JPH0436286Y2 - - Google Patents

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JPH0436286Y2
JPH0436286Y2 JP6227886U JP6227886U JPH0436286Y2 JP H0436286 Y2 JPH0436286 Y2 JP H0436286Y2 JP 6227886 U JP6227886 U JP 6227886U JP 6227886 U JP6227886 U JP 6227886U JP H0436286 Y2 JPH0436286 Y2 JP H0436286Y2
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JP
Japan
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electronic device
keyboard cover
keyboard
locking hole
protrusion
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JP6227886U
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JPS62173949U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば、タイプライタ、ワードプ
ロセツサ等のキーボードを有する携帯用電子機器
に関する。
従来の技術 従来、キーボードと把手とを有する電子機器本
体を設け、携帯時には付属のキーボードカバーに
よりキーボードを覆うようにした電子機器が存す
る。
考案が解決しようとする問題点 しかし、携帯時のキーボードカバーの脱落を防
止するためにキーボードカバーと電子機器本体と
の係合力を高めるとキーボードカバーの着脱操作
性が悪くなり、キーボードカバーの着脱操作性を
重視すると携帯時にキーボードカバーが脱落し易
い問題が有る。
この考案はこのような点に鑑みなされたもの
で、携帯時のキーボードカバーの脱落を確実に防
止し、使用時のキーボードカバーの着脱操作性を
向上させうる携帯用電子機器を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 キーボードと前縁に位置する把手とを有する偏
平な電子機器本体を設け、前記電子機器本体の前
部に前面開口の前部係止孔を形成し、キーボード
カバーの前部内面に後方に突出して前記前部係止
孔に挿入される舌片を形成し、前記電子機器本体
の両側に側面開口の側部係止孔を形成し、前記キ
ーボードカバーの両側に前記側部係止孔に弾発的
に係合する突部を形成し、前記突部と前記側部係
止孔との前記把手側の接触面の少なくとも何れか
一方の面に、内側に向かうに従い次第に後方へ向
けて傾斜する傾斜面を形成する。
作 用 したがつて、キーボードカバーを電子機器本体
の前部から後部にスライドさせ、舌片を前部係止
孔に挿入し、続いて突部を側部係止孔に弾発的に
係合させることにより、電子機器本体にキーボー
ドカバーを装着するが、キーボードカバーを後方
から前方の把手側にスライドさせた場合には、傾
斜面の形成により側部係止孔と突部との当接力か
ら突部を側部係止孔の外側に離反させる分力が生
じ、キーボードカバーの取外しが容易に行われ
る。キーボードカバーは把手側に押した場合に外
れ易いが、把手を把持した携帯時にはキーボード
カバーを外す方向と反対方向にキーボードカバー
の自重が作用する。したがつて、携帯時のキーボ
ードカバーの脱落を確実に防止することが可能と
成る。
実施例 この考案の一実施例を図面に示したタイプライ
タに基づいて説明する。1は電子機器本体で、こ
の電子機器本体1の上面にはキーボード2が配列
され、前部には把手3が設けられ、内部には印字
機構(図示せず)が内蔵されている。4は後面と
下面との二面が開口されたキーボードカバーで、
このキーボードカバー4は弾性を有する合成樹脂
により形成されている。
ついで、電子機器本体1の前部両側には前面開
口の前部係止孔5が形成され、両側には側方に開
口する側部係止孔6が形成されている。また、キ
ーボードカバー4の前部内面には後方に向けて突
出して前部係止孔5の奥に比較的深く挿入される
舌片7が一体的に形成され、両側には側部係止孔
6に弾発的に係合する突部8が一体的に形成され
ている。第4図に示すように、突部8の把手3側
の前部には内側に向うに従い次第に後方に向けて
傾斜する傾斜面9が形成されている。また、突部
8は前後方向からみると第5図に示すように先端
が砲弾状の形状に定められている。さらに、キー
ボードカバー4の上面両側には指との摩擦を高め
る凹凸状の指掛け部10と後方から前方に向かう
矢印によるマーク11とが一体的に形成されてい
る。
このような構成において、第6図に示すよう
に、電子機器本体1のキーボード2が配列された
上面12の延長面13に対してキーボードカバー
4の後部を僅かに持ち上げた状態でキーボードカ
バー4を後方(矢印A方向)へスライドすると、
前部係合孔5に舌片7が係合するが突部8は側部
係止孔6には係合しない。この状態が第7図に示
す状態である。この第7図に示す状態でキーボー
ドカバー4を下方(矢印B方向)へ押圧すると、
突部8は前後方向から見て先端が砲弾形の曲面状
に形成されているので側部係止孔6に弾発的に係
合する。
このキーボードカバー4を電子機器本体1に装
着した状態では、舌片7が前部係止孔5に深く挿
