JPS597763Y2 - ピラ−アンテナ取付体構造 - Google Patents

ピラ−アンテナ取付体構造

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Publication number
JPS597763Y2
JPS597763Y2 JP1078278U JP1078278U JPS597763Y2 JP S597763 Y2 JPS597763 Y2 JP S597763Y2 JP 1078278 U JP1078278 U JP 1078278U JP 1078278 U JP1078278 U JP 1078278U JP S597763 Y2 JPS597763 Y2 JP S597763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
antenna
mounting body
front pillar
mounting structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP1078278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54115844U (ja
Inventor
国隆 鈴木
芳男 太田
雄一 藤井
潤 永田
隆 堀田
聖和 瀬尾
正 石川
秀雄 堀井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1078278U priority Critical patent/JPS597763Y2/ja
Publication of JPS54115844U publication Critical patent/JPS54115844U/ja
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Publication of JPS597763Y2 publication Critical patent/JPS597763Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈要旨の解説〉 この考案は自動車のフロントピラーの一側に沿わせて張
設するピラーアンテナの取付体の構造に関する考案であ
り、特に、該取付体をフロントピラー中央部、或は、該
中央部と上方とに付設し、該フロントピラー下方のコー
ナ一部に該取付体、アンテナが位置しないようにしたピ
ラーアンテナ取付体構造に係る考案である。
〈従来技術〉 従来より自動車に装備したラジオに対するアンテナの付
設構造としてはフェンダーに垂立する場合やフロントピ
ラーの一方に沿わせる場合がある。
而して、後者のフロントピラーアンテナは手動式の手ご
ろな操作を運転席から行える等の利点がら多く採用され
ている。
第1図に示す様に自動車1のフロントピラー2の一方の
下部A、及び、上部Bにおいてピラーアンテナ取付体と
してのステ−3,4を所定に取付け、該ステー3,4に
ピラーアンテナとしてのロツドアンテナ5を軸支張設し
ているのが在来一般採用の態様である。
〈従来技術の問題点〉 さりながら、自動車1の走行時にはフロントウインドシ
ールドガラス6からの風の側方流過、フェンダ一方向か
らの流過周等複雑な条件により、上記フロントピラー2
下部Aのコーナ一部A′は上部Bよりも流過風速が速く
、特に、高速走行時においてはその傾向が強く、例えば
、100 1an/ h走行では5m/secの流速差
がある。
したがって、ロツドアンテナ5では不可避的には風切音
が強く発生し、その強制原因はフロントピラー2のコー
ナ一部A′で発生する欠点があった。
そのため、走行中の快適な静粛感が得られ難い難点があ
り、前記簡易なピラーアンテナのメリットを削減する不
利点があった。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づくピラーアンテナ
の問題点を解決すべき技術的課題とし、フロントピラー
下部のコーナ一部に位置するピラーアンテナ取付体を廃
止し、安定した層流の流過するフロントピラーの中央部
、或は、該中央部と上部にピラーアンテナ取付体を付設
し、風切音の発生を防止するようにして自動車産業にお
けるラジオ利用分野に益する優れたピラーアンテナ取付
体構造を提供せんとするものである。
く考案の構戊〉 上述目的に沿い、先述の実用新案登録請求の範囲を要旨
とするこの考案の構戊は自動車のフロントピラーの一側
に沿って付設されたピラーアンテナの下端を軸支する取
付体がフロントピラーの略中夫にあってフロントウイン
ドシールドガラス前部にオーバーハングするように設け
られていることにより、上記フロントピラー下方のコー
ナ一部において流遇する風はピラーアンテナ、取付体に
当たらず、したがって、風切音を発生することがないよ
うにした技術的手段を講じたものである。
く実施例一構戊〉 次にこの考案の実施例の第2図以下の図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
尚、第1図と同一態様部分については同一符号を付して
説明するものとする。
第2,3図において、自動車1のフロントピラー2の一
側の略中央部Cには該フロントピラー2に沿って所定長
さLを有するピラーアンテナ取付体としてのステ−7が
そのベース8を該フロントピラー7に面一にして図示し
ないビス等により取付けられている。
而して、該ステー7のアンテナ支持部9は第3図に詳示
する様に、上記ベース8との間にフロントウインドシー
ルドガラス6側に11の距離だけ、又、該フロントウイ
ンドシールドガラス6面よりl2だけ上方にあるように
オーバーハングし、したがって、該支持部9に支持され
るピラーアンテナとしてのロツドアンテナ5はフロント
ピラー2からは略C1だけ、フロントウインドシールド
ガラス6からは略らだけ離隔した位置に張設されるよう
にされている。
該離隔量l1,l2は静電遮蔽、流過風速、風量による
風切音障害の最適対処による計算、実験値によつて決定
し、例えば、4= 20〜35 mm, B2= 15
mmとすることが可能である。
そして、側方流通風の擾乱による音が発生を防止するべ
く外側面10は滑らかにされている。
該ロツドアンテナ5の支持部9における固定支持は該ス
テー7が単一であってもその長さLを十分に長く設けて
あることによって安定に確保される。
〈実施例一作用〉 上述構或において、自動車1が走行すると相対流過風は
側面を通るが、前述の如く、フロントピラー2下方のコ
ーナ一部A′においては極めて通過風の流速が速いが、
ステ−7、及び、ロツドアンテナ5の下端が該コーナ一
部A′に位置せず、フロントピラー2の中央部にあるた
め該高速流通風によって風切音を発生されることがない
〈実験例〉 この考案の実施例に則す実験例によれば、データは第4
図に示す様に、横軸に1/3octバンド中心周波数(
Hz)を、縦軸に音圧レベルdBをとればピラーアンテ
ナなしの場合(実線)、従来のピラーアンテナ取付の場
合(長点線)、この考案によるピラーアンテナ取付の場
合(短点線)の特性ウエーテイング曲線P, Q,
Rを示し、当該テ゛一夕からも分る通り、この考案によ
ればピラーアンテナの無い場合と同様の風切音が発生し
ない効果がある。
〈他の実施例〉 尚、第5図に示す実施例は上述実施例に対して一つのア
ンテナ支持部9の基部のベース8が三叉にされてある態
様であるが、実質的に同一の作用効果を奏するものであ
り、又、設計によってはフロントピラー2の中央部Cの
ステ−7の長さLを短かくして上部Bにも他のステーを
付設して点支持しても良く、結果的にはコーナ一部A′
近傍にステー及びロツドアンテナ基部配設を避けるよう
な設計をすれば良い。
〈考案の効果〉 以上この考案によれば、自動車のピラーアンテナ取付体
構造において、ピラーアンテナの取付体をフロントピラ
ーの一側の中央部、或は、該中央部と上部とに取付ける
ようにしたことにより、基本的に該取付体、及び、ピラ
ーアンテナの基部がフロントピラー下方のコーナ一部に
位置することなく、したがって、最も流過風速の速い該
フロントピラー下方のコーナ一部における風がピラーア
ンテナの無い程度にも風切音を発生せず、その限り静粛
な走行感を得ることが出来る。
しかも、該取付体をフロントウインドシールドにオーバ
ーハングさせるようにしたことにより、該アンテナはフ
ロントウインドシールドガラス面を側方流遇する層流近
傍の位置にあるため当該部位でも風切音を発するおそれ
がない。
そして、設計によってフロントピラーの略中央部に1つ
だけピラーアンテナ取付体を取付ければ工数も少く、デ
ザイン的にも良好にすることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に基づくピラーアンテナ取付体構造の
概略説明図、第2図以下はこの考案の実施例を示すもの
であり、第2図は1実施例の概略説明図、第3図は第2
図部分拡大斜視説明図、第4図は実験データ説明図、第
5図は別の実施例の第3図相当説明図である。 1・・・自動車、5・・・ピラーアンテナ、7,7′・
・・取付体、2・・・フロントピラー、C・・・中央部
、A′・・・コーナ一部、9・・・支持部、6・・・フ
ロントウインドシールドガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のピラーアンテナの取付体がフロントピラーに付
    設されたピラーアンテナ取付体構造において、該取付体
    がフロントピラーの略中央部より上方に付設されており
    、該取付体のアンテナ支持部がフロントウインドシール
    ドガラス側にオーバーハングして戒ることを特徴とする
    ピラーアンテナ取付体構造。
JP1078278U 1978-02-02 1978-02-02 ピラ−アンテナ取付体構造 Expired JPS597763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1078278U JPS597763Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 ピラ−アンテナ取付体構造

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JP1078278U JPS597763Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 ピラ−アンテナ取付体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54115844U JPS54115844U (ja) 1979-08-14
JPS597763Y2 true JPS597763Y2 (ja) 1984-03-09

Family

ID=28823998

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