JP2000186588A - エンジンの自動停止・自動復帰制御装置 - Google Patents

エンジンの自動停止・自動復帰制御装置

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JP2000186588A
JP2000186588A JP10363393A JP36339398A JP2000186588A JP 2000186588 A JP2000186588 A JP 2000186588A JP 10363393 A JP10363393 A JP 10363393A JP 36339398 A JP36339398 A JP 36339398A JP 2000186588 A JP2000186588 A JP 2000186588A
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engine
stop
automatic
control
forward clutch
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JP10363393A
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Atsushi Tabata
淳 田端
Kojiro Kuramochi
耕治郎 倉持
Shuji Nagano
周二 永野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の点検やメンテナンスをおこなう場合の
作業性を向上させる。 【解決手段】 所定条件に基づいて、エンジンを停止・
運転させるエンジン制御システムの起動・解除を選択す
るシステム制御装置を有するエンジンの自動停止・自動
復帰制御装置において、エンジン制御システムが起動さ
れ、かつ、エンジンの停止中に自動停止禁止マニュアル
スイッチが操作された場合は、所定条件に関わりなくエ
ンジンを停止状態に制御する停止状態選択手段(ステッ
プ102,103,104,108,109,110)
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イグニッション
キーの操作によらずに、エンジンを運転状態と停止状態
とで相互に切り換えることの可能なエンジンの自動停止
・自動復帰制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンが搭載された車両においては、
エンジンの内部で燃料を燃焼させて熱エネルギを発生さ
せ、この熱エネルギを機械エネルギ(動力)に変換して
車両を走行させている。一方、近年においては、燃料の
節約と、エミッションの低減と、騒音の低減とを目的と
して、イグニッションキーの操作によらずに、エンジン
を運転状態と停止状態とで相互に切り換えることの可能
なエンジンの自動停止・自動復帰制御装置が提案されて
いる。
【0003】このような制御装置の一例が、特開平9−
222035号公報に記載されている。この公報には、
エンジン回転数、シフトポジション、クラッチペダル、
冷却水温などの条件に基づいて、エンジンを運転状態か
ら停止状態に切り換えるとともに、停止中のエンジンを
運転状態に復帰させることの可能な自動停止・始動制御
装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の製造
工場、車検場、整備工場などにおいて、車両の点検やメ
ンテナンスをおこなう場合は、エンジンの運転または停
止を、作業者の意図もしくは作業内容に適合させる必要
性がある。しかしながら、上記公報に記載されたエンジ
ンの自動停止自動・始動制御の起動中に車両の点検やメ
ンテナンスをおこなうとすれば、予め設定されている条
件に基づいて、エンジンの自動停止または自動復帰制御
がおこなわれると、作業性およびサービス性が低下する
問題があった。
【0005】この発明は上記事情を背景としてなされた
ものであり、車両の製造工場、車検場、整備工場などに
おいて、車両の点検やメンテナンスをおこなう場合に、
作業性およびサービス性を向上させることの可能なエン
ジンの自動停止・自動復帰制御装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、所定条件に基
づいてエンジンを停止または運転させるエンジン制御シ
ステムの起動・解除を、システム制御装置の操作により
おこなうことの可能なエンジンの自動停止・自動復帰制
御装置において、前記エンジン制御システムの起動状態
で前記エンジンの停止を禁止するための第2のシステム
制御装置が操作された場合は、前記所定条件に関わりな
く前記エンジンを停止状態に制御する停止状態選択手段
を備えていることを特徴とするものである。
【0007】請求項1の発明によれば、エンジン制御シ
ステムが起動され、かつ、エンジンの停止中に第2のシ
ステム制御装置が操作された場合は、所定条件に関わり
なくエンジンが停止状態に制御される。
【0008】請求項2の発明は、所定条件に基づいてエ
