JPS6237476Y2 - - Google Patents

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JPS6237476Y2
JPS6237476Y2 JP1982034881U JP3488182U JPS6237476Y2 JP S6237476 Y2 JPS6237476 Y2 JP S6237476Y2 JP 1982034881 U JP1982034881 U JP 1982034881U JP 3488182 U JP3488182 U JP 3488182U JP S6237476 Y2 JPS6237476 Y2 JP S6237476Y2
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JP
Japan
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opening
clamping plate
locking
stopper
locking hook
Prior art date
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JP1982034881U
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English (en)
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JPS58137327U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、カメラや携帯用ラジオ等の携帯物
にストラツプを取付ける際に使用されるストラツ
プ止具の改良に係わるものである。
従来のストラツプ止具は、止具本体の上下方向
略中央部の係止鉤開口部側に穿設された軸孔に、
平面略逆コ字形の開閉体の相対向する一対の挟持
板の閉塞側端部に設けられた軸ピンを、係止鉤の
開口部閉鎖時に一方の挟持板の開放側内面の係止
突起が前記軸孔の反対側の切欠部に係止されるよ
う揺動自在に軸支されていた。
また、一方では、携帯物取付環係止用の係止鉤
とストラツプ連結用の挿通部とが接続部を介して
接続された止具本体と、この止具本体に挟着して
係止鉤を開閉する平面略コ字形の合成樹脂製の開
閉体とを具備し、この開閉体は、相対向する一対
の前側挟持板及び後側挟持板の右端部に連続片が
平面略コ字形になるよう連設され、且つ前側挟持
板の左右方向中央部内面にストツパーが設けられ
ており、そして、前記止具本体の接続部に前記開
閉体の閉塞端部側を、開閉体の開放端部側にて係
止鉤の開放部が開閉されるよう前側挟持板及び後
側挟持板の弾力で挟着したものが提案されている
(例えば、実開昭55−102822号公報)。
しかし乍ら、従来の前者は、ストラツプの両端
部に連結した止具本体の係止鉤を携帯物の取付環
に係止させ、そして携帯中に携帯物の取付環が開
閉体の開閉部に強く当つた際に、開閉体が軸支部
を中心に下方へ揺動されて係止突起の下部短辺側
が切欠部の下部短辺側に当接されるため、開閉体
の係止突起が止具本体の切欠部から外れ易く、止
具本体の係止鉤が携帯物の取付環から外れる虞れ
があり、ストラツプの取付状態の安定性が悪かつ
た。これと同様に実開昭55−102822号公報で提案
されている従来の後者も、止具本体の接続部に平
面略コ字形の開閉体の閉塞端部側を前側挟持板及
び後側挟持板の弾力で挟着し、そして開閉体の開
放端部側にて止具本体の係止鉤の開放部を開閉す
るため、携帯中に携帯物の取付環が左右方向へ揺
動した際に、携帯物の取付環が開閉体の開放端部
側に当つて、この開閉体の開放端部側が上方へ回
動され易く、止具本体の係止鉤が携帯物の取付環
から外れる虞れがあり、ストラツプの取付状態の
安定状態が悪かつた。それに、従来の前者は、開
閉体の開放時には、挟持板の開放側端部に指を掛
ける部分がなく、係止突起の外し操作が面倒であ
つた。
そこで、この考案の目的とするところは、前述
のような問題点を解消することであり、その要旨
は、下部に携帯物取付環係止用の開口部付き係止
鉤を有する基板の上下方向略中央部に左右側方へ
長い摺動孔を設け、この摺動孔を係止鉤開口部の
反対側へ延長させた基板の側縁部には切欠部を設
けて成る止具本体と、相対向する一対の前側挟持
板及び後側挟持板の左端部に連結片を、その前側
挟持板と後側挟持板との相互間が前記止具本体の
板厚より若干広くなるよう平面略コ字形に連設
し、一方の後側挟持板の開放側縁部近傍内面には
摺動突起を設け、他方の前側挟持板の開放側縁部
