JP3078615U - 調理用鍋及び組み合わせ調理用具 - Google Patents

調理用鍋及び組み合わせ調理用具

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JP3078615U JP2000009186U JP2000009186U JP3078615U JP 3078615 U JP3078615 U JP 3078615U JP 2000009186 U JP2000009186 U JP 2000009186U JP 2000009186 U JP2000009186 U JP 2000009186U JP 3078615 U JP3078615 U JP 3078615U
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敏信 高橋
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株式会社高敏
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に優れ、安全性が高い着脱把手を備え
た調理用鍋を提供する。 【構成】 鍋本体側に係止孔14を備えた板状連結突部
12を突設し、把手先端側に、上下板から構成される装
着部本体42と、先基部431を中心に上下回動自在に
装着部本体に組み込み、且つ把手装着時に係止孔に係止
する係止部432及び操作釦45と連結する操作部43
3とを有する操作板43と、操作板を上方へ押圧するバ
ネ体44と、操作板の操作部に連結して係止部を係止孔
から離脱させる操作釦45とで構成される連結機構を設
けてなる着脱把手を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鍋の把手を着脱可能とする把手着脱構造と、着脱把手を備えた鍋の 組み合わせ調理用具に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
従前の着脱式把手を備えた鍋は、鍋本体の把手取付箇所に連結板を突設し、連 結板に横長透孔を穿設し、把手側に、前記横長透孔に差し入れる段差を有する差 込板と、差込板を透孔に差し入れた状態で、差込板の上部段差部分とで連結板を 挟持するスライド板とを設けており、このスライド板は、挟持方向に付勢されて おり、把手の先端上部の操作部を指で操作することで把手解除を行っているもの である(実開昭55−50606号、実開平7−9239号)。
【0003】 前記した従来の着脱式把手構造は、操作部を指で抑えながら把手先端の差込板 を横長透孔に斜めから差し入れ、更に尾端を下方回動させた後操作部を離して装 着され、離脱時は、その逆操作を行うもので、着脱操作自体が非常に煩雑である 。また鍋を持ち上げた状態で、誤って操作部に触ってしまうと、把手が上方回動 して把手が外れるという危険性もある。そこで本考案は、操作性並びに安全性に 優れた新規な着脱把手を備えた調理用鍋を提案したものである。
【0004】 また調理用鍋は、基本的に容器体と蓋体とで構成されており、多数の調理用具 (鍋)の組み合わせは、鍋の大小や深浅の組み合わせが知られているが、それら の鍋は各々単独で使用するものである。
【0005】 本考案は、鍋自体を組み合わせて使用することができるようにして、その使用 態様を拡大した新規な組み合せ調理用具を提案したものである。
【0006】
【課題を解決する手段】 本考案に係る調理用鍋は、鍋本体と鍋本体に着脱できる着脱把手とを備え、鍋 本体側に、係止孔を備えた板状連結突部を突設し、把手先端側に、上下板から構 成され前記連結突部の差し入れを可能とした装着部本体と、先基部を装着部本体 の先端下方に保持させて、先基部を中心に上下回動自在に装着部本体に組み込み 、且つ把手装着時に前記係止孔に係止する係止部及び操作釦と連結する操作部と を有する操作板と、前記操作板を上方へ押圧するバネ体と、操作板の操作部に連 結して装着部本体上面から操作板の操作を行い係止部を係止孔から離脱させる操 作釦とで構成される連結機構を設けてなることを特徴とするものである。
【0007】 従って把手先端の装着部本体で、容器体の連結突部を包むようにして差し込む と、係止穴に係止部が係止して抜け止めとなり、把手として使用できる。そして 操作釦を押圧して把手を引き抜くと、容器体から離脱するものである。
【0008】 また本考案に係る組み合わせ調理用具は、前記の着脱把手を備えた調理用鍋に おいて、深さが相違する第一調理鍋と第二調理鍋とを備え、何れかの鍋の一方が 上縁部に段差部を設け、他方の鍋が前記段差部に嵌合できる大きさとし、各鍋の 板状連結突部と反対側の鍋周面に、コの字状の固定把手を突設すると共に、一方 は、横杆部分を鍋上縁より上方に位置させ、且つ一方が他方に差し込み可能とし てなることを特徴とするものであり、更に前記の第一、第二調理鍋に、縁部が前 記の両方の鍋上縁外周に被せて密嵌する二段構造としてなる蓋体とで構成してな ることを特徴とするものである。
