JP2000185608A - 牽引フック用ホールカバー - Google Patents

牽引フック用ホールカバー

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Publication number
JP2000185608A
JP2000185608A JP10367840A JP36784098A JP2000185608A JP 2000185608 A JP2000185608 A JP 2000185608A JP 10367840 A JP10367840 A JP 10367840A JP 36784098 A JP36784098 A JP 36784098A JP 2000185608 A JP2000185608 A JP 2000185608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
hole cover
opening
bumper
operation knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP10367840A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Aso
忠弘 麻生
Mamoru Hozumi
衛 穂積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具類を用いることなく、手指で脱着するこ
とが可能な脱着操作性の高い牽引フック用カバーを提供
する。 【解決手段】 車両のフロントバンパ1に形成された牽
引フック用の開口部2を塞ぐためにフロントバンパ1に
着脱可能に装着される牽引フック用ホールカバーにおい
て、プレートからなるカバー本体5の中央部を表面側に
向かって山形状に湾曲することによって脱着操作用の操
作摘み部6を形成する。そして、操作摘み部6を手指で
上下方向から掴んでカバー本体1を弾性変形することに
よって、カバー本体5の裏面上下端に設けた係止爪7を
開口部2の縁部に係脱できる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のバンパに設
定される牽引フック用の開口部を見栄えよく塞ぐために
用いられるホールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の衝突時の衝撃を吸収するバンパ
に、シャシフレーム又はボデーに設けられた牽引フック
用の開口部(サービスホール)を備えたものが知られて
おり、この開口部を、牽引用フックの不使用時に、着脱
可能なホールカバーによって塞ぐ構造が、従来より提案
されていた。この種のホールカバーとしては、例えば実
開平5−89109号公報や実開平4−115962号
公報等を挙げることができる。
【0003】実開平5−89109号公報のものは、図
5に示すように、カバー101の下端部をバンパ102
の開口縁部に係合した状態で、カバー101の上端をク
リップ103によりバンパ102に固定する形式であ
る。また、実開平4−115962号公報のものは、図
6に示すように、バンパ104の開口部全体を覆うよう
に配置されるカバー105の裏面中央部に断面C型の嵌
合部106を設け、その嵌合部106を牽引用フック1
07に嵌合して固定する方式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す固定構造の
場合、カバー101を固定するのに専用別部品としての
クリップ103を利用する方式であるために、コストが
高くつくとともに、取り外した場合の部品点数が多くな
り紛失し易いといった問題がある。一方、図6に示す固
定構造の場合、カバー105を牽引用フック107に取
り付ける形式のために、バンパ104との一体感に乏し
いものであり、見栄えが悪という問題がある。また、図
5及び図6に示す固定構造は、係合部位の少なくとも一
方が樹脂製で、カバー101又はカバー105を取り外
すときは、この樹脂製部分を弾性変形させながら力ずく
で引き抜く構造のため、実際の取り外し作業では工具が
必要になるケースが多いという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、工具類
を用いることなく、手指で脱着することが可能な脱着操
作性の高い牽引フック用ホールカバーを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る牽引フック用ホールカバーは、各請求
項に記載の通りの構成を備えたことを特徴とする。従っ
て、請求項1の発明に係る牽引フック用ホールカバーに
よれば、手指で操作摘み部を操作し、カバー本体を弾性
変形させることによって係止爪をバンパの開口縁に対し
て係脱することができる。即ち、本発明の牽引フック用
