JP2000196264A - ブランクパネル - Google Patents

ブランクパネル

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JP2000196264A
JP2000196264A JP10369563A JP36956398A JP2000196264A JP 2000196264 A JP2000196264 A JP 2000196264A JP 10369563 A JP10369563 A JP 10369563A JP 36956398 A JP36956398 A JP 36956398A JP 2000196264 A JP2000196264 A JP 2000196264A
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Shigefumi Hamano
成史 浜野
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路基板を実装するシェルフの種々の寸
法を有する前面開口部に一種類のブランクパネルで対応
することができ、パッケージの誤挿入を防止することが
でき、部品点数を減少でき、取付作業が容易なブランク
パネルを提供する。 【解決手段】 電子回路基板を実装するシェルフ1の電
子回路基板が実装されない部分の前面開口部を覆うた
め、シェルフ1に少なくとも1枚実装されるブランクパ
ネル10であって、弾性を有する帯板状に形成された基
部10と、シェルフ1の前面開口部を画定する枠2と係
合する係合部13と、ブランクパネル10と枠2との相
対位置を位置決め、固定するための取り外し可能な位置
決め部14と、隣接するブランクパネル10を互いに連
結するための連結手段11、12とを備え、基部1を弓
状に曲折させて係合部13を枠2と係合させた後、基部
1を元の形状に復帰させ、ブランクパネル10がシェル
フ1に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブランクパネルに
関し、特に、電気、電子機器におけるシェルフ実装構造
において、パッケージが未実装の場合にシェルフの前面
開口部を覆うためのブランクパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の電子回路基板をシェルフに
並列に実装した装置において、電子回路基板の冷却性能
の向上及びシェルフ内への異物の進入等を防止するた
め、パッケージの未実装部分にブランクパネルが使用さ
れている。
【0003】例えば、実開平5−20382号公報に
は、図8に示すように、シェルフ1に並列に装着され、
シェルフ1の開口部の高さより低い個別正面板111を
有するパッケージ110と、このパッケージ110の未
実装部分に装着され、個別正面板111と同形状の個別
正面板121を有するブランク板120と、個別正面板
111、121の上方及び下方の開口部を塞ぐように、
シェルフ1の枠に着脱自在に取り付けられるカバー板1
15によって構成されるプリント配線板装置において、
ブランク板120の前面側の上下には、L字突片122
と、ねじ手段123、125によりL字突片122の先
端部に固着される座板部131と、座板部131の一方
の先端に形成され、シェルフ正面枠2の下側縁または上
側縁に掛合するコ字部132で構成される金具130が
備えられる。
【0004】そして、ブランク板120をガイドレール
4に差し込み、ブランク板120の個別正面板121
が、パッケージ110の個別正面板111に並んだ状態
で、金具130のコ字部132がシェルフ正面枠2の下
側縁または上側縁を挟むようにこれらと掛合し、座板部
131をブランク板120にねじ125によって固着す
ることによって、シェルフ1の前面の開口部を覆ってい
る。
【0005】一方、図9は、ブランクパネルの他の従来
例を示し、このブランクパネルでは、シェルフ1に実装
されるパッケージ110の個別正面板111の幅がある
決まった基本寸法になることから、ブランクパネル15
0の幅を基本寸法に設定するとともに、その高さはシェ
ルフ1の開口高さよりも若干大きく設定してある。ま
た、ブランクパネル150は、それ自身が弾性を有する
ように樹脂によって成形されている。
【0006】さらに、ブランクパネル150の上下端に
は、シェルフ正面枠2にはめ込むための溝151が形成
され、溝151には、シェルフ正面枠2に設けられたパ
ッケージ110の電子回路基板のガイド溝3に挿入さ
れ、ブランクパネル150自体の横方向の位置決めを行
うための突起152が突設されている。
【0007】そして、パッケージが実装されていない部
分の下側のシェルフ正面枠2にブランクパネル150の
下端の溝151をはめ込む。その際、突起152をシェ
ルフ側のガイド溝3にはめ込んで横方向の位置を決定す
る。その後、ブランクパネル150の弾性を利用して全
体を曲げながら上端の溝151を上側のシェルフ正面枠
2にはめ込んで固定する。ここで、ブランクパネル15
0の幅は必要最小限の幅となっているため、未実装パッ
ケージの個別正面板の大きさに応じて必要な枚数のブラ
ンクパネルを同様に並べて固定し、シェルフ前面に発生
する開口部を覆うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のブ
ランクパネルにおいては、未実装パッケージの個別正面
板の大きさが一種類ではなく、その都度未実装パッケー
ジの個別正面板の大きさに適合する個別正面板を有する
ブランクパネルを準備しなければならないため、数種類
のブランクパネルを用意する必要があるという問題があ
る。
【0009】また、最小寸法のブランクパネルを複数使
用する場合には、シェルフ正面の枠に、本来パッケージ
の電子回路基板が入らない部分にもガイド溝を形成しな
ければならないため、パッケージを挿入する際に本来使
用するガイド溝と間違えて挿入してしまうおそれがあ
る。
【0010】例えば、実装されるパッケージの個別正面
板の大きさが基本寸法の3倍となっている場合には、こ
のパッケージが未実装の場合にできる開口部を塞ぐため
には3枚のブランクパネルが必要となり、これら3枚の
ブランクパネルは各々シェルフの所定の位置に取り付け
られなければならない。そのためには、3枚のブランク
パネルの各々の位置決め用としてシェルフ正面枠に個別
にガイド溝が必要となる。従って、この場合には3箇所
にガイド溝が必要となる。
【0011】一方、この3枚のブランクパネルをはずし
て本来実装されるパッケージをシェルフに挿入する場合
には、パッケージの実装位置には3枚のブランクパネル
を位置決めするための3箇所のガイド溝が設けられてい
るが、実際にパッケージを挿入する際に必要なガイド溝
は1箇所のみであり、他の2箇所についてはパッケージ
の実装に何ら関係のないガイド溝となる。そのため、こ
のガイド溝の存在が、パッケージの誤挿入の原因とな
る。しかも、このような条件となる組み合わせがシェル
フ全体にわたって存在する場合には、それだけパッケー
ジの実装に関係のないガイド溝が多数存在することとな
り、パッケージの誤挿入の確率が高くなるという問題が
ある。
【0012】また、図8に示すブランクパネルにおいて
は、ブランクパネルの正面板と、個別正面板をシェルフ
に固定する金具とが別個に構成されているため、各々を
つなぎ合わせるためにねじ手段等が必要となり、部品点
数が増加するとともに、ねじを締める作業等が煩雑であ
るという問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記従来のブランクパネ
ルにおける問題点に鑑みてなされたものであって、電子
回路基板を実装するシェルフの電子回路基板が実装され
ない部分に存在する種々の寸法を有する前面開口部に対
しても一種類のブランクパネルで対応することができ、
シェルフ正面枠にガイド溝が存在しない場合にも固定す
ることができてパッケージの誤挿入を防止することがで
き、ねじ等の部品が不要で部品点数を減少させることが
できるとともに、取付作業が容易なブランクパネルを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、電子回路基板を実装するシ
ェルフの電子回路基板が実装されない部分の前面開口部
を覆うため、該シェルフに少なくとも1枚実装されるブ
ランクパネルであって、弾性を有する帯板状に形成され
た基部と、該基部の長手方向の両端部に備えられ、前記
シェルフの前面開口部を画定する枠と係合する係合部
と、前記基部の長手方向の両端部に備えられ、該ブラン
クパネルと前記シェルフの前面開口部を画定する枠との
相対位置を位置決め、固定するための取り外し可能な位
置決め部と、隣接するブランクパネルを互いに連結する
ための連結手段とを備え、前記基部を弓状に曲折させて
前記係合部を前記シェルフの前面開口部を画定する枠と
係合させた後、前記基部を元の形状に復帰させることに
より、該ブランクパネルが前記シェルフに取り付けられ
ることを特徴とする。
【0015】そして、請求項1記載の発明によれば、シ
ェルフの前面開口部がブランクパネルと略々同形状の場
合には、1枚のブランクパネルによってシェルフの前面
開口部を覆うことができるとともに、この前面開口部の
幅がブランクパネルの基部の幅の整数倍の場合には、ブ
ランクパネルを複数用意して、隣接するブランクパネル
を互いに連結するとともに、1つの位置決め部を残して
他の位置決め部を取り外すことにより、種々の寸法を有
する前面開口部に対しても一種類のブランクパネルで対
応することができ、シェルフの前面開口部を画定する枠
にガイド溝等が存在しない場合にも固定することができ
てパッケージの誤挿入を防止することができ、ねじ等の
部品が不要で部品点数を減少させることができるととも
に、取付作業が容易となる。
【0016】また、請求項2記載の発明は、前記係合部
は、前記基部の長手方向の両端部の開放端に形成された
溝であって、前記シェルフの前面開口部を画定する板状
の枠の先端部と係合することを特徴とする。
【0017】さらに、請求項3記載の発明は、前記位置
決め部は、前記基部の長手方向の両端部の開放端に形成
された突起であって、前記シェルフの前面開口部を画定
する板状の枠の凹部と係合することにより、該ブランク
パネルと前記シェルフの前面開口部を画定する枠との相
対位置が位置決め、固定されることを特徴とする。
【0018】そして、これら請求項2または請求項3記
載の発明によれば、簡易な構成により、上記作用を発揮
することが可能となる。
【0019】また、請求項4記載の発明は、前記連結手
段は、該ブランクパネルに取り外し可能に装着された弾
性係合片と、ブランクパネルが隣接した状態で該弾性係
合片と係合可能に前記基部に穿設された係合穴であるこ
とを特徴とする。
【0020】そして、請求項4記載の発明によれば、ブ
ランクパネルを使用する前には、ブランクパネルと連結
手段とが一体に形成されているため、部品管理が容易に
なるとともに、ブランクパネルを使用する際には、複数
のブランクパネルが隣接するように位置決めすると同時
に、これらのブランクパネルを連結することができるた
め、さらに作業性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるブランクパ
ネルの実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。
【0022】このブランクパネルは、電子回路基板を実
装するシェルフの電子回路基板が実装されない部分の前
面開口部を覆うため、このシェルフに少なくとも1枚実
装される。
【0023】図1に示すように、本発明にかかるブラン
クパネル10は、パッケージの個別正面板に相当する基
部としての個別正面板16の側面上下2箇所に、弾性係
合片としての爪部11を備えるとともに、個別正面板1
6の正面の上下部分に、爪部11が挿入、固定される係
合穴12が形成され、爪部11と係合穴12でブランク
パネル10同士を連結するための連結手段を構成する。
尚、爪部11と個別正面板16とは、接合部分にV字の
溝を設けるか、ミシン目状に繋いでおくこと等により、
爪部11が個別正面板16から取り外しやすい構造とな
っている。
【0024】また、ブランクパネル10の長手方向の両
端部には、シェルフの電子回路基板が実装されない部分
の前面開口部を画定するシェルフ正面枠2(図2参照)
に挿入するための係合部としての溝13と、シェルフ正
面枠2に設けられたガイド溝3(図2参照)に挿入さ
れ、ブランクパネル10の横方向の位置決めをするため
の位置決め部としての突起14が備えられる。
【0025】さらに、個別正面板16の中央部には、ブ
ランクパネル10をシェルフ1(図2参照)に取り付
け、取り外す際に、手で持って作業するためのつまみ1
5が備えられる。
【0026】このブランクパネル10は、ABS樹脂等
を用いて射出成形により成形されている。そして、この
ブランクパネル10には、シェルフ1への取り付け、取
り外しの際に、自身の個別正面板16を弓状に変形させ
るため、成形後に十分な柔軟性を有するような樹脂が使
用される。
【0027】次に、未実装パッケージの個別正面板の幅
が基本寸法の場合の動作について、図2を参照しながら
説明する。尚、本実施例においても、図9に示した従来
例の場合と同様に、シェルフ1に実装されるパッケージ
110の個別正面板111の幅がある決まった基本寸法
になるため、ブランクパネル10の幅を基本寸法に設定
するとともに、その高さはシェルフ1の開口高さよりも
若干大きく設定されている。また、シェルフ1には、パ
ッケージ110を差し込むための複数のガイドレール4
が所定の幅で備えられている。
【0028】まず、個別正面板16の側面に付設されて
いる爪部11を折るか、ニッパ等の工具を用いて切り取
り、個別正面板16より取り外す。
【0029】爪部11は、個別正面板16の上下に備え
られた係合穴12に挿入される。このとき、図3に示す
ように、爪部11の長さは、係合穴12に挿入した場合
に、爪部11の先端の嵌合用突起17が個別正面板16
の背面にちょうど引っ掛かるような長さに設定されてい
るとともに、美観を考慮して、係合穴12に挿入された
ときに爪部11の形状が個別正面板16と一体になって
見えるように形成されている。
【0030】次に、図2に示すように、ブランクパネル
10の下側の溝13を下側のシェルフ正面枠2に引っか
けるように挿入する。その際には、まず突起14をガイ
ド溝3に差し込んで横方向の位置を決定した後、つまみ
15を片手で持ち、もう一方の手を個別正面板16のつ
まみ15が取り付けられている部分よりも上の部分に添
えて、個別正面板16に添えた手を固定した状態でつま
み15を引っ張ることにより個別正面板16をシェルフ
前側が凸となる弓状に変形させ、そのままの状態で上側
の溝13に上側のシェルフ正面枠2を、同時に上側のガ
イド溝3に上側の突起14を入れるように個別正面板1
6全体を移動し、その後、つまみ15に加えた力を徐々
に抜いて個別正面板16の変形を元に戻すことによりブ
ランクパネル10をシェルフ1に固定する。
【0031】個別正面板16の挿入後は、シェルフ前面
の開口高さよりもブランクパネル10の方が寸法が大き
いため、ブランクパネル10はシェルフ1から外れるこ
とはない。
【0032】ブランクパネル10をシェルフ1から取り
外す場合には、取り付ける場合と同様に、個別正面板1
6に手を添えて、個別正面板16に設けられたつまみ1
5をもう一方の手で引っ張り、個別正面板16を手前側
が凸となるような弓状に変形させて、上側の溝13が上
側のシェルフ正面枠2から抜けるような状態にし、その
後、個別正面板16と上側のシェルフ正面枠2が完全に
干渉しない状態まで個別正面板16全体を手前に移動
し、つまみ15に入れた力を抜いて個別正面板16の変
形を元の形状に戻した後、溝13をシェルフ正面枠2か
ら抜いて取り外す。
【0033】次に、対応する未実装パッケージの個別正
面板の幅が、基本寸法の整数倍の場合の動作について、
図4を参照しながら説明する。
【0034】パッケージの個別正面板の幅は基本寸法の
整数倍であること、及び本発明にかかるブランクパネル
10の幅が基本寸法に構成されていることから、対応す
る個別正面板の幅と同寸法となるようにブランクパネル
10を必要枚数用意する。
【0035】そして、ブランクパネル10を互いに連結
するため、ブランクパネル10の爪部11を隣接するブ
ランクパネル10の係合穴12に挿入、固定する。すな
わち、図4において、左側のブランクパネル10の爪部
11が、右側のブランクパネル10の係合穴12に挿
入、固定される。
【0036】爪部11が隣接するブランクパネル10の
係合穴12に挿入、固定される構造は、前述したように
1枚のブランクパネル10において爪部11を係合穴1
2に挿入、固定する場合と同様である。このようにし
て、必要な枚数のブランクパネル10を互いに連結し
て、対応するパッケージの個別正面板と同じ寸法の組を
形成する。そして、全てのブランクパネル10を連結し
た後、相手方のないブランクパネル10の爪部11(図
4において右側に位置する個別正面板16に備えられる
爪部11)を、前述の1枚のブランクパネルを使用する
場合と同様に取り外し、相手方のないブランクパネル1
0の係合穴12(図4において左側に位置する個別正面
板16に備えられる係合穴12)に挿入して固定する。
このようにして、連結された1組のブランクパネル10
が1枚の板状に形成される。
【0037】但し、上記状態のままでは、シェルフ正面
枠2にガイド溝3(図2参照)が存在しない場合にも突
起14が存在するため、シェルフ1(図2参照)に取り
付けることができない。そこで、図5に示すように、不
要な部分の突起14をマイナスドライバ等によって折っ
て取り外す。この際、突起14の背後には、マイナスド
ライバ等を挿入して矢印X方向に移動させることによ
り、突起14を折ることができるように溝18が設けて
ある。この突起14も個別正面板16との接合部分にV
字の溝を設ける等により容易に取り外しできるように構
成することが好適である。
【0038】次に、連結された1組のブランクパネル1
0をシェルフ1に取り付けるが、図6に示すように、ブ
ランクパネル10が1枚の場合と同様に、まず各々のブ
ランクパネル10の下側の溝13を下側のシェルフ正面
枠2に引っ掛けるとともに、残しておいた突起14をガ
イド溝3に挿入して横方向の位置を固定し、1枚の板状
になった1組のブランクパネル10の下側をシェルフ1
に挿入する。その後、連結された個別正面板16に付い
ている全てのつまみ15を一方の手で持ち、他方の手で
連結した個別正面板16を押さえ、つまみ15を引っ張
りながら個別正面板16を押さえて全体を手前側が凸と
なるような弓状に変形させ、そのままの状態で上側のシ
ェルフ正面枠2に各々のブランクパネル10の上側の溝
13を挿入すると同時に、上側のガイド溝3に一箇所だ
け残しておいた上側の突起14を入れるように、連結し
た個別正面板16の全体を所定の位置に移動し、その後
つまみ15に加える力を徐々に抜いて連結した個別正面
板16の変形を元の形状に戻し、各々のブランクパネル
10の上側の溝13を上側のシェルフ正面枠2に差し込
んで固定する。
【0039】連結された1組のブランクパネル10をシ
ェルフ1から取り外す場合にも、ブランクパネル10が
一枚の場合と同様に、連結された個別正面板16に備え
られる全てのつまみ15を一方の手で持ち、他方の手で
連結された個別正面板16を押さえ、つまみ15を引っ
張り、ブランクパネル16を押さえながら全体を手前側
が凸となるような弓状に変形させ、その後、個別正面板
16と上側のシェルフ正面枠2が完全に干渉しない状態
まで個別正面板16全体を手前側に移動し、つまみ15
に加えた力を抜いて個別正面板16の変形を元の形状に
戻した後、下側のシェルフ正面枠2から各々のブランク
パネル10の下側の溝13を抜いてブランクパネル10
をシェルフ1から取り外す。
【0040】次に、本発明にかかるブランクパネルの第
2実施例を図7を参照しながら説明する。
【0041】本実施例においては、個別正面板16’は
硬質ゴムで成形されている。この場合でも、上記実施例
と略々同様の動作は可能であるが、硬質ゴムは樹脂と比
較して剛性が劣るため、樹脂の場合のような弾性力を期
待することができない。そこで、爪部11’の先端部分
の嵌合用突起17’の形状を鉤状とすることにより、爪
部11’を個別正面板16’の背面に強固に引っ掛かる
ように構成することが必要である。
【0042】次に、本発明にかかるブランクパネルの第
3実施例として、ブランクパネルを使用して同時にシェ
ルフ全体の電磁シールド効果を発揮させる場合には、図
1に示すブランクパネル10の個別正面板16の材質を
ばね用ステンレス鋼等の弾性を有する材料で製造すると
ともに、別途樹脂等で製作したつまみ15と連結用爪部
11を金属製の個別正面板16に取り付けるような構成
とすることができる。この際、個別正面板16には連結
時に使用する係合穴12を穿設しておき、第1実施例の
場合と同様に樹脂製の連結爪部がこの係合穴12と係合
することによって、複数のブランクパネル10が連結さ
れる構造とすることができる。そして、個別正面板16
は上下の固定用溝13の部分でシェルフ1と接触し、シ
ールド効果を発揮させることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、種々の寸法を有する前面開口部に対して一
種類のブランクパネルで対応することができ、シェルフ
の前面開口部を画定する枠にガイド溝等が存在しない場
合にも固定することができてパッケージの誤挿入を防止
することができ、ねじ等の部品が不要で部品点数を減少
させることができるとともに、取付作業が容易なブラン
クパネルを提供することができる。
【0044】また、請求項2または請求項3記載の発明
によれば、簡易な構成により、上記効果を奏するブラン
クパネルを提供することができる。
【0045】さらに、請求項4記載の発明によれば、部
品管理が容易になるとともに、さらに作業性の良いブラ
ンクパネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるブランクパネルの第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1のブランクパネルの使用状態を示す斜視図
である。
【図3】図1のブランクパネルの取付状態を示す断面図
である。
【図4】図1のブランクパネルのもう一つの使用状態を
示す斜視図である。
【図5】図1のブランクパネルの突起を個別正面板の背
面より見た場合を示す斜視図である。
【図6】図1のブランクパネルのもう一つの取付状態を
示す断面図である。
【図7】本発明にかかるブランクパネルの第2実施例を
示す斜視図である。
【図8】従来のブランクパネルの一例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のブランクパネルの他の例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 シェルフ 2 シェルフ正面枠 3 ガイド溝 4 ガイドレール 10 ブランクパネル 11、11’ 爪部 12 係合穴 13 溝 14 突起 15 つまみ 16、16’ 個別正面板 17、17’ 嵌合用突起 18 溝 110 パッケージ 111 個別正面板
フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB03 AB12 AB54 BA08 BA12 BC04 BC06 BC07 BD05 CA02 CA08 EA05 EA13 EA24 EB02 EC05 EC12 ED03 ED12 ED13 ED23 ED28 EE03 FA05 GA04 GA07 GA08 GA22 GA44 GA53 5E348 DF02 EH01 EH03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板を実装するシェルフの電子
    回路基板が実装されない部分の前面開口部を覆うため、
    該シェルフに少なくとも1枚実装されるブランクパネル
    であって、 弾性を有する帯板状に形成された基部と、 該基部の長手方向の両端部に備えられ、前記シェルフの
    前面開口部を画定する枠と係合する係合部と、 前記基部の長手方向の両端部に備えられ、該ブランクパ
    ネルと前記シェルフの前面開口部を画定する枠との相対
    位置を位置決め、固定するための取り外し可能な位置決
    め部と、 隣接するブランクパネルを互いに連結するための連結手
    段とを備え、 前記基部を弓状に曲折させて前記係合部を前記シェルフ
    の前面開口部を画定する枠と係合させた後、前記基部を
    元の形状に復帰させることにより、該ブランクパネルが
    前記シェルフに取り付けられることを特徴とするブラン
    クパネル。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、前記基部の長手方向の両
    端部の開放端に形成された溝であって、前記シェルフの
    前面開口部を画定する板状の枠の先端部と係合すること
    を特徴とする請求項1記載のブランクパネル。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部は、前記基部の長手方向
    の両端部の開放端に形成された突起であって、前記シェ
    ルフの前面開口部を画定する板状の枠の凹部と係合する
    ことにより、該ブランクパネルと前記シェルフの前面開
    口部を画定する枠との相対位置が位置決め、固定される
    ことを特徴とする請求項1または2記載のブランクパネ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記連結手段は、該ブランクパネルに取
    り外し可能に装着された弾性係合片と、ブランクパネル
    が隣接した状態で該弾性係合片と係合可能に前記基部に
    穿設された係合穴であることを特徴とする請求項1、2
    または3記載のブランクパネル。
JP10369563A 1998-12-25 1998-12-25 ブランクパネル Withdrawn JP2000196264A (ja)

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