JP6169906B2 - 車両の車体上部構造 - Google Patents

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本発明は、左右ルーフサイドレールにそれぞれ架設されるルーフパネル、およびこのルーフパネルをその下方から支持して補強するルーフ補強パネルを備えた車両の車体上部構造に関するものである。
上記車両の車体上部構造には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、車両の車体上部構造は、車体上部の左右各側部を構成して車体の前後方向に延びる左右ルーフサイドレールと、ほぼ水平方向に延びてこれら左右ルーフサイドレールに架設され、車体内部の車室の上面を形成するルーフパネルと、車体の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレールに架設され、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルとを備えている。また、上記ルーフパネルの左右各側部には、車体の前後方向に長く延びてその長手方向の各部断面が上方に凸形状をなすビードが形成されている。
ここで、上記ルーフパネルはほぼ水平方向に延びて左右ルーフサイドレールに架設されるものであり、上下方向(板厚方向)での剛性は不十分になりがちである。そこで、上記したようにルーフパネルをその下方から支持して補強するルーフ補強パネルが設けられると共に、上記ルーフパネルを補強するようこのルーフパネルの左右各側部にビードが形成される。これにより、上記ルーフパネルには所望の剛性が確保されると考えられる。また、上記ルーフサイドレールへのルーフパネルの接合時などには、このルーフパネルに歪が発生しがちとなるが、このような歪は上記ビードによって吸収されるようになっている。
また、従来、上記構成では、一般に、上記ルーフサイドレールとルーフパネルの側部との互いの遷移部近傍における車室の上側部には、車体の前後方向に長く延び、車両部品を収納する収納空間が設定される。この収納空間には、例えば、上記車両部品として、車両の衝突時に車室の内側面に沿って展開可能なカーテンシールドエアバッグや、テールランプに電力を供給するワイヤハーネスなどが収納される。
特開2005−119577号公報
ところで、上記したように、ルーフ補強パネルは車体の幅方向に延びる一方、上記収納空間は車体の前後方向に長く延びるため、上記ルーフ補強パネルの長手方向の端部と上記収納空間の前後方向の中途部とは互いに交差する。このため、この収納空間の中途部は、その上部側に上記ルーフ補強パネルの端部が存在することとなり、その分、断面積が狭められがちとなる。そして、これは上記収納空間への車両部品の収納や配設を困難にさせる原因となって、好ましくない。
そこで、上記収納空間の中途部の断面積が狭められないようにし、かつ、これと共に車室の居住空間が狭められないことを考慮して、上記ルーフ補強パネルの端部の断面積を小さくさせることが考えられる。しかし、単にこのようにすると、上記ルーフ補強パネルの剛性が低下して、このルーフ補強パネルによるルーフパネルの支持が、強度上不十分になるおそれを生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、ルーフサイドレールとルーフパネルの側部との連設部近傍で車体の前後方向に長く延びる車室の上側部の空間が、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルによって狭められることを抑制し、かつ、このようにした場合でも、このルーフ補強パネルによって上記ルーフパネルが強固に支持されて十分に補強されるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2上部の左右各側部を構成して車体2の前後方向に延びる左右ルーフサイドレール6,6と、ほぼ水平方向に延びてこれら左右ルーフサイドレール6,6に架設され、車体2内部の車室3の上面を形成するルーフパネル7と、車体2の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレール6,6に架設され、上記ルーフパネル7をその下方から支持するルーフ補強パネル8とを備え、
上記ルーフ補強パネル8が、車体2の前後方向で所定間隔をあけて複数本設けられ、
上記左右各ルーフサイドレール6,6と上記ルーフパネル7とをその下方から全体的に覆い車室3の居住空間の上面を形成する天井材28が設けられ、
上記左右各ルーフサイドレール6,6と上記ルーフパネル7の側部との互いの遷移部と上記天井材28の側部との間に車体2の前後方向に長く延び、車両部品31を収納する収納空間32が形成された車両の車体上部構造において、
上記ルーフパネル7及びルーフ補強パネル8が、車体2の前後方向から見て上方に凸の円弧形状とされ、上記ルーフパネル7の左右各側部に、車体2の前後方向に長く延びてその長手方向の各部断面が上方に凸形状をなすビード16が形成され、
