JP2019102764A - 防水型の開閉蓋構造及びそれを備えた電子機器 - Google Patents

防水型の開閉蓋構造及びそれを備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】開放操作性に優れる蓋開閉構造を提供する。【解決手段】開口部を閉塞するパッキン部材を有する筐体と、ヒンジ部14で連結されパッキン部材が開口部を閉塞する閉位置と開放する開位置との間で軸線まわりに回動するホルダ15と、ホルダに軸線と交わる方向にスライド可能に係合部で係合した蓋13と、蓋を軸線から離隔方向に付勢する第1付勢部材と、蓋に取り付けられホルダに対するスライドを規制する第1位置と許容する第2位置とを移動可能なノブ12と、ノブを第1位置に向け付勢する第2付勢部材31とを備える。係合部は、蓋の一方側に形成した第1係合部15gと他方側に形成した第2係合部15hとを含む。第1付勢部材は第1係合部及び第2係合部それぞれの外側に隣接配置した第1スライド用付勢部材32及び第2スライド用付勢部材33を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、防水型の蓋開閉構造及びそれを備えた電子機器に係る。
電子機器の筐体に設けられた防水型の開閉蓋が知られており、特許文献1には、その開閉蓋を備えたカメラが記載されている。
特開2003−152351号公報
特許文献1に記載された従来の開閉蓋は、筐体の側面と後面との稜線部に設けられてカードなどを収容する収納部を開閉する蓋であって、閉状態でロック可能となっている。
この蓋を開けるときは、筐体の底面に配置された蓋開放ツマミをスライドしてロックを解除し、次いで蓋を回動させる。
そのため、蓋を開けるときには、蓋開放ツマミのスライド操作と蓋の回動操作という2つの独立した操作が必要となり、手間がかかるという問題があった。
また、2つの独立した操作は、筐体上の異なる部位に対して行うため、使用者にとって蓋の開放操作とその方法を、直感的に理解しにくいという問題があった。
そのため、従来の防水型の開閉蓋に対しては、開放操作性をより向上させることが望まれていた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、開放操作性に優れた防水型の蓋開閉構造及び電子機器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の1),2)の構成を有する。
1) 筐体の開口部を強嵌合で閉塞するパッキン部材と、
前記パッキン部材が取り付けられると共に前記筐体とヒンジ部で連結され、前記パッキン部材が前記開口部を閉塞する閉位置と開放する開位置との間で前記ヒンジ部の軸線まわりに回動するホルダと、
前記ホルダに、前記軸線と交わる方向に所定ストロークでスライド移動を可能とする係合部で係合した蓋と、
前記蓋を前記軸線から離れる方向に付勢するスライド用付勢部材と、
前記蓋に取り付けられ前記ホルダに対するスライドを規制する第1の位置と許容する第2の位置とを移動可能なロック解除ノブと、
前記ロック解除ノブを前記第1の位置に向け付勢するロック用付勢部材と、
を備え、
前記係合部は、前記蓋を前記軸線に沿う方向に二分したときの一方側に形成された第1の係合部と、他方側に形成された第2の係合部と、を含み、
前記スライド用付勢部材は、前記第1の係合部及び前記第2の係合部それぞれの外側に隣接配置された第1のスライド用付勢部材及び第2のスライド用付勢部材を含み構成された防水型の蓋開閉構造である。
2) 1)に記載の防水型の蓋開閉構造を備え、
前記パッキン部材が開位置にあるときに、外部から前記開口部を通して、カードを挿抜可能なカードスロット又はプラグを挿抜可能なコネクタを備えていることを特徴とする防水型の蓋開閉構造を備えた電子機器である。
本発明によれば、開放操作性に優れる、という効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器の実施例1であるビデオカメラ51を示す斜視図である。 図2は、ビデオカメラ51が備える蓋開閉構造Kの動作を説明するための第1の図である。 図3は、蓋開閉構造Kの動作を説明するための第2の図である。 図4は、蓋開閉構造Kが備える蓋体11の組立図である。 図5は、蓋体11が備える蓋13を示す平面図である。 図6は、図5におけるS06−S06位置での断面図である。 図7は、(a)図1におけるS07−S07位置での断面図、(b)蓋体11が備えるロック解除ノブ12の平面図である。 図8は、蓋体11が備えるホルダ15を示す平面図である。 図9は、図8におけるS09−S09位置での断面図である。 図10は、ホルダ15に形成されたカム溝15aを示す平面図である。 図11は、蓋開閉構造Kの構造を説明するための模式図である。
