JPH10190254A - 電池カバーと本体ケースとの係止構造 - Google Patents

電池カバーと本体ケースとの係止構造

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JPH10190254A
JPH10190254A JP8358325A JP35832596A JPH10190254A JP H10190254 A JPH10190254 A JP H10190254A JP 8358325 A JP8358325 A JP 8358325A JP 35832596 A JP35832596 A JP 35832596A JP H10190254 A JPH10190254 A JP H10190254A
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JP
Japan
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cover
locking
battery cover
battery
body case
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JP8358325A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ono
弘幸 小野
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池カバーの覆壁部に設定されている押圧操
作部を押圧しても該電池カバーの覆壁部が実質的に撓ま
ないデザイン形状が採用されている場合においても、本
体ケースに対する電池カバーの着脱を容易に行うことが
でき、しかも、係止部の折損等を生じ難くする。 【解決手段】 電池カバー30の側壁部32,32及び
本体ケース11における電池収納部20の側壁部22,
22に、前記電池カバー30の前後方向の抜脱を阻止す
べくそれぞれ相互に当接係合する第1のカバー側係止部
35,35及び第1のケース側係止部25,25が設け
られるとともに、前記電池カバー30の上下方向の位置
規制を行うべく前記電池カバー30及び本体ケース11
にそれぞれ相互に当接係合する第2のカバー側係止部3
6,37,37及び第2のケース側係止部28,29,
29が設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器類の
リモコン等における電池カバーと本体ケースとの係止構
造に係り、特に、電池収納部が設けられた本体ケースに
対して前後方向に着脱される概略コ字状ないしC字状の
縦断面外形を有する電池カバーと前記本体ケースとの係
止構造として好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電池カバーと本体ケース
との係止構造の一例が適用された、AV関連機器やTV
ゲーム機等に使用されるリモコン50を、その裏面(底
面)側を上にした状態で示す。
【0003】このリモコン50は、例えば2本の単三乾
電池が収納される電池収納部が裏面側後部に設けられた
本体ケース51に対して前後方向に装着・抜脱(着脱)
される概略コ字状の断面外形を有する電池カバー70を
備えている。以下、本体ケース51の裏面側前部に配置
された電池カバー70を上にした図示状態で各部の構成
を説明する。
【0004】前記本体ケース51における上面が開口し
た角型ボックス状の電池収納部60の左右両側壁部6
2,62は、縦断面外形が例えばL形がとなっており、
このL形断面の左右両側壁部62,62に、前記電池カ
バー70における前記電池収納部60の上面開口を覆う
覆壁部71の左右両側に設けられた左右両側壁部72,
72が前後方向(水平方向)に摺動自在に乗せられる。
【0005】そして、前記電池カバー70の前後方向の
抜脱を阻止し、かつ、前記電池カバーの上下方向の位置
規制、特に図の上方への浮き上がりを防ぐべく、該電池
カバー70の覆壁部71の前端中央部に、縦断面外形が
三角形ないし台形状の係止突起75a付きのフック75
が前方に向けて真っ直ぐに突設されるとともに、前記本
体ケース51における前記電池収納部60の前壁部64
の中央上部に前記係止突起75a付きのフック75が挿
入係止される係止穴65が設けられている。
【0006】また、前記電池カバー70の後部の浮き上
がりを阻止する必要がある場合には、例えば、前記電池
カバー70の後壁部73の内側中央部に平板状係止爪7
7が前方に向けて真っ直ぐに突設されるとともに、前記
本体ケース51における電池収納部60の後壁部(図示
省略)に前記平板状係止爪77が挿入される係止穴が設
