JP2571248Y2 - 空気取入れダクトの取付け構造 - Google Patents
空気取入れダクトの取付け構造Info
- Publication number
- JP2571248Y2 JP2571248Y2 JP1991050707U JP5070791U JP2571248Y2 JP 2571248 Y2 JP2571248 Y2 JP 2571248Y2 JP 1991050707 U JP1991050707 U JP 1991050707U JP 5070791 U JP5070791 U JP 5070791U JP 2571248 Y2 JP2571248 Y2 JP 2571248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support frame
- air intake
- duct
- upper support
- intake duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車の車両のエンジ
ンにエアクリーナーを介して空気を取入れるための空気
取入れダクトに関するものである。
ンにエアクリーナーを介して空気を取入れるための空気
取入れダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えばミッドシップ型の自動車にあっ
ては、図3に示すようにフロントコンパートメント内に
ラジエーターコアー(2)が収納され、該ラジエーター
コアー(2)の上部は上部支持枠(3)を介して車体側
に支持されているが、エンジンにエアクリーナーを介し
て空気を取入れるためのダクト(4)の先端部(4)A
は該上部支持枠(3)の所定個所に取付凹部(3)Aを
形成して該取付凹部(3)A上に該ダクト(4)の先端
部(4)Aを支持し、該ダクト(4)の先端部(4)A
の両側から差出されているブラケット(4)B,(4)
Bを介して該取付凹部(3)A上にボルト(5),
(5)によって固定されている。
ては、図3に示すようにフロントコンパートメント内に
ラジエーターコアー(2)が収納され、該ラジエーター
コアー(2)の上部は上部支持枠(3)を介して車体側
に支持されているが、エンジンにエアクリーナーを介し
て空気を取入れるためのダクト(4)の先端部(4)A
は該上部支持枠(3)の所定個所に取付凹部(3)Aを
形成して該取付凹部(3)A上に該ダクト(4)の先端
部(4)Aを支持し、該ダクト(4)の先端部(4)A
の両側から差出されているブラケット(4)B,(4)
Bを介して該取付凹部(3)A上にボルト(5),
(5)によって固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記従
来構成にあっては該上部支持枠(3)と車体側との気密
を維持するために、該上部支持枠(3)上面にシール材
(6)が設定されているが、該上部支持枠(3)に取付
凹部(3)Aを形成するとこの部分でシール材(6)が
切断されてしまう。そこでダクト(4)の上面にもシー
ル材(6)Aを設定するのであるが、上部支持枠(3)
に設定したシール材(6)とダクト(4)に設定したシ
ール材(6)Aとの間に連続性を維持することが出来
ず、その結果高度な気密性が得られないと云う問題点が
あった。
来構成にあっては該上部支持枠(3)と車体側との気密
を維持するために、該上部支持枠(3)上面にシール材
(6)が設定されているが、該上部支持枠(3)に取付
凹部(3)Aを形成するとこの部分でシール材(6)が
切断されてしまう。そこでダクト(4)の上面にもシー
ル材(6)Aを設定するのであるが、上部支持枠(3)
に設定したシール材(6)とダクト(4)に設定したシ
ール材(6)Aとの間に連続性を維持することが出来
ず、その結果高度な気密性が得られないと云う問題点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、ラジエーターコアー
(12)の上部支持枠(13)の背面(13)Cに開口
部(13)Dを設け、該開口部(13)Dに空気取入れ
ダクト(14)の先端部(14)Aを当接支持せしめ、
該上部支持枠(13)の平坦上面(13)Bと車体(1
7)側との間には連続するシール材(16)を介在せし
めた空気取入れダクト(14)の取付け構造を提供する
ものである。
題を解決するための手段として、ラジエーターコアー
(12)の上部支持枠(13)の背面(13)Cに開口
部(13)Dを設け、該開口部(13)Dに空気取入れ
ダクト(14)の先端部(14)Aを当接支持せしめ、
該上部支持枠(13)の平坦上面(13)Bと車体(1
7)側との間には連続するシール材(16)を介在せし
めた空気取入れダクト(14)の取付け構造を提供する
ものである。
【0005】
【作用】 本考案ではラジエーターコアー(12)の上
部支持枠(13)の背面(13)Cに空気取入れダクト
(14)を当接支持せしめるので、上部支持枠(13)
の上面(13)Bを平坦にすることが出来、該上面(1
3)Bと車体(17)側との間には連続するシール材
(16)を介在させることが出来る。そして該上部支持
枠(13)の背面(13)Cには該ダクト(14)に空
気取入れ用の開口部(13)Dを設けるから、その分該
上部支持枠(13)は軽量になる。
部支持枠(13)の背面(13)Cに空気取入れダクト
(14)を当接支持せしめるので、上部支持枠(13)
の上面(13)Bを平坦にすることが出来、該上面(1
3)Bと車体(17)側との間には連続するシール材
(16)を介在させることが出来る。そして該上部支持
枠(13)の背面(13)Cには該ダクト(14)に空
気取入れ用の開口部(13)Dを設けるから、その分該
上部支持枠(13)は軽量になる。
【0006】
【実施例】 本考案を図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、ミッドシップ型自動車(17)の前
部はダッシュパネル(18)によってフロントコンパー
トメント(19)が区画され、該フロントコンパートメ
ント(19)内にはラジエーターコアー(12)が収納
されており、該ラジエーターコアー(12)の上部は上
部支持枠(13)を介して車体(17)側に支持されて
いる。該上部支持枠(13)は前面(13)A、平坦上
面(13)Bおよび背面(13)Cとからなり、該背面