ンジンを停止または運転させるエンジン制御システムの
起動・解除を、システム制御装置の操作によりおこなう
ことの可能なエンジンの自動停止・自動復帰制御装置に
おいて、前記エンジン制御システムの起動状態で前記エ
ンジンが停止中に、このエンジンを覆うフードが開かれ
た場合は、前記所定条件に関わりなくエンジンを停止状
態に制御する停止状態選択手段を備えていることを特徴
とするものである。
【0009】請求項2の発明によれば、エンジン制御シ
ステムが起動され、かつ、エンジンの停止中に、エンジ
ンルームを覆うフードが開かれた場合は、エンジンが停
止状態に制御される。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図を参照してよ
り具体的に説明する。図2は、この発明を適用した車両
のシステム構成を示すブロック図である。車両の動力源
であるエンジン1としては、ガソリンエンジンまたはデ
ィーゼルエンジンまたはLPGエンジン等の内燃機関が
用いられる。この実施例のエンジン1は、燃料噴射装置
および吸排気装置ならびに点火装置等を備えた公知の構
造のものである。
【0011】また、エンジン1の吸気管には電子スロッ
トルバルブ2が設けられており、電子スロットルバルブ
2の開度が電気的に制御されるように構成されている。
エンジン1から出力されるトルクの一方の伝達経路に
は、トルクコンバータ3およびオイルポンプ4ならびに
歯車変速機構5が配置されている。具体的には、エンジ
ン1と歯車変速機構5との間にトルクコンバータ3が配
置され、トルクコンバータ3と歯車変速機構5との間に
オイルポンプ4が配置されている。さらに、エンジン1
から出力されるトルクの他方の伝達経路には、駆動装置
6を介してモータ・ジェネレータ7が配置されている。
【0012】まず、一方のトルク伝達経路の構成につい
て具体的に説明する。このトルクコンバータ3およびオ
イルポンプ4ならびに歯車変速機構5を内蔵したケーシ
ング8の内部には、作動油としてのオートマチック・ト
ランスミッション・フルード(以下、ATFまたはオイ
ルと略記する)が封入されている。トルクコンバータ3
は、ポンプインペラ9およびタービンランナ10ならび
にステータ3Aを備えている。このステータ3Aは、ポ
ンプインペラ9からタービンランナ10に伝達されるト
ルクを増幅するためのものである。そしてエンジン1の
動力がポンプインペラ9に伝達され、ポンプインペラ9
のトルクがATFによりタービンランナ10に伝達され
るように構成されている。なお、トルクコンバータ3
は、ポンプインペラ9とタービンランナ10とを機械的
に接続するロックアップクラッチ3Bを備えている。
【0013】さらに、エンジン1の動力はポンプインペ
ラ9を介してオイルポンプ4に伝達され、オイルポンプ
4により、油圧制御装置(後述する)の油路の元圧が生
じる。また、歯車変速機構5は、入力軸11と、遊星歯
車12と、前進クラッチC1および後進クラッチC2を
含む各種の摩擦係合装置と、出力軸13とを備えてい
る。そして、入力軸11がタービンランナ10に接続さ
れ、出力軸13が車輪14に接続されている。上記歯車
変速機構5は、例えば前進5段、後進1段の変速段(つ
まり変速比)を設定することが可能に構成されている。
また、油圧により動作するピストン(図示せず)および
リターンスプリング(図示せず)により、前進クラッチ
C1および後進クラッチC2の係合・解放が制御される
ように構成されている。そして、前進段を設定する場合
は前進クラッチC1が係合され、後進段を設定する場合
は後進クラッチC2が係合される。
【0014】また、この実施例では、シフトレバー15
のマニュアル操作により、各種のシフトポジションを選
択することが可能である。例えば、P(パーキング)ポ
ジション、R(リバース)ポジション、N(ニュートラ
ル)ポジション、D(ドライブ)ポジション、4ポジシ
ョン、3ポジション、2ポジション、L(ロー)ポジシ
ョンの各ポジションを選択可能になっている。ここで、
Dポジション、4ポジション、3ポジション、2ポジシ
ョン、Lポジション、Rポジションが走行ポジションで
ある。そして、Dポジション、4ポジション、3ポジシ
ョン、2ポジションが選択された場合は、複数の変速段
同士の間で変速可能である。これに対して、Lポジショ
ン、またはRポジションが選択された場合は、単一の変
速段に固定される。なお、ケーシング8の内部にはロッ
ク機構13Aが設けられており、Pポジションが選択さ
れていた場合は、ロック機構13Aにより出力軸13の
回転が防止されるように構成されている。
【0015】また、油圧制御装置16により、歯車変速
機構5における変速段の設定または切り換え制御、ロッ
クアップクラッチ3Bの係合・解放やスリップ制御、摩
擦係合装置を動作させるピストンに油圧を供給する油圧
回路のライン圧の制御、摩擦係合装置の係合圧の制御な
どがおこなわれる。この油圧制御装置16は電気的に制
御されるもので、歯車変速機構5の変速を実行するため
の第1ないし第3のシフトソレノイドバルブS1 ,〜S
3 と、エンジンブレーキ状態を制御するための第4ソレ
ノイドバルブS4 とを備えている。
