JP2003127809A - バンパーの取付構造 - Google Patents

バンパーの取付構造

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JP2003127809A
JP2003127809A JP2001321334A JP2001321334A JP2003127809A JP 2003127809 A JP2003127809 A JP 2003127809A JP 2001321334 A JP2001321334 A JP 2001321334A JP 2001321334 A JP2001321334 A JP 2001321334A JP 2003127809 A JP2003127809 A JP 2003127809A
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JP
Japan
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bumper
vehicle body
mounting
mounting structure
wall surface
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Tatsuhiko Fujii
辰彦 藤井
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパー取付部の強度の向上を図り、変形し
にくいバンパーの取付構造を提供する。 【解決手段】 車体の車幅方向に取り付けられるバン
パーの取付構造において、上記バンパー8の意匠面の裏
側に、車体側に延出する延出部16を設け、該延出部1
6の後端に車体の壁面2b1に沿った取付面16dを設
け、該取付面16dを介して車体側の壁面2b1に固定
した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体前部
にバンパー本体を組み付けるバンパーの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の樹脂製フロントバンパー
の取付構造を示したものである。樹脂製フロントバンパ
ー100の意匠面の下端部を、車体後方に向けて延長
し、この延長部101に設けられた取付穴102に2ピ
ースクリップ103を挿通して車体側のクロスメンバ1
04の取付穴105に下面側からクリップ留めしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術によると、フロントバンパー100の延
長部101の取付部Xと、延長部101の折れ点Yで変
形し易く、前後、上下の入力荷重に対し、変形する虞が
あった。また、クリップ103の脱落の虞があり、走行
時に縁石等で、取付部Xおよびクリップ103が損傷を
受ける虞があった。さらに、クリップ103が車両前方
より目視できるため、外観品質の低下を招くことにな
る。
【0004】本発明は上記課題を解決し、バンパー取付
部の強度の向上を図り、変形しにくいバンパーの取付構
造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車体の車幅方向に取り付けられるバンパーの
取付構造において、上記バンパーの意匠面の裏側に、車
体側に延出する延出部を設け、該延出部の後端に車体の
壁面に沿った取付面を設け、該取付面を介して車体側の
壁面に固定したことにある。また、本発明は、延出部の
断面形状が、車体前後方向の平面部と、この平面部に上
下方向に連続する立面部を有することにある。さらに、
本発明は、延出部にバンパーの意匠面の裏側に接続され
るリブを設けたことにある。またさらに、延出部がバン
パーの意匠面の裏側と接続される部分を薄肉部に形成し
たことにある。また、延出部の取付面を、上記バンパー
に対向する車体の壁面に連結したことにある。さらに、
延出部の取付面を、バンパーの最下端部より上方に位置
する車体の壁面に固定したことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態によるバ
ンパーの取付構造を図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0007】図1は、車体前部を示す概念斜視図、図2
は、車体前部を分解して示す分解斜視図、図3は、バン
パーを示す部分斜視図である。図4は、図3のC部分を
バンパー本体を外して示す部分拡大斜視図、図5は、図
3のA−A線断面図、図6は、図5のB−B線断面図で
ある。
【0008】自動車の車体前部構造は、図1ないし図3
に示すように、上部側車幅方向に設けられたアッパーク
ロスメンバ(フードロッククロスメンバとも言う。)1
と、下部側車幅方向に設けられたロアクロスメンバ(フ
ロントクロスメンバとも言う。)2と、これらアッパー
クロスメンバ1とロアクロスメンバ2のそれぞれ中間部
を連結するフードロックブレース3と、左右のエプロン