ホールカバーは、工具類を用いることなく、手指によっ
て脱着することができる。
【0007】また、請求項2の発明に係る牽引フック用
ホールカバーによれば、山形状の操作摘み部を両側から
掴むように加圧することによってカバー本体を弾性変形
させて脱着操作を行うことができる。しかも取付状態の
ホールカバーは、バンパの表面形状に対応することによ
って一体感が得られ、見栄えが向上される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る牽引フ
ック用ホールカバーが装着されたフロントバンパの一部
分の正面図、図2は牽引フック用開口部及びホールカバ
ーを示す部分斜視図である。図3は図1のA−A線断面
図であり、牽引フック不使用時を示す。図4は同じく断
面図であり、牽引フック使用時を示す。
【0009】図1及び図2に示すように、車両前端に装
着されるフロントバンパ1の左右両側(図は片側のみ示
す)には、それぞれ略方形状をなす牽引フック用の開口
部2が形成されている。開口部2はフロントバンパ1の
フロントグリル3に設けられており、そのフロントグリ
ル3には前方に突出するとともに車幅方向に延びる断面
略山形のリブ3aが設けられている。なお、本実施の形
態における牽引フック11は脱着式であり、使用時には
図4に示すように、開口部2から差し込むとともにその
先端ネジ部11aを車両のシャーシフレーム又はボデー
の前端に設けたフック取付用ナット12にねじ込むこと
によって取り付けられ、不使用時にはナット12から取
り外されて所定の格納スペースに格納される。
【0010】牽引フック11の不使用時において、上記
開口部2を塞ぐために用いられるホールカバー4は、弾
性変形可能な樹脂成形品によって形成されている。ホー
ルカバー4は、開口部2よりもやや広い略方形状の外形
を有するカバー本体5と、そのカバー本体5の表面中央
部に一体に設けられた脱着操作用の変形可能な操作摘み
部6と、カバー本体5の上下端部に裏面側に向かって一
体に突設された上下一対の係止爪7とを備えている。
【0011】操作摘み部6は、プレートからなるカバー
本体5の中央部を表面側に向かって略山形状に湾曲する
ことによって形成されている。従って、この操作摘み部
6を図示矢印の如く上下方向から手指で加圧してカバー
本体5を弾性変形する(撓ませる)ことによって、上下
の係止爪7の対向間隔を狭めることができる。また、前
記ホールカバー4の操作摘み部6の外形形状は、リブ3
aの外形形状と同一の山形形状であり、従って、ホール
カバー4全体の表面形状がフロントグリル3の表面形状
と同一形状とされている。即ち、ホールカバー4の断面
形状がフロントバンパ1の開口部2の断面形状に対応
(一致)する形状に形成されており、装着状態ではフロ
ントバンパ1に対して一体感のあるデザインとなってい
る。この場合、一体感をより強くするために、少なくと
も表面の色彩をフロントバンパ1と同色に設定すること
が望ましい。
【0012】そして、ホールカバー4は、図3に示すよ
うに、フロントバンパ1における開口部2の上下開口縁
に上下の係止爪7を係合することで取り付けられる。こ
の場合、ホールカバー4の取り付けは、下側の係止爪7
を開口部2に差し込んで下縁に係合する一方、上側の係
止爪7の爪部先端に形成されたテーパ面7aを開口部2
の上縁に突き当てた状態で、カバー本5を開口部2側に
押し込むことによって、上側の係止爪7の弾性変形を利
用して行うことができる。装着状態のホールカバー4
は、カバー本体5の全周縁部が開口部2の全周縁部に形
成された段差状の凹部2aに嵌合し、このことによって
嵌合部表面(前面)がバンパ表面、即ちフロントグリル
3の表面と面一化され、フロントバンパ1との一体感が
より高められる。
【0013】本実施の形態に係る牽引フック用ホールカ
バーは、上述のように構成したものであり、牽引フック
11の使用時には、フロントバンパ1から取り外して開
口部2を開放するが、その取り外しは、操作摘み部6を
上下から摘まむことによって行う。即ち、操作摘み部6
を摘まんで図3に示す矢印方向に撓ませると、上下の係
止爪7が互いに内側へ変位されて開口部2の上下縁から
解離されるため、その状態で開口部2から引き抜いて取
り外すことができる。
【0014】このように、本実施の形態に係るホールカ
バー4によれば、工具類を用いることなく、手指によっ
て操作摘み部6を上下から摘まむという簡単な操作を行
うことでフロントバンパ1から容易に取り外すことがで
きる。なお、ホールカバー4を取り付ける場合も、取り
外しの場合と同様に、操作摘み部6を撓ませた状態で係
止爪7を開口部2内に差し込んで開口縁に係合させると
いった手順で取り付けることもできる。そして、フロン
トバンパ1に取り付けられたホールカバー4は、その表
面形状がフロントグリル3の表面形状に対応した一体感
のあるカバーとなり、見栄えが頗る良いものとなる。