近傍内面には前記切欠部係止用の係止突起を設
け、この前側挟持板の開放側端面より少なくとも
突出されるようにな指掛片を設け、更に前側挟持
板及び後側挟持板の左端下部には、下端に前記係
止鉤先端当接用の凹部を有する開閉部を下方へ突
設して成る開閉体とを形成し、前記止具本体の摺
動孔に前記開閉体の後側挟持板の摺動突起を、係
止鉤の開口部が開閉されるよう左右側方へ摺動自
在に嵌合せしめたことに存するものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
この考案のストラツプ止具は、図に示すように
ストラツプSの両端部に連結して、カメラや携帯
用ラジオ等の携帯物(図示せず)の両端部に付設
された取付環Rに係止させて取付ける金属製の止
具本体Aと、この止具本体Aに嵌合せしめて、係
止鉤の開口部を開閉するプラスチツク製の開閉体
Bとから構成されている。
即ち、止具本体Aは、正面略逆正三角形の基板
1の上部にストラツプS連結用の挿通孔2を穿設
し、且つ基板1の下部には、左側部に開口部3を
有する正面略J字形の係止鉤4を設け、基板1の
上下方向略中央部には左右側方へ長い長方形の摺
動孔5を穿設し、この摺動孔5を前記係止鉤4の
開口部3の反対側の右側方へ延長させた基板1の
右側縁部には切欠部6を設けるように形成されて
いる。
また、前記開閉体Bは、相対向する一対の前側
挟持板7及び後側挟持板8の左端部に連結片9
を、その前側挟持板7と後側挟持板8との相互間
が前記止具本体Aの板厚より若干広くなるよう平
面略逆コ字形に連設し、一方の後側挟持板8の開
放側縁部近傍内面には摺動突起10を設け、他方
の前側挟持板7の開放側縁部内面には前記切欠部
6係止用の係止突起11を設け、この前側挟持板
7の開放側端面には前記後側挟持板8の開放側端
面より少なくとも突出されるような指掛片12を
設け、更に前側挟持板7及び後側挟持板8の左端
下部には、下端に前記係止鉤4先端当接用の凹部
13を有する開閉部14を下方へ突設するように
形成されている。
そして、前記止具本体Aの摺動孔5に前記開閉
体Bの後側挟持板8の摺動突起10を、係止鉤4
の開口部3が開閉されるよう左右側方へ摺動自在
に嵌合せしめたものである。
この考案は前述のように構成したから、使用時
においては、ストラツプSの両端部に止具本体A
の挿通孔2を挿通して夫々連結し、次に開閉体B
の指掛片12を指で前方へ若干押して係止突起1
1を止具本体Aの切欠部6から外した後、開閉体
Bを摺動孔及び摺動突起10にて左側方へ摺動さ
せて止具本体Aの係止鉤4開口部3を開放し、そ
して止具本体Aの係止鉤4を携帯物の取付環Rに
開口部3側から係止させた後、開閉体Bを前述と
は逆に右側方へ摺動させて、係止突起11が切欠
部6に係止され、且つ開閉部14の凹部13が係
止鉤4先端に当接されるよう、係止鉤4開口部3
を閉鎖するのみで、ストラツプSを携帯物の取付
環Rに極めて容易に取付けることができる。
しかも、止具本体Aの上下方向略中央部に設け
られた左右側方へ長い摺動孔5に、開閉体Bの後
側挟持板8の開放側内面に設けられた摺動突起1
0を、係止鉤4の開口部3が開閉されるよう左右
側方へ摺動自在に嵌合せしめたことと、止具本体
Aの摺動孔5を係止鉤4開口部3の反対側へ延長
させた側縁部に設けられた切欠部6に、開閉体B
の前側挟持板7の開放側内面に設けられた係止突
起11を係止させたこととが相俟つて、携帯中に
携帯物の取付環Rが開閉体Bの開閉部14に強く
当つた際に、係止突起11の長辺側が切欠部6の
長辺側に当接されるため、従来のように開閉体が
軸支部を中心に下方へ揺動されて係止突起の下部
短辺側が切欠部の下部短辺側に当接されるものと
比較して、この考案の開閉体Bの係止突起11の
方が止具本体Aの切欠部6からはるかに外れにく
いのである。これと同様に実開昭55−102822号公
報で提案されている従来の後者のように、止具本
体の接続部に平面略コ字形の開閉体の閉塞端部側
を前側挟持板及び後側挟持板の弾力で挟着し、そ
して開閉体の開放端部側にて止具本体の係止鉤の
開放部を開閉するものと比較しても、この考案の
開閉体Bの方が、携帯中に携帯物の取付環Rが左
右方向へ揺動して開閉体Bの閉塞端部側の開放部
14に当つても開閉体Bの閉塞端部側の開放部1
4が上方へ回動されにくいのである。したがつ
て、携帯中に止具本体Aの係止鉤4が携帯物の取
付環Rから外れるのを確実に防止できるため、ス
トラツプRの取付状態の安定性が頗る良好とな
る。
それに、開閉体Bの前側挟持板7の開放側端面
に、後側挟持板8の開放側端面より少なくとも突
出されるような指掛片12を設けたことにより、
開閉体Bの開放時に、指掛片12に指を掛けて前