サイドメンバ4相互間に掛け渡されたバンパーメンバ5
等の車体構成部品によって車体前面が形成されている。
これら車体構成部品の周囲を覆うようにして、上部側に
フロントフード6が、両側側部に、フロントフェンダー
7が、前面に樹脂製のフロントバンパー8が組みつけら
れている。フロントバンパー8の上部側左右には、フロ
ントフード6、フロントフェンダー7によって囲まれる
ようにヘッドライト9が設けられている。
【0009】フロントバンパー8には、バンパー本体1
0の上下に開口部10a,10bが形成されており、上
部側開口部10aに、ラジエータアッパーグリル11が
装着され、下部側開口部10bに、ラジエータロアグリ
ル12が装着されている。そして、フロントバンパー8
は、ラジエータアッパーグリル11の上部フランジ11
aをクリップ13を介してアッパークロスメンバ1の取
付孔1aに組み付けられ、また、フロントバンパー8
は、バンパー本体10の両側フランジ部10cをスクリ
ュー14を介してフロントフェンダー7の前端部下面に
ネジ止めされている。なお、バンパー本体10は、裏面
側に設けられたクリップ15などを介してバンパーメン
バ5の取付穴5aに組み付けられ、かつ下部側裏面に複
数箇所設けられた延出部16にクリップ17を介してロ
アクロスメンバ2の取付穴2cに組みつけられている。
【0010】上記バンパー本体10の延出部16は、バ
ンパー本体10の裏面に一体成形されたもので、車体側
に向けて延出されて形成されている。このバンパー本体
10の延出部16は、バンパー本体10の車幅方向の中
央部分と、左右両端部に、3箇所設けられている。延出
部16の数は必要に応じて増減することができる。バン
パー本体10は、図4ないし図6に示すように、上記延
出部16の断面形状が、車体前後方向の平面部16a
と、この平面部16aに上下方向に連続する立面部16
bがL字形状を成すように形成されて後端部に取付穴1
6cを形成した取付面16dが設けられている。この延
出部16は、バンパー本体10の下端部裏面に薄肉部1
6eを介して接続されており、かつ平面部16aにバン
パー本体10の裏面に接続された車体前後方向の補強用
の縦リブ16fが設けられている。上記延出部16の断
面形状は、L字形状に限らず、T字形状、門形状などで
も良い。
【0011】一方、車幅方向に設けられた車体側のロア
クロスメンバ2は、アッパーメンバ2aとロアメンバ2
bで閉じ断面を構成するように形成されており、バンパ
ー本体10に対向する壁面2b1に取付穴2cが形成さ
れている。上記バンパー本体10は、取付面16dをロ
アメンバ2bの前面側の壁面2b1に重ね、取付面16
dの取付穴16cを、壁面2b1の取付穴2cに合わせ
て2ピースクリップなどのクリップ17を挿通して固定
されている。バンパー本体10の取付面16dは、バン
パー本体10の最下端部よりも、上方位置でロアクロス
メンバ2の壁面2b1に固定されている。
【0012】上記構成によると、フロントバンパー8に
前方から衝撃加重が加わると、フロントバンパー8の下
部側では、各延出部16を通して車体側のロアクロスメ
ンバ2に衝撃が伝わる。延出部16は、平面部16a
と、平面部16aに上下方向に連続する立面部16bと
で上下、左右、前後方向からの入力荷重に対して変形し
にくい。また、縦リブ16fによって、上下方向からの
入力荷重を受ける。そして、入力荷重が一定限度を超え
ると、延出部16は、変形して衝撃を吸収する。したが
って、車体側に直接、衝撃が伝わるのを緩和することが
できる。
【0013】延出部16の取付面16dは、バンパー本
体10に対向する壁面2b1に固定されているので、バ
ンパー本体1に伝わる衝撃をロアクロスメンバ2に伝え
ることができ、フロントバンパー8の取り付け強度を向
上することができる。また、延出部16は、薄肉部16
eを介してバンパー本体10に連結されているので、成
形時の意匠面に対する凹み(ひけ)の発生を防ぐことが
できる。さらに、バンパー本体10の取付面16dは、
バンパー本体10の最下端部よりも、上方位置でロアク
ロスメンバ2の壁面2b1に固定されているので、前方
からバンパー本体10の取付面16dが見える不具合を
防止することができる。バンパー本体10の取付面16
dを留めるクリップ17は、ロアクロスメンバ2の壁面
2b1に前方から留められるので、クリップ17が脱落
する虞がない。
【0014】なお、本発明は、上記実施の形態のみに限
定されるものではなく、例えば、延出部16の形状およ
び取り付ける個数は必要に応じて任意に設定することが
でき、かつ、取付面16dを留めるクリップ17は、各
種のクリップ、ネジ、その他、種々の締結具を用いるこ
とができる。等、本発明の要旨を変更しない範囲内で適
宜、変更して、実施し得ることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるバンパ
ーの取付構造によれば次のような効果を奏することがで
きる。請求項1において、車体の車幅方向に取り付けら
