JP2007008398A - スライドドア車の下部車体構造 - Google Patents

スライドドア車の下部車体構造 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、サイドドアをスライドドアとしたスライドドア車の下部車体構造において、サイドシルをフロアパネルよりも高い位置に設定して車室空間を広く確保しつつも、サイドシルの横方向剛性をさらに高め、車両に作用する側突荷重を確実に支持することができるスライドドア車の下部車体構造を提供することを目的とする。
【解決手段】
連結クロスメンバ11は、サイドシル4の膨出部44とトンネル部8との間で、両者を連結するように車幅方向に延びるように設置している。具体的には、フロアパネル9上で、サイドシル4の膨出部44の内側面44aとトンネル部8の側面8aとを、架渡すように設置している。
【選択図】 図5

Description

この発明は、サイドドアをスライドドアとした車両における下部車体構造に関し、特に、側突荷重に対して剛性を高めたスライドドア車の下部車体構造に関する。
従来から、例えば1BOXやミニバンのような車両では、サイドドアをスライドドアとするものが知られている。こうしたスライドドアを採用するものでは、ドアの下部を車両前後方向に延びるサイドシルに支持させている。
ドア下部をサイドシルに支持する場合、サイドシルアウタに車両内方側に凹設したスライドレール収容凹部を形成するのが一般的である。
しかし、サイドシルは、車体構造において側突荷重を支える重要な部位であり、こうしたスライドレール収容凹部を形成すると、横方向剛性が著しく低下し、側突荷重を十分に支えることができず、サイドシルが内折れ変形するおそれがある。
そこで、下記特許文献1では、スライドドアの車内側引き込み部に対応したサイドシルインナの車内側膨出部に、車幅方向に延びるクロスメンバを接合し、そのクロスメンバを車両前後方向に延びるフレーム部材に接合することで、サイドシルの横方向剛性を高め、サイドシルの内折れ変形を防止する構造が開示されている。
特開2005−1473号公報
ところで、車室のフロアパネルは、車室空間を広く確保するためには低い位置に設定する方が望ましい。もっとも、サイドシルについては路面干渉等の問題からあまり低い位置に設定できない。そこで、路面干渉を考慮しつつ車室空間を確保したい車両においては、フロアパネルよりもサイドシルの位置を高く設定することが考えられる。
もちろん、こうした場合でも、サイドドアをスライドドアにすると、前述したようにサイドシルの剛性低下が生じるが、サイドシルの位置がフロアパネルよりも高いため、前述の特許文献1のようにフロアパネル下面に接合したクロスメンバとフレーム部材を利用して、サイドシルの横方向剛性を高めることはできない。
また、特許文献1の構造を参考にして、フロアパネル上面にクロスメンバとフレーム部材を接合して、サイドシルの剛性を高めることも考えられるが、フロアパネル上に車両前後方向に延びるフレーム部材を接合すると、フロアパネルを低くして、車室空間を広く確保するというメリットを損なうことになる。
さらに、単にフロアパネルに接合したフレーム部材では、大きな側突荷重が入力された場合に、側突荷重を十分に支えられないおそれもある。
そこで、本発明は、サイドドアをスライドドアとしたスライドドア車の下部車体構造において、サイドシルをフロアパネルよりも高い位置に設定して車室空間を広く確保しつつも、サイドシルの横方向剛性をさらに高め、車両に作用する側突荷重を確実に支持することができるスライドドア車の下部車体構造を提供することを目的とする。
この発明のスライドドア車の下部車体構造は、車体のサイドドア開口部の下縁で車両前後方向に延びるサイドシルと、該サイドシルの下部に接合され、車室フロアを構成するフロアパネルと、前記サイドシルがサイドシルインナとサイドシルアウタを備え、該サイドシルアウタに、スライドドアの下部を支持するロアレールを収容するレール収容凹部を形成したスライドドア車の下部車体構造であって、前記サイドシルインナに、前記レール収容凹部が車両内方側に没入した位置で、車両内方側に膨出する膨出部を形成し、前記フロアパネルに、車幅方向中央で車両前後方向に延びる上方に隆起したトンネル部を形成し、前記膨出部と前記トンネル部とを、フロアパネル上で車幅方向に延びて連結するクロスメンバを設けたものである。
上記構成によれば、サイドシルインナに形成した膨出部と、フロアパネルに形成したトンネル部とが、車幅方向に延びるクロスメンバで連結されることになり、既存のトンネル部を利用してサイドシルの横方向剛性を高めることができる。
