JP2965420B2 - テープカセット蓋体装置 - Google Patents

テープカセット蓋体装置

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JP2965420B2
JP2965420B2 JP4151743A JP15174392A JP2965420B2 JP 2965420 B2 JP2965420 B2 JP 2965420B2 JP 4151743 A JP4151743 A JP 4151743A JP 15174392 A JP15174392 A JP 15174392A JP 2965420 B2 JP2965420 B2 JP 2965420B2
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cassette
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一則 河野
光太郎 香島
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    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67581Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
    • G11B15/67584Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder outside the apparatus

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダ本体に
対して開閉自在であるとともに、このテープカセット蓋
体装置がテープカセットを収納するホルダーを伴って回
動するテープカセット蓋体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カセットテープレコーダにおいては、テ
ープレコーダ本体に対して開閉自在な蓋体装置によりテ
ープカセットを収納するホルダーを構成するものがあ
り、例えば、特公昭63−31244号公報にこの種の
カセットテープレコーダが示されている。
【0003】このカセットテープレコーダは、図14に
示すように、蓋体61が、テープレコーダ本体62に立
設された支持部63の軸63aを中心に開閉自在とさ
れ、テープカセット64(図15,図16参照)を収納
するホルダー部材65が蓋体61にほぼ沿うように配設
されている。そして、このホルダー部材65の基部側に
ヘッド部66が固定され、このヘッド部66とホルダー
部材65とが蓋体61に伴って一体的に回動するように
構成されている。なお、67はテープレコーダ本体62
に立設されているキャプスタンである。
【0004】このカセットテープレコーダにおいて、テ
ープカセット64の収納は、図15や図16に示すよう
に、テープカセット64がキャプスタン67に当接しな
い位置まで蓋体61を大きく開いて、テープカセット6
4をホルダー部材65の奥まで挿入した後、蓋体61を
閉じることにより行われる。
【0005】また、テープカセット64を取り出す際に
は、蓋体61を閉蓋位置から図16に示す位置まで大き
く開いて、テープカセット64をつまんでホルダー部材
65より引き抜くことにより行われる。
【0006】ところで、この種のカセットテープレコー
ダは、蓋体61側に設けたヘッド部66に向かってテー
プカセット64を挿入する構造であるため、テープレコ
ーダ本体上に収納したテープカセットに対してヘッド部
を出退させる従来の構造のものに比べて、ヘッド部66
を出退させるストロークが不要であるので、より小型化
を図れるという利点を有する。
【0007】また、この種のカセットテープレコーダに
おいては、同様に小型化を図るべく、蓋体61の先端部
61aがテープレコーダ本体62を含めたカセットテー
プレコーダの端面となり、かつ、この蓋体61の強度を
向上させるため、蓋体61の先端部61aがテープレコ
ーダ本体62側に湾曲されている。
【0008】ここで、テープカセット64は、ホルダー
部材65に一体的に設けられた板ばね65aによって、
図15,図16に示すように、蓋体61の開蓋状態では
この蓋体61に対し若干開き、テープカセット64の端
縁が蓋体61の先端部61aからテープレコーダ本体6
2側に傾くようになっている。この状態において、テー
プカセットの取り出し、装着が行われ得るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のカセットテープレコーダでは、テープカセット64
を取り出すべく蓋体61を開けても、蓋体61および蓋
体1の湾曲された先端部61aとテープカセット64の
端縁との隙間がわずかであり、そのテープカセット64