本発明の実施の形態に係る防水型の蓋開閉構造及びそれを備えた電子機器を、実施例の蓋開閉構造K及びそれを備えたビデオカメラ51により説明する。
(実施例)
図1は、蓋開閉構造K及びそれを備えたビデオカメラ51を示す左後ろ斜め上方から見た斜視図である。
以下、説明の便宜のため、ビデオカメラ51の前後左右上下の各方向を、図1に示した矢印で規定する。前方は撮像する被写体側となる。
ビデオカメラ51は、筐体1aを有する本体部1と、本体部1の左側面において、上下に延びる軸線CL1まわりに回動開閉(矢印DRa)する画像表示部2と、本体部1の右側面側に設けられ、本体部1を把持する使用者の手の甲にあてがわれるグリップベルト3と、を有する。
本体部1の上面1bにはズームボタン1b1が配置されている。また、後面1cの右上部には録画のスタート/ストップを操作する録画ボタン1c1が配置され、概ね左半分が収納部Sとされている。
ビデオカメラ51は、収納部Sの開口部Saを、閉状態において防水状態で塞ぎ開状態で内部を開放する開閉蓋体11(以下、単に蓋体11とも称する)を有する。
蓋体11は、指で押し下げ操作可能なロック解除ノブ12を有する。この例において、ロック解除ノブ12は、蓋体11の概ね中央に配置されている。
蓋体11は、次に説明する操作で開けることができる。構造の理解を容易にするため、その開放操作及び態様について、図2〜図4を参照して詳細構造に先だって説明しておく。
図2及び図3は、蓋体11の開放操作に伴う態様を示した部分斜視図であり、図4は、蓋体11の組立図である。
閉状態の蓋体11を開ける際には、使用者は、まず、図1の状態のロック解除ノブ12を指で押し下げる(矢印DR1)。
ロック解除ノブ12は、付勢部材としてのノブ用コイルばね31(図4参照)の圧縮反発力によって上方に適度に付勢されているので、使用者は、その圧縮反発力に抗してロック解除ノブ12を押し下げる。
ロック解除ノブ12を押し下げることにより、蓋体11の外装部材である蓋13の、内装部材であるホルダ15(図4参照)に対する左方移動の規制が外れる。
これにより、蓋13は、付勢部材として内部に配置された一対のスライド用コイルばね32,33(図4参照)の圧縮反発力によって自ずと左方へ所定ストロークでスライド移動する(図2:矢印DR2)。
図2に示されるように、蓋13の左方へのスライド移動に伴い、蓋体11を上下に延びる軸線CL11まわりに回動可能に支持するヒンジ部14が外部に露出する。ヒンジ部14は、内装部材のホルダ15と本体部1の筐体1aとの回動係合部である。
そして、蓋13の左方へのスライド移動で、蓋13の上方視反時計まわり方向(矢印DR5)の回動を部材干渉によって規制していた係合部Ka(図1参照)の係合が解除され、その回動は許容状態となる。
係合部Kaは、図1に概ねの場所を符号で示されているように、上係合部Ka1,下係合部Ka2,及び側方係合部Ka3の3箇所である。
図3を参照して説明すると、上係合部Ka1は、筐体1aの収納部Sの上縁外側近傍に左右方向に延びて形成された上溝部1a1と、蓋13の内面上部において、下方に突出しスライド移動で上溝部1a1内へ進退係合する上リブ13b1と、を含み構成されている。
下係合部Ka2は、筐体1aの収納部Sの下縁外側近傍に左右方向に延びて形成された下溝部1a2と、蓋13の内面下部において、上方に向け閉状態で下溝部1a2内へ進退係合する下リブ13b2と、を含み構成されている。
側方係合部Ka3は、筐体1aの収納部Sの左縁外側近傍に左右上下方向に広がるように形成されたポケット状の空間を有するポケット部1a3と、蓋13におけるヒンジ部14から遠い側の側縁部において、ヒンジ部14に向かって突出し、スライド移動でポケット部1a3に進退係合する側方リブ13b3と、を含み構成されている。
ヒンジ部14は、閉状態での蓋体11の位置規制、及び後述するパッキンプレート16の収納部Sへの強嵌合による位置規制を優先するため、上下方向及び径方向において、筐体1aに対する蓋体11の若干の移動を許容している。すなわち、いわゆる遊びを意図的に設けてある。