このため、車幅方向中央で上方に隆起する既存のトンネル部を有効に利用して、フロアパネルより上方に位置するサイドシルの横方向剛性を高めることができる。
特に、サイドシルの膨出部でクロスメンバを結合しているため、サイドシルの側突荷重がもっとも作用する位置で、有効に側突荷重を支持することができる。
なお、クロスメンバは、フロアパネル上で車幅方向に延びて、膨出部とトンネル部を連結するものであれば、閉断面メンバ、開断面メンバ、筒状メンバ等、特に限定されるものではない。
この発明の一実施態様においては、前記トンネル部の上下方向高さを、前記サイドシルの上下方向高さよりも高く設定したものである。
上記構成によれば、側突荷重を支えるトンネル部の高さをサイドシルの高さよりも高く設定していることから、トンネル部が確実に側突荷重を支える剛性を発揮することになる。
よって、サイドシルの横方向剛性をさらに高めることができ、確実にサイドシルの内折れ変形を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、該クロスメンバの両側フランジを、前記フロアパネル上面に接合して、該クロスメンバの上面を、前記膨出部と側面視で重複する高さに設定したものである。
上記構成によれば、断面略ハット状のクロスメンバがフロアパネルに確実に接合され、そのクロスメンバの上面が膨出部と側面視で重複するため、最も突っ張り剛性の高いクロスメンバの上面によって、側突荷重がもっとも作用する膨出部からの側突荷重を受けることができる。
このため、クロスメンバをサイドシルの横方向剛性を高める部材として効果的に用いることができる。
よって、サイドシルの内折れ防止効果を効率的に向上することができる。
この発明の一実施態様においては、前記クロスメンバを、前記膨出部内に位置するレール収容凹部と側面視で重複する高さに設置したものである。
上記構成によれば、レール収容凹部とクロスメンバが側面視で重複しているため、レール収容凹部に対して作用するスライドドアからの側突荷重を、確実にクロスメンバで支持することができる。
このため、スライドドアに作用する側突荷重も、クロスメンバによって支持することができる。
よって、サイドシルのみならず、スライドドアに作用する側突荷重に対しても、クロスメンバとトンネル部によって支持することができるため、サイドシルの内折れ防止効果を向上できる。
この発明の一実施態様においては、前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、該クロスメンバの両側フランジを、前記フロアパネル上面に接合して、該クロスメンバの上面を、前記レール収容凹部と側面視で重複する高さに設定したものである。
上記構成によれば、断面略ハット状のクロスメンバがフロアパネルに確実に接合され、そのクロスメンバの上面がレール収容凹部と側面視で重複するため、最も突っ張り剛性の高いクロスメンバの上面によって、スライドドアからの側突荷重が作用するレール収容凹部の荷重を受けることができる。
このため、クロスメンバをサイドシルの横方向剛性を高める部材として効果的に用いることができる。
よって、サイドシルの内折れ防止効果を効率的に向上することができる。
この発明の一実施態様においては、前記サイドシルの上部に、車両上下方向に延びるピラーを結合し、該ピラーの一部を構成するピラーインナの下端部を、前記膨出部を覆うように車幅方向中央側に延設して、該ピラーインナの下端部を、前記クロスメンバに接合したものである。
上記構成によれば、車両の上下方向に延びるピラーの下端部を、膨出部を覆うように車幅方向中央側に延設して、クロスメンバに接合したため、ピラーの上下方向向きの剛性を利用して、膨出部の車両内方側の変位を抑制して、サイドシルの横方向剛性を高めることができる。
また、ピラー自体も、下端部がクロスメンバに接合されるため、側突荷重を受けた際、下端部の車内側への移動が抑制されて側突剛性を高めることができる。
よって、側突時の、サイドシルの内折れ変形を確実に防止するとともに、ピラーの変形も防止することができる。
この発明の一実施態様においては、前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、該クロスメンバの両側フランジを、フロアパネル上面に接合して、該クロスメンバの前記膨出部との結合部近傍に、クロスメンバ内部で補強を行なう節部材を設けたものである。
上記構成によれば、クロスメンバの膨出部との接合部近傍に節部材を設けたことにより、クロスメンバの接合部近傍の剛性が高くなる。
よって、膨出部からの側突荷重をクロスメンバで確実に支持することができ、さらに、サイドシルの内折れ防止効果を向上することができる。