【0016】さらに、油圧制御装置16は、油圧回路の
ライン圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT
と、歯車変速機構5の変速過渡時におけるアキュムレー
タ背圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLN
と、ロックアップクラッチ3Bや所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUと
を備えている。
【0017】図3は、前進クラッチC1に対応する油圧
回路の一部を示す模式図である。オイルポンプ4に接続
された油路には、プライマリレギュレータバルブ17が
設けられている。このプライマリレギュレータバルブ1
7は、オイルポンプ4により発生した元圧をライン圧P
Lに調圧するためのものである。このプライマリレギュ
レータバルブ17は、リニアソレノイドバルブSLTによ
って制御されている。そして、プライマリレギュレータ
バルブ17により調圧されたライン圧PLが、マニュア
ルバルブ18の入力ポートに導かれている。マニュアル
バルブ18は、シフトレバー15と機械的に接続されて
いる。そして、シフトレバー15により前進ポジショ
ン、例えばDポジションあるいは、2ポジションが選択
されたときに、マニュアルバルブ18の入力ポートと出
力ポートとが連通し、ライン圧PLが前進クラッチC1
に供給される。
【0018】また、マニュアルバルブ18と前進クラッ
チC1との間の油路75には、大オリフィス19および
切換弁20が直列に配置されている。切換弁20の開閉
はソレノイド21により制御される。この切換弁20
は、大オリフィス19を介して供給されるライン圧PL
を、前進クラッチC1に対して選択的に供給もしくは遮
断するためのものである。なお、ソレノイド21は電子
制御装置47により制御されている。
【0019】さらに、切換弁20をバイパスし、かつ、
その一端が前進クラッチC1と切換弁20との間に接続
され、他端が大オリフィス19と切換弁20との間に接
続された油路76が設けられている。この油路76に
は、チェックボール22と小オリフィス23とが相互に
並列に配置されている。小オリフィス23の流通面積
は、大オリフィス19の流通面積よりも狭く設定されて
いる。そして、切換弁20が閉じられた場合は、大オリ
フィス19を通過したオイルが、さらに小オリフィス2
3を経由して前進クラッチC1に到達する。なお、チェ
ックボール22は、前記前進クラッチC1の係合時に、
油路76を介して前進クラッチC1に供給する油量を減
少させる機能を有する。また、チェックボール22は、
前進クラッチC1の解放時に、オイルの流通面積を拡大
して前進クラッチC1に供給されていた油オイルを円滑
に排出する機能を備えている。
【0020】一方、切換弁20と前進クラッチC1との
間の油路75には、オリフィス24を介してアキュムレ
ータ25が配置されている。このアキュムレータ25
は、ピストン26およびスプリング27を備えている。
このアキュムレータ25およびオリフィス24は、シフ
トレバー15がNポジションからDポジションに切り換
えられて前進クラッチC1を係合する場合に、この前進
クラッチC1に供給する油圧を、所定時間の間、スプリ
ング27およびアキュムレータ背圧によって決定される
所定の油圧特性(具体的には、緩慢に増大する特性)に
維持するためのものである。
【0021】したがって、シフトレバー15がNポジシ
ョンからDポジションに切り換えられて前進クラッチC
1を係合する時のショックを軽減ことができる。なお、
前記後進クラッチC2に対応する油圧回路も、図3の油
圧回路と同様に構成することができる。
【0022】図4は、エンジン1の他方のトルク伝達経
路の構成を示す説明図である。駆動装置6は減速装置2
8を備えており、この減速装置28がエンジン1および
モータ・ジェネレータ7に接続されている。モータ・ジ
ェネレータ7は、例えば交流同期型のものが適用され
る。モータ・ジェネレータ7は、永久磁石(図示せず)
を有する回転子(図示せず)と、コイル(図示せず)が
巻き付けられた固定子(図示せず)とを備えている。そ
して、コイルの3相巻き線に3相交流電流を流すと回転
磁界が発生し、この回転磁界を回転子の回転位置および
回転速度に合わせて制御することにより、トルクが発生
する。モータ・ジェネレータ7により発生するトルクは
電流の大きさにほぼ比例し、モータ・ジェネレータ7の
回転数は交流電流の周波数により制御される。
【0023】減速装置28は、同心状に配置されたリン
グギヤ29およびサンギヤ30と、このリングギヤ29
およびサンギヤ30に噛み合わされた複数のピニオンギ
ヤ31とを備えている。この複数のピニオンギヤ31は
キャリヤ32により保持されており、キャリヤ32には
回転軸33が連結されている。また、エンジン1のクラ
ンクシャフト34と同心状に回転軸35が設けられてお
り、回転軸35とクランクシャフト34とを接続・遮断
するクラッチ36が設けられている。そして、回転軸3