上記各ルーフ補強パネル8は、それぞれ車体2の前後方向で少し離れて対面する前、後部パネル20,21と、これら前、後パネル20,21の各下端縁部を一体的に結合する底部パネル22と、上記前、後パネル20,21の各上端縁部に一体的に結合される外向きフランジ23,23とを有し、その長手方向の各部断面が倒立ハット形状とされ、
上記ルーフ補強パネル8の長手方向の端部の一部分である前、後パネル20,21の上端縁部および各外向きフランジ23,23に、上記ビード16の内部に入り込むよう上方に向けて屈曲変形する変形部25が上記ビード16の車両中央寄りに位置することで、上記収納空間32が上記ルーフ補強パネル8の端部によって狭められるのを抑制していることを特徴とする車両の車体上部構造である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体上部の左右各側部を構成して車体の前後方向に延びる左右ルーフサイドレールと、ほぼ水平方向に延びてこれら左右ルーフサイドレールに架設され、車体内部の車室の上面を形成するルーフパネルと、車体の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレールに架設され、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルとを備え、
上記ルーフ補強パネルが、車体の前後方向で所定間隔をあけて複数本設けられ、
上記左右各ルーフサイドレールと上記ルーフパネルとをその下方から全体的に覆い車室の居住空間の上面を形成する天井材が設けられ、
上記左右各ルーフサイドレールと上記ルーフパネルの側部との互いの遷移部と上記天井材の側部との間に車体の前後方向に長く延び、車両部品を収納する収納空間が形成された車両の車体上部構造において、
上記ルーフパネル及びルーフ補強パネルが、車体の前後方向から見て上方に凸の円弧形状とされ、上記ルーフパネルの左右各側部に、車体の前後方向に長く延びてその長手方向の各部断面が上方に凸形状をなすビードが形成され、
上記各ルーフ補強パネルは、それぞれ車体の前後方向で少し離れて対面する前、後部パネルと、これら前、後パネルの各下端縁部を一体的に結合する底部パネルと、上記前、後パネルの各上端縁部に一体的に結合される外向きフランジとを有し、その長手方向の各部断面が倒立ハット形状とされ、
上記ルーフ補強パネルの長手方向の端部の一部分である前、後パネルの上端縁部および各外向きフランジに、上記ビードの内部に入り込むよう上方に向けて屈曲変形する変形部が上記ビードの車両中央寄りに位置することで、上記収納空間が上記ルーフ補強パネルの端部によって狭められるのを抑制している。
このため、上記ルーフ補強パネルの端部に形成した変形部を上記ビードの内部に入り込ませた分、このルーフ補強パネルの長手方向の端部を、所望の断面積に保ったままで上方に向けて変位させることができる。
よって、上記ルーフサイドレールとルーフパネルの側部との互いの遷移部近傍における車室の上側部で車体の前後方向に長く延びる空間が、上記ルーフ補強パネルの端部によって狭められることは抑制されることから、上記空間への車両部品の収納や配設が容易にできると共に、車室の居住性が良好なままに維持される。
また、上記したように、空間が上記ルーフ補強パネルの端部によって狭められないようにすることは、このルーフ補強パネルの端部を所望の断面積に保ったまま上方に変位させることで達成可能である。よって、上記したように空間が狭められることを抑制した場合でも、上記ルーフ補強パネルに所望の剛性が確保されることから、このルーフ補強パネルによってルーフパネルは強固に支持されて十分に補強される。
図2のI-I線矢視部分拡大断面図である。 車両の平面図である。 図1のIII−III線矢視拡大断面図である。
本発明の車両の車体上部構造に関し、ルーフサイドレールとルーフパネルの側部との連設部近傍で車体の前後方向に長く延びる車室の上側部の空間が、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルによって狭められることを抑制し、かつ、このようにした場合でも、このルーフ補強パネルによって上記ルーフパネルが強固に支持されて十分に補強されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、車両の車体上部構造は、車体上部の左右各側部を構成して車体の前後方向に延びる左右ルーフサイドレールと、ほぼ水平方向に延びてこれら左右ルーフサイドレールに架設され、車体内部の車室の上面を形成するルーフパネルと、車体の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレールに架設され、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルとを備える。上記ルーフパネルの左右各側部に、車体の前後方向に長く延びてその長手方向の各部断面が上方に凸形状をなすビードが形成される。上記ルーフ補強パネルの長手方向の各端部の一部分に、上記ビードの内部に入り込むよう屈曲変形する変形部が形成される。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、車両1の前後方向に向かっての車体2の幅方向をいうものとする。