この発明によれば、車幅方向中央で車両前後方向に延びる既存のトンネル部を有効に利用して、フロアパネルより上方に位置するサイドシルの横方向剛性を高めることができる。
特に、膨出部でクロスメンバを結合しているため、サイドシルの側突荷重がもっとも作用する位置で、有効に側突荷重を支持することができる。
よって、サイドドアをスライドドアとしたスライドドア車の下部車体構造において、サイドシルをフロアパネルよりも高い位置に設定して車室空間を広く確保しつつも、サイドシルの横剛性をさらに高め、車両に作用する側突荷重を確実に支持することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
(第一実施形態)
まず、図1〜図6により、第一実施形態について説明する。図1は本実施形態の車両の全体斜視図、図2はこの車両の下部車体構造の中間部分における平面図、図3は下部車体構造のサイドシル近傍の車外前方からの斜視図、図4はこのサイドシル近傍の車内後方からの斜視図、図5は図2のA−A線矢視断面図、図6はサイドシル内部の詳細断面図である。
本実施形態を採用した車両Vは、図1に示すように、後部座席の乗降口1をスライドドア2で開閉する構造であり、車体構造のルーフサイドレール3、サイドシル4及びリアフェンダー5に、それぞれ、このスライドドア2のローラ(図示せず)をガイドするスライドドアレール6…を配設している。
また、ルーフサイドレール3とサイドシル4との間には、上下方向に延びて両者を連結して、前席乗降口と後席乗降口1を区画するBピラー7を立設している。
図2に示すように、この車両Vの下部車体構造は、左右両側に車両前後方向に延びるサイドシル4,4を設置し、そのサイドシル4,4の間に、車幅方向中央部で上方に隆起した車両前後方向に延びるトンネル部8を形成したフロアパネル9を張設し、そのフロアパネル9上面に、車幅方向に延びてサイドシル4とトンネル部8をそれぞれ連結するクロスメンバ10,10、11,11を左右一対ずつ、車両前後方向に所定間隔あけて設置することで構成している。このうち、クロスメンバは、車両前方側に位置するものが前席の下方に配置されるフロントクロスメンバ10,10で、車両後方側に位置するものがBピラー7,7位置近傍に配置される連結クロスメンバ11,11である。
前述のサイドシル4は、図6に示すように、車幅方向内方側のサイドシルインナ41と車幅方向外方側のサイドシルアウタ42とからなり、上縁及び下縁のフランジで両者が接合されて閉断面を構成している。
このサイドシル4には、前述のようにスライドドア2の下部を支持するスライドドアロアレール61を設置しており、このスライドドアロアレール61に対応して、サイドシルアウタ42には、図2及び図3に示すように、車両内方側に凹設したスライドレール収容凹部43をBピラー7下端部近傍から車両後方側に向かって延設している。
このスライドレール収容凹部43は、図3に示すように、サイドシルアウタ42に車両前後方向に延びる長孔形状の開口43aを形成して、この開口43a周縁に、断面略コ字状のレールブラケット43bを接合することで構成している。
また、サイドシルインナ41のBピラー7下端部近傍には、図2に示すように車両内方側に膨出する膨出部44を形成している。この膨出部44もスライドドアロアレール61に対応して、具体的にはスライドドアロアレール61の引き込み部61aに対応して車両内方側に膨出するように構成している。
このスライドドアロアレール61の引き込み部61aは、スライドドア2を前端に位置させた状態で、スライドドア2が車内側に引き込まれて乗降口1を封鎖するように、スライドドアロアレール61の前端部をその後方よりも車内側に変位するよう、屈曲形成することにより構成している。
なお、図3の45は、Bピラー7内部で上下方向に延びるピラーレインであり、一方、46は、サイドシル4内部で車両前後方向に延びるサイドシルレインである。
サイドシル4内部の詳細構造を、さらに、図6により説明する。
サイドシルアウタ42とサイドシルインナ41とで構成されるサイドシル4内部には、前述のように車内側に窪んで車外側を開口したレールブラケット43bを設けている。このレールブラケット43bの上面内側には、下方を開口した断面コ字状のスライドドアロアレール61(引き込み部61aに対応)を取り付けている。
また、レールブラケット43bの車外側下縁は、サイドシルアウタ42とともにサイドシル4の車体前後方向に延びる閉断面を構成してサイドシル4を補強する補強部材47に接合されている。この補強部材47は、その上縁が前述したようにサイドシルアウタ42及びレールブラケット43bの車外側下縁に接合されるとともに、その下縁がサイドシルインナ41及びサイドシルアウタ42それぞれの下縁フランジに挟持された状態で一体に接合されている。