の片面をほぼ完全に覆っているため、面積の小さなテー
プカセット64の両サイド64aをつまんで取り出さな
ければならず、テープカセット64を取り出し難いとい
う問題があった。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、テー
プレコーダ本体に対して開閉自在で、テープカセットを
収納するホルダーを伴って回動するテープカセット蓋体
装置において、テープカセットを容易に取り出すことの
できる構造を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のテープカセット蓋体装置は、テープレコーダ
本体に対して開閉自在で、テープカセットを収納するホ
ルダーを伴って回動し、少なくともテープカセットの前
後寸法より短い寸法に形成した蓋本体と、この蓋本体に
対し重なり合うように移動自在に構成された蓋副体とを
備え、前記蓋副体は、このテープカセット蓋体の閉蓋時
には蓋本体より突出させてテープカセットを全て覆い、
開蓋時には蓋本体に重なり合うように移動させてテープ
カセットの少なくとも一部を蓋本体先端より突出状態と
なるように構成したものである。
【0012】
【作用】上記構成により、テープカセット蓋体の開蓋時
にはテープカセットの少なくとも一部が蓋本体先端より
突出状態となるので、このテープカセットの突出部分を
つかんでテープカセットを容易に取り出すことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明のテープカセット蓋体装置を用いた第
1の実施例であるカセットテープレコーダの開蓋状態を
示す分解斜視図、図2および図3はカセットテープレコ
ーダの閉蓋状態を示す斜視図および部分切欠側面図であ
る。
【0014】図1に示すように、テープカセットの蓋体
1は、テープレコーダ本体2に対して開閉自在に支持さ
れた蓋本体3と、この蓋本体3にその後部が重なった状
態でスライド自在に支持されている蓋副体4とに、二分
割されて構成されている。すなわち、蓋副体4の両側面
下辺部には内側方へ延出するガイド用突縁4aが形成さ
れ、このガイド用突縁4aが蓋本体3の両側面下辺3a
に摺接しながら蓋副体4が蓋本体3に対してスライドす
るようになっている。ここで、図3に示すように、蓋本
体3の前後寸法L1はテープカセットTの前後寸法L2
より小さく形成されている。
【0015】図1および図3に示すように、テープレコ
ーダ本体2と蓋体1との間の両側部箇所には一対のアー
ム機構5が設けられている。このアーム機構5は、テー
プレコーダ本体2の内側面上部に沿って取り付けられた
第1取付板6に軸7を中心にその一端が回動自在に支持
された第1アーム8と、蓋本体3の内側面下部に沿って
取り付けられた第2取付板9に軸10を介してその一端
が回動自在に支持され、かつその他端が第1アーム8の
他端に軸11で連結支持された第2アーム12と、蓋副
体4の側面前端部に設けた軸13でその一端が回動自在
に支持され、かつその他端が第2アーム12のほぼ中間
位置に設けられた軸14で連結支持された第3アーム1
5とから構成されている。そして、蓋体1の閉蓋時に
は、図2および図3に示すように、蓋本体3と蓋副体4
とにより、テープカセットTを全て覆うようになってい
る。
【0016】図4はカセットテープレコーダの開蓋状態
を示す部分斜視図で、同図において、21はテープレコ
ーダ本体2内に設けられているメカニズムシャーシであ
る。このメカニズムシャーシ21の後部両側には支持部
材22が立設され、この支持部材22によりホルダーシ
ャーシ23が軸24を中心に回動自在に支持されてい
る。そして、このホルダーシャーシ23に、テープカセ
ットTの両サイドを保持して収納する一対のホルダー部
材25や、ヘッド部26およびピンチローラ27などの
ヘッドブロック部品が取り付けられている。
【0017】また、このホルダー部材25の上板部25
aには、蓋本体3の下面(内面)に接触して押圧作用す
る板ばね25bと、ホルダー部材25に挿入されたテー
プカセットTの上面に接触して押圧作用する板ばね25
cと、側方へ突出して第2取付板9の他端の規制板部9
aに接触して位置規制作用する突起部25dとが形成さ
れている。ここで、蓋本体3は、板ばね25bの弾性に
よる付勢力で、ホルダーシャーシ23に設けた軸28
(図1参照)を中心に一定角度(ホルダー部材25の突
起部25dが蓋本体3の内面または第2取付板9の規制
板部9aに当接する間の区間)だけ回動する構成とされ
ているが、この回動は、図3の閉蓋状態から図5の開蓋
状態に示すポップアップの範囲である。そして、蓋本体
3はこの図5のポップアップ状態から更に開く際には、
テープレコーダ本体2に対して軸24を中心として開閉
自在となっており、テープカセットTがキャプスタン2
9などのメカニズム部品と緩衝しない角度の開状態でテ