ヒンジ部14には、蓋体11を、上方視で反時計回り方向(開く方向)に付勢するねじりコイルばね34(図4参照)が備えられている。
このねじりコイルばね34の回転付勢力により、蓋体11は、軸線CL11の上方視反時計まわり方向に付勢されているものの、蓋体11は、パッキンプレート16と収納部Sへの強嵌合により、図2の状態を維持する。
パッキンプレート16は、図3において、概ね全体がシリコーンゴムで覆われ少なくとも周縁部16aの全周が延在方向に圧縮弾性を有しており、収納部Sの開口周壁21の内面21aと強嵌合している。
その強嵌合での嵌合摩擦力が、ねじりコイルばね34に基づく回動力に勝るように設定されているので、蓋体11は、図2の状態を維持する。
一方、蓋13の左方へのスライド移動により、図2に示されるように、蓋13の左縁部13aが筐体1aから左方に張り出すと共に、係合部Kaにおける蓋13と筐体1aとの係合が解除される。
そのため、使用者が左縁部13aを指で後方に、パッキンプレート16と収納部Sとの間の嵌合摩擦力を超える力で押すことで(図2:矢印DR4)、パッキンプレート16は収納部Sから離脱し、蓋体11は、ねじりコイルばね34の回転付勢力によって、自ずと軸線CL11まわりに回動し(図3:矢印DR5)、図3に示される開状態となって収納部Sの内部が開放される。
収納部Sの内部には、複数のカードスロット41,42、外部機器とデータや信号を送受信するための複数の接続端子43,44、マイク入力端子45などが備えられている。
蓋体11の回動角度は、90°以上とされているので、カードスロット41,42へのカード挿抜や、接続端子43,44及びマイク入力端子45に対するプラグの挿抜は容易に行える。
蓋体11を開状態から閉状態にする際には、まず、指により蓋体11を矢印DR5とは反対方向(上方視時計回り方向)に回動させて閉じ、図2の状態にする。このときの回動ストロークの最後の部分は、パッキンプレート16が収納部Sへ強嵌合する部分となるので、抵抗力が増す。
この蓋体11の回動では、筐体1aに対する蓋体11の角度が所定の角度以下にならないと、係合部Kaにおける溝やポケット部の係合が進行しないように、すなわち、次の操作である蓋体11の右方向へのスライド移動ができないように寸法や形状等が設定されている。
換言するならば、蓋体11を閉じたときには、パッキンプレート16が収納部Sを強嵌合で十分塞ぐ位置に達することにより、次に行う蓋体11の右方へのスライド移動が可能になっている。
蓋体11を右方にスライド移動させる際には、スライド用コイルばね32,33の圧縮反発力に抗する力に加えて、ロック解除ノブ12を付勢するノブ用コイルばねの付勢力に抗する力が必要である。
ロック解除ノブ12は、図1におけるS07−S07位置での断面図である図7(a)に示されるように、ホルダ15に形成された一対のカム溝15a,15b内を摺動する摺動子となる一対のボス12a,12bを有している。
詳しくは、蓋13の右方へのスライド移動の最終位置で、一対のボス12a,12bは、カム溝15a,15bにおける上下方向に延びるロック部(後述の経路CR2)へ進入して蓋13のスライド移動がロックされるようになっている。
ロック解除ノブ12は、摺動性に優れた材料で形成される。材料例はポリアセタール樹脂である。
以上説明した蓋体11の開閉動作は、次に詳述する蓋開閉構造Kによって実現している。
蓋13は、閉状態における前方視の平面図として図5に示される。図5における上下左右の方向は、閉状態での方向に対応している。
蓋13は、上下方向に長い長丸状の外形を呈し、その材質例はガラス繊維強化PC(ポリカーボネート)樹脂である。
蓋13の中央部には、ロック解除ノブ12の突出した操作部12c〔図4及び図7(a)参照〕が進入係合して上下動可能な上下に長い開口部13dが形成されている。
蓋13の内面13eの周縁には、周壁部13fが立設している(図3も参照)。
蓋13の上部における周壁部13fの先端部位には、既述の上リブ13b1が左右下方に延在するよう突出している。
蓋13の下部における周壁部13fの先端部位には、既述の下リブ13b2が左右上方に延在するよう突出している。
蓋13の内面13eには、ロック解除ノブ12を蓋13との間に挟んで押さえる押さえ板17(図4)の一対の突部17a,17aを係止する係止部13e1,13e1と、一端が係止された押さえ板17を固定するためのねじN1(図4)が螺着されるねじ受けボス13e2が設けられている。
