JP2006131050A - リアスポイラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイパ停止時にワイパ機構を内部に収容したスポイラ本体の開口部を塞ぐ開閉部材を、専用のアクチュエータを設けることなく開閉可能なリアスポイラ装置を提供する。
【解決手段】 リアウインドウガラス4を払拭する回動部材(ワイパアーム14,ワイパブレード16)と駆動用のアクチュエータ11とを有するワイパ機構10と、ワイパ機構10を内部に収容するスポイラ本体30とを備えたリアスポイラ装置Sであって、スポイラ本体30は、車両ボディ面から突出し内部に収容空間Aを形成するスポイラセンター32と、スポイラセンター32に形成された開口部32cと、開口部32cを開閉塞可能な開閉機構40とを有し、ワイパ機構10は作動時に開口部32cを通して回動部材がリアウインドウガラス4を払拭可能に収容空間Aに配設され、アクチュエータ11は回動部材を介して開閉機構40を駆動可能に形成されてなる。
【選択図】 図9

Description

本発明はリアスポイラ装置に係り、特に車両のリアウインドウ表面を払拭するワイパ機構を備えたリアスポイラ装置に関する。
従来、リアウインドウワイパ機構を備えたルーフスポイラが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のルーフスポイラは、バックドアパネル上端若しくはルーフパネルの後端に取り付けられるものであり、リアウインドウワイパ機構を装備している。
特許文献1のルーフスポイラでは、ワイパアームおよびワイパブレードはワイパ停止時において、リアウインドウガラスとルーフスポイラ本体の間に形成された隙間に保持される。
実公平7−39734号公報(第1−2頁、図1−2)
特許文献1のルーフスポイラは、ワイパ停止時には、ワイパアームおよびワイパブレードが上記隙間に収納された状態となるものの、完全に外部から見えない状態となるのではなく上記隙間の開口から見えてしまうので見映えが悪いという問題があった。この問題を解決するために、この開口を開閉可能なリッド部材で塞ぐことが考えられる。しかし、リッド部材を開閉可能とするために別途専用のアクチュエータを配設すると、コスト高になってしまうという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワイパ停止時にワイパブレードおよびワイパアームを内部に収容したスポイラ本体の開口部を塞ぐ開閉部材を、専用の開閉用アクチュエータを設けることなく、開閉させることが可能なリアスポイラ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、車両のリアウインドウガラスを払拭する回動部材と該回動部材を駆動するアクチュエータとを有するワイパ機構と、該ワイパ機構を内部に収容するスポイラ本体と、を備えたリアスポイラ装置であって、前記スポイラ本体は、車両ボディ面から突出し内部に収容空間を形成する本体部と、該本体部に形成された開口部と、該開口部を開閉塞可能な開閉機構と、を有し、前記ワイパ機構は、作動時に前記開口部を通して前記回動部材がリアウインドウガラスを払拭可能に前記収容空間に配設され、前記アクチュエータは、前記回動部材を介して前記開閉機構を駆動可能に形成されてなることにより解決される。
このように本発明のリアスポイラ装置は、スポイラ本体と、ワイパ機構とを備えたものであって、このワイパ機構は、スポイラ本体の本体部の内部に形成された収容空間に配設される。そして、ワイパ機構の作動時には、本体部に形成された開口部を介して、ワイパ機構はリアウインドウガラスを払拭可能である。
そして、本発明のリアスポイラ装置では、ワイパ機構のアクチュエータが回動部材を介して開閉機構を駆動可能に形成されており、開閉機構によって開口部を開閉塞することが可能である。このように、本発明では、開閉機構を駆動する専用のアクチュエータを設けることなく、ワイパ機構のアクチュエータが開閉機構のアクチュエータを兼ねているので、部品点数を増加させることなく開口部を開閉塞させることができる。これにより、製造コストを増加させることなく、開口部開閉機能を付加することができる。
また、ワイパ機構の不作動時には、開閉機構によって開口部を閉塞することにより、ワイパ機構を外部から視認できないようにすることができる。これにより、ワイパ機構の停止時におけるリアスポイラ装置の外観意匠性を向上させることができる。
また、車両のリアウインドウガラスを払拭する回動部材と該回動部材を駆動するアクチュエータとを有するワイパ機構と、該ワイパ機構を内部に収容するスポイラ本体と、を備えたリアスポイラ装置であって、前記スポイラ本体は、車両ボディ面から突出し内部に収容空間を形成する本体部と、該本体部に形成された開口部と、該開口部を開閉塞可能な開閉機構と、を有し、前記ワイパ機構は、作動時に前記開口部を通して前記回動部材がリアウインドウガラスを払拭可能に前記収容空間に配設され、前記開閉機構は、前記回動部材が前記アクチュエータによる駆動によって前記収容空間内の格納位置から往復払拭動作を行う払拭領域とは反対側の開閉位置まで移動することによって、前記回動部材と当接して該回動部材の移動に連動して前記開口部を開閉塞可能に形成されるように構成することができる。