ープカセットTをホルダー部材25より着脱するように
なっている。
【0018】図1などに示すように、テープレコーダ本
体2は、主キャビネット2aと、その主キャビネット2
aと共にテープレコーダ本体2の一部を構成する中間キ
ャビネット2bとから構成されている。この中間キャビ
ネット2bには、図6に示すように、つまみ飾り31
と、ロックカム32を回転自在に支持するロックカム支
持基板33とが取り付けられており、このロックカム支
持基板33の軸穴33aに嵌合する回転軸34に、ロッ
クカム32が軸穴32aで回転自在に支持されていると
ともに、この回転軸34により操作レバー35が回転自
在に支持されている。この操作レバー35はつまみ飾り
31の中央穴31aに嵌合されており、この操作レバー
35により蓋体1の閉蓋時にロックカム32を回動操作
する。蓋副体4の前端中央部には係止片30がロックカ
ム32の対向位置に配設されている。
【0019】ロックカム32には、蓋副体4の係止片3
0に係合する係止爪32bと、蓋体1の開蓋状態(図7
参照)で係止片30側に突出する押圧部32cとが備え
られている。また、このロックカム32には、回転軸3
4を中心とする押圧部32cと反対位置にばね作用部3
2dが設けられ、このばね作用部32dと、ロックカム
支持基板33に設けられたばね基点部33bとの間に、
トグルばね36が設けられている。ロックカム支持基板
33には、中間キャビネット2bに形成したボス2cに
対する取付穴33cが形成され、また、つまみ飾り31
には同様に取付穴31bが形成され、ビス37で共締め
されている。また、操作レバー35には、つまみ飾り3
1の中央穴31aを塞ぐ平板部35aと、蓋体1の開蓋
時にロックカム32を回動操作する作用点となる突起3
5bとが形成されており、この操作レバー35はばね3
8により常時時計方向に回転付勢されている。この操作
レバー35の突起35bは、後述する蓋体1の開蓋動作
時においてロックカム32の押圧部32cの下の周面3
2eに当接して押圧するようになっている。
【0020】次に、上記構成の蓋体装置について、以下
その作用について説明する。まず、閉蓋時から開蓋時の
蓋本体3および蓋副体4の移動姿勢について説明する。
操作レバー35の操作によりロックカム32による蓋副
体4の係止片30に対する係合を解除して図5のポップ
アップ状態となった姿勢から、さらに蓋体1を開動させ
ると、図8に示すように、蓋本体3およびテープカセッ
トT,ホルダー部材25などは軸24を中心に回動す
る。この際、第1アーム8は軸7を中心に矢印で示すよ
うに斜め上方に回動し、これに伴って、軸11で連結さ
れた第2アーム12は蓋本体3の軸10を中心に蓋本体
3に対して斜め下方に回動する。そして、この第2アー
ム12の回動に伴って第2アーム12の軸14がホルダ
ー部材25側へ移動するため、この軸14で連結された
第3アーム15は、開蓋動作の際に後方側へ引き寄せら
れる。この結果、第3アーム15に連結された蓋副体4
は蓋本体3側に引き寄せられ、図9に示すように、蓋副
体4を開蓋位置まで開動させた際には蓋副体4の大部分
が蓋本体3に重なり、テープカセットTの一部Taが蓋
副体4の先端よりも斜め上方に突出する。
【0021】したがって、テープカセットTの取出は、
このテープカセットTの突出した部分Taをつかんでホ
ルダー部材25から引き抜くことにより容易に行える。
なお、テープカセットTをホルダー部材25に挿入する
際には、開蓋状態において蓋副体4の大部分が蓋本体3
上に重なってコンパクトになった状態であるので、前記
テープカセットTの部分Taをつかんでホルダー部材2
5に容易に入れることができる。この後、蓋副体4を持
ちながら閉蓋動作することにより、上記とは逆に蓋本体
3側から蓋副体4がせり出て、閉蓋時には、図3に示す
ように、蓋本体3および蓋副体4によりテープカセット
Tが完全に覆われる。
【0022】次に、上記構成におけるロック装置の作用
について説明する。まず、図7に示すような開蓋状態、
すなわちトグルばね36によりロックカム32が反時計
方向に付勢された第1の付勢状態において、蓋体1をそ
の付勢力に抗して閉蓋していくと図10に示す状態とな
る。この図10の状態は、係止片30の端部に係止爪3
2bが係止された状態で、かつロックカム32のばね作
用部32dが回転軸34軸心とばね基点部33bとを結
ぶ線上に並んだ状態であり、トグルばね36の中立位置
でもある。したがって、この図10の状態より蓋体1を
少しでも閉蓋方向に押圧すると、ロックカム32はこの
トグルばね36の付勢力によって、図10の矢印方向に
回動され、図11に示す蓋体1の閉蓋状態となる。この
図11に示す蓋体1の閉蓋状態では、トグルばね36は
ロックカム32を時計方向に付勢する第2の付勢状態と
して安定状態になり、ロックカム32の係止爪32bは
蓋体1の係止片30を常に閉蓋方向に付勢している。
【0023】さらに、閉蓋状態から開蓋する場合のロッ