また、内面13eには、開口部13dの下方に、ノブ用コイルばね31(図4)の下端を受けるばね受けリブ13e3が突出形成されている。
また、内面13eには、上下方向に離隔して、左右方向に延びる一対のホルダ係合部13g,13hが設けられている。また、ホルダ係合部13g,13hそれぞれの外側の近接位置に、ばね収容部13j,13kが隣接設置されている。
ホルダ係合部13gの断面形状は、図5のS06−S06位置の断面図である図6に示されている。ホルダ係合部13hの断面形状は上下対称形状となる。
図5及び図6に示されるように、ホルダ係合部13gは、断面略L字状の係合壁部13g1を有する。より詳しくは、係合壁部13g1は先端部から内側へ張り出して左右に離隔した一対の鍔部13g2を有する。一対の鍔部13g2間は欠落部13g3となっている。
ホルダ係合部13hも同様形状であって、係合壁部13h1は、先端部から内側へ張り出して左右に離隔した一対の鍔部13h2を有する。一対の鍔部13h2の間は欠落部13h3となっている。
ばね収容部13j,13kは、それぞれスライド用コイルばね32,33を収めると共に、スライド用コイルばね32,33の左端の位置を規制するよう立設された規制壁13j1,13k1を有する。
ロック解除ノブ12は、図4に示されるように、押さえ板17により、操作部12cを開口部13dに進入係合させた状態で、蓋13の内面13eとの間に挟まれて上下動可能に支持される。
ロック解除ノブ12は、ばね受けリブ13e3との間に介装されたノブ用コイルばね31の圧縮反発力により、自然状態で、操作部12cが開口部13dの上端に当接する位置まで上方に付勢されている。
次に、ホルダ15について図4,図8及び図9を参照して説明する。
図8は、蓋体11の閉状態におけるホルダ15単体の後方視平面図である。
図9は、図8におけるS09−S09位置での断面図である。
ホルダ15は、蓋13よりも一回り小さく上下に長い長丸状を呈し、その材質例はガラス繊維強化PC(ポリカーボネート)樹脂である。
ホルダ15の右縁部には、上下方向にシャフト18(図4)が挿通されて、筐体1aに対し軸線CL11まわりに回動可能なヒンジ部14を構成するホルダヒンジ部1514が形成されている(図8においてホルダヒンジ部1514の形状は単純化してある)。
シャフト18にはねじりコイルばね34が外装され、そのねじり反発力によって、ホルダ15は、既述のように筐体1aに対し上方視で反時計まわり方向(開く方向)に付勢されている。
ホルダ15は、蓋13と対向する後面15sにおいて、上下に離隔し、蓋13のホルダ係合部13g,13hと係合する蓋係合部15g,15hを有する。
蓋係合部15g,15hは、係合壁部15g1,15h1と、係合壁部15g1,15h1の先端から上下外方へ張り出すように左右方向に離隔形成された一対の鍔部15g2,15h2と、を有して、外方に開いた断面コ字状に形成され、一対の間が欠落部15g3,15h3とされている。
ホルダ15は、蓋13のばね収容部13j,13kに対応してスライド用コイルばね32,33をそれぞれ収容するばね収容部15j,15kを有する。
ばね収容部15j,15kは、それぞれスライド用コイルばね32,33を収めると共に、スライド用コイルばね32,33の右端の位置を規制するよう立設された規制壁15j1,15k1を有する。
また、ばね収容部15j,15kにおいて、規制壁15j1,15k1から遠い側は、U字状に抉られた保持部15j2,15k2とされ、近い側は前後に抜けた孔である開口部15j3,15k3とされている。
ホルダ15は、図8の紙面手前側に突出し、紙面反対側から一対のねじN2(図4)を螺着するための下穴15m1を有する一対のねじ受け部15m,15mを有する。
パッキンプレート16は、ホルダ15の外形及びサイズ共に対応した形状を呈する板状部材である。
パッキンプレート16は、外形より一回り小さいステンレスなどの金属製の基板材16bと、基板材16bをほぼ全面で覆うシリコーンゴムなどの被覆部16cと、により形成されている。
従って、パッキンプレート16の周縁部16aは、シリコーンゴムのみで形成され、少なくとも延在方向の圧縮弾性を有している。
パッキンプレート16は、ホルダ15の一対のねじ受け部15mに対応した位置それぞれに貫通孔16dを有する。
ホルダ15の後面15sには、一対のカム溝15a,15bが凹部として形成されている。
