JP2586663Y2 - 時計バンドの中留構造 - Google Patents
時計バンドの中留構造Info
- Publication number
- JP2586663Y2 JP2586663Y2 JP2559293U JP2559293U JP2586663Y2 JP 2586663 Y2 JP2586663 Y2 JP 2586663Y2 JP 2559293 U JP2559293 U JP 2559293U JP 2559293 U JP2559293 U JP 2559293U JP 2586663 Y2 JP2586663 Y2 JP 2586663Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- hook
- front cover
- band
- clasp
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、時計バンドの中留構造
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の中留構造のとしては図5
の特開昭61−168302号の斜視図に示すものがあ
る。
の特開昭61−168302号の斜視図に示すものがあ
る。
【0003】フック10をフック軸20に取り付けた
後、掛金具30を上方より押圧し、スナップ片40を係
止軸50に係止固定し、解除するには、引掛けブロック
60を押しロック片70の係止を解除し、押し上げブロ
ック80を押しロック片70を押し上げることによりス
ナップ片40の係止を解除することが出来、片方のブロ
ックの操作では係止の解除が出来ず、解除時に掛金具5
0が跳ね上がり安全性があり、面白さがあり商品価値が
ある等の利点があった。
後、掛金具30を上方より押圧し、スナップ片40を係
止軸50に係止固定し、解除するには、引掛けブロック
60を押しロック片70の係止を解除し、押し上げブロ
ック80を押しロック片70を押し上げることによりス
ナップ片40の係止を解除することが出来、片方のブロ
ックの操作では係止の解除が出来ず、解除時に掛金具5
0が跳ね上がり安全性があり、面白さがあり商品価値が
ある等の利点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の構造においては、脱着するには指で引掛けブロック
と押し上げブロックを押しロック片を押し上げることに
よりスナップ片40の係止を解除し掛金具を跳ね上げ、
フック軸にフックが取りついた状態で指を離し、掛金具
に指を持ち替えてフック軸からフックを取り外さなけれ
ばならず脱落の恐れがあり、又、スナップ片の係止力を
強くするとロック片を押し上げる力が増大し、押し上げ
ブロックの押し力が非常に必要になり押せなくなった
り、スナップ片の係止力を弱くするとスナップ片の係止
が簡単に外れたり、引掛けブロックを押しロック片の係
止を解除した状態で掛金具を持ち上げるとスナップ片の
係止が解除する等の欠点があった。
来の構造においては、脱着するには指で引掛けブロック
と押し上げブロックを押しロック片を押し上げることに
よりスナップ片40の係止を解除し掛金具を跳ね上げ、
フック軸にフックが取りついた状態で指を離し、掛金具
に指を持ち替えてフック軸からフックを取り外さなけれ
ばならず脱落の恐れがあり、又、スナップ片の係止力を
強くするとロック片を押し上げる力が増大し、押し上げ
ブロックの押し力が非常に必要になり押せなくなった
り、スナップ片の係止力を弱くするとスナップ片の係止
が簡単に外れたり、引掛けブロックを押しロック片の係
止を解除した状態で掛金具を持ち上げるとスナップ片の
係止が解除する等の欠点があった。
【0005】本考案の目的は、上記の欠点を解消し、片
方のプッシュボタン操作では係止が解除せず、両方のプ
ッシュボタン操作で係止が解除出来、プッシュボタン操
作した状態でフック軸からフックの取り外しが出来、安
全性があり、脱着時の操作性を良好にし、商品価値を高
めることの出来るようにした時計バンドの中留構造を提
供しようとしたものである。
方のプッシュボタン操作では係止が解除せず、両方のプ
ッシュボタン操作で係止が解除出来、プッシュボタン操
作した状態でフック軸からフックの取り外しが出来、安
全性があり、脱着時の操作性を良好にし、商品価値を高
めることの出来るようにした時計バンドの中留構造を提
供しようとしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために、バンド1の一方に連結される中留本体2
と、バンド1の他方に連結される表カバー3とからなる
中留構造において、中留本体2は底板2aと、その両側
に対向する側板2bと、側板2b先端に設けた保持溝2