ク装置の作用について説明する。前述で閉蓋状態は図
2,図3,図11であるが、便宜上図12に示す閉蓋状
態から説明する。この図12は、前記図11と同一のト
グルばね36による第2の付勢状態で、この状態で操作
レバー35は、ばね38によって回転軸34を中心に時
計方向に付勢され、その外周面の一方が中央穴31a内
壁に当接した状態であり、突起35bが周面32eに当
接ないし近接した状態となっている。この図12の状態
で、開蓋するには、操作レバー35を回転軸34を中心
に矢印で示す反時計方向に回動操作すると、突起35b
でロックカム32の周面32eを押し上げ、トグルばね
36によるロックカム32の時計方向への付勢力に抗し
てこのロックカム32を反時計方向に回動させる。その
ロックカム32の回動が、図13に示す状態になったと
き、ばね作用部32dが回転軸34軸心とばね基点部3
3bとを結ぶ線上に並ぶトグルばね36の中立位置とな
り、この図13の状態から操作レバー35を少しでも反
時計方向に回動すれば、ロックカム32はトグルばね3
6の付勢力により強制的に反時計方向に回動されて、係
止片30に対する係止爪32bの係止が外れるととも
に、押圧部32cが係止片30を押し上げ、図7に示す
トグルばね36による第1の付勢状態となる。
【0024】ここで、操作レバー35は、ばね38によ
り常に時計方向に回動付勢さており、開蓋時に図13ま
で操作した後に手指を離すと、この操作レバー35はそ
の操作により圧縮させていたコイルばね38の反発力に
より、閉蓋時のレバー位置に引き戻されることとなる。
【0025】また、前述のように、蓋体1の閉蓋状態に
おけるトグルばね36の第2の付勢状態の付勢力を、閉
蓋後も常に作用させることにより、蓋体1のテープレコ
ーダ本体2との閉蓋状態を密着させ、かつ安定させるも
のである。すなわち、蓋体1が蓋本体3と蓋副体4とに
分割されているにもかかわらず、このようなロック装置
を有しているため、閉蓋時には蓋本体3および蓋副体4
をテープレコーダ本体2に確実に密着させることができ
る。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】さらに、上記第1の実施例においては、ア
ーム機構5,50を設けて、蓋本体43の開閉に蓋副体
45が連動する構成を述べたが、これらのアーム機構
5,50を設けることなく、蓋本体に対して蓋副体を手
動でスライドさせてもよい。
【0033】また、上記実施例においては、ホルダー部
とヘッド部とが蓋体側に沿って回動するものについて述
べたが、ヘッド部がテープレコーダ本体側に設けられて
いるものに、上記構成を適用することも可能であること
はもちろんであり、さらに、蓋体が平板状で、テープレ
コーダ本体の上面の一部だけを構成する形式のものに適
用することもできる。
【0034】以上のように本発明によれば、テープレコ
ーダ本体に対して開閉自在で、テープカセットを収納す
るホルダーを伴って回動し、少なくともテープカセット
の前後寸法より短い寸法に形成した蓋本体と、この蓋本
体に対し重なり合うように移動自在に構成された蓋副体
とを備え、前記蓋副体は、このテープカセット蓋体の閉
蓋時には蓋本体より突出させてテープカセットを全て覆
い、開蓋時には蓋本体に重なり合うように移動させてテ
ープカセットの少なくとも一部を蓋本体先端より突出状
態となるように構成したことにより、テープカセット蓋
体の開蓋時にはテープカセットの少なくとも一部が蓋本
体先端より突出状態となるので、このテープカセットの
突出部分をつかんでテープカセットを容易に取り出すこ
とができ、この結果、テープレコーダの操作性が向上す
る。
【0035】さらに、一端がテープレコーダ本体に回動
自在に支持された第1のアームと、一端が蓋本体に回動
自在に支持され他端が前記第1のアームの他端に連結支
持された第2のアームと、一端が蓋副体に回動自在に支
持され他端を前記第2のアームの中間位置に連結支持し
た第3のアームとを備え、蓋本体のテープレコーダ本体
に対する開閉動作に連動して蓋副体が蓋本体に対してス
ライドし、蓋体の閉蓋時にはテープカセットを全て覆
い、開蓋時に蓋本体の先端よりテープカセットの一部が
突出状態となるように構成することにより、テープレコ
ーダの操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープカセット蓋体装置を用いた一実
施例であるカセットテープレコーダの開蓋状態を示す分
解斜視図である。
【図2】同カセットテープレコーダの閉蓋状態を示す斜
視図である。
【図3】同カセットテープレコーダの閉蓋状態を示す部
分切欠側面図である。
【図4】同カセットテープレコーダの開蓋状態の要部斜
視図である。
【図5】同カセットテープレコーダのポップアップ状態
を示す部分切欠側面図である。
【図6】同カセットテープレコーダのロック装置の分解