5と回転軸33との間で相互にトルクを伝達するチェー
ン37が設けられている。なお、回転軸33には、チェ
ーン38を介してエアコン用のコンプレッサなどの補機
39が接続されている。
【0024】また、モータ・ジェネレータ7は出力軸4
0を備えており、出力軸40に前記サンギヤ30が取り
付けられている。また、駆動装置6のハウジング41に
は、リングギヤ29の回転を止めるブレーキ42が設け
られている。さらに、出力軸40の周囲には一方向クラ
ッチ43が配置されており、一方向クラッチ43の内輪
が出力軸40に連結され、一方向クラッチ43の外輪が
リングギヤ29に連結されている。上記構成の減速装置
28により、エンジン1とモータ・ジェネレータ7との
間のトルク伝達、または減速がおこなわれる。そして、
一方向クラッチ43は、エンジン1から出力されたトル
クがモータ・ジェネレータ7に伝達される場合に係合す
る構成になっている。
【0025】上記モータ・ジェネレータ7は、エンジン
1を始動させるスタータとしての機能と、エンジン1の
動力により発電する発電機(オルタネータ)としての機
能と、エンジン1の停止時に補機39を駆動する機能と
を兼備している。そして、モータ・ジェネレータ7をス
タータとして機能させる場合は、クラッチ36およびブ
レーキ42が係合され、一方向クラッチ43が解放され
る。また、モータ・ジェネレータ7をオルタネータとし
て機能させる場合は、クラッチ36および一方向クラッ
チ43が係合され、ブレーキ42が解放される。さら
に、モータ・ジェネレータ7により補機39を駆動させ
る場合は、ブレーキ42が係合され、クラッチ36およ
び一方向クラッチ43が解放される。
【0026】また、モータ・ジェネレータ7にはインバ
ータ44を介してバッテリ45が接続され、モータ・ジ
ェネレータ7およびインバータ44ならびにバッテリ4
5には、コントローラ46が接続されている。そして、
エンジン1から出力された動力をモータ・ジェネレータ
7に入力して発電をおこない、その電気エネルギをイン
バータ44を介してバッテリ45に充電することが可能
である。
【0027】また、モータ・ジェネレータ7から出力さ
れる動力を、エンジン1または補機39に伝達すること
が可能である。さらに、モータ・ジェネレータ7を電動
機として機能させる場合は、バッテリ45からの直流電
圧を交流電圧に変換してモータ・ジェネレータ7に供給
する。モータ・ジェネレータ7を発電機として機能させ
る場合は、回転子の回転により発生した誘導電圧をイン
バータ44により直流電圧に変換してバッテリ45に充
電する。
【0028】前記コントローラ46は、バッテリ45か
らモータ・ジェネレータ7に供給される電流値、または
モータ・ジェネレータ7により発電される電流値を検出
または制御する機能を備えている。また、コントローラ
46は、モータ・ジェネレータ7の回転数を制御する機
能と、バッテリ45の充電状態(SOC:state of cha
rge)を検出および制御する機能とを備えている。さら
に、エンジン1を始動するために、モータ・ジェネレー
タ7の他に、スタータモータ70が設けられている。こ
のスタータモータ70としては、マグネチックシフト式
またはリダクションギヤ式などの公知の直流モータが例
示される。
【0029】図5は、この発明が適用された車両の制御
回路を示すブロック図である。電子制御装置(ECU)
47は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置
(RAM、ROM)ならびに入力・出力インターフェー
スを主体とするマイクロコンピュータにより構成されて
いる。
【0030】この電子制御装置47には、エンジン回転
数センサ48の信号、エンジン水温センサ49の信号、
イグニッションキー50Aの操作に基づいて動作するイ
グニッションスイッチ50の信号、コントローラ46の
信号、エアコンスイッチ51の信号、入力軸11の回転
数を検出する入力軸回転数センサ52の信号、出力軸1
3の回転数を検出する出力軸回転数センサ(車速セン
サ)53の信号、ATFの温度を検出する油温センサ5
4の信号、シフトレバー15の操作位置を検出するシフ
トポジションセンサ55の信号などが入力されている。
【0031】また電子制御装置47には、運転者の停車
意図を検出するパーキングブレーキスイッチ56の信
号、運転者の減速意図または制動意図を検出するフット
ブレーキスイッチ57の信号、排気管(図示せず)の途
中に設けられた触媒温度センサ58の信号、アクセルペ
ダル59の踏み込み量を示すアクセル開度センサ60の
信号、エンジン1の電子スロットルバルブ2の開度を検
出するスロットル開度センサ61の信号などが入力され
ている。
【0032】さらに電子制御装置47には、モータ・ジ
ェネレータ7の回転数および回転角度を検出するレゾル
バ62の信号、イグニッションスイッチ50の信号以外
の所定条件に基づいてエンジン1の運転または停止を自
動的に制御することの可能なエンジン制御システム(以
下、エコランシステムと記す)を起動・解除するメイン
スイッチ63の信号、エコランシステムの起動状態を継