このように開口部を開閉塞可能な開閉機構が、ワイパ装置のアクチュエータによって駆動される回動部材の移動に連動して作動するように構成すれば、開閉機構専用のアクチュエータが不要となるので、装置全体の構成を簡単にすることができる共に、製造コストを低減することができる。
また、前記アクチュエータは、前記回動部材を前記収容空間に格納する格納位置と、該格納位置外における第1反転位置と第2反転位置の間で前記回動部材を往復払拭動作させる払拭領域と、前記格納位置に対して前記払拭領域とは反対側に位置し前記回動部材によって前記開閉機構を作動させる開閉位置と、に前記回動部材を回動可能に形成され、前記開閉機構は、前記開口部を開閉塞可能な開閉カバーと、該開閉カバーを開方向に付勢する付勢部材と、前記回動部材の前記開閉位置への移動によって駆動され前記開閉カバーを閉方向に移動させて前記開口部を閉塞する駆動機構と、前記開閉カバーを前記開口部を閉塞した位置に保持するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記開閉カバーが前記開口部を閉塞した位置から前記駆動機構によってさらに閉方向へ移動されることによって解除されるように構成することができる。
このように本発明では、開口部を開閉塞可能な開閉カバーは付勢部材によって開方向に付勢されているが、ロック機構によって閉状態に保持することができる。この開閉カバーは、回動部材が開閉位置へ移動することに伴って駆動される駆動機構によって開口部を閉塞するように閉方向に移動させることができる。
そして、ロック機構は、開閉カバーが開口部を閉塞した位置からさらに閉方向に移動されることによってロックが解除される。これにより、開閉カバーは、付勢部材による付勢力によって開方向へ移動し、開口部が開放される。一方、開閉カバーを閉塞位置に移動させることによってロック機構を作動させて開閉カバーを閉状態に保持させることができる。
また、前記開閉機構は、前記開口部を開閉塞可能な開閉カバーと、該開閉カバーを閉方向に付勢する付勢部材と、前記回動部材の前記開閉位置への移動によって駆動され前記開閉カバーを開方向に移動させて前記開口部を開放する駆動機構と、前記開閉カバーを前記開口部を開放した位置に保持するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記開閉カバーが前記開口部を開放した位置から前記駆動機構によってさらに開方向へ移動されることによって解除されるように構成することもできる。
このように本発明では、開口部を開閉塞可能な開閉カバーは付勢部材によって閉方向に付勢されているが、ロック機構によって開状態に保持することができる。この開閉カバーは、回動部材が開閉位置へ移動することに伴って駆動される駆動機構によって開口部を開放するように開方向に移動させることができる。
そして、ロック機構は、開閉カバーが開口部を開放した位置からさらに開方向に移動されることによってロックが解除される。これにより、開閉カバーは、付勢部材による付勢力によって閉方向へ移動し、開口部が閉塞される。一方、開閉カバーを開放位置に移動させることによってロック機構を作動させて開閉カバーを開状態に保持させることができる。
また、前記駆動機構は、前記回動部材の回動軸近傍の部位と当接して駆動されるように構成すると好適である。回動部材の回動軸近傍の部位は、回動部材の回動に伴う移動範囲が狭いことから、この狭い移動範囲の回動部材の移動によって駆動されるように駆動機構を構成することによって構成をコンパクトにすることができる。また、回動部材の回動軸中心付近では駆動機構と当接させるときの強度を確保できるので好適である。
本発明のリアスポイラ装置によれば、スポイラ本体の内部の収容空間にワイパ機構が配設され、スポイラ本体に形成された収容空間に通ずる開口部が開閉機構によって開閉可能に構成されている。そして、この開閉機構は、ワイパ機構を駆動するアクチュエータによって開閉駆動される構成であるので、開閉機構を駆動する専用の動力源を設ける必要がない。したがって、部品点数を増加させることなく、開口部を開閉させることができる。また、ワイパ停止時には、開口部を開閉機構によって閉塞することによって、外観を良好に保持することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1〜図10は本発明の一実施形態に係るものであり、図1はリアスポイラ装置の斜視図、図2〜図5は内部機構の説明図、図6は電気的構成図、図7,図8はワイパの作動の説明図、図9,図10は内部機構の作動の説明図である。図11,図12は本発明の他の実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の作動の説明図である。
