JP3149296U - 鍋持ち手の着脱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱操作性に優れ、安全性を高め、且つ装着時にガタツキがなく一体化される鍋持ち手の着脱構造を提供する。【解決手段】鍋本体Aにブロック体12を突設すると共に、両側面に下部は開口し、上部は閉口して衝突部15とした縦嵌合溝14を設け、外正面に係止穴部16を設けた鍋側連結部1と、縦嵌合溝14に対して下方から差し入れて嵌合する縦突条23、及び係止穴部と対応する突出付勢せしめた係止突部24、及び係止突部の操作摘み27、及び鍋側連結部1を先端で強圧するように螺装した押圧ボルト28を設けた持ち手側連結部2とで構成した。【選択図】図2

Description

本考案は、調理容器である鍋の持ち手を着脱可能とする鍋持ち手の着脱構造に関するものである。
着脱式持ち手を備えた鍋は、鍋本体の持ち手取付箇所に連結板を突設し、連結板に横長透孔を穿設し、持ち手側に、前記横長透孔に差し入れる段差を有する差込板と、差込板を透孔に差し入れた状態で、差込板の上部段差部分とで連結板を挟持するスライド板とを設けており、このスライド板は、挟持方向に付勢されており、持ち手の先端上部の操作部を指で操作することで持ち手解除を行っているものである(特許文献1:実開昭55−50606号、特許文献2:実開平7−9239号)。
前記した着脱式持ち手構造は、操作部を指で抑えながら持ち手先端の差込板を横長透孔に斜めから差し入れ、更に尾端を下方回動させた後、操作部を離して装着され、離脱時は、その逆操作を行うもので、着脱操作自体が非常に煩雑である。また鍋を持ち上げた状態で、誤って操作部に触ってしまうと、持ち手が上方回動して持ち手が外れるという危険性もある。
これらの問題を解決する構造を、本出願人が先に提案した(特許文献3:実用新案登録3062348号公報)。この構造は鍋側連結部に縦嵌合溝及び係止穴部を設け、持ち手側連結部に、嵌合溝に嵌合する縦突条及び係止穴部に対応する係止突部を設け、且つ上部に前記係止突部の操作摘みを設けたもので、縦嵌合溝と縦突条の嵌合で持ち手の鍋外周方向への離脱を防止し、係止穴部と係止突部の挿着で上下方向の離脱(上方離脱防止は、縦管嵌合溝の上部を閉じて実現する)を防止して、鍋に装着するもので、着脱操作性が改善され、且つ安全性を高めたものである。
実開昭55−50606号公報。 実開平7−9239号公報。 実用新案登録3062348号公報。
特許文献3記載の着脱構造は、操作性に優れているが、縦嵌合溝と縦突条との嵌合状態が緩いと、水平方向においてガタツキが生じてしまう。また縦嵌合溝と縦突条との嵌合を密着状態に形成すると着脱操作が必ずしもスムーズになされない。
そこで本考案は、縦嵌合溝と縦突条の嵌合状態を緩やかとして操作性を高めたとしても、鍋本体と持ち手との装着をしっかりとして両者を一体化する鍋持ち手の着脱構造の改良を提案したものである。
本考案に係る鍋持ち手の着脱構造は、鍋本体の持ち手取付箇所にブロック状に突設すると共に、外周面に、下部は開口し上部は閉口して衝突部とし、且つ横方向離脱を防止する断面形状の縦嵌合溝、及び係止穴部を設けた鍋側連結部と、持ち手本体の先部に形成され、前記鍋側連結部のブロック体の嵌合溝に対して下方から差し入れて嵌合する縦突条を設けると共に、係止穴部と対応する位置に突出付勢せしめた係止突部を設け、且つ上部に前記係止突部の操作摘みを設けてなる持ち手側連結部とで構成される鍋持ち手の着脱構造に於いて、持ち手側連結部に、先端を鍋側連結部の外周面に当接して、縦嵌合溝と縦突条の嵌合当接面が互いに圧せられる方向に押圧作用する押圧ボルトを螺装してなることを特徴とするものである。
而して持ち手側連結部の縦突条を、鍋側連結部の下方から縦嵌合溝へ嵌合装着すると、持ち手は、横方向(鍋外周方向)への離脱が防止され、更に縦突条上端は上下非貫通箇所となる衝突部に衝突して、上方への離脱が阻止された状態となる。この状態で係止穴部に係止突部が挿入され、下方離脱も防止されて持ち手が鍋に装着され、更に前記装着状態で押圧ボルトを螺合操作してボルト先端でも鍋側連結部の側壁を押圧すると、縦嵌合溝と縦突条の嵌合当接面が互いに圧せられ、両連結部が一体化状態となる。
また離脱時には、螺合押圧を解除し、操作摘みの操作で係止突部を係止穴部から後退させて、持ち手を下方へ移動させて、持ち手を離脱させるものである。
本考案の構成は上記のとおり、着脱操作性に優れ且つ安全性を高めた持ち手の着脱構造であって、収納時のコンパクト化が実現すると共に、鍋本体に鍋連結部を複数形成しておくことによって持ち手形状を選択的に使用でき、特異形状の持ち手を選択したり、片手鍋や両手鍋への変更が容易であり、特に押圧ボルトを付設することで、嵌合状態の縦嵌合溝と縦突条の当接面が互いに圧する状態となり、鍋本体と持ち手はガタツキがなく一体化されるものである。
図1は本考案の実施形態の正面図。 図2は同要部斜視図(装着前)。 図3は同要部断面図で、(イ)は装着前(ロ)は装着後を示す。 図4は同要部側面図(装着後)。
次に本考案の実施の形態について説明する。実施形態に示して鍋持ち手の着脱構造は、鍋本体Aの持ち手取付箇所に設けた鍋側連結部1と、持ち手本体Bの先端に設けた持ち手側連結部2とで構成される。
鍋側連結部1は、鍋取付用基板11に、長方体形状のブロック体12を突設して形成したもので、鍋取付用基板11を鍋本体Aの外周面に外接し、鋲13などで鍋Aに固着してなる。
ブロック体12の両側面に縦嵌合溝14を形成してなり、特に前記縦嵌合溝14は、下部は開口し、上部は閉口して衝突部15とした非貫通状態に形成したものである。更にブロック体12の外正面には、係止穴部16を設けると共に、係止穴部16の下方に、下へ行くほどブロック体の厚みが薄くなるスロープ17を設けてなる。
持ち手側連結部2は、持ち手本体Bの先部に、後述する露出裏面が現出する箱状に形成した連結部本体21の前面に、前記ブロック体12の外正面及び両側部分を覆う凹部22を形成すると共に、凹部22の両側壁に前記縦嵌合溝14と嵌合する縦突条23を設けてなる。また係止穴部16と対応する対向正面位置に係止突部24を突出付勢させて設けたものである。
前記係止突部24は、連結部本体21の内部に、係止突部24を突出付勢する発条25を設けて突出付勢させてなり、更に本体上方に達する連結板26を連結し、この連結板26に連結部本体21から上方に露出する操作摘み27を連結してなるものである。
また係止突部24の下方位置に係止突部24の出没方向と平行に、対向正面より露出して出入りする押圧ボルト28を、連結部本体21に螺合装着し、押圧ボルト28の操作頭部29を、連結部本体21の裏面(露出裏面=対向正面と反対側面)に臨ませて、前記操作頭部29の回動操作可能に設けたものである。
而して前記着脱構造による持ち手の装着は、持ち手側連結部2を鍋側連結部1の下方に位置せしめ、しかる後持ち手側連結部2を上方へ移動させて、縦突条23を縦嵌合溝14に嵌合装着する。同時に係止突部24は、スロープ17面に添って連結部本体21側に後退する。そして縦突条23の上端が衝突部15に当接した状態で、係止突部24が係止穴部16の位置に達し、発条25の付勢力で係止穴部16に挿入され、持ち手Bは鍋Aに装着される。
即ち前記の装着では、縦突条23と縦嵌合溝14の嵌合で、持ち手Bの鍋外周方向(水平方向)への離脱が防止され、縦突条23の上端と衝突部15の衝突で、持ち手Bの上方への離脱が阻止された状態となる。更に、係止穴部16への係止突部24の挿入で、下方離脱も防止されることになる。
更に前記の装着状態において、連結部本体21の裏面から押圧ボルト28の操作頭部29を回動操作して、押圧ボルト28の先端でブロック体12の外壁面(外正面)を強く押圧すると、縦嵌合溝14の外周側面と縦突条23の外周側面との当接面が互いに圧せられることになり、両連結部1,2がしっかりと一体化され、ガタツキを生じさせないようになる。
従って本考案は、持ち手側連結部2を上方へ移動させ、押圧ボルト28を操作することで容易に、且つしっかりと一体に装着され、また押圧ボルト28を緩め、操作摘み27を操作しながら下方移動で離脱させると、容易に取り外すことができ、その操作性は優れたものになり、且つ装着時の一体化が容易に実現するものである。
勿論離脱時は、持ち手Bの下方移動が必要であるために、使用中に誤って操作摘み27を操作したとしても、鍋Aの自重によって両者が分離することが無いので、安全性の点でも優れたものとなる。
1 鍋側連結部
11 鍋取付用基板
12 ブロック体
13 鋲
14 縦嵌合溝
15 衝突部
16 係止穴部
17 スロープ
2 持ち手側連結部
21 連結部本体
22 凹部
23 縦突条
24 係止突部
25 発条
26 連結板
27 操作摘み
28 押圧ボルト
29 操作頭部