続したまま、前記所定条件に関わりなくエンジン1を運
転状態に制御することの可能な自動停止禁止マニュアル
スイッチ64の信号、エンジンルームを覆うフード69
Aの開閉状態を検出するフードセンサー69の信号など
が入力されている。前記メインスイッチ63は、人為的
に操作されるもので、メインスイッチ63は、例えば室
内のインストルメントパネルまたはコンソールボックス
などに設けられている。また、自動停止禁止マニュアル
スイッチ64は、車両の室外から人為的に操作されるも
のであり、自動停止禁止マニュアルスイッチ64の具体
例としては、エンジンルーム内に設けられている端子お
よびアースが挙げられる。
【0033】この電子制御装置47からは、エンジン1
の点火装置65を制御する信号、エンジン1の燃料噴射
装置66を制御する信号、コントローラ46を制御する
信号、駆動装置6のクラッチ36およびブレーキ42を
制御する信号、油圧制御装置16を制御する信号、エコ
ランシステムの起動中において、エンジン1の自動停止
・自動復帰をランプまたはブザーなどにより出力するイ
ンジケータ67への制御信号、電子スロットルバルブ2
の開度を制御するアクチュエータ68に対する制御信
号、スタータモータ70に対する制御信号などが出力さ
れている。ここで、実施形態の構成とこの発明の構成と
の対応関係を説明する。メインスイッチ63がこの発明
のシステム制御装置に相当し、自動停止禁止マニュアル
スイッチ64がこの発明の第2のシステム制御装置に相
当する。
【0034】つぎに、上記ハード構成を有する車両の制
御内容を、図1のフローチャートに基づいて説明する。
まず、各種の検出信号が電子制御装置47に入力されて
入力信号の処理がおこなわれる(ステップ101)。そ
して、エコランシステムが起動され、かつ、エンジン1
が自動停止制御中であるか否かが判断される(ステップ
102)。すなわち、エコランシステムの起動状態にお
いては、イグニッションスイッチ50の信号以外の所定
条件、つまり、電子制御装置47に入力される各種の信
号に基づいて、運転状態のエンジン1を停止状態に自動
的に切り換える自動停止制御と、エンジン1を自動停止
状態から運転状態へ自動的に復帰させる自動復帰制御を
おこなうことが可能である。
【0035】ここで、自動停止制御および自動復帰制御
は、車速センサ53の信号、フットブレーキスイッチ5
7の信号、シフトポジションセンサ55の信号、アクセ
ル開度センサ60の信号、バッテリ45の充電量SOC
を示す信号などに基づいておこなわれる。エンジン1の
自動停止制御・自動復帰制御は、具体的にはシフトレバ
ー15が、NポジションまたはDポジションに操作され
ている場合におこなわれる。
【0036】そして、Dポジションでエンジン1を自動
停止させる停止条件は、車速が零であり、かつ、フット
ブレーキスイッチ57がオンされ、かつ、アクセルペダ
ル15がオフされている場合に成立する。またNポジシ
ョンでエンジン1を自動停止させる停止条件は、車速が
零であり、かつ、アクセルペダル15がオフされている
場合に成立する。上記停止条件が成立した場合は、イグ
ニッションスイッチ50の信号に関わりなく、運転中の
エンジン1が自動停止される。
【0037】ここで、Dポジションでエンジン1の自動
停止判断が成立した場合のシステムの状態を、図6のタ
イムチャートを参照して説明する。自動停止判断が成立
すると、時刻t1にエンジンの停止指令が出力され、若
干の遅れをもって時刻t2からエンジン回転数NEが徐
々に低下する特性を示す。一方、エンジン回転数NEの
低下に並行してオイルポンプ4の回転数も低下し、時刻
t2よりも遅れた時刻t3から前進クラッチC1に作用
する油圧が急激に低下し、時刻t4では前進クラッチC
1の油圧が零に制御される。
【0038】一方、DポジションまたはNポジションで
エンジン1が自動停止している際に、上記停止条件のう
ち少なくとも一つの項目が欠落した場合は、エンジン1
を運転状態に復帰させることが可能である。ここで、D
ポジションに対応するエンジン1の復帰制御を具体的に
説明する。この実施形態においては、エンジン1を運転
状態に復帰する場合は、前進クラッチC1に作用する油
圧を急速増圧することにより、速やかに、かつ、小さな
係合ショックで係合させるために、ファーストアプライ
制御がおこなわれる。
【0039】つまり、エンジン1の運転中にシフトレバ
ー15がNポジションに設定されている場合は、マニュ
アルバルブ18の入力ポートにまでライン圧PLが作用
しているのに対して、エンジン1の自動停止制御がおこ
なわれている場合は、オイルポンプ4が停止しているた
め、エンジン1の自動復帰の際において、前進クラッチ
C1に油圧が到達するまでの時間は、マニュアルシフト
の場合に比べて長時間を必要とする。そこで、車両の発
進性を向上させるために、ファーストアプライ制御また
は昇圧制御の少なくとも一方がおこなわれる。
【0040】ここでは、ファーストアプライ制御を中心
として説明をおこない、昇圧制御については後述する。
前述したように、エンジン1の自動復帰指令が出力され
ると、エンジン1が再始動され、かつ、オイルポンプ4