方へ若干押して前側挟持板7を拡開することによ
つて、開閉体Bの係止突起11を止具本体Aの切
欠部6から著しく簡単に外すことができる。
以上説明したように、この考案によれば、スト
ラツプを携帯物の取付環に極めて容易に取付けで
きるばかりでなく、ストラツプの取付状態の安定
性が頗る良好となり、しかも開閉体の係止突起の
外し操作が簡単である等の諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は正面図、第2図は開閉体を摺動して係止鉤開
口部を開放した状態の正面図、第3図は第1図の
X−X矢視線断面図である。 A……止具本体、B……開閉体、S……ストラ
ツプ、R……取付環、1……基板、2……挿通
孔、3……開口部、4……係止鉤、5……摺動
孔、6……切欠部、7……前側挟持板、8……後
側挟持板、9……連結片、10……摺動突起、1
1……係止突起、12……指掛片、13……凹
部、14……開閉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に携帯物取付環係止用の開口部付き係止鉤
    を有する基板の上下方向略中央部に左右側方へ長
    い摺動孔を設け、この摺動孔を係止鉤開口部の反
    対側へ延長させた基板の側縁部には切欠部を設け
    て成る止具本体と、相対向する一対の前側挟持板
    及び後側挟持板の左端部に連結片を、その前側挟
    持板と後側挟持板との相互間が前記止具本体の板
    厚より若干広くなるよう平面略コ字形に連設し、
    一方の後側挟持板の開放側縁部近傍内面には摺動
    突起を設け、他方の前側挟持板の開放側縁部近傍
    内面には前記切欠部係止用の係止突起を設け、こ
    の前側挟持板の開放側端面より少なくとも突出さ
    れるようにな指掛片を設け、更に前側挟持板及び
    後側挟持板の左端下部には、下端に前記係止鉤先
    端当接用の凹部を有する開閉部を下方へ突設して
    成る開閉体とを形成し、前記止具本体の摺動孔に
    前記開閉体の後側挟持板の摺動突起を、係止鉤の
    開口部が開閉されるよう左右側方へ摺動自在に嵌
    合せしめたことを特徴とするストラツプ止具。
JP3488182U 1982-03-12 1982-03-12 ストラツプ止具 Granted JPS58137327U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3488182U JPS58137327U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ストラツプ止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3488182U JPS58137327U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ストラツプ止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137327U JPS58137327U (ja) 1983-09-16
JPS6237476Y2 true JPS6237476Y2 (ja) 1987-09-24

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ID=30046375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3488182U Granted JPS58137327U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 ストラツプ止具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744109U (ja) * 1980-08-26 1982-03-11

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744109Y2 (ja) * 1979-01-11 1982-09-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744109U (ja) * 1980-08-26 1982-03-11

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JPS58137327U (ja) 1983-09-16

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