以下に、リアスポイラ装置S(以下、「装置S」という)を、車両1のバックドア2の上端に配設した一実施の形態を示す。図1に示すように、車両1は、ドア本体3にリアウインドウガラス4が取り付けられたバックドア2を備えている。本例の装置Sは、このリアウインドウガラス4の上側端部付近に配設されている。なお、本実施の形態では、装置Sをバックドア2の上端に配設した例を示すが、ルーフ5の後端に配設してもよい。
本例の装置Sは、図1に示すように、スポイラ本体30に形成された開口部32cを通して、スポイラ本体30の内部に収容されたワイパ機構10のワイパアーム14がリアウインドウガラス4側に出没可能となっている。そして、常時は、開閉カバー41によって開口部32cが閉塞されているが、ワイパ操作スイッチ52を操作することによって開閉カバー41が開いて、ワイパ機構10によってリアウインドウガラス4の表面を往復払拭可能となっている。
装置Sは、図1〜図6に示すように、ワイパ機構10と、ドア本体3に固定され内部にワイパ機構10を収容するスポイラ本体30と、ワイパ機構10を駆動制御する制御部50を主要構成要素としている。装置Sは、ワイパ機構10がスポイラ本体30内に取り付けられモジュール化されている。
本例のワイパ機構10は、図2〜図4に示すように、アクチュエータ11と、アクチュエータ11の出力軸(ピボット軸)12に連結されたワイパアーム14と、ワイパアーム14に取り付けられたワイパブレード16を主要構成要素としている。アクチュエータ11は、リアスポイラ本体30の取付板31に固定されている。なお、理解の容易のため図3ではスポイラ本体30、図4では開閉機構40等の図示を省略している。また、ワイパアーム14およびワイパブレード16は、本発明の回動部材に相当する。
本例のアクチュエータ11は、電動モータ11aと減速機構11bを備えており、電動モータ11aからの正逆方向の回転力を減速機構11bを介して、ワイパアーム14およびワイパブレード16に伝達する。アクチュエータ11は、ワイパ操作スイッチ52の操作に応じて制御部50から出力される駆動信号により作動する。アクチュエータ11には回転量を検出する回転量検出センサ11c(図6参照)が配設されており、回転量検出センサ11cは回転位置を検出して制御部50へ回転位置検出信号を送出している。
ワイパアーム14は、不図示の付勢部材を有しており、この付勢部材は常時はワイパブレード16をリアウインドウガラス4側に付勢している。アクチュエータ11が正逆回転すると、ワイパアーム14およびワイパブレード16はリアウインドウガラス4の表面を往復払拭する。
本例のスポイラ本体30は、車両1に取り付けるための取付板31と、取付板31に取り付けられたスポイラセンター32と、スポイラセンター32の左右に配設されたスポイラサイド33,33と、開閉機構40を備えており、全体として車両1のボディ面から突出するように配設されている。取付板31、スポイラセンター32、スポイラサイド33,33は、本体部に相当する。なお、本例では、取付板31、スポイラセンター32およびスポイラサイド33,33がそれぞれ分割され、これらを一体に組み付ける構成であるが、これに限らず、これらを一体に形成してもよい。また、例えば、取付板31とスポイラセンター32のみを一体に形成し、スポイラサイド33,33をその左右側に組み付ける構成のように、3分割構成でなく2分割構成であってもよい。
スポイラサイド33,33は、取付板31の左右端部にそれぞれ固定されており、左右対称な形状となっている。スポイラサイド33,33は、整流部33aと、背面部33bと、スポイラセンター32の外側部と当接する不図示の内面部とを有する。また、車両1と当接する側は開口しており、内部に空間が形成されている。整流部33aは、走行時に気流と当接して気流を整流する作用を有する。背面部33bは、整流部33aに連続しリアウインドウガラス4に面するように形成されている。内面部は、整流部33aおよび背面部33bに連続して形成され、スポイラセンター32を左右から挟みこむように位置している。
スポイラセンター32は、整流部32aと、背面部32bと、スポイラサイド33の内面部と当接する不図示の内面部とを有する。整流部32aは、車両1の左右に延出し僅かに湾曲するように形成されている。また、整流部32aは、車両1のルーフ5後端側から連続するように配設される。
背面部32bは、整流部32aの後端部から連続しリアウインドウガラス4側の取付板31に先端部が当接するように形成されている。また、背面部32bの下側(取付板31側)は矩形状に切り取られたように開口部32cが形成されている。
スポイラセンター32は、取付板31と整流部32a,背面部32b,内面部によって囲まれた収容空間Aを有し、この収容空間Aにワイパ機構10が収容されている。
