JP2944924B2 - ルーフパネルのリインホースメント取付構造 - Google Patents

ルーフパネルのリインホースメント取付構造

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英人 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボディのルーフパネル
をその内側車幅方向に架設されるリインホースメントに
取付けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフパネルをリインホースメン
トに取付けるに際しては、例えば実開昭62ー2997
8号公報に示されているように、ルーフパネルの内側で
前後複数個所に車幅方向に延びるリインホースメントを
架設して、これら各リインホースメントの上面とルーフ
パネルの下面との間をマスチックシーラ等の接着剤によ
り接合一体化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ルーフ
パネルと前後各リインホースメントとの間をマスチック
シーラ等の接着剤により均一強度で確実に接合一体化さ
せるためには、前記各リインホースメントの上面に設け
る接着剤の座面と前記ルーフパネルの下面との間を一定
間隔に保持して、この一定間隔内に前記接着剤を介装さ
せる必要がある。しかしながら、前記ルーフパネルは、
その前後部位の形状(例えば曲率等)がボディのデザイ
ン等の関係でそれぞれ異なることから、前記ルーフパネ
ルと各リインホースメントとの間に一定間隔を保持する
ためには、前記ルーフパネルの前後部位に架設される各
リインホースメントを、前記ルーフパネルの前後部位の
形状に応じて各別に製作する必要がある。このため、部
品点数が増大するばかりか、前記各リインホースメント
を製作するのに形状の異なる複数の成形金型などを必要
として、コスト高を招く不都合があった。
【0004】本発明の目的は、たとえルーフパネルの前
後部位の形状が異なっていても、該ルーフパネルとその
内側前後部位に架設される各リインホースメントとを均
一強度で確実に接合一体化することができながら、これ
ら各リインホースメントを共通化して製作コストを低廉
化できるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ボディのルーフパネル1の
内側に、複数のリインホースメント3を車幅方向に架設
して、該リインホースメント3の上面とルーフパネル1
の下面とを接着剤4を介して接合して成るルーフパネル
のリインホースメント取付構造であって、前記リインホ
ースメント3の上面に、複数の高さの異なる接着座面5
リインホースメント3の長さ方向複数箇所に設け、高
さの異なる複数の接着座面5のうち一つを選択すること
によりルーフパネル1の下面と選択された接着座面5と
の間隔を一定となし、各リインホースメント3を共通化
させてある。
【0006】
【作用】たとえルーフパネル1の前後部位の形状が異な
っていても、このルーフパネル1をその内側前後部位に
架設される各リインホースメント3に接合一体化すると
き、該各リインホースメント3に形成した高さの異なる
複数の接着座面5のうち一つを選択することにより、形
状の異なるルーフパネル1の下面とマスチックシーラ等
の接着剤4が接合される接着座面5との間隔を一定とす
ることができるので、これらルーフパネル1の下面と選
択された接着座面5との間を前記接着剤4により均一強
度で確実に接合一体化できながら、前記各リインホース
メント3を共通化することができて製作コストを低廉に
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図4は車両ボディのルーフ
部分を示し、前後部位の形状が異なるルーフパネル1の
内側で、該ルーフパネル1の左右両側に配設されるアウ
タ及びインナ部材21,22から成る内部中空のルーフ
サイドレール2,2間に、車幅方向に延びる前後3本の
リインホースメント3を架設して、これら各リインホー
スメント3の上面と前記ルーフパネル1の下面との複数
個所をマスチックシーラ等の接着剤4により接合一体化
している。
【0008】また、各図の実施形態では、前記ルーフパ
ネル1の上面に前後方向に延びる複数の凹溝11を形成
して、これら各凹溝11の下面側で前記各リインホース
メント3との交差部分を前記接着剤4により接合一体化
