JP4300480B2 - 上蓋開閉ロック機構及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、上蓋開閉ロック機構及び電子機器に関し、例えばポータブルCD(Compact Disc)プレーヤに適用して好適なものである。
従来、図10に示すようにポータブルCDプレーヤ1においては、CDを装着する本体部2に対して上蓋3が後方のヒンジ部(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられた構造を有しており、本体部2における周側面の所定位置に設けられたスライド式の上蓋開閉ロックつまみ4が矢印R方向へスライド操作されると上蓋3の閉ロック状態を解除するようになされている。
またポータブルCDプレーヤ1ではなく、ディジタルカメラ等の電子機器において蓋開閉つまみがスライド操作されると蓋部カバーのロックを解除するようになされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-354303公報
ところでかかる構成のポータブルCDプレーヤ1においては、上蓋開閉ロックつまみ4に対するスライド操作方向が一方の矢印R方向にのみ制限されているため、ユーザが当該ポータブルCDプレーヤ1を保持したときの操作し易い方向とスライド方向とが一致しない場合には操作し難い状況が発生するという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、上蓋の閉ロック状態を解除する際の操作性を格段に向上し得る上蓋開閉ロック機構及びそれを搭載した電子機器を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の上蓋開閉ロック機構においては、本体部に対する上蓋の閉ロック状態を解除する上蓋開閉ロック機構であって、上蓋又は本体部に設けられた爪部と係合するための係合突部が形成されると共に、当該係合突部の両側に爪部との係合状態を解除するための爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子と、当該操作子を本体部又は上蓋の周側面から僅かに突出した突出状態に取り付けると共に、操作子が操作されたときに爪部逃げ空間に爪部が位置して閉ロック状態が解除されるように回動自在に取り付ける取付手段とを設けるようにする。
これにより上蓋開閉ロック機構では、上蓋又は本体部に設けられた爪部と操作子の係合突部とが係合された後、当該係合突部の両側に設けられた爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子の操作方向を限定することなく、左右いずれかに操作されたときに爪部逃げ空間を介して爪部と係合凸部との係合状態が解かれて閉ロック状態を解除することができるので、上蓋の閉ロック状態を解除する際の操作性を格段に向上させることができる。
また本発明の電子機器においては、本体部に対する上蓋の閉ロック状態を解除する上蓋開閉ロック機構を有する電子機器であって、上蓋又は本体部に設けられた爪部と係合するための係合突部が形成されると共に、当該係合突部の両側に爪部との係合状態を解除するための爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子と、当該操作子を本体部又は上蓋の周側面から僅かに突出した突出状態に取り付けると共に、操作子が操作されたときに爪部逃げ空間に爪部が位置して閉ロック状態が解除されるように回動自在に取り付ける取付手段とを設けるようにする。
これにより電子機器では、上蓋又は本体部に設けられた爪部と操作子の係合突部とが係合された後、当該係合突部の両側に設けられた爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子の操作方向を限定することなく、左右いずれかに操作されたときに爪部逃げ空間を介して爪部と係合凸部との係合状態が解かれて閉ロック状態を解除することができるので、上蓋の閉ロック状態を解除する際の操作性を格段に向上させることができる。
本発明によれば、上蓋又は本体部に設けられた爪部と操作子の係合突部とが係合された後、当該係合突部の両側に設けられた爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子の操作方向を限定することなく、左右いずれかに操作されたときに爪部逃げ空間を介して爪部と係合凸部との係合状態が解かれて閉ロック状態を解除することができるので、上蓋の閉ロック状態を解除する際の操作性を格段に向上させ得る上蓋開閉ロック機構及びそれを搭載した電子機器を実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ポータブルCDプレーヤの構造
図10との対応部分に同一符号を付した図1において、10は全体として本発明の上蓋開閉ロック機構を有するポータブルCDプレーヤを示し、CDを装着する本体部2に対して上蓋3が後方のヒンジ部(図示せず)を介して開閉自在に取り付けられた構造を有している。