れるバンパーの取付構造において、上記バンパーの意匠
面の裏側に、車体側に延出する延出部を設け、該延出部
の後端に車体の壁面に沿った取付面を設け、該取付面を
介して車体側の壁面に固定したので、バンパーの固定部
の強度を向上することができる。請求項2において、延
出部の断面形状が、車体前後方向の平面部と、この平面
部に上下方向に連続する立面部を有するので、前後、左
右、上下方向の入力荷重に対する変形を防止することが
できる。請求項3において、延出部にバンパーの意匠面
の裏側に接続されるリブを設けたので、上下方向の入力
荷重に対する剛性を向上することができる。請求項4に
おいて、延出部がバンパーの意匠面の裏側と接続される
部分を薄肉部に形成したので、成形時の意匠面に対する
凹み(ひけ)の発生を防止することができる。請求項5
において、延出部の取付面を、上記バンパーに対向する
車体の壁面に連結したので、クリップなどの脱落を防止
することができ、かつ走行時に縁石等に触れて延出部、
あるいはクリップなどが損傷する不具合を防止すること
ができる。請求項6において、延出部の取付面を、バン
パーの最下端部より上方に位置する車体の壁面に固定し
たので、取付面が車両前方から見えず、外観の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバンパーの取付構造の実施の形態
を示す車体前部の斜視図である。
【図2】図1のフード、フロントバンパーを外して示す
分解斜視図である。
【図3】図2のフロントバンパーを分解してバンパー本
体の一部を拡大して示す斜視図である。
【図4】図3のC部分をバンパー本体を外して示す部分
拡大斜視図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来のバンパー構造を説明するための図3のA
−A線と同一部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 アッパークロスメンバ 2 ロアクロスメンバ 3 フードロックブレース 4 エプロンサイドメンバ 5 バンパーメンバ 6 フロントフード 7 フロントフェンダー 8 フロントバンパー 9 ヘッドライト 10 バンパー本体 11 ラジエータアッパーグリル 12 ラジエータロアグリル 13 クリップ 14 スクリュー 15 係合部 16 延出部 17 クリップ 2b ロアメンバ 2c 取付穴 2b1 壁面 16a 平面部 16b 立面部 16c 取付穴 16d 取付面 16e 薄肉部 16f 縦リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の車幅方向に取り付けられるバンパ
    ーの取付構造において、上記バンパーの意匠面の裏側
    に、車体側に延出する延出部を設け、該延出部の後端に
    車体の壁面に沿った取付面を設け、該取付面を介して車
    体側の壁面に固定したことを特徴とするバンパーの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 上記延出部の断面形状が、車体前後方向
    の平面部と、この平面部に上下方向に連続する立面部を
    有することを特徴とする請求項1に記載のバンパーの取
    付構造。
  3. 【請求項3】 上記延出部にバンパーの意匠面の裏側に
    接続されるリブを設けたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のバンパーの取付構造。
  4. 【請求項4】 上記延出部がバンパーの意匠面の裏側と
    接続される部分を薄肉部に形成したことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載のバンパーの取付
    構造。
  5. 【請求項5】 上記延出部の取付面を、上記バンパーに
    対向する車体の壁面に連結したことを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載のバンパーの取付構
    造。
  6. 【請求項6】 上記延出部の取付面を、バンパーの最下
    端部より上方に位置する車体の壁面に固定したことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のバン
    パーの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029252A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Honda Motor Co Ltd 車両の樹脂製外装部品
US8550510B2 (en) 2011-05-20 2013-10-08 Suzuki Motor Corporation Vehicle bumper

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