図2,図3,図5に示すように、開閉機構40は、開口部32cを開閉塞可能な開閉カバー41と、開閉カバー41に先端側のカバー取付部42aが取り付けられた開閉アーム42と、開閉アーム42の基端部を回動可能に支持する支持ピン43と、付勢手段としてのコイルスプリング44と、開閉アーム42を下向きに押さえつける押さえ部45cを有する略L字状のクランク部材45と、クランク部材45を回動可能に保持する支持ピン46と、ロック機構47とを備えている。開閉アーム42,クランク部材45は、駆動機構に相当する。
支持ピン43,46は、スポイラセンター32の内側に取り付けられている。開閉カバー41は、幅方向に僅かに湾曲した平面視矩形状の部材である。
コイルスプリング44は、一端が整流部32aの内側面に取り付けられ、他端が開閉アーム42の先端側に取り付けられており、常時、開閉アーム42を開方向(図5で時計方向)に付勢している。支持ピン43を回動中心として開閉アーム42が回動すると、先端に取り付けられた開閉カバー41は、開口部32cを閉塞する位置と開放する位置の間で移動する。
開閉カバー41が閉塞位置にあるときには、収容空間Aに配設されたワイパ機構10は視認することができなくなる。これにより、外観意匠性を向上させることができる。また、走行中、開閉カバー41が閉塞状態にあるときには、ワイパ機構10に気流が当たらないので、騒音を発生せず好適である。
クランク部材45は、ワイパアーム14の根元付近(出力軸12近傍)の部位と当接可能な位置に配設されており、ワイパアーム14と当接してワイパアーム14の動きによって回動し、これにより開閉アーム42を回動させるものである。本例のクランク部材45は、ワイパアーム14の根元付近と当接する位置に配設されることにより、ワイパアーム14の狭い範囲の動きによって所定の回動を行わせることができる。また、ワイパアーム14の根元付近は、ワイパアーム14と当接させるときの強度を確保することができる。したがって、クランク部材45のサイズを小さくすることができる。
クランク部材45は、支持ピン46を中心として、第1アーム部45aと、第2アーム部45bとが略L字状に形成されている。第1アーム部45aの先端には車両幅方向に延出するように押さえ部45cが形成されており、押さえ部45cは開閉アーム42を上側から取付板31側へ押さえつけることができるように、開閉アーム42の上側に向けて延出している。第2アーム部45bは、ワイパアーム14の根元付近と当接するように取付板31側に延出している。装置Sの停止時には、ワイパブレード16およびワイパアーム14は収容空間A内において、第2アーム部45bよりも開口部32c側に保持される。
また、スポイラ本体30内には、コイルスプリング44により開方向に付勢された開閉カバー41を閉状態に保持するためのロック機構47が配設されている。ロック機構47は公知の浮出ラッチによって構成されている。すなわち、開閉カバー41の先端部には、先端部から奥側(支持ピン43側)へ延出する延出部材48が取着されており、この延出部材48の先端部に取付板31側(開閉カバー41の閉方向)に延出するようにストライカー47aが設けられている。また、取付板31には、このストライカー47aと係合するラッチ部47bが設けられている。ラッチ部47bは、固定筒47baと、固定筒47ba内をその長さ方向に進退可能な2つの挟持爪47bbと、固定筒47ba内に配設された不図示のロック用カム,スプリング等から構成されている。
本例のロック機構47は、ストライカー47aの先端をラッチ部47bに当接させた状態で開閉カバー41をラッチ部47b側へ移動させると、ストライカー47aに押されて挟持爪47bbが固定筒47ba内に押し込まれ、間隔が狭まった2つの挟持爪47bbによってストライカー47aの先端部が挟持される。これにより、開閉カバー41は取付板31側に固定される。
また、固定された状態で、もう一度、開閉カバー41をラッチ部47b側へ移動させると、挟持爪47bbが押し込まれた後、ラッチが解除される。ラッチが解除されると、開閉カバー41はコイルスプリング44の付勢力によって開方向へ移動する。また、2つの挟持爪47bbは、固定筒47baから所定の高さだけ突出し、先端の間隔が開いた状態となる。
このようなロック機構(プッシュロックオープン機構)は、テレビやVTR等の隠しツマミ扉のロックとして使用されているものである。
本例の制御部50は、基板上にCPU,メモリ等が配設された構成であり、車内に配設されている。制御部50は、アクチュエータ11の回転量検出センサ11cからの回転量検出信号によって、ワイパアーム14およびワイパブレード16が回動可能範囲のいずれの位置にあるかを検出している。そして、制御部50は、車内に配設されたワイパ操作スイッチ52を乗員が操作することによって、ワイパアーム14およびワイパブレード16の回動位置に応じてアクチュエータ11に正逆方向の駆動信号を送出している。
また、本例のワイパ操作スイッチ52は、作動位置,停止位置,交換位置を有している。ワイパ操作スイッチ52が停止位置から作動位置に操作されると、制御部50は、後述するように開閉カバー41を開けた後、ワイパブレード16を往復動させてリアウインドウガラス4の表面を払拭させるように、アクチュエータ11への駆動信号の送出を制御する。