けられる。
【0007】このような構成のもとで、電池カバー70
を電池収納部60の左右両側壁部62,62上で前方に
向けて摺動させながら押し込むと、前記係止突起75a
付きのフック75が前記本体ケース51の係止穴65に
挿入される。この際、前記フック75の係止突起75a
が前記係止穴65の上縁部65aに当たって下方に押さ
れ、前記フック75が下方に撓むとともに、前記電池カ
バー70の覆壁部71が下に凸となるように撓んで湾曲
する。
【0008】これにより、前記フック75の係止突起7
5aが前記係止穴65の上縁部65aを乗り越えて該上
縁部65aに当接係合して係止され、前記電池カバー7
0は、前記フック75によりその前後方向の抜脱が阻止
されるとともに、その上下方向の位置規制がなされた状
態で前記本体ケース51に装着固定される。
【0009】より詳しくは、前記電池カバー70は、前
記フック75と前記電池収納部60の前壁部64により
それぞれ後方向及び前方向の移動が規制されて位置決め
され、前記フック75とL形断面の両側壁部62,62
により上下方向及び左右方向の移動が規制されて位置決
めされる。
【0010】一方、前記電池カバー70を本体ケース5
1から抜脱するには、該電池カバー70の覆壁部71に
おける前端近くの中央部に設定された押圧操作部Pを押
圧しながら前方に引く。これにより、前記電池カバー7
0の覆壁部71が下に凸となるように湾曲するととも
に、前記フック75が下方に撓み、前記フック75の係
止突起75aが前記係止穴65の上縁部65aを乗り越
えて後方に引き抜かれ、その係止状態が解除され、前記
電池カバー70は前記L形断面の側壁部62,62を摺
動しながら後方に引き出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、AV
関連機器やTVゲーム機等に使用されるリモコン等にお
いても、操作性や意匠性(美観)の向上を図るべく、3
次元形状のデザインを採用することが多くなっている
が、リモコン等に3次元形状のデザインを採用した場合
には、形状の複雑化から、前記した如くの従来の電池カ
バーと本体ケースとの係止構造では、次のような問題を
生じるおそれがあった。
【0012】すなわち、前記電池カバー70の覆壁部7
1に設定されている押圧操作部Pを押圧しても、該電池
カバー70の覆壁部71が実質的に撓まないデザイン形
状(例えば半円筒状等)が採用されている場合、前記従
来の係止構造では、本体ケースに対する電池カバーの装
着・抜脱を容易には行い難く、場合によっては着脱が不
可能となる。
【0013】また、従来の係止構造では、係止部として
の係止突起75a付きのフック75に電池カバー70の
前後方向の抜脱を阻止する機能と上下方向の位置規制を
行う機能の両方を持たせた構造となっているので、該フ
ック75に大きな負荷が加えられることになり、該フッ
ク75が折損しやすい等の問題もあった。
【0014】本発明は、上述した如くの問題を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは、電池
カバーの覆壁部に設定されている押圧操作部を押圧して
も該電池カバーの覆壁部が実質的に撓まないデザイン形
状が採用されている場合においても、本体ケースに対す
る電池カバーの着脱を容易に行うことができ、しかも、
係止部の折損等を生じ難くできる、電池カバーと本体ケ
ースとの係止構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る電池カバーと本体ケースとの係止構造
は、電池収納部が設けられた本体ケースに対して前後方
向に着脱される概略コ字状ないしC字状の縦断面外形を
有する電池カバーを備えたリモコン等に適用されるもの
で、前記電池カバーの側壁部及び前記本体ケースにおけ
る前記電池収納部の側壁部に、前記電池カバーの前後方
向の抜脱を阻止すべくそれぞれ相互に当接係合する第1
のカバー側係止部及び第1のケース側係止部が設けら
れ、これら第1のカバー側係止部及び第1のケース側係
止部とは別に、前記電池カバーの上下方向の位置規制を
行うべく前記電池カバー及び本体ケースにそれぞれ相互
に当接係合する第2のカバー側係止部及び第2のケース
側係止部が設けられていることを特徴としている。
【0016】本発明の係止構造の好ましい態様では、前
記電池カバーにおける左右両側壁部の内面側にそれぞれ
前記第1のカバー側係止部としてのリブ状係止爪が設け
られ、前記本体ケースにおける前記電池収納部の左右両
側壁部の外面側にそれぞれ前記第1のケース側係止部と
してのリブ状係止凸部が設けられる。他の好ましい態様
では、前記電池カバーの前後方向の端部に前記第2のカ
バー側係止部としての平板状係止爪が設けられ、前記本