このポータブルCDプレーヤ10は、本体部2における周側面の所定位置に当該周側面からその一部が僅かに突出した状態で上蓋開閉ロック機構における薄板形状の操作子12が取り付けられており、当該操作子12が矢印L又はR方向へ回転されると上蓋3の閉ロック状態を解除するようになされている。
なおポータブルCDプレーヤ10は、本体部2の周側面に設けられた接続端子(図示せず)を介してイヤーホン13が取り付けられるようになされており、本体部2によって再生されたCDの再生音を当該イヤーホン13から出力するようになされている。
実際上、図2に示すようにポータブルCDプレーヤ10は本体部2のCDを載せる上キャビネット14の下面に対して上蓋開閉ロック機構11の操作子12が本体部2の周側面から僅かに突出した状態で螺子15により取り付けられており、当該螺子15の位置を回動中心として操作子12を矢印R又はL方向へ回動し得るようになされている。
またポータブルCDプレーヤ10では、本体部2に取り付けられた操作子12と対応する上蓋3の所定位置に爪部16が設けられると共に、当該爪部16と対応する上キャビネット14の所定位置には矩形状の貫通孔14Dが設けられ、その貫通孔14Dの下に爪部16と係合する操作子12の係合凸部17が位置するようになされている。
従ってポータブルCDプレーヤ10は、上蓋3が本体部2に対して閉じられたときに当該爪部16と操作子12の係合凸部17とが係合することになり、当該上蓋3が本体部2に対して閉じられた閉ロック状態へ遷移するようになされている。
その後ポータブルCDプレーヤ10は、上キャビネット14の一部に設けられた光ピックアップ18を介してCDを再生するようになされている。
(2)上蓋開閉ロック機構
図3に示すように上蓋開閉ロック機構11では、上キャビネット14の下面14Aから突出したばね掛け凸部14Bに引っ張りばね21の一方が引っ掛けられると共に、当該引っ張りばね21の他方が操作子12の一端に形成されたばね掛け凸部12Aに引っ掛けられ、かつ上キャビネット14の下面14Aから突出したボス14Cに取り付けられた螺子15の頭部によって操作子12を下面14Aに当接した状態に係止する。
ここで操作子12には、ボス14Cの外径とほぼ同径で、引っ張りばね21の長手方向に長く形成された長円形状でなるガイド穴22が設けられており、ガイド穴22の内側にボス14Cを位置させた状態で操作子12が螺子15により取り付けられる。
従って操作子12は、上蓋3が本体部2に対して開かれている場合には、上蓋3の爪部と係合凸部17とが係合状態にはなく、引っ張りばね21の付勢力によってガイド穴22の範囲内で矢印P方向(本体部2の内側)へ常時引っ張られた状態に維持される。
一方、操作子12は、当該操作子12に対して引っ張りばね21の付勢力に抗する力が作用したときには矢印Q方向(本体部2の外側)へガイド穴22の範囲内で動くことができ、その後に引っ張りばね21の付勢力に抗する力が作用しなくなったときには当該引っ張りばね21の付勢力によって矢印P方向へ引っ張られた状態に引き戻される。
なお操作子12のガイド穴22は、ボス14Cの外径とほぼ同径の長穴形状に形成されているため、矢印P又はQ方向と直交する方向へ操作子12が動いてしまうことがなく、引っ張りばね21の付勢力によって操作子12の動きを当該引っ張りばね21の長手方向のみに制限するようになされている。
因みに上蓋開閉ロック機構11では、ボス14Cに取り付けられた螺子15の頭部と操作子12との間には僅かなクリアランスが設けられるように当該螺子15が取り付けられているため、操作子12を螺子15の頭部で押さえ付けることがなくガイド穴22の範囲内であれば当該操作子12を自由に動かすことができるようになされている。
また操作子12の半円形状部12Bには、引っ張りばね21の長手方向延長線上に上蓋3の爪部16と係合させるための係合凸部17が形成されていると共に、当該係合凸部17の両側には上蓋3の爪部16との係合状態を解除するための爪部逃げ空間18及び19(破線で示す)が形成されている。
係合凸部17は、その先端側へ向けて所定角度の傾斜が付けられたテーパー状に形成されており、当該係合凸部17と係合する上蓋3の爪部16は断面逆L字状に形成され、かつその先端16Aが面取りされているため、爪部16の先端16Aと係合凸部17のテーパー部分とが面接触により滑らかに当接し、衝撃による破損がないように考慮されている。
上蓋開閉ロック機構11では、図4及び図5に示すように上蓋3がユーザによって押し下げられて爪部16の先端16Aが係合凸部17のテーパー部分に当接されると、引っ張りばね21の付勢力に抗して矢印Q方向へ操作子12が押し出される。
そして上蓋開閉ロック機構11では、図6及び図7に示すように上蓋3が本体部2に対して完全に閉じられた状態では、当該上蓋3における爪部16の先端16Aが完全に挿入され、引っ張りばね21の付勢力によって係合凸部17が爪部16の腹部16Bに当接する位置まで操作子12が引き戻されて上蓋3の閉ロック状態を形成するようになされている。
このとき上蓋開閉ロック機構11では、上蓋3における爪部16の先端16Aが腹部16Bよりも突出しているため当該上蓋3を上方へ開く動きに対してストッパーの役割を担い、上蓋3の閉ロック状態を維持するようになされている。