(13)Cには開口部(13)Dが設けられている。
(14)は空気取入れダクトであり、該ダクト(14)
の先端部(14)Aには両側にブラケット(14)C,
(14)Cを差出したフランジ部(14)Bが形成され
ており、該フランジ部(14)B前面にはリング状シー
ル材(14)Dが貼着されている。そして該ダクト(1
4)の先端部(14)Aは該上部支持枠(13)の背面
(13)Cの開口部(13)Dの位置に当接され、該支
持枠(13)側から差出されているボルト(15)A,
(15)Aを該ダクト(14)のフランジ部(14)B
のブラケット(14)C,(14)Cのボルト孔に貫通
させてナット(15)B,(15)Bを蝶着する。この
ようにしてダクト(14)の先端部(14)Aは支持枠
(13)に支持固定される。
よって説明すれば、ミッドシップ型自動車(17)の前
部はダッシュパネル(18)によってフロントコンパー
トメント(19)が区画され、該フロントコンパートメ
ント(19)内にはラジエーターコアー(12)が収納
されており、該ラジエーターコアー(12)の上部は上
部支持枠(13)を介して車体(17)側に支持されて
いる。該上部支持枠(13)は前面(13)A、平坦上
面(13)Bおよび背面(13)Cとからなり、該背面
(13)Cには開口部(13)Dが設けられている。
(14)は空気取入れダクトであり、該ダクト(14)
の先端部(14)Aには両側にブラケット(14)C,
(14)Cを差出したフランジ部(14)Bが形成され
ており、該フランジ部(14)B前面にはリング状シー
ル材(14)Dが貼着されている。そして該ダクト(1
4)の先端部(14)Aは該上部支持枠(13)の背面
(13)Cの開口部(13)Dの位置に当接され、該支
持枠(13)側から差出されているボルト(15)A,
(15)Aを該ダクト(14)のフランジ部(14)B
のブラケット(14)C,(14)Cのボルト孔に貫通
させてナット(15)B,(15)Bを蝶着する。この
ようにしてダクト(14)の先端部(14)Aは支持枠
(13)に支持固定される。
【0007】 このようなダクト取付け機構では支持枠
(13)の上面(13)Bに取付け凹部等を設ける必要
がなくなり、該上面(13)Bは平坦となり、図2に示
すようにシール材(16)を連続して一定に設定するこ
とが出来、車体(17)側とのシール性か従来よりも大
巾に向上する。
(13)の上面(13)Bに取付け凹部等を設ける必要
がなくなり、該上面(13)Bは平坦となり、図2に示
すようにシール材(16)を連続して一定に設定するこ
とが出来、車体(17)側とのシール性か従来よりも大
巾に向上する。
【0008】
【考案の効果】 したがって本考案では、ラジエーター
コアーの上部支持枠の上面(シール面)を平坦にして車
体側との間に連続するシール材を介在させることが出
来、上部支持枠と車体とのシール性を大巾に向上するこ
とが出来る。
コアーの上部支持枠の上面(シール面)を平坦にして車
体側との間に連続するシール材を介在させることが出
来、上部支持枠と車体とのシール性を大巾に向上するこ
とが出来る。
【図1】 本考案の一実施例の側面図
【図2】 本考案の一実施例のダクト取付部分分解斜視
図
図
【図3】 従来のダクト取付部分分解斜視図
12 ラジエーターコアー 13 上部支持枠13B 上面 13C 背面 13D 開口部 14 ダクト 14A 先端部16 シール材 17 車体(自動車)
Claims (1)
- 【請求項1】ラジエーターコアーの上部支持枠の背面に
開口部を設け、該開口部に空気取入れダクトの先端部を
当接支持せしめ、該上部支持枠の平坦上面と車体側との
間には連続するシール材を介在せしめたことを特徴とす
る空気取入れダクトの取付け構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050707U JP2571248Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 空気取入れダクトの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991050707U JP2571248Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 空気取入れダクトの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134663U JPH04134663U (ja) | 1992-12-15 |
JP2571248Y2 true JP2571248Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=31927987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991050707U Expired - Lifetime JP2571248Y2 (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 空気取入れダクトの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571248Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028844A1 (fr) | 1999-10-20 | 2001-04-26 | Denso Corporation | Panneau de calandre |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539768Y2 (ja) * | 1973-09-21 | 1978-03-15 | ||
JPH01124070U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-23 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP1991050707U patent/JP2571248Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04134663U (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980120 |