の回転が開始される。そして、プライマリレギュレータ
バルブ17で調圧されたライン圧PLは、マニュアルバ
ルブ18を介して前進クラッチC1に供給される。ここ
で、電子制御装置47からファーストアプライ制御の信
号が出力されて、切換弁20が開放されている場合は、
マニュアルバルブ18を通過したライン圧PLが、大オ
リフィス19を介してそのまま前進クラッチC1に供給
される。
【0041】そして、前進クラッチC1の係合が開始さ
れる直前で電子制御装置47の制御信号により切換弁2
0が閉じられると、大オリフィス19を通過したライン
圧PLは、小オリフィス23を介して緩慢に前進クラッ
チC1に供給される。また、この段階で、前進クラッチ
C1に供給される油圧が高まり、前進クラッチC1に接
続されている油路75の油圧により、ピストン26がス
プリング27に抗して図3の上方に移動する。その結
果、このピストン26が移動している間、前進クラッチ
C1に供給される油圧が緩慢に上昇する特性に制御され
るため、前進クラッチC1は非常に円滑に係合を完了で
きる。
【0042】図7は、Dポジションでエンジン1の復帰
制御をおこなう場合のタイムチャートである。前進クラ
ッチC1の油圧を示す特性のうち、実線がファーストア
プライ制御をおこなった場合を示し、破線がファースト
アプライ制御をおこなわない場合を示している。ファー
ストアプライ制御をおこなわない場合とは、前進クラッ
チC1の係合油圧を、常時、小オリフィス23を経由し
て供給する場合を意味している。
【0043】また、時間TFASTは、ファーストアプ
ライ制御の実行時間を示している。この時間TFAST
は、定性的には前進クラッチC1を作動させるピストン
(図示せず)が、いわゆるクラッチパックを詰める時間
に対応している。また、エンジン回転数NEが所定のア
イドル回転数に至る若干前までの時間に対応している。
なお、Tc、Tc′は前進クラッチC1のクラッチパッ
クが詰められる時間、Tac、Tac′はアキュムレータ2
5が機能している時間に相当している。
【0044】ここで、ファーストアプライ制御がおこな
われていない場合は、マニュアルバルブ18を経由した
油圧が、小オリフィス23を通過して前進クラッチC1
に供給される。このため、前進クラッチC1のピストン
のクラッチパックが詰められるまでの間に長い時間T
c′が経過し、破線で示す特性を経て時刻t3頃に前進
クラッチC1係合が完了する。これに対して、この実施
形態においてはエンジン1の復帰指令が出力された後
に、時間TFASTの間、ファーストアプライ制御がお
こなわれるため、時間Tc′よりも短い時間Tcでクラ
ッチパックを詰めることができる。このため、前進クラ
ッチC1の係合を、時刻t3よりも早い時刻t2頃に完
了させることができる。
【0045】ところで、ファーストアプライ制御の開始
タイミングTsは、エンジン回転速度(言い換えれば、
オイルポンプ4の回転速度)NEが所定値NE1より大
きくなった時点に設定されている。このように、ファー
ストアプライ制御をエンジンの再始動指令Tcomと同時
に開始させないようにした理由は、エンジン1の回転速
度が零の状態から若干立ち上がった状態になるまでの時
間T1が、そのエンジン停止状態によりばらつく可能性
があるためである。
【0046】すなわち、ファーストアプライ制御を、エ
ンジン1の再始動指令Tcomと同時に開始させた場合、
前記時間T1のばらつきの影響を受けて、前進クラッチ
C1が、ときにファーストアプライ制御が実行されてい
る間に係合を開始してしまい、ショックが発生する可能
性がある。そこで、時間T1のばらつきが大きくなるエ
ンジン1の再始動直後を避け、エンジン回転速度NEが
若干上昇し始めた時点Tsを、ファーストアプライ制御
の開始タイミングにすることにより、エンジン1の停止
状態の変化に関わりなく、時間T1のばらつきが小さい
状態で前進クラッチC1の係合油圧を供給することがで
きる。
【0047】また、このファーストアプライ制御の開始
タイミングは、他の条件により設定することも可能であ
る。すなわち、エンジン1の自動停止指令が出力された
直後に、再びエンジン1の復帰指令が出力された場合
は、前進クラッチC1に作用している油圧が充分にドレ
ンされる前にファーストアプライ制御が開始されて急激
に前進クラッチC1の油圧が増大して係合ショックが発
生する可能性がある。
【0048】そこで、図6に示すように、エンジン停止
指令が出力された時点から、前進クラッチC1の油圧が
零になる時点までの推定時間Toffをタイマーで設定し
ておき、この時間Toffが経過するまではファーストア
プライ制御をおこなわないようにすることが可能であ
る。なお、時間Toffの代わりに、エンジン回転数NE
が所定値まで低下したことに基づいて前進クラッチC1
の油圧低下を推定し、この推定結果に基づいてファース
トアプライ制御を開始するタイミングを設定することも
可能である。
【0049】つぎに、ファーストアプライ制御の継続時
間TFASTについて説明する。自動変速機A1の作動
油であるATFは、その温度に依存して粘度が変化する
