋体2の開き動作と閉じ動作との両方を行えるようにしたので、例えば片手のみでしか操作できなかったり、操作箇所を十分に直視できない状態で操作する場合などであっても、従来に比べて開き動作、閉じ動作の両方をより簡単に行うことができる。
また、セレクトアーム10によって切換アーム15を正方向あるいは逆方向に回動させ、バネ体18の一端側を移動させて該バネ体18の反転ポイントを通過させることにより、このバネ体18の弾性復帰力によって連結アーム20を付勢し、回動させるようにしているので、複雑な機構を要することなく、また電気的手段を用いることなく、セレクトアーム10を介して切換アーム15を回動させることで、連結アーム20にリンクする蓋体(開閉部材)2に開き動作、閉じ動作の両方をなさせることができる。
また、切換アーム15に、セレクトアーム10の第1の押圧部10aに対応してこれに押圧される第1の受圧軸15aと、第2の押圧部10bに対応してこれに押圧される第2の受圧軸15bとを設け、セレクトアーム10を、スライダー6の先端部に揺動可能に設けたので、第1の押圧部10aによって第1の受圧軸15aを押圧した際、第2の押圧部10bが第2の受圧軸15bを押圧することを回避することができ、また、第2の押圧部10bによって第2の受圧軸15bを押圧した際、第1の押圧部10aが第1の受圧軸15aを押圧することを回避することができる。したがって、セレクタアーム10の第1の押圧部10aあるいは第2の押圧部10bによる開閉動作部7の選択的押圧を、いずれの場合にも、別の押圧部が対応する受圧部に干渉されないため、より確実になすことができる。
また、蓋体2が閉じた状態にあるとき、連結アーム20の回動を規制して蓋体2が開き動作するのを規制する、ロック機構を設けているので、蓋体2が閉じている状態で不測の力が働いても、蓋体2にリンクする連結アーム20をロックしていることにより、蓋体2が不測に開いてしまうことを防止することができる。よって、本実施形態では、収納台1に不測の力が作用しても、閉じた状態にある蓋体2が開いて中に収容しているものが飛び出すなどの不都合を防止することができる。
また、本実施形態では、前記スライダー6と、コイルバネ(付勢手段)8と、セレクトアーム10と、開閉動作部7とは、それぞれの少なくとも一部がケース4内に収容されたことにより、開閉ユニット5となっているので、収納台1に設けられた収納部などに対し、開閉機構を設けるための組み立て工程を容易にすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態ではスライダー6の先端部のセレクトアーム10によって切換アーム15を選択的に押圧し、この切換アーム15及びバネ体18を介して連結アーム20を回動させ、該連結アーム20にリンクする蓋体2を開閉させるようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば切換アーム15を用いず、セレクトアーム10によって直接連結アーム20を押圧し、バネ体18の反転による弾性復帰力を利用して連結アーム20を回動させるようにしてもよい。
すなわち、連結アーム20に、図7(a)に示した切換アーム15の第1の受圧軸15aおよび第2の受圧軸15bに相当する一対の軸を形成し、これら軸によってセレクトアーム10の第1の押圧部10aあるいは第2の押圧部10bによる押圧を選択的に受けるようにする。また、バネ体18については、前記実施形態において切換アーム15に保持されていた一端側を、例えばトップケース4aの適宜箇所に保持させ固定する。
このような構成にしても、スライダー6を前進させてセレクトアーム10で連結アーム20を選択的に押圧し、該連結アーム20を正方向あるいは逆方向に回動させることができる。そして、セレクトアーム10による押圧で連結アーム20をある程度回動させ、バネ体18を一定以上に弾性変形させてその反転ポイントを通過させると、その後にはこのバネ体18の弾性復帰力によって連結アーム20を付勢し、回動させることができる。したがって、このような構成を採用しても、前記実施形態と同様に、スライダー6に取り付けられた操作ボタン3の押圧により、連結アーム20を回動させてこれにリンクする蓋体2を開閉させることができる。
また、前記実施形態では本発明の開閉機構を、テレビを置くための収納台に設けられた収納部に適用した例を示したが、本発明はこれらに限定されることなく、固定部に対して蓋体等の開閉部材を開閉させる機構であれば、このような収納台に限らず、例えば自動車のダッシュボードのような車載用など、種々のものに適用可能である。
また、開閉機構の形態についても、ケース内に収容してユニット化することなく、単に個々の部材を組み合わせた構成としてもよい。
さらに、バネ体についても、トーションバネに限定されることなく、一端側と他端側を有し、その反転ポイントを通過することで付勢力を発生するようなバネであれば、板バネなど任意のものを用いることができる。
本発明の開閉機構を、収納台に設けられた収納部に適用した場合の一実施形態を示す説明図である。 (a)は開閉ユニットの裏面側を示す斜視図、(b)は開閉ユニットの上面側を示す斜視図である。 (a)は開閉ユニットの表側外面を示す図、(b)は開閉ユニットを表側から見た場合の内部構成を示す図である。 (a)は開閉ユニットの裏側外面を示す図、(b)は開閉ユニットを裏側から見た場合の内部構成を示す図である。 (a)は開閉ユニットの要部の分解斜視図、(b)は開閉ユニットの要部斜視図である。 (a)は開閉ユニットの要部の分解斜視図、(b)は開閉ユニットの要部斜視図である。 (a)は開閉ユニットの要部の分解斜視図、(b)は開閉ユニットの要部斜視図である。 (a)〜(c)は開閉ユニットの動作を説明するための図であって、開閉ユニットを表側から見た場合の内部構成を示す図である (a)〜(c)は開閉ユニットの動作を説明するための図であって、開閉ユニットの要部を示す図である。 (a)〜(d)は開閉ユニットの動作を説明するための図であって、開閉ユニットの要部を示す図である。
符号の説明
1…収納台(固定部)、2…蓋体(開閉部材)、3…操作ボタン(操作部)、4…ケース、5…開閉ユニット、6…スライダー、7…開閉動作部、8…コイルバネ(付勢手段)、10…セレクトアーム、10a…第1の押圧部、10b…第2の押圧部、15…切換アーム、15a…第1の受圧軸(第1の受圧部)、15b…第2の受圧軸(第2の受圧部)、17…係合部、18…バネ体、18a、18b…アーム、20…連結アーム、20a…嵌合筒、20b…係合突片、22…リンク軸、25…ロックアーム、25b…下部アーム、25c…上部アーム、26…トーションバネ