斜視図である。
【図7】同カセットテープレコーダの開蓋状態を示す正
面図である。
【図8】同カセットテープレコーダの開蓋状態を示す部
分切欠側面図である。
【図9】同カセットテープレコーダの開蓋状態を示す部
分切欠側面図である。
【図10】同カセットテープレコーダのロック装置の作
用を説明するための部分正面図である。
【図11】同カセットテープレコーダのロック装置の作
用を説明するための部分正面図である。
【図12】同カセットテープレコーダのロック装置の作
用を説明するための部分正面図である。
【図13】同カセットテープレコーダのロック装置の作
用を説明するための部分正面図である。
【図14】従来のカセットテープレコーダの開蓋状態を
示す斜視図である。
【図15】同従来のカセットテープレコーダの開蓋状態
を示す部分切欠側面図である。
【図16】同従来のカセットテープレコーダの開蓋状態
を示す部分切欠側面図である。
【符号の説明】
1 蓋体 2 テープレコーダ
本体 3 蓋本体 4 蓋副体 5 アーム機構 7,10,11,13,14,24 軸 8 第1アーム 12 第2アーム 15 第3アーム 22 支持部材 23 ホルダーシャー
シ 25 ホルダー部材 32 ロックカム 34 回転軸 35 操作レバー 36 トグルばね 38 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−298963(JP,A) 特開 昭61−236091(JP,A) 実開 昭62−90437(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 502 G11B 15/675 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープレコーダ本体に対して開閉自在
    で、テープカセットを収納するホルダーを伴って回動
    し、少なくともテープカセットの前後寸法より短い寸法
    に形成した蓋本体と、この蓋本体に対し重なり合うよう
    に移動自在に構成された蓋副体とを備え、前記蓋副体は、 このテープカセット蓋体の閉蓋時には
    本体より突出させてテープカセットを全て覆い、開蓋時
    には蓋本体に重なり合うように移動させてテープカセッ
    トの少なくとも一部を蓋本体先端より突出状態となるよ
    うに構成したことを特徴とするテープカセット蓋体装
    置。
  2. 【請求項2】 蓋副体は、蓋本体のテープレコーダ本体
    に対する開閉動作に連動して、蓋本体に対してスライ
    、この蓋本体の開蓋時にその先端よりテープカセット
    の一部が突出状態となるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のテープカセット蓋体装置。
  3. 【請求項3】 蓋副体は、蓋本体のテープレコーダ本体
    に対する開蓋状態において、蓋本体に対し手動にてスラ
    ド可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のテ
    ープカセット蓋体装置。
  4. 【請求項4】 一端がテープレコーダ本体に回動自在に
    支持された第1のアームと、一端が蓋本体に回動自在に
    支持され他端が前記第1のアームの他端に連結支持され
    た第2のアームと、一端が蓋副体に回動自在に支持され
    他端が前記第2のアームの中間位置に連結支持された第
    3のアームとを備え、蓋本体のテープレコーダ本体に対
    する開閉動作に連動して蓋副体が蓋本体に対してスライ
    ドし、蓋体の閉蓋時にはテープカセットを全て覆い、開
    蓋時に蓋本体の先端よりテープカセットの一部が突出状
    態となるように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のテープカセット蓋体装置。
  5. 【請求項5】 蓋副体に、閉蓋時における係止用の係止
    片を設け、一方前記係止片に対応するテープレコーダ本
    体の位置にはロック装置を設けてなり、そのロック装置
    は閉蓋時に係止片を閉蓋方向に係止する付勢状態と開蓋
    時の係止付勢解除状態をもつ構成とを有し、閉蓋時に蓋
    副体をロック装置の付勢力により係止可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4記載のテープカセ
    ット蓋体装置。
  6. 【請求項6】 ロック装置は、閉蓋時に係止片を係止す
    る第1の付勢状態と、開蓋時の係止解除状態の第2の付
    勢状態の2つの付勢状態をもつトグル構成としたことを
    特徴とする請求項5記載のテープカセット蓋体装置。
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