体ケースにおける電池収納部の前後方向の端部に前記平
板状係止爪が挿入される前記第2のケース側係止部とし
ての係止穴が設けられる。
【0017】また、別の好ましい態様では、前記電池カ
バーにおける左右両側壁部の内面側にそれぞれ前記第1
のカバー側係止部と前記第2のカバー側係止部とを兼用
するリブ状係止爪が設けられ、前記本体ケースにおける
前記電池収納部の左右両側壁部の外面側に、前記リブ状
係止爪の前後面が当接係合する前記第1のケース側係止
部としてのリブ状係止凸部が設けられるとともに、前記
リブ状係止爪の上下面が当接係合する前記第2のケース
側係止部としての上下一対のレール状凸部が設けられ
る。
【0018】このような構成とされた本発明に係る電池
カバーと本体ケースとの係止構造においては、例えば、
電池カバーを本体ケースにおける電池収納部の左右両側
壁部上で前方に向けて摺動させながら押し込むと、該電
池カバーにおける左右両側壁部の内面側にそれぞれ設け
られた第1のカバー側係止部としてのリブ状係止爪が、
前記電池収納部の左右両側壁部の外面側にそれぞれ設け
られた第1のケース側係止部としてのリブ状係止凸部に
衝接してそれを乗り越えるように外側に押される。
【0019】これにより、前記電池カバーの左右両側壁
部が外側に開くように撓み、前記リブ状係止爪が前記リ
ブ状係止凸部を乗り越えて該リブ状係止凸部に当接係合
して係止され、前記電池カバーがその前後方向の抜脱を
阻止された状態となるとともに、これに同期して、前記
電池カバーの前後方向の端部に設けられた第2のカバー
側係止部としての平板状係止爪が、前記本体ケースにお
ける電池収納部の前後方向の端部に設けられた第2のケ
ース側係止部としての係止穴に挿入されてそれに当接係
合し、これによって、前記電池カバーはその上下方向の
位置規制がなされた状態で前記本体ケースに装着固定さ
れる。
【0020】一方、前記電池カバーを本体ケースから抜
脱するには、例えば、該電池カバーの覆壁部に設定され
ている押圧操作部を押圧しながら後方に向けて引く。こ
れにより、前記電池カバーの覆壁部が撓まない場合で
も、前記第1のカバー側係止部としてのリブ状係止爪が
前記第1のケース側係止部としてのリブ状係止凸部に圧
接してそれを乗り越えるように外側に押される。
【0021】これにより、前記電池カバーの左右両側壁
部が外側に開くように撓み、前記第1のカバー側係止部
としてのリブ状係止爪が前記第1のカバー側係止部とし
てのリブ状係止凸部を乗り越えてその係止状態が解除さ
れるとともに、それに同期して、前記第2のカバー側係
止部としての平板状係止爪が前記第2のケース側係止部
としての係止穴からほとんど抵抗を受けることなく引き
出され、前記電池カバーは前記左右両側壁部を摺動しな
がら後方に引き出される。
【0022】このように、本発明の係止構造では、電池
カバーの前後方向の抜脱を阻止する機能を左右両側壁部
の第1のカバー側係止部に持たせ、また、上下方向の位
置規制を行う機能を第2のカバー側係止部に持たせて、
左右両側壁部がそのバネ性によって外側に開くように撓
むことを利用して、前記第1のカバー側係止部の第1の
ケース側係止部に対する係合離脱を行うようにされてい
るので、前記電池カバーの覆壁部に設定されている押圧
操作部を押圧しても、該電池カバーの覆壁部が実質的に
撓まないデザイン形状(例えば断面外形がC字状)が採
用されている場合においても、本体ケースに対する電池
カバーの装着・抜脱を容易に行うことができる。
【0023】また、従来の係止構造では、係止部として
のフックに電池カバーの前後方向の抜脱を阻止する機能
と上下方向の位置規制を行う機能の両方を持たせた構造
となっていたが、本発明の係止構造では、それらの機能
を左右一対の第1のカバー側係止部と第2のカバー側係
止部とに分けて持たせているので、係止部に加えられる
負荷が分散されることになり、各係止部に破損等を生じ
難くできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0025】図1は、本発明に係る電池カバーと本体ケ
ースとの係止構造の一実施形態が適用された、AV関連
機器やTVゲーム機等に使用されるリモコン10を示
し、図2は、前記リモコン10をその裏面側を上にし
て、本体ケース11から電池カバー30を抜脱した状態
で示す。
【0026】このリモコン10は、操作性等を向上させ
るため、裏面側中央部が山形状に突出した形状とされて
おり、その本体ケース11の表面側には所定数の操作キ
ー・スイッチ類14、15,15,・・・、16,1
6,17,17,・・・・・・が配設されるとともに、
その裏面側の山形状突出部13にも、二個の操作キー・