Claims (2)

  1. 鍋本体の持ち手取付箇所にブロック状に突設すると共に、外周面に、下部は開口し上部は閉口して衝突部とし、且つ横方向離脱を防止する断面形状の縦嵌合溝、及び係止穴部を設けた鍋側連結部と、持ち手本体の先部に形成され、前記鍋側連結部のブロック体の嵌合溝に対して下方から差し入れて嵌合する縦突条を設けると共に、係止穴部と対応する位置に突出付勢せしめた係止突部を設け、且つ上部に前記係止突部の操作摘みを設けてなる持ち手側連結部とで構成される鍋持ち手の着脱構造に於いて、持ち手側連結部に、先端を鍋側連結部の外周面に当接して、縦嵌合溝と縦突条の嵌合当接面が互いに圧せられる方向に押圧作用する押圧ボルトを螺装してなることを特徴とする鍋持ち手の着脱構造。
  2. 縦嵌合溝をブロック状の鍋側連結部の側面に形成すると共に、外正面に係止穴部を設け、係止穴部下方に、係止突部を徐々に奥方へ後退させるスロープを設け、持ち手側連結部の係止突部を対向正面に突出させ、押圧ボルトを係止突部と平行に設けて、外周側にボルト操作部を設けてなる請求項1記載の鍋持ち手の着脱構造。
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