その後、上蓋開閉ロック機構11では、図8(A)及び(B)に示すように操作子12がユーザの操作によって矢印R又は矢印L方向へ回転されると、操作子12がボス14Cを中心として回転するが上蓋3の爪部16の位置は変化しないため当該爪部16が爪部逃げ空間18又は19に位置し、爪部16を遮るものが一切なくなるので当該爪部16と係合凸部17との係合状態が解除される。
なお上蓋開閉ロック機構11では、上蓋3の爪部16の位置が不変であるため、操作子12の回転に対して当該爪部16がストッパーの役割を担い、必要以上に操作子12が回転し過ぎてしまうことを防止するようになされている。
これにより上蓋開閉ロック機構11では、図9に示すように上蓋3後方に設けられたヒンジ部のばね(図示せず)によって当該上蓋3の爪部16が操作子12及び貫通孔14Dを抜けて当該上蓋3が閉ロック状態から上蓋開状態へ遷移するようになされている。
その後、上蓋開閉ロック機構11では、操作子12からユーザの指が離れて回転操作から開放されると、引っ張りばね21の付勢力によって当該操作子12が上蓋開時(図3)の中立位置に自動的に戻るようになされている。
(3)動作及び効果
以上の構成において、ポータブルCDプレーヤ10の上蓋開閉ロック機構11では、上蓋3が押し下げられると、爪部16と操作子12の係合凸部17とが当接したときに爪部16が押し下げられる力により、引っ張りばね21の付勢力に抗して操作子12をガイド穴22の範囲内で矢印Q方向へ押し出す(図4及び図5)。
そして上蓋開閉ロック機構11では、上蓋3が本体部2に対して完全に閉じられると、爪部16の先端16Aが操作子12を通過した位置まで押し下げられるため、引っ張りばね21による矢印P方向への付勢力によって操作子12の係合凸部17が爪部16の腹部16Bに押し当てられる位置まで引き戻される(図6及び図7)。
このとき上蓋開閉ロック機構11では、操作子12が矢印R又はL方向へ回転されない限り、引っ張りばね21の付勢力によって当該操作子12をその位置で保持し続けるため、爪部16の先端16Aが係合凸部17に係合された上蓋3の閉ロック状態を維持することになる。
その後、上蓋開閉ロック機構11では本体部2の周側面から僅かに突出した操作子12の一部がユーザによって矢印R又はL方向へ回転されると、操作子12が上キャビネット14のボス14Cを中心として回転するため、上蓋3の爪部16が爪部逃げ空間18又は19に位置することになり、当該爪部16と係合凸部17との係合状態が解除される(図8)。
これによりポータブルCDプレーヤ10は、爪部16と係合凸部17との係合状態が解除されたので上蓋3がヒンジ部のばねによって上方向へ開かれる(図9)。
このようにポータブルCDプレーヤ10は、上蓋開閉ロック機構11によって、ユーザが操作子12を矢印R又はL方向のいずれに回転した場合であっても上蓋3の閉ロック状態を解除することができるので、右手又は左手で本体部2が保持された場合に操作し易いユーザ所望の矢印R又はL方向に操作子12が回転されたときであっても上蓋3の閉ロック状態を確実に解除することができる。
またポータブルCDプレーヤ10では、本体部2がCDの円形状に合わせて形成されているため、操作子12の半円形状部12Bを本体部2の周側面に沿って指を這わせるように動かすといった当該本体部2の形状に合わせた自然で無理のない指の動きにより閉ロック状態を解除することができ、かくしてユーザの感性に合った操作感を提供することもできる。
さらにポータブルCDプレーヤ10では、円形状でなる本体部2と、半円形上部12Bが本体部2の周側面から僅かに突出した操作子12とによってデザイン上の一体感を持たせることができるので、デザイン性と操作性の両立を実現することもできる。
以上の構成によれば、ポータブルCDプレーヤ10では上蓋3の爪部16と係合するための係合凸部17と、当該係合凸部17の両側に爪部逃げ空間18及び19を形成した当該操作子12を本体部2の周側面から一部だけ突出させた状態でかつ上キャビネット14の下面14Aに回動自在に取り付けるようにしたことにより、操作子12がいずれの方向に回転された場合であっても爪部16と係合凸部17との係合状態を当該係合凸部17の両側に設けられた爪部逃げ空間18又は19のいずれによっても解除することができるので、上蓋3の閉ロック状態を解除する際の操作性を格段に向上することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、上蓋開閉ロック機構11をポータブルCDプレーヤ10に搭載するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ポータブルMD(Mini Disc:商標)プレーヤやポータブルカセットテープレコーダ等の他の種々の開閉機構を有する電子機器に上蓋開閉ロック機構11を搭載するようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、上蓋3の爪部16と操作子12の係合凸部17とを係合させる際、引っ張りばね21の付勢力に抗して操作子12を矢印Q方向へ押し出すようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上蓋3の爪部16に可撓性を持たせることにより、爪部16と係合凸部17とが当接したときに当該爪部16を撓ませて爪部16と係合凸部17とを係合させるようにしても良い。この場合、引っ張りばね21を不要にして上蓋開閉ロック機構11の構成を簡素化することができる。