【0015】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更することが可能である。例えば、車両前方に設けら
れる前側の牽引フック11を対象にしたフロントバンパ
1の場合で説明したが、車両後方に設けられる後側の牽
引フックを対象にしてリアバンパに開口部が設けられる
場合にも適用できることは当然である。また、開口部2
の設定箇所として、フロントグリル3の両サイド部の場
合で説明したが、リブ3aのような突起物のないない箇
所であっても何ら差し支えない。従って、その場合には
ホールカバー4の外形形状は、図示のような形状に捕ら
われることなく、撓みを利用しての係止爪の係脱が可能
なこと、及び操作摘み部による弾性変形(撓み)が可能
なこと、の条件をクリアする限り、自由に設定して差し
支えない。例えば、バンパーの表面全体に意匠上形成さ
れる曲面を利用してもよい。また、操作摘み部6を撓み
方向を上下方向とし係止爪7を上下に設けたが、これを
左右の幅方向に変更してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
工具類を用いることなく、手指で脱着することが可能な
脱着操作性の高い牽引フック用のホールカバーを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る牽引フック用カバーが装着
されたフロントバンパの一部分の正面図である。
【図2】牽引フック用開口部及びホールカバーを示す部
分斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図であり、牽引フック不使
用時を示す。
【図4】同じく断面図であり、牽引フック使用時を示
す。
【図5】従来の牽引フック用ホールカバーを示す断面図
である。
【図6】同じく従来の他の牽引フック用ホールカバーを
示す断面図である。
【符号の説明】
1…フロントバンパ 2…開口部 3…フロントグリル 4…ホールカバー 5…カバー本体 6…操作摘み 7…係止爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のバンパに形成された牽引フック用
    の開口部を塞ぐために前記バンパに着脱可能に装着され
    る牽引フック用ホールカバーであって、弾性変形可能な
    カバー本体と、該カバー本体を弾性変形操作可能な脱着
    操作用の操作摘み部と、該操作摘み部による前記カバー
    本体の弾性変形によって前記開口部の縁部に係脱される
    係止爪とを一体に備えた牽引フック用ホールカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の牽引フック用ホールカバ
    ーであって、操作摘み部が、プレートからなるカバー本
    体の略中央部を表面側に山形に湾曲することによって形
    成されており、しかも前記カバー本体及び前記操作摘み
    部の断面形状が、前記バンパの開口部断面形状に対応す
    る形状に形成された牽引フック用ホールカバー。
JP10367840A 1998-12-24 1998-12-24 牽引フック用ホールカバー Pending JP2000185608A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10250289A1 (de) * 2002-10-29 2004-02-12 Daimlerchrysler Ag Abdeckanordnung für eine Durchtrittsöffnung im Verkleidungsteil eines Fahrzeugs
FR2921624A1 (fr) * 2007-10-02 2009-04-03 Faurecia Bloc Avant Ensemble d'habillage exterieur de vehicule automobile comprenant une trappe d'acces a un organe de remorquage.
JP2016124313A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社ファルテック 牽引フック用カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2921624A1 (fr) * 2007-10-02 2009-04-03 Faurecia Bloc Avant Ensemble d'habillage exterieur de vehicule automobile comprenant une trappe d'acces a un organe de remorquage.
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