するようにしている。
【0009】そして、前記ルーフパネル1を前記各リイ
ンホースメント3に均一強度で確実に接合一体化させな
がら、これら各リインホースメント3の共通化を図るた
め、該各リインホースメント3の前記ルーフパネル1と
対向する上面側に、高さの異なる複数の接着座面5を設
けたのである。
【0010】即ち、図5〜図7に示す好ましい実施形態
では、前記各リインホースメント3を、前記ルーフパネ
ル1の下面側と対向する上壁31と、該上壁31の前後
両側端から下方に延びる相対向する前後一対の側壁3
2,32と、この各側壁32の下端から前後方向に延び
る一対の下壁33,33とにより断面概略ハット形状に
形成すると共に、前記上壁31の長さ方向複数個所に、
前記ルーフパネル1側に膨出する高さの異なる3個1組
の第1〜第3膨出部5A,5B,5Cをそれぞれ形成
し、これら各膨出部5A,5B,5Cの中央部位に前記
接着座面5として、前記リインホースメント3と直交方
向に延びる長楕円形状とされ、かつ、各者同一深さとさ
れた3つの第1〜第3接着座面51,52,53をそれ
ぞれ凹陥形成して、これら各接着座面51〜53におけ
る前記リインホースメント3の下端からの高さH1,H
2,H3をそれぞれ異ならしめている。
【0011】また、前記第1〜第3接着座面51〜53
の高さH1〜H3をそれぞれ異ならしめるにあたって
は、前記第1〜第3膨出部5A〜5Cをそれぞれ同一高
さとして、これら各膨出部5A〜5Cに凹陥形成する前
記第1〜第3接着座面51〜53の深さを異ならしめる
ようにしてもよい。
【0012】そして、例えば図2に示すように、前記ル
ーフパネル1の前部側とその内側に架設される前部側リ
インホースメント3との間を接合一体化する場合で、こ
れらリインホースメント3とルーフパネル1との右方側
における広い間隔とされた部分を接合一体化する場合に
は、前記リインホースメント3の長さ方向左側に形成さ
れる3個1組の接着座面5のうち、その最左側に位置す
る高い高さH1とされた第1接着座面51にマスチック
シーラ等の接着剤4を装填させ、該接着剤4を介して前
記第1接着座面51と前記ルーフパネル1の凹溝11の
下面側との間を接合一体化する。また、前記リインホー
スメント3とルーフパネル1との中央側における広い間
隔とされた部分を接合一体化する場合にも、前述した場
合と同様に、前記リインホースメント3の長さ方向左側
に形成される3個1組の接着座面5のうち、その最左側
に位置する高い高さH1とされた第1接着座面51に前
記接着剤4を装填させ、該接着剤4を介して前記第1接
着座面51と前記凹溝11の下面側との間を接合一体化
するのである。
【0013】さらに、図3に示すように、前記ルーフパ
ネル1の中央部側とその内側に架設される中央リインホ
ースメント3との間を接合一体化する場合で、これらリ
インホースメント3とルーフパネル1との右方側におけ
る狭い間隔とされた部分を接合一体化する場合には、前
記リインホースメント3の長さ方向右側に形成される3
個1組の接着座面5のうち、その最右側に位置する低い
高さH3とされた第3接着座面53に前記接着剤4を装
填させ、該接着剤4を介して前記第3接着座面53と前
記凹溝11の下面側との間を接合一体化する。また、前
記リインホースメント3とルーフパネル1との中央側に
おける狭い間隔とされた部分を接合一体化する場合に
も、前述した場合と同様に、前記リインホースメント3
の長さ方向左側に形成される3個1組の接着座面5のう
ち、その最右側に位置する低い高さH3とされた第3接
着座面53に前記接着剤4を装填させ、該接着剤4を介
して前記第1接着座面53と前記凹溝11の下面側との
間を接合一体化する。
【0014】更にまた、図4に示すように、前記ルーフ
パネル1の後部側とその内側に架設される後部リインホ
ースメント3との間を接合一体化する場合で、これらリ
インホースメント3とルーフパネル1との右方側におけ
る中間間隔とされた部分を接合一体化する場合には、前
記リインホースメント3の長さ方向右側に形成される3
個1組の接着座面5のうち、その中間に位置する中間高
さH2とされた第2接着座面52に前記接着剤4を装填
させ、該接着剤4を介して前記第2接着座面52と前記
凹溝11の下面側との間を接合一体化する。また、前記
リインホースメント3とルーフパネル1との中央側にお
ける中間間隔とされた部分を接合一体化する場合にも、