さらに上述の実施の形態においては、その周側面に何ら滑り止めを設けていない操作子12を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ローレット目のような滑り止めを設けた操作子を用いるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、半円形状部12Bの操作子12を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、本体部2の周側面からその一部が突出して矢印R又はL方向に回転できれば他の種々の形状でなる操作子を用いるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、上蓋開閉ロック機構11の操作子12を本体部2に設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上蓋3に設けるようにしても良い。この場合の上蓋開閉ロック機構では爪部16を本体部2に設けるようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、操作子12を本体部2の周側面から僅かに突出した状態でかつ回動自在に取り付ける取付手段として上キャビネット14のボス14Cと螺子15によって操作子12を当該上キャビネット14の下面14Aに取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の構成で操作子12を取り付けるようにしても良い。
本発明の上蓋開閉ロック機構及び電子機器は、例えば本体部と上蓋の閉ロック状態を解除する種々の用途に適用することができる。
本発明の上蓋開閉ロック機構を搭載したポータブルCDプレーヤの外観構成を示す略線図である。 上蓋開状態を示す略線図である。 上蓋開閉ロック機構(上蓋開時)の構成を示す略線図である。 上蓋閉動作時における係合凸部と爪部を示す略線図である。 上蓋閉動作時の全体像を示す略線図である。 上蓋閉時(閉ロック状態)を示す略線図である。 閉ロック状態時の全体像を示す略線図である。 上蓋開動作時(閉ロック状態リリース時)を示す略線図である。 上蓋リリース時の全体像を示す略線図である。 従来のポータブルCDプレーヤにおける上蓋ロック開閉機構を示す略線図である。
符号の説明
1、10……ポータブルCDプレーヤ、2……本体部、3……上蓋、4……上蓋開閉ロックつまみ、12……操作子、13……イヤーホン、14……上キャビネット、15……螺子、16……爪部、17……係合凸部、18、19……爪部逃げ空間、21……引っ張りばね、22……ガイド穴。

Claims (5)

  1. 本体部に対する上蓋の閉ロック状態を解除する上蓋開閉ロック機構であって、
    上記上蓋又は上記本体部に設けられた爪部と係合するための係合突部が形成されると共に、当該係合突部の両側に上記爪部との係合状態を解除するための爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子と、
    上記操作子を上記本体部又は上記上蓋の周側面から僅かに突出した突出状態に取り付けると共に、上記操作子が操作されたときに上記爪部逃げ空間に上記爪部が位置して上記閉ロック状態が解除されるように回動自在に取り付ける取付手段と
    を具えることを特徴とする上蓋開閉ロック機構。
  2. 上記操作子は、上記取付手段によって上記突出状態に保持されながら上記本体部又は上記上蓋の内側へ引っ張る方向に引っ張りばねにより常時付勢されており、上記爪部が上記係合突部に係合する際、上記突出状態よりも外側へ一時的に押し出された後に閉ロック状態へ遷移する
    ことを特徴とする請求項1に記載の上蓋開閉ロック機構。
  3. 上記爪部は、弾性力を有しており、上記係合突部と係合する際に撓む
    ことを特徴とする請求項1に記載の上蓋開閉ロック機構。
  4. 上記操作子は、半円形状でなり、その円形状の一部がユーザの操作部分として上記突出状態に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の上蓋開閉ロック機構。
  5. 本体部に対する上蓋の閉ロック状態を解除する上蓋開閉ロック機構を有する電子機器であって、
    上記上蓋又は上記本体部に設けられた爪部と係合するための係合突部が形成されると共に、当該係合突部の両側に上記爪部との係合状態を解除するための爪部逃げ空間が形成された薄板形状でなる操作子と、
    上記操作子を上記本体部又は上記上蓋の周側面から僅かに突出した突出状態に取り付けると共に、上記操作子が操作されたときに上記爪部逃げ空間に上記爪部が位置して上記閉ロック状態が解除されるように回動自在に取り付ける取付手段と
    を具えることを特徴とする電子機器。
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