cと、前記対向する側板2bで両端を保持されたフック
軸2dおよび係止軸2eとを有し、フック軸2dに取り
付けたテコレバー2fによりバンド1の一方を連結し、
表カバー3はその裏面に係止部3aを配設し、前方下面
に、バネ4により幅方向に押し圧されたプッシュボタン
5を内蔵し、後方にバンド1の他方と、フック3bとを
回転自在に取り付け、プッシュボタン5には先端部に保
持部5aを有し、表カバー3に回転自在に取りつけたフ
ック3bをフック軸2dに取りつけ、表カバー3を中留
本体2の方に押しつけることにより、係止部3aの外側
と係止軸2eの内側とが接触するとともに、プッシュボ
タン5の保持部5aが側板2bの保持溝2cに入り、中
留本体2と表カバー3とが連結され、プッシュボタン5
を押すことにより、保持部5aが保持溝2cより外れ、
連結が解除されることを特徴とするものである。
成するために、バンド1の一方に連結される中留本体2
と、バンド1の他方に連結される表カバー3とからなる
中留構造において、中留本体2は底板2aと、その両側
に対向する側板2bと、側板2b先端に設けた保持溝2
cと、前記対向する側板2bで両端を保持されたフック
軸2dおよび係止軸2eとを有し、フック軸2dに取り
付けたテコレバー2fによりバンド1の一方を連結し、
表カバー3はその裏面に係止部3aを配設し、前方下面
に、バネ4により幅方向に押し圧されたプッシュボタン
5を内蔵し、後方にバンド1の他方と、フック3bとを
回転自在に取り付け、プッシュボタン5には先端部に保
持部5aを有し、表カバー3に回転自在に取りつけたフ
ック3bをフック軸2dに取りつけ、表カバー3を中留
本体2の方に押しつけることにより、係止部3aの外側
と係止軸2eの内側とが接触するとともに、プッシュボ
タン5の保持部5aが側板2bの保持溝2cに入り、中
留本体2と表カバー3とが連結され、プッシュボタン5
を押すことにより、保持部5aが保持溝2cより外れ、
連結が解除されることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例を詳述す
る。図1は、本考案の時計バンドの中留の各部品の位置
関係を示す組立正面図、図2は、脱着時の斜視図、図3
は、プッシュボタン部の一部断面の平面図、図4は、図
3のAーA断面図である。
る。図1は、本考案の時計バンドの中留の各部品の位置
関係を示す組立正面図、図2は、脱着時の斜視図、図3
は、プッシュボタン部の一部断面の平面図、図4は、図
3のAーA断面図である。
【0008】1はバンドで一方は中留本体2に連結さ
れ、他方は表カバー3に連結されている。
れ、他方は表カバー3に連結されている。
【0009】2は中留本体で底板2aと、その両側に対
向する側板2bと、側板2b先端に設けた保持溝2c
と、対向する側板2bで両端を保持されたフック軸2d
および係止軸2eとを有し、係止軸2eに取り付けたテ
コレバー2fによりバンド1の一方を連結している。
向する側板2bと、側板2b先端に設けた保持溝2c
と、対向する側板2bで両端を保持されたフック軸2d
および係止軸2eとを有し、係止軸2eに取り付けたテ
コレバー2fによりバンド1の一方を連結している。
【0010】3は表カバーでその裏面に係止部3aを配
設し、前方下面に、バネ4により幅方向に押し圧された
プッシュボタン5を内蔵し、後方にバンド1の他方と、
フック3bとを回転自在に取り付けている。
設し、前方下面に、バネ4により幅方向に押し圧された
プッシュボタン5を内蔵し、後方にバンド1の他方と、
フック3bとを回転自在に取り付けている。
【0011】5はプッシュボタンで先端部に保持部5a
を有している。
を有している。
【0012】次に本考案による中留の装着、脱着につい
て説明する。まず、装着するには、表カバー3に回転自
在に取りつけたフック3bをフック軸2dに取りつけ、
表カバー3を中留本体2の方に押しつけることにより、
係止部3aの外側と係止軸2eの内側とが接触するとと
もに、プッシュボタン5の保持部5aが側板2bの保持
溝2cに入り、中留本体2と表カバー3とが連結され装
着ができる。
て説明する。まず、装着するには、表カバー3に回転自
在に取りつけたフック3bをフック軸2dに取りつけ、
表カバー3を中留本体2の方に押しつけることにより、
係止部3aの外側と係止軸2eの内側とが接触するとと
もに、プッシュボタン5の保持部5aが側板2bの保持
溝2cに入り、中留本体2と表カバー3とが連結され装
着ができる。
【0013】解除するには、、プッシュボタン5を押す
ことにより、保持部5aが保持溝2cより外れ、連結が
解除され、プッシュボタン5を押した状態でフック3b
をフック軸2dから取り外すことにより解除が出来る。
片方のプッシュボタンを押しても、もう片方のプッシュ
ボタンの保持部5aが保持溝2cに入っているので係止
