JP3062348U - 鍋持ち手の着脱構造 - Google Patents

鍋持ち手の着脱構造

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JP3062348U
JP3062348U JP1999001714U JP171499U JP3062348U JP 3062348 U JP3062348 U JP 3062348U JP 1999001714 U JP1999001714 U JP 1999001714U JP 171499 U JP171499 U JP 171499U JP 3062348 U JP3062348 U JP 3062348U
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JP1999001714U
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Inventor
敏信 高橋
Original Assignee
株式会社高敏
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱操作性に優れ、安全性を高めた鍋持ち手
の着脱構造を提供する。 【構成】 鍋本体Aにブロック体12を突設すると共
に、両側面に下部は開口し、上部は閉口して衝突部15
とした縦嵌合溝14を設け、外面に係止穴部16を設け
た鍋側連結部1と、持ち手Bの先部に形成され、ブロッ
ク体の外面及び両側部分を覆う凹部22を形成すると共
に、凹部両側壁に嵌合溝と嵌合する突条23を設け、係
止穴部と対応する位置に突出付勢せしめた係止突部24
を設け、且つ上部に前記係止突部の操作摘み27を設け
てなる持ち手側連結部2とで構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鍋の持ち手を着脱可能とする鍋持ち手の着脱構造に関するものであ る。
【0002】
【従来技術】
従前の着脱式持ち手を備えた鍋は、鍋本体の持ち手取付箇所に連結板を突設し 、連結板に横長透孔を穿設し、持ち手側に、前記横長透孔に差し入れる段差を有 する差込板と、差込板を透孔に差し入れた状態で、差込板の上部段差部分とで連 結板を挟持するスライド板とを設けており、このスライド板は、挟持方向に付勢 されており、持ち手の先端上部の操作部を指で操作することで持ち手解除を行っ ているものである(実開昭55−50606号、実開平7−9239号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来の着脱式持ち手構造は、操作部を指で抑えながら持ち手先端の差 込板を横長透孔に斜めから差し入れ、更に尾端を下方回動させた後操作部を離し て装着され、離脱時は、その逆操作を行うもので、着脱操作自体が非常に煩雑で ある。
【0004】 また鍋を持ち上げた状態で、誤って操作部に触ってしまうと、持ち手が上方回 動して持ち手が外れるという危険性もある。
【0005】 そこで本考案は、操作性に優れ、且つ安全性に優れた新規な鍋持ち手の着脱装 置を提案したものである。
【0006】
【課題を解決住め手段】
本考案に係る鍋持ち手の着脱構造は、鍋本体の持ち手取付箇所にブロック状に 突設すると共に、両側面に下部は開口し、上部は閉口して衝突部とした非貫通状 態の縦嵌合溝を設け、外面に係止穴部を設けた鍋側連結部と、持ち手本体の先部 に形成され、前記鍋側連結部のブロック体の外面及び両側部分を覆う凹部を形成 すると共に、凹部両側壁に前記嵌合溝と嵌合する突条を設け、係止穴部と対応す る位置に突出付勢せしめた係止突部を設け、且つ上部に前記係止突部の操作摘み を設けてなる持ち手側連結部とで構成されることを特徴とするものである。
【0007】 また特に前記着脱構造において、ブロック体の係止穴部下方に、係止突部を徐 々に奥方へ後退させるスロープを設けてなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
持ち手側連結部の突条を、鍋側連結部の下方から縦嵌合溝へ嵌合装着すると、 持ち手は、鍋外周方向への離脱が防止され、更に突条上端が閉口して上下非貫通 箇所となる衝突部に衝突して、上方への離脱が阻止された状態となる。この状態 で係止穴部に係止突部が挿入され、下方離脱も防止されて持ち手は、鍋に装着さ れるものである。
【0009】 離脱時は、操作摘みの操作で係止突部を係止穴部から後退させて下方に移動さ せると離脱できる。
【0010】 またスロープを設けたことにより、装着時に特に操作摘みを操作することなく 、持ち手側連結部を、縦嵌合溝への嵌合装着のために上方に移動させると、スロ ープに添って係止突部が後退し、自然に係止穴部への挿着がなされる。
【0011】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した鍋持ち手の着脱構造は 、鍋本体Aの持ち手取付箇所に設けた鍋側連結部1と、持ち手本体Bの先端に設 けた持ち手側連結部2とで構成される。