また、ワイパ操作スイッチ52が作動位置から停止位置に操作されると、制御部50は、ワイパアーム14およびワイパブレード16をスポイラ本体30内に格納するようにアクチュエータ11への駆動信号の送出を制御する。
また、ワイパ操作スイッチ52が停止位置から交換位置に操作されると、制御部50は、開閉カバー41を開けた後、ワイパブレード16を払拭領域の途中まで回動させてその位置に停止させるようにアクチュエータ11への駆動信号の送出を制御する。また、ワイパ操作スイッチ52が交換位置から停止位置に戻されると、制御部50は、ワイパアーム14およびワイパブレード16をスポイラ本体30内に格納するようにアクチュエータ11への駆動信号の送出を制御する。このように、ワイパ操作スイッチ52を交換位置に操作することによって、ワイパブレード16を払拭領域の途中の位置で停止させることができるので、容易にワイパブレード16の交換作業を行うことができる。
また、ワイパ操作スイッチ52を交換位置(開閉カバー開位置)に操作することによって、制御部50がワイパアーム14を所定方向に回動させて、開閉カバー41を開けることのみを行うように構成してもよい。この場合、後述するように、ワイパアーム14およびワイパブレード16を格納位置P2から開閉位置P1の間を一往復動させるように、制御部50がアクチュエータ11を駆動するとよい。
次に、装置Sの動作について説明する。
図7に示すように、本例のワイパアーム14,ワイパブレード16は、停止時には格納位置P2でスポイラ本体30の内部に収容された状態となっており、作動時には第1反転位置P3と第2反転位置P4との間の払拭領域を往復払拭する。第1反転位置P3は格納位置P2よりも第2反転位置P4寄りに位置する。
また、格納位置P2から第1反転位置P3とは逆側へ所定角度回動した位置に開閉位置P1が設定されており、ワイパブレード16は、この開閉位置P1と第2反転位置P4の間を回動可能となっている。
上述のようにアクチュエータ11には回転量検出センサ11cが設けられており、この回転量検出センサ11cからの回転量検出信号によって、制御部50はワイパブレード16が開閉位置P1と第2反転位置P4の間のどの位置にあるかを検出している。そして、この回転量検出信号に応じて、制御部50は、アクチュエータ11に正逆方向の駆動信号を送出して、所定のシーケンス通りにワイパアーム14およびワイパブレード16を回動させている。
図7(A)はワイパアーム14が格納位置P2にある状態を示している。すなわち、図9(A)に示すように、格納位置P2では、ワイパアーム14およびワイパブレード16はスポイラ本体30の内部の収容空間A内に収容された状態となっている。このとき、ロック機構47のストライカー47aがラッチ部47bと係合することによって、開閉カバー41は開口部32cを閉塞した状態に保持されている。
この格納状態からワイパ操作スイッチ52を作動位置に操作すると、制御部50は逆回転方向の駆動信号をアクチュエータ11へ送出する。これにより、図7(B)に示すように、アクチュエータ11は逆回転方向に所定角度回動し、これによってワイパブレード16は開閉位置P1まで時計方向に回動する。このとき、図9(B)に示すように、ワイパアーム14は、クランク部材45の第2アーム部45bと当接し、クランク部材45を支持ピン46を回動中心として、反時計方向に回動させる。クランク部材45が反時計方向に回動すると、第1アーム部45aの先端部に設けられた押さえ部45cが開閉アーム42の上側面と当接して、コイルスプリング44の付勢力に抗して開閉アーム42を支持ピン43を回動中心として反時計方向に回動させる。
開閉アーム42が反時計方向に回動すると、ロック機構47によるロック状態が解除される。すなわち、開閉アーム42が反時計方向に回動すると、開閉カバー41の先端部に設けられたストライカー47aがラッチ部47b内に押し込まれることにより、ラッチが解除される。
ラッチが解除されることにより、図9(C)に示すように、コイルスプリング44の付勢力(引張力)によって開閉アーム42が支持ピン43を回動中心として時計方向に回動する。これにより、開閉カバー41によって塞がれていた開口部32cが開放された状態となる。このとき、開閉アーム42の時計方向の回動により、押さえ部45cが開閉アーム42によって押されて、クランク部材45も時計方向に供回りする。このように開口部32cが開放された状態で、図7(C)に示すように、制御部50は、アクチュエータ11へ正逆回転させるための駆動信号を所定のタイミングで送出して、ワイパブレード16を第1反転位置P3と第2反転位置P4の間の払拭領域で往復払拭動作させる。
次に、ワイパブレード16が往復払拭動作しているときに、ワイパ操作スイッチ52を停止位置に操作すると、制御部50は、逆回転方向の駆動信号をアクチュエータ11へ送出し、ワイパブレード16を開閉位置P1の方向へ回動させる。図8(A)は、ワイパブレード16が格納位置P2と開閉位置P1の途中まで回動した状態を示している。このとき、図10(A)に示すように、ワイパアーム14の側面がクランク部材45の第2アーム部45bと当接し、クランク部材45を支持ピン46を回動中心として反時計方向に回動させようとする。
