JP2532381Y2 - 自動車のフロントグリル取付構造 - Google Patents

自動車のフロントグリル取付構造

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は自動車のフロントグリル取付構造に関する。
b.従来の技術 自動車のフロント部は、第6図および7図のように、
ボディ100前面にフロントグリル101を螺着し、このボデ
ィ100とフロントグリル101との間に合成樹脂材等の軟質
材で成形したグリルネット102を配設している。フロン
トグリル101の取付けは、ボディ100の前面開口窓103両
側縁に設けられた取付けステー110のネジ穴104に、グリ
ルネット102の座面に設けられたネジ穴105とフロントグ
リル101の取付座面106aに設けられたネジ穴106を合わ
せ、ネジ107と樹脂ナット108でボディ100の取付けステ
ー110に螺着していた。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、フロントグリル101の取付座面106aが
あるため、フロントグリル101の開口窓のデザインが損
なわれ、外観を悪くしていた。このため、フロントグリ
ル101の取付座面106aをマスキングして別塗装を施す等
コスト高となっていた。とくに、フロントグリル101の
表面にネジ107の頭部が露出し、外観上好ましくなかっ
た。
本考案は上記課題を解決し、フロントグリルの外観の
向上を図り得る自動車のフロントグリル取付構造を提供
することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するため、フロントグリル裏
面の少なくとも上端部および下端部にボス部を設け、こ
れらボス部に、上端部および下端部を螺着して補強板を
部組し、上記フロントグリルの開口窓に配設されたグリ
ルネット部の網目または穴からネジを挿入して上記補強
板の上部側および下部側に設けられた取付穴を介してボ
ディのフロント部に装着されたフロントパネルメンバに
螺着して、フロントグリルをフロントパネルメンバに装
着したことにある。
また、本考案は、グリルネット部をフロントグリルに
一体化またはフロントグリルと補強板との間に取り付け
たことにある。
e.実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図および第2図において、1は自動車のボディ
で、フロント部2にはラジエータ等の冷却風を導入する
ための開口窓3が形成されている。この開口窓3の左右
両側縁には、取付穴4を形成したステー5が設けられて
いる。6はボディ1の開口窓3の上下縁部6a,6bに掛け
渡された左右一対のフロントパネルメンバで、このフロ
ントパネルメンバ6には上下に2個所取付穴7が穿設さ
れている。8は開口窓にグリルネット9を一体化して設
けたフロントグリルで、これはグリルネット9の網目か
らネジ10を通して補強板11をフロントパネルメンバ6に
螺着し固定されている。
フロントグリル8裏面の上端部、中間部および下端部
には、ボス部8a,8b,8cが設けられており、このボス部8
a,8b,8cの車体後面側には、ネジ穴(図示せず)が形成
されており、このボス部8a,8b,8cには、補強板11が上端
部、中間部および下端部の取付穴13aを介してネジ12で
螺着されている。この補強板11には、上端部、中間部お
よび下端部の取付穴13aの中間に上部側および下部側の
取付穴13bが設けられており、この取付穴13bを介してフ
ロントパネルメンバ6の上下の取付穴7にネジ10を通
し、取付穴7裏面に設けられた樹脂ナット14に螺合して
いる。樹脂ナット14はフロントパネルメンバ6に固着し
ておいてもよい。
上記構成によるフロントグリルの取付構造によると、
まず、グリルネット9を一体化したフロントグリル8裏
面の上端部、中間部および下端部に設けられたボス部8
a,8b,8cに、補強板11を、上端部、中間部および下端部
の取付穴13aを介してネジ12で螺着する。次に、グリル
ネット9の網目を通してネジ10を補強板11の取付穴13b
とフロントパネルメンバ6の取付穴7を通し、樹脂ナッ
ト14に螺合する。こうして、補強板11を介して間接的に
フロントグリル8をボディ1のフロントパネルメンバ6
に固定する。
次に第3図ないし第5図は第1図と同一部分には同符
号を付してその説明を省略して示す本考案の他の実施例
である。
この場合、フロントグリル16とグリルネット17は別体
に成形したもので、フロントグリル16の裏面の上端部、
中間部および下端部に設けられたボス部16a,16b,16c
に、補強板18を、上端部、中間部および下端部の取付穴
18aを介してネジ12で螺着されている。グリルネット17
は、ネットの左右の上段、中段、下段にプレート19が設
けられており、このプレート19に穴20が設けられてい
る。グリルネット17は、フロントグリル16の裏面のボス
部16a,16b,16cに穴20を嵌合させて装着されている。補
強板18は、グリルネット17とともにフロントグリル16の
裏面にネジ12で部組されている。フロントグリル16は第
1図と同様に、グリルネット17の網目からネジ10を通し
て、補強板18をフロントパネルメンバ6の樹脂ナット14
に螺合してフロントパネルメンバ6に固定してある。フ
ロントグリル16の裏面下端部中央には、第5図に示すよ
うに車体後方に向けて突起21が設けられ、この突起21を
グリルネット17の中央部下端に設けられた穴22に係合し
て位置決めを図っている。
f.考案の効果 以上述べたように本考案による自動車のフロントグリ
ル取付構造によれば、フロントグリルの裏面に補強板を
装着し、この補強板をボディのフロント部に装着したの
で、フロントグリルに取付ステー等を設ける必要がない
ことから外観の向上を図ることができる。フロントグリ
ルにグリルネットを一体成形するか、あるいはフロント
グリルと補強板との間にグリルネットを介在することに
よってネジ頭部が表面に露出しないので、より一層の外
観の向上を図ることができる。さらに、取付位置がフロ
ントグリルの正面に設けられるので、組付けに際しての
作業性が良好である。また、補強板によってフロントグ
リルを補強できるので、フロントグリル開口部に縦方向
のリブを入れる必要がなく、リブによるいわゆる「ひ
け」でもない。ネジ頭部がフロントグリル正面に露出し
ないので、ネジ頭部を隠す別塗装の必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動車のフロントグリル取付構造
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のフロントグ
リルを組付けた状態の第1図のA−A線断面図、第3図
は本考案の他の実施例を示す斜視図、第4図は第3図の
フロントグリルと、グリルネットを組付けた状態の第3
図のA−A線断面図、第5図は第3図のB−B線断面
図、第6図は従来のフロントグリル取付構造を示す斜視
図、第7図はフロントグリルを組付けた状態の第6図の
A−A線断面図である。 1……ボディ、2……フロント部、3……開口窓、6…
…フロントパネルメンバ、8,16……フロントグリル、9,
17……グリルネット、10……ネジ、11,18……補強板、8
a,8b,8c、16a,16b,16c……ボス部 13a,13b、18a,18b……取付穴。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントグリル裏面の少なくとも上端部お
    よび下端部にボス部を設け、これらボス部に、上端部お
    よび下端部を螺着して補強板を部組し、上記フロントグ
    リルの開口窓に配設されたグリルネット部の網目または
    穴からネジを挿入して上記補強板の上部側および下部側
    に設けられた取付穴を介してボディのフロント部に装着
    されたフロントパネルメンバに螺着して、フロントグリ
    ルをフロントパネルメンバに装着したことを特徴とする
    自動車のフロントグリル取付構造。
  2. 【請求項2】上記グリルネット部をフロントグリルに一
    体化またはフロントグリルと補強板との間に取り付けた
    ことを特徴とする請求項(1)に記載の自動車のフロン
    トグリル取付構造。
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JPS6099154U (ja) * 1983-12-13 1985-07-06 株式会社クボタ トラクタの前面グリル

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