【0012】 鍋側連結部1は、鍋取付用基板11に、長方体形状のブロック体12を突設し て形成したもので、鍋取付基板11を鍋本体Aの外周面に外接し、鋲13などで 鍋Aに固着してなる。ブロック体12の両側面に縦嵌合溝14を形成してなり、 特に前記縦嵌合溝14は、下部は開口し、上部は閉口して衝突部15とした非貫 通状態に形成したものである。更にブロック体11の外面には、係止穴部16を 設けると共に、係止穴部16の下方に、下へ行くほどブロック体の厚みが薄くな るスロープ17を設けてなる。
【0013】 持ち手側連結部2は、持ち手本体の先部に箱状に形成した連結部本体21の前 面に、前記ブロック体12の外面及び両側部分を覆う凹部22を形成すると共に 、凹部22の両側壁に前記縦嵌合溝14と嵌合する突条23を設けてなる。また 係止穴部16と対応する位置に係止突部24を突出付勢させて設けたものである 。係止突部24の突出付勢は、本体21の内部に、係止突部24を突出付勢する 発条25を設け、且つ係止突部24に、本体上方に達する連結板26を連結し、 この連結板26に本体21から上方に露出する操作摘み27を連結してなるもの である。
【0014】 而して前記着脱構造による持ち手の装着は、持ち手側連結部2を鍋側連結部1 の下方に位置せしめ、しかる後持ち手側連結部2を上方へ移動させて、突条23 を縦嵌合溝14に嵌合装着する。同時に係止突部24は、スロープ17面に添っ て本体21側に後退する。そして突条23の上端が衝突部15に当接した状態で 、係止突部24が係止穴部16の位置に達し、発条25の付勢力で係止穴部16 に挿入され、持ち手Bは鍋Aに装着されるものである。
【0015】 すなわち突条23と縦嵌合溝14の嵌合で、持ち手Bの鍋外周方向への離脱が 防止され、突条23の上端と衝突部15の衝突で、持ち手Bの上方への離脱が阻 止された状態となる。更に、係止穴部16への係止突部24の挿入で、下方離脱 も防止されることになる。
【0016】 特に本考案は、持ち手側連結部2を上方へ移動させることで容易に装着され、 操作摘み27を操作しながら下方移動で離脱させることができ、その操作性に優 れたものになる。また離脱時は、持ち手Bの下方移動が必要であるために、使用 中に誤って操作摘み27を操作したとしても、鍋Aの自重によって両者が分離す ることが無いので、安全性の点でも優れたものとなる。
【0017】 また本考案は、実施例で示した両手鍋に限定されるものではなく、図4に例示 するように片手鍋にも適用されるもので、連結部構造が同一であれば、同一の鍋 本体Aに対して、片手鍋としたり両手鍋としたり、或いはその他特異形状の持ち 手の使用も可能となるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上の通り本考案は、鍋本体側連結部を、両側面に下部は開口し上部は閉口し て非貫通状態の縦嵌合溝を設け、外面に係止穴部を設けたブロック体とし、持ち 手側連結部が、ブロック体の外面及び両側部分を覆う凹部を備え、凹部両側壁に 嵌合溝と嵌合する突条を形成すると共に、係止穴部と対応する係止突部を設け、 且つ上部に係止突部の操作摘みを設けてなるもので、着脱操作性に優れ、且つ安 全性を高めた持ち手の着脱構造を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体の正面図。
【図2】同要部斜視図。
【図3】同要部断面図。
【図4】同他の持ち手の取付説明図。
【符号の説明】
1 鍋側連結部 11 鍋取付用基板 12 ブロック体 13 鋲 14 縦嵌合溝 15 衝突部 16 係止穴部 17 スロープ 2 持ち手側連結部 21 連結部本体 22 凹部 23 突条 24 係止突部 25 発条 26 連結板 27 操作摘み

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋本体の持ち手取付箇所にブロック状に
    突設すると共に、両側面に下部は開口し、上部は閉口し
    て衝突部とした非貫通状態の縦嵌合溝を設け、外面に係
    止穴部を設けた鍋側連結部と、持ち手本体の先部に形成
    され、前記鍋側連結部のブロック体の外面及び両側部分
    を覆う凹部を形成すると共に、凹部両側壁に前記嵌合溝
    と嵌合する突条を設け、係止穴部と対応する位置に突出
    付勢せしめた係止突部を設け、且つ上部に前記係止突部
    の操作摘みを設けてなる持ち手側連結部とで構成される
    鍋持ち手の着脱構造。
  2. 【請求項2】 ブロック体の係止穴部下方に、係止突部
    を徐々に奥方へ後退させるスロープを設けてなる請求項
    1記載の鍋持ち手の着脱構造。
  3. 【請求項3】 鍋側連結部を、鍋取付用基板に、ブロッ
    ク体を突設して形成してなる請求項2記載の鍋持ち手の
    着脱構造。
JP1999001714U 1999-03-23 1999-03-23 鍋持ち手の着脱構造 Expired - Lifetime JP3062348U (ja)

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