レールブラケット43bの車内側下面には、ガセット48を設けている。このガセット48は、その上縁をレールブラケット43bの車内側面に接合するとともに、その下縁を補強部材47に接合している。
前述のBピラー7は、図3に示すように、車外側に設けたピラーアウタ72(サイドシルアウタ42と一体に形成)と車内側に設けたピラーインナ71とからなり、このピラーインナ71とピラーアウタ72との車両前後方向の端部に形成したフランジで、両者を接合することで閉断面を構成している。
また、図6に示すように、ピラーアウタ72及びピラーレイン45とピラーインナ71との間には、車幅方向に延びてこれらを連結して、Bピラー7の閉断面を補強する補強板73を設けている。そして、この補強板73の下端の接合部に対して、レールブラケット43bの車外側上縁を接合している。
前述のフロアパネル9は、図4及び図5に示すように、サイドシル4の下部、具体的には、サイドシルインナ41の立て壁部の下端部に、その外側フランジ91を接合することで、車室フロアを構成している。このように、サイドシル4の下部にフロアパネル9を設置することで、車室フロアを低くして車室空間をできるだけ広く確保するようにしている。
フロアパネル9は、図4に示すように、サイドシル4の膨出部44においては、膨出部44の形状に沿って、一部窪んだ形状となるように外周形状を形成している。
なお、実際のフロア面をできるだけ低くするため、フロアパネル9の周縁には外側フランジ91からさらに下側に落ち込む段部92を形成している。
また、このフロアパネル9の中央部には、前述のように車両前後方向に延びるトンネル部8を形成している。このトンネル部8は、排気管やプロペラシャフト等の車両装備品(図示せず)をその内部に収容するために、フロアパネル9の車幅方向中央部に形成される。また、このトンネル部8を形成することで、フロアパネル9の面剛性を向上して、車体の全体剛性、特に捩れ剛性を向上している。
前述の連結クロスメンバ11は、サイドシル4の膨出部44とトンネル部8との間で、両者を連結するように車幅方向に延びるように設置している。具体的には、図5に示すように、フロアパネル9上で、サイドシル4の膨出部44の内側面44aとトンネル部8の側面8aとを、架渡すように設置している。
なお、この図5にも示すように、トンネル部8の上下方向高さH1は、サイドシル4の上下方向高さH2よりも高く設定している。このため、トンネル部8自体の剛性は、サイドシル4よりも高くなっている。
この連結クロスメンバ11は、図4に示すように、断面略ハット状のメンバ部材で形成して、その両側フランジ11aをフロアパネル9上面に接合している。そして、上方及び前後に延びる外方端フランジ11bを、サイドシル4の膨出部44の内側面44aに接合し、内方端フランジ11c(図5参照)を、トンネル部8の側面8aに接合している。こうして、連結クロスメンバ11を、サイドシル4の膨出部44とトンネル部8との間に、確実に接合している。
また、連結クロスメンバ11の上面11dは、図5に示すように、側面視で重複するようにレールブラケット43bの高さ位置に略一致する高さhに設定している。
次に、このように構成した、本実施形態の下部車体構造における、車両側突時の荷重伝達について説明する。
本実施形態のようなスライドドア2を備えた車両においては、スライドドア2を設けた関係上、前述のように、サイドシル4にスライドレール収納凹部43を形成する必要があり、サイドシル4の閉断面が減少して、サイドシル4の横方向剛性が極めて低下する。
このため、側突荷重が車両側方から作用した場合には、サイドシル4が車両内方側に内折れ変形しようとする。
しかしながら、本実施形態では、車幅方向に延びる連結クロスメンバ11によって、サイドシル4の膨出部44をトンネル部8に連結しているため、連結クロスメンバ11が側突荷重に対して突っ張り、トンネル部8がその側突荷重を支える。このため、サイドシル4の横方向剛性が向上し、内折れ変形が抑制される。特に、膨出部44という最も側突荷重が作用する位置で、連結クロスメンバ11を結合しているため、効果的に側突荷重を支えることができる。
また、剛性の高いトンネル部8を利用して、側突荷重を確実に支持するため、側突時のサイドシル4の変形を極力少なくすることができ、サイドシル4にスライドレール収納凹部を形成したとしても、サイドシル4の横方向剛性の低下を最小限にすることができる。
さらに、スライドドア2をスライドドアロアレール61を介して支持するレールブラケット43bに、連結クロスメンバ11、具体的には、連結クロスメンバ11の上面11dを、側面視で両者が重複する高さhに設定しているため、スライドドア2に作用する側突荷重も、レールブラケット43bを介して、直接連結クロスメンバ11の上面11dに伝達されることになり、スライドドア2に作用する衝突荷重もトンネル部8で支えることができる。
