JP4597893B2 - 映像オーディオ装置の防塵構造 - Google Patents
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Description
この種の装置にはメディア再生装置が内蔵されていて、機器本体上位部位にCD等の記録媒体の挿入口Bを設けている。この記録媒体挿入口Bは、図1(a)のようにディスプレーユニットAが通常使用傾斜領域の角度であるときにはディスプレーユニットAにより隠蔽されるので防塵効果を期待できるが、ディスプレーユニットAを図1(b)のように水平に近づく大きな傾斜角度にすると、挿入口Bが露出されるので防塵効果が喪失し、埃などの異物が入りやすくなる。
しかし、この構造では挿入用の隙間が常にあるため防塵効果が弱く、また、隙間を小さくすると防塵シート本体との摩擦により記録媒体挿抜の不具合に至ることもある。しかも、防塵シート本体は高価なものを使用することが多いので、コストも高くなる問題があった。
また、上下方向のスライドであるから、記録媒体挿入口が複数である場合でも何ら支障がなく適用することができ、画面部体が水平に近づいたフルオープン角度になるときにのみこれと連動して各記録媒体挿入口を露出させ、例えば傾斜角0〜30度といった通常の画面部体使用時においては各記録媒体挿入口を確実に閉じ、防塵効果をあげることができる。
これによれば、シャッター板に設けた簡単な構造によりシャッター板を確実にスライドさせて記録媒体挿入口を露出させることができる。
また、好適には、シャッター板がパネルに取り付けた付勢手段により常態において記録媒体挿入口を閉鎖し得る高さレベルに保持されている。
これによれば、記録媒体挿入口を常態において確実に閉鎖させ、画面部体が閉じ位置から傾斜する際には付勢手段の力でシャッター板を徐々にスライドさせることができ、画面部体が閉じられるときには、付勢手段の復元力でシャッター板を画面部体の動きに追従させ、円滑に閉鎖位置までスライドさせることができる。
図3ないし図8は本発明にかかる防塵シャッター構造を備えた映像オーディオ装置の一例を示しており、図3と4において、1は機器本体、2は機器本体1の凹入した前部に嵌着されるパネル(インナーエスカッション)、3は画像部体(ディスプレーユニット)である。
機器本体1の上部域には2段にDVDやMAPなどの記録媒体の再生機構1A,1Bが挿脱口を前方に向けて設けられており、下部域には前記画像部体3の下部とを前後移動させるための電動式駆動機構4が設けられている。画像部体3は画面本体3aとリアカバー3bとを有し、該リアカバー3bの側部下端に前記電動式駆動機構4の作動レバー4aの先端部が連結されている。
そして、前記囲壁面部2bの左右部分には、画像部体3を開き位置から閉じ位置に角度変化させるための縦方向に延在するスロープ溝22,22が対設されている。一方、前記画像部体3のリアカバー3bの両側上端部位には、前記スロープ溝22,22に嵌まり、かつこれらに沿って移動可能な上部支点としてのローラ32,32が取り付けられている。
これにより、前記電動式駆動機構4の駆動に応じてローラ32,32がスロープ溝22,22に沿った移動軌跡を描き、それにより、画像部体3は図4の閉じ位置から、図6のチルト角度(通常30℃)の位置を経て、図8のフルオープン位置まで可逆的に開閉される。
シャッター機構5は、記録媒体挿入口20,21を塞ぎ得る面積を持ちパネル2の奥面部2aに接近して配置されたシャッター板5aと、該シャッター板5aを図5のように常態において上限位置すなわち記録媒体挿入口20,21を閉鎖する位置に保持する付勢手段6と、画像部体3が閉じ位置と最大開位置との間で角度変化する際に前記ローラ32,32と協働して図5〜図7のように付勢手段6の力に抗してシャッター板を下方にスライドさせる連動手段を備えている。
前記付勢手段6は、シャッター板5aの下部と前記パネル囲壁面部2bの下面側をつなぎ、上下方向で可縮性を持った弾性部材6aを有している。弾性部材6aとしてこの例ではコイル部を中間にしこれの両端から外方に延出する脚を有するねじりコイルばねが左右一対用いられている。弾性部材6a、6aはそれぞれ下側脚が囲壁面部2bの下面側に突設した固定爪25に連結されている。また、ねじりコイルばねの上側脚はシャッター板5aの背後に突出した上部固定爪55に連結され、奥面部2aには前記上部固定爪55の上下方向の移動をガイドする縦溝26,26が形成されている。
前記画面部体3の角度変化が閉じ位置(傾斜角度ゼロ)からある位置たとえば30度程度のチルトに達するまでの間は、ローラ32,32はシャッター板5aのレバー7,7に当接しないので、シャッター板5aは図5のように上限位置に保持され、記録媒体挿入口20,21は遮蔽されている。したがって、画面を傾動させても通常使用範囲ではシャッター板5aは動作せず、記録媒体挿入口20,21を閉鎖したままであるから、確実な防塵効果が得られる。
なおも画面部体3の前方への押し出しが持続して角度が開いていくと、両側のローラ32,32もレバー7,7を押下げ続けるので、シャッター板5aもさらに下降を続け、記録媒体挿入口20,21を開放させていく。
2 パネル
2b 奥面部
3 画面部体
5 シャッター機構
5a シャッター板
6 付勢手段
6a 弾性部材
7 レバー
20,21 記録媒体挿入口
22 スロープ溝
32 ローラ
Claims (3)
- 機器本体前面に上位域奥面に記録媒体挿入口を有するパネルを設け、画面部体をパネルの両側に設けたスロープ溝の形状に従って起立状態から最大傾斜角まで傾動可能に配した形式の映像オーディオ装置において、前記パネルの奥面前部に記録媒体挿入口を遮蔽するシャッター板を上下スライド可能に配置し、かつ該シャッター板は、前記スロープ溝に嵌まる画面部体上部支点が所定位置まで下降したときに該上部支点で押下げ力を受けるように構成したことを特徴とする映像オーディオ装置の防塵構造。
- シャッター板が側部にスロープ溝内に突入したレバーを有し、該レバーで画面部体の上部支点から押下げ力を受けるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の映像オーディオ装置の防塵構造。
- シャッター板がパネルに取り付けた付勢手段により常態において記録媒体挿入口を閉鎖し得る高さレベルに保持されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の映像オーディオ装置の防塵構造。
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