カム溝15a,15bは同形状につき、カム溝15aを代表として次に詳述する。説明は、図10を主に参照し、蓋体11の組み立てから蓋開放操作の動作を含めたものとする。
カム溝15aの溝幅と、カム溝15a内を摺動するロック解除ノブ12のボス12aの外径と、の差はわずかであり、使用者には遊びのないスライド感触(カム摺動感触)が得られる。
カム溝15aは、複数の直線経路が直列接続された経路CRを有する。以下の説明における溝幅の中心となる位置C1〜C7は、摺動するボス12aの中心位置12a1と実質的に同じである。
経路CRは、位置C1−C2の経路CR1,位置C2−C3の経路CR2,位置C3−C4の経路CR3,位置C4−C5の経路CR4,位置C5−C6の経路CR5,及び位置C6−C7の経路CR6を有する。
位置C1は、ホルダ15を、ロック解除ノブ12を取り付けた蓋13に組み付ける際の位置である。
詳しくは、スライド用コイルばね32,33を未装着の状態で、ロック解除ノブ12を取り付けた蓋13に対し、ホルダ15の鍔部15g2,15h2を、蓋13の欠落部13g3,13h3に位置合わせして係合させ組み付ける。この位置合わせでのボス12aの中心位置12a1が位置C1にある。
次いで、スライド用コイルばね32,33を、それぞれホルダ15の開口部13j3,13k3からばね収納部13j,13k内に圧縮して装着する。
この装着により、スライド用コイルばね32,33の圧縮反発力でホルダ15は左方に付勢され、ボス12aは、その中心位置12a1が位置C2となるよう経路CR1を移動する。そして、ボス12aは左壁C2aに当接して左方への移動が規制され、蓋13とホルダ15の閉状態の位置決めがなされる。従って、蓋13を左方に無理に開けようとしても、左壁C2aとの当接により左方へのスライド移動は確実に禁止される。
蓋体11を閉状態から開ける際には、ロック解除ノブ12をノブ用コイルばね31による上方付勢力に抗して押し下げる。すると、まずボス12aの中心位置12a1がわずかではあるが、位置C2からC3への真下となる経路CR2を移動する。
この経路CR2ではボス12aは、左壁C2aに当接しているので、蓋13は、スライド用コイルばね32,33による左方付勢力が付与されているものの、左方へのスライド移動が禁止されている。
位置C3を超えてからの経路CR3は、左下方に傾斜しているので、蓋13は、ロック解除ノブ12が下方へ押し下げられつつ左方へ動き出す。すなわち、経路CR2は、使用者のロック解除ノブ12の押し下げ操作開始から、左方へのスライド移動開始までに若干のタイムラグをもたせることで、使用者に、鋭敏になりすぎない適切な操作感触を与えることができる。
ボス12aの中心位置12a1が位置C4に達すると(蓋13が経路CR3の水平分だけスライドすると)、続く経路CR4が水平のため、蓋13は、スライド用コイルばね32,33の左方付勢力によって経路CR4を一気に左方へスライド移動する。
さらに続く経路CR5も、僅かな上昇経路のため、蓋13は継続してスムースにスライド移動する。
ここで、ロック解除ノブ12には、位置C2以降の押し下げにより、ノブ用コイルばね31の圧縮量が増し、より強い上方への圧縮反発力を受けているため、傾斜した経路CR5では、蓋13に対し、圧縮反発力の経路に沿う方向の分力が作用する。
従って、蓋13は、スライド用コイルばね32,33の水平方向の圧縮反発力の、経路CR5に沿う方向の分力と、ノブ用コイルばね31の圧縮反発力の、経路CR5に沿う方向の分力との合力によって左方へスライド移動する。そのため、蓋13の経路CR5のスライド移動は、スムースかつ迅速に行われる。
ロック解除ノブ12の中心位置12a1が位置C6に達すると、その先の位置C7までの最終の経路CR6は、経路CR5よりも立ち上がった傾斜経路となっている。この段階で、スライド用コイルばね32,33の圧縮量は小さくなって弾性反発力が小さくなっている一方、ノブ用コイルばね31の圧縮量は依然大きく、かつ経路CR6がより上方に向く上昇傾斜経路であることから、蓋13には、ノブ用コイルばね31の圧縮反発力の、経路CR6に沿う方向の大きな分力が付与される。
そのため、ボス12aは、スライド移動の最終段階で、高速で経路CR6を経て中心位置12a1が位置C7に達すると共に、カム溝15aにおける位置C7を中心とする円弧状内壁C7aに勢いよく当接する。この当接により「カチッ」という衝突音が生じる。