特性を備えている。そして、低温時(例えば20℃以
下)には、オイルの粘度が高いため、ファーストアプラ
イ制御を同じ時間おこなったとしても、常温時(例えば
20℃〜80℃)ほどには前進クラッチC1にオイルが
供給されない。そこで、低温時にはファーストアプライ
制御を常温時よりも長時間に亘っておこなう必要があ
る。
【0050】一方、高温時(例えば100℃以上)の場
合には常温時に比べてオイルの粘度が低下しすぎて、油
圧制御装置16のバルブボディーの各シール部からの漏
れ量が多くなり、やはり同じ時間だけファーストアプラ
イ制御をおこなったとしても、前進クラッチC1に供給
されるオイルの量が低下気味となる。そこで、図8に示
すように、ATFの温度と時間TFASTとを対応させ
たマップを用意し、このマップを予め電子制御装置47
に記憶しておき、このマップに基づいて時間TFAST
を設定することが可能である。
【0051】このようにして、時間TFASTを設定す
ることにより、ATF油温の相違により粘度のばらつき
が生じた場合においても、この粘度のばらつきがファー
ストアプライ制御に与える影響を抑制することができ、
前進クラッチC1の係合ショックを回避することができ
る。
【0052】なお、エンジン1の自動復帰制御にあた
り、前進クラッチC1の係合を早期に達成して車両の発
進性を向上させるための制御としては、ファーストアプ
ライ制御の他に昇圧制御が例示される。この昇圧制御と
は、リニアソレノイドバルブSLTの機能によりプライマ
リレギュレータバルブ17の調圧値を上昇させ、ライン
圧PLを昇圧させるものである。この昇圧制御の開始タ
イミングおよび継続時間は、前記ファーストアプライ制
御と同一でもよいし、異なっていてもよい。そして、エ
ンジン1の自動復帰に際しては、前述したファーストア
プライ制御または昇圧制御のうちの少なくとも一方を採
用することが可能である。
【0053】ところで、上記ステップ102で肯定判断
された場合は、自動停止禁止マニュアルスイッチ63が
オン(前述した端子をアースに短絡)されているか否か
が判断される(ステップ103)。ステップ103で肯
定判断された場合はイグニッションスイッチ50がスタ
ート位置に動作したか否かが判断される(ステップ10
4)。ステップ104で肯定判断された場合は、エンジ
ン1をモータ・ジェネレータ7またはスタータモータ7
0により始動させる制御をおこなうとともに(ステップ
105)、前記停止条件の成立に基づくエンジン1の自
動停止制御が禁止される(ステップ106)。具体的に
は、イグニッションスイッチ50がスタート位置に動作
した場合は、エコランシステムがキャンセルされる。つ
いで、エンジン1の自動停止制御の未実施をインジケー
タ67により出力してユーザ(乗員または作業者など)
に告知し(ステップ107)、リターンされる。
【0054】前記ステップ104で否定判断された場合
は、前記停止条件に基づくエンジン1の自動停止を継続
する(ステップ108)。すなわち、エコランシステム
に基づくエンジン1の自動停止制御が禁止されず(ステ
ップ109)、エンジン1の自動停止制御中であること
をインジケータ67から出力してユーザに告知し(ステ
ップ110)、リターンされる。
【0055】一方、前記ステップ103で否定判断され
た場合は、フード69Aが開かれたか否かが判断され
(ステップ111)、ステップ111で肯定判断された
場合はステップ104に進む。ステップ111で否定判
断された場合は自動復帰条件が成立したか否かが判断さ
れる(ステップ112)。このステップ112の自動復
帰条件には、前述した条件に加えて、バッテリ45の充
電量SOCが所定値以下に低下したことが含まれる。そ
して、ステップ112で肯定判断された場合はステップ
105に進み、ステップ112で否定判断された場合は
ステップ108に進む。
【0056】ところで、ステップ102で否定判断され
た場合は自動停止禁止マニュアルスイッチ64がオンさ
れているか否かが判断され(ステップ113)、ステッ
プ113で肯定判断された場合はステップ106に進
む。これに対して、ステップ113で否定判断された場
合はフード69Aが開かれているか否かが判断され(ス
テップ114)、ステップ114で肯定判断された場合
はステップ106に進む。このステップ114で否定判
断された場合は、そのままリターンされる。なお、ステ
ップ113,114からステップ106に進んだ場合
は、エコランシステムが継続される。ここで、図1のフ
ローチャートに示された機能的手段と、この発明の構成
との対応関係を説明する。ステップ102,〜110が
この発明の停止状態選択手段に相当する。
【0057】以上のように、エコランシステムの起動中
に、停止条件の不成立によりエンジン1が運転されてい
る状態において、自動停止禁止マニュアルスイッチ64
のオン、またはフード69Aの開放が検出された場合
は、自動停止制御の停止条件に関わりなく、エンジン1
が運転状態に維持される。したがって、車両の製造工
場、整備工場、車検場などにおいて、作業者が車両の点
検やメンテナンスをおこなう際に、エンジン1の自動停