Claims (5)

  1. 固定部と、
    前記固定部に対して開閉可能に設けられた開閉部材と、
    押圧操作によって前記開閉部材に開閉動作をなさせるための操作部と、
    前記操作部にリンクして進退可能に設けられ、該操作部の押圧操作に対応して前進するスライダーと、
    前記スライダーを後退方向に付勢する付勢手段と、
    前記スライダーの先端部に設けられた、第1の押圧部と第2の押圧部とを有する二股状のセレクトアームと、
    前記開閉部材にリンクして、該開閉部材に開き動作をなさせるための第1動作、および閉じ動作をなさせるための第2動作を、選択的に行う開閉動作部と、を備え、
    前記開閉動作部は、前記セレクトアームの、前記第1の押圧部および第2の押圧部のうちの一方によって選択的に押圧され、これによって前記第1動作あるいは前記第2動作を行うよう構成されていることを特徴とする開閉機構。
  2. 前記開閉動作部は、正逆方向に回動可能に軸支されたことにより、前記セレクトアームの第1の押圧部および第2の押圧部のうちの一方に選択的に押圧されて回動する切換アームと、
    前記開閉部材にリンクするとともに、正逆方向へ回動可能に軸支された連結アームと、
    一端側が前記切換アームに正逆方向へ回動可能に連結され、他端側が前記連結アームに正逆方向へ回動可能に連結されたバネ体と、を備え、
    前記バネ体は、前記切換アームが回動してその一端側が移動させられると弾性変形し、その後反転ポイントを通過することで弾性復帰し、該弾性復帰力により前記連結アームを付勢して回動させるよう、前記切換アームと前記連結アームとの間に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の開閉機構。
  3. 前記切換アームには、前記セレクトアームの第1の押圧部に対応してこれに押圧される第1の受圧部と、第2の押圧部に対応してこれに押圧される第2の受圧部とが設けられ、
    前記セレクトアームは、前記スライダーの先端部に揺動可能に設けられたことにより、前記第1の押圧部によって前記第1の受圧部を押圧した際、前記第2の押圧部が前記第2の受圧部を押圧することが回避され、前記第2の押圧部によって前記第2の受圧部を押圧した際、前記第1の押圧部が前記第1の受圧部を押圧することが回避されてなることを特徴とする請求項2記載の開閉機構。
  4. 前記開閉部材が固定部に対して閉じた状態にあるとき、前記連結アームの回動を規制して前記開閉部材が開き動作するのを規制する、ロック機構が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の開閉機構。
  5. 前記スライダーと、付勢手段と、セレクトアームと、開閉動作部とは、それぞれの少なくとも一部がケース内に収容されたことにより、ユニット化されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の開閉機構。
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JP2010052481A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Kojima Press Industry Co Ltd 開閉装置

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