JPS645607Y2 - - Google Patents

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JPS645607Y2
JPS645607Y2 JP1982144010U JP14401082U JPS645607Y2 JP S645607 Y2 JPS645607 Y2 JP S645607Y2 JP 1982144010 U JP1982144010 U JP 1982144010U JP 14401082 U JP14401082 U JP 14401082U JP S645607 Y2 JPS645607 Y2 JP S645607Y2
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JP
Japan
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fan cowling
bonnet
cowling
fan
automobile
Prior art date
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Application number
JP1982144010U
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English (en)
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JPS5946716U (ja
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Publication of JPS645607Y2 publication Critical patent/JPS645607Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のボンネツト構造の改良に関
する。
(従来の技術) 一般に、自動車のエンジンルームを構成するボ
ンネツトは、鉄板により形成されたパネルの裏面
に補強部材を接合して構成されている(例えば、
実開昭55−147972号公報参照)。
一方、近年においては、自動車の軽量化を図る
目的から、上記ボンネツトとして、プラスチツク
製のものを採用することが提案されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上述のプラスチツク製ボンネツトは、
剛性が低くて変型しやすいことから、自動車の外
観を損なうという問題がある。これに対し、ボン
ネツトの下面に補強部材を一体に設けることが考
えられるが、エンジンルームにはラジエータのフ
アンカウリングその他のエンジン部品が配設され
ていて、これらエンジン部品と上記補強部材との
干渉を避けるために、ボンネツトの位置を高くす
る必要が生じ、そのことが自動車の空力特性の向
上やデザインの自由度の拡大を図る上で制約にな
るという問題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、ラジエー
タのフアンカウリングを上下に分割して、その円
弧状になつた上部部材をその両端近傍でボンネツ
トの下面に補強リブを介して連結し、ボンネツト
を閉じたときに上部部材と下部部材とその両者間
のシール材とにより環状のフアンカウリングが形
成されるようにし、フアンカウリングを構成する
上部部材をボンネツトの補強材に利用し、且つこ
のボンネツトの荷重を上記補強リブからフアンカ
ウリングを構成する下部部材に伝えることによ
り、この下部部材によるボンネツトの支持を強固
なものにしようとするものである。
すなわち、本考案に係る自動車のボンネツト構
造は、エンジンルームを開閉するプラスチツク製
ボンネツトが車体にヒンジ結合された自動車にお
いて、上記ボンネツトの下面に一体に形成され、
開口部を下向きにした円弧状をなし、上記エンジ
ンルーム内に配置されたラジエータのフアンカウ
リングの上部を構成する上部フアンカウリング
と、上記エンジンルーム内に配設され、開口部を
上向きにした円弧状をなし、上記フアンカウリン
グの下部を構成する下部フアンカウリングと、上
記上部フアンカウリングの両端近傍においてこの
上部フアンカウリングと上記ボンネツトの下面と
を連結する補強リブと、上記上部フアンカウリン
グと下部フアンカウリングとの間をシールするシ
ール材とを備え、上記ボンネツトを閉じたとき、
上記上部フアンカウリングと下部フアンカウリン
グとが上記シール材を介して接続されて環状のフ
アンカウリングが形成されることを特徴とする。
(作用) 上記ボンネツト構造においては、上部フアンカ
ウリングがボンネツトの補強材として作用する
が、この上部フアンカウリングは円弧状になつて
いて、十分な補強効果を得ることが難しい点に鑑
み、下部フアンカウリングに接続される上部フア
ンカウリングの両端近傍において、この上部フア
ンカウリングとボンネツトとを補強リブで連結
し、上記ボンネツトの荷重を上記上部フアンカウ
リングの両端近傍の補強リブから上記下部フアン
カウリングに伝えることにより、この下部フアン
カウリングによるボンネツトの支持を強固なもの
にして、ボンネツトの補強効果を高めている。
そして、上記フアンカウリングの一部がボンネ
ツトの補強材となることから、このフアンカウリ
ングとボンネツトの下面との間には〓間を実質的
には無くすことができるようになり、そのことに
より、ボンネツトの位置を低くすることが容易に
なる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、フアンカウリングを
構成する上部フアンカウリングをボンネツトの補
強材に利用し、且つこのボンネツトの荷重を補強
リブから下部フアンカウリングに伝えることによ
り、この下部フアンカウリングによるボンネツト
の支持を強固なものにしたから、ボンネツトの補
強効果を高めながら、ボンネツトの位置を低くす
ることができ、自動車の空力特性の向上やデザイ
