JPH0268245A - 自動車のバンパー構造 - Google Patents

自動車のバンパー構造

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JPH0268245A
JPH0268245A JP22104688A JP22104688A JPH0268245A JP H0268245 A JPH0268245 A JP H0268245A JP 22104688 A JP22104688 A JP 22104688A JP 22104688 A JP22104688 A JP 22104688A JP H0268245 A JPH0268245 A JP H0268245A
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JP
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bumper
recess
width direction
vehicle width
blow molding
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JP22104688A
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Sumiaki Mizunaga
水永 純章
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のバンパー構造、特にブロー成形により
形成された合成樹脂製のバンパーの構造に関する。
(従来の技術) 最近、自動車のバンパーとして合成樹脂製のバンパーが
広く使用されている。この合成樹脂製のバンパーは、一
般に、ブロー成形により形成されることから比較的複雑
な形状であっても容易に成形することができて成形性に
富み、しかも、金属製のバンパーに比べて軽量とされて
おり、車体軽量化のうえでも優れた利点を有する。
そして、例えば実開昭58−194942号公報におい
ては、中空成形法(ブロー成形)により段部を設けた凹
陥部が形成された合成樹脂製のバンパーが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のようにブロー成形により中空形状に形
成された合成樹脂製のバンパーにおいては、成形性およ
び車体軽量化のうえでは金属製のバンパーに比べて優れ
た利点を有するのであるが、金属製のバンパーに比べて
剛性や強度が不足する傾向にあった。そのため、この種
合成樹脂製のバンパーの剛性や強度をいかに向上させる
かが課題とされていた。
そこで本発明は、金属製のバンパーに比べて剛性や強度
が不足する傾向にあるブロー成形により形成された合成
樹脂製のバンパーにおいて、該バンパーの剛性や強度を
効果的に向上させ得る自動車のバンパー構造を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は次のように構成
したことを特徴とする。
即ち、ブロー成形により形成された合成樹脂製のバンパ
ーにおいて、上記バンパーの後面に車幅方向に連続して
該バンパーの前面側に向けて陥没した凹部を形成すると
共に、該凹部を部分的に深く形成してバンパーの前面部
に接合したことを特徴とする。
(作  用) 上記の構成によれば、ブロー成形により形成された合成
樹脂製のバンパーの後面に車幅方向に連続して該バンパ
ーの前面側に向けて陥没した凹部が形成されていること
により、例えば、ブロー成形により断面形状が略方形状
に形成された単純中空形状のバンパーに比べて当該バン
パーの剛性や強度が向上することになる。しかも、上記
凹部が部分的に深く形成されてバンパーの前面部に接合
されていることにより、この深く形成された部分と上記
四部とが車幅方向において交互に連続する複雑な形状と
なり、これにより、当該バンパー全体の剛性や強度が効
果的に高められて更に一段と向上することになる。
また、本発明によれば、ブロー成形によりバンパーを形
成するようになっているので、上記のようにバンパー形
状が複雑な形状であっても比較的容易に成形することが
できる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のバンパー構造が適用された自動車の
概略正面図であって、この自動車の前部1に装備された
左右一対のヘッドランプ2.2の下方における車幅方向
にフロントバンパー10が装備されており、このフロン
トバンパーlOは、第2〜4図に示すように、ブロー成
形により形成されてフロントバンパー10の芯部材を構
成する合成樹脂製のバンパー本体11と、該バンパー本
体11の前部および上部を覆う例えば合成樹脂等により
形成されたカバ一部材12とから構成されている。
そして、上記バンパー本体11は、第3図に示すように
、その断面形状が、中空部13が形成された中空形状と
されていると共に、このバンパー本体11の後面11a
に車幅方向に連続して該本体11の前面11bに向けて
陥没した第1凹部11cが形成されている。そして、第
4図に示すように、上記第1凹部11c(第3図参照)