止・自動復帰制御が作業の支障になる場合は、自動停止
禁止マニュアルスイッチ64をオンすることにより、エ
ンジン1が運転状態に維持され、作業性およびサービス
性が向上する。
【0058】これに対して、エコランシステムの起動中
に、停止条件の成立によりエンジン1が自動停止してい
る状態では、自動停止禁止マニュアルスイッチ64のオ
ン、またはフード69Aの開放が検出された場合でも、
イグニッションスイッチ50がスタート位置に動作しな
い限り、エンジン1の自動停止制御が継続される。した
がって、エンジン1が自動停止している状態で、自動停
止禁止マニュアルスイッチ64のオン、またはフード6
9Aの開放がおこなわれた場合でもエンジン1が停止状
態に維持され、作業性およびサービス性が向上する。
【0059】さらに、エコランシステムの起動中に、停
止条件の成立によりエンジン1が自動停止している状態
でも、イグニッションスイッチ50をスタート位置に動
作することによりエンジン1が始動される。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エンジン制御
システムが起動され、かつ、エンジンの停止中に第2の
システム制御装置が操作された場合は、所定条件に関わ
りなく、エンジンの停止状態が維持される。したがっ
て、エンジンが停止状態から運転状態に自動復帰するこ
とによる、違和感を回避することができる。このため、
例えば、車両の製造工場、整備工場などにおいて、作業
者が車両の試験、点検、整備などをおこなう場合に、作
業性およびサービス性が向上する。
【0061】請求項2の発明によれば、エンジン制御シ
ステムが起動され、かつ、エンジンの停止中にフードが
開かれた場合は、所定条件に関わりなく、エンジンの停
止状態が維持される。したがって、エンジンが停止状態
から運転状態に自動復帰することによる、違和感を回避
することができる。このため、例えば、車両の製造工
場、整備工場などにおいて、作業者が車両の試験、点
検、整備などをおこなう場合に、作業性およびサービス
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の制御例を示すフローチャートであ
る。
【図2】 この発明が適用された車両のシステム構成を
示すブロック図である。
【図3】 図2に示された油圧制御装置の油圧回路の一
部を示す模式図である。
【図4】 図2に示されたエンジンと、駆動装置と、モ
ータ・ジェネレータとの配置関係を示すブロック図であ
る。
【図5】 図2に示された車両の制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図6】 この発明において、エンジンの自動停止指令
に対応するシステムの状態を示すタイムチャートであ
る。
【図7】 この発明において、エンジンの自動復帰指令
に対応するシステムの状態を示すタイムチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施形態において、ファーストア
プライ制御の継続時間を設定するためのマップである。
【符号の説明】
1…エンジン、 63…メインスイッチ、 64…自動
停止禁止マニュアルスイッチ、 69A…フード。
フロントページの続き (72)発明者 永野 周二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 AA00 AA01 CA07 DA00 FA00 3G092 AA01 AA02 AB07 AC03 DG07 FA30 FA49 GA10 HF00Z 3G093 AA05 AA16 AB00 AB01 BA00 BA21 BA22 BA34 CA00 DB00 EC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件に基づいてエンジンを停止また
    は運転させるエンジン制御システムの起動・解除を、シ
    ステム制御装置の操作によりおこなうことの可能なエン
    ジンの自動停止・自動復帰制御装置において、 前記エンジン制御システムの起動状態で前記エンジンの
    停止を禁止するための第2のシステム制御装置が操作さ
    れた場合は、前記所定条件に関わりなく前記エンジンを
    停止状態に制御する停止状態選択手段を備えていること
    を特徴とするエンジンの自動停止・自動復帰制御装置。
  2. 【請求項2】 所定条件に基づいてエンジンを停止また
    は運転させるエンジン制御システムの起動・解除を、シ
    ステム制御装置の操作によりおこなうことの可能なエン
    ジンの自動停止・自動復帰制御装置において、 前記エンジン制御システムの起動状態で前記エンジンが
    停止中に、このエンジンを覆うフードが開かれた場合
    は、前記所定条件に関わりなくエンジンを停止状態に制
    御する停止状態選択手段を備えていることを特徴とする
    エンジンの自動停止・自動復帰制御装置。
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