スイッチ類18,18が配設されている。
【0027】そして、このリモコン10は、本体ケース
11の裏面側後部に、例えば2本の単三乾電池が収納さ
れる上面が開口した角型ボックス状の電池収納部20が
設けられ、この電池収納部20を覆うべく、前記本体ケ
ース11に対して前後方向に装着・抜脱(着脱)される
概略C字状の断面外形を有する電池カバー30を備えて
いる。
【0028】以下、本体ケース11の裏面側前部に配置
された電池カバー30を上にした状態で、各部の構成を
図2、図3、図4、及び図5を参照しながら説明する。
【0029】前記本体ケース11における電池収納部2
0の左右両側壁部22,22は、図2を参照すればよく
わかるように、縦片部22aと短底辺部22bとからな
る縦断面外形がL形となっており、このL形断面の左右
両側壁部22,22に、図2に加えて図3を参照すれば
よくわかるように、前記電池カバー30における前記電
池収納部20の上面開口を覆う半円筒状の覆壁部31の
左右両側に連設された左右両側壁部32,32が前後方
向(水平方向)に摺動自在に乗せられる。
【0030】そして、前記電池カバー30の前後方向の
抜脱を阻止すべく、図3に加えて図5を参照すればよく
わかるように、前記電池カバー30の左右両側壁部3
2,32の前端近くの内面側にそれぞれ第1のカバー側
係止部としての、補強縦リブ35a付きの一対のリブ状
係止爪35,35が設けられるとともに、前記本体ケー
ス11における前記電池収納部20の左右両側壁部2
2,22の外面側にそれぞれ第1のケース側係止部とし
てのリブ状係止凸部25,25が設けられている。
【0031】前記リブ状係止爪35,35及びリブ状係
止凸部25,25の前後端面は、それぞれアールないし
面取りが施されたような傾斜面とされており、また、前
記電池収納部20の左右両側壁部22,22における前
記リブ状係止凸部25,25より後方側には補助係止部
26,26及び凹部27,27が設けられている。ま
た、前記電池カバー30の覆壁部31の下面には2条の
押さえリブ39,39が並設されている。
【0032】上記に加え、前記第1のカバー側係止部と
してのリブ状係止爪35,35及び第2のケース側係止
部としてのリブ状係止凸部25,25とは別に、前記電
池カバー30の上下方向の位置規制を行うべく、前記電
池カバー30の覆壁部31の後端上部中央に第2のカバ
ー側係止部としての、先端部が先細り傾斜面とされた概
略コ字状の前側平板状係止爪36が前方に向けて真っ直
ぐに突設されるとともに、前記電池カバー30の覆壁部
31に連なる球面状の前壁部33の下端近くの内面側左
右にも第2のカバー側係止部としての一対の後側平板状
係止爪37,37が前方に向けて真っ直ぐに突設され、
かつ、図2に加えて図4を参照すればよくわかるよう
に、前記本体ケース11における電池収納部20の前壁
部24の中央上端部近くに前記前側平板状係止爪36が
挿入される第2のケース側係止部としての前側係止穴2
8が設けられるとともに、前記本体ケース11における
電池収納部20の後壁部23の左右に前記一対の後側平
板状係止爪37,37が挿入される第2のケース側係止
部としての後側係止穴29,29が設けられている。な
お、前記電池収納部20の後壁部23の中央にも凹部2
7が設けられている。
【0033】このような構成とされた本発明の係止構造
が適用されたリモコン10においては、電池カバー30
を本体ケース11の電池収納部20の左右両側壁部2
2,22上で前方に向けて摺動させながら押し込むと、
該電池カバー30における左右両側壁部32,32の内
面側にそれぞれ設けられた第1のカバー側係止部として
のリブ状係止爪35,35が、前記電池収納部20の左
右両側壁部22,22の外面側にそれぞれ設けられた第
1のケース側係止部としてのリブ状係止凸部25,25
に衝接してそれを乗り越えるように外側に押される。
【0034】これにより、前記電池カバー30の左右両
側壁部32,32が外側に開くように撓み、前記リブ状
係止爪35,35が前記リブ状係止凸部25,25を乗
り越えて該リブ状係止凸部25,25に当接係合して係
止され(図4,図5参照)、前記電池カバー30がその
前後方向の抜脱を阻止された状態となるとともに、これ
に同期して、前記電池カバー30の前後方向の端部に設
けられた第2のカバー側係止部としての平板状係止爪3
6,37,37が、前記本体ケース11における電池収
納部20の前後方向の端部に設けられた第2のケース側
係止部としての係止穴28,29,29に挿入されてそ
れに当接係合し、これによって、前記電池カバー30は
その上下方向の位置規制がなされた状態で前記本体ケー
ス11に装着固定される。
【0035】より詳しくは、前記電池カバー30は、前