この衝突音によって、使用者は、スライド移動の完了を把握し、蓋開閉構造Kに対する高品質の感触を得る。
蓋13は、ボス12aの中心位置12a1が位置C7にある場合に、ホルダ15に対する左右スライド移動のストロークでの最端位置(図2に示される最左位置)にある。
また、ボス12aの中心位置12a1が位置C7を含む経路CR6の位置C7に近い範囲にある場合に、係合部Kaの係合が解除され、蓋体11は開放可能な状態にある。
しかしながら、既述のように、パッキンプレート16が収納部Sの開口周壁21の内面21aと強嵌合状態にあり、かつ両部材間の嵌合摩擦力に基づく嵌合維持トルクが、ヒンジ部14に備えられたねじりコイルばね34による開方向の回動トルクに勝るように設定されている。
そのため、蓋体11は、蓋13が筐体1aから左方に突出した図2に示される状態で維持される。
また、ロック解除ノブ12は、ボス12aの経路CR4からCR6への移動で自動的に上昇する(図2:破線矢印DR3)。
そこで、使用者が蓋13の突出した部分を指で後方に押し、パッキンプレート16を収納部Sの内面21aから離脱させることで、蓋体11は、ねじりコイルばね34の回転トルクによって約90°の開位置に回動する。
蓋体11を開状態から閉じる際には、蓋体11を閉じ、パッキンプレート16を収納部Sに強嵌合させる。これにより収納部内が防水状態となる。
蓋13は、十分押し込まれた回動位置で係合部Kaでのスライド係合が可能となるので、使用者は、蓋13を十分押し込んでから右方に押す。
これにより、ボス12aの中心位置12a1は、まず最初に、図10に示される位置C7から位置C6の経路CR6を移動する。
経路CR6は上下方向に対する傾斜角度θ6が45°未満(例えば23°)で立ち下がる経路であり、その後の経路CR5が、傾斜角度θ5が45°以上(例えば71°)で経路CR6より水平に近い経路である。
そのため、蓋13の右方への押し込みで使用者の指に感じる抵抗力は、最初が大きく、そしてすぐに低くなる。
この抵抗力の変化は、使用者には操作のクリック感として感じられる。
これにより、使用者は、スライド移動の開始を把握し、蓋開閉構造Kに対する高品質の感触を得る。
さらに、使用者が、蓋体11を、スライド用コイルばね32,33及びノブ用コイルばね31に基づく左方付勢の分力の合力に抗して右方に押して移動させると、ボス12aは経路CR5を図10の右方に移動し、中心位置12a1が位置C5から経路CR4を経て位置C4に達する。
位置C4以降の経路CR3は、上下方向に対する傾斜角度θ3が45°未満(例えば22°)であるから、ノブ用コイルばね31の上方への圧縮反発力が大きく作用し、ボス12aは、自動的に経路CR3及び経路CR2を経て、その中心位置12a1はロック位置である位置C2に達し維持される。
また、ボス12aは、その中心位置12a1が位置C2に達したときに、カム溝15aにおける位置C2を中心とする円弧状内壁C2bに勢いよく当接するので「カチッ」という衝突音が発生する。
この衝突音によって、使用者は、蓋体11のロック完了を把握し、蓋開閉構造Kに対する高品質の感触を得る。
以上詳述した蓋開閉構造Kにおける蓋13とホルダ15との係合関係、及びロック解除ノブ12のボス12a,12bとカム溝15a,15bとの摺動関係、及びノブ用コイルばね31とスライド用コイルばね32,33の圧縮反発力の力点関係を、模式的に図11に示してある。
図11に示されるように、蓋開閉構造Kは、上下方向の中央に位置する中央水平線LNhに対し、カム溝15a,15bがほぼ等距離の上下位置にそれぞれ配置されている。
カム溝15a,15bに対し係合摺動するボス12a,12bは、上下に延びる同一の線LN12上に位置し〔図7(b)参照〕、ノブ用コイルばね31は、線LN12を軸としてロック解除ノブ12すなわちボス12a,12bを上方に圧縮反発力F31にて付勢している。
すなわち、圧縮反発力F31がロック解除ノブ12に付与される力点と、ロック解除ノブ12のボス12a,12bがカム溝15a,15bに作用する作用点とが実質的に同一の線LN12上にある。
従って、ノブ用コイルばね31の圧縮反発力F31は、蓋体11に対して回転モーメントを発生させないので、蓋体11の開閉動作におけるスライド移動は、傾くことなく円滑に行われる。
図11に示されるように、蓋開閉構造Kは、蓋体11を、軸線CL11に沿う方向(上下方向)で上部と下部とに二分した際の、一方側(上部)に第1の係合部(ホルダ係合部13g及び蓋係合部15g)が設けられ、他方側(下部)に第2の係合部(ホルダ係合部13h及び蓋係合部15h)が設けられている。
