JPH068932Y2 - 車両用フロントバンパ - Google Patents

車両用フロントバンパ

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JPH068932Y2
JPH068932Y2 JP7198788U JP7198788U JPH068932Y2 JP H068932 Y2 JPH068932 Y2 JP H068932Y2 JP 7198788 U JP7198788 U JP 7198788U JP 7198788 U JP7198788 U JP 7198788U JP H068932 Y2 JPH068932 Y2 JP H068932Y2
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JP
Japan
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bumper
corner
center
vehicle
reinforcing plate
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JP7198788U
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孝三郎 福室
孝 森岡
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の前面に設ける車両用フロントバンパに
関する。
〔従来の技術〕
車両の前面に設ける車両用フロントバンパは、従来実開
昭57−74860号公報(以下A公報),実開昭57
−195951号公報(以下B公報),実開昭57−1
58543号公報(以下C公報),実開昭57−370
50号公報(以下D公報)等種々のものが提案されてい
る。
そして第3図に示すA公報のものは、センタバンパ1の
両端部2に凹部開口3を形成し、その両端部2にゴム等
からなるコーナバンパ4を取り付けたものとなってい
る。
第4図に示すB公報のものは、センタバンパ1の両端部
2に、箱形のコーナバンパ4を取り付け、そのコーナバ
ンパ4に空気取入口5及び空気吐出口6を形成したもの
となっている。
第5図に示すC公報のものは、センタバンパ1の両端部
2にダクト7を有するコーナバンパ4を一体に形成した
ものである。
第6図に示すD公報のものは、センタバンパ1の両端部
2にダクト7を有するコーナバンパ4をボルト8により
固定してセンタバンパ1の前方に突出させて設けたもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、A公報に示すものは、センタバンパ1の両端部
2の外側コーナ部分は、ゴム又は合成樹脂製のコーナバ
ンパ4のみからなっており、強度的に弱く、人等が乗る
と簡単に変形してしまう。又、コーナバンパ4の裏側は
開放されており空気を積極的に集束させるものではない
から、導風効果は充分でなく、車両側面への泥跳ねを充
分に阻止できるものではなかった。
またB公報に示すものは、コーナバンパ4が一体の箱形
に形成され、空気取入口5、空気吐山口6も小さく、造
形的にも見栄えが悪く、導風効果も充分でなかった。
またC公報に示すものは、コーナ部にダクト7が形成さ
れていることで導風効果は充分であるが、コーナ部をセ
ンタバンパ1と一体に設けられ、同一金属材料で形成さ
れるので、軽量化が図れず、加工が難しいことも加わっ
てコスト高ともなっている。
さらにD公報のものは、コーナバンパ4がセンタバンパ
1の前面に突き出て設けられるので、空気特性(空気抵
抗)が悪化し、また造形上も好ましくない。
本考案は上記種々の事柄を考慮してなされたもので、導
風効果がよく、軽量化,コスト低減,剛性強化が図れ、
しかも空気抵抗が少なくなり造形上もよくなる車両用フ
ロントバンパを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、センタバン
パの両端部の略中央に凹部開口を形成し、その凹部開口
に連続する凹部を形成した補強板とその補強板外側を覆
う可撓性コーナバンパとを前記センタバンパの両端部に
取り付けて補強板凹部とコーナバンパでダクトを形成し
たものである。
〔作用〕
補強板の外側に可撓性コーナバンパを取り付ければ、補
強板凹部とコーナバンパで一種のダクトが構成される。
このダクトにより車両の前面から導入された空気が積極
的に案内され、車両後方に集束して流れて泥跳ねが防止
される。また可撓性コーナバンパは補強板により補強さ
れて剛性が強化されると共にコーナバンパ全体を金属製
としたものに比較し軽量化する。
またセンタバンパの両端部に補強板とその補強板の外側
を覆うコーナバンパを取り付ければ、コーナバンパはセ
ンタバンパの両端部延長に設けられ、空気抵抗が少なく
造形上もよくなる。
〔実施例〕
以下、本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る車両用フロントバンパの一実施
例を示したものである。