クランク部材45が反時計方向に回動すると、第1アーム部45aの先端部に設けられた押さえ部45cが開閉アーム42の上側面と当接し、コイルスプリング44の付勢力(引張力)に抗して開閉アーム42を支持ピン43を回動中心として反時計方向に回動させる。これにより、開閉アーム42の先端側に取り付けられた開閉カバー41が開口部32cを上側から下側に向けて閉塞していく。
そして、図8(B)のように、ワイパブレード16が開閉位置P1まで回動すると、図10(B)に示すように、開閉カバー41の先端側に設けられたロック機構47のストライカー47aが、取付板31側のラッチ部47b内に押し込まれる。
これにより、図10(C)に示すように、ストライカー47aは挟持爪47bbに捕捉されてロック状態となり、開閉カバー41は開口部32cを閉塞した状態に保持される。また、ワイパブレード16を開閉位置P1まで回動させると、図8(C)に示すように、
制御部50は、アクチュエータ11へ正回転方向の駆動信号を送出し、格納位置P2までワイパブレード16を回動させ停止させる。
以上のように、本実施の形態の装置Sでは、常時には、開閉カバー41が、スポイラセンター32の開口部32cを閉塞しており、ワイパ機構10の作動開始時にアクチュエータ11が逆回転方向に回動することによって、ワイパブレード16が格納位置P2から払拭領域(P3〜P4)とは反対側に位置する開閉位置P1まで回動する。これにより、ワイパアーム14がクランク部材45と当接してクランク部材45を回動させ、回動したクランク部材45によって開閉アーム42が回動して、プッシュ・ロック/リリース型のロック機構47のロック状態が解除される。ロック機構47のロック状態が解除されると、コイルスプリング44の引張力によって開閉アーム42が上方へ引張られ、開口部32cが開放される。
また、ワイパ機構10の作動を停止させるときには、ワイパブレード16が払拭領域(P3〜P4)から格納位置P2を越えて開閉位置P1まで回動する。これにより、ワイパアーム14がクランク部材45と当接してクランク部材45を回動させ、回動したクランク部材45によって開閉アーム42が回動して、開閉カバー41が開口部32cを閉塞する。このとき、ロック機構47によって開閉カバー41が閉状態に保持される。
このように、本実施形態の装置Sでは、開閉カバー41を開閉動作させるための専用のアクチュエータを設けることなく、ワイパ機構10のアクチュエータ11によって駆動されるワイパアーム14の動きに連動させて、開閉カバー41を開閉動作させることができる。
したがって、本実施形態の装置Sでは、構成部品点数をそれほど増加させることなく、ワイパ機構10の停止時にワイパ機構10が外部から視認できないように、開閉カバー41で開口部32cを遮蔽することが可能である。
上記実施形態では、開閉アーム42はコイルスプリング44によって常時、開方向へ引張力を受けており、この引張力によって開閉カバー41が開方向へ移動しないようにロック機構47を用いて開閉カバー41をロック状態とする構成であったが、これに限らず、図11,図12に示すような構成であってもよい。なお、上記実施形態と同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図11(A)は、ワイパアーム14およびワイパブレード16が格納位置P2にある状態を示している。本実施形態では、コイルスプリング44の一端が取付板31に取り付けられ、他端が開閉アーム42に取り付けられている。このコイルスプリング44によって、開閉アーム42は、支持ピン43を回動中心として閉方向に付勢力を受けている。この付勢力により、開閉カバー41は開口部32cを閉塞した状態となっている。なお、本実施形態では、コイルスプリング44はワイパアーム14およびワイパブレード16の回動を邪魔しないように車両1の幅方向にずらした位置に配設されている。
また、開閉アーム42のカバー取付部42aには、延出部材48を介してストライカー47aが取付板31とは反対の方向(閉方向)に延出するように設けられている。また、このストライカー47aと係合するラッチ部47bが、整流部32aの内側面に取り付けられている。このラッチ部47bは、取付板31側へ固定筒47baが延出するように配設されている。
また、本実施形態では、クランク部材45の代わりにクランク部材49が配設されている。略L字状のクランク部材49は、第1アーム部49aが支持ピン46aによって開閉アーム42の基端部側(支持ピン43側)に回動可能に取り付けられている。そして、クランク部材49の屈曲部49cが取付板31と当接し、第2アーム部49bが取付板31から離れる方向へ延出している。