前述した場合と同様に、前記リインホースメント3の長
さ方向左側に形成される3個1組の接着座面5のうち、
その中間に位置する中間高さH2とされた第2接着座面
52に前記接着剤4を装填させ、該接着剤4を介して前
記第2接着座面52と前記凹溝11の下面側との間を接
合一体化する。
【0015】以上のように、たとえ前記ルーフパネル1
における前後部位の形状が異なっていても、このルーフ
パネル1をその内側前後部位に架設される各リインホー
スメント3に接合一体化するとき、該各リインホースメ
ント3に形成した高さの異なる複数の接着座面5のうち
一つを選択することにより、前記ルーフパネル1の下面
と前記接着剤4が装填される接着座面5との間隔を一定
となして、前記ルーフパネル1の下面と選択された接着
座面5との間を前記接着剤4により均一強度で確実に接
合一体化させながら、前記各リインホースメント3の共
通化が可能となる。
【0016】尚、以上の実施形態では、前記接着座面5
を形成するにあたって、前記リインホースメント3に前
記ルーフパネル1側に膨出する膨出部5A〜5Cを形成
し、これら各膨出部5A〜5Cの一部を凹陥させて高さ
の異なる第1〜第3接着座面51〜53を形成するよう
にしたが、本発明では、前記各膨出部5A〜5Cの一部
を凹陥させることなく、これら各膨出部5A〜5Cのル
ーフパネル1と対向する上面側をフラットとなし、この
フラット面の高さをそれぞれ異ならしめて、高さの異な
る前記第1〜第3接着座面51〜53を形成するように
してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、リインホースメント3に形成した高さの異なる
複数の接着座面5のうち一つを選択することにより、形
状の異なるルーフパネル1の下面と接着剤4が接合され
る接着座面5との間隔を一定とすることができるので、
これらルーフパネル1の下面と選択された接着座面5と
の間を前記接着剤4により均一強度で確実に接合一体化
できながら、前記各リインホースメント3を共通化でき
て製作コストを低廉にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両ボディのルーフ部分を示す斜視図。
【図2】 図1のX1−X1方向の拡大断面図。
【図3】 同図X2−X2方向の拡大断面図。
【図4】 同図X3−X3方向の拡大断面図。
【図5】 本発明にかかるリインホースメントの平面
図。
【図6】 図5のY1−Y1方向の拡大断面図。
【図7】 同図Y2−Y2方向の拡大断面図。
【符号の説明】
1……ルーフパネル 3……リインホースメント 4……接着剤 5……接着座面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−278473(JP,A) 実開 昭62−94979(JP,U) 実開 昭62−185682(JP,U) 実開 昭61−78786(JP,U) 実開 昭62−20969(JP,U) 実開 昭62−78576(JP,U) 実開 昭62−29978(JP,U) 実開 平3−84284(JP,U) 実開 平1−171914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディのルーフパネル(1)の内側に、
    複数のリインホースメント(3)を車幅方向に架設し
    て、該リインホースメント(3)の上面とルーフパネル
    (1)の下面とを接着剤(4)を介して接合しで成るル
    ーフパネルのリインホースメント取付構造であって、前
    記リインホースメント(3)の上面に、複数の高さの異
    なる接着座面(5)をリインホースメント(3)の長さ
    方向複数箇所に設け、高さの異なる複数の接着座面
    (5)のうち一つを選択することによりルーフパネル
    (1)の下面と選択された接着座面(5)との間隔を一
    定となし、各リインホースメント(3)を共通化させて
    あることを特徴とするルーフパネルのリインホースメン
    ト取付構造。
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JP6169906B2 (ja) * 2013-06-27 2017-07-26 ダイハツ工業株式会社 車両の車体上部構造
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