このように、サイドシル4やスライドドア2に作用する車両側突時の側突荷重は、連結クロスメンバ11を介して、トンネル部8に伝達されるため、サイドシル4の内折れ変形を確実に防止することができ、側突時の側突荷重を、確実に支持することができる。
このように、本実施形態の下部車体構造によると、サイドシルインナ41に形成した膨出部44と、フロアパネル9に形成したトンネル部8とが、車幅方向に延びる連結クロスメンバ11で連結されることになり、トンネル部8を利用してサイドシル4の横方向剛性を高めることができる。
このため、車幅方向中央で車両前後方向に延びる既存のトンネル部8を有効に利用して、フロアパネル9より上方に位置するサイドシル4の横方向剛性を高めることができる。
特に、膨出部44で連結クロスメンバ11を結合しているため、サイドシル4の側突荷重がもっとも作用する位置で、有効に側突荷重を支持することができる。
よって、サイドドアをスライドドア2とした車両Vの下部車体構造において、サイドシル4をフロアパネル9よりも高い位置に設定して車室空間を広く確保しつつも、サイドシル4の横剛性をさらに高め、車両に作用する側突荷重を確実に支持することができる。
なお、連結クロスメンバ11は、フロアパネル9上で車幅方向に延びてサイドシル4の膨出部44とトンネル部8を連結するものであれば、断面L字状の開断面メンバ、角筒状メンバ、丸筒状メンバであってもよい。
また、この実施形態では、トンネル部8の上下方向高さH1を、サイドシル4の上下方向高さH2よりも高く設定しているため、トンネル部8が確実に側突荷重を支える剛性を発揮することができる。
よって、サイドシル4の横方向剛性がさらに高くなり、確実にサイドシル4の内折れ変形を防止することができる。
また、この実施形態では、連結クロスメンバ11を、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、この連結クロスメンバ11の両側フランジ11aを、フロアパネル9上面に接合して、この連結クロスメンバ11の上面11dを、膨出部44と側面視で重複するように設定している。
このため、最も突っ張り剛性の高い連結クロスメンバ11の上面11dが、側突荷重がもっとも作用する膨出部44からの側突荷重を受けることができ、断面略ハット状の連結クロスメンバ11をサイドシル4の横方向剛性を高める部材として効果的に用いることができる。
また、この実施形態では、連結クロスメンバ11を、レールブラケット43bと側面視で重複するように設置したため、レールブラケット43bに対して作用するスライドドア2からの側突荷重が、確実に連結クロスメンバ11に伝達されることになる。
このため、スライドドア2に作用する側突荷重に対しても、連結クロスメンバ11を効率的に作用させることができる。
よって、サイドシル4のみならず、スライドドア2に作用する側突荷重に対しても、連結クロスメンバ11とトンネル部8による側突支持構造を作用させることができるため、よりサイドシル4の内折れ防止効果を向上できる。
また、この実施形態では、連結クロスメンバ11を、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、この連結クロスメンバ11の両側フランジ11aを、フロアパネル9上面に接合して、連結クロスメンバ11の上面11dを、レールブラケット43bと側面視で重複するように設定したことにより、最も突っ張り剛性の高い連結クロスメンバ11の上面が、スライドドア2からの側突荷重が作用するレールブラケット43bからの荷重を受けることになる。
このため、断面略ハット状の連結クロスメンバ11をサイドシル4の横方向剛性を高める部材として効果的に用いることができる。
よって、サイドシル4の内折れ防止効果を効率的に向上することができる。
なお、この実施形態では、レールブラケット43bとサイドシルアウタ42を別部材で構成したが、サイドシルアウタ42自体に凹部を一体に形成して一部材で構成してもよい。
また、レールブラケット43bの高さ位置に対して、連結クロスメンバ11の高さ位置を、低く設定してもよい。
(第二実施形態)
次に、図7、図8により、第二実施形態について説明する。図7は第一実施形態の図4に対応するサイドシル近傍の車内後方からの斜視図、図8は図6に対応するサイドシル内部の詳細断面図である。なお、図示しない全体構造については、前述の第一実施形態と同様であり、また、図示した構造についても、第一実施形態と同様の構造については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図7に示すように、Bピラー7のピラーインナ71の下端部をサイドシルインナ41の膨出部44を覆うように、車幅方向中央側に延設したものである。すなわち、サイドシルインナ41の膨出部44を、上方に位置するBピラー7のピラーインナ71下端の延出部170によってほぼ全て包囲するように覆うことで、サイドシルインナ41の膨出部44の剛性を高めるように構成しているのである。
このピラーインナ71下端の延出部170には、連結クロスメンバ11の外方端フランジ11bが接合され、連結クロスメンバ11に結合されている。このため、サイドシル4から伝達される側突荷重がBピラー7にも伝達されることになる。よって、Bピラー7の有する上下方向向きの剛性が、サイドシル4の横方向剛性を向上させることもできる。
このように、本実施形態によると、Bピラー7の一部を構成するピラーインナ71下端の延出部170を、サイドシルインナ41の膨出部44を覆うように車幅方向中央側に延設して、この延出部170を、連結クロスメンバ11に接合したことにより、Bピラー7の上下方向向きの剛性を利用して、膨出部44の車両内方側の変位を抑制して、サイドシル4の横方向剛性を高めることができる。
また、Bピラー7自体も、下端部が連結クロスメンバ11に接合されるため、側突荷重を受けた際に、Bピラー7の下端部の車内側への移動が抑制されて側突剛性を高めることができる。
よって、車両側突時の、サイドシル4の内折れ変形を確実に防止するとともに、Bピラー7の変形も防止することができる。
さらに、本実施形態では、図8からも分かるように、レールブラケット43bよりも下側まで、ピラーインナ71下端の延出部170を設けている。
よって、サイドシル4の側突荷重のみならず、スライドドア2からの衝突荷重をも受けることができ、サイドシル4における剛性をさらに向上することができる。
その他の作用効果については、前述の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においては、ピラーインナ71下端の延出部170をサイドシルインナ41の膨出部44を覆うように重ねて設けるようにしたが、延出部170が位置する部分のサイドシルインナ41は必ずしも重ね合わされる必要はなく、当該部分のサイドシルインナ41を不要とし、膨出部44の下側半分を延出部170で覆うように構成することも可能である。
(第三実施形態)
次に、図9、図10により、第三実施形態について説明する。図9は第三実施形態のサイドシル内部の詳細断面図、図10は連結クロスメンバ内に設ける節ブラケットの単品斜視図である。なお、図示しない全体構造については、前述の実施形態と同様であり、また、図示した構造についても、前述の実施形態と同様の構造については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図9に示すように、連結クロスメンバ11内部の膨出部44との結合部近傍に、節ブラケット200を設け、連結クロスメンバ11の結合部近傍の剛性を高めるものである。すなわち、節ブラケット200を設けることで、通常のクロスメンバよりも突っ張り剛性を高め、サイドシル4からの側突荷重を確実に連結クロスメンバ11で支持できるように構成したものである。
この節ブラケット200は、図10に示すように、平板状の鉄板をクランク状に折り曲げ形成したものであり、前端に当接受け部201を、上面にクロスメンバ接合部202を、中間に上下方向に延びる節部203を、後端にフロア接合部204を、それぞれ形成して構成している。
この節ブラケット200の組み付けは、まず節ブラケット200を、連結クロスメンバ11に直接接合して(サブアッセンブリ)、次に、節ブラケット200を接合した連結クロスメンバ11を、フロアパネル9上面に接合する。そして、その後、「当接受け部201とサイドシルインナ41」、「フロア接合部204とフロアパネル9」とを、図示しない溶接穴等を介して、それぞれ溶接することで行なう。
こうして、連結クロスメンバ11内部の膨出部44との結合部近傍に、図9に示すように、節ブラケット200が接合固定されることにより、車両側方からの荷重に対して突っ張り剛性を高めることができる。
このように、本実施形態によると、連結クロスメンバ11の膨出部44との結合部近傍に、連結クロスメンバ11内部で補強を行なう節ブラケット200を設けたことから、接合部近傍の突っ張り剛性を高めることができる。
よって、サイドシル4の膨出部44から伝達される側突荷重を、連結クロスメンバ11で確実に支持することができ、さらに、サイドシル4の内折れ防止効果を向上することができる。
特に、節ブラケット200を連結クロスメンバ11のみならず、フロアパネル9やサイドシルインナ41に接合していることから、確実に、節ブラケット200によって接合部近傍の剛性を高めることができる。
なお、節ブラケット200の形状については、これだけに限定されるものではなく、連結クロスメンバ11の剛性を高めるものであれば、ボックス状のブラケット部材等であってもよい。
その他の作用効果については、前述の実施形態と同様である。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明のレール収容凹部は、実施形態のスライドレール収容凹部43に対応し、
以下、同様に、
クロスメンバは、連結クロスメンバ11に対応し、
ピラーは、Bピラー7に対応し、
ピラーインナの下端部は、延出部170に対応し、
節部材は、節ブラケット200に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆるスライドドア車の下部車体構造に適用する実施形態を含むものである。
本実施形態では、車両をミニバンタイプの車両で説明したが、セダンやステーションワゴンのような車両で、本発明を実施してもよい。
また、Bピラーをなくしたピラーレスの車両で、本発明を実施してもよい。
第一実施形態の車両の全体斜視図。 下部車体構造の中間部分における平面図。 サイドシル近傍の車外前方からの斜視図。 サイドシル近傍の車内後方からの斜視図。 図2のA−A線矢視断面図。 サイドシル内部の詳細断面図。 第二実施形態のサイドシル近傍の車内後方からの斜視図。 第二実施形態のサイドシル内部の詳細断面図。 第三実施形態のサイドシル内部の詳細断面図。 節ブラケットの単品斜視図。
符号の説明
4…サイドシル
7…Bピラー(ピラー)
8…トンネル部
9…フロアパネル
11…連結クロスメンバ(クロスメンバ)
11d…上面
41…サイドシルインナ
42…サイドシルアウタ
43…スライドレール収容凹部(レール収容凹部)
44…膨出部
170…延出部
200…節ブラケット

Claims (7)

  1. 車体のサイドドア開口部の下縁で車両前後方向に延びるサイドシルと、
    該サイドシルの下部に接合され、車室フロアを構成するフロアパネルと、
    前記サイドシルがサイドシルインナとサイドシルアウタを備え、該サイドシルアウタに、スライドドアの下部を支持するロアレールを収容するレール収容凹部を形成したスライドドア車の下部車体構造であって、
    前記サイドシルインナに、前記レール収容凹部が車両内方側に没入した位置で、車両内方側に膨出する膨出部を形成し、
    前記フロアパネルに、車幅方向中央で車両前後方向に延びる上方に隆起したトンネル部を形成し、
    前記膨出部と前記トンネル部とを、フロアパネル上で車幅方向に延びて連結するクロスメンバを設けた
    スライドドア車の下部車体構造。
  2. 前記トンネル部の上下方向高さを、前記サイドシルの上下方向高さよりも高く設定した
    請求項1記載のスライドドア車の下部車体構造。
  3. 前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、
    該クロスメンバの両側フランジを、前記フロアパネル上面に接合して、
    該クロスメンバの上面を、前記膨出部と側面視で重複する高さに設定した
    請求項1記載のスライドドア車の下部車体構造。
  4. 前記クロスメンバを、前記膨出部内に位置するレール収容凹部と側面視で重複する高さに設置した
    請求項1記載のスライドドア車の下部車体構造。
  5. 前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、
    該クロスメンバの両側フランジを、前記フロアパネル上面に接合して、
    該クロスメンバの上面を、前記レール収容凹部と側面視で重複する高さに設定した
    請求項1記載のスライドドア車の下部車体構造。
  6. 前記サイドシルの上部に、車両上下方向に延びるピラーを結合し、
    該ピラーの一部を構成するピラーインナの下端部を、前記膨出部を覆うように車幅方向中央側に延設して、
    該ピラーインナの下端部を、前記クロスメンバに接合した
    請求項1〜5記載のスライドドア車の下部車体構造。
  7. 前記クロスメンバを、断面略ハット状のメンバ部材で構成し、
    該クロスメンバの両側フランジを、前記フロアパネル上面に接合して、
    該クロスメンバの前記膨出部との結合部近傍に、クロスメンバ内部で補強を行なう節部材を設けた
    請求項1〜6記載のスライドドア車の下部車体構造。
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