上記車体2は、その内部が車室3とされる。上記車体2は、その上部の左右各側部を構成して車体2の前後方向に延びる左右ルーフサイドレール6,6と、ほぼ水平に延びてこれら左右ルーフサイドレール6,6に架設され、車室3の上面を形成するルーフパネル7と、車体2の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレール6,6に架設され、上記ルーフパネル7をその下方から支持して補強するルーフ補強パネル8とを備え、これらルーフサイドレール6、ルーフパネル7、およびルーフ補強パネル8はそれぞれ板金製とされる。図2中符号9は、車体2の幅方向の中央を通る車体中心であり、この車体2は上記車体中心9を基準として左右対称形とされる。
上記ルーフサイドレール6は、車体2の幅方向で対面するレールアウタ、レールインナパネル12,13を有している。これら両パネル12,13の各上端縁部同士がスポット溶接S1により結合され、各下端縁部同士がスポット溶接S2により結合される。そして、このルーフサイドレール6は、その長手方向の各部断面が中空閉断面構造とされて大きい剛性を有し、車体2の骨格部材とされる。
上記ルーフサイドレール6の両パネル12,13の各上端縁部は、上記ルーフサイドレール6の上部における車体2の内側方がわに位置し、ほぼ水平方向に延びる外向きフランジとされる。上記ルーフパネル7の外側端縁部は、上記ルーフサイドレール6の両パネル12,13の各上端縁部に重ねられて上記スポット溶接S1により互いに結合される。
上記ルーフパネル7の左右各側部に、車体2の前後方向に長く延びるビード16が形成される。このビード16は、その長手方向の各部断面が上方に凸形状となるよう膨出している。このビード16により上記ルーフパネル7が補強されて、このルーフパネル7には所望の剛性が確保される。
上記ルーフサイドレール6の両パネル12,13の各上端縁部は、レールアウタパネル12の頂部よりも一段低く位置させられる。また、上記ルーフパネル7の外側端縁部は、車体2の幅方向で上記ビード16と並設される。これにより、互いに重ねられたルーフサイドレール6の両パネル12,13の各上端縁部およびルーフパネル7の外側端縁部と、上記ルーフサイドレール6のレールアウタパネル12の頂部と、上記ビード16とにより、車体2の前後方向に長く延び、上方に向かって開口する溝部17が形成される。
前記ルーフ補強パネル8は、車体2の前後方向で所定間隔をあけて複数本(6本)設けられる。上記各ルーフ補強パネル8は、それぞれ車体2の前後方向で少し離れて対面する前、後部パネル20,21と、これら前、後パネル20,21の各下端縁部を一体的に結合する底部パネル22と、上記前、後パネル20,21の各上端縁部に一体的に結合される外向きフランジ23,23とを有している。そして、上記ルーフ補強パネル8は、その長手方向の各部断面が倒立ハット形状とされ、ルーフパネル7の補強材として十分の剛性を有している。
上記ルーフ補強パネル8の長手方向の端部は、上記ルーフサイドレール6の両パネル12,13の各上端縁部およびルーフパネル7の外側端縁部に対し4枚重ねとなるよう重ねられて前記スポット溶接S1により互いに結合される。なお、上記ルーフ補強パネル8の長手方向の端部に切り欠きを形成するなどして、上記4枚重ねのスポット溶接S1を3枚重ねのスポット溶接S1にさせてもよい。そして、上記ルーフ補強パネル8の長手方向の中途部の複数箇所における各外向きフランジ23の上面がマスチック材を介して上記ルーフパネル7の下面に当接することとされ、これにより、上記ルーフ補強パネル8はルーフパネル7をその下方から支持して補強している。
上記ルーフ補強パネル8の長手方向の端部の一部分である前、後パネル20,21の上端縁部および各外向きフランジ23に、上記ビード16の内部に入り込むよう上方に向けて屈曲変形する変形部25が形成される。
車体2の前後方向に沿った視線で見て(図1)、上記ルーフパネル7とルーフ補強パネル8とは、全体として半径の大きい上方に凸の円弧形状をなし、上記ルーフ補強パネル8の長手方向における上記底部パネル22の各部のうち、最も低く位置する部分(端部)に上下に貫通する貫通孔26が形成される。この貫通孔26は、車体2の電着塗装時に、電着液を上記ルーフ補強パネル8の内部から下方に排出させるための排出孔である。
上記左右各ルーフサイドレール6のレールインナパネル13とルーフパネル7とをその下方から全体的に覆い車室3の居住空間の上面を形成する天井材28が設けられる。この天井材28は、上記各ルーフサイドレール6のレールインナパネル13をそれぞれその下方から覆う左右ルーフサイドレールカバー29と、上記ルーフパネル7をその下方から覆って上記左右ルーフサイドレールカバー29に架設される成形天井30とを有している。上記ルーフサイドレールカバー29の前、後端部は、車室3の前、後端部に位置するルーフ補強パネル8に対し、不図示のバックミラー、ルームランプ、もしくはサイドバイザと共に共締め固定される。また、上記成形天井30の車体2の前後方向における中途部は、これに対応するルーフ補強パネル8に対し接着固定される。
上記ルーフサイドレール6とルーフパネル7の側部との互いの遷移部近傍における車室3の上側部には、車体2の前後方向に長く延び、車両部品31を収納する収納空間32が設定される。具体的には、上記ルーフサイドレール6とルーフパネル7の側部との互いの遷移部と上記天井材28の側部との間に上記収納空間32が形成される。
上記車両部品31は、車両1の衝突時に、車室3の内側面に沿って展開可能なカーテンシールドエアバッグ35、車体2の後部のハイマウントストップランプ(HMSL)やリヤシート用のルームランプなどに対し、車体2の前部側から電力を供給するワイヤハーネル36、および車体2の前部側からリヤウィンドワイパーにウォッシャ液を圧送するウォッシャホース37などである。
上記構成によれば、ルーフ補強パネル8の長手方向の各端部の一部分に、ビード16の内部に入り込むよう屈曲変形する変形部25を形成している。
このため、上記ルーフ補強パネル8の端部に形成した変形部25を上記ビード16の内部に入り込ませた分、このルーフ補強パネル8の長手方向の端部を、所望の断面積に保ったままで上方に向けて変位させることができる。
よって、第1に、上記ルーフサイドレール6とルーフパネル7の側部との互いの遷移部近傍における車室3の上側部で車体2の前後方向に長く延びる収納空間32が、上記ルーフ補強パネル8の端部によって狭められることは抑制されることから、上記収納空間32への車両部品31の収納や配設が容易にできる。また、第2に、上記したように、収納空間32が狭められないようにすることは、上記ルーフ補強パネル8の長手方向の端部を上方に向けて変位させることで達成可能であって上記天井材28の側部を下方に移動させることは不要であり、このため、車室3の居住空間の上部が狭められることは抑制されて、この車室3の居住性が良好なままに維持される。
また、上記したように、収納空間32が上記ルーフ補強パネル8の端部によって狭められないようにすることは、このルーフ補強パネル8の端部を所望の断面積に保ったまま上方に変位させることで達成可能である。よって、上記したように収納空間32が狭められることを抑制した場合でも、上記ルーフ補強パネル8に所望の剛性が確保されることから、このルーフ補強パネル8によってルーフパネル7は強固に支持されて十分に補強される。
1 車両
2 車体
3 車室
6 ルーフサイドレール
7 ルーフパネル
8 ルーフ補強パネル
9 車体中心
16 ビード
17 溝部
20 前部パネル
21 後部パネル
22 底部パネル
23 外向きフランジ
25 変形部
28 天井材
31 車両部品
32 収納空間
S1 スポット溶接
S2 スポット溶接

Claims (1)

  1. 車体上部の左右各側部を構成して車体の前後方向に延びる左右ルーフサイドレールと、ほぼ水平方向に延びてこれら左右ルーフサイドレールに架設され、車体内部の車室の上面を形成するルーフパネルと、車体の幅方向に長く延びて上記左右ルーフサイドレールに架設され、上記ルーフパネルをその下方から支持するルーフ補強パネルとを備え、
    上記ルーフ補強パネルが、車体の前後方向で所定間隔をあけて複数本設けられ、
    上記左右各ルーフサイドレールと上記ルーフパネルとをその下方から全体的に覆い車室の居住空間の上面を形成する天井材が設けられ、
    上記左右各ルーフサイドレールと上記ルーフパネルの側部との互いの遷移部と上記天井材の側部との間に車体の前後方向に長く延び、車両部品を収納する収納空間が形成された車両の車体上部構造において、
    上記ルーフパネル及びルーフ補強パネルが、車体の前後方向から見て上方に凸の円弧形状とされ、上記ルーフパネルの左右各側部に、車体の前後方向に長く延びてその長手方向の各部断面が上方に凸形状をなすビードが形成され、
    上記各ルーフ補強パネルは、それぞれ車体の前後方向で少し離れて対面する前、後部パネルと、これら前、後パネルの各下端縁部を一体的に結合する底部パネルと、上記前、後パネルの各上端縁部に一体的に結合される外向きフランジとを有し、その長手方向の各部断面が倒立ハット形状とされ、
    上記ルーフ補強パネルの長手方向の端部の一部分である前、後パネルの上端縁部および各外向きフランジに、上記ビードの内部に入り込むよう上方に向けて屈曲変形する変形部が上記ビードの車両中央寄りに位置することで、上記収納空間が上記ルーフ補強パネルの端部によって狭められるのを抑制していることを特徴とする車両の車体上部構造。
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