蓋体11を上部と下部とに二分する境界線は、例えば上述のように上下方向の中央の中央水平線LNhとし、この中央水平線LNhに対し、ホルダ係合部13g,13hと蓋係合部15g,15hとの係合部位が、上下のほぼ対称位置に配置されている。
具体的には、係合ラインLNg2,LNh2の、中央水平線LNhからの距離である距離Hgと距離Hhとは、等しくなっている。
さらに、蓋13とホルダ15とを、左右方向に付勢するスライド用コイルばね32,33の作用線LN32,LN33は、係合ラインLNg2,LNh2それぞれの外側に近接して位置し、作用線LN32と係合ラインLNg2との距離Hg2と、作用線LN33と係合ラインLNh2との距離Hh2とは、等しく、接近により小さく設定されている。
これにより、蓋13及びホルダ15に対するスライド用コイルばね32,33の圧縮反発力F32,F33による回転モーメントは、ほとんど発生せず、仮に発生しても互いに作用方向が相殺されてほとんど無視できる大きさに抑制される。
従って、蓋体11の開閉動作は、蓋体11の大きさ及び形状によらず、傾くことなく円滑に行われる。
上述のように、蓋開閉構造Kは、蓋体11の開閉動作におけるスライド移動に関わるノブ用コイルばね31及びスライド用コイルばね32,33の圧縮反発力F31及び圧縮反発力F32,F33は、蓋13のホルダ15に対するスライド移動に回転モーメントを実質的に与えることなく、スライド移動の補助力として作用すると共に、使用者の開閉操作の感触を向上させる。
また、蓋開閉構造Kは、蓋体11の閉状態で、開放回動を禁止する係合部Kaとして蓋13の長手方向の両端部に上係合部Ka1及び下係合部Ka2を備え、さらに、側縁部に側方係合部Ka3を備えている。
すなわち、蓋体11の回動の軸線CL11に沿った2箇所の端部と、軸線CL11から最も離れた縁部と、で開放回動を規制している。
これにより、蓋体11が大きく、又は一方向に長い形状であっても、収納部Sを防水状態とする閉状態をより確実に維持できる。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
蓋開閉構造Kを備える電子機器は、上述のビデオカメラ51に限定されるものではない。ハンディトランシーバなどの無線機器や携帯端末などの情報処理装置など種々の機器に適用可能である。
また、蓋開閉構造Kは、電子機器に対し、防塵機能を発揮すべく適用されてもよい。
上述における上下左右前後の各方向は、電子機器がビデオカメラ51の場合の説明の便宜上設定したものであり、蓋開閉構造Kの姿勢や使用態様を限定するものではない。従って、蓋体11の回動方向は水平方向に限らず、任意の方向であってよい。
ロック解除ノブ12を付勢するノブ用コイルばね31、及び蓋13をスライド方向に付勢するスライド用コイルばね32,33は、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、他の形態の付勢部材に置き換えてよい。例えば、引っ張りコイルばねであってもよいし、板ばねであってもよい。
ボス12a,12bが摺動するカムは、上述の溝としてのカム溝15a,15bに限定されない。例えば、段差やリブ状のカムとしてもよい。
蓋13がホルダ15に対してスライドする方向は、ヒンジ部14の軸線CL11に対し直交方向でなくてもよく、交わる方向であってもよい。
1 本体部
1a 筐体、 1a1 上溝部、 1a2 下溝部
1a3 ポケット部、 1b 上面、 1b1 ズームボタン
1c 後面、 1c1 録画ボタン
2 画像表示部
3 グリップベルト
11 開閉蓋体(蓋体)
12 ロック解除ノブ
12a,12b ボス(摺動子)、 12a1 中心位置
12c 操作部
13 蓋
13a 左縁部、 13b1 上リブ、 13b2 下リブ
13b3 側方リブ、 13d 開口部、 13e 内面
13e1 係止部、 13e2 ねじ受けボス
13e3 ばね受けリブ、 13f 周壁部
13g,13h ホルダ係合部、 13g1,13h1 係合壁部
13g2,13h2 鍔部、 13g3,13h3 欠落部
13j,13k ばね収容部、 13j1,13k1 規制壁
14 ヒンジ部
15 ホルダ
15a,15b カム溝、 15g,15h 蓋係合部
15g1,15h1 係合壁部、 15g2,15h2 鍔部