図11(B)は、ワイパブレード16が開閉位置P1まで移動した状態を示している。この状態では、ワイパアーム14の側面がクランク部材49の第2アーム部49bの先端と当接して、クランク部材49を上方へ移動させる。すなわち、ワイパアーム14が第2アーム部49bに当接すると、屈曲部49cが取付板31と摺接しながら取付板31の傾斜に沿って、クランク部材49が上方へ押しやられる。このとき、第1アーム部49aの先端部は、支持ピン46aによって開閉アーム42に回動可能に取り付けられているので、クランク部材49が取付板31に沿って上方へ移動すると、開閉アーム42はコイルスプリング44の付勢力に抗して支持ピン43を回動中心として時計方向に回動する。
このように、開閉アーム42が支持ピン43を回動中心として時計方向に回動することによって、開閉アーム42の先端部に取り付けられた開閉カバー41が開方向へ移動し、開口部32cが開放される。このとき、開閉アーム42の先端側に取り付けられたストライカー47aがラッチ部47b内に押し込まれ、ストライカー47aがラッチ部47bに係合する。これにより、開閉カバー41は開状態に保持される。
図11(C)は、ロック機構47がロックされ開閉カバー41が開状態に保持された状態を示している。そして、この状態で制御部50からの駆動信号によりアクチュエータ11が回動し、これによりワイパアーム14およびワイパブレード16が開口部32cを通って払拭領域(P3〜P4)側へ移動して払拭領域において往復払拭動作を行う。
一方、ワイパブレード16による払拭動作を停止するときには、ワイパブレード16は、図12(A)に示すように、払拭領域(P3〜P4)から格納位置P2を越えて開閉位置P1まで移動する。開閉位置P1まで移動すると、ワイパアーム14の側面がクランク部材49の第2アーム部49bの先端部と当接し、その結果、クランク部材49を取付板31の傾斜方向に沿って移動させる。これにより、クランク部材49の第1アーム部49aに支持ピン46aを介して回動可能に取り付けられた開閉アーム42が、コイルスプリング44の付勢力に抗して支持ピン43を回動中心として時計方向にわずかに回動する。
開閉アーム42が時計方向にわずかに回動すると、開閉アーム42の先端側に配設されたストライカー47aがラッチ部47b内に押し込まれる。これにより、ロック機構47のロック状態が解除される。
ロック状態が解除されると、図12(B)に示すように、開閉アーム42はコイルスプリング44の引張力によって閉方向に引張られる。これにより、開閉アーム42が支持ピン43を回動中心として反時計方向に回動し、開閉カバー41が開口部32cを閉塞する。また、制御部50は、アクチュエータ11へ逆回転方向の駆動信号を送出して、ワイパブレード16を格納位置P2まで移動させる。
また、上記実施形態では、開閉アーム42を開方向または閉方向に付勢するコイルスプリング44が、開閉アーム42のうち開閉カバー41側に取り付けられていたが、これに限らず、支持ピン43側に配設してもよい。また、コイルスプリング44を開閉カバー41に直接、連結してもよい。
また、上記実施形態では、ロック機構47が開閉カバー41付近に設けられているが、これに限らず、開閉アーム42の根元付近、すなわち支持ピン43付近に設けてもよい。
また、上記実施形態では、クランク部材45(49)とワイパアーム14が当接するように構成されていたが、これに限らず、ワイパブレード16が当接するように構成してもよい。
本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の斜視図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の電気的構成図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置のワイパの作動の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置のワイパの作動の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の作動の説明図である。 本発明の一実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の作動の説明図である。 本発明の他の実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の作動の説明図である。 本発明の他の実施形態のリアスポイラ装置の内部機構の作動の説明図である。
符号の説明
1・・車両、 2・・ドア、 3・・ドア本体、 4・・リアウインドウガラス、
5・・ルーフ、 10・・ワイパ機構、 11・・アクチュエータ、
11a・・電動モータ、 11b・・減速機構、 11c・・回転量検出センサ、
12・・出力軸、 14・・ワイパアーム、 16・・ワイパブレード、
30・・スポイラ本体、 31・・取付板、 32・・スポイラセンター、
32a・・整流部、 32b・・背面部、 32c・・開口部、
33・・スポイラサイド、 33a・・整流部、 33b・・背面部、
40・・開閉機構、 41・・開閉カバー、 42a・・カバー取付部、
42・・開閉アーム、 43,46,46a・・支持ピン、