【0009】 従って第一調理鍋並びに第二調理鍋は各単独で使用できるとともに、蓋体も第 一調理鍋並びに第二調理鍋の各密閉蓋として使用でき、更に第一調理鍋と第二調 理鍋の一方を他方の蓋体として使用することができ、特に両鍋の把手を一緒に握 持することで、蓋をした状態の儘で、水切り等を行うことができる。
【0010】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した組み合わせ調理鍋は第 一調理鍋1と、第二調理鍋2と、蓋体3と、着脱把手4とで構成されている。
【0011】 第一調理鍋1は、深型容器形状の鍋本体11の周面に、板状連結突部12と、固 定把手13を設けたものであり、特に上縁部分は、フランジ部とフランジ部から 上縁を立ち上げてなる段差部111を備えてなるものである。第二調理鍋2は、 浅型のフライパン形状の鍋本体21の周面に、板状連結突部22と、固定把手2 3を設けたもので、特に鍋本体21は、前記第一調理鍋1の段差部111内に嵌 合する大きさとしたものである。
【0012】 板状連結突部12、22は同一形状で、突出部分に係止孔14,24を形成し てなり、また固定把手13,23は、前記板状連結突部12,22の反対側周面 に、コの字状に突設したものである。特に第一調理鍋1の固定把手13は、横杆 部131が鍋本体11の上縁より上方に跳ね上げるように設けてなり、他方第二 調理鍋2の固定把手23は、固定把手13の巾よりも狭く形成すると共に、第一 調理鍋1に第二調理鍋2を蓋の用に被冠した際に、固定把手23の縦杆部231 が前記横杆部131の下方に当接する位置に設けてなる。
【0013】 蓋体3は、皿状に形成したもので、外周部は、第二調理鍋2に被冠した際に、 鍋本体21に約密嵌する内側外周部31と、内側外周部31からフランジ様に段 差を介して、第一調理鍋1に被冠した際に、鍋本体11に約密嵌する外側外周部 32とを備えてなるものである。
【0014】 着脱把手4は、第一調理鍋1も第二調理鍋2も同様に使用できるもので、把手 本体41の先端部分に連結機構を設けたものである。連結機構は、装着部本体4 2と、操作板43と、バネ体44と、操作釦45とで構成される。
【0015】 装着部本体42は、上下板421,422から構成され前記連結突部12,2 2の差し入れを可能な構造とし、下方板422先端部を折り返して、操作板43 の保持部423とし、更に上方板421の適宜位置に釦孔424を形成してなる 。
【0016】 操作板43は、先基部431を装着部本体42の保持部423に保持させて、 先基部431を中心に上下回動自在に装着部本体42に組み込むもので、把手装 着時に係止孔14,24と係止する係止部432を跳ね上げ形成し、更に後端部 (釦孔424に対応する位置)を上方に折曲して操作部433を設けてなる。
【0017】 バネ体44は、前記操作板43と下方板422との間に介装して操作板43を 上方に押し上げるように付勢してなるものである。操作釦45は、操作部433 に装着し、釦孔424から上方に突出させてなる。
【0018】 次に着脱把手の着脱作用について説明する。装着部本体42で、連結突部12 ,22を包むようにして着脱把手4を押し込むと、係止部432が、バネ体44 の付勢力に抗して板状連結突部12,22の下方に入り込み、係止孔14,24 位置で復帰して、係止部432が係止孔14,24の縁に引っ掛かり、抜け止め 作用を奏することで、把手装着がなされる。そして押圧釦45を加圧して、操作 板43を下方に回動させて、前記の係止部の係止を解除した状態で把手全体を引 き抜くことで、把手の離脱がなされる。
【0019】 従って把手装着は、単に着脱把手4の押し込みのみで良く、また離脱は操作釦 45の下圧状態での引き抜きで実現するので、着脱操作が容易であるとともに、 単に誤って操作釦45を加圧しても、引き抜きの動作を伴わないと離脱しないの で、操作釦45を誤って操作しても、把手の離脱が無く安全である。
【0020】 次に調理用具の組み合わせ使用について説明する。第一調理鍋1並びに第二調 理鍋2は、着脱把手4を装着したり、或いは離脱状態で任意に使用できる。而も 前記各単独使用に際しては、蓋体3を各々の密閉蓋として使用できる。即ち蓋体 3を第一調理鍋1に使用する場合には、蓋体3の外側外周部32が鍋本体11の 上縁部と密嵌合し(図6参照)、第二調理鍋2に使用する場合には、蓋体3の内 側外周部31が鍋本体21の上縁部と密嵌合する(図7参照)。従って蓋体3は 兼用できるものである。
【0021】 更に第一調理鍋1と第二調理鍋2の組み合わせ使用も可能である。即ち第一調 理鍋1にと第二調理鍋2を蓋として使用することができる。即ち第一調理鍋1の 上方に第二調理鍋2をひっくり返して蓋とするもので、特に第一調理鍋1の上縁 の段差部11に第二調理鍋2の上縁部分が嵌合する。同時に第二調理鍋2の固定 把手23を第一調理鍋1の固定把手13の内方に位置させ、双方の鍋に装着した 着脱把手4を強握すると、第二調理鍋固定把手23の縦杆部231が、第一調理 鍋固定把手13の横杆部131と当接して両鍋の一体化が実現する。そこで両鍋 を振り回しても分離しないので、鍋を傾斜させることで、両鍋の隙間から液体流 出がなされ、水切り作業をも実施できることになる(図4,5参照)。
【0022】 尚前記実施例は、第一調理鍋を深型に第二調理鍋を浅型としたが、逆でも良い し、固定把手の構造も逆としても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上の通り本考案は、鍋本体側に係止孔を備えた板状連結突部を突設し、把手 先端側に、上下板から構成される装着部本体と、先基部を中心に上下回動自在に 装着部本体に組み込み、且つ把手装着時に係止孔に係止する係止部及び操作釦と 連結する操作部とを有する操作板と、操作板を上方へ押圧するバネ体と、操作板 の操作部に連結して装着部本体上面から操作板の操作を行い係止部を係止孔から 離脱させる操作釦とで構成される連結機構を設けてなる着脱把手を備えた調理鍋 で、着脱操作性に優れ、且つ安全性を高めたものであり、また本考案は、前記着 脱構造を備え、且つ上縁部が互いに嵌合でき、更に差込可能とした固定把手を備 えた第一調理鍋と第二調理鍋とからなる組み合わせ調理用具、各単独使用と共に 、組み合わせ使用も可能とし、使い易い便利な調理用具を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体の斜視図。
【図2】同着脱把手の連結機構の断面図。
【図3】同要部分解斜視図。
【図4】同組み合わせ使用の説明図(正面図)。
【図5】同組み合わ使用の説明図(一部断面図)。
【図6】同第一調理鍋の蓋使用状態の説明図。
【図7】同第二調理鍋の蓋使用状態の説明図。
【符号の説明】
1 第一調理鍋 2 第二調理鍋 11,21 鍋本体 111 段差部 12,22 板状連結突部 13,23 固定把手 131 横杆部 231 縦杆部 14,24 係止孔 3 蓋体 31 内側外周部 32 外側外周部 4 着脱把手 41 把手本体 42 装着部本体 421 上方板 422 下方板 423 保持部 424 釦孔 43 操作板 431 先基部 432 係止部 433 操作部 44 バネ体 45 操作釦

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器状の鍋本体と鍋本体に着脱できる着
    脱把手とを備え、鍋本体側に、係止孔を備えた板状連結
    突部を突設し、把手先端側に、上下板から構成され前記
    連結突部の差し入れを可能とした装着部本体と、先基部
    を装着部本体の先端下方に保持させて、先基部を中心に
    上下回動自在に装着部本体に組み込み、且つ把手装着時
    に前記係止孔に係止する係止部及び操作釦と連結する操
    作部とを有する操作板と、前記操作板を上方へ押圧する
    バネ体と、操作板の操作部に連結して装着部本体上面か
    ら操作板の操作を行い係止部を係止孔から離脱させる操
    作釦とで構成される連結機構を設けてなる調理用鍋。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の着脱把手を備えた調理用
    鍋において、深さが相違する第一調理鍋と第二調理鍋と
    を備え、何れかの鍋の一方が上縁部に段差部を設け、他
    方の鍋が前記段差部に嵌合できる大きさとし、各鍋の板
    状連結突部と反対側の鍋周面に、コの字状の固定把手を
    突設すると共に、一方は、横杆部分を鍋上縁より上方に
    位置させ、且つ一方が他方に差し込み可能としてなる組
    み合わせ調理用具。
  3. 【請求項3】 第一調理鍋が深鍋で、第二調理鍋がフラ
    イパン様の浅鍋とし、第一調理鍋の固定把手が幅広側で
    且つ横杆部が鍋上縁より上方に位置させてなる請求項2
    記載の組み合わせ調理用具。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の第一調理用鍋と、
    第二調理用鍋と、縁部が前記の両方の鍋上縁外周に被せ
    て密嵌する二段構造としてなる蓋体とで構成してなる組
    み合わせ調理用具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004215745A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Takatoshi:Kk 断熱調理器
JP2011189017A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Giichi Ogata 加熱調理器

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JP2004215745A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Takatoshi:Kk 断熱調理器
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