15g3,15h3 欠落部、 15j,15k ばね収容部
15j1,15k1 規制壁、 15j2,15k2 保持部
15j3,15k3 開口部、 15m ねじ受け部、 15m1 下穴
15s 後面、 1514 ホルダヒンジ部
16 パッキンプレート
16a 周縁部、 16b 基板材、 16c 被覆部
16d 貫通孔
17 押さえ板、 17a 突部
21 開口周壁、 21a 内面
31 ノブ用コイルばね、 32,33 スライド用コイルばね
34 ねじりコイルばね
41,42 カードスロット
43,44 接続端子
45 マイク入力端子
51 ビデオカメラ(電子機器)
C1〜C7 位置、 C2a 左壁、 C7a,C2b 円弧状内壁
CL1,CL11 軸線、 CR,CR1〜CR6 経路
F31,F32,F33 圧縮反発力
Hg,Hh,Hg2,Hh2 距離
LNg2,LNh2 係合ライン、 LNh 中央水平線、 LN12 線
LN32,LN33 作用線
K 蓋開閉構造
Ka 係合部、 Ka1 上係合部、 Ka2 下係合部
Ka3 側方係合部
N1,N2 ねじ
S 収納部、 Sa 開口部
θ3,θ5,θ6 傾斜角度

Claims (6)

  1. 筐体の開口部を強嵌合で閉塞するパッキン部材と、
    前記パッキン部材が取り付けられると共に前記筐体とヒンジ部で連結され、前記パッキン部材が前記開口部を閉塞する閉位置と開放する開位置との間で前記ヒンジ部の軸線まわりに回動するホルダと、
    前記ホルダに、前記軸線と交わる方向に所定ストロークでスライド移動を可能とする係合部で係合した蓋と、
    前記蓋を前記軸線から離れる方向に付勢するスライド用付勢部材と、
    前記蓋に取り付けられ前記ホルダに対するスライドを規制する第1の位置と許容する第2の位置とを移動可能なロック解除ノブと、
    前記ロック解除ノブを前記第1の位置に向け付勢するロック用付勢部材と、
    を備え、
    前記係合部は、前記蓋を前記軸線に沿う方向に二分したときの一方側に形成された第1の係合部と、他方側に形成された第2の係合部と、を含み、
    前記スライド用付勢部材は、前記第1の係合部及び前記第2の係合部それぞれの外側に隣接配置された第1のスライド用付勢部材及び第2のスライド用付勢部材を含み構成された防水型の蓋開閉構造。
  2. 前記蓋を二分する線が、前記蓋の前記軸線に沿う長さの半分の位置にあるときに、前記二分する線に対し、前記第1の係合部と前記第2の係合部とが等距離に位置していることを特徴とする請求項1記載の防水型の蓋開閉構造。
  3. 前記ロック解除ノブにおいて前記ホルダに向かって突出形成された摺動子と、
    前記ホルダにおいて前記摺動子が前記スライド移動に伴い係合摺動するカム部と、を有し、
    前記ロック用付勢部材は、前記カム部を平面視したときに前記摺動子を貫く仮想線上で前記ロック解除ノブを付勢し、
    前記カム部は、前記蓋のスライド移動において、前記摺動子に対し前記ロック用付勢部材の付勢力に基づく前記蓋を前記軸線から離す方向に付勢する分力を生じさせる傾斜経路を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水型の蓋開閉構造。
  4. 前記蓋及び前記筐体により構成され、前記蓋が前記所定ストロークにおける前記軸線から遠い側の端部近傍以外にあるときに前記筐体と係合可能となり前記ヒンジ部まわりの回動を規制し、前記端部近傍にあるときに前記筐体と非係合となって前記ヒンジ部まわりの回動を許容するよう構成された筐体係合部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の防水型の蓋開閉構造。
  5. 前記筐体係合部を、前記蓋における前記軸線に沿った方向の一対の縁部と前記軸線から遠い縁部との少なくとも3箇所に有することを特徴とする請求項4記載の防水型の蓋開閉構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の防水型の蓋開閉構造を備え、
    前記パッキン部材が開位置にあるときに、外部から前記開口部を通して、カードを挿抜可能なカードスロット又はプラグを挿抜可能なコネクタを備えていることを特徴とする防水型の蓋開閉構造を備えた電子機器。
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