JP2000177487A - 車両用ドアミラー - Google Patents

車両用ドアミラー

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JP2000177487A
JP2000177487A JP10359686A JP35968698A JP2000177487A JP 2000177487 A JP2000177487 A JP 2000177487A JP 10359686 A JP10359686 A JP 10359686A JP 35968698 A JP35968698 A JP 35968698A JP 2000177487 A JP2000177487 A JP 2000177487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
vehicle
vehicle body
side face
car body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10359686A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Katagiri
昭浩 片桐
Toshiji Hayashida
利治 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成で、空力騒音の少ない車両用ドア
ミラーを提供する。 【解決手段】 車体の側面に取り付けられ、ミラー5を
収納するミラーハウジング1aを備え、ミラーハウジン
グ1aは、車体側の側面1cを平面状に形成し、ミラー
使用時において車体の側面と車体側の側面1cとの間隔
が車両前後方向に沿って一定になるように車体の側面か
ら離間して配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアミラー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特にRV車に用いられる車両用ド
アミラーとしては、図7に示すように、略平板状のドア
ミラー本体10を車体フロントピラー側の窓枠2の下端
とドア3のウエスト部3aの前端との間に設けられたデ
ルタ部4に取り付けるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
車両用ドアミラーを備えた自動車では、走行時に車両用
ドアミラーで発生する風切り音が車室内への伝達してし
まう。この風切り音の発生要因としては、図1〜図3
中、二点鎖線で示すように、ミラーハウジングの車体側
の側部の断面形状が略円弧状となっており、ミラーハウ
ジングの車体側の側部と車体の側面との間の隙間が狭
く、また車両前後方向において場所によって間隔が変化
するため、図8に示すように、ミラーハウジングの車体
側の側部と車体の側面との間の隙間を流れる空気の速度
変動が大きくなり、乱れが生じることが挙げられる。
【0004】このため、特開平4−95542号公報に
記載されているように、車速に応じてドアミラーを車体
の側面から所定位置までモータにより移動するようにし
たものがある。しかしながら、このような車両用ドアミ
ラーでは、駆動機構,制御装置等全体の構成が複雑でコ
ストが高い上、ドアミラー移動時の視界の変化を解消す
るためのミラー角度調整機構が必要になるため、さらに
構成が複雑となりコストが上昇するという課題がある。
【0005】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、単純な構成で、空力騒音の少なくした、車両
用ドアミラーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の車両
用ドアミラーでは、車体の側面に取り付けられ、ミラー
を収納するミラーハウジングを備え、ミラーハウジング
は、車体側の側面が平面状に形成され、ミラー使用時に
おいて車体の側面と車体側の側面との間隔が車両前後方
向に沿って一定になるように車体の側面から離間して配
置される。これにより、ドアミラーと車体との間を流れ
る空気流の速度分布の車幅方向の変化を少なくすること
ができ、乱流の発生を抑制して空力騒音を減少させるこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図3中、実線で示した
ものが使用状態におけるドアミラー本体1を示したもの
で、図1はドアミラー本体1を車体上方から見た模式的
平面図、図2はドアミラー本体1を車体前方から見た模
式的正面図、図3は図2のA−A矢視断面図である。
【0008】図1,図2に示すように、ドアミラー本体
1は、ミラー5を収納するミラーハウジング1aを備
え、ミラーハウジング1aの車体側の側部の下方にはミ
ラー側取付部1bが形成されており、ドア前端部に形成
されたデルタ部4には車体外側に突出した車体側取付部
4aが形成されている。そして、前記ミラー側取付部1
bが前記車体側取付部4aの上方に枢支されることによ
り、ドアミラー本体1がデルタ部4に回動可能に取り付
けられている。なお、前記ミラー側取付部1bと車体外
側に突出した車体側取付部4aとによってミラーハウジ
ングを車体の側面に取り付ける支持部が構成される。
【0009】そして、使用状態においては、ミラーハウ
ジング1aは図1に示すような所定位置で固定され、ミ
ラーハウジング1a内部に設けられたミラー5の鏡面を
所望の位置に動かすことにより使用する。そして、図1
〜図3に示すように、車体の側面(即ち、フロントドア
ガラス3bあるいはデルタ部4)に対向するミラーハウ
ジング1aの車体側の側面1cは平面状に形成されてい
る。
【0010】また、ミラーハウジング1aは、ドアミラ
ーの使用時において車体の側面と車体側の側面1cとの
間隔が車両前後方向に沿って一定になるように車体の側
面から離間して配置される。つまり、ミラーハウジング
1aは、ドアミラーの使用時において前記側面1cと同
側面1cに対向する車体の側面とこれらの側面に交わる
任意の水平面とにより形成される2本の交線が平行(又
は略平行)になるように車体の側面に取り付けられる。
また、ミラーハウジング1aは、ミラーハウジング1a
の車体側の側面1cと車体の側面との間に距離Lが形成
されるように車体の側面に対して離間して配置される。
【0011】このような構成により、本実施形態にかか
る車両用ドアミラーによれば、走行時のドアミラーにか
かる空気騒音を低減させることができる。ここで、図4
は、100km/h走行時におけるミラーハウジング1
cの車体側の側面1cと同側面1cに対向する車体の側
面との最も接近した部分の離間距離Lに対する車室内で
の騒音レベルを示したものである。
【0012】図4によれば、離間距離Lを大きくするに
従い騒音レベルが減少し、離間距離を約35mm以上確
保すると騒音レベルはドアミラーが無い場合とほぼ同程
度の騒音レベルとすることができることがわかる。した
がって、ミラーハウジング1cの車体側の側面1cと同
側面1cに対向する車体の側面との離間距離は約35m
m以上確保することが望ましい。
【0013】また、図5は離間距離Lを40mmとした
場合の100km/h走行時の上記のミラーハウジング
1aと車体の側面との間を流れる空気の速度分布を示し
たもので、図6はその時の車室内の音圧レベルを示した
ものである。なお、図5では、色の無い部分は車体の回
りを流れる空気の流速とほぼ等しい速度であることを示
しており、色が濃くなるにしたがって車体の回りを流れ
る空気の流速よりも速いことを示している。また、図6
中、実線は従来のドアミラーの音圧レベルを示してお
り、破線は本実施形態にかかるドアミラーの音圧レベル
を示している。
【0014】図5に示した本実施形態にかかるドアミラ
ー本体1におけるミラーハウジング1aと車体の側面と
の間を流れる空気の流れを図8に示した従来のドアミラ
ー本体10におけるミラーハウジングと車体の側面との
間を流れる空気の流れと比較すると明らかなように、ミ
ラーハウジング1aと車体の側面との間を流れる空気の
速度分布の車幅方向変化の度合いを少なくできることが
わかる。
【0015】また、図6に示すように、本実施形態にか
かるドアミラーによれば、従来のドアミラーの音圧レベ
ルに比べ、ほぼ全周波数域で音圧レベルを低減させるこ
とができることがわかる。なお、本実施形態にかかるド
アミラーの音圧レベルは、ドアミラーを設けない場合と
同等の音圧レベルとなる。したがって、本実施形態にか
かる車両用ドアミラーによれば、ドアミラーの使用時に
おいて車体の側面とミラーハウジング1aの車体側の側
面1cとの間隔が車両前後方向に沿って一定になるよう
にミラーハウジング1aを車体の側面に取り付けるとと
もに、離間距離Lを大きくすることにより、ミラーハウ
ジング1aと車体の側面との間を流れる空気の速度分布
の車幅方向変化の度合いを少なくすることが可能にな
り、ミラーハウジング1aと車体の側面との間に乱流が
発生するのを抑制することができ、これにより、音圧レ
ベルを低減させることができ、空力騒音を減少させるこ
とができるという利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用ド
アミラーによれば、車体の側面に取り付けられ、ミラー
を収納するミラーハウジングを備え、ミラーハウジング
は、車体側の側面が平面状に形成され、ミラー使用時に
おいて車体の側面と車体側の側面との間隔が車両前後方
向に沿って一定になるように車体の側面から離間して配
置されるので、ドアミラーと車体の側面との間を流れる
空気流の速度分布の車幅方向の変化を少なくすることが
でき、ドアミラーと車体の側面との間に乱流が発生する
のを抑制して音圧レベルを低減させて空力騒音を減少さ
せることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
を車体上方から見た模式的平面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
を車体前方から見た模式的正面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
を示す模式的断面図であり、図3のA−A矢視断面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
における車体との離間距離と音圧レベルとの関係を示し
た図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
と車体との間の風速分布を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる車両用ドアミラー
における走行時の車室内の音圧を示した図である。
【図7】従来の車両用ドアミラーの使用状態を示す模式
図である。
【図8】従来の車両用ドアミラーと車体との間の風速分
布を示した図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー本体 1a ミラーハウジング 1b ミラー側取付部(支持部) 1c 車体側の側面 2 フロントピラー側窓枠 3 ドア 3b フロントドアガラス(車体の側面) 4 デルタ部(車体の側面) 4a 車体側取付部(支持部) 5 ミラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の側面に取り付けられ、ミラーを収
    納するミラーハウジングを備え、 該ミラーハウジングは、該車体側の側面が平面状に形成
    され、該ミラー使用時において該車体の側面と該車体側
    の側面との間隔が車両前後方向に沿って一定になるよう
    に該車体の側面から離間して配置されることを特徴とす
    る、車両用ドアミラー。
JP10359686A 1998-12-17 1998-12-17 車両用ドアミラー Pending JP2000177487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070288B2 (en) * 2002-03-22 2006-07-04 Kabushiki Kaisha Tokai-Rik-A-Denki-Seisakusho Vehicle mirror device, method for manufacturing mirror device for vehicle, and vehicle
CN106004672A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 富士重工业株式会社 后视镜

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN106004672A (zh) * 2015-03-31 2016-10-12 富士重工业株式会社 后视镜
JP2016190592A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 富士重工業株式会社 ドアミラー
US10077000B2 (en) 2015-03-31 2018-09-18 Subaru Corporation Door mirror

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126