JPS6347584Y2 - - Google Patents

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JPS6347584Y2
JPS6347584Y2 JP1984060427U JP6042784U JPS6347584Y2 JP S6347584 Y2 JPS6347584 Y2 JP S6347584Y2 JP 1984060427 U JP1984060427 U JP 1984060427U JP 6042784 U JP6042784 U JP 6042784U JP S6347584 Y2 JPS6347584 Y2 JP S6347584Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cross member
floor tunnel
radiator
floor
cab
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984060427U
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English (en)
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JPS60171782U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体の前端部にラジエータを配したラ
ジエータ前置タイプのキヤブオーバ型車における
クロスメンバ構造に関する。
この種キヤブオーバ型車は、実開昭56−174321
号公報に示されるように、ラジエータの後方にフ
ロアトンネルを配設して、走行風やフアンによる
風が導風通路をスムースに流れ、ラジエータの冷
却能力が高まるように構成している。そして車室
のフロアパネルを支持するクロスメンバは一般に
フロアトンネルを横断する位置に配設されると共
に、上面がフロアパネルによつて閉蓋されるタイ
プのもの、すなわちユニタリーフレームが使用さ
れる。
ところで上記のようなキヤブオーバ型車におい
ては、従来第1図に示すように、前記クロスメン
バaを全長に亘つてフロアパネルbの内面に沿う
ように形成し、フロアトンネルcの部分では上方
に屈曲させている。これによつてクロスメンバa
は全長に亘つて、その上面をフロアパネルbによ
つて閉蓋され、特別の蓋板が不要となるという利
点がある。しかし、第1図に示すようにフロアパ
ネルbのフロアトンネルcの形成部の内面に沿つ
て形成されるクロスメンバaの屈曲部dによつ
て、フロアトンネルc内の通風有効面積が大幅に
減少させられるという問題がある。又クロスメン
バaは中央に屈曲部dを有するために、これに加
わる曲げモーメントや捩りモーメントに対する剛
性抵抗が低下し、車室フロア全体の剛性を低下さ
せるという問題もある。
本考案は上記従来例の問題点を解消することを
目的として、第2図乃至第5図に示す実施例に例
示するように、車体の前端部に配したラジエータ
1の後方にフロアトンネル2を配設すると共に、
このフロアトンネル2の下方にこれを横断するク
ロスメンバ4を配設したキヤブオーバ型車におい
て、前記クロスメンバ4をフロアトンネル2の内
面に沿わせることなくストレートに形成すると共
に、フロアトンネル2を横断する部分の上下寸法
を他の部分のそれより短縮し、通風遮断面積を減
少させるようにしてキヤブオーバ型車のクロスメ
ンバ構造を構成したことを特徴とする。
図示する実施例は、車室フロア部の前端中央に
ラジエータハウス5を配すると共に、ラジエータ
ハウス5の後方にフロアパネル3を隆起させてそ
の下方空間に形成したフロアトンネル2を配設し
ている。そしてラジエータハウス5、バンパー6
及びライセンスプレート7によつて囲まれる空間
内にクーラ用コンデンサ8、ラジエータ1及びフ
アン9を配している。この空間及びその後方に接
続するフロアトンネル2によつて導風通路10が
構成され、バンパー6の空気取入口11及びバン
パー6の下方から取入れられた走行風やフアン9
により生じた風は前記導風通路10を流れる間に
クーラ用コンデンサ8及びラジエータ1を冷却す
る。
前記フロアトンネル2を横断する位置に配設さ
れたクロスメンバ4は、ハツト型断面を有し、フ
ロアトンネル2の内面に沿うことなくストレート
に形成されている。そして、第3図乃至第5図に
示すように、フロアトンネル2を横断する部分の
上面にカバー板12を溶着する外は、すべてフロ
アパネル3によつて上面が閉蓋されている。又ク
ロスメンバ4は、第3図及び第4図に示すよう
に、フロアトンネル2を横断する部分の上下寸法
を他の部分のそれより短縮し、通風遮断面積を減
少させるように形成されている。図示する場合は
フロアトンネル2を横断する部分において、クロ
スメンバ4の下面をアーチ状に窪ませている。
本考案は上記実施例に示す外種々の態様に構成
することができる。例えば前記クーラ用コンデン
サ8を有しないキヤブオーバ型車に本考案を実施
することができる。
本考案は上記構成を有するので、次のような効
果を奏することができる。
クロスメンバがフロアトンネルをその内面に
沿うことなくストレートに横断するので、第1
図に示す従来例に比較し通風遮断面積を減少さ
せることができる上に、クロスメンバのフロア
トンネルを横断する部分の上下寸法を他の部分
のそれより短縮しているので、より一層通風遮
断面積を減少させることができる。従つてフロ
アトンネルでの通風をスムースにできラジエー
タの冷却効果を高めることができる。
前記クロスメンバはストレートに形成されて
いるので、これに加わる曲げモーメントや捩り
モーメントに対する剛性抵抗を、第1図に示す
従来例に比較して増大させることができ、車室
フロア全体の剛性を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例におけるフロアトンネルとクロ
スメンバとの関係を示す横断正面図、第2図は本
考案の実施例の縦断側面図、第3図はフロアトン
ネルとクロスメンバとの関係を示す横断正面図、
第4図は第3図の−線拡大断面図、第5図は
第3図の−線拡大断面図である。 1……ラジエータ、2……フロアトンネル、3
……フロアパネル、4……クロスメンバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前端部に配したラジエータの後方にフロ
    アトンネルを配設すると共に、このフロアトンネ
    ルの下方にこれを横断するクロスメンバを配設し
    たキヤブオーバ型車において、前記クロスメンバ
    をフロアトンネルの内面に沿わせることなくスト
    レートに形成すると共に、フロアトンネルを横断
    する部分の上下寸法を他の部分のそれより短縮し
    て通風遮断面積を減少させたことを特徴とするキ
    ヤブオーバ型車のクロスメンバ構造。
JP6042784U 1984-04-23 1984-04-23 キヤブオ−バ型車のクロスメンバ構造 Granted JPS60171782U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042784U JPS60171782U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 キヤブオ−バ型車のクロスメンバ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042784U JPS60171782U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 キヤブオ−バ型車のクロスメンバ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60171782U JPS60171782U (ja) 1985-11-14
JPS6347584Y2 true JPS6347584Y2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=30587764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6042784U Granted JPS60171782U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 キヤブオ−バ型車のクロスメンバ構造

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JP (1) JPS60171782U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4692881B2 (ja) * 2005-08-09 2011-06-01 スズキ株式会社 車両の下部構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724905U (ja) * 1980-07-09 1982-02-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182568U (ja) * 1981-05-15 1982-11-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724905U (ja) * 1980-07-09 1982-02-09

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Publication number Publication date
JPS60171782U (ja) 1985-11-14

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