が部分的に前面11b側に向けて深く形成されて該前面
11bの内面に接合された第2四部110′が形成され
ている。また、該第2凹部11C′により上記中空部1
3(第3図参照)が、上部中空部13aと下部中空部1
3bとに分割されている。
従って、第2図に示すように、上記バンパー本体11の
車幅方向における断面形状が、第1凹部11Cと第2凹
部11C′とが車幅方向において交互に連続する形状と
されている。
そして、第2.4図に示すように、上記のような断面形
状とされたバンパー本体11が、その両端部を左右一対
のバンパー取付ブラケット14.14を介して支持され
ており、これら各取付ブラケット14.14は、車幅方
向の所定位置に車体前後方向に配設された左右一対のフ
ロントフレーム15.15の前端部に接合され、且つこ
れらフロントフレーム15.15の前端部問において車
幅方向に配設されたクロスメンバ16により補強された
シュラウドパネル17の前面部における車幅方向の所定
位置に固設されて、上記バンパー本体11の両端部にお
ける第2凹部11c’  11C′の後方に位置するよ
うに該バンパー本体11内に配設されている。従って、
第4図に示すように、上記各バンパー取付ブラケット1
4.14の上面部および下面部にバンパー本体11の上
面11dおよび下面lieがそれぞれ複数の固定部材1
8・・・18により固定されていることにより、該バン
パー本体11が、第2図に示すように、車体前部におい
て車体側に取り付けられている。
また、第3図に示すように、カバ一部材12の上部より
挿入されたファスナ一部材19により、該カバ一部材1
2とバンパー本体11とが一体的に収り付けられている
。なお、上記ファスナ一部材19は、車幅方向において
所定の間隔で複数個設けられている。
なお、第1.4図に示すように、上記バンパー本体11
の両側部における前面11bの下方には、該前面11b
より下方に延びるヒレ部11bが一体的に延設されてい
ることにより、上記カバ一部材12に前方より荷重が作
用した場合において、該カバ一部材12の下面部12a
が上記ヒレ部11b′に当接することにより、該カバ一
部材12が車体後方に向けて極端に変形することを確実
に防止するようになっている。また、第1.3図に示す
ように、上記カバ一体12の前面における中央部には、
空気導入孔12bが開設されている。
また、第5図は、本実施例に係るバンパー構造が適用さ
れたりャバンパーを、車体後部側よりみた全体正面図で
あって、このリヤバンパー20も上記フロントバンパー
10と同様に、第6〜8図に示すように、ブロー成形に
より形成されてリヤバンパー20の芯部材分構成する合
成樹脂製のバンパー本体21と、該バンパー本体21の
前部および上部を覆う例えば合成樹脂等により形成され
たカバ一部材22とから構成されている。
そして、上記バンパー本体21は、第7図に示すように
、その断面形状が、中空部23が形成された中空形状と
されていると共に、この本体21の陵面21aに車1幅
方向に連続して該本#:21の前面21bに向けて陥没
した第1四部21(・が形成されている。そして、第8
図に示すように、上記第1凹部21c(第7図参照)が
部分的に前面21b側に向けて深く形成されて該前面2
1bの内面に接合された第2凹部21c′が形成されて
いる。また、該第2凹部21c′により、上記中空部2
3(第7図参照〉が、上部中空部23 aと下部中空部
23bとに分割されている。従って、第6図に示すよう
に、上記バンパー本体21の車幅方向における断面形状
が、上記第1凹部21cと第2凹部21c′とが車幅方
向において交互に連続した形状とされている。
そして、第6.8図に示すように、上記のような断面形
状とされたバンパー本体21が、その両端部を左右一対
のバンパー取付ブラケット24.24により支持されて
おり、これら各バンパー収1・[ブラケット24.24
は、車体幅方向の所定位置に車体前後方向に配設された
左右一対のリヤフレーム25.25の前端部に接合され
、且つこれら各リヤフレーム25.25の前端部間にお
いて車幅方向に配設されたクロスメンバ26により補強
されたリヤエンドパネル27の前面部における車幅方向
の所定位置に固設されていることにより、上記バンパー
本体21の両端部における第2四部21c′、21c’
の後方に位置するように該バンパー本体21内に配設さ
れている。従って、第8図に示すように、上記各バンパ
ー取付ブラケット24.24の上面部およびリヤエンド
パネル27の下方においてバンパー本体21の上面21
dおよび後面21aがそれぞれ複数の固定部材28・・
28により固定されていることにより、該バンパー本体
21が、第6図に示すように、車体後方において車体側
に収り付けられている。
また、第7図に示すように、上記カバ一部材22の上部
および後部より挿入されたファスナ一部材29.29に
より、該カバ一部材22とバンパー本体21とが一体的
に取り付けられている。なお、上記ファスナ一部材29
は、第5図に示すように、車幅方向において所定の間隔
で複数個設けられている。
なお、本実施例においては、上記フロントバンパー10
およびリヤバンパー20がそれぞれバンパー本体11.