同図において10は車両の前面に設けられたセンタバン
パで、金属で形成されている。このセンタバンパ10の
両端部11には、第2図に示すようにその中央にそれぞ
れ両縁に向かって溝が漸次深くなる凹部開口12が形成
されている。13はセンタバンパ10の両端部11に取
り付けられる補強板、14はその補強板13の外側を覆
ってセンタバンパ10の両端部11に取り付けられる合
成樹脂製コーナバンパである。補強板13は金属製板か
らなり、その中央にはセンタバンパ10の凹部開口12
に連続する同幅の溝からなる凹部15が形成されてい
る。合成樹脂製コーナバンパ14は、可撓性のあるポリ
プロピレンと天然ゴムからなる合成樹脂製板からなり、
その中央にはセンタバンパ10の凹部開口12に合わせ
てそれぞれ両縁に向かって突起が漸次低くなる凸部開口
16が形成されている。尚、この凸部開口16は、形成
することが望ましいが必ず必要とするものではない。ま
たコーナバンパ14は可撓性を有する合成樹脂又はゴム
であればよい。合成樹脂製コーナバンパ14は補強板1
3と共に凹部開口12が形成されているセンタバンパ1
0の両端部11にクリップ又はボルト・ナットにより取
り付けられている。そして合成樹脂製コーナバンパ14
の上下縁は補強板13に補強されると共に補強板13の
凹部5と合成樹脂製コーナバンパ14で前記センタバン
パ10の凹部開口12に連続するダクト17が形成され
る。
かかる車両用フロントバンパによれば、車両の前面から
センタバンパ10の凹部開口12を通して導入された空
気は補強板13の凹部15と合成樹脂製コーナバンパ1
4の凸部16で形成されるダクト17に入り、そのダク
ト17により積極的に案内され、空気は周囲に広がるこ
となく集束した状態で車両後方に流れて、車両側面への
泥跳ねを防止することができる。合成樹脂製コーナバン
パ14は補強板13により上下縁を補強されているの
で、剛性が増して強靭なものとなり、人等が合成樹脂性
コーナバンパに乗っても変形しない。またコーナバンパ
全体を金属製としたものに比較して軽量化が図られ、コ
スト低減にもなる。また合成樹脂製コーナバンパ14は
センタバンパ10の両端部11に補強板13と共に取り
付けることによってセンタバンパ10の両端部11の延
長上に突起することなく取り付けられるとになる。従っ
て空気抵抗を少なくして造形上もよくなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば導風効果がよくなり、
軽量化,コスト低減及び剛性強化が図られ、しかも空気
抵抗も少なくなり造形上もよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は第1図の
要部分解拡大斜視図、第3図乃至第6図はそれぞれ従来
例の要部を示すもので、第3図,第6図は断面図、第4
図,第5図は斜視図である。 10……センタバンパ 11……両端部 12……凹部開口 13……補強板 14……合成樹脂製コーナバンパ 15……凹部 17……ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタバンパの両端部の略中央に凹部開口
    を形成し、その凹部開口に連続する凹部を形成した補強
    板とその補強板外側を覆う可撓性コーナバンパとを前記
    センタバンパの両端部に取り付けて補強板凹部とコーナ
    バンパでダクトを形成したことを特徴とする車両用フロ
    ントバンパ。
JP7198788U 1988-05-31 1988-05-31 車両用フロントバンパ Expired - Lifetime JPH068932Y2 (ja)

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JP7198788U JPH068932Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 車両用フロントバンパ

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JPH01174263U JPH01174263U (ja) 1989-12-11
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JP3623916B2 (ja) * 1999-11-11 2005-02-23 アイシン軽金属株式会社 バンパリィンホースメント
JP6262056B2 (ja) * 2014-03-28 2018-01-17 新明和工業株式会社 塵芥収集車の塵芥案内板保持構造
JP7341612B2 (ja) * 2020-01-22 2023-09-11 ダイハツ工業株式会社 車両前部構造

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JPH01174263U (ja) 1989-12-11

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