入され、突部8が側部係止孔6に弾発的に係合
し、さらに電子機器本体1にキーボード2を配置
するために膨出した台部14の周囲にキーボード
カバー4が嵌合するため、第8図に示す矢印C方
向のキーボードカバー4の動きと、第4図に示す
矢印F方向のキーボードカバー4の動きとを確実
に固定しうる。また、第6図に示す支点3aを中
心に把手3を回動し、第8図に示すように、把手
3を上にして電子機器本体1を携帯した場合に
は、キーボードカバー4は自重により電子機器本
体1の一部15に支えられ矢印D方向の動きが固
定される。したがつて、携帯時のキーボードカバ
ー4の脱落を確実に防止することができる。キー
ボードカバー4の自重が下方へ作用するので携帯
時の矢印E方向の動きを心配する必要はない。
そして、使用時にはキーボードカバー4を再び
電子機器本体1から外すが、突部8の前部には内
側へ向かうに従い次第に後方へ傾斜する傾斜面9
が形成されているので、前部係止孔5から舌片7
を抜く方向(第8図における矢印E方向)にキー
ボードカバー4をスライドさせると、突部8の傾
斜面9が側部係止孔6の前縁を滑りキーボードカ
バー4の両側が弾性的に外側に撓み突部8が側部
係止孔6から外れる。しかも、キーボードカバー
4にはキーボードカバー4を外す方向を示すマー
ク11が形成され、かつ、指が滑らないように指
掛け部10が形成されているため、電子機器本体
1からのキーボードカバー4の取外しを極めて容
易に行いうる。
なお、突部8の傾斜面9を省略し、傾斜面を側
部係止孔6の前縁に形成しても良い。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、キーボ
ードカバーを電子機器本体の前部から後部にスラ
イドさせ、舌片を前部係止部に挿入し、続いて突
部を側部係止孔に弾発的に係合させることによ
り、電子機器本体にキーボードカバーを装着する
が、キーボードカバーを後方から前方の把手側に
スライドさせた場合には、傾斜面の形成により側
部係止孔と突部との当接力から突部を側部係止孔
の外側に離反させる分力が生じ、したがつて、キ
ーボードカバーの着脱操作性を向上させることが
でき、また、キーボードカバーは挿入方向の反対
の把手側に押した場合に外れ易いが、把手を把持
した携帯時にはキーボードカバーを外す方向と反
対方向にキーボードカバーの自重が作用するた
め、携帯時のキーボードカバーの脱落を確実に防
止することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は斜視図、第2図はキーボードカバーの一部を
拡大し裏側から見た斜視図、第3図は一部を断面
にし拡大して電子機器本体とキーボードカバーと
の取付構造を示す側面図、第4図は一部を拡大し
て電子機器本体とキーボードカバーとの取付構造
を示す水平断面図、第5図は第4図におけるG−
G線部の縦断背面図、第6図は電子機器本体への
キーボードカバーの取付操作の第一段階を示す側
面図、第7図はその途中の過程を示す側面図、第
8図は電子機器本体にキーボードカバーを装着し
た携帯時の姿勢を示す側面図である。 1……電子機器本体、2……キーボード、3…
…把手、4……キーボードカバー、5……前部係
止孔、6……側部係止孔、7……舌片、8……突
部、9……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に配列されたキーボードと前縁に配設され
    た把手とを有する偏平な電子機器本体を設け、前
    記キーボードを覆うキーボードカバーを設け、前
    記電子機器本体の前部に前面開口の前部係止孔を
    形成し、前記キーボードカバーの前部内面に後方
    に突出して前記前部係止孔に挿入される舌片を形
    成し、前記電子機器本体の両側に側面開口の側部
    係止孔を形成し、前記カバーの両側に前記側部係
    止孔に弾発的に係合する突部を形成し、前記突部
    と前記側部係止孔との前記把手側の接触面の少な
    くとも何れか一方の面に、内側に向かうに従い次
    第に後方へ向けて傾斜する傾斜面を形成したこと
    を特徴とする携帯用電子機器。
JP6227886U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0436286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6227886U JPH0436286Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6227886U JPH0436286Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62173949U JPS62173949U (ja) 1987-11-05
JPH0436286Y2 true JPH0436286Y2 (ja) 1992-08-27

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ID=30896397

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JP6227886U Expired JPH0436286Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JPS62173949U (ja) 1987-11-05

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