記リブ状係止爪35,35と前記電池収納部20の前壁
部24によりそれぞれ後方向及び前方向の移動が規制さ
れて位置決めされ、前記平板状係止爪36,37,37
とL形断面の両側壁部22,22により上下方向及び左
右方向の移動が規制されて位置決めされる。
【0036】一方、前記電池カバー30を本体ケース1
1から抜脱するには、該電池カバー30の覆壁部31の
中央部に設定されている押圧操作部Pを押圧しながら後
方に向けて引く。これにより、前記電池カバー30の覆
壁部31が撓まなくとも、前記第1のカバー側係止部と
してのリブ状係止爪35,35が前記第1のケース側係
止部としてのリブ状係止凸部25,25に圧接してそれ
を乗り越えるように外側に押される。
【0037】これにより、前記電池カバー30の左右両
側壁部32,32が外側に開くように撓み、前記第1の
カバー側係止部としてのリブ状係止爪35,35が前記
第1のカバー側係止部としてのリブ状係止凸部25,2
5を乗り越えてその係止状態が解除されるとともに、そ
れに同期して、前記第2のカバー側係止部としての平板
状係止爪36,37,37が前記第2のケース側係止部
としての係止穴28,29,29からほとんど抵抗を受
けることなく引き出され、前記電池カバー30は前記左
右両側壁部22,22を摺動しながら後方に引き出され
る。
【0038】このように、本実施形態の係止構造では、
電池カバー30の前後方向の抜脱を阻止する機能を左右
両側壁部の第1のカバー側係止部としてのリブ状係止爪
35,35に持たせ、また、上下方向の位置規制を行う
機能を第2のカバー側係止部としての平板状係止爪3
6,37,37に持たせて、左右両側壁部32,32が
そのバネ性によって外側に開くように撓むことを利用し
て、前記第1のカバー側係止部としてのリブ状係止爪3
5,35の第1のケース側係止部としてのリブ状係止凸
部25,25に対する係合離脱を行うようにされている
ので、前記電池カバー30の覆壁部31に設定されてい
る押圧操作部Pを押圧しても、該電池カバー30の覆壁
部31が実質的に撓まないデザイン形状(ここでは半円
筒状)が採用されていても、本体ケース11に対する電
池カバー30の装着・抜脱を容易に行うことができる。
【0039】また、従来の係止構造では、係止部として
のフックに電池カバーの前後方向の抜脱を阻止する機能
と上下方向の位置規制を行う機能の両方を持たせた構造
となっていたが、本実施形態の係止構造では、それらの
機能を左右一対の第1のカバー側係止部としてのリブ状
係止爪35,35と第2のカバー側係止部としての平板
状係止爪36,37,37に分けて持たせているので、
係止部に加えられる負荷が分散されることになり、各係
止部36,37,37に破損等を生じ難くできる。
【0040】図6は、本発明に係る電池カバーと本体ケ
ースとの係止構造の他の実施形態が適用されたリモコン
10’を、その裏面側を上にして示している。このリモ
コン10’では、電池カバー30’における左右両側壁
部32’,32’の内面側にそれぞれ前記第1のカバー
側係止部と前記第2のカバー側係止部とを兼用するリブ
状係止爪35’,35’が設けられ、本体ケース11’
における電池収納部20’の左右両側壁部22’,2
2’の外面側に、前記リブ状係止爪35’,35’の前
後面が当接係合する前記第1のケース側係止部としての
リブ状係止凸部25’,25’が設けられるとともに、
前記リブ状係止爪35’,35’の上下面が当接係合す
る前記第2のケース側係止部としての上下一対のレール
状凸部22A,22Aが設けられている。
【0041】このような構成とされた係止構造において
も、左右両側壁部32’,32’がそのバネ性によって
外側に開くように撓むことを利用して、前記第1のカバ
ー側係止部としてのリブ状係止爪35’,35’の第1
のケース側係止部としてのリブ状係止凸部25’,2
5’に対する係合離脱を行うようにされているので、前
記電池カバー30’の覆壁部31’に設定されている押
圧操作部Pを押圧しても、該電池カバー30’の覆壁部
31’が実質的に撓まない場合でも、本体ケース11’
に対する電池カバー30’の装着・抜脱を容易に行うこ
とができる。
【0042】また、電池カバーの前後方向の抜脱を阻止
する機能と上下方向の位置規制を行う機能の両方を一対
のリブ状係止爪35’,35’に持たせた構造となって
いるが、それらの機能を前記一対のリブ状係止爪3
5’,35’の前後面と上下面にで分散して果たすよう
になっているので、前記第1のカバー側係止部及び第2
のカバー側係止部としてのリブ状係止爪35’,35’
に破損等を生じ難くできる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る電池カバーと本体ケースとの係止構造によれ