44・・コイルスプリング、 45・・クランク部材、 45a・・第1アーム部、
45b・・第2アーム部、 45c・・押さえ部、 47・・ロック機構、
47a・・ストライカー、 47b・・ラッチ部、 47ba・・固定筒、
47bb・・挟持爪、 48・・延出部材、 49・・クランク部材、
49a・・第1アーム部、 49b・・第2アーム部、 49c・・屈曲部
50・・制御部、 52・・ワイパ操作スイッチ、 A・・収容空間、
P1・・開閉位置、 P2・・格納位置、 P3・・反転位置、 P4・・反転位置
S・・リアスポイラ装置

Claims (5)

  1. 車両のリアウインドウガラスを払拭する回動部材と該回動部材を駆動するアクチュエータとを有するワイパ機構と、該ワイパ機構を内部に収容するスポイラ本体と、を備えたリアスポイラ装置であって、
    前記スポイラ本体は、車両ボディ面から突出し内部に収容空間を形成する本体部と、該本体部に形成された開口部と、該開口部を開閉塞可能な開閉機構と、を有し、
    前記ワイパ機構は、作動時に前記開口部を通して前記回動部材がリアウインドウガラスを払拭可能に前記収容空間に配設され、
    前記アクチュエータは、前記回動部材を介して前記開閉機構を駆動可能に形成されてなることを特徴とするリアスポイラ装置。
  2. 車両のリアウインドウガラスを払拭する回動部材と該回動部材を駆動するアクチュエータとを有するワイパ機構と、該ワイパ機構を内部に収容するスポイラ本体と、を備えたリアスポイラ装置であって、
    前記スポイラ本体は、車両ボディ面から突出し内部に収容空間を形成する本体部と、該本体部に形成された開口部と、該開口部を開閉塞可能な開閉機構と、を有し、
    前記ワイパ機構は、作動時に前記開口部を通して前記回動部材がリアウインドウガラスを払拭可能に前記収容空間に配設され、
    前記開閉機構は、前記回動部材が前記アクチュエータによる駆動によって前記収容空間内の格納位置から往復払拭動作を行う払拭領域とは反対側の開閉位置まで移動することによって、前記回動部材と当接して該回動部材の移動に連動して前記開口部を開閉塞可能に形成されたことを特徴とするリアスポイラ装置。
  3. 前記アクチュエータは、前記回動部材を前記収容空間に格納する格納位置と、該格納位置外における第1反転位置と第2反転位置の間で前記回動部材を往復払拭動作させる払拭領域と、前記格納位置に対して前記払拭領域とは反対側に位置し前記回動部材によって前記開閉機構を作動させる開閉位置と、に前記回動部材を回動可能に形成され、
    前記開閉機構は、前記開口部を開閉塞可能な開閉カバーと、該開閉カバーを開方向に付勢する付勢部材と、前記回動部材の前記開閉位置への移動によって駆動され前記開閉カバーを閉方向に移動させて前記開口部を閉塞する駆動機構と、前記開閉カバーを前記開口部を閉塞した位置に保持するロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、前記開閉カバーが前記開口部を閉塞した位置から前記駆動機構によってさらに閉方向へ移動されることによって解除されることを特徴とする請求項1に記載のリアスポイラ装置。
  4. 前記アクチュエータは、前記回動部材を前記収容空間に格納する格納位置と、該格納位置外における第1反転位置と第2反転位置の間で前記回動部材を往復払拭動作させる払拭領域と、前記格納位置に対して前記払拭領域とは反対側に位置し前記回動部材によって前記開閉機構を作動させる開閉位置と、に前記回動部材を回動可能に形成され、
    前記開閉機構は、前記開口部を開閉塞可能な開閉カバーと、該開閉カバーを閉方向に付勢する付勢部材と、前記回動部材の前記開閉位置への移動によって駆動され前記開閉カバーを開方向に移動させて前記開口部を開放する駆動機構と、前記開閉カバーを前記開口部を開放した位置に保持するロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、前記開閉カバーが前記開口部を開放した位置から前記駆動機構によってさらに開方向へ移動されることによって解除されることを特徴とする請求項1に記載のリアスポイラ装置。
  5. 前記駆動機構は、前記回動部材の回動軸近傍の部位と当接して駆動されることを特徴とする請求項3又は4に記載のリアスポイラ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307909A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車用リヤスポイラ
JP2009012747A (ja) * 2007-06-08 2009-01-22 Asmo Co Ltd ワイパ装置
JP2018144572A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 三菱自動車工業株式会社 リヤワイパー装置

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