ンの自由度の拡大を図ることが容易になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示す自動車において、1は車体2にヒ
ンジ結合されたプラスチツク製ボンネツトであつ
て、エンジンルーム3を構成するものである。4
はエンジンルーム3内においてラジエータ5の後
方に配置された冷却フアン6を囲む環状のフアン
カウリングである。また、7はエンジン、8はタ
イヤである。
上記フアンカウリング4は、第2図及び第3図
に示すように、上記ボンネツト1の下面に一体に
形成された上部フアンカウリング4aと、エンジ
ンルーム3内に配設された下部フアンカウリング
4bとに分割されている。
すなわち、上部フアンカウリング4aは、開口
部を下向きにした円弧状をなし、両端部には下部
フアンカウリング4bに当接せしめるシール材
9,9が装着されていて、この下部フアンカウリ
ング4bに接続する両端近傍において、ボンネツ
ト1の下面に補強リブ10,10を介して連結さ
れている。一方、下部フアンカウリング4bは、
開口部を上向きにした円弧状をなし、両側のフラ
ンジ4c,4cがラジエータ5の後面部に取り付
けられている。
以上により、上記ボンネツト1にてエンジンル
ーム3を閉じたときに、上部フアンカウリング4
aと下部フアンカウリング4bとがシール材9,
9,を介して接続されて、環状のフアンカウリン
グ4を構成するようになつている。
本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、種々の実施例を包含している。すなわち、ボ
ンネツト1の下面に上部フアンカウリング4aを
一体に形成するについては、射出成形により一体
同時成形を行なつてもよく、また、両者別体成形
したものを、溶着、嵌合、ねじ止め等の結合手段
により両者一体となるように形成したものでもよ
い。よつて、ボンネツト1と上部フアンカウリン
グ4aとは、同一材料、もしくは必要に応じて異
種材料により形成される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の前部を一部断面にして示す概略側面図、第2図
は第1図の−線に沿う断面正面図、第3図は
下部フアンカウリングの斜視図である。 1……ボンネツト、2……車体、3……エンジ
ンルーム、4……フアンカウリング、4a……上
部フアンカウリング、4b……下部フアンカウリ
ング、5……ラジエータ、6……冷却フアン、9
……シール材、10……補強リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームを開閉するプラスチツク製ボン
    ネツトが車体にヒンジ結合された自動車におい
    て、上記ボンネツトの下面に一体に形成され、開
    口部を下向きにした円弧状をなし、上記エンジン
    ルーム内に配置されたラジエータのフアンカウリ
    ングの上部を構成する上部フアンカウリングと、
    上記エンジンルーム内に配設され、開口部を上向
    きにした円弧状をなし、上記フアンカウリングの
    下部を構成する下部フアンカウリングと、上記上
    部フアンカウリングの両端近傍においてこの上部
    フアンカウリングと上記ボンネツトの下面とを連
    結する補強リブと、上記上部フアンカウリングと
    下部フアンカウリングとの間をシールするシール
    材とを備え、上記ボンネツトを閉じたとき、上記
    上部フアンカウリングと下部フアンカウリングと
    が上記シール材を介して接続されて環状のフアン
    カウリングが形成されることを特徴とする自動車
    のボンネツト構造。
JP14401082U 1982-09-21 1982-09-21 自動車のボンネツト構造 Granted JPS5946716U (ja)

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JP14401082U JPS5946716U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 自動車のボンネツト構造

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JP14401082U JPS5946716U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 自動車のボンネツト構造

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Publication Number Publication Date
JPS5946716U JPS5946716U (ja) 1984-03-28
JPS645607Y2 true JPS645607Y2 (ja) 1989-02-13

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ID=30321273

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JP14401082U Granted JPS5946716U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 自動車のボンネツト構造

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JP (1) JPS5946716U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54144515U (ja) * 1978-03-29 1979-10-06

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JPS5946716U (ja) 1984-03-28

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