ば、電池カバーの覆壁部に設定されている押圧操作部を
押圧しても該電池カバーの覆壁部が実質的に撓まないデ
ザイン形状が採用されている場合においても、本体ケー
スに対する電池カバーの着脱を容易に行うことができ、
しかも、係止部の折損等を生じ難くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池カバーと本体ケースとの係止
構造の一実施形態が適用されたリモコンを示す斜視図。
【図2】図1に示されるリモコンを、その裏面側を上に
して、本体ケースから電池カバーを抜脱した状態で示す
斜視図。
【図3】図2に示されるリモコンの電池カバーを示す斜
視図。
【図4】図2に示されるリモコンの部分切欠側面図。
【図5】図2に示されるリモコンの部分切欠平面図。
【図6】本発明に係る電池カバーと本体ケースとの係止
構造の他の実施形態が適用されたリモコンを、その裏面
側を上にして、本体ケースから電池カバーを抜脱した状
態で示す斜視図。
【図7】従来の電池カバーと本体ケースとの係止構造の
一例が適用されたリモコンを、その裏面側を上にして、
本体ケースから電池カバーを抜脱した状態で示す斜視
図。
【符号の説明】
10 リモコン 11 本体ケース 20 電池収納部 22,22 左右両側壁部 25 リブ状係止凸部(第1のケース側係止部) 28 前側係止穴(第2のケース側係止部) 29,29 後側係止穴(第2のケース側係止部) 30 電池カバー 31 覆壁部 32,32 左右両側壁部 33 後壁部 35 リブ状係止爪(第1のカバー側係止部) 36 前側平板状係止爪(第2のカバー側係止
部) 37,37 後側平板状係止爪(第2のカバー側係止
部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池収納部が設けられた本体ケースに対
    して前後方向に着脱される概略コ字状ないしC字状の縦
    断面外形を有する電池カバーと前記本体ケースとの係止
    構造であって、 前記電池カバーの側壁部及び前記本体ケースにおける前
    記電池収納部の側壁部に、前記電池カバーの前後方向の
    抜脱を阻止すべくそれぞれ相互に当接係合する第1のカ
    バー側係止部及び第1のケース側係止部が設けられ、こ
    れら第1のカバー側係止部及び第1のケース側係止部と
    は別に、前記電池カバーの上下方向の位置規制を行うべ
    く前記電池カバー及び本体ケースにそれぞれ相互に当接
    係合する第2のカバー側係止部及び第2のケース側係止
    部が設けられていることを特徴とする、電池カバーと本
    体ケースとの係止構造。
  2. 【請求項2】 前記電池カバーにおける左右両側壁部の
    内面側にそれぞれ前記第1のカバー側係止部としてのリ
    ブ状係止爪が設けられ、前記本体ケースにおける前記電
    池収納部の左右両側壁部の外面側にそれぞれ前記第1の
    ケース側係止部としてのリブ状係止凸部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電池カバーと本体
    ケースとの係止構造。
  3. 【請求項3】 前記電池カバーの前後方向の端部に前記
    第2のカバー側係止部としての平板状係止爪が設けら
    れ、前記本体ケースにおける電池収納部の前後方向の端
    部に前記平板状係止爪が挿入される前記第2のケース側
    係止部としての係止穴が設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の電池カバーと本体ケースとの
    係止構造。
  4. 【請求項4】 前記電池カバーにおける左右両側壁部の
    内面側にそれぞれ前記第1のカバー側係止部と前記第2
    のカバー側係止部とを兼用するリブ状係止爪が設けら
    れ、前記本体ケースにおける前記電池収納部の左右両側
    壁部の外面側に、前記リブ状係止爪の前後面が当接係合
    する前記第1のケース側係止部としてのリブ状係止凸部
    が設けられるとともに、前記リブ状係止爪の上下面が当
    接係合する前記第2のケース側係止部としての上下一対
    のレール状凸部が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の電池カバーと本体ケースとの係止構造。
JP8358325A 1996-12-27 1996-12-27 電池カバーと本体ケースとの係止構造 Withdrawn JPH10190254A (ja)

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