21とカバ一部材12.22により構成されているけれ
ども、上記各カバ一部材12.22を設けることなく各
バンパー本体11.21のみからフロントバンパー10
およびリヤバンパー20を形成することも可能である。
上記の構成によれば、ブロー成形により形成された合成
樹脂製のフロントバンパー10およびリヤバンパー20
における各バンパー本体11.21の後面11a、21
aに車幅方向に連続して該バンパーの前面11b、21
b側に向けて陥没した第1凹部11c、21cが形成さ
れていることにより、例えば、ブロー成形により断面形
状が略方形状に形成された単純中空形状のバンパーに比
べて当該バンパー本体11.21の剛性や強度が向上す
ることになる。しかも、上記第1凹部11C121cが
部分的に深く形成されてバンパー本体11.21の前面
11b、21bに接合された第2凹部11c’ 、21
c’が形成されていることにより、この深く形成された
第2凹部11c21C′と上記第1凹部11c、21c
とが、第2.6図に示すように車幅方向において交互に
連続する複雑な形状となり、これにより、該バンパー本
体11.21全体の剛性や強度が効果的に高められて更
に一段と向上することになる。
また、本発明によれば、ブロー成形によりバンパー本体
11.21を形成するようになっているので、上記のよ
うにバンパー本体11.21の形状が複雑な形状であっ
ても比較的容易に成形することができる。
更に、第2.4および第6.8図に示すように、上記フ
ロントバンパー本体11ならびにリヤバンパー本体21
を車体側に取り付けるための各バンパー取付ブラケット
14.14および24.24がそれぞれバンパー本体1
1.21内に配設されるようになっているので、該バン
パー取付ブラケット14.14および24.24を介し
て上記各バンパー本体11.21を車体側に取り付ける
場合に、該バンパー本体11.21を車体側に近接させ
て取り付けることができ、これにより、フロントバンパ
ー10ならびにリヤバンパー20の取付時における車体
との一体感が増して外観を一層向上させることができる
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る自動車のバンパー構造によ
れば、ブロー成形により形成された合成樹脂製のバンパ
ーの後面に車幅方向に連続して該バンパーの前面側に向
けて陥没した凹部が形成されていることにより、例えば
、ブロー成形により断面形状が略方形状に形成された単
純中空形状のバンパーに比べて当該バンパーの剛性や強
度が向上することになる。しかも、上記凹部が部分的に
深く形成されてバンパーの前面部に接合されていること
により、この深く形成された部分と上記凹部とが車幅方
向において交互に連続する複雑な形状となり、これによ
り、当該バンパー全体の剛性や強度が効果的に高められ
て更に一段と向上することになる。
また、本発明によれば、ブロー成形によりバンパーを形
成するようになっているので、上記のようにバンパー形
状が複雑な形状であっても比較的容易に成形することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本実施例
に係る自動車のバンパー構造が適用された自動車の概略
正面図、第2図は第1図における■−■切断線よりみた
本実施例に係る自動車のバンパー構造が適用されたフロ
ントバンパーの横断面図、第3.4図はそれぞれ第1図
における■−■切断線およびIV−IV切断線よりみた
フロントバンパーの要部拡大断面図、第5図は本実施例
に係る自動車のバンパー構造が適用されたりャバンパー
を車体後部側よりみた全体正面図、第6図は第5図にお
けるVl−Vl切断線よりみたりャバンパーの横断面図
、第7.8図はそれぞれ第5図に10.20・・・バン
パー(フロントバンパーリヤバンパー)、11.21・
・・バンパー本体、lla、21 a ・−後面、ll
b、21b・・・前面、llc、21c・・・凹部(第
1凹部)、llc  、21c  ・・・凹部における
部分的に深く形成された部分(第2凹部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロー成形により形成された合成樹脂製のバンパ
    ーにおいて、上記バンパーの後面に車幅方向に連続して
    該バンパーの前面側に向けて陥没した凹部を形成すると
    共に、該凹部を部分的に深く形成してバンパーの前面部
    に接合したことを特徴とする自動車のバンパー構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02171357A (ja) * 1988-12-24 1990-07-03 Minoru Sangyo Kk 樹脂製バンパーレインホースメント
US5788297A (en) * 1994-08-10 1998-08-04 Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. Resin-made shock absorbing member for a vehicle and method for producing the same
US6428065B2 (en) * 2000-03-30 2002-08-06 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Bumper structure for automobile
JP2003516902A (ja) * 1999-12-14 2003-05-20 アクラ テクニク アクチボラグ バンパーバー及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843845A (ja) * 1981-09-02 1983-03-14 バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト 曲げ強さを有する部品、特に車両用のバンパ

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