は解除出来ない。
ことにより、保持部5aが保持溝2cより外れ、連結が
解除され、プッシュボタン5を押した状態でフック3b
をフック軸2dから取り外すことにより解除が出来る。
片方のプッシュボタンを押しても、もう片方のプッシュ
ボタンの保持部5aが保持溝2cに入っているので係止
は解除出来ない。
【0014】
【考案の効果】上記のごとく本考案によれば、片方のプ
ッシュボタン操作では係止が解除せず、両方のプッシュ
ボタン操作で係止が解除出来、プッシュボタン操作した
状態でフック軸からフックの取り外しが出来、安全性が
あり、脱着時の操作性を良好にし、商品価値を高めるこ
との出来る等の効果がある。
ッシュボタン操作では係止が解除せず、両方のプッシュ
ボタン操作で係止が解除出来、プッシュボタン操作した
状態でフック軸からフックの取り外しが出来、安全性が
あり、脱着時の操作性を良好にし、商品価値を高めるこ
との出来る等の効果がある。
【図1】本考案の実施例で、本考案の時計バンドの中留
の各部品の位置関係を示す組立正面図である。
の各部品の位置関係を示す組立正面図である。
【図2】脱着時の斜視図である。
【図3】プッシュボタン部の一部断面の平面図である。
【図4】図3のAーA断面図である。
【図5】従来例でこの種の中留構造の斜視図である。
【符号の説明】 1 バンド 2 中留本体 2a 底板 2b 側板 2c 保持溝 2d フック軸 2e 係止軸 2f テコレバー 3 表カバー 3a 係止部 3b フック 4 バネ 5 プッシュボタン 5a 保持部
Claims (1)
- 【請求項1】 バンド1の一方に連結される中留本体2
と、バンド1の他方に連結される表カバー3とからなる
中留構造において、前記中留本体2は底板2aと、その
両側に対向する側板2bと、前記側板2b先端に設けた
保持溝2cと、前記対向する側板2bで両端を保持され
たフック軸2dおよび係止軸2eとを有し、前記フック
軸2dに取り付けたテコレバー2fにより前記バンド1
の一方を連結し、前記表カバー3はその裏面に係止部3
aを配設し、前方下面に、バネ4により幅方向に押し圧
されたプッシュボタン5を内蔵し、後方に前記バンド1
の他方と、フック3bとを回転自在に取り付け、前記プ
ッシュボタン5には先端部に保持部5aを有し、前記表
カバー3に回転自在に取りつけた前記フック3bを前記
フック軸2dに取りつけ、前記表カバー3を前記中留本
体2の方に押しつけることにより、前記係止部3aの外
側と前記係止軸2eの内側とが接触するとともに、前記
プッシュボタン5の保持部5aが前記側板2bの保持溝
2cに入り、前記中留本体2と前記表カバー3とが連結
され、前記プッシュボタン5を押すことにより、前記保
持部5aが前記保持溝2cより外れ、連結が解除される
ことを特徴とするバンドの中留構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2559293U JP2586663Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 時計バンドの中留構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2559293U JP2586663Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 時計バンドの中留構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677521U JPH0677521U (ja) | 1994-11-01 |
JP2586663Y2 true JP2586663Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=12170185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2559293U Expired - Fee Related JP2586663Y2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 時計バンドの中留構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586663Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP2559293U patent/JP2586663Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677521U (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |