JP2000185441A - 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置 - Google Patents

両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置

Info

Publication number
JP2000185441A
JP2000185441A JP11236686A JP23668699A JP2000185441A JP 2000185441 A JP2000185441 A JP 2000185441A JP 11236686 A JP11236686 A JP 11236686A JP 23668699 A JP23668699 A JP 23668699A JP 2000185441 A JP2000185441 A JP 2000185441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
printing
page
requests
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11236686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3156927B2 (ja
Inventor
Toshihiro Shima
敏博 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP23668699A priority Critical patent/JP3156927B2/ja
Priority to AT99308045T priority patent/ATE326040T1/de
Priority to DE69931232T priority patent/DE69931232T2/de
Priority to EP99308045A priority patent/EP0994437B1/en
Priority to US09/416,944 priority patent/US6148164A/en
Publication of JP2000185441A publication Critical patent/JP2000185441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3156927B2 publication Critical patent/JP3156927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
    • G06K2215/0088Collated printing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な印刷態様に柔軟に対応でき、しかも高
速印刷能力も高くする。 【解決手段】 ホストから受信した印刷ジョブデータか
ら、ページ単位の印刷要求91、92、93、…を作成
し、その順序を要求順キュー5で管理する。印刷ページ
決定部11は、次のページ印刷を開始しようとする都
度、現在までにキュー5に並んだ印刷要求の個数nと、
次のページ印刷が最初から何番目であるを示す印刷序数
mとをカウントして、所定の一つの関数f(m,n)を
用いて、次の印刷ページを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面印刷機能をも
ったプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタの中でも特にレーザプリンタ
は、オフィスなどで文字文書印刷に多用されることか
ら、単純な片面印刷だけでなく両面印刷や複数部印刷な
どの異なる態様で印刷が行えるように構成されている。
そして、印刷の高速化のための工夫も盛んに考えられて
きている。さらに、印刷中にエラーが生じたときの対策
も種々開発されてきている。
【0003】両面印刷を高速に行うための従来技術の一
つに、特公平1−29111号の両面画像形成装置の発
明がある。この従来技術は、具体的にはホスト装置から
印刷データをもらって解釈し印刷を行うプリンタより
は、むしろ原稿台から読み取った画像を複写するコピー
機に関わるものではあるが、複数ページの文書を両面コ
ピーする場合に、何ページの画像を用紙の表面と裏面に
どのような順序で印刷していくかという印刷シーケンス
に関して、高速印刷に適した一つの巧妙なシーケンスを
採用している。この印刷シーケンスでは、ページ順とは
異なる特定の順序で印刷が行われる。そして、このペー
ジ順とは異なる印刷順序であっても、用紙の表面と裏面
とにそれぞれ正しいページの画像が印刷されるようにす
るために、用紙の表面と裏面とにそれぞれ対応した各々
1ページ分の2つの画像メモリを用意し、表面用画像メ
モリからのページ画像読み出しと裏面用画像メモリから
のページ画像読み出しとを、用紙の搬送状態の遷移に係
る信号に応じて選択している。
【0004】また、関連する別の従来技術として特許第
2522799号がある。これは、両面印刷を行ってい
る最中に印刷用紙が無くなった場合の対策を開示してい
る。すなわち、上述した特公平1−29111号と同じ
印刷シーケンスを用いて両面印刷を行っている最中に、
給紙トレイから新たな用紙が供給できなくなった場合、
既に表面が印刷済みの用紙がプリンタ内に長時間残留し
ないように、直ちに上記印刷シーケンスに従う印刷ペー
ジ順を変更して、プリンタ内に残留している表面印刷済
みの用紙を優先して送ってその裏面の印刷を完了させて
排紙する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した2つの従来技
術はいずれも、両面印刷でしかも印刷部数が1部という
印刷態様のみに特化した制御技術である。原稿台から画
像を読みとって印刷するコピー機であるならば、印刷態
様のバリエーションはそう多くはないから、部数1部の
両面印刷のみに特化した印刷シーケンスを実現する専用
の制御プログラムを用意し、さらに、別の印刷態様に対
しても、それぞれに特化した制御プログラムを用意して
おくという設計は、リーズナブルであるかもしれない。
また、特公平1−29111号のように表面用と裏面用
の2ページ分の画像メモリを用意しておくという設計
も、コピー機であるならば、画像の解像度は一定であ
り、しかも製品価格が高い故に大容量のメモリと高性能
のCPUを搭載し易いという事情に照らせば、十分に採
用可能であろう。また、特許第2522799号のよう
にに、部数1部の両面印刷のみに特化した印刷シーケン
スの実行中に、用紙無しエラーが生じたならば、直ちに
その印刷シーケンスをやめて、別の用紙無しエラー用の
シーケンスに切替えるという方法も、種々の状況に応じ
た多様な印刷シーケンスの制御プログラムを格納してお
ける大容量のメモリをもったマシンであるならば、(そ
の多様な制御プログラムの開発に要する膨大な人的作業
を無視すれば)マシン能力の面では可能であろう。
【0006】しかしながら、プリンタの場合には、上記
従来技術を実現することはかなり困難になってきてい
る。その一つの原因は、プリンタはホスト装置から印刷
ジョブデータを受けて解釈して印刷を行うものであり、
しかも、ホストから要求される可能性のある印刷態様が
多様化してきている点にある。すなわち、ホスト装置か
らどのような印刷態様を要求されるか、つまり片面印刷
か両面印刷か、印刷部数は何部かを、プリンタは予め知
ることはできない。ホスト装置から印刷ジョブデータを
受信して解釈してみて初めてプリンタは印刷態様を知る
ことができ、しかも、知ることができるのは受信したペ
ージだけであって、未受信の後続ページについてはそれ
が全部で何ページあるのかさえも分からない。例えば、
1ページ目〜4ページ目は両面印刷で印刷部数が1部、
5ページ目以降は両面で2部というようなケースもあり
得る。プリンタとしては、想定し得る全ての印刷態様に
対応でき、しかも、上記例のようにページ毎の印刷態様
の違いにも柔軟に対応できなくてはならない。しかも、
現在既に受信しているデータから把握できる情報の範囲
内で、適切な印刷シーケンスをその場の状況に応じて適
切に決定していかなくてはならない。
【0007】このような事情の下では、まず、想定し得
る印刷態様のバリエーションが非常に多いため、それぞ
れに適した印刷シーケンスの制御プログラムを開発する
ことは、実際上無理である。仮にそれが可能であったと
しても、それを格納する極めて大容量のメモリが必要で
あり、コピー機より低価格なプリンタでそれを実現する
ことは極めて困難である。また、仮にそれも可能であっ
たとしても、多様な印刷態様に対応した膨大な種類の制
御プログラムを、CPUが受信データの解釈結果に応じ
頻繁に選択及び切替えて実行しつつ、画像データを高速
に生成して高速印刷を実現するなどということは、プリ
ンタの価格範囲で許容されるCPUの能力では極めて困
難である。
【0008】また、プリンタでは印刷ジョブによって印
刷画像の解像度が異なるため、特公平1−29111号
のように表面用と裏面用の2ページ分の画像メモリを用
意するという手法は到底採用することができない。
【0009】特許第2522799号のように所定の印
刷シーケンスによる印刷順序を実行中に、エラーが生じ
たなら別のシーケンスの印刷順序に切替えるという手法
も、上述のように想定し得る全ての印刷シーケンスを予
め用意しておくことが困難なプリンタでは、採用するこ
とができない。
【0010】従って、本発明の目的は、多様な印刷態様
に柔軟に対応でき、しかも高速印刷能力も高い両面印刷
機能をもったプリンタを提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、従来のような所定の
印刷シーケンスつまり固定的な印刷順序には頼らない、
従来とは抜本的に異なった、非常に柔軟な印刷順序の決
定手法を提供することにある。
【0012】本発明のまた別の目的は、現在までに受信
している印刷ジョブデータからその場その場で動的かつ
柔軟に、そして統一的な規則に従って軽快に、印刷順序
を決めていく、従来とは抜本的に異なった印刷順序の決
定手法を提供することにある。
【0013】本発明の更に別の目的は、使用する用紙の
サイズ又は用紙の搬送方向に変更があった場合、その変
更に柔軟に対応して常に最適な印刷順序を決めていくこ
とができる、印刷順序の決定手法を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に従
うプリンタは、用紙の両面にページの画像を印刷するこ
とができる印刷エンジンと、この印刷エンジンを制御す
る制御装置とを備えている。制御装置は、(1)受信し
た印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求を作成
する印刷要求作成部と、(2)作成された印刷要求が一
つの順序で並んでなるキューと、キューに存在する両面
印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求の個数を
カウントし、次のページ印刷の印刷序数(つまり、最初
のページ印刷から数えて何番目のページ印刷か)をカウ
ントし、次のページ印刷を開始しようとする都度に、カ
ウントした印刷要求個数と印刷序数とに統一的な規則を
適用することにより、印刷対象に入る印刷要求の中から
次のページ印刷の対象となる印刷要求を決定する印刷ペ
ージ決定部と、(3)印刷ページ決定部が決定した印刷
要求を実行するように印刷エンジンを制御するページ処
理部とを備える。
【0015】この両面印刷プリンタによれば、次のペー
ジ印刷を行おうとする都度に、現在までに受信した印刷
ジョブデータから作成された印刷要求の個数と次のペー
ジ印刷の印刷序数とに基づいて、次のページ印刷の対象
となる印刷要求(つまり、どのページを次に印刷するの
か)を決定する。印刷ジョブデータの受信の進行とエン
ジンでの印刷の進行に伴って、印刷要求の個数及び次の
ページ印刷の印刷序数は時々刻々と変化していくが、そ
の変化に応じて、次に印刷するべきページ番号が変わっ
ていく。従って、所定の印刷シーケンスをもっているわ
けではない。さらに、次の印刷ページを決定するための
規則は、統一的な一つの規則であり、コピー枚数(印刷
部数)が何枚であっても、或いは、入力トレイ上に用紙
があっても無くても、その統一的な規則に従って単調な
やりかたで印刷順序を決める。その結果、多様な印刷態
様に柔軟に対応でき、かつ、必要なプログラムも膨大で
はない。
【0016】好適な実施形態では、統一的な規則とは、
キューに蓄積された印刷要求の個数と次のページ印刷の
印刷序数とを変数とする関数である。
【0017】好適な実施形態では、キューに存在する両
面印刷の印刷要求について、それらが同じ印刷ジョブに
属するか異なる印刷ジョブに属するかに関わりなく、同
じ統一的な規則が適用されて、次のページ印刷の対象と
なる印刷要求が決定される。
【0018】好適な実施形態では、キューに両面印刷の
印刷要求と片面印刷の印刷要求とが存在する場合には、
それら両面印刷の複数の印刷要求が、連続して並ぶ印刷
要求同士でグループ化され、各グループ毎に統一的な規
則が適用されて、次のページ印刷の対象となる印刷要求
が決定される。
【0019】好適な実施形態では、キューにコピー枚数
が複数枚である両面印刷の印刷要求が存在する場合、統
一的な規則を適用されるとき、コピー枚数が複数枚であ
る両面印刷の印刷要求がコピー枚数分の個数だけキュー
内に存在するものとみなされる。
【0020】本発明の第2の観点に従うプリンタは、用
紙の両面にページの画像を印刷することができる印刷エ
ンジンと、この印刷エンジンを制御する制御装置とを備
える。印刷エンジンは、画像形成機構と、この画像形成
機構へ用紙を供給する用紙搬送機構とを有する。用紙搬
送機構は、所定の複数サイズの用紙のいずれをも搬送す
ることができる、或いは、用紙を短辺方向にも長辺方向
にも搬送することができる。用紙サイズと用紙搬送方向
とによって、用紙の搬送方向での長さが異なるため、用
紙搬送機構に入る用紙の最大枚数が異なってくる。
【0021】制御装置は、(1) 用紙搬送機構に入る
用紙の最大枚数がとり得る複数の値にそれぞれ対応し
た、両面印刷における印刷順序を決定するための複数の
規則と、(2) 受信した印刷ジョブデータから、ペー
ジ単位の印刷要求を作成する印刷要求作成部と、(3)
作成された印刷要求が一つの順序で並んでなるキュー
と、(4) 上記複数の規則の中から、使用する具体的
な用紙の長さに適した一つの規則を選択し、上記キュー
に存在する両面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る印
刷要求について、選択した一つの規則を用いて印刷順序
を決定する印刷順序決定部と、(4) 上記印刷順序決
定部が決定した印刷順序で上記キュー内に存在する印刷
要求を実行するように印刷エンジンを制御するページ処
理部とを備える。
【0022】このプリンタによれば、用紙のサイズや搬
送方向が変わっても、それに適した一つの規則を選ん
で、その一つの規則を用いて、両面印刷の印刷順序を決
めることができる。用紙サイズと用紙搬送方向が決まれ
ば、印刷順序を決定するための一つの規則が選ばれ、そ
して、コピー枚数(印刷部数)が何枚であっても、或い
は、入力トレイ上に用紙があっても無くても、その一つ
の規則に従って単調なやりかたで印刷順序が決まる。そ
の結果、多様な印刷態様に柔軟に対応でき、かつ、必要
なプログラムも膨大ではない。
【0023】本発明に従う印刷順序の決定方法は典型的
にはコンピュータにより実施することができるが、その
ためのコンピュータプログラムは、ディスク型ストレー
ジ、半導体メモリおよび通信ネットワークなどの各種の
媒体を通じてコンピュータにインストールまたはロード
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かるプリンタの構成を示す。
【0025】このプリンタは、印刷動作を制御する制御
部100と、制御部100による制御の下で用紙に実際
の画像を印刷する印刷エンジン200とを備える。制御
部100は、好適にはプリンタに内蔵されたマイクロコ
ンピュータのプログラムとして実装される。しかし、制
御部100の少なくとも一部分を、プリンタがもつ専用
ハードウェア回路として実装することも可能である。制
御部100は、印刷要求作成部1、要求順管理部3、印
刷ページ決定部11、連続/停止決定部13、ページ処
理部15、コピーカウンタ19、終了要求決定部21、
及び要求破棄部23というプロセス実行モジュールを有
し、また、要求順キュー5、中間バッファ7、及びバン
ドバッファ17というメモリエリアを有する。
【0026】印刷要求作成部1は、図示しないホストか
ら受信した印刷ジョブデータを解釈して、ページ毎の印
刷要求構造体91〜94と、それらのページに含まれる
全ての印刷オブジェクト(文字や図形や写真など)の画
像データ101〜104とを作成して、中間バッファ7
に書きこむ。各ページの印刷要求構造体は、各ページに
含まれる全ての印刷オブジェクトの画像データとリンク
される。図1には、第1ページから第4ページまでの4
ページ分の印刷要求構造体91〜94が中間バッファ7
に格納されている様子が一例として示されている。例え
ば、第1ページの印刷構造体41は、第1ページに含まれ
る全ての印刷オブジェクト(文字「A]、肖像画、文字
「B」)の画像データ101、102、103とリンク
されている。印刷要求作成部1は、また、作成した印刷
要求構造体91〜94の各々のメモリアドレスを示すア
ドレスポインタPを要求順管理部3に渡す。なお、以下
では、「印刷要求構造体」を単に「印刷要求」という。
【0027】要求順管理部3は、印刷要求作成部1から
受け取ったポインタPを要求順キュー5に入れる。図1
では、上記4ページ分の印刷要求91〜94のポインタ
51〜54が要求順キュー5に格納されている様子が一
例として示されている。
【0028】印刷ページ決定部11は、要求順キュー5
にアクセスすることにより、両面印刷に関して、現在ま
でに到着した印刷要求の個数nを把握し、かつ、次に行
うべきページ印刷が最初のページ印刷から数えて何番目
であるか表す印刷序数mをカウントし、そして、印刷要
求個数nと印刷序数mとに後述する統一的な関数を適用
することによって、どのページ(どの印刷要求)を次に
印刷するべきかを決定する。そして、印刷ページ決定部
11は、決定した次に印刷すべき印刷要求のアドレスポ
インタPをページ処理部15に渡す。なお、両面印刷の
印刷要求と片面印刷の印刷要求とが交互に到来する場合
もあるが、この場合には、連続して到来した両面印刷の
印刷要求を1グループ化し、個々のグループ毎に上記の
処理を行い、片面印刷の印刷要求に対してはその到来順
通りに次の印刷ページを決定する。例えば、最初に6ペ
ージ分の両面印刷の要求が到来し、次に数頁分の片面印
刷要求が到来し、次に8ページ分の両面印刷が到来した
とする。この場合、最初の6ページ分の要求に関しては
上記の手順に従って要求個数nをカウントアップしつつ
印刷順序を決めていく。その後に片面印刷の要求が来る
と要求個数nを増やすのやめ、そして、到来した数頁分
の片面印刷の要求に関しては、それらの到来順序をその
まま印刷順序と決める。その次に8ページ分の両面印刷
の要求が到来すると、改めて要求個数nを始めからカウ
ントし直して、上記の手順に従って印刷順序を決める。
【0029】連続/停止決定部13は、印刷ページ決定
部11の状態を決定するもので、その状態には、現在存
在する印刷要求91〜94に係る全てのページの印刷を
連続的に行う「連続印刷」と、現在存在する印刷要求9
1〜94のうち未だ全く印刷を手掛けていないものは印
刷対象から除外して、既に印刷を手掛けた印刷要求にか
かるページの印刷だけを行った上で印刷を停止する「停
止印刷」の2つの状態がある。通常は「連続印刷」が選
択されているが、給紙用の入力トレイ上から用紙がなく
なると「停止印刷」に切替えられる。
【0030】後に詳述するように、「連続印刷」であっ
ても「停止印刷」であっても、印刷ページ決定部11
は、統一された関数f(m,n)を用いて次の印刷ペー
ジを決定する。「連続印刷」と「停止印刷」との違い
は、上述した印刷要求個数nの数え方の相違に過ぎない
(すなわち、「停止印刷」では、上記除外した印刷要求
は個数nに算入しない)。このように、統一された規則
(関数)に従がった単調な一つの方法で、時々の印刷序
数mと要求個数nの値から柔軟に印刷順序を決めていく
という手法は、前述した従来技術のように予め定めた印
刷シーケンスつまり固定的な印刷順序を用いて印刷を進
めるという手法とは抜本的に異なるものであり、そし
て、多様な印刷態様への対応の柔軟性、及び処理の軽快
さ又は高速性の点で従来技術より優れたものである。
【0031】ページ処理部15はページ単位で設けられ
る。複数ページ分(図の例では6ページ分)のページ処
理部15が存在し、それらが同時並行的に動作すること
ができる。各ページ処理部15は、印刷ページ決定部1
1から受け取ったアドレスポインタが指す印刷要求を読
み、その印刷要求にかかるページを印刷エンジン200
に印刷させるための制御を行う。各ページ処理部15は
給紙部151、イメージ展開部152及び排紙部153
を有する。給紙部151と排紙部153は、印刷エンジ
ン200の用紙搬送機構の給紙動作及び排紙動作をそれ
ぞれ制御する。イメージ展開部152は、与えられた印
刷要求にリンクされた画像データ101〜104を用い
てバンドバッファ17に印刷イメージを展開し、そのイ
メージを印刷エンジン200に転送する。
【0032】なお、バンドバッファ17の容量は、せい
ぜい数バンド分のイメージ(通常、1ページは数10個
位のバンドに分けられる)が展開できる程度である。こ
れは、特公平1−29111号のように2ページ分の画
像メモリを必要とする手法に比較して、大幅なメモリの
節約である。一方、バンドバッファ17が小さいが故
に、ページ処理部15は、印刷エンジン200が目先で
必要とするバンドイメージを印刷エンジン200の速度
に遅れないよう高速に展開する必要がある。このイメー
ジ展開が遅れないようにする目的において、上述した印
刷ページ決定部11が多様な印刷態様に関わらず常に一
つの単調な方法で印刷順序を決定していく点は、印刷ペ
ージ決定部11の処理に多くに時間を費やさず、その分
だけページ処理部15にCPUを割り当て易くなるの
で、有効である。
【0033】ページ処理部15は、印刷エンジン200
が各ページの印刷を正常に終了したか監視し、正常に終
了すればその旨の通知をコピーカウンタ19に与える。
【0034】コピーカウンタ19は、ページ処理部15
からページ印刷終了の通知を受けると、その終了したペ
ージにかかる印刷要求に書かれている印刷部数(コピー
枚数)を1だけ減らす(又は、印刷要求に書かれている
コピー枚数とは別に、それと同じ値を初期値としたコピ
ーカウントを各印刷要求毎にメモリ上に用意して、その
コピーカウントを1だけ減算する)。コピーカウンタ1
9が減算したコピー枚数又はコピーカウントがゼロにな
れば、そのページはそれ以上印刷する必要がないことを
意味する。
【0035】終了要求決定部21は、各ページについて
必要なコピー枚数の印刷が完全に終了したかどうかをチ
ェックして、完全に印刷を終了した印刷要求を決定し、
そのアドレスポインタを要求破棄部23に通知する。
【0036】要求破棄部23は、完全に印刷が終了した
印刷要求を中間バッファ7から破棄する、つまり、中間
バッファ7のその印刷要求のエリアを開放する。
【0037】以下では、上記の構成のうち、特に本発明
の関連深い部分について更に詳細に説明する。
【0038】図2は、各ページの印刷要求に含まれる主
要な情報を示す。
【0039】図示のように、1つのページの印刷要求3
1には、用紙サイズの指定、コピー枚数(印刷部数)の
指定、印刷する場所が用紙の表面か裏面かの指定、及
び、そのページに含まれる全てのオブジェクトの画像デ
ータ32、33、34、…へのリンクが含まれている。
従って、この印刷要求31を読むことで、そのページの
印刷に必要な用紙及び画像の情報が全て得られるように
なっている。
【0040】図3は、図1に例示した中間バッファ7内
の印刷要求91〜93にそれぞれ対応するページの画像
の例を示している。
【0041】図3に示した第1ページの画像41は、
「A」、「B」の文字と人間の肖像画から構成される。
よって、図1に示すように、第1ページの印刷要求91
には、文字「A」を印刷可能なようにビットイメージに
変換した画像データ103、同様に文字「B」をビット
イメージに変換した画像データ101及び肖像画のビッ
トイメージの画像データ102がリンクされている。他
のページについても、図3と図1とを対比すれば分かる
ように、それぞれのページで使用するオブジェクトのビ
ットイメージの画像データが、それぞれのページの印刷
要求にリンクされている。ここで注意すべき点は、同じ
オブジェクトが複数ページで使用される場合でも、その
オブジェクトの画像データは1個であり、それが複数ペ
ージの印刷要求にリンクされている点である。従って、
画像データは各ページ別に独立して用意されているので
はなく、1つのオブジェクトの画像データは基本的に1
個だけである。これにより、必要なメモリ容量が最小化
される。
【0042】次に、ページ処理部15について説明す
る。
【0043】まず、前提となる印刷エンジン200の構
成を図4に示す。
【0044】図示のように、電子写真の方法で用紙上に
画像を印刷する電子写真ユニット61と、新しい用紙を
供給する複数の入力トレイ62〜64と、印刷完了した
用紙が排出される1個以上の出力トレイ65と、両面印
刷の際に片面印刷済み用紙を反転させる反転モジュール
66とがある。複数の入力トレイ62〜64には、トレ
イ毎に異なるサイズの用紙を置くことも、同一サイズの
用紙を置くこともできる。
【0045】前述したように、各ページ毎に個別にペー
ジ処理部15が実行される。ページ処理部15が起動す
ると、まず、入力トレイ62〜64及び反転モジュール
66の中から1つが給紙元として選択され、また、反転
モジュール66及び出力トレイ65のいずれかが排紙先
として選択される。そして、選択された給紙元から1枚
の用紙が電子写真ユニット61へ送られ、電子写真ユニ
ット61で印刷が実行され、電子写真ユニット61から
出力された用紙が選択された排紙先へ送られる。
【0046】図5は、ページ処理部15の流れを示す。
【0047】まず、次に印刷するページの印刷要求のア
ドレスポインタを印刷ページ決定部11から取得し(S
1)、そのポインタが指す印刷要求を中間バッファ7か
ら読みこむ(S2)。次に、その印刷要求に書かれてい
る用紙サイズ指定や表面/裏面指定から、用紙サイズ及
び給紙元を決定して印刷エンジン200に給紙を行わせ
る(S3)。例えば、両面印刷の裏面指定の場合には入
力トレイ62〜64の中から、指定された用紙サイズの
用紙をもったトレイを選択し、また、両面印刷の表面指
定の場合には反転モジュール66を選択する。
【0048】次に、ページ処理部15は、読んだ印刷要
求にリンクされている画像データを、ページの上方のバ
ンドから順番にバンドバッファ17に展開し、それを印
刷エンジン200へ転送する(S4)。これにより、印
刷エンジン200では、給紙された用紙上に電子写真ユ
ニット61が画像を印刷する。
【0049】次に、ページ処理部15は、電子写真ユニ
ット61から出てきた印刷の終わった用紙を、それが裏
面指定だった場合には反転モジュール66へ、表面指定
だった場合には出力トレイ65へ排出する(S5)。
【0050】以上の流れにおいて、ページ処理部15
は、自分が処理しているページが何ページ目なのか関知
しない。ページ処理部15は単純に、印刷ページ決定部
11から教えられた印刷要求を用いて、給紙元と排紙先
を選択し、バンドイメージを作りこれを1つのバンドバ
ッファ17を通じて印刷エンジン200に転送している
だけである。そこには、従来の特公平1−29111号
にあるような、用紙の搬送状態の遷移に係る信号に応じ
て表面用画像メモリからの読み出しと裏面用画像メモリ
からの読み出しを選択する、というような面倒な制御は
含まれていない。よって、ページ処理15の処理は従来
より簡素であり、高速にイメージを生成することが一層
容易である。
【0051】次に、印刷ページ決定部11について説明
する。
【0052】図6に示すように、印刷ページ決定部11
の状態には「連続印刷」71と「停止印刷」72の2つ
の状態がある。前述したように、「連続印刷」とは、現
在存在する印刷要求に係る全てのページの印刷を連続的
に行う状態である。一方、「停止印刷」とは、現在存在
する印刷要求のうち未だ全く印刷を手掛けていないもの
は印刷対象から除外して、既に印刷を手掛けた印刷要求
にかかるページの印刷だけを行った上で印刷を停止する
状態である。通常の状態は「連続印刷」であるが、入力
トレイ上から必要な用紙が無くなると「停止印刷」に状
態が遷移する。
【0053】図7は、印刷ページ決定部11の流れを示
す。
【0054】まず、現在の状態が連続印刷か停止印刷か
を判断する(S11)。連続印刷の場合、要求順キュー
5に並んでいる全ての印刷要求を印刷対象に入れて、そ
の印刷対象の印刷要求の個数nと、次のページ印刷の印
刷序数m(つまり、最初のページ印刷から数えて何番目
か)とをカウントし、カウントしたmとn基づいて、関
数f(m,n)により次に印刷する印刷要求を決定する
(S13)。停止印刷の場合には、要求順キューに並ん
でいる印刷要求の中から、表面も裏面も未だ1回も印刷
していない印刷要求を印刷対象から除外した上で(S1
2)、残った印刷対象の印刷要求の個数nと次のページ
印刷の印刷序数mとをカウントし、そのnとmに基づい
て、同じ関数f(m,n)を用いて次に印刷する印刷要
求を決定する(S13)。なお、ステップS12の印刷
対象から除外するという処理は、具体的には、その除外
したい要求が既に算入されている要求個数nから、その
要求の個数を減算することである。
【0055】関数f(m,n)の値は、用紙搬送路に存
在できる用紙の最大枚数によって異なる。用紙搬送路に
存在できる用紙の最大枚数は、プリンタの機種によって
異なる。また、同じ機種でも、用紙のサイズや用紙が搬
送される方向によって、用紙搬送路に存在できる用紙の
最大枚数は異なる。例えば、A4版の用紙を短辺の方向
で搬送する場合には、3枚の用紙が用紙搬送路に存在で
きるが、A3版の用紙を長編の方向で搬送する場合に
は、1枚の用紙しか存在できないというようにである。
要するに、使用する用紙の搬送方向での長さによって、
用紙搬送路に入る用紙の最大枚数が異なる。
【0056】一台のプリンタにおいては、用紙サイズと
用紙搬送方向が決まれば、用紙の搬送方向での長さが決
まり、よって、適用される関数f(m,n)は一つに決
まる。複数サイズの用紙が使えるプリンタや、用紙を短
辺方向にも長辺方向にも搬送できるプリンタでは、搬送
路内に入る用紙の最大枚数は複数の値をとり得る。この
ようなプリンタでは、搬送路内に入る用紙の最大枚数の
可能性ある複数値にそれぞれ対応した複数の関数f
(m,n)が予め用意されている。そして、図1に示し
た印刷ページ決定部11が、それら複数の関数f(m,
n)の中から、使用する具体的な用紙サイズと用紙搬送
方向とに応じて、その具体的な条件下で用紙搬送路に入
る用紙の最大枚数の値に対応した一つの関数f(m,
n)を選択し、その関数を用いて両面印刷の印刷順序を
決定する。例えば、使用可能な具体的な用紙サイズと用
紙搬送方向の複数の組み合わせが、用紙搬送路に入る用
紙の最大枚数別のグループ分けされ、各グループに1つ
の関数f(m,n)が対応づけられている。使用する用
紙サイズと用紙搬送方向の具体的な組み合わせが決まる
と、印刷ページ決定部11が、その具体的な組み合わせ
が属するグループに対応付けられた1つの関数f(m,
n)を選択する。もし、使用する用紙サイズ又は用紙搬
送方向が変更されて、それによって、用紙搬送路に入る
用紙の最大枚数が別の具体値に変わった場合には、印刷
ページ決定部11が、その最大枚数の新しい具体値に対
応した関数f(m,n)を新たに選択して、その新たに
選択した関数を用いて印刷順序を決定し、そして、ペー
ジ処理部15は、印刷エンジン200を制御して、古い
サイズの用紙を用紙搬送路から排出させた後に、新たに
決定された印刷順序で印刷要求を実行わせる。
【0057】以下に、用紙搬送路に用紙が1枚のみしか
入らない場合の関数f(m,n)の例を示す。
【0058】(1) f(m,2) f(1,2)=2 f(2,2)=1 (2) f(m,4) f(1,4)=2 f(2,4)=1 f(3,4)=4 f(4,4)=3 (3) f(m,6) f(1,6)=2 f(2,6)=1 f(3,6)=4 f(4,6)=3 f(5,6)=6 f(6,6)=5 (4) f(m,8) f(1,8)=2 f(2,8)=1 f(3,8)=4 f(4,8)=3 f(5,8)=6 f(6,8)=5 f(7,8)=8 f(8,8)=7 nが10以上は例示を省略する。
【0059】以下に、用紙搬送路に用紙が最大2枚入る
場合の関数f(m,n)の例を示す。
【0060】(1) f(m,2) f(1,2)=2 f(2,2)=1 (2) f(m,4) f(1,4)=2 f(2,4)=4 f(3,4)=1 f(4,4)=3 (3) f(m,6) f(1,6)=2 f(2,6)=4 f(3,6)=1 f(4,6)=3 f(5,6)=6 f(6,6)=5 (4) f(m,8) f(1,8)=2 f(2,8)=4 f(3,8)=1 f(4,8)=3 f(5,8)=6 f(6,8)=8 f(7,8)=5 f(8,8)=7 nが10以上は例示を省略する。
【0061】以下に、用紙搬送路に用紙が最大3枚入る
場合の関数f(m,n)の例を示す。
【0062】(1) f(m,2) f(1,2)=2 f(2,2)=1 (2) f(m,4) f(1,4)=2 f(2,4)=4 f(3,4)=1 f(4,4)=3 (3) f(m,6) f(1,6)=2 f(2,6)=4 f(3,6)=1 f(4,6)=6 f(5,6)=3 f(6,6)=5 (4) f(m,8) f(1,8)=2 f(2,8)=4 f(3,8)=1 f(4,8)=6 f(5,8)=3 f(6,8)=8 f(7,8)=5 f(8,8)=7 nが10以上は例示を省略する。
【0063】以下に、用紙搬送路に用紙が最大4枚入る
場合の関数f(m,n)の例を示す。
【0064】(1) f(m,2) f(1,2)=2 f(2,2)=1 (2) f(m,4) f(1,4)=2 f(2,4)=4 f(3,4)=1 f(4,4)=3 (3) f(m,6) f(1,6)=2 f(2,6)=4 f(3,6)=6 f(4,6)=1 f(5,6)=3 f(6,6)=5 (4) f(m,8) f(1,8)=2 f(2,8)=4 f(3,8)=6 f(4,8)=1 f(5,8)=8 f(6,8)=3 f(7,8)=5 f(8,8)=7 (5) f(m,10) f(1,10)=2 f(2,10)=4 f(3,10)=6 f(4,10)=1 f(5,10)=8 f(6,10)=3 f(7,10)=10 f(8,10)=5 f(9,10)=7 f(10,10)=9 (6) f(m,12) f(1,12)=2 f(2,12)=4 f(3,12)=6 f(4,12)=1 f(5,12)=8 f(6,12)=3 f(7,12)=10 f(8,12)=5 f(9,12)=12 f(10,12)=7 f(11,12)=9 f(12,12)=11 nが14以上は例示を省略する。
【0065】以下に、用紙搬送路に用紙が最大5枚入る
場合の関数f(m,n)の例を示す。
【0066】(1) f(m,2) f(1,2)=2 f(2,2)=1 (2) f(m,4) f(1,4)=2 f(2,4)=4 f(3,4)=1 f(4,4)=3 (3) f(m,6) f(1,6)=2 f(2,6)=4 f(3,6)=6 f(4,6)=1 f(5,6)=3 f(6,6)=5 (4) f(m,8) f(1,8)=2 f(2,8)=4 f(3,8)=6 f(4,8)=8 f(5,8)=1 f(6,8)=3 f(7,8)=5 f(8,8)=7 (5) f(m,10) f(1,10)=2 f(2,10)=4 f(3,10)=6 f(4,10)=8 f(5,10)=1 f(6,10)=10 f(7,10)=3 f(8,10)=5 f(9,10)=7 f(10,10)=9 (6) f(m,12) f(1,12)=2 f(2,12)=4 f(3,12)=6 f(4,12)=8 f(5,12)=1 f(6,12)=10 f(7,12)=3 f(8,12)=12 f(9,12)=5 f(10,12)=7 f(11,12)=9 f(12,12)=11 (7) f(m,14) f(1,14)=2 f(2,14)=4 f(3,14)=6 f(4,14)=8 f(5,14)=1 f(6,14)=10 f(7,14)=3 f(8,14)=12 f(9,14)=5 f(10,14)=14 f(11,14)=7 f(12,14)=9 f(13,14)=11 f(14,14)=13 nが16以上は例示を省略する。
【0067】図8〜図10は、用紙搬送路に最大3枚の
用紙が入るという想定の下で、上記の印刷ページ決定部
11の流れを具体例を用いて示している。これらの図に
おいて、「到着した印刷要求」の欄に示す各方形枠は個
々の印刷要求を意味し、各枠内の数字は何ページ目かを
示し、各枠の下の数字は各ページ(各用紙)のコピー枚
数(印刷部数)を示し、2本の線で結ばれた1対の枠は
同じ用紙の表面と裏面に印刷されるべき1対の印刷要求
を示している。
【0068】図8に示す段階1では、まだ何の印刷ジョ
ブデータも受信していない。その後に印刷ジョブデータ
の受信が開始される。最初に受信したデータを解釈した
結果として、段階2で、両面印刷でコピー枚数が1枚の
1対の印刷要求(第1ページと第2ページ)が中間バッ
ファ7上に作成されたとする。このときの印刷ページ決
定部11の状態は「連続印刷」(つまり、入力トレイ上
に必要な用紙が存在する)とする。
【0069】続く段階3で、印刷ページ決定部11が次
に印刷するページを「2ページ目」と決定する。何故な
ら、要求順キュー5に並ぶ印刷要求の個数nは2であ
り、印刷序数(何番目の印刷か)mは1であるから、f
(1,2)=2となるからである。よって、続く段階4
で、ページ処理部15が2ページ目の印刷を開始する。
この2ページ目の印刷が終わると、コピーカウンタ19
が、2ページ目の印刷要求のコピー枚数を1だけ減じて
0にする(なお、説明を分かり易くするために、図では
印刷開始とコピー枚数の減算とが同じ段階で行われるよ
うに示してあるが、実際は、コピー枚数の減算は印刷終
了後であるから、だいぶ後、例えば次の段階5よりも
後、になる)。
【0070】次の段階5で、更にもう一対の両面1部印
刷の印刷要求(3ページ目と4ページ目)が追加された
とする。続く段階6で、印刷ページ決定部11が次に印
刷するページを「4ページ目」と決定する。何故なら、
要求順キュー5に並ぶ印刷要求個数nは4であり、印刷
序数(何番目の印刷か)mは2であるから、f(2,
4)=4となるからである。よって、続く段階7で4ペ
ージ目の印刷が開始され、その印刷が終わると、4ペー
ジ目の印刷要求のコピー枚数が1から0に減じられる。
【0071】次の段階8では、後続の印刷要求がまだ到
着してないとすると、m=3,n=4なので、f(3,
4)=1により、次の印刷ページが「1ページ目」と決
定される。よって、続く段階9で1ページ目の印刷が開
始され、その印刷が終わると、1ページ目の印刷要求の
コピー枚数が1から0に減じられる。
【0072】これで1ページ目と2ページ目の印刷、つ
まり1枚目の用紙の両面印刷が完了したので、1ページ
目と2ページ目の印刷要求は中間バッファ7から破棄さ
れる。こうして用紙1枚の両面印刷が完了する都度、そ
の印刷完了した1対の印刷要求は破棄され、それに合わ
せてmとnからそれぞれその破棄された印刷要求の個数
2が減じられる。しかし、以下の図9及び図10の説明
では、説明を過度に複雑化させないために、印刷順序を
決める段階ではまだどの用紙も両面印刷完了していない
ものとして説明する(ただし、図中の各要求のコピー枚
数は、そのページの印刷開始の段階で印刷終了時点を先
取りして0に表示してある)。
【0073】さて、次に、図9に示す段階10に進ん
で、更にもう1対の両面1部印刷の印刷要求(5ページ
目と6ページ目)が到着したとする。すると、続く段階
11で、m=4,n=6なので、f(4,6)=6によ
り、次の印刷ページが「6ページ目」と決定される。
【0074】段階10で5ページ目と6ページ目の印刷
要求が来た後、追加の印刷要求が到着しなかったとする
と、段階13では、m=5,n=6なので、f(5,
6)=3により、次の印刷ページが「3ページ目」と決
定される。
【0075】ところで、上記の段階10でまだ5ページ
目と6ページ目の印刷要求が来なかったとすると、段階
11でf(4、4)=3となり、次の印刷ページは「3
ページ目」と決定される。よって、上記とは印刷ページ
順序が異なることになる。これは、固定的な印刷順序を
用いずに、現在までに到来した印刷要求から動的に印刷
順序を決めていく本実施形態の一つの特徴である。それ
により、例えばホストや通信の不具合でジョブの途中で
ジョブデータ受信が途切れてしまったような状況に対し
ても、柔軟に対応することができる。
【0076】次に図10を参照する。この図10は、
「連続印刷」を行っている最中に、入力トレイ上から用
紙が無くなった場合を示している。
【0077】すなわち、図8の段階9から図10の段階
10へ進んだところで、新たな1対の両面印刷の印刷要
求(5ページ目と6ページ目)が到着したとする。そし
て、続く段階11で、入力トレイ上から用紙が無くなっ
たとする。それにより、印刷ページ決定部11の状態は
「連続印刷」から「停止印刷」へ切り替わる。すると、
印刷ページ決定部11は、続く段階12で、今までに到
着した6個の印刷要求の中から、まだ全く印刷処理を手
掛けていない印刷要求、つまり5ページ目と6ページ目
の印刷要求を見つけ出し、これを印刷対象から除外する
(つまり、要求個数n=6から5ページ目と6ページ目
の要求数2を減じてn=4とする)。よって、n=4、
m=4で、f(4,4)=3となるから、次の印刷ペー
ジは「3ページ目」と決定される。次の段階13で、3
ページ目の印刷が開始され、その印刷が終わると、3ペ
ージ目の印刷要求のコピー枚数が1から0に減じられ
る。
【0078】これで、印刷対象の印刷要求の印刷順序決
定は完了したことになるので、印刷ページ決定部11は
印刷要求なしの旨をページ処理部15に伝える。そし
て、1〜4ページ目の印刷が全て完了したところで、印
刷エンジン200は一旦停止される。また、印刷完了し
た1〜4ページ目の印刷要求は破棄され、その要求数だ
け印刷要求個数nは減算される。
【0079】その後、入力トレイに用紙が補給されれ
ば、印刷ページ決定部11は再び「連続印刷」の状態に
遷移する。この新たな連続印刷では、最初に到着した印
刷要求は、前の停止印刷で残存した5ページ目と6ペー
ジ目の印刷要求ということになる。
【0080】さて、図9、図10に示した動作では、ま
だ1枚も両面印刷が完了していない状況を想定している
が、もし、途中で例えば1ページ目と2ページ目の両面
印刷が完了したとすると、以後の動作は次のようにな
る。
【0081】すなわち、例えば図9の段階10で、既に
1ページ目と2ページ目の両面印刷が完了して1ページ
目と2ページ目の印刷要求が破棄されていたとすると、
m=4及びn=6から1ページ目と2ページ目の要求数
2が減じされて、m=2及びn=4となり、よって、f
(2,4)=4により、次の印刷ページは「4ページ
目」ということになる。ここで、この「4ページ目」と
は、文書内のページ数を意味しているのではなく、要求
順キューに並んでいる要求を先頭から数えて「4個目の
要求」という意味である。そして、今は、要求順キュー
には、1ページ目と2ページ目の要求が消えて、3、
4、5、6ページ目の4個の要求が並んでいるから、
「4個目の要求」とは具体的には「6ページ目」の要求
を指す。従って、次の印刷ページは6ページ目と決定さ
れる。これは、図9に示した決定結果と同じである。
【0082】ところで、上述した具体例は、全ての印刷
要求のコピー枚数が1枚である場合である。一方、コピ
ー枚数が2枚以上の印刷要求が存在する場合には、その
印刷要求はそのコピー枚数分だけ繰り返し連続して要求
順キューに並んでいるものとみなして、印刷要求個数n
をカウントする。すなわち、図11(A)に示すよう
に、例えば1ページ目と2ページ目のコピー枚数が2枚
で、次の3ページ目と4ページ目のコピー枚数が1枚で
あったとする。この場合には、図11(B)に示すよう
に、1ページ目と2ページ目の印刷要求がコピー枚数分
の2回連続して並び、その後に3ページ目と4ページ目
の印刷要求が並んでいるとみなす。よって、印刷要求個
数nは6となる。そして、この6個の印刷要求について
上述の関数f(m,n)を用いて印刷順序を決めるが、
その際、f(m,n)の値は図11(B)の最下方に示
したような印刷要求の並び順の番号に対応することにな
る。例えば、f(m,n)=3となったときは、次の印
刷ページは1ページ目であり、f(m,n)=6となっ
たときは、次の印刷ページは4ページ目である。
【0083】図11(B)に示した印刷要求の並び方に
代えて、図11(C)に示す並び方を採用することもで
きる。図11(C)では、1ページ目から4ページ目ま
での印刷要求が順に並んだ後に、1ページ目と2ページ
目の印刷要求が再び並ぶ。
【0084】図12は、コピー枚数が複数枚(例えば3
枚)である場合の要求順キューの別の例を示している。
【0085】図12(A)に示すように、コピー枚数が
3枚で両面印刷の1ページ目から4ページ目までの印刷
要求がキュー内に存在するとき、これを図12(B)に
示すような並び方に展開しても良いし、図12(C)に
示すような並び方に展開しても良い。図12(B)で
は、1ページ目と2ページ目のペアを3回繰り返し並べ
た後に、次の3ページ目と4ページ目のペアを3回繰り
返し並べるというように、同じ用紙に印刷される印刷要
求のペアを連続してコピー枚数分だけ並べる。図12
(C)では、1ページ目から4ページ目までの印刷要求
の並びの後に、1ページ目から4ページ目までの印刷要
求を更に2回繰り返して並べるというように、キュー内
にある最初のページから最後のページまでの印刷要求の
並びをコピー枚数分だけ繰り返し並べる。各コピーを別
のトレイへ排紙するソータモードのときは、図12
(B)の並べ方を選び、複数のコピーを同じトレイに重
ねて排紙する丁合モードのときは、図12(C)の並べ
方を選ぶというように、ソータモードか丁合モードかに
よって並べ方を選択することができる。
【0086】図13は、先の印刷要求と後の印刷要求と
の間に時間的にインターバルが入った場合の要求順キュ
ーの例を示す。
【0087】図13に示すように、例えば、両面印刷の
1ページ目から4ページ目までの印刷要求がが連続して
キューに入った後、1ページ目から4ページ目までの印
刷が終わる程に長いインターバルをおいて、5ページ目
以降の印刷要求がキューに入ったとする。この場合、5
ページ目以降の印刷要求がキューには入った時点で、1
ページ目から4ページ目までの印刷要求はキューから消
去されているため、5ページ目以降の印刷要求について
は、1ページ目から4ページ目とは関係無しに、新たに
要求個数nと印刷序数mのカウントが行われて関数f
(m,n)に従って印刷順序が決定される。
【0088】図14は、同じ印刷ジョブ内に両面印刷と
片面印刷の印刷要求が混じっている場合の要求順キュー
の例を示す。
【0089】図14に示すように、例えば、1ページ目
から4ページ目までの両面印刷の印刷要求の後に、5ペ
ージ目から7ページ目まで片面印刷の印刷要求が続き、
その後に8ページ以降の両面印刷の印刷要求が続いたと
する。この場合、まず、1ページ目から4ページ目まで
の両面印刷の印刷要求のグループに対して、要求個数n
と印刷序数mのカウントが行われて関数f(m,n)に
従って印刷順序が決定される。その後、片面印刷の印刷
要求がキュー内での順序とおりに実行される。その後、
8ページ以降の両面印刷の印刷要求に対して、新たに要
求個数nと印刷序数mのカウントが行われて関数f
(m,n)に従って印刷順序が決定される。
【0090】図15は、複数の印刷ジョブが連続して到
来した場合の要求順キューの例を示す。図15において
印刷要求の記号、例えば「1−2」のハイフンの前の番
号「1」はジョブ番号であり、ハイフンの後の番号
「2」がページ番号である。
【0091】図15(A)に示すように、例えば、第1
の印刷ジョブの最後の4ページ目の印刷要求後に、連続
して第2の印刷ジョブの印刷要求がキューに入ったとす
る。この場合、連続して要求順キューに入った異なる印
刷ジョブの印刷要求に対して、同じ印刷ジョブの場合と
同様に要求個数nと印刷序数mのカウントが行われて関
数f(m,n)に従って印刷順序が決定される。
【0092】図15(B)に示すように、第1の印刷ジ
ョブの印刷要求と第2の印刷ジョブの印刷要求とが混じ
って連続して入った場合も、やはり、同じ印刷ジョブの
場合と同様に要求個数nと印刷序数mのカウントが行わ
れて関数f(m,n)に従って印刷順序が決定される。
【0093】図16は、複数の印刷ジョブが到来した場
合の要求順キューの別の例を示す。
【0094】図16(A)に示すように、第1の印刷ジ
ョブの印刷要求がキューに入った後、第1の印刷ジョブ
の印刷が全部完了するほど長いインターバルをおいて、
第2の印刷要求の印刷要求がキューに入ったとする。こ
の場合は、第1の印刷ジョブの印刷要求に対する関数f
(m,n)による印刷順序の決定と、第2の印刷要求の
印刷要求に対する関数f(m,n)による印刷順序の決
定とは、関連することなく独立して行われる。
【0095】また、図16(B)に示すように、第1の
印刷ジョブの両面印刷の印刷要求がキューに入った後、
連続して第2の印刷要求の片面印刷の印刷要求がキュー
に入り、続いて、第3の印刷ジョブの両面印刷の印刷要
求がキューに入ったとする。この場合、まず、第1の印
刷ジョブの両面印刷の印刷要求に関して関数f(m,
n)により印刷順序が決定され、次に、第2の印刷ジョ
ブの印刷要求に関してキュー内の順序通りに印刷順序が
決定される。その後に、第3の印刷ジョブの両面印刷の
印刷要求に関して、第1の印刷ジョブに関連するtこな
く、改めて関数f(m,n)により印刷順序が決定され
る。
【0096】図17は、ある印刷ジョブの途中に他の印
刷ジョブが割り込んだ場合の要求順キューの例を示す。
【0097】図17(A)に示すように、例えば、第1
の印刷ジョブの両面印刷の印刷要求の並びにおける、4
ページ目と5ページ目の間に、第2の印刷ジョブの両面
印刷の6ページ分までの印刷要求が割り込んだとする。
この場合、これら2つの印刷ジョブが混じった連続する
印刷要求の並びに対して、同じ印刷ジョブの場合と同様
に要求個数nと印刷序数mのカウントが行われて関数f
(m,n)に従って印刷順序が決定される。
【0098】図17(B)に示すように、例えば、第1
の印刷ジョブの片面印刷の印刷要求の並びにおける3ペ
ージ目と4ページ目の間に、第2の印刷ジョブの両面印
刷の2ページ分の印刷要求が割り込んだとする。この場
合、まず、第1の印刷ジョブの片面印刷の1ページ目か
ら3ページ目の印刷要求が、キュー内の順序通りに実行
される。続いて、第2の印刷ジョブの両面印刷の印刷要
求が関数f(m,n)に従って決められた順序で実行さ
れ、その後、第1の印刷ジョブの片面印刷の4ページ目
以降の印刷要求が、キュー内の順序通りに実行される。
【0099】図13〜図17を参照して説明したよう
に、要求順キューに連続して並ぶ両面印刷の印刷要求に
関しては、それら印刷要求が同じ印刷ジョブのものか異
なる印刷ジョブのものかに関わらず、同じ方法で要求個
数nと印刷序数mのカウントが行われて関数f(m,
n)に従って印刷順序が決定される。
【0100】このように、上記実施形態では、次のペー
ジ印刷の処理を行おうとする都度に、動的に次の印刷ペ
ージを決めているため、その時点までにプリンタが受信
しているジョブデータから最速と判断される印刷順序を
割り出して印刷を行うことができる。次にどのページを
印刷するかの決定は、印刷エンジンの印刷動作を途切れ
させないようにするためにその決定を行わなければなら
ないデッドラインぎりぎりまで遅らせて、これを行うこ
とができ、それにより、可能な限り後方のジョブデータ
まで考慮に入れて、最速の印刷順序を決定することがで
きる。また、複数部数の丁合印刷や、他の印刷ジョブの
割込印刷や、複数ジョブの並列処理などにも、本発明の
原理は適用される。
【0101】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
この実施形態はあくまで本発明の説明のための例示であ
り、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではな
い。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々な形態
でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】印刷要求の説明図。
【図3】図1に例示した印刷要求91〜93にそれぞれ
対応するページの画像の例を示した図。
【図4】印刷エンジン200の構成図。
【図5】ページ処理部15のフローチャート。
【図6】印刷ページ決定部11の状態遷移図。
【図7】印刷ページ決定部11のフローチャート。
【図8】印刷ページ決定の様子を具体的に示す説明図。
【図9】印刷ページ決定の様子を具体的に示す説明図。
【図10】印刷ページ決定の様子を具体的に示す説明
図。
【図11】コピー枚数が2枚以上の場合の要求順キュー
の例を示す説明図。
【図12】コピー枚数が複数枚(例えば3枚)である場
合の要求順キューの別の例を示す説明図。
【図13】先の印刷要求と後の印刷要求との間に長いイ
ンターバルが入った場合の要求順キューの例を示す説明
図。
【図14】同じ印刷ジョブ内に両面印刷と片面印刷の印
刷要求が混じっている場合の要求順キューの例を示す説
明図。
【図15】複数の印刷ジョブが連続して到来した場合の
要求順キュー内の印刷要求の処理の仕方の例を示す説明
図。
【図16】複数の印刷ジョブが間に長いインターバルを
空けて到来した場合の要求順キューの例を示す説明図。
【図17】ある印刷ジョブの途中に他の印刷ジョブが割
り込んだ場合の要求順キューの例を示す。
【符号の説明】
100 制御部 200 印刷エンジン 1 印刷要求決定部 5 要求順キュー 31、91、92、93 印刷要求 11 印刷ページ決定部 15 ページ処理部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の両面にページの画像を印刷するこ
    とができる印刷エンジンと、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 前記キューに存在する両面印刷の印刷要求のうち印刷対
    象に入る印刷要求の個数をカウントし、次のページ印刷
    の印刷序数をカウントし、次のページ印刷を開始しよう
    とする都度に、カウントされた前記印刷要求個数と前記
    印刷序数とに統一的な規則を適用することにより、前記
    印刷対象に入る印刷要求の中から次のページ印刷の対象
    となる印刷要求を決定する印刷ページ決定部と、 前記印刷ページ決定部が決定した印刷要求を実行するよ
    うに、前記印刷エンジンを制御するページ処理部とを備
    えた両面印刷機能をもつプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記印刷要求はコピー枚数の指定を含
    み、 各ページの印刷が行われたときに、印刷されたページの
    印刷要求についての残りのコピー枚数を減算するコピー
    カウンタを更に有し、 前記印刷対象に入る印刷要求の全てについて、残りのコ
    ピー枚数がゼロになったとき、前記印刷ページ決定部は
    次に印刷するページが無いと判断する請求項1記載のプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 前記印刷ページ決定部が、 新たな用紙が給紙可能なときには、前記キューに存在す
    る印刷要求の全てを前記印刷対象に入れて前記印刷要求
    個数をカウントし、 新たな用紙が給紙不能なときには、前記キューに現在ま
    でに並んだ印刷要求のうち、まだ全く印刷を手掛けてい
    ない印刷要求を除く残りの印刷要求を前記印刷対象に入
    れて前記印刷要求個数をカウントする請求項1記載のプ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 前記ページ処理部が、1ページ分の画像
    より小さいサイズのイメージバッファを有し、このイメ
    ージバッファを用いて前記次に印刷するページの部分的
    画像を展開しそして前記印刷エンジンへ転送する請求項
    1記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記印刷エンジンが、新しい用紙を供給
    する入力トレイと、片面のみ印刷済みの用紙を反転させ
    る反転モジュールと、両面印刷済みの用紙が排出される
    出力トレイとを有し、前記ページ処理部が、前記印刷ペ
    ージ決定部が決定した印刷要求に含まれる表面/裏面指
    定に基づいて、前記入力トレイと前記反転モジュールの
    中から給紙元を選択し、かつ前記出力トレイと前記反転
    モジュールの中から排紙先を決定する請求項1記載のプ
    リンタ。
  6. 【請求項6】 各ページの前記印刷要求は、各ページに
    存在するオブジェクトの画像データとリンクされてお
    り、 複数のページに同じオブジェクトが存在する場合、その
    同じオブジェクトの1つの画像データに、前記複数のペ
    ージの印刷要求がリンクされている請求項1記載のプリ
    ンタ。
  7. 【請求項7】 前記印刷ページ決定部が、前記キューに
    存在する前記両面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る
    複数の印刷要求に関して、それら複数の印刷要求が同じ
    印刷ジョブに属するか異なる印刷ジョブに属するかに関
    わりなく、同一の前記統一的な規則を適用することによ
    り、前記印刷対象に入る印刷要求の中から次のページ印
    刷の対象となる印刷要求を決定する請求項1記載のプリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】 前記キューに両面印刷の印刷要求と片面
    印刷の印刷要求とが存在する場合、 前記印刷ページ決定部が、前記キューに存在する前記両
    面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る複数の印刷要求
    を、連続して並ぶ複数の印刷要求同士でグループ化し、
    各グループ毎に前記統一的な規則を適用することによ
    り、前記印刷対象に入る印刷要求の中から次のページ印
    刷の対象となる印刷要求を決定する請求項1記載のプリ
    ンタ。
  9. 【請求項9】 前記キューにコピー枚数が複数枚である
    両面印刷の印刷要求が存在する場合、 前記印刷ページ決定部が、前記統一的な規則を適用する
    とき、前記コピー枚数が複数枚である両面印刷の印刷要
    求が前記コピー枚数分の個数だけ前記キュー内に存在す
    るものとみなす請求項1記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 用紙の両面にページの画像を印刷する
    ことができる印刷エンジンの両面印刷動作を制御する装
    置であって、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 少なくとも両面印刷を行う場合に、前記キューに存在す
    る印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求の個数をカウ
    ントし、次のページ印刷の印刷序数をカウントし、次の
    ページ印刷を開始しようとする都度に、カウントされた
    前記印刷要求個数と前記印刷序数とに統一的な規則を適
    用することにより、前記印刷対象に入る印刷要求の中か
    ら次のページ印刷の対象となる印刷要求を決定する印刷
    ページ決定部と、 前記印刷ページ決定部が決定した印刷要求を実行するよ
    うに前記エンジンを制御するページ処理部とを備えた両
    面印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 プリンタの両面印刷時の印刷順序を制
    御する装置であって、 受信した印刷ジョブデータから、コピー枚数の指定と表
    面/裏面の指定を含んだページ単位の印刷要求を作成す
    る印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 少なくとも両面印刷を行う場合に、前記キューに存在す
    る印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求の個数をカウ
    ントし、次のページ印刷の印刷序数をカウントし、次の
    ページ印刷を開始しようとする都度に、カウントされた
    前記印刷要求個数と前記印刷序数とに統一的な規則を適
    用することにより、前記印刷対象に入る印刷要求の中か
    ら次のページ印刷の対象となる印刷要求を決定する印刷
    ページ決定部と、を備えた両面印刷の印刷順序制御装
    置。
  12. 【請求項12】 プリンタの両面印刷時の印刷順序を制
    御する方法であって、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成するステップと、 作成された前記印刷要求を一つの順序で並べるステップ
    と、 少なくとも両面印刷を行う場合に、現在並んでいる前記
    印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求の個数をカウン
    トし、次のページ印刷の印刷序数をカウントし、次のペ
    ージ印刷を開始しようとする都度に、カウントされた前
    記印刷要求個数と前記印刷序数とに統一的な規則を適用
    することにより、前記印刷対象に入る印刷要求の中から
    次のページ印刷の対象となる印刷要求を決定するステッ
    プと、を有した両面印刷の印刷順序制御方法。
  13. 【請求項13】 プリンタの両面印刷時の印刷順序を制
    御する方法であって、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成するステップと、 作成された前記印刷要求を一つの順序で並べるステップ
    と、 少なくとも両面印刷を行う場合に、現在並んでいる前記
    印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求の個数をカウン
    トし、次のページ印刷の印刷序数をカウントし、次のペ
    ージ印刷を開始しようとする都度に、カウントされた前
    記印刷要求個数と前記印刷序数とに統一的な規則を適用
    することにより、前記印刷対象に入る印刷要求の中から
    次のページ印刷の対象となる印刷要求を決定するステッ
    プと、を有した両面印刷の印刷順序制御方法を、コンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを担持したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 用紙の両面にページの画像を印刷する
    ことができる印刷エンジンであって、画像形成機構と、
    前記画像形成機構へ用紙を供給する用紙搬送機構とを有
    し、搬送方向での用紙の長さに応じて前記用紙搬送機構
    に入る用紙の最大枚数が異なる印刷エンジンと、 前記最大枚数がとり得る複数の値にそれぞれ対応した、
    両面印刷における印刷順序を決定するための複数の規則
    と、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 前記複数の規則の中から、使用する具体的な用紙の長さ
    に適した一つの規則を選択し、前記キューに存在する両
    面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求につい
    て、前記選択した一つの規則を用いて印刷順序を決定す
    る印刷順序決定部と、 前記印刷順序決定部が決定した印刷順序で前記キュー内
    に存在する印刷要求を実行するように前記印刷エンジン
    を制御するページ処理部とを備えた両面印刷機能をもつ
    プリンタ。
  15. 【請求項15】 使用する具体的な用紙の長さが変更さ
    れたとき、 前記印刷順序決定部は、前記複数の規則の中から、変更
    後の前記具体的な用紙の長さに適した一つの規則を新た
    に選択し、前記キューに存在する両面印刷の印刷要求の
    うち印刷対象に入る印刷要求について、前記新たに選択
    した一つの規則を用いて印刷順序を決定し、 前記ページ処理部は、前記用紙搬送機構に既に入ってい
    る変更前の長さをもつ用紙を前記用紙搬送機構から排出
    し、その後に前記印刷順序決定部が決定した印刷順序で
    前記キュー内に存在する印刷要求を実行するように、前
    記印刷エンジンを制御する請求項14記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 使用可能な用紙サイズが、前記用紙搬
    送機構に入る用紙の最大枚数別にグループ分けされ、各
    グループに前記複数の規則の内のいずれか一つの規則が
    予め対応付けられており、 前記印刷順序決定部は、前記使用する具体的な用紙の長
    さが属するグループに対応付けられた一つの規則を選択
    する、請求項14記載のプリンタ。
  17. 【請求項17】 用紙の両面にページの画像を印刷する
    ことができる印刷エンジンであって、画像形成機構と、
    前記画像形成機構へ用紙を供給する用紙搬送機構とを有
    し、搬送方向での用紙の長さに応じて前記用紙搬送機構
    に入る用紙の最大枚数が異なる前記印刷エンジン、の両
    面印刷動作を制御する装置において、 前記最大枚数がとり得る複数の値にそれぞれ対応した、
    両面印刷における印刷順序を決定するための複数の規則
    と、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 前記複数の規則の中から、使用する具体的な用紙の長さ
    に適した一つの規則を選択し、前記キューに存在する両
    面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求につい
    て、前記選択した一つの規則を用いて印刷順序を決定す
    る印刷順序決定部と、 前記印刷順序決定部が決定した印刷順序で前記キュー内
    に存在する印刷要求を実行するように前記印刷エンジン
    を制御するページ処理部とを備えた両面印刷制御装置。
  18. 【請求項18】 画像形成機構と、前記画像形成機構へ
    用紙を供給する用紙搬送機構とを有し、搬送方向での用
    紙の長さに応じて前記用紙搬送機構に入る用紙の最大枚
    数が異なるプリンタにおける、両面印刷時の印刷順序を
    制御する装置であって、 前記最大枚数がとり得る複数の値にそれぞれ対応した、
    両面印刷における印刷順序を決定するための複数の規則
    と、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求が一つの順序で並んでなるキュ
    ーと、 前記複数の規則の中から、使用する具体的な用紙の長さ
    に適した一つの規則を選択し、前記キューに存在する両
    面印刷の印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求につい
    て、前記選択した一つの規則を用いて印刷順序を決定す
    る印刷順序決定部と、を備えた両面印刷の印刷順序制御
    装置。
  19. 【請求項19】 画像形成機構と、前記画像形成機構へ
    用紙を供給する用紙搬送機構とを有し、搬送方向での用
    紙の長さに応じて前記用紙搬送機構に入る用紙の最大枚
    数が異なるプリンタにおける、両面印刷時の印刷順序を
    制御する方法において、 前記用紙搬送機構に入る用紙の最大枚数がとり得る複数
    の値にそれぞれ対応して予め要された、両面印刷におけ
    る印刷順序を決定するための複数の規則の中から、使用
    する具体的な用紙の長さに適した一つの規則を選択する
    ステップと、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求を一つの順序で並べるステップ
    と、 少なくとも両面印刷を行う場合に、現在並んでいる前記
    印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求について、前記
    選択した一つの規則を用いて印刷順序を決定するステッ
    プと、を有した両面印刷の印刷順序制御方法。
  20. 【請求項20】 画像形成機構と、前記画像形成機構へ
    用紙を供給する用紙搬送機構とを有し、搬送方向での用
    紙の長さに応じて前記用紙搬送機構に入る用紙の最大枚
    数が異なるプリンタにおける、両面印刷時の印刷順序を
    制御する方法であって、 前記用紙搬送機構に入る用紙の最大枚数がとり得る複数
    の値にそれぞれ対応して予め要された、両面印刷におけ
    る印刷順序を決定するための複数の規則の中から、使用
    する具体的な用紙の長さに適した一つの規則を選択する
    ステップと、 受信した印刷ジョブデータから、ページ単位の印刷要求
    を作成する印刷要求作成部と、 作成された前記印刷要求を一つの順序で並べるステップ
    と、 少なくとも両面印刷を行う場合に、現在並んでいる前記
    印刷要求のうち印刷対象に入る印刷要求について、前記
    選択した一つの規則を用いて印刷順序を決定するステッ
    プと、を有した両面印刷の印刷順序制御方法を、コンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを担持したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
JP23668699A 1998-10-14 1999-08-24 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置 Expired - Fee Related JP3156927B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23668699A JP3156927B2 (ja) 1998-10-14 1999-08-24 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置
AT99308045T ATE326040T1 (de) 1998-10-14 1999-10-12 Druckersteuerung mit einer funktion für doppelseitigen druck
DE69931232T DE69931232T2 (de) 1998-10-14 1999-10-12 Druckersteuerung mit einer Funktion für doppelseitigen Druck
EP99308045A EP0994437B1 (en) 1998-10-14 1999-10-12 Printer controller having a double-sided print function
US09/416,944 US6148164A (en) 1998-10-14 1999-10-13 Printer having a double-sided print function and double-sided print controller

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29238798 1998-10-14
JP10-292387 1998-10-14
JP23668699A JP3156927B2 (ja) 1998-10-14 1999-08-24 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000185441A true JP2000185441A (ja) 2000-07-04
JP3156927B2 JP3156927B2 (ja) 2001-04-16

Family

ID=26532794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23668699A Expired - Fee Related JP3156927B2 (ja) 1998-10-14 1999-08-24 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6148164A (ja)
EP (1) EP0994437B1 (ja)
JP (1) JP3156927B2 (ja)
AT (1) ATE326040T1 (ja)
DE (1) DE69931232T2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3278394B2 (ja) * 1998-02-25 2002-04-30 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、記憶媒体
JP3530806B2 (ja) * 2000-06-22 2004-05-24 キヤノン株式会社 ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP3438710B2 (ja) * 2000-09-05 2003-08-18 セイコーエプソン株式会社 プリンタ及びそれを制御するプログラムを記録した記録媒体
US7145685B2 (en) * 2000-12-01 2006-12-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for electronic collation
KR100389879B1 (en) * 2001-12-15 2003-07-04 Samsung Electronics Co Ltd Method for duplex printing in printing machine having function of duplex printing
US8068588B2 (en) * 2007-06-26 2011-11-29 Microsoft Corporation Unified rules for voice and messaging
JP5235398B2 (ja) * 2007-12-20 2013-07-10 キヤノン株式会社 印刷装置及び印刷方法
US8982414B2 (en) * 2013-03-15 2015-03-17 Xerox Corporation Method and apparatus for automatically updating a prose attribute entry based upon print job parameters of a print job order
JP2014199507A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 ブラザー工業株式会社 画像処理装置およびコンピュータプログラム
JP2023165193A (ja) * 2022-05-02 2023-11-15 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429111A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Active filter
JP3125304B2 (ja) * 1990-12-11 2001-01-15 ミノルタ株式会社 プリンタ
JP3501864B2 (ja) * 1995-02-09 2004-03-02 富士ゼロックス株式会社 画像記録装置
JPH08278728A (ja) * 1995-04-10 1996-10-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH09174956A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Fuji Xerox Co Ltd プリンタ制御装置
JP3495834B2 (ja) * 1996-01-11 2004-02-09 キヤノン株式会社 情報処理装置および印刷装置および印刷システムおよび情報処理装置のデータ処理方法および印刷システムのデータ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0994437A2 (en) 2000-04-19
EP0994437A3 (en) 2002-04-17
DE69931232T2 (de) 2007-02-15
ATE326040T1 (de) 2006-06-15
JP3156927B2 (ja) 2001-04-16
DE69931232D1 (de) 2006-06-14
EP0994437B1 (en) 2006-05-10
US6148164A (en) 2000-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8090284B2 (en) Image forming apparatus and printing control method
US20030103777A1 (en) Printer, printer system, and print job processing method and program
JP3156927B2 (ja) 両面印刷機能をもつプリンタ及び両面印刷制御装置
JP2000085210A (ja) プリンタ及び印刷方法
JP3286111B2 (ja) 印刷装置および方法
JP2002091748A (ja) 画像処理装置
JP2001063152A (ja) プリンタ及び印刷システム
JP3435968B2 (ja) 両面印刷装置
JPH11322183A (ja) 複数の排紙ビンを持つ印刷装置
JP3928685B2 (ja) プリンタ及び印刷システム
JP2001209518A (ja) 印刷処理装置と印刷処理方法
JPH11179973A (ja) プリンタ装置
JP4232532B2 (ja) 印刷ジョブ分配システム、印刷ジョブ分配方法、サーバ装置、印刷装置、及びプログラム
JP2019142163A (ja) 印刷装置、その制御方法、及びプログラム
JPH0260776A (ja) 両面プリント装置
JP2008284856A (ja) 画像形成装置
JP4345479B2 (ja) 印刷装置
JP3716778B2 (ja) 両面印刷装置
JP4139101B2 (ja) 印刷装置、および印刷方法
JPH0926862A (ja) 画像形成装置システム
JP2001187468A (ja) プリンタ及び印刷方法
JP2004038363A (ja) プリンタ駆動制御用プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002123377A (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体
JP2697644B2 (ja) 両面印字ファクシミリ装置
JP